JP2009226961A - 自動二輪車のスクリーン支持構造 - Google Patents

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Yoshihiro Inoue
善裕 井上
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寿則 中野
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Abstract

【課題】ウインドスクリーンを上下に移動するだけでなく、このウインドスクリーンと運転者との距離を調整できる自動二輪車のスクリーン支持構造を提供すること。
【解決手段】車体の前上部を覆うアッパーカウリング41の上方にウインドスクリーン51を備え、このウインドスクリーン51を上下に移動可能に支持し、アッパーカウリング41の内側に設けられて上下に延びるレール部61,61と、このレール部61,61に係合して当該レール部61,61を摺動するスライダ62,62と、このスライダ62,62とウインドスクリーン51とを連結する連結板53とを備え、レール部61,61は、その下部を車体のブラケット50に揺動自在に枢支し、このレール部61,61の上部に当該レール部61,61の傾斜角を調整する傾斜角調整機構70を備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウインドスクリーンを上下に移動可能に支持する自動二輪車のスクリーン支持構造に関する。
一般に、自動二輪車には、車体前上部を覆うカウリングにウインドスクリーンを上下に移動可能に支持したものが知られている。この種のものでは、ユーザの好み等に応じてウインドスクリーンの上下位置を調整することができるため、例えば、高速走行時にウインドスクリーンを上方に移動して運転者への風圧を抑制したり、中低速時にウインドスクリーンを下方に移動して運転者が適度が風圧を感じるように調整することができ、走行時の快適性を高めることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−81160号公報
ところで、この種のものでは、運転者の体格やシートポジションによって、ウインドスクリーンと運転者との距離が変更されるため、ウインドスクリーンが同じ高さに調整されていても、当該距離の変更に伴って走行時に運転者が感じる風圧が大きく異なる場合がある。しかし、従来の構成では、ウインドスクリーンの上下位置を調整できるものの、このウインドスクリーンと運転者との距離を調整することはできなかった。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、ウインドスクリーンを上下に移動するだけでなく、このウインドスクリーンと運転者との距離を調整できる自動二輪車のスクリーン支持構造を提供することを目的としている。
上述課題を解決するため、本発明は、車体の前上部を覆うカウリングの上方にウインドスクリーンを備え、このウインドスクリーンを上下に移動可能に支持する自動二輪車のスクリーン支持構造において、前記カウリングの内側に設けられて上下に延びるレールと、このレールに係合して当該レールを摺動するスライダと、このスライダと前記ウインドスクリーンとを連結するスクリーンアームとを備え、前記レールは、その下部を前記車体に揺動自在に枢支し、このレールの上部に当該レールの傾斜角を調整する傾斜角調整機構を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、上下に延びるレールは、その下部を車体に揺動自在に枢支し、このレールの上部に当該レールの傾斜角を調整する傾斜角調整機構を備えたため、この傾斜角調整機構の動作により、レールが下部を中心に揺動して傾斜角が調整されることにより、このレールに沿ってウインドスクリーンを上下に移動できるだけでなく、このウインドスクリーンと運転者との距離を調整することができる。このため、ウインドスクリーンの高さ位置と、このウインドスクリーンと運転者との距離とを組み合わせて調整することにより、運転者の体格やシートポジションに適した位置に当該ウインドスクリーンの位置を調整することができ、ひいては、乗り心地の向上を図ることができる。
この構成において、前記傾斜角調整機構は、左右一対の前記レールを連結する連結ステーに設けられたナットと、前記車体のカウルステーに支持されるとともに前記ナットに螺合するボルトと、このボルトを回転させるための操作摘みとを備える構成としても良い。この構成によれば、操作摘みを介して、車体のカウルステーに支持されるボルトを回転することにより、このボルトとレールを連結する連結ステーに設けられたナットとの距離が変更されて、このレールの傾斜角が調整されるため、当該レールの傾斜角を調整する傾斜角調整機構の構成を簡易にできる。
本発明では、上下に延びるレールは、その下部を車体に揺動自在に枢支し、このレールの上部に当該レールの傾斜角を調整する傾斜角調整機能を備えたため、この傾斜角調整機構の動作により、レールが下部を中心に揺動して傾斜角が調整されることにより、このレールに沿ってウインドスクリーンを上下に移動できるだけでなく、このウインドスクリーンと運転者との距離を調整できる。
また、傾斜角調整機構は、左右一対のレールを連結する連結ステーに設けられたナットと、車体のカウルステーに支持されるとともにナットに螺合するボルトと、このボルトを回転させるための操作摘みとを備えるため、この操作摘みを回転することにより、車体のカウルステーと連結ステーとの距離が変更されてレールの傾斜角が調整されるため、当該レールの傾斜角を調整する構成を簡易にできる。
以下、本発明の一実施形態を添付した図面を参照して説明する。なお説明中、前後左右及び上下といった方向の記載は、車体を運転する運転者から見た方向に従う。
図1は本発明の実施形態に係る自動二輪車の側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11と、車体フレーム11の前端部に取り付けられたヘッドパイプ12に回動自在に支持された左右一対のフロントフォーク13と、フロントフォーク13の上端部を支持するトップブリッジ14に取り付けられた操舵用のハンドル15と、フロントフォーク13に回転自在に支持された前輪16と、車体フレーム11に支持されたエンジン17と、エンジン17に排気管18を介して連結された排気マフラー19と、車体フレーム11の後下部のピボット20に上下に揺動自在に支持されたリアスイングアーム21と、このリアスイングアーム21の後端部に回転自在に支持された後輪22とを備え、リアスイングアーム21と車体フレーム11との間にリアクッション23が配設されている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12から左右に分岐して後方斜め下方に延びる左右一対のメインフレーム25と、メインフレーム25の後部に接続されるピボットプレート26と、ヘッドパイプ12から下方に延びた後に屈曲して後方へ延びピボットプレート26に接続されるダウンチューブ27と、メインフレーム25及びピボットプレート26から後方へ延びる左右一対のシートレール29とを備えている。このメインフレーム25、ピボットプレート26及びダウンチューブ27によって囲まれる空間にエンジン17が支持されており、このエンジン17の動力を後輪22に伝達する動力伝達機構を構成するドライブシャフトがリアスイングアーム21内に配設される。
また、メインフレーム25にはエアクリーナ31や燃料タンク32が支持され、このエアクリーナ31はスロットルボディ38を介してエンジン17に連結される。このスロットルボディ38には、燃料タンク32内の燃料を噴射するインジェクタが取り付けられ、このインジェクタによりエアクリーナ31から供給される清浄空気に燃料を混合してエンジン17に供給する。なお、この自動二輪車10のエンジン17は、いわゆるV型2気筒エンジンである。
また、シートレール29には乗員用シート33及びグラブレール34が支持され、ダウンチューブ27にはラジエータ36が支持されている。
また、この自動二輪車10には、車体を覆う車体カバー40が設けられ、この車体カバー40は、車体前部を覆うアッパーカウリング(カウリング)41と、車体側部を覆う左右一対のサイドカバー42と、車体後部を覆うリアシートカウリング43とを備えて構成されている。また、前輪16を覆うフロントフェンダ46がフロントフォーク13に取り付けられ、後輪22を覆うリアフェンダ47がリアシートカウリング43に取り付けられている。
アッパーカウリング41は、ヘッドパイプ12にブラケット(カウルステー)50を介して固定され、このアッパーカウリング41の前面には、ヘッドライト41Aが配設され、左右端にはウインカ41Bが配設され、ヘッドライト41Aの上方に、透明樹脂材料で形成されたウインドスクリーン51が配設される。
ウインドスクリーン51は、ブラケット50に固定される移動機構60(後述する)によって、上下方向に移動してその高さを調整可能となっている。具体的には、ウインドスクリーン51は上下方向に移動する際に前後方向にも移動し、車体後方に行くに従ってその高さ位置が高くなるように構成されている。本実施形態では、前後及び上下に移動するウインドスクリーンの動作方向を単に上下方向という。
また、サイドカバー42には、車両前方からの空気を運転者の膝等に直接あてずにその周囲を流す整流形状に形成されている。また、リアシートカウリング43には、左右一対のサドルバック44が一体に形成される。すなわち、この自動二輪車10は、これらサドルバック44によって大容量の積載空間を確保すると共に、比較的大型の車体カバー40及びウインドスクリーン51によって優れたウインドプロテクション効果を確保し、長距離走行に適した車両(いわゆるツアラータイプ)として構成されている。
次に、ウインドスクリーン51をその周辺構成と共に説明する。図2は、ウインドスクリーン51と移動機構60とブラケット50との配置構成を示す斜視図である。この図2では、アッパーカウリング41の記載を省略している。
図2に示すように、ブラケット50は、略U字状に屈曲された金属パイプ50Aと、この金属パイプ50Aの上部間に設けられたクロスパイプ50Bと、金属パイプ50Aの左右から後方へ延びてヘッドパイプ12に連結される左右一対のステー50C、50Cとを備えている。金属パイプ50Aには、複数のボルト受け部50Dが配設され、これらボルト受け部50Dにアッパーカウリング41(図1)及びヘッドライトユニット等がボルト止めされる。
また、金属パイプ50Aには、上記したステー50C、50Cとの接続部近傍に軸固定部50E,50Eがそれぞれ配設され、これら軸固定部50E,50E間には、支持軸55がボルト止めされている。この支持軸55及びクロスパイプ50Bには、ウインドスクリーン51を上下に移動可能に支持する移動機構60が取り付けられている。
移動機構60は、略車体上下方向に延びる左右一対のレール部61,61と、これらレール部61,61にそれぞれ摺動自在に支持されているスライダ62,62とを備える。これらスライダ62,62は、アッパーカウリング41(図1)を貫通して上方へ延び、その上部に連結板(スクリーンアーム)53、53が複数のねじ52で固定され、この連結板53、53にウインドスクリーン51が複数のねじ54で固定される。
レール部61,61は、車体後上がりに傾斜して配置されると共に、上方に行くに従って傾斜角度が略垂直に近づく弓形状に形成されている。このため、スライダ62,62がレール部61,61に案内されることにより、このスライダ62,62に連結板53,53を介して連結されたウインドスクリーン51は、その傾斜角を変化させながら上下に移動する。本実施形態では、この移動機構60が、ウインドスクリーン51をユーザ(運転者等)が手で持って移動操作する手動式に形成されている。
また、レール部61,61は、その下部に支持軸55が挿通される軸挿通部61Aを備え、この支持軸55を中心にブラケット50に揺動自在に枢支される。また、各レール部61,61の対向面上部には連結部61B,61Bが設けられ、これら連結部61B,61B間には連結ステー63がボルト止めされている。
この連結ステー63は、ブラケット50のクロスパイプ50Bの上方に配置され、これら連結ステー63とクロスパイプ50Bとの間には、上記支持軸55を中心にレール部61,61を揺動して当該レール部61,61の傾斜角を調整する傾斜角調整機構70が配置されている。
次に、傾斜角調整機構70の具体的構成について説明する。
図3は、傾斜角調整機構70とその周辺構成を示す分解斜視図である。
上述のように、レール部61,61の軸挿通部61Aの孔部71には支持軸55が挿通され、この支持軸55はブラケット50の軸固定部50Eにボルト72で固定されている。ここで、支持軸55には、各レール部61,61が配置される所定の位置にスナップリング等の位置決め部材が配置されて当該レール部61,61の軸方向の位置決めがなされている。また、レール部61,61の連結部61B,61Bには、連結ステー63がボルト73で固定されることにより、当該レール部61,61が連結される。
連結ステー63は、底部が開放した断面略コ字形状をなし、その後面の略中央部には車体後方に向けて突出する左右一対の突出片63A,63Aが形成されている。これら突出片63A,63Aには貫通孔74,74が設けられ、これら貫通孔74,74を通じて当該突出片63A,63A間に軸部材64が回動自在に配置される。この軸部材64には、当該軸部材64を直径方向に貫通するねじ孔64Aが形成されており、本実施形態では、当該軸部材64がナットとして機能する。
また、クロスパイプ50Bには、上記軸部材64のねじ孔64Aに螺合するボルトとしての雄ねじ部材57を支持する支持部材56が設けられている。この支持部材56は、雄ねじ部材57を回転自在に支持している。具体的には、雄ねじ部材57の後端部57Aは雄ねじが形成されていない棒状となっており、この後端部57Aに支持部材56の孔よりも大きいストッパ80と、このストッパ80から前方に所定距離離れた位置にEリング81等の位置決め部材が嵌まる溝(不図示)とが設けられている。この溝は、当該溝からストッパ80までの距離が支持部材56の厚みと略同一となる位置に形成されている。このため、支持部材56の孔に後方から雄ねじ部材57を挿通し、この支持部材56の前側で、この雄ねじ部材57の後端部57Aの溝にEリング81を嵌めることにより、当該雄ねじ部材57が支持部材56に位置決めされる。これにより、雄ねじ部材57は、支持部材56に位置決めされるとともに回転自在に支持される。
また、雄ねじ部材57の後端には、弾性を有するフレキシブルジョイント58を介して、当該雄ねじ部材57を回転操作するための操作摘み59が接続されている。本実施形態では、傾斜角調整機構70は、連結ステー63の突出片63A,63A間に設けられた軸部材64と、クロスパイプ50Bの支持部材56に支持されるとともに上記軸部材64のねじ孔64Aに螺合する雄ねじ部材57と、この雄ねじ部材57を回転操作するための操作摘み59とを備えて構成されている。
次に動作について説明する。
図4は、ウインドスクリーン51が傾斜角調整機構70により、その傾斜角を変化させる状態を示す側断面図である。
ウインドスクリーン51は、連結板53(図2)を介して移動機構60のスライダ62,62に固定されているため、このウインドスクリーン51をユーザが手で持って上下に移動操作すると、スライダ62,62が移動機構60のレール部61,61に沿って上下に移動する。これにより、ウインドスクリーン51は下限位置Loから上限位置Hiまでの間を移動する。
次に、ウインドスクリーン51の傾斜角を変更する場合、操作摘み59を時計周り方向に回転操作すると、この操作摘み59を介して雄ねじ部材57が回転し、この雄ねじ部材57が軸部材64のねじ孔64Aに進入することにより、これら雄ねじ部材57、軸部材64がそれぞれ設けられるクロスパイプ50Bと、連結ステー63との距離が接近する。このため、この連結ステー63で連結されたレール部61,61は、その下部に設けられた軸挿通部61Aを挿通する支持軸55を中心に、当該レール部61,61の傾斜角を小さくする方向に揺動する。
一方、操作摘み59を反時計周り方向に回転操作すると、この操作摘み59を介して雄ねじ部材57が逆方向に回転し、軸部材64のねじ孔64Aから離脱する方向に移動する。これによりクロスパイプ50Bと連結ステー63との距離が離間するため、この連結ステー63で連結されたレール部61,61は、その下部に設けられた軸挿通部61Aを挿通する支持軸55を中心に、当該レール部61,61の傾斜角を大きくする方向に揺動する。
これにより、レール部61,61に支持されるウインドスクリーン51は、傾斜角調整機構70の動作により、その傾斜角が最小となる位置Minから最大となる位置Maxまでの間で当該傾斜角が調整される。
以上説明したように、本実施形態によれば、車体の前上部を覆うアッパーカウリング41の上方にウインドスクリーン51を備え、このウインドスクリーン51を上下に移動可能に支持し、アッパーカウリング41の内側に設けられて上下に延びるレール部61,61と、このレール部61,61に係合して当該レール部61,61を摺動するスライダ62,62と、このスライダ62,62とウインドスクリーン51とを連結する連結板53とを備え、レール部61,61は、その下部を車体のブラケット50に揺動自在に枢支し、このレール部61,61の上部に当該レール部61,61の傾斜角を調整する傾斜角調整機構70を備えたため、この傾斜角調整機構70の動作により、レール部61,61が下部を中心に揺動して傾斜角が調整されることにより、このレール部61,61に沿ってウインドスクリーン51を上下に移動できるだけでなく、このウインドスクリーン51と運転者との距離を調整することができる。このため、ウインドスクリーン51の高さ位置と、このウインドスクリーン51と運転者との距離とを組み合わせて調整できるため、運転者の体格やシートポジションに適した位置に当該ウインドスクリーン51の位置を調整することができ、ひいては、乗り心地の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、傾斜角調整機構70は、左右一対のレール部61,61を連結する連結ステー63に設けられた軸部材64と、車体のブラケット50のクロスパイプ50Bに支持されるとともに軸部材64のねじ孔64Aに螺合する雄ねじ部材57と、この雄ねじ部材57を回転させるための操作摘み59とを備えるため、この操作摘み59を介して、クロスパイプ50Bに支持される雄ねじ部材57を回転することにより、この雄ねじ部材57と、レール部61,61を連結する連結ステー63に設けられた軸部材64との距離が変更されて、このレール部61,61の傾斜角が調整されるため、当該レール部61,61の傾斜角を調整する傾斜角調整機構70の構成を簡易にできる。
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、種々の設計変形を行うことができる。例えば、上述の実施形態では、手動式のウインドスクリーン支持構造に本発明を適用する場合について説明したが、モータ等の駆動源でウインドスクリーンを駆動する場合に適用してもよい。例えば、上記スライダ62,62からプッシュケーブルを各々延ばし、各プッシュケーブルをモータ駆動式巻取機構によって巻き取り、若しくは、引き出すことによってスライダ62,62を上下動するように構成してもよい。
また、本実施形態では、上記の自動二輪車10のスクリーン構造に本発明を適用する場合について説明したが、これに限らず、スクータ型車両等の他の自動二輪車のスクリーン支持構造に広く適用が可能である。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の側面図である。 ウインドスクリーンと移動機構とブラケットとの配置構成を示す斜視図である。 傾斜角調整機構とその周辺構成を示す分解斜視図である。 ウインドスクリーンが傾斜角調整機構により、その傾斜角を変化させる状態を示す側断面図である。
符号の説明
10 自動二輪車
41 アッパーカウリング
50 ブラケット(カウルステー)
50B クロスパイプ
50E 軸固定部
51 ウインドスクリーン
53 連結板(スクリーンアーム)
55 支持軸
56 支持部材
57 雄ねじ部材(ボルト)
57A 後端部
58 ジョイント
59 操作摘み
60 移動機構
61 レール部(レール)
61A 軸挿通部
61B 連結部
62 スライダ
63 連結ステー
63A 突出片
64 軸部材(ナット)
64A ねじ孔
70 傾斜角調整機構

Claims (2)

  1. 車体の前上部を覆うカウリングの上方にウインドスクリーンを備え、このウインドスクリーンを上下に移動可能に支持する自動二輪車のスクリーン支持構造において、
    前記カウリングの内側に設けられて上下に延びるレールと、このレールに係合して当該レールを摺動するスライダと、このスライダと前記ウインドスクリーンとを連結するスクリーンアームとを備え、前記レールは、その下部を前記車体に揺動自在に枢支し、このレールの上部に当該レールの傾斜角を調整する傾斜角調整機構を備えたことを特徴とする自動二輪車のスクリーン支持構造。
  2. 前記傾斜角調整機構は、左右一対の前記レールを連結する連結ステーに設けられたナットと、前記車体のカウルステーに支持されるとともに前記ナットに螺合するボルトと、このボルトを回転させるための操作摘みとを備えることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のスクリーン支持構造。
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