JP2009230010A - 液晶パネル、表示装置およびプロジェクタ - Google Patents

液晶パネル、表示装置およびプロジェクタ Download PDF

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Abstract

【課題】画素間のクロストークの影響を抑制した液晶パネル、その液晶パネルを使用した表示装置およびその液晶パネルを使用してプロジェクタを提供する。
【解決手段】本発明の液晶パネル1は、液晶15と、液晶15に電界を印加可能な複数の画素電極12と、複数の画素電極12と液晶15を介して対向する共通電極17と、液晶15の画素電極側の界面において液晶15の液晶分子を第1の方向に配向させる配向膜14Aと、液晶の共通電極側の界面において液晶15の液晶分子を第2の方向に配向させる配向膜14Bとを備え、画素電極12における第1の方向と直交する方向側の領域上に透明絶縁体層が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶パネル、表示装置およびプロジェクタに関する。
信号線によるクロストーク現象を防止するため、信号線方向に沿ったスリットを共通電極に形成したアクティブマトリックス型の液晶パネルが従来技術として知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平6−118447号公報
画素サイズの微細化にともない、信号線によるクロストークの他に画素電極によるクロストークの影響を抑制する必要がある。
(1)請求項1の発明の液晶パネルは、液晶と、液晶に電界を印加可能な複数の画素電極と、複数の画素電極と液晶を介して対向する共通電極と、液晶の画素電極側の界面において液晶の液晶分子を第1の方向に配向させる第1のラビング手段と、液晶の共通電極側の界面において液晶の液晶分子を第2の方向に配向させる第2のラビング手段とを備え、画素電極における第1の方向と直交する方向側の領域上に透明絶縁体層が形成されることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の液晶パネルにおいて、画素電極の形状は矩形であり、第1の方向は画素電極の対角線方向であり、画素はデルタ配置されており、透明絶縁体層は、画素電極における第1の方向と直交する方向の角に形成されることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項2に記載の液晶パネルにおいて、透明絶縁体層は、第1の方向と直交する方向の角に隣接する、他の画素電極の領域に、さらに形成されることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液晶パネルにおいて、共通電極は、画素電極との間に発生する電界が該画素電極に隣接する画素電極上の液晶分子の中の共通電極側の液晶分子に対して与える影響を抑制する電界抑制手段を備えることを特徴とする。
(5)請求項5の発明の液晶パネルは、液晶と、デルタ配列される矩形の複数の画素からなる構成であって、液晶に電界を印加可能な複数の矩形の画素電極と、複数の画素電極と液晶を介して対向する共通電極と、液晶の画素電極側の界面において液晶の液晶分子を画素電極の対角線方向に配向させる第1のラビング手段と、液晶の共通電極側の界面において液晶の液晶分子を第2の方向に配向させる第2のラビング手段とを備え、共通電極は、画素電極との間に発生する電界が該画素電極に隣接する画素電極上の液晶分子の中の共通電極側の液晶分子に対して与える影響を抑制する電界抑制手段を備えることを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項4または5に記載の液晶パネルにおいて、電界抑制手段は、画素電極における第1の方向と直交する方向の角に沿って共通電極に形成したスリット状の非導通部であること特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項4または5に記載の液晶パネルにおいて、電界抑制手段は、画素電極における第1の方向と直交する方向の角に沿って共通電極上に形成した透明絶縁体層であること特徴とする。
(8)請求項8の発明の表示装置は、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の液晶パネルを備えることを特徴とする。
(9)請求項9の発明のプロジェクタは、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の液晶パネルを備えることを特徴とする。
本発明によれば、画素電極から発生する電界が、その画素に隣接する画素の液晶分子の配列に対して与える影響を抑制することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
−第1の実施形態−
第1の実施形態における液晶パネルでは、後述する画素電極上に透明絶縁体層を形成することにより隣接する画素の画素電極による影響を抑制することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態による液晶パネル1の構造を説明するための図である。本発明の第1の実施形態による液晶パネル1は反射型の液晶パネルであり、液晶パネル1に入射する入射光を利用して表示素子としての機能を実現する。また、本発明の第1の実施形態による液晶はTN(Twisted Nematic)型の液晶であり、液晶パネル1の面方向を軸として液晶分子が反射により90°ねじれる配列になっている。さらに、本発明の第1の実施形態による液晶パネル1はTFT(Thin Film Transistor)を使用したアクティブ・マトリクス方式の液晶パネルであり、それぞれの画素にTFTによるオン/オフスイッチが形成されている。
液晶パネル1は、TFT素子形成Si基板11、画素電極12、カラーフィルタ13、配向膜14、液晶15、配向膜16、共通電極17およびガラス基板18から構成される。この液晶パネル1は偏光板を有さず、PBS(偏光ビームスプリッタ)ブロック(図17(b)参照)と組み合わせて使用する。ここで、PBSブロックとは直角のプリズムの斜面に偏光分離膜を蒸着し、斜面(偏光面)同士で接着した立方体状の偏光子である。入射した光のうち、所定振動方向の光は偏光面を透過し、他の所定振動方向の光は偏光面を反射する。
TFT素子形成Si基板11は、表面にTFT素子を形成したSi基板である。TFT素子は、各画素電極に対応して形成され、後述する画素電極における電荷(画素信号)の充電を制御するオン/オフスイッチである。電圧が印加された状態でTFT素子がオン状態のとき、画素電極に電流が流れ、画素電極に電荷が充電され、液晶15に電圧が印加される。TFT素子がオフ状態になると、画素電極に充電された電荷は外部へ流れないので、画素電極に充電された電荷は保持され、液晶15の電圧印加は保持される。その後、電圧が印加されない状態でTFT素子がオン状態になると、画素電極から電流が流れ、画素電極に充電された電荷は放電され、液晶15の電圧印加は解除される。
画素電極12は、後述する画素ごとに設けられる、アルミニウム板などの反射性を有する金属電極であり、液晶15に電圧を印加する。画素電極12はTFT素子形成Si基板11上に形成される。複数の画素電極12は縦横に並列配置され、画素電極12に充電される電荷は、上述のTFT素子のオン/オフ状態により1画素電極ずつ順次制御される。
カラーフィルタ13は、赤色光のみを透過する赤(R)フィルタ13A、緑色光のみを透過する緑(G)フィルタ13Bおよび青色光のみを透過する青(B)フィルタ13Cから構成される。それぞれのフィルタ13A〜13Cは正方形である(図2(a)参照)。以下、これらのフィルタ13A〜13Cを総称するとき、正方形フィルタと呼ぶ。各正方形フィルタ13A〜13Cは、各画素電極12上に形成される。
配向膜14,16は、所定の偏光軸方向に液晶分子を配向させるための膜である。配向膜14,16は、0.1μm程度の厚さであり、ポリイミドなどの高分子膜から成る。配向膜14,16は、上述の高分子膜の表面にラビング処理を施すことにより作製される。ラビング処理とは、ローラに巻きつけた布で高分子膜の表面を擦る処理である。液晶15と配向膜14,16の界面において配向膜14,16に接した液晶分子は擦った方向に配向する。以下、液晶分子を配向させる方向をラビング方向と呼ぶ。この場合、ローラに巻きつけた布で高分子膜の表面を擦った方向がラビング方向となる。配向膜14,16のラビング方向は45°の角度をなす。液晶分子は同じ方向に配向しようとする性質を有するため、液晶分子の配向方向は配向膜14のラビング方向から配光膜16の配向膜のラビング方向へ徐々に変化する。これにより、液晶分子は、液晶パネル1の面方向を軸とした45°ねじれる配列になる。液晶パネル1は反射型であるため、液晶15に入射した光は往復光路となり、液晶を往復して90°ねじれ相当の偏光変化となる。
共通電極17は、画素電極12と対向して設けられた、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明電極である。共通電極17もプラズマCVDやスパッタにより形成される。共通電極17は、グランド電位に接続され、共通電極17と電荷が充電された画素電極12との間の電位差で液晶内に電界が生じる。
1つの画素は、1つの正方形フィルタ13A〜13C、およびこれに対応する配向膜14、液晶15、配向膜16、共通電極17、ガラス基板18から構成される。画素の形状は正方形となる。
図1を参照して、液晶パネル1の画素の表示/非表示の原理を説明する。画素電極12に電荷を充電しないとき、液晶パネル1に入射した光を利用して画素は表示される。すなわち、液晶15における液晶分子の配列は、上述の45°ねじれた配列になる。不図示のPBSブロックにより所定方向に振動している直線偏光のみが液晶パネル1の表示画面に入射する。そして、その入射光は、ガラス基板18、共通電極17および配向膜16を透過する。その後、液晶15、配向膜14、カラーフィルタ13を透過し、画素電極12で反射する。
画素電極12の反射により最終的に反射光は、液晶15における液晶分子のねじれ配列により入射した直線偏光と振動方向が90°回転した直線偏光になる。そして、液晶パネル1から不図示のPBSブロックに照射される。振動方向が90°回転した透過光は、PBSブロックの偏光面に反射し、所定方向に放射される。
一方、画素電極12に電荷を充電すると、液晶パネル1を反射した光の振動方向は90°回転しない。これにより、液晶パネル1の反射光はPBSブロックの偏光面を透過し、所定方向に放射されない。
以上のように画素電極12における電荷の充電を制御することにより、Rフィルタ13Aの画素のみを表示させたり、Rフィルタ13AおよびGフィルタ13Bの画素のみを表示させたりするなどして、液晶パネル1は全ての色彩を再現することができる。
図2〜図4を参照して、各画素において、各画素に隣接する画素電極による電界の影響を抑制する抑制手段について説明する。ここで、Gフィルタ13Bの画素のみが表示され、Rフィルタ13AおよびBフィルタ13Cの画素は表示されないものとして説明する。この場合、Rフィルタ13Aの画素およびBフィルタ13Cの画素における画素電極12に電荷を印加し、Gフィルタ13Bの画素における画素電極12に電荷を印加しない。
図2(a)は本発明の第1の実施形態における画素配置を説明するための図である。上述したように1つの画素の形状は正方形であり、カラーとしてはデルタ配列される。図2(b)は、第1の実施形態における共通電極17側の配向膜16のラビング方向を説明するための図である。共通電極17側の配向膜16のラビング方向は、正方形フィルタの左から右に進む水平方向(PL)である。図2(c)は、第1の実施形態における画素電極12側の配向膜14のラビング方向を説明するための図である。画素電極12側の配向膜14のラビング方向は、正方形フィルタの左下から右上に進む対角線の方向(DL)である。
図3(a)は、本発明の第1の実施形態における画素電極12を説明するための図である。画素電極12は、正方形の電極形状である。各画素電極の左上および左下の角の部分には、つまり、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向(DL)と直交する方向に存在する角の部分には三角形形状の透明絶縁体層12Eが形成され。この透明絶縁体層12Eは画素電極12のカラーフィルタ13側の面上に形成される。この透明絶縁体層12Eにより、Gフィルタ13Bの画素において、Rフィルタ13Aの画素電極12AおよびBフィルタ13Cの画素電極12Cの電荷による影響を抑制することができる。その結果、図3(b)に示すように、Gフィルタ13Bを透過し、PBSブロックの偏光面を反射する光束の光量はほぼ均一となり、隣接する画素の画素電極12による表示光量の低下が抑制される。
図4に示すように、Rフィルタ13Aの画素電極12AおよびBフィルタ13Cの画素電極12Cからの電界の影響で、Gフィルタ13Bの画素電極側の液晶分子15a,15bを90°回転しようとする力が発生し、液晶分子のねじれ配列が崩れてしまう。しかし、画素電極12Bに透明絶縁体層12Eを形成することにより、Rフィルタ13Aの画素電極12AおよびBフィルタ13Cの画素電極12Cからの電界の影響が弱まり、液晶分子のねじれ配列の崩れが抑制される。
図5を参照して、第1の実施形態の液晶パネル1の比較例について説明する。比較例における配向膜14,16のラビング方向は、第1の実施形態のラビング方向と同一であるものとして説明する。図5(a)は、比較例における画素電極12を説明するための図である。画素電極12には透明絶縁体層12Eが形成されていない。この場合、図5(b)に示すように、Gフィルタ13Bの左上の角および右下の角を中心に画素の表示光量が低下する。
以上説明した第1の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
画素電極12の、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向(DL)と直交をなす方向側の領域に透明絶縁体層12Eを形成するようにした。これにより、各画素の液晶分子の配列が隣接する画素電極12による電界の影響を抑制することができる。
−第2の実施形態−
本発明の第2の実施形態による液晶パネルを説明する。この液晶パネルでは、共通電極にスリットを形成することにより、隣接する画素電極による電界の影響を抑制することができる。
第2の実施形態における液晶パネルと第1の実施形態による液晶パネル1とは、共通電極の構成の点において相違する。その他の構成は、第1の実施形態と同様であるので、主に共通電極について説明する。
図6〜図9を参照して、第2の実施形態における液晶パネル1Aの共通電極17について説明する。ここで、第1の実施形態と同様に、Gフィルタ13Bの画素のみが表示され、Rフィルタ13AおよびBフィルタ13Cの画素は表示されないものとして説明する。
図6(a)は第2の実施形態における画素電極12を説明するための図である。第1の実施形態における画素電極12と同様に、画素電極12は、正方形の電極形状である。図6(b)は、第2の実施形態における共通電極17を説明するための図である。共通電極17の、各画素電極の左上および左下の角に沿った部分には、つまり、画素電極12側の配向膜14Aにおけるラビング方向(DL)と直交をなす方向に存在する角に沿った部分のガラス基板18上に形成されるITO膜が形成されない部分(以下、スリットと呼ぶ)17aが形成されている。このスリット17aは、レジストでマスキングして共通電極17を形成すればよい。このようなスリット17aを形成することにより、図7に示すように、Gフィルタ13Bを透過し、PBSブロックに折り曲げられ投射される光の光量はほぼ均一となり、隣接する画素の画素電極12による表示光量の低下が抑制される。
共通電極17のスリット17aは、以下の作用により表示光量低下を抑制する。図8(a)に示すように、Rフィルタ13Aの画素における画素電極12Aから共通電極17に向かう電界およびBフィルタ13Cの画素における画素電極12Cから共通電極17に向かう電界の、共通電極17近傍における広がりを共通電極17のスリット17aにより抑制することができる。これにより、Gフィルタ13Bの画素における液晶15の液晶分子の配列に対する、隣接する画素電極による電界の影響を抑制することができ、PBSブロックに折り曲げられ投射される光の光量の低下が抑制される。
図9を参照して、第2の実施形態の液晶パネル1Aの比較例について説明する。この比較例の液晶パネル100Aにおけるカラーフィルタ13および画素電極12は、第2の実施形態の液晶パネル1Aにおけるカラーフィルタ13および画素電極12と同様である。図9に示すように、この比較例の液晶パネル100Aでは共通電極17にスリット17aを形成していない。そのため、図10に示すように、Gフィルタ13Bの左上の角および右下の角を中心にPBSブロックに折り曲げられ放射される光の光量が低下する。
図8(b)に示すように、共通電極17にスリット17aを形成していないため、Rフィルタ13Aの画素における画素電極12AおよびBフィルタ13Cの画素における画素電極12Cから共通電界16へ向かう電界の中には共通電極17近傍で広がる斜め電界DIが発生する。斜め電界DIにより、Gフィルタ13Bの画素における液晶15の液晶分子のねじれ配列が崩れ、PBSブロックの偏光面を反射する光の光量が低下する。
以上説明した第2の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)共通電極17の各画素電極の左上および左下の角に沿った部分には、つまり、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向(DL)と直交をなす方向に存在する角に沿った部分にスリット17aを形成するようにした。これにより、画素の液晶分子の配列が隣接する画素電極12による電界の影響を抑制することができる。
(2)共通電極17にスリット17aを形成しても、隣接する画素の共通電極17間で導通性を持たせるようにした。これにより、共通電極17に長いループ電流が発生することを防止することができるとともに、液晶15に印加する電界の乱れ発生を防止することができる。
−変形例−
以上の実施形態を次のように変形することができる。
(1)第1の実施形態では、各画素電極の左上および左下の角の部分に、つまり、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向と直交をなす方向側の領域に透明絶縁体層13Eを形成するようにした。しかし、少なくとも画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向と直交をなす方向側の領域に透明絶縁体層13Eを形成するようにしたものであれば、第1の実施形態に限定されない。
たとえば、図11に示すように、画素電極12側の配向膜14Aにおけるラビング方向と直交をなす方向側の領域に、電界の影響を与えると考えられる画素電極12部分を被覆するように透明絶縁体層12Fを形成するようにしてもよい。すなわち、ラビング方向と直交をなすを方向側の角と隣接する、他の画素電極の領域、具体的には、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向に存在する角の部分や、画素電極12の上下の辺の中央部分を被覆するように透明絶縁体層12Fを形成するようにしてもよい。上述の他の画素電極の領域に透明絶縁体層12Fを形成することにより、さらに画素の液晶分子の配列が隣接する画素電極12による電界の影響を受けるのを抑制することができる。
(2)第2の実施形態では、共通電極17の、各画素電極の左上および左下の角に沿った部分に、つまり、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向と直交をなす方向に存在する角に沿った部分にスリット17aを形成するようにした。しかし、少なくとも画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向と直交をなす方向に存在する角に沿った部分にスリットを形成するものであれば、第2の実施形態に限定されない。たとえば、図12(b)に示すように、さらに、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向に存在する角に沿った部分にスリット17bを形成するようにしてもよい。この部分にスリット17bをさらに形成することにより、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向と直交をなす方向の斜め電界DIの発生をさらに抑制することができる。
(3)第2の実施形態では、共通電極17の、各画素電極の左上および左下の角に沿った部分には、つまり、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向と直交をなす方向に存在する角に沿った部分にスリット17aを形成するようにした。しかし、少なくとも画素電極12の辺の一部に沿ってスリットを形成するものであれば、第2の実施形態に限定されない。たとえば、図13(b)に示すように、画素電極12左右の辺の一部に沿ってスリット17cを形成するようにしてもよい。この場合も画素電極12から発生する電界の広がりを抑制することができる。共通電極17にループ電流が発生し、液晶15に印加する電界の乱れが発生するのを防止するために、共通電極17にスリット17cを形成しても、隣接する画素の共通電極17間で導通性を持たせるようにする。
(4)第2の実施形態では、画素電極12に重ねて透明絶縁体層12Eを形成した。しかし、透明絶縁体層12Eを形成する代わりに、透明絶縁体層12Eの形成部分に相当する部分については画素電極12を形成しないようにしてもよい。また、透明絶縁体層12Eを画素電極12に重ねて形成せずに、同じ層に画素電極と透明絶縁体層を形成するようにしてもよい。このようにしても、画素の液晶分子の配列における、隣接する画素の画素電極12による電界の影響を抑制することができる。
(5)第2の実施形態では、共通電極17にスリット17aを形成するようにしたが、スリット17aを形成する代わりに、スリット16aを形成する位置において共通電極17aの画素電極12側の面に透明絶縁体層を形成するようにしてもよい。このようにしても、画素の液晶分子の配列における、隣接する画素電極12による電界の影響を抑制することができる。
(6)以上の実施形態による液晶パネル1,1Aを反射型液晶パネルとして説明したが、透過型の液晶パネルであってもよい。また、以上の実施形態による液晶パネル1の表示原理は、TN方式であったが、実施形態に限定されない。たとえば、STN(Super Twisted Nematic)方式や垂直配向の液晶を用いたものであってもよい。液晶パネル1,1Aの駆動方式は、TFTを使用したアクティブ・マトリクス方式として説明したが、アクティブ・マトリクス方式であれば実施形態に限定されない。たとえば、MIM(Metal Insulated Metal)を使用したアクティブ・マトリクス方式であってもよい。
(7)液晶分子の並ぶ方向を所定の方向に保持する処理は、以上の実施形態によるラビング処理に限定されない。たとえば、ガラス基板に酸化ケイ素を蒸着させる斜め蒸着法でもよい。
(8)透過型液晶パネルの場合、偏光板の偏光軸が相互に直交する液晶パネル(ノーマルホワイト型)でもよいし、偏光板の偏光軸の方向が揃った液晶パネル(ノーマルブラック型)でもよい。
(9)液晶パネルとPBSブロックと組み合わせて使用したが、PBSブロックの代わりに液晶パネルが偏光板を有するようにしてもよい。
(10)以上の実施形態による液晶パネル1,1Aの画素電極12の形状は正方形であったが、画素電極12をほぼ隙間なく並列配置することができる形状であれば実施形態に限定されない。たとえば、矩形形状でもよく、あるいは図14および図15に示すように、画素電極12の形状を六角形とするようにしてもよい。この場合も、図14に示すように、画素電極12の、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向と直交をなす方向に存在する角の部分に透明絶縁体層12Gを少なくとも形成するようにする。また、図15(b)に示すように、画素電極12側の配向膜14におけるラビング方向と直交をなす方向に存在する角に沿った部分にスリット17dを形成するようにする。画素電極の形状と同様に、画素の形状も液晶パネルにおいてほぼ隙間なく並列配置することができる形状であれば実施形態に限定されない。たとえば、画素の形状を矩形形状や六角形としてもよい。
(11)以上の実施形態による液晶パネル1,1Aは、特に小型表示装置に使用することが好ましい。液晶パネル1を高解像度で小型化するにともない、サブ画素も小型化され、隣接するサブ画素による電界の影響が大きくなるからである。たとえば、図16に示すように、上面表示装置41は、カメラ1の上面に設置されるので、液晶パネル1,1Aを小さくする必要があり、さらに高解像度で表示することが好ましい。したがって、隣接するサブ画素による電界の影響が大きくなるので、本発明は上面表示装置41の液晶パネルに好適である。この場合、PBSブロックの代わりに液晶パネル1は偏光板を備えることになる。
(12)以上の実施形態による液晶パネル1,1Aを携帯型プロジェクタ、たとえば、図17(a)に示すプロジェクタ5に使用するのが好ましい。符号6は、プロジェクタ5により投射された投射像を示す。図17(b)を参照して、携帯型プロジェクタの一例であるプロジェクタ5について説明する。プロジェクタ5は、LED光源51、集光光学系52、PBS(偏光ビームスプリッタ)ブロック53、液晶パネル1および投射光学系54を含む。プロジェクタ5では、不図示のハーネスおよびパターンを介してLED光源51に駆動電流が供給される。LED光源51は、駆動電流に応じた明るさの光を集光光学系52へ向けて射出する。集光光学系52はLED光を略平行光にしてPBSブロック53へ入射させる。PBSブロック53へ入射された光束は、PBSブロック53の偏光面53aを透過して液晶パネル1を照明する。そして、液晶パネル1を照明した光は液晶パネル1で反射された後、PBSブロック53へ再度入射される。PBSブロック53に入射した光は偏光面53aで反射し、投射光学系54へ向けて投射光として射出する。投射光学系54に入射した光束は、プロジェクタ前方へ放射される。また、本発明の液晶パネル1,1Aを電子ビューファインダやヘッドマウントディスプレイにも適用することができる。
実施形態と変形例の一つ、もしくは複数を組み合わせることも可能である。変形例同士をどのように組み合わせることも可能である。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明は上記実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
本発明の第1の実施形態による液晶パネルの構造を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における配向膜のラビング方向を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における共通電極上に形成された透明絶縁体層を説明するための図である。 隣接する画素の画素電極からの電界の影響を受けた液晶分子の配列を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における比較例の共通電極を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における共通電極を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における液晶パネルによる表示を説明するための図である。 画素電極から発生する電界を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態の比較例における共通電極を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における比較例の液晶パネルによる表示を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における透明絶縁体層の変形例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における共通電極に形成されたスリットの変形例を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における共通電極に形成されたスリットの変形例を説明するための図である。 画素電極の形状が六角形の場合の透明絶縁体層を説明するための図である。 画素電極の形状が六角形の場合の共通電極に形成されたスリットを説明するための図である。 本発明の液晶パネルを使用した表示装置を説明するための図である。 本発明の液晶パネルを使用しプロジェクタを説明するための図である。
符号の説明
1,1A 液晶パネル 4 カメラ
5 プロジェクタ 11 TFT素子形成Si基板
12 画素電極 12E〜12G 透明絶縁体層
13 カラーフィルタ 14,16 配向膜
15 液晶 15a,15b 液晶分子 17 共通電極 17a〜17d スリット

Claims (9)

  1. 液晶と、
    前記液晶に電界を印加可能な複数の画素電極と、
    前記複数の画素電極と前記液晶を介して対向する共通電極と、
    前記液晶の前記画素電極側の界面において前記液晶の液晶分子を第1の方向に配向させる第1のラビング手段と、
    前記液晶の前記共通電極側の界面において前記液晶の液晶分子を第2の方向に配向させる第2のラビング手段とを備え、
    前記画素電極における前記第1の方向と直交する方向側の領域上に透明絶縁体層が形成されることを特徴とする液晶パネル。
  2. 請求項1に記載の液晶パネルにおいて、
    前記画素電極の形状は矩形であり、
    前記第1の方向は前記画素電極の対角線方向であり、
    画素はデルタ配置されており、
    前記透明絶縁体層は、前記画素電極における前記第1の方向と直交する方向の角に形成されることを特徴とする液晶パネル。
  3. 請求項2に記載の液晶パネルにおいて、
    前記透明絶縁体層は、前記第1の方向と直交する方向の角に隣接する、他の画素電極の領域に、さらに形成されることを特徴とする液晶パネル。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液晶パネルにおいて、
    前記共通電極は、前記画素電極との間に発生する電界が該画素電極に隣接する画素電極上の液晶分子の中の前記共通電極側の液晶分子に対して与える影響を抑制する電界抑制手段を備えることを特徴とする液晶パネル。
  5. デルタ配列される矩形の複数の画素からなる構成の液晶パネルであって、
    液晶と、
    前記液晶に電界を印加可能な複数の矩形の画素電極と、
    前記複数の画素電極と前記液晶を介して対向する共通電極と、
    前記液晶の前記画素電極側の界面において前記液晶の液晶分子を前記画素電極の対角線方向に配向させる第1のラビング手段と、
    前記液晶の前記共通電極側の界面において前記液晶の液晶分子を第2の方向に配向させる第2のラビング手段とを備え、
    前記共通電極は、前記画素電極との間に発生する電界が該画素電極に隣接する画素電極上の液晶分子の中の前記共通電極側の液晶分子に対して与える影響を抑制する電界抑制手段を備えることを特徴とする液晶パネル。
  6. 請求項4または5に記載の液晶パネルにおいて、
    前記電界抑制手段は、前記画素電極における前記第1の方向と直交する方向の角に沿って前記共通電極に形成したスリット状の非導通部であること特徴とする液晶パネル。
  7. 請求項4または5に記載の液晶パネルにおいて、
    前記電界抑制手段は、前記画素電極における前記第1の方向と直交する方向の角に沿って前記共通電極上に形成した透明絶縁体層であること特徴とする液晶パネル。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の液晶パネルを備えることを特徴とする表示装置。
  9. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の液晶パネルを備えることを特徴とするプロジェクタ。
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