JP2009230993A - ターミナルカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】半割体の形状の簡素化を図る。
【解決手段】第1半割体10と第2半割体30を筒状に合体させると、第1半割体10に形成した弾性ロック片13が第2半割体30のロック部41に係止し、両半割体10,30が合体状態にロックされる。第1半割体10には、第2半割体30に係合することにより、第1半割体10と第2半割体30が弾性ロック片13の弾性撓み方向に位置ずれすることを規制可能な規制部17が突出形成されている。規制部17を、弾性ロック片13の形成母体である第1半割体10に形成したので、第2半割体30には規制部17を突出形成せずに済む。
【選択図】図1

Description

本発明は、ターミナルカバーに関するものである。
特許文献1には、ヒンジ部で連結された一対の半割体を筒状に合体させて端子金具を包囲するターミナルカバーが開示されている。このターミナルカバーは、一方の半割体に弾性ロック片を突出形成し、他方の半割体にロック部を形成した形態となっており、両半割体を合体させる過程では、弾性ロック片がロック部と干渉して弾性撓みし、両半割体が正規の合体状態に至ると弾性ロック片が弾性復帰してロック部係止し、この係止作用によって、両半割体が合体状態にロックされるようになっている。
このターミナルカバーでは、両半割体を合体する過程において、弾性ロック片の弾性復元力に起因して双方の半割体が位置ずれすることが懸念され、また、合体状態においては、ヒンジ部の不正な変形によって両半割体が位置ずれし、弾性ロック片がロック部から解離することが懸念される。
そこで、他方の半割体に規制部を突出形成し、合体する過程及び合体された状態では、規制部を一方の半割体に係止させることにより、両半割体の位置ずれを規制するようになっている。
実開平06−054222号公報
上記特許文献1に記載されたターミナルカバーでは、弾性ロック片と規制部が、互いに別々の半割体に突出形成されているため、一対の半割体の双方共に、形状が複雑となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、半割体の形状の簡素化を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、第1半割体と第2半割体とをヒンジ部で連結した形態であり、前記ヒンジ部を変形させて前記第1半割体と前記第2半割体を合体させることで筒状に構成され、前記第1半割体に突出形成されて前記第2半割体への合体方向と交差する方向への弾性撓みを可能とされた弾性ロック片と、前記第2半割体に形成したロック部とを係止させることで合体状態にロックされるようになっているターミナルカバーであって、前記第1半割体には、前記第2半割体に係合することにより、前記第1半割体と前記第2半割体が前記弾性ロック片の弾性撓み方向に位置ずれすることを規制可能な規制部が突出形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記規制部が、前記第2半割体に対し前記弾性ロック片の弾性撓み方向と略平行な方向に挟むように係合する溝を有しているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記規制部が、前記第1半割体から前記弾性ロック片の弾性撓み方向と略平行に板状に突出する壁部を有しているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記壁部が、前記弾性ロック片を両側から挟むように一対設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記第1半割体には、前記第2半割体に対する合体方向とほぼ同じ方向に延出する形態の基板が形成され、前記基板の延出端部からは、前記弾性ロック片が、前記基板の外面に沿って前記基板の延出方向とは逆向きに延出しており、前記第2半割体の外面には、合体状態において前記基板と前記弾性ロック片を収容する枠部が形成され、前記枠部の一部が、前記ロック部となっているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記規制部が、前記基板の側縁部に沿って突出する形態で形成されているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項6に記載のものにおいて、前記規制部が、前記弾性ロック片を挟むように外面側へ突出する形態で一対形成されているところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項6または請求項7に記載のものにおいて、前記枠部の一部が、合体状態において前記規制部と係合可能な係合部となっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
規制部を、弾性ロック片の形成母体である第1半割体に形成したので、第2半割体には規制部を突出形成せずに済む。したがって、規制部を第2半割体に形成したものに比べて、第2半割体の形状を簡素化することができる。
<請求項2の発明>
規制部の溝が、第2半割体に対して弾性ロック片の弾性撓み方向と略平行な方向に挟むように係合するので、弾性ロック片の弾性撓み方向と同じ方向及び弾性撓み方向とは逆方向のいずれの方向においても、両半割体の位置ずれを規制することができる。
<請求項3の発明>
規制部は、第1半割体から弾性ロック片の弾性撓み方向と略平行に板状に突出する壁部を有しているので、弾性ロック片の弾性撓みと略平行な方向の外力に対する剛性が高い。したがって、弾性ロック片の弾性復元力に起因する両半割体の位置ずれを確実に規制できる。
<請求項4の発明>
弾性ロック片に対する異物の干渉を、一対の壁部によって防止できる。
<請求項5の発明>
両半割体を合体した状態では、弾性ロック片が枠部内に収容されるので、弾性ロック片を異物の干渉から保護することが可能である。また、枠部の一部がロック部となっているので、第2半割体における枠部とは別の位置にロック部を形成するものに比べて、第2半割体の形状の簡素化を図ることが可能である。
<請求項6の発明>
基板は、片持ち状に延出するために変形することが懸念されるが、本発明では、基板の側縁に規制部を形成して基板を補強しているので、基板が変形する虞はない。
<請求項7の発明>
一対の規制部が弾性ロック片を両側から挟むので、両半割体が合体せずに弾性ロック片が枠部の外側に位置している状態においても、弾性ロック片を異物の干渉から保護することができる。
<請求項8の発明>
枠部の一部が、規制部と係合する係合部となっているので、第2半割体における枠部以外の位置に係合部を形成するものに比べて、第2半割体の形状の簡素化を図ることが可能である。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図11を参照して説明する。本実施形態のターミナルカバーは、第1半割体10と第2半割体30とをヒンジ部25で連結した合成樹脂製の単一部品であり、ヒンジ部25を変形させながら第1半割体10と第2半割体30とを合体させることで筒状に構成される。ターミナルカバー内には、電線に接続された端子金具(図示せず)が収容されるようになっている。尚、第2半割体30には、第1半割体10とは別の位置において第3半割体26が連なっており、第3半割体26は、第2半割体30に対し第1半割体10との合体領域以外の部分において合体して筒形状を構成するようになっている。
第1半割体10は、第1底壁11と、第1底壁11の両側縁から立ち上がる一対の第1側壁12とから構成され、一方の第1側壁12にはヒンジ部25が連なっている。ヒンジ部25と反対側の第1側壁12には、弾性ロック片13と、一対の規制部17とが一体に形成されている。以下、弾性ロック片13と規制部17の構成を説明する。
第1側壁12の立ち上がり端縁からは、板状をなす基板14が、第1側壁12の立ち上がり方向と同じ方向、即ち第2半割体30に対して第1半割体10が合体するときの基板14の移動方向とほぼ同じ方向へ片持ち状に延出する形態で形成されている。基板14の延出端部には弾性ロック片13が形成されている。弾性ロック片13は、基板14の外面に対して間隔を空けて平行に対向するように、基板14の延出方向とは逆方向へ片持ち状に延出した形態である。弾性ロック片13の外面における長さ方向中央位置には、ロック突起15が形成されている。また、弾性ロック片13の延出端部には、外面側へ突出するとともに幅広となった操作部16が形成されている。かかる弾性ロック片13は、常には、基板14と平行なロック姿勢をとっているが、弾性ロック片13の基端部(基板14の延出端部に連なる部分)を略支点として、基板14に接近するロック解除姿勢へ弾性撓みし得るようになっている。
規制部17は、基板14の延出方向に沿った両側縁に沿うように形成されている。一対の規制部17は、弾性ロック片13の弾性撓み方向と略平行(基板14と略直角)に板状に突出した形態の壁部18を有している。この一対の壁部18は、基板14の延出方向における全領域(延出端から基端)を含み、更には、第1側壁12の外面に亘る範囲で連続した形態となっている。この一対の壁部18を形成したことにより、基板14は、補強されて剛性が高められており、したがって、基板14は、その板面を湾曲させるような変形や、第1側壁12に対して斜めとなるように姿勢の傾きを生じることがない。
また、この一対の壁部18は、基板14の外面側へ突出していて、弾性ロック片13を両側から挟むように位置している。したがって、弾性ロック片13は、この一対の壁部18(規制部17)により異物の干渉から保護されている。尚、弾性ロック片13の延出方向における壁部18の形成領域については、壁部18は、弾性ロック片13のうち操作部16を除いた領域と対応する範囲となっている。
この両規制部17には、壁部18における基板14とは反対側の外縁から突出する爪片19が形成されている。爪片19の形成位置について説明すると、爪片19は、弾性ロック片13の延出方向においてはロック突起15と操作部16との間に位置し、弾性ロック片13の弾性撓み方向においては弾性ロック片13の外面よりも外側に位置している。また、爪片19は、基板14の延出方向とほぼ同じ方向へ突出した形態となっており、この爪片19と壁部18の外側との間には、合体時に第2半割体30の枠部33と対向するように開口する溝20が形成されている。
第2半割体30は、第2底壁31と、第2底壁31の両側縁から立ち上がる一対の第2側壁32とから構成され、一方の第2側壁32にはヒンジ部25が連なっている。ヒンジ部25と反対側の第2側壁32の外面には、枠部33が一体に形成されている。以下、枠部33の構成を説明する。
枠部33は、第2側壁32の外面から略直角に突出する一対の側枠34と、この一対の側枠34の突出端の間に差し渡された形態の梁状をなす連結部35とからなる。この枠部33で囲まれた空間(第2側壁32と一対の側枠34と連結部35とによって囲まれた空間)は、上下方向に貫通する収容空間36となっている。
側枠34は、第2側壁32の基端(下端)から立ち上がり端(上端)に亘って連続した形態であって、側枠34の突出端縁と第2側壁32の外面との間には外面壁37が差し渡さるように形成され、側枠34の上端縁と第2側壁32の上端縁との間には上面壁38が差し渡されるように形成されている。外面壁37と上面壁38とは互いに直角に連なっており、側枠34は、この外面壁37と上面壁38とにより補強されて剛性が高められている。
連結部35は、側枠34の上端部に連なっている。また、一対の側枠34の突出端縁には、その連結部35以外の領域から内側(相手側の側枠34に向かう側)へ突出するリブ39が形成され、この一対のリブ39の間の空間(連結部35よりも下方の空間)は、収容空間36の内部と外部とを連通させる切欠部40となっている。連結部35における両リブ39の間の領域は、ロック突起15と係止可能なロック部41となっている。また、連結部35とリブ39とが直角に連なる部分(連結部35の両端部であり、一対のリブ39の上端部)は、規制部17の爪片19及び溝20と係合する一対の係合部42となっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
第1半割体10と第2半割体30とを合体させた端子金具(図示せず)を組み付ける際には、第2半割体30内に端子金具を収容し、その後、ヒンジ部25を変形させながらヒンジ部25を支点として第1半割体10を第2半割体30に対して被せるようにして組み付ける。組付け(合体)が進むのに伴い、弾性ロック片13と規制部17が、斜め上から枠部33に接近し、基板14の延出端部と弾性ロック片13の基端部が、枠部33の収容空間36内に入り込む。
そして、正規の合体状態の直前なると、ロック突起15がロック部41に当接し、それ以降は、弾性ロック片13がロック部41から離間する方向へ弾性撓みして、ロック突起15がロック部41の内面(収容空間36に臨む面)に摺接する。さらに、図10に示すように、ロック突起15がロック部41の内面に当接した状態が保たれたまま、爪片19の内側のテーパ面19aが係合部42(連結部35)に当接する。これ以降は、テーパ面19aの傾斜により、係合部42(連結部35)が溝20内に誘導されるとともに、弾性ロック片13の弾性撓み量が増してロック解除姿勢をとる。また、爪片19が係合部42に引っ掛かることにより、規制部17と弾性ロック片13は、連結部35から離間して第2側壁32の外面に接近する方向(弾性ロック片13がロック解除姿勢をとるときの変位方向)へ相対移動することを規制される。
そして、第1半割体10が第2半割体30に対して正規の合体状態に組み付けられると、ロック突起15がロック部41を通過するので、図11に示すように、弾性ロック片13がロック姿勢に弾性復帰し、ロック突起15が切欠部40内に進入してロック部41に対して下から係止する。このロック突起15とロック部41との係止作用によって第1半割体10と第2半割体30とが合体状態にロックされる。また、爪片19が係合部42に対して外面側から係止することにより、規制部17と弾性ロック片13は、ロック突起15をロック部41から解離させる方向(ロック突起15とロック部41との係止代が減少する方向)への移動を規制される。したがって、ロック突起15とロック部41との係止機能の信頼性が高く、第1半割体10と第2半割体30とが確実に合体状態に保持される。
また、合体状態では、弾性ロック片13のうち操作部16を除いた大部分が収容空間36(枠部33)内に収容され、弾性ロック片13の側方には、一対の規制部17と一対の側枠34とが二重に配置された状態となる。また、ロック突起15の突出端は、側枠34の突出端縁(枠部33の外面)よりも内側に退避した位置にあるので、ロック突起15は、異物の干渉から保護されている。尚、操作部16は、側枠34の上方に突出しているので、操作部16を押し操作して弾性ロック片13をロック姿勢からロック解除姿勢へ弾性撓みさせる作業に支障を来すことはない。
上述のように本実施形態においては、第1半割体10と第2半割体30が弾性ロック片13の弾性撓み方向に位置ずれすることを規制するための規制部17を、弾性ロック片13の形成母体である第1半割体10に形成したので、第2半割体30には規制部17を突出形成せずに済んでいる。したがって、規制部17を第2半割体30に形成したものに比べて、第2半割体30の形状を簡素化することが可能となっている。
また、規制部17の溝20が、第2半割体30の係合部42に対し弾性ロック片13の弾性撓み方向とほぼ平行な方向に挟むように係合するので、弾性ロック片13の弾性撓み方向とほぼ同じ方向及び弾性撓み方向とは逆方向のいずれの方向においても、第1半割体10と第2半割体30との位置ずれを規制することができる。
また、規制部17は、第1半割体10から弾性ロック片13の弾性撓み方向と略平行に板状に突出する壁部18を有しているので、弾性ロック片13の弾性撓みと略平行な方向の外力に対する剛性が高い。したがって、弾性ロック片13の弾性復元力に起因する両半割体10,30の位置ずれを確実に規制できる。しかも、一対の壁部18が、弾性ロック片13を両側から挟むように一対設けられているので、弾性ロック片13に対する異物の干渉を防止できる。
また、第1半割体10には、第2半割体30に対する合体方向とほぼ同じ方向に延出する形態の基板14が形成され、この基板14の延出端部から、弾性ロック片13が、基板14の外面に沿って基板14の延出方向とは逆向きに延出している。つまり、基板14と弾性ロック片13は、第1半割体10から片持ち状に延出した形態となっており、そのために、異物の干渉によって変形を来すことが懸念される。
その点、本実施形態では、第2半割体30の外面に、第1半割体10と第2半割体30が合体した状態において基板14と弾性ロック片13を収容する枠部33を形成しているので、基板14と弾性ロック片13を異物の干渉から保護することができる。
また、枠部33の一部が、弾性ロック片13の係止対象であるロック部41となっているので、第2半割体30における枠部33とは別の位置にロック部41を形成するものに比べて、第2半割体30の形状の簡素化を図ることが可能である。
同様に、枠部33の一部が、規制部17の係合対象である係合部42となっているので、第2半割体30における枠部33以外の位置に係合部42を形成するものに比べて、第2半割体30の形状の簡素化を図ることが可能である。
また、基板14は、片持ち状に延出するために変形することが懸念されるが、本実施形態では、基板14の側縁に沿って突出するように規制部17を形成して基板14を補強しているので、基板14が変形する虞はない。
しかも、規制部17が、弾性ロック片13を両側から挟むように外面側へ突出する形態で一対形成されているので、両半割体10,30が合体せずに弾性ロック片13が枠部33の外側に位置している状態においても、弾性ロック片13を異物の干渉から保護することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)規制部は、第2半割体に対し、弾性ロック片の弾性撓み方向と同じ方向から当接する形態としてもよく、弾性ロック片の弾性撓み方向とは逆方向から当接する形態としてもよい。
(2)規制部は、第1半割体から細長く爪状に突出する形態等、板状に突出する壁部を有しない形態であってもよい。
(3)壁部は、弾性ロック片の左右いずれか一方の側方のみに形成されていてもよい。
(4)規制部は、弾性ロック片から離れた位置に配置されていてもよい。
(5)弾性ロック片の延出方向は、第2半割体に対する第1半割体の合体方向と同じ方向であってもよい。
(6)規制部を、基板の側縁以外の位置に形成してもよい。この場合、規制部は、枠部以外の位置に係合する形態とすることができる。
(7)基板の側縁に形成した規制部は、弾性ロック片とは反対側の内面側に突出する形態でもよい。
(8)基板は、規制部以外の突出部によって補強してもよい。
(9)一対の規制部同士を連結した形態としてもよい。
実施形態1において第1半割体と第2半割体を合体していない状態をあらわす斜視図 図1において上下反転させた状態をあらわす斜視図 第1半割体と第2半割体を合体していない状態をあらわす平面図 第1半割体と第2半割体を合体していない状態をあらわす正面図 図3における弾性ロック片と規制部とをあらわす部分拡大平面図 図4における弾性ロック片と規制部とをあらわす部分拡大正面図 図6のX−X線断面図 第1半割体と第2半割体とを合体した状態をあらわす背面図 第1半割体と第2半割体とを合体した状態をあらわす底面図 第1半割体と第2半割体を合体させる途中の状態をあらわす一部切欠部分拡大側面図 第1半割体と第2半割体を合体した状態をあらわす一部切欠部分拡大断面図
符号の説明
10…第1半割体
13…弾性ロック片
14…基板
17…規制部
18…壁部
20…溝
25…ヒンジ部
30…第2半割体
33…枠部
41…ロック部
42…係合部

Claims (8)

  1. 第1半割体と第2半割体とをヒンジ部で連結した形態であり、
    前記ヒンジ部を変形させて前記第1半割体と前記第2半割体を合体させることで筒状に構成され、
    前記第1半割体に突出形成されて前記第2半割体への合体方向と交差する方向への弾性撓みを可能とされた弾性ロック片と、前記第2半割体に形成したロック部とを係止させることで合体状態にロックされるようになっているターミナルカバーであって、
    前記第1半割体には、前記第2半割体に係合することにより、前記第1半割体と前記第2半割体が前記弾性ロック片の弾性撓み方向に位置ずれすることを規制可能な規制部が突出形成されていることを特徴とするターミナルカバー。
  2. 前記規制部が、前記第2半割体に対し前記弾性ロック片の弾性撓み方向と略平行な方向に挟むように係合する溝を有していることを特徴とする請求項1記載のターミナルカバー。
  3. 前記規制部が、前記第1半割体から前記弾性ロック片の弾性撓み方向と略平行に板状に突出する壁部を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のターミナルカバー。
  4. 前記壁部が、前記弾性ロック片を両側から挟むように一対設けられていることを特徴とする請求項3記載のターミナルカバー。
  5. 前記第1半割体には、前記第2半割体に対する合体方向とほぼ同じ方向に延出する形態の基板が形成され、
    前記基板の延出端部からは、前記弾性ロック片が、前記基板の外面に沿って前記基板の延出方向とは逆向きに延出しており、
    前記第2半割体の外面には、合体状態において前記基板と前記弾性ロック片を収容する枠部が形成され、
    前記枠部の一部が、前記ロック部となっていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のターミナルカバー。
  6. 前記規制部が、前記基板の側縁部に沿って突出する形態で形成されていることを特徴とする請求項5記載のターミナルカバー。
  7. 前記規制部が、前記弾性ロック片を挟むように外面側へ突出する形態で一対形成されていることを特徴とする請求項6記載のターミナルカバー。
  8. 前記枠部の一部が、合体状態において前記規制部と係合可能な係合部となっていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のターミナルカバー。
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