JP2009232307A - ネットワークシステム - Google Patents

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智昭 横山
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Abstract

【課題】建物内での人の移動に合わせてネットワーク機器の電源のオン又はオフを適切に制御することにより、消費エネルギーの節減に寄与し得るネットワークシステムを得る。
【解決手段】ネットワークシステムは、電力線4に接続されたホームゲートウェイ5と、電力線4を介してホームゲートウェイ5に接続され、複数の部屋RA〜RDの各部屋内にそれぞれ設置されたネットワーク機器3と、ホームゲートウェイ5に接続され、複数の部屋RA〜RDの各部屋内にそれぞれ設置された無線アクセスポイント2A〜2Dと、無線アクセスポイント2A〜2Dとの間で無線通信が可能な電話機61〜63とを備える。無線アクセスポイント2A〜2Dにおける電話機61〜63の帰属及び離脱に関する情報が、無線アクセスポイント2A〜2Dからホームゲートウェイ5に送信され、ホームゲートウェイ5は、受信した情報に基づいてネットワーク機器3を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークシステムに関し、特に、家電等のネットワーク機器を用いて構築されたネットワークシステムに関する。
近年、PLC(Power Line Communication)等の通信ネットワーク技術を用いたネットワークシステムが普及しつつある。例えば下記特許文献1には、店舗やオフィス等の室内を複数台の蛍光灯を用いて照明する室内照明システムにおいて、コントローラと蛍光灯とを電力線及びPLCモデムを介して接続し、予め規定された調光プログラムに基づいて、コントローラが蛍光灯の点灯及び消灯を自動的に制御する技術が開示されている。
また、無線LAN(Local Area Network)を用いた通信技術も進展しつつあり、例えば下記特許文献2には、移動局が一の基地局の通信可能エリアから他の基地局の通信可能エリアへと移動する際のハンドオーバに関する技術が開示されている。具体的には、移動局が基地局との間の通信品質を測定し、ハンドオーバの実行基準となる電波強度のしきい値を、その通信品質に応じて変更する技術が開示されている。
特開2007−109421号公報 特開2007−251652号公報
上記特許文献1に開示された技術をホームネットワークシステムに適用することにより、住宅の各部屋に設置された蛍光灯の点灯及び消灯をコントローラによって制御する、というシステムを構築できる。しかし、仮にその住宅の居住者の最も可能性の高い行動パターンを調光プログラムとして予め規定した場合であっても、住宅内での居住者の行動パターンは一定ではないため、人が長時間不在の部屋内で蛍光灯が点灯されたまま放置されるという事態が発生し得る。また、蛍光灯が消灯している部屋内に人が入室した場合に、自動的に蛍光灯が点灯されれば、手動によるスイッチの操作が不要となるため利便性が高い。
本発明はかかる事情に鑑みて成されたものであり、建物内での人の移動に合わせてネットワーク機器の電源のオン又はオフを適切に制御し得るネットワークシステムを得ることを目的とする。
本発明に係るネットワークシステムは、複数の部屋を有する建物内に構築されたネットワークシステムであって、ネットワークに接続された制御装置と、前記ネットワークを介して前記制御装置に接続され、前記複数の部屋の各部屋内にそれぞれ設置されたネットワーク機器と、前記制御装置に接続され、前記複数の部屋の各部屋内にそれぞれ設置された無線アクセスポイントと、前記無線アクセスポイントとの間で無線通信が可能な携帯端末とを備え、前記無線アクセスポイントにおける前記携帯端末の帰属又は離脱に関する情報が、前記無線アクセスポイントから前記制御装置に送信され、前記制御装置は、受信した前記情報に基づいて前記ネットワーク機器を制御する。
無線アクセスポイントが、複数の部屋の各部屋内にそれぞれ設置されている。従って、無線アクセスポイントと通信可能な携帯端末を建物内の人に持たせることにより、建物内での人の移動を検出することができる。そのため、ある部屋内に設置されているネットワーク機器の電源がオン状態のままその部屋から人が退室した場合に、制御装置がそのネットワーク機器の電源をオフすることができる。また、ネットワーク機器の電源がオフ状態である部屋内に人が入室した場合に、制御装置がそのネットワーク機器の電源をオンすることができる。しかも、無線アクセスポイントにおける携帯端末の帰属又は離脱に関する情報が、無線アクセスポイントから制御装置に送信される。従って、制御装置は、複数の無線アクセスポイントから受信した帰属情報又は離脱情報を照合することにより、建物内での人の移動を正確に検出することが可能となる。
望ましくは、前記制御装置は、情報テーブルが記憶された記憶部を有しており、前記情報テーブルには、前記携帯端末が前記無線アクセスポイントに帰属した時に前記制御装置が実行する前記ネットワーク機器の制御内容、又は、前記携帯端末が前記無線アクセスポイントから離脱した時に前記制御装置が実行する前記ネットワーク機器の制御内容を、任意に設定可能である。
この場合、制御装置は、情報テーブルを参照することにより、帰属時又は離脱時におけるネットワーク機器の制御を、簡易かつ確実に実行することができる。また、情報テーブルの内容は任意に設定可能であるため、帰属時又は離脱時に実行すべきネットワーク機器の制御内容を、各人の好みに合わせて自由に設定することができる。
望ましくは、前記携帯端末は複数であり、前記制御装置は、一の携帯端末がある無線アクセスポイントに帰属している状況において、他の携帯端末が当該無線アクセスポイントに帰属した場合には、当該無線アクセスポイントに対応して現在設定されている前記ネットワーク機器の制御内容を維持する。
この場合、すでに誰かが在室している部屋内に別の人が入室してきた場合に、その部屋内に設置されているネットワーク機器の電源のオン又はオフの状態が、後から入室してきた人の設定に合わせて変更されてしまうという事態を回避できる。
望ましくは、前記携帯端末は複数であり、前記制御装置は、複数の携帯端末が一の無線アクセスポイントに帰属している状況において、前記複数の携帯端末のうちの一部が当該無線アクセスポイントから離脱した場合には、当該無線アクセスポイントに対応して現在設定されている前記ネットワーク機器の制御内容を維持する。
この場合、複数人が在室している部屋から一部の人が退室した場合に、退室した人の設定に合わせて、その部屋内に設置されているネットワーク機器の電源がオフされてしまうという事態を回避できる。
望ましくは、前記携帯端末は複数であり、複数の携帯端末内における各携帯端末の優先度を、前記制御装置内に設定可能であり、前記制御装置は、第1の携帯端末がある無線アクセスポイントに帰属している状況において、第2の携帯端末が当該無線アクセスポイントに帰属した場合には、前記第1の携帯端末の優先度と前記第2の携帯端末の優先度とを比較し、前記第1の携帯端末の優先度が前記第2の携帯端末の優先度よりも高い場合は、当該無線アクセスポイントに対応して現在設定されている前記ネットワーク機器の制御内容を維持し、前記第2の携帯端末の優先度が前記第1の携帯端末の優先度よりも高い場合は、前記第2の携帯端末が当該無線アクセスポイントに帰属した時に実行すべき前記ネットワーク機器の制御内容を実行する。
この場合、すでに誰かが在室している部屋内に、在室者よりも優先度の高い人が入室してきた場合には、その部屋内に設置されているネットワーク機器の電源のオン又はオフの状態を、優先度の高い人の設定に合わせて変更することができる。一方、すでに誰かが在室している部屋内に、在室者よりも優先度の低い人が入室してきた場合には、その部屋内に設置されているネットワーク機器の電源のオン又はオフの状態が、優先度の低い人の設定に合わせて変更されてしまうという事態を回避できる。
本発明に係るネットワークシステムによれば、建物内での人の移動に合わせてネットワーク機器の電源のオン又はオフを適切に制御し得るネットワークシステムを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの全体構成を模式的に示す図である。本実施の形態に係るネットワークシステムは、複数の部屋を有する建物内に構築されている。図1に示した例では、ネットワークシステムは、4つの部屋RA〜RDを有する住宅1内に構築されている。例えば、部屋RAはリビングルームであり、部屋RBはダイニングルームであり、部屋RCは寝室であり、部屋RDは子供部屋である。
部屋RA内には、ネットワーク機器として、電灯3A1、エアコン3A2、及びテレビ3A3が設置されている。また、部屋RA内には、制御装置として、ホームゲートウェイ5が設置されている。
本実施の形態に係るネットワークシステムはPLCネットワーク技術を用いて構築されており、住宅1内に敷設されている電力線4が、通信ネットワークとしての機能を兼用する。電灯3A1、エアコン3A2、及びテレビ3A3は、電力線4及び図示しないPLCモデムを介して、ホームゲートウェイ5に接続されている。
部屋RAと同様に、ネットワーク機器として、部屋RB内には電灯3B1、エアコン3B2、及びテレビ3B3が、部屋RC内には、電灯3C1、エアコン3C2、及びテレビ3C3が、部屋RD内には電灯3D1及びエアコン3D2が、それぞれ設置されている。以下、本明細書において複数のネットワーク機器を総称する場合には、「ネットワーク機器3」と称する。部屋RB〜RD内に設置されたネットワーク機器3は、電力線4及び図示しないPLCモデムを介して、ホームゲートウェイ5に接続されている。
また、本実施の形態に係るネットワークシステムは、IP(Internet Protcol)電話システムを含んで構成されている。本実施の形態に係るネットワークシステムにおいては、複数の部屋の各部屋に、IP電話システム用の無線アクセスポイントがそれぞれ設置されている。図1に示した例では、部屋RA,RB,RC,RDには、無線アクセスポイント2A,2B,2C,2Dがそれぞれ設置されている。以下、本明細書において複数の無線アクセスポイントを総称する場合には、「無線アクセスポイント2」と称する。ネットワーク機器3と同様に、無線アクセスポイント2は、電力線4及び図示しないPLCモデムを介して、ホームゲートウェイ5に接続されている。なお、部屋RAに関して、無線アクセスポイントとしての機能をホームゲートウェイ5が備えることにより、無線アクセスポイント2Aとホームゲートウェイ5とを一体の装置として構成しても良い。また、無線アクセスポイント2及びネットワーク機器3は、PLCネットワークに限らず、無線LAN又は有線LAN等の任意の通信ネットワークを介してホームゲートウェイ5に接続されても良い。
本実施の形態に係るネットワークシステムは、携帯端末として、無線アクセスポイント2A〜2Dとの間で無線通信が可能な電話機61〜63を備えている。以下、本明細書において複数の電話機を総称する場合には、「電話機6」と称する。但し、携帯端末は、電話機6に限らず、自身の存在を無線アクセスポイント2に知らせるための送信機能を有する機器であれば、ビーコンやRFIDタグ等、どのようなものであっても良い。
本実施の形態に係るネットワークシステムでは、住宅1の居住者には電話機6が各自一台ずつ割り当てられており、例えば、電話機61は父親用、電話機62は母親用、電話機63は子供用の電話機である。電話機6は、自身が存在している部屋と同一の部屋内に設置されている無線アクセスポイント2との間で、無線通信が可能である。例えば、父親がリビングルーム(部屋RA)に在室している場合には、父親が有する電話機61は、無線アクセスポイント2Aとの間で無線通信が可能である。また、父親が電話機61を持ってリビングルームから寝室(部屋RC)に移動した場合には、電話機61は、無線アクセスポイント2Cとの間で無線通信が可能である。
図2は、本実施の形態に係るネットワークシステムの全体構成を示すブロック図である。電話機6は、人の移動に伴って、部屋RA〜RD間を自由に移動可能である。電話機6が部屋を移動すると、電話機6の帰属及び離脱に関する情報が、信号SWとして、移動に関連する無線アクセスポイント2からホームゲートウェイ5に送信される。そして、ホームゲートウェイ5は、受信した信号SWに基づいて、ネットワーク機器3を制御するための制御信号SXを、移動に関連するネットワーク機器3に向けて送信する。ホームゲートウェイ5における処理内容の詳細については後述する。
図3,4は、無線アクセスポイント2からホームゲートウェイ5への信号SWの送信を説明するためのブロック図である。図3,4では、図2に示した信号SWを、無線アクセスポイント2A,2B,2C,2Dに対応して、それぞれ信号SWA,SWB,SWC,SWDと表記している。
電話機61,62,63は、それぞれプローブ要求信号SU1,SU2,SU3を、定期的に発信している。以下、本明細書において複数のプローブ要求信号を総称する場合には、「プローブ要求信号SU」と称する。プローブ要求信号SUは、電話機6が存在している部屋と同一の部屋内に設置されている無線アクセスポイント2によって受信される。図3を参照して、電話機61,62,63は、それぞれ部屋RA,RB,RD内に存在している。従って、電話機61,62,63からそれぞれ発信されたプローブ要求信号SU1,SU2,SU3は、部屋RA,RB,RD内に設置されている無線アクセスポイント2A,2B,2Dによってそれぞれ受信される。無線アクセスポイント2は、電話機6からプローブ要求信号SUを受信することにより、自身の通信可能エリア内にその電話機6が現在帰属していると判断することができる。
無線アクセスポイント2は、プローブ要求信号SUを送信してきた電話機6に対して、プローブ応答信号を返信する。図3を参照して、無線アクセスポイント2A,2B,2Dは、それぞれ電話機61,62,63に対して、プローブ応答信号SVA,SVB,SVDを返信する。
また、無線アクセスポイント2は、自身の通信可能エリア内に現在帰属している電話機6に関する情報、換言すれば、自身と同一の部屋内に現在存在している電話機6に関する情報を、信号SWとしてホームゲートウェイ5に定期的に送信する。これにより、ホームゲートウェイ5は、現在どの電話機6がどの無線アクセスポイント2に帰属しているのかを判断することができる。図3に示した例では、例えば、無線アクセスポイント2Aから送信された信号SWAには、電話機61を特定するための情報(MACアドレス等)が含まれており、無線アクセスポイント2Dから送信された信号SWDには、電話機63を特定するための情報が含まれている。
図4には、図3に示した状況を基準として、電話機63が部屋RDから部屋RAに移動した状況を示している。この場合、電話機63は、無線アクセスポイント2Aとの間で、プローブ要求信号SU3及びプローブ応答信号SVAの送受信を実行する。図4に示した例では、例えば、無線アクセスポイント2Aから送信された信号SWAには、電話機61,63を特定するための情報が含まれており、無線アクセスポイント2Dから送信された信号SWDには、電話機6を特定するための情報は含まれていない。
ホームゲートウェイ5は、電話機63に関する情報が、信号SWDから消去されて信号SWAに追加されたことを受けて、電話機63が部屋RDから部屋RAに移動したことを検出することができる。
図5は、ホームゲートウェイ5の構成を示すブロック図である。図5に示すように、ホームゲートウェイ5は、PLCモデム100、パケット送受信部101、帰属状況判定部102、変更判定部103、制御内容決定部104、設定部105、データ入力部106、及び記憶部107を備えて構成されている。なお、図5では、ホームゲートウェイが通常有するプロトコル変換機能やルーティング機能等の記載は省略している。記憶部107は、例えば、記憶データを書き換え可能な不揮発性の半導体メモリであり、記憶部107には、ルールデータ108、優先度データ109、情報テーブル110、及び帰属データ111が記憶されている。
無線アクセスポイント2から送信されてきた信号SW(図3,4に示す信号SWA〜SWD)は、PLCモデム100及びパケット送受信部101を介して、帰属状況判定部102に入力される。帰属状況判定部102は、上記の通り、どの信号SWにどの電話機6に関する情報が含まれているかによって、各無線アクセスポイント2における電話機6の現在の帰属状況を判定する。そして、帰属状況判定部102は、その判定の結果に基づいて、無線アクセスポイント2と電話機6との現在の帰属関係を示した帰属データ111を作成する。帰属データ111は、帰属状況判定部102から記憶部107に入力され、記憶部107によって記憶される。帰属状況判定部102によって最新の帰属データ111が作成された場合には、記憶部107に記憶されている直前の帰属データ111は、最新の帰属データ111によって書き換えられる。
変更判定部103には、帰属状況判定部102から最新の帰属データ111が入力されるとともに、記憶部107から直前の帰属データ111が入力される。変更判定部103は、入力された両データを比較する。そして、両データに相違点がある場合、つまり、無線アクセスポイント2と電話機6との帰属関係に変更があった場合は、帰属関係に変更が生じた旨及びその変更内容に関する情報を、信号SEとして、制御内容決定部104に入力する。一方、両データに相違点がない場合、つまり、帰属関係に変更がない場合は、変更判定部103は制御内容決定部104に信号SEを入力しない。
図6は、ホームゲートウェイ5の構成の変形例を示すブロック図である。図5に示した構成から、変更判定部103が省略されている。図5に示した例では、帰属関係の変更の有無に拘わらず、信号SWが定期的に無線アクセスポイント2からホームゲートウェイ5に送信された。そして、帰属関係に変更が生じているか否かは、ホームゲートウェイ5内の変更判定部103によって判定された。これに対して、図6に示した例では、帰属関係に変更が生じているか否かは、無線アクセスポイント2によって判定される。そして、定期的にではなく、帰属関係に変更が生じた場合のみ、無線アクセスポイント2からホームゲートウェイ5に信号SWが送信される。従って、帰属関係の変更の有無をホームゲートウェイ5内で判定する必要がないため、図5に示した変更判定部103を省略することができる。帰属関係に変更が生じた旨及びその変更内容に関する情報は、信号SEとして、帰属状況判定部102から制御内容決定部104に入力される。
図5又は図6を参照して、制御内容決定部104は、信号SEが入力されると、記憶部107に記憶されている情報テーブル110を参照して、ネットワーク機器3の制御内容を決定する。
図7は、情報テーブル110の一例を示す図である。情報テーブル110には、離脱時及び帰属時の各制御内容が、電話機6と無線アクセスポイント2との組合せごとに記述されている。ここで、離脱時の制御内容とは、電話機6が無線アクセスポイント2から離脱した時にホームゲートウェイ5が実行するネットワーク機器3の制御内容を意味する。また、帰属時の制御内容とは、電話機6が無線アクセスポイント2に帰属した時にホームゲートウェイ5が実行するネットワーク機器3の制御内容を意味する。
図7に示した情報テーブル110には、例えば、電話機61が無線アクセスポイント2Aに帰属した時の制御内容として、電灯(電灯3A1)の電源をオンし、エアコン(エアコン3A2)の電源をオンし、テレビ(テレビ3A3)の電源は現在の状態を維持することが記述されている。また、電話機63が無線アクセスポイント2Dから離脱した時の制御内容として、電灯(電灯3D1)の電源は現在の状態を維持し、エアコン(エアコン3D2)の電源はオフすることが記述されている。なお、部屋RD内にはテレビが設置されていないため、無線アクセスポイント2Dに関しては、テレビについての制御内容は設定されていない。
ユーザ(この例の場合は住宅1の居住者)は、自らの行動パターンや好みに応じて、情報テーブル110の内容を任意に設定することができる。具体的には、図5又は図6を参照して、ユーザは、タッチパネル又はキーボード等のデータ入力部106を用いて、所望の制御内容をホームゲートウェイ5に入力する。設定部105は、記憶部107にアクセスし、データ入力部106から入力された制御内容を、情報テーブル110内に設定する。
また、ユーザは、過去に設定した情報テーブル110の内容を変更することもできる。上記と同様に、ユーザは、データ入力部106を用いて、変更後の制御内容をホームゲートウェイ5に入力し、設定部105は、記憶部107にアクセスし、データ入力部106から入力された変更後の制御内容によって、情報テーブル110を上書きする。
図5又は図6を参照して、制御内容決定部104は、情報テーブル110に基づいてネットワーク機器3の制御内容を決定すると、関係するネットワーク機器3に対する制御信号SXを出力する。制御信号SXは、パケット送受信部101及びPLCモデム100を介して、ホームゲートウェイ5から、関係するネットワーク機器3に向けて送信される。そして、制御信号SXを受信したネットワーク機器3は、自身の電源のオン又はオフの状態を制御信号SXの内容に基づいて設定する。
ところで、図1に示したように、住宅1内には複数の電話機61〜63が存在している。以下では、複数の電話機6が存在していることを前提とした場合のネットワーク機器3の適切な制御方法について、詳細に説明する。
図8は、図5,6に示したルールデータ108の内容を示す図である。ルールデータ108には、帰属時の制御内容として、帰属時ルール1と帰属時ルール2とが記述されている。ユーザは、データ入力部106を用いて、帰属時ルール1及び帰属時ルール2の一方を選択することができる。
帰属時ルール1は、先着者を優先するルールである。帰属時ルール1が選択されている場合には、一の電話機6がある無線アクセスポイント2に帰属している状況において、他の電話機6がその無線アクセスポイント2に帰属した時には、その無線アクセスポイント2に対応して現在設定されているネットワーク機器3の制御内容が維持される。帰属時ルール1に基づく制御内容の詳細については、後述する。
一方、帰属時ルール2は、優先度の高い者を優先するルールである。帰属時ルール2が選択されている場合には、一の電話機6がある無線アクセスポイント2に帰属している状況において、他の電話機6がその無線アクセスポイント2に帰属した時には、以下の制御が実行される。つまり、一の電話機6の優先度が他の電話機6の優先度よりも高い場合には、その無線アクセスポイント2に対応して現在設定されているネットワーク機器3の制御内容が維持される。反対に、他の電話機6の優先度が一の電話機6の優先度よりも高い場合には、他の電話機6がその無線アクセスポイント2に帰属した時の帰属時制御が実行される。帰属時ルール2に基づく制御内容の詳細については、後述する。
ここで、帰属時ルール2を実行するために、電話機6の優先度が予め設定されて、優先度データ109(図5,6参照)として記憶部107内に記憶されている。ユーザは、データ入力部106を用いて、電話機6の優先度を入力することができる。
図9は、優先度データ109の内容を示す図である。優先度データ109において、電話機6の優先度は、各部屋の主な在室者が誰であるか、又は家族間の力関係等に応じて、無線アクセスポイント2ごとに個別に設定することが可能である。例えば無線アクセスポイント2Aに関しては、電話機61の優先度が「1」、電話機62の優先度が「2」、電話機63の優先度が「3」に、それぞれ設定されている。一方、無線アクセスポイント2Bに関しては、電話機61の優先度が「2」、電話機62の優先度が「1」、電話機63の優先度が「3」に、それぞれ設定されている。また、優先度データ109においては、優先度を設定しないという選択も可能である。例えば無線アクセスポイント2Cに関しては、優先度は設定されていない。この場合は、無線アクセスポイント2Cに関しては帰属時ルール1が自動的に選択される。
また、図8を参照して、ルールデータ108には、離脱時ルールが記述されている。離脱時ルールにおいては、複数の電話機6がある無線アクセスポイント2に帰属している状況において、これら複数の電話機6のうちの一部がその無線アクセスポイント2から離脱した場合には、その無線アクセスポイント2に対応して現在設定されているネットワーク機器3の制御内容が維持される。離脱時ルールに基づく制御内容の詳細については、後述する。
図10は、帰属時ルール1が選択されている場合における制御内容決定部104(図5,6参照)の処理内容を示すフローチャートである。
まずステップST01において、上記の通り、帰属関係に変更が生じた旨及びその変更内容に関する情報が、信号SEとして制御内容決定部104に入力される。そして、その変更内容が、ある無線アクセスポイント2にある電話機6が新たに帰属したことを示す内容である場合には、制御内容決定部104が帰属情報を取得したものとして、帰属時ルール1に基づく処理の実行が開始される。
次にステップST02において、制御内容決定部104は、記憶部107に記憶されている帰属データ111の内容を参照する。
次にステップST03において、制御内容決定部104は、その無線アクセスポイント2に新たに帰属した電話機6の帰属順位が、その無線アクセスポイント2内において1位であるか否かを、帰属データ111に基づいて判定する。例えば図3,4を参照して、電話機61がすでに帰属している無線アクセスポイント2Aに、電話機63が新たに帰属した場合には、無線アクセスポイント2A内における電話機63の帰属順位は2位となるため、ステップST03における判定の結果は「NO」となる。一方、図3に示した状況において、電話機63が部屋RDから部屋RCに移動した場合には、無線アクセスポイント2C内における電話機63の帰属順位は1位となるため、ステップST03における判定の結果は「YES」となる。
ステップST03における判定の結果が「NO」である場合は、処理が終了される。その結果、その無線アクセスポイント2に対応して現在設定されているネットワーク機器3の制御内容が維持される。
一方、ステップST03における判定の結果が「YES」である場合は、次にステップST04において、制御内容決定部104は、記憶部107に記憶されている情報テーブル110の内容を参照する。
次にステップST05において、制御内容決定部104は、その無線アクセスポイント2に関連するネットワーク機器3の制御内容を、情報テーブル110に基づいて決定する。
図11は、帰属時ルール2が選択されている場合における制御内容決定部104の処理内容を示すフローチャートである。
まずステップST11において、上記と同様に制御内容決定部104が帰属情報を取得すると、帰属時ルール2に基づく処理の実行が開始される。
次にステップST12において、制御内容決定部104は、記憶部107に記憶されている帰属データ111及び優先度データ109の内容を参照する。
次にステップST13において、制御内容決定部104は、その無線アクセスポイント2に新たに帰属した電話機6の優先度が、その無線アクセスポイント2内に現在帰属している全ての電話機6の中で最も高いか否かを、帰属データ111及び優先度データ109に基づいて判定する。例えば図3,4を参照して、電話機61がすでに帰属している無線アクセスポイント2Aに、電話機63が新たに帰属した場合を考える。図9を参照して、無線アクセスポイント2Aに関しては、電話機61の優先度は「1」に、電話機63の優先度は「3」に、それぞれ設定されている。従って、電話機63の優先度は、無線アクセスポイント2A内に現在帰属している全ての電話機61,63の中で最も高いものではないため、ステップST13における判定の結果は「NO」となる。一方、図3に示した状況において、電話機63が部屋RDから部屋RCに移動した場合には、電話機63の優先度は、無線アクセスポイント2C内に現在帰属している全ての電話機63の中で最も高いものとなるため、ステップST13における判定の結果は「YES」となる。
ステップST13における判定の結果が「NO」である場合は、処理が終了される。その結果、その無線アクセスポイント2に対応して現在設定されているネットワーク機器3の制御内容が維持される。
一方、ステップST13における判定の結果が「YES」である場合は、次にステップST14において、制御内容決定部104は、記憶部107に記憶されている情報テーブル110の内容を参照する。
次にステップST15において、制御内容決定部104は、その無線アクセスポイント2に関連するネットワーク機器3の制御内容を、情報テーブル110に基づいて決定する。
図12は、離脱時ルールに基づく制御内容決定部104の処理内容を示すフローチャートである。
まずステップST21において、上記の通り、帰属関係に変更が生じた旨及びその変更内容に関する情報が、信号SEとして制御内容決定部104に入力される。そして、その変更内容が、ある無線アクセスポイント2からある電話機6が新たに離脱したことを示す内容である場合には、制御内容決定部104が離脱情報を取得したものとして、離脱時ルールに基づく処理の実行が開始される。
次にステップST22において、制御内容決定部104は、記憶部107に記憶されている帰属データ111の内容を参照する。
次にステップST23において、制御内容決定部104は、その電話機6が離脱した後にその無線アクセスポイント2に帰属している電話機6の台数がゼロであるか否かを、帰属データ111に基づいて判定する。例えば図4に示した状況において、電話機61,63が帰属している無線アクセスポイント2Aから電話機63が新たに離脱した場合には、電話機63の離脱後に無線アクセスポイント2Aに帰属している電話機の台数は「1」(電話機61)であるため、ステップST23における判定の結果は「NO」となる。一方、図4に示した状況において、電話機62が無線アクセスポイント2Bから離脱した場合には、電話機62の離脱後に無線アクセスポイント2Bに帰属している電話機の台数はゼロとなるため、ステップST23における判定の結果は「YES」となる。
ステップST23における判定の結果が「NO」である場合は、処理が終了される。その結果、その無線アクセスポイント2に対応して現在設定されているネットワーク機器3の制御内容が維持される。
一方、ステップST23における判定の結果が「YES」である場合は、次にステップST24において、制御内容決定部104は、記憶部107に記憶されている情報テーブル110の内容を参照する。
次にステップST25において、制御内容決定部104は、その無線アクセスポイント2に関連するネットワーク機器3の制御内容を、情報テーブル110に基づいて決定する。
このように本実施の形態に係るネットワークシステムによれば、図1に示したように、無線アクセスポイント2が、複数の部屋RA〜RDの各部屋内にそれぞれ設置されている。従って、無線アクセスポイント2と通信可能な電話機6を住宅1の居住者各自に持たせることにより、住宅1内での居住者各自の移動を検出することができる。そのため、ある部屋内に設置されているネットワーク機器3の電源がオン状態のままその部屋から人が退室した場合に、ホームゲートウェイ5がそのネットワーク機器3の電源をオフすることができる。また、ネットワーク機器3の電源がオフ状態である部屋内に人が入室した場合に、ホームゲートウェイ5がそのネットワーク機器3の電源をオンすることができる。
しかも、図2に示したように、電話機6が部屋を移動すると、電話機6の帰属及び離脱に関する情報が、信号SWとして、移動に関連する無線アクセスポイント2からホームゲートウェイ5に送信される。従って、ホームゲートウェイ5は、移動元及び移動先の各無線アクセスポイント2から受信した信号SWを照合することにより、住宅1内での人の移動を正確に検出することが可能となる。その結果、建物内での人の移動に合わせてネットワーク機器3の電源のオン又はオフを適切に制御し得るネットワークシステムを得ることができる。
また、本実施の形態に係るネットワークシステムによれば、図5,6に示したように、情報テーブル110が記憶部107に予め記憶されている。従って、ホームゲートウェイ5は、情報テーブル110を参照することにより、ネットワーク機器3の帰属時制御及び離脱時制御を、簡易かつ確実に実行することができる。また、上記の通り情報テーブル110の内容は任意に設定可能であるため、帰属時及び離脱時に実行すべきネットワーク機器3の制御内容を、各人の好みに合わせて自由に設定することができる。
また、本実施の形態に係るネットワークシステムによれば、上記の通り情報テーブル110の内容は変更可能であるため、過去に設定されたネットワーク機器3の制御内容を、その後、各人の好みの変化に合わせて自由に設定し直すことができる。
また、本実施の形態に係るネットワークシステムによれば、図8に示した帰属時ルール1を選択することが可能である。帰属時ルール1が選択されている場合、一の電話機6がある無線アクセスポイント2に帰属している状況において、他の電話機6がその無線アクセスポイント2に帰属した時には、その無線アクセスポイント2に対応して現在設定されているネットワーク機器3の制御内容が維持される。従って、すでに誰かが在室している部屋内に別の人が入室してきた場合に、その部屋内に設置されているネットワーク機器3の電源のオン又はオフの状態が、後から入室してきた人の設定に合わせて変更されてしまうという事態を回避できる。
また、本実施の形態に係るネットワークシステムによれば、図8に示した帰属時ルール2を選択することが可能である。帰属時ルール2が選択されている場合、一の電話機6がある無線アクセスポイント2に帰属している状況において、他の電話機6がその無線アクセスポイント2に帰属した時には、以下の制御が実行される。つまり、一の電話機6の優先度が他の電話機6の優先度よりも高い場合には、その無線アクセスポイント2に対応して現在設定されているネットワーク機器3の制御内容が維持される。反対に、他の電話機6の優先度が一の電話機6の優先度よりも高い場合には、他の電話機6がその無線アクセスポイント2に帰属した時の帰属時制御が実行される。従って、すでに誰かが在室している部屋内に、在室者よりも優先度の高い人が入室してきた場合には、その部屋内に設置されているネットワーク機器3の電源のオン又はオフの状態を、優先度の高い人の設定に合わせて変更することができる。一方、すでに誰かが在室している部屋内に、在室者よりも優先度の低い人が入室してきた場合には、その部屋内に設置されているネットワーク機器3の電源のオン又はオフの状態が、優先度の低い人の設定に合わせて変更されてしまうという事態を回避できる。
また、本実施の形態に係るネットワークシステムによれば、図9に示したように、各部屋ごとに電話機6の優先度を個別に設定できるため、各部屋ごとに、主な在室者に対して高い優先度を設定することが可能となる。
また、本実施の形態に係るネットワークシステムによれば、図8に示した離脱時ルールが規定されており、複数の電話機6がある無線アクセスポイント2に帰属している状況において、これら複数の電話機6のうちの一部がその無線アクセスポイント2から離脱した場合には、その無線アクセスポイント2に対応して現在設定されているネットワーク機器3の制御内容が維持される。従って、複数人が在室している部屋から一部の人が退室した場合に、退室した人の設定に合わせて、その部屋内に設置されているネットワーク機器3の電源がオフされてしまうという事態を回避できる。
図13は、本実施の形態に係るネットワークシステムの変形例を示す図である。以上の説明では、住宅1内に構築されたホームネットワークシステムに本発明が適用された例について述べた。本発明は、これに限らず、ホテル又は社員寮等の施設内に構築されたネットワークシステムにも適用可能である。
図13を参照して、ホテル50の1階にはフロントR1及びレストランR2が位置しており、ホテル50の2階以上には複数の客室R3が位置している。フロントR1内、レストランR2内、及び各客室R3内には、無線アクセスポイント2及びネットワーク機器3がそれぞれ設置されている。フロントR1内には、図1に示したホームゲートウェイ5に相当する制御装置51が設置されている。ホテル50内に敷設されている電力線4は通信ネットワークとしての機能を兼用しており、ネットワーク機器3は、電力線4及び図示しないPLCモデムを介して、制御装置51に接続されている。
本システムにおいては、例えば、フロントR1において各宿泊客に渡されるカードキー(カード型のルームキー)に、無線アクセスポイント2との通信機能を搭載する。つまり、カードキーが、電話機6の代わりに携帯端末として機能する。カードキーは宿泊客によって常に持ち歩かれるため、各無線アクセスポイント2におけるカードキーの帰属及び離脱に関する情報を、各無線アクセスポイント2から制御装置5に送信することにより、ホテル50内における宿泊客の移動を検出することができる。
そして、制御装置5は、ある宿泊客が客室内のネットワーク機器3(テレビ又は電灯等)の電源をオンしたまま退室したことを検出した場合には、電力線4を介した遠隔制御によって、その客室内のネットワーク機器3の電源をオフする。その結果、上記の実施の形態と同様に、消費エネルギーを節減することが可能となる。
なお、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの全体構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの全体構成を示すブロック図である。 無線アクセスポイントからホームゲートウェイへの信号の送信を説明するためのブロック図である。 無線アクセスポイントからホームゲートウェイへの信号の送信を説明するためのブロック図である。 ホームゲートウェイの構成を示すブロック図である。 ホームゲートウェイの構成の変形例を示すブロック図である。 情報テーブルの一例を示す図である。 ルールデータの内容を示す図である。 優先度データの内容を示す図である。 帰属時ルール1が選択されている場合における制御内容決定部の処理内容を示すフローチャートである。 帰属時ルール2が選択されている場合における制御内容決定部の処理内容を示すフローチャートである。 離脱時ルールに基づく制御内容決定部の処理内容を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの変形例を示す図である。
符号の説明
1 住宅
2,2A〜2D 無線アクセスポイント
3 ネットワーク機器
4 電力線
5 ホームゲートウェイ
61〜63 電話機
108 ルールデータ
109 優先度データ
110 情報テーブル
111 帰属データ

Claims (5)

  1. 複数の部屋を有する建物内に構築されたネットワークシステムであって、
    ネットワークに接続された制御装置と、
    前記ネットワークを介して前記制御装置に接続され、前記複数の部屋の各部屋内にそれぞれ設置されたネットワーク機器と、
    前記制御装置に接続され、前記複数の部屋の各部屋内にそれぞれ設置された無線アクセスポイントと、
    前記無線アクセスポイントとの間で無線通信が可能な携帯端末と
    を備え、
    前記無線アクセスポイントにおける前記携帯端末の帰属又は離脱に関する情報が、前記無線アクセスポイントから前記制御装置に送信され、
    前記制御装置は、受信した前記情報に基づいて前記ネットワーク機器を制御する、ネットワークシステム。
  2. 前記制御装置は、情報テーブルが記憶された記憶部を有しており、
    前記情報テーブルには、前記携帯端末が前記無線アクセスポイントに帰属した時に前記制御装置が実行する前記ネットワーク機器の制御内容、又は、前記携帯端末が前記無線アクセスポイントから離脱した時に前記制御装置が実行する前記ネットワーク機器の制御内容を、任意に設定可能である、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記携帯端末は複数であり、
    前記制御装置は、一の携帯端末がある無線アクセスポイントに帰属している状況において、他の携帯端末が当該無線アクセスポイントに帰属した場合には、当該無線アクセスポイントに対応して現在設定されている前記ネットワーク機器の制御内容を維持する、請求項1又は2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記携帯端末は複数であり、
    前記制御装置は、複数の携帯端末が一の無線アクセスポイントに帰属している状況において、前記複数の携帯端末のうちの一部が当該無線アクセスポイントから離脱した場合には、当該無線アクセスポイントに対応して現在設定されている前記ネットワーク機器の制御内容を維持する、請求項1〜3のいずれか一つに記載のネットワークシステム。
  5. 前記携帯端末は複数であり、
    複数の携帯端末内における各携帯端末の優先度を、前記制御装置内に設定可能であり、
    前記制御装置は、
    第1の携帯端末がある無線アクセスポイントに帰属している状況において、第2の携帯端末が当該無線アクセスポイントに帰属した場合には、前記第1の携帯端末の優先度と前記第2の携帯端末の優先度とを比較し、
    前記第1の携帯端末の優先度が前記第2の携帯端末の優先度よりも高い場合は、当該無線アクセスポイントに対応して現在設定されている前記ネットワーク機器の制御内容を維持し、
    前記第2の携帯端末の優先度が前記第1の携帯端末の優先度よりも高い場合は、前記第2の携帯端末が当該無線アクセスポイントに帰属した時に実行すべき前記ネットワーク機器の制御内容を実行する、請求項1,2,4のいずれか一つに記載のネットワークシステム。
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