JP2009224884A - 画像制御装置及び画像出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高輝度で映像を表示する際、ジャダーによる映像視聴時の妨害感を軽減することができる画像制御装置を提供する。
【解決手段】映像表示装置100内の視聴環境判定部121が、外部から入力される映像信号のフレーム周波数と、設定された画質モードとから、ジャダー妨害が目立つおそれのあると判断した場合、映像信号のフレーム周波数の変更を促すようなガイド表示を行う。ユーザがガイド表示に従ってフレーム周波数の変更を指示した場合、映像表示装置100は映像再生装置150にフレーム周波数の変更を指示する指示信号を送信する。映像再生装置150は、この指示信号を受信すると、フレーム周波数変換部172によって映像表示装置100に出力される映像信号のフレーム周波数を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のフレーム周波数のいずれかを有する映像信号を出力する画像出力装置と接続される画像制御装置及び画像出力装置に関する。
近年、コンシューマ向けのAV機器において、24Hzのフレーム周波数で映像を入出力できる映像再生装置や表示装置が出始めている。特許文献1には、フレーム周波数が24Hzである出力機能を有する再生装置が開示されている。
特開2006−222938号公報
しかしながら、上記従来の技術では、24Hzのフレーム周波数で映像再生を行う際、表示装置の画質設定が高輝度かつ鮮やかな設定である場合、ジャダーが必要以上に強調されてしまい妨害を感じる場合がある。このため、表示される映像は必ずしも好ましい画質とならなかった。
そこで、本発明は、高輝度で映像を表示する際、ジャダーによる映像視聴時の妨害感を軽減することができる画像制御装置及び画像出力装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像制御装置は、複数のフレーム周波数のいずれかを有する映像信号を出力する画像出力装置と接続される画像制御装置であって、前記画像出力装置から前記映像信号を入力する通信手段と、複数の画質モードのいずれかを選択するモード選択手段と、前記選択された画質モードに応じて、前記映像信号のフレーム周波数の変更を前記画像出力装置に指示する指示信号を出力するように前記通信手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像出力装置は、画像制御装置と接続され、複数のフレーム周波数のいずれかを有する映像信号を前記画像制御装置に出力する画像出力装置であって、前記映像信号を出力するとともに、前記画像制御装置から指示信号を受信する通信手段と、前記受信した指示信号に従って、前記映像信号のフレーム周波数を変更する変更手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像制御装置の制御方法は、複数のフレーム周波数のいずれかを有する映像信号を出力する画像出力装置と接続される画像制御装置の制御方法であって、前記画像制御装置の通信手段が、前記画像出力装置から前記映像信号を入力する通信ステップと、前記画像制御装置が、複数の画質モードのいずれかを選択するモード選択ステップと、前記画像制御装置が、前記選択された画質モードに応じて、前記映像信号のフレーム周波数の変更を前記画像出力装置に指示する指示信号を出力するように前記通信手段を制御する制御ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の画像出力装置の制御方法は、画像制御装置と接続され、複数のフレーム周波数のいずれかを有する映像信号を前記画像制御装置に出力する画像出力装置の制御方法であって、前記画像出力装置の通信手段が、前記映像信号を出力するとともに、前記画像制御装置から指示信号を受信する通信ステップと、前記画像出力装置が、前記受信した指示信号に従って、前記映像信号のフレーム周波数を変更する変更ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る画像制御装置によれば、画質モードに適したフレーム周波数に変更することができ、ダイナミックモードのような高輝度で映像を表示する際、ジャダーによる映像視聴時の妨害感を軽減することができる。従って、ユーザは好適に映像を視聴することができる。
請求項2に係る画像制御装置によれば、フレーム周波数の変更をユーザに促すことができ、フレーム周波数の変更に際してユーザの意思を反映することができる。
請求項3に係る画像制御装置によれば、周囲の明るさといった視聴環境を考慮することができ、より適切にジャダーによる映像視聴時の妨害感を軽減することができる。
請求項4、5に係る画像制御装置によれば、フレーム周波数の変更を明確に行うことができる。
請求項6に係る画像出力装置によれば、画質モードに適したフレーム周波数に変更して映像信号を出力することができる。
本発明の画像制御装置及び画像出力装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態の画像制御装置は映像表示システムに適用される。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態における映像表示システムの構成を示すブロック図である。映像表示システムは、映像表示装置100および映像再生装置150から構成され、映像表示装置100と映像再生装置150を接続して映像再生を行う。
ここで、映像表示装置100のデジタル復調回路101と映像再生装置150のデジタル変調回路151と間の信号伝送には、マルチフォーマット対応の、例えばHDMI(商標)等の動画像用のデジタルインターフェイスが用いられる。映像再生装置150は、映画や音楽などのコンテンツの再生を行い、映像表示装置100に映像信号を出力する。映像信号として出力されるコンテンツのフレーム周波数は、例えば24Hzや60Hzなどである。
映像再生装置150は、データ読み出し部161、データ記憶装置164、復調部171、フレーム周波数変換部172、設定部181、デジタル変調回路151およびデジタルインターフェイス(I/F)155を有する。
データ記憶装置164は、Blu−ray DiskやHD DVD(商標)などの光ディスクにデータを記録・蓄積する。データ読み出し部161は、データ記憶装置164内のBlu−ray DiskやHD DVD(商標)などの光ディスク、あるいはLANやUSB等で接続されたHDDやフラッシュメモリ等に記録されたデータの読み出しを行う。データ読み出し部161で読み出されたデータは、MPEG−2、H.264/AVC、VC−1などの圧縮フォーマットで圧縮されている。
復調部171は、データ読み出し部161で読み出されたデータを映像データなどに復調する。
設定部181は、入力部181aを有し、ユーザによるGUI操作などによって映像再生装置150の各部の設定を行う。また、設定部181は、フレーム周波数変換部172の映像フレーム周波数の設定も行う。設定部181には、本体とほぼ同様の操作可能な外部リモコン191が設けられている。この外部リモコン191は、映像表示装置100側の、後述する画質モード設定部131の入力部131aに対し、画質モードの選択やフレーム周波数の変更操作の指示にも用いられる。
フレーム周波数変換部172は、映像のフレーム周波数を変換するものであり、24Hz(第2の周波数)から60Hz(第1の周波数)へ、60Hzから24Hzへといったように、フレーム周波数を変化させる。なお、フレーム周波数変換部172は、24Hzをそのまま24Hz、あるいは60Hzをそのまま60Hzといったように、スルー出力も可能である。
デジタル変調回路151は、映像データのデジタル変調を行う。デジタルインターフェイス(I/F)155(第2の通信手段)は、前述したように、マルチフォーマット対応の、例えばHDMI(商標)といった動画像用のデジタルインターフェイスである。なお、デジタルインターフェイスとしては、HDMI(商標)に限らず、映像信号と機器制御信号が別々の信号線を用いて伝送されるものであってもよい。デジタルインターフェイス155は、デジタル変調された映像データを映像表示装置100に伝送する他、後述するように、映像表示装置100から伝送された指示信号を設定部181に送出する。
一方、映像表示装置100は、デジタルI/F105、デジタル復調回路101、映像信号処理部111、視聴環境判定部121、メッセージ生成部122、信号生成部125、画質モード設定部131、表示制御部141および表示部142を有する。
デジタルインターフェイス(I/F)105(第1の通信手段)は、前述したように、マルチフォーマット対応の、例えばHDMI(商標)といった動画像用のデジタルインターフェイスである。なお、デジタルインターフェイスとしては、HDMI(商標)に限らず、デジタルI/F155と適合し、映像信号と機器制御信号が別々の信号線を用いて伝送されるものであってもよい。デジタルインターフェイス105は、映像再生装置150から伝送されるデジタル変調された映像データを受信する他、後述するように、信号生成部125で生成された指示信号を映像再生装置150に伝送する。
映像信号処理部111は、デジタル復調回路101で復調された、映像再生装置150からの映像信号に対し、階調補正、色補正、I/P変換、輪郭補正、ノイズリダクション、α合成などの信号処理を行う。
画質モード設定部131は、コンテンツの種類や視聴環境など、利用シーンによって最適な画質が得られるように複数の画質モードを設け、入力部131aを介したGUI操作などにより各画質パラメータを映像信号処理部111や表示制御部141に設定する。また、画質モード設定部131(モード選択手段)は、GUI操作などにより選択された画質モードなどを視聴環境判定部121に送出する。
なお、本実施形態においては、画質モード設定部131には、「ダイナミック」、「スタンダード」、「シネマ」という名称で画質モードがプリセットされ、ユーザのGUI操作などによって各パラメータの変更が行われる。
画質モードを「シネマ」(第2のモード)に設定した場合、映画コンテンツはシアター環境での視聴に適した表示となり、輝度やコントラストが低く抑えられ、また落ち着いた色調で映像が再現される。一方、画質モードを「ダイナミック」(第1のモード)に設定した場合、店頭など明るい視聴環境に適した表示となり、高輝度かつ鮮やかな色調の画質で映像が再現される。このように、第1のモードは、低輝度の表示となる第2のモードと比べて高輝度の表示となる。
視聴環境判定部121は、デジタル復調回路101から映像信号の映像フォーマットやフレーム周波数などのデータを受信するとともに、画質モード設定部131で設定されている画質モード、輝度、色温度などの設定値を受信し、判定を行う。
メッセージ生成部122は、視聴環境判定部121において、画質モードが「ダイナミック」であり、かつ映像フォーマットのフレーム周波数が24Hzであった場合、映像再生装置150のフレーム周波数の変更を促すメッセージを生成する。また、信号生成部125は、同様に、視聴環境判定部121において、画質モードが「ダイナミック」であり、かつ映像フォーマットのフレーム周波数が24Hzであった場合、デジタルI/F105を制御し、映像再生装置150に伝送される指示信号を生成する。この指示信号には、例えばデジタルI/F105がHDMI(商標)で構成される場合、機器制御信号であるCEC(Consumer Electronics Control)信号が用いられる。この指示信号は、映像再生装置150の設定部181に入力され、フレーム周波数の変更を自動的に行うように指示する信号である。
表示制御部141(表示制御手段)は、映像信号処理部111から所望の映像信号を受け、表示部142の駆動方式に適した信号に変換する。例えば、映像信号処理部111に入力される映像信号のフレーム周波数が24Hzであり、かつ表示部142の駆動周波数が120Hzである場合、表示制御部141は、フレーム周波数を24Hzから120Hzに変換する。表示部142には、PDP、LCD、有機EL、FEDなど、デジタルインターフェイスを備えたフラットパネルが用いられる。
上記構成を有する映像表示システムの動作を示す。図2は映像表示装置100の動作手順を示すフローチャートである。この処理は、主に視聴環境判定部121によって行われる。なお、視聴環境判定部121、メッセージ生成部122および信号生成部125は、請求項に記載の制御手段に相当する。
まず、映像表示装置100は、デジタルI/F105を介して、映像表示装置100の入力であるデジタル復調回路101で映像信号が検出されるまで待つ(ステップS1)。
映像信号が検出されると、映像表示装置100は、その映像信号のフレーム周波数および画質モードの判定を行う。すなわち、映像表示装置100は、フレーム周波数が24Hzの整数倍であるか否かを判定する(ステップS2)。本実施形態では、24Hzのフレーム周波数について説明しているが、48Hz等のフレーム周波数でも同様である。フレーム周波数が24Hzの整数倍であった場合、さらに画質モードがダイナミックモードであるか否かを判定する(ステップS3)。
判定の結果、フレーム周波数が24Hzでかつ画質モードが「ダイナミック」であった場合、映像表示装置100は、映像再生装置150のフレーム周波数を他の周波数に変更するように、表示部142にメッセージを表示させる制御を行う(ステップS4)。具体的に、表示部142は、「フレーム周波数を60Hzへの変更をお勧めします!」といった内容のGUI表示(ガイド表示)を行う。
映像表示装置100は、メッセージに従って、フレーム周波数の変更操作が行われたか否かを判別する(ステップS5)。変更操作の指示が行われた場合、映像表示装置100は、映像再生装置150にフレーム周波数の変更を指示する指示信号を送信する(ステップS6)。この後、映像表示装置100はステップS1の処理に戻る。一方、ステップS5で変更操作の指示が行われなかった場合、映像表示装置100はそのままステップS1の処理に戻る。
このように、ユーザは、表示部142のGUI表示を見て、このメッセージに従って、フレーム周波数を変更する場合、映像表示装置100の画質モード設定部131内の入力部131aに対し、外部リモコン191等で操作を行う。映像表示装置100は、視聴環境判定部121がこの操作を受けると、信号生成部125で指示信号を生成し、デジタルI/F105を制御して映像再生装置150に指示信号を送信する。映像再生装置150側では、後述するように、デジタルI/F155によって指示信号が受信されると、フレーム周波数変換部172によって、コンテンツのフレーム周波数が24Hzであったとしても、映像出力のフレーム周波数は60Hzに変更される。
なお、ユーザは、フレーム周波数を変更する場合、映像再生装置150の設定部181内の入力部181aに対し、外部リモコン191等で操作を行うことも可能である。これにより、フレーム周波数変換部172によって、コンテンツのフレーム周波数が24Hzであったとしても、映像出力のフレーム周波数を60Hzに変更することが可能となる。
一方、ステップS3で画質モードが「ダイナミック」でなかった場合、映像表示装置100は、フレーム周波数の変更を促すメッセージのGUI表示(ガイド表示)を中止する(ステップS7)。この後、映像表示装置100はステップS1の処理に戻る。
図3は映像再生装置150の動作手順を示すフローチャートである。映像再生装置150は、デジタルI/F155を介して映像表示装置100から、あるいは設定部181からフレーム周波数の変更を指示する指示信号を受信したか否かを判別する(ステップS11)。指示信号を受信した場合、映像再生装置150はフレーム周波数変換部172に設定されたフレーム周波数を自動的に変更する(ステップS12)。この後、映像再生装置150は本処理を終了する。
図4はフレーム周波数の変換を示す図である。同図(A)はフレーム周波数が24Hzである映像コンテンツを、120Hz駆動の映像表示装置100で表示する際のフレーム周波数の変換を示す。同図(B)は映像再生装置150が出力する60Hzの映像信号のフレーム周波数を画質モードに応じて変更する場合のフレーム補間例を示す。同図(C)は、映像再生装置150が出力する24Hzの映像信号のフレーム周波数を、画質モードに応じて変更する場合のフレーム補間例を示す。
同図(A)に示すように、画質モードが「シネマ」である場合、映像再生装置150は24Hzのまま映像出力を行う。そして、映像表示装置100は、24Hzの映像信号を入力すると、同一のフレーム画像を5回繰り返し表示することで、120Hzのフレーム周波数に変換する。このように、同図(A)では、なめらかな補間フレーム生成を行わないので、映画特有のジャダー感まで正確に再現され、よりオリジナルに近いシネマ再現が可能になる。
一方、同図(B)に示すように、画質モードが「ダイナミック」である場合、映像再生装置150は24Hzから60Hzにフレーム周波数を変換し、60Hzの映像信号を出力する。そして、映像表示装置100は、60Hzから120Hzにフレーム周波数を変換する。その際、前後フレームから滑らかな動きとなる中間フレームa1’、a2’、a3’が生成される。
また、同図(C)は、画質モードが「ダイナミック」でかつ、映像再生装置150が24Hzの映像信号を出力する場合のフレーム周波数の変換過程を示している。映像表示装置100が、フレーム補間によるフレーム周波数変換が可能な場合には、24Hzの映像信号を滑らかな(ジャダーレス)120Hzの映像信号にフレーム周波数を変換し、120Hzで映像表示する。その際、前後フレームから滑らかな動きとなる中間フレームa2’、a3’、a4’、a5’が生成される。
これにより、フレーム周波数が24Hzのコンテンツをより高輝度な「ダイナミック」で視聴した場合、フレーム間で動きのあるシーンであってもジャダーが必要以上に目立つことがなくなり、妨害感が軽減される。
このように、第1の実施形態の映像表示システムでは、次のような動作が行われる。映像表示装置100内の視聴環境判定部121が、外部から入力される映像信号のフレーム周波数と、設定された画質モードとから、ジャダー妨害が目立つおそれのあると判断した場合、映像信号のフレーム周波数の変更を促すようなGUI(ガイド)表示を行う。ユーザがGUI表示に従ってフレーム周波数の変更を指示した場合、映像表示装置100は映像再生装置150にフレーム周波数の変更を指示する指示信号を送信する。映像再生装置150は、この指示信号を受信すると、フレーム周波数変換部172によって映像表示装置100に出力される映像信号のフレーム周波数を変更する。 これにより、画質モードに適したフレーム周波数に変更することができ、ダイナミックモードのような高輝度で映像を表示する際、ジャダーによる映像視聴時の妨害感を軽減することができる。従って、ユーザは好適に映像を視聴することができる。また、フレーム周波数の変更をユーザに促すことができ、フレーム周波数の変更に際してユーザの意思を反映することができる。
[第2の実施形態]
図5は第2の実施形態における映像表示システムの構成を示すブロック図である。第2の実施形態の映像表示装置100には、前記第1の実施形態と比べ、さらに外光検知部132が追加されている。外光検知部(外光センサ)132には、例えば照度センサ、RGBセンサ、分光センサ、カメラ等が用いられる。外光検知部132は、映像表示装置100が設置されている部屋の明るさや照明光源の色温度を検知する。その他の構成は前記第1の実施形態と同一であるので、同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
第2の実施形態では、視聴環境判定部121は、画質モード設定部131で設定された画質モードの他、さらに、外光検知部132によって検知された周囲の明るさを基に、ジャダー妨害が目立ちやすい条件を判定する。
図6は映像表示装置100の動作手順を示すフローチャートである。この処理は、主に視聴環境判定部121によって行われる。前記第1の実施形態と同一のステップ処理については同一のステップ番号を用いることでその説明を省略する。
ステップS2でフレーム周波数が24Hzの整数倍であり、かつステップS3で画質モードがダイナミックモードであった場合、映像表示装置100は、外光検知部132によって検知される周囲の明るさが所定値未満であるか否かを判別する(ステップS3A)。周囲の明るさが所定値未満である場合、映像表示装置100は、ステップS4の処理に進み、映像再生装置150のフレーム周波数を他の周波数に変更するように、表示部142にメッセージを表示させる制御を行う。一方、周囲の明るさが所定値未満でない場合、映像表示装置100はステップS1の処理に戻る。なお、ステップS3Aでは、周囲の明るさの代わりに、あるいは周囲の明るさとともに、色温度によって判別するようにしてもよい。
図7は映像再生装置150から出力される映像信号のフレーム周波数を決定するために用いられるテーブルである。このテーブルは視聴環境判定部121に格納されている。映像再生装置150から出力される映像信号のフレーム周波数は、このテーブルを基に、画質モード設定部131で設定される画質モード、外光検知部132によって検知される明るさ、および復調部171で検出されるフレーム周波数に応じて、決定される。特に、コンテンツのフレーム周波数が24Hzであり、画質モードがダイナミックモードであり、かつ外光が200ルックス(lx)未満である場合、映像再生装置150から出力される映像信号のフレーム周波数は60Hzに決定される。
一方、映像再生装置150側の動作は前記第1の実施形態と同様である。すなわち、指示信号を受信すると、映像再生装置150は、フレーム周波数変換部172によって映像再生装置150から出力される映像信号のフレーム周波数を変更する。
第2の実施形態の映像表示システムでは、映像表示装置100は、設置された部屋の明るさが暗く、かつ画質モードが映像再現を強調するようなダイナミックモードの設定である場合、ユーザがジャダーを妨害として感じるおそれが高いと判断する。そして、映像表示装置100は、好ましいフレーム周波数に変更するように、GUI等によりガイド表示を行う。このように、周囲の明るさといった視聴環境を考慮することができ、より適切にジャダーによる映像視聴時の妨害感を軽減することができる。
[第3の実施形態]
図8は第3の実施形態における映像表示システムの構成を示すブロック図である。第2の実施形態の映像表示装置100には、前記第2の実施形態と比べ、メッセージ生成部122が省かれている。また、視聴環境判定部121および信号生成部125の代わりに、周波数変更部123が設けられている。周波数変更部123には、前述した図7に示すテーブルが格納されている。
また、映像再生装置150のデジタル変調回路151およびデジタルI/F155が省かれ、代わりにHDMI(商標)からなるインターフェイス152が設けられている。また、映像表示装置100のデジタル復調回路101およびデジタルI/F105が省かれ、代わりにHDMI(商標)からなるインターフェイス102が設けられている。従って、映像表示装置100と映像再生装置150は、HDMI(商標)からなるインターフェイス102とHDMI(商標)からなるインターフェイス152によって接続されている。また、映像表示装置100から映像再生装置150への指示信号には、CEC信号が用いられる。その他の構成は前記第2の実施形態と同一であるので、同一の符号を付すことによりその説明を省略する。
図9は映像表示装置100の動作手順を示すフローチャートである。この処理は、主に周波数変更部123によって行われる。前記第2の実施形態と同一のステップ処理については同一のステップ番号を用いることでその説明を省略する。
ステップS3Aで検知される周囲の明るさが所定値未満である場合、映像表示装置100は、表示部142にGUI画像を表示する制御を行うことなく、ステップS6でフレーム周波数の変更を指示する指示信号を映像再生装置150に送信する。
一方、映像再生装置150側の動作は前記第1の実施形態と同様である。すなわち、指示信号を受信すると、映像再生装置150は、フレーム周波数変換部172によって映像再生装置150から出力される映像信号のフレーム周波数を変更する。すなわち、Blu−ray Diskに収録された映像のフレーム周波数が24Hzであり、画質モードがダイナミックモードであり、かつ外光センサ132の検出値が200lx未満の場合、映像再生装置の出力フレーム周波数は24Hzから60Hzに自動的に変更される。
このように、第3の実施形態の映像表示システムでは、映像表示装置100は、フレーム周波数の変更を促す画像を表示してユーザからの変更操作の指示を受け付けることなく、映像再生装置150に対し、自動的にフレーム周波数を変更する指示を行う。従って、コンテンツのフレーム周波数、映像表示装置100の画質モード、部屋の明るさなどの視環境に応じて、映像再生装置150の出力フレーム周波数を自動的かつ速やかに変更することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、自動的にフレーム周波数を変更する場合でも、自動的にフレーム周波数を変更した旨のメッセージを画像として表示部に表示するようにしてもよい。これにより、ユーザはその変更を知ることができる。
また、上記実施形態では、フレーム周波数として24Hz、60Hzの場合を示したが、これらのフレーム周波数に限定されないことは勿論である。
第1の実施形態における映像表示システムの構成を示すブロック図である。 映像表示装置100の動作手順を示すフローチャートである。 映像再生装置150の動作手順を示すフローチャートである。 フレーム周波数の変換を示す図である。 第2の実施形態における映像表示システムの構成を示すブロック図である。 映像表示装置100の動作手順を示すフローチャートである。 映像再生装置150から出力される映像信号のフレーム周波数を決定するために用いられるテーブルである。 第3の実施形態における映像表示システムの構成を示すブロック図である。 映像表示装置100の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 映像表示装置
102、152 インターフェイス
150 映像再生装置
121 視聴環境判定部
122 メッセージ生成部
123 周波数変更部
125 信号生成部
131 画質モード設定部
132 外光検知部
141 表示制御部
142 表示部
155、165 デジタルインターフェイス(I/F)
172 フレーム周波数変換部
181 設定部
191 外部リモコン

Claims (8)

  1. 複数のフレーム周波数のいずれかを有する映像信号を出力する画像出力装置と接続される画像制御装置であって、
    前記画像出力装置から前記映像信号を入力する通信手段と、
    複数の画質モードのいずれかを選択するモード選択手段と、
    前記選択された画質モードに応じて、前記映像信号のフレーム周波数の変更を前記画像出力装置に指示する指示信号を出力するように前記通信手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像制御装置。
  2. 前記映像信号に基づく画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記フレーム周波数の変更操作を入力する操作手段とを備え、
    前記制御手段は、前記フレーム周波数の変更を促す画像を前記表示手段に表示させるように前記表示制御手段を制御し、前記フレーム周波数の変更操作が入力された場合、前記指示信号を出力するように前記通信手段を制御することを特徴とする請求項1記載の画像制御装置。
  3. 周囲の明るさを検知する検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記選択された画質モード及び前記検知された周囲の明るさに応じて、前記指示信号を出力するように前記通信手段を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像制御装置。
  4. 前記複数の画質モードは、第1のモードと、前記第1のモードより低輝度の表示となる第2のモードとを有し、
    前記複数のフレーム周波数は、第1の周波数と、前記第1の周波数より低い第2の周波数とを有し、
    前記制御手段は、前記第1のモードが選択され、かつ前記第2の周波数の映像信号が入力されている場合、前記指示信号を出力するように制御し、一方、前記第2のモードが選択され、かつ前記第2の周波数の映像信号が入力されている場合、前記指示信号を出力しないように制御することを特徴とする請求項1又は2記載の画像制御装置。
  5. 前記複数の画質モードは、第1のモードと、前記第1のモードより低輝度の表示となる第2のモードとを有し、
    前記複数のフレーム周波数は、第1の周波数と、前記第1の周波数より低い第2の周波数とを有し、
    前記制御手段は、前記第1のモードが選択され、かつ前記第2の周波数の映像信号が入力されている場合、及び前記検知手段によって検知される周囲の明るさが所定値未満である場合、前記指示信号を出力するように制御することを特徴とする請求項3記載の画像制御装置。
  6. 画像制御装置と接続され、複数のフレーム周波数のいずれかを有する映像信号を前記画像制御装置に出力する画像出力装置であって、
    前記映像信号を出力するとともに、前記画像制御装置から指示信号を受信する通信手段と、
    前記受信した指示信号に従って、前記映像信号のフレーム周波数を変更する変更手段とを備えたことを特徴とする画像出力装置。
  7. 複数のフレーム周波数のいずれかを有する映像信号を出力する画像出力装置と接続される画像制御装置の制御方法であって、
    前記画像制御装置の通信手段が、前記画像出力装置から前記映像信号を入力する通信ステップと、
    前記画像制御装置が、複数の画質モードのいずれかを選択するモード選択ステップと、
    前記画像制御装置が、前記選択された画質モードに応じて、前記映像信号のフレーム周波数の変更を前記画像出力装置に指示する指示信号を出力するように前記通信手段を制御する制御ステップとを有することを特徴とする画像制御装置の制御方法。
  8. 画像制御装置と接続され、複数のフレーム周波数のいずれかを有する映像信号を前記画像制御装置に出力する画像出力装置の制御方法であって、
    前記画像出力装置の通信手段が、前記映像信号を出力するとともに、前記画像制御装置から指示信号を受信する通信ステップと、
    前記画像出力装置が、前記受信した指示信号に従って、前記映像信号のフレーム周波数を変更する変更ステップとを有することを特徴とする画像出力装置の制御方法。
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