JP2009221329A - 弾性体の接着方法 - Google Patents

弾性体の接着方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009221329A
JP2009221329A JP2008066434A JP2008066434A JP2009221329A JP 2009221329 A JP2009221329 A JP 2009221329A JP 2008066434 A JP2008066434 A JP 2008066434A JP 2008066434 A JP2008066434 A JP 2008066434A JP 2009221329 A JP2009221329 A JP 2009221329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substance
elastic body
photopolymerization initiator
adhesive
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008066434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5274865B2 (ja
Inventor
Toshihiko Kurata
寿彦 藏田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2008066434A priority Critical patent/JP5274865B2/ja
Publication of JP2009221329A publication Critical patent/JP2009221329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5274865B2 publication Critical patent/JP5274865B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

【課題】接着剤層の塗布状況を視認することができ、かつ、接着剤組成物の硬化性を阻害することなく、十分な接着性を発揮することのできる弾性体の接着方法を提供すること。
【解決手段】被着体に接着剤層を介して弾性体を接着する方法であって、弾性体を形成するための弾性材組成物中に光重合開始剤を含有し、接着剤層を形成するための接着剤組成物中に光重合開始剤及び発光物質を含有し、該発光物質が蛍光物質、燐光物質及び畜光物質からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長の差が20nmを超えることを特徴とする弾性体の接着方法である。
【選択図】なし

Description

本発明は、弾性体の接着方法に関し、詳しくは被着体に接着剤層を介して弾性体を接着させるに際し、接着剤層の塗布状況を視認することができ、かつ、十分な接着性を発揮することのできる弾性体の接着方法に関する。
接着剤は種々のものを接着するために用いられるが、通常、透明、白色又は薄い色のものが好まれる。従って、接着剤を塗布した部分と塗布していない部分の境界が不明瞭となったり、接着剤の塗り方が不十分でかすれた部分の存在やドット状に抜けたような部分があっても認識することができず、接着が不十分となる場合があった。
例えば、コンピュータのハードディスク装置などの電子機器においては、ガスケットを使って塵の侵入を防ぐことが一般に行われ、ガスケット等の弾性材が金属製のカバー体等に接着剤層を介して接着されて用いられる。金属製のカバー体は光を乱反射するために接着剤層が視認しにくく、さらに弾性材が黒色の場合には、さらに視認し難い。従って、このような場合に、接着剤層の形成が不十分であることが認識されずに、ガスケット付きのカバー体が製造されるため、不良品の発生を事前に防止することが困難となる。
このような問題点を解決する手段として、例えば顔料や染料などを、接着剤層を形成するための接着剤組成物中に含有させ、接着剤層の視認性を向上させる方法が考えられる。しかしながら、接着剤層の塗布量が少ない場合には十分な発色ができず、一方、十分な発色を得るために顔料等の含有量を増大させると、接着剤層の硬化不良を引き起こし、ひいては接着不良を引き起こすこととなる。
ところで、接着剤に蛍光剤を含有させ、接着剤の塗布位置、塗布量といった塗布状態を目視しやすくした蛍光性接着剤が提案されている(特許文献1参照)。また、同様に、接着剤に蛍光剤及び/又は畜光剤を含有させた、暗所でも接着剤が塗布されている場所と塗布されていない場所を判別できる接着剤が提案されている(特許文献2参照)。さらには、透明基材間の接着剤層の層厚や接着剤の被覆の程度を非破壊で評価することを目的に接着剤成分と光放出物質を組み合わせた接着剤組成物が提案されている(特許文献3参照)。
特開平5−331438号公報 特開平7−34050号公報 特開平11−256120号公報
上述のように、接着剤に種々の蛍光剤等を配合した接着剤組成物が提案されているが、例えば、これをガスケット材料等として好適に用いられる紫外線硬化性樹脂に適用すると、配合される蛍光材料等が、紫外線硬化性樹脂の硬化性に悪影響を及ぼす場合があった。すなわち、該蛍光材料等は紫外線を吸収して発光する性質を有し、光重合開始剤の機能を損ねる場合があるからである。本発明はかかる課題に対し、接着剤層の塗布状況を視認することができ、かつ、接着剤組成物の硬化性を阻害することなく、十分な接着性を発揮することのできる弾性体の接着方法を提供することを目的とするものである。
本発明者は、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、弾性材組成物及び接着剤組成物に含まれる光重合開始剤に応じて、接着剤組成物に含まれる発光物質を選択することで上記課題を解決し得ることを見出した。本発明はかかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明は、被着体に接着剤層を介して弾性体を接着する方法であって、弾性体を形成するための弾性材組成物中に光重合開始剤を含有し、接着剤層を形成するための接着剤組成物中に光重合開始剤及び発光物質を含有し、該発光物質が蛍光物質、燐光物質及び畜光物質からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長の差が20nmを超えることを特徴とする弾性体の接着方法を提供するものである。
本発明によれば、接着剤層の塗布状況を視認することができ、かつ、十分な接着性を発揮することのできる弾性体の接着方法を提供することができる。
本発明にかかる弾性体の接着方法は、被着体に接着剤層を介して弾性体を接着する方法であって、弾性体を形成するための弾性材組成物中に光重合開始剤を含有し、接着剤層を形成するための接着剤組成物中に光重合開始剤及び発光物質を含有し、光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長が異なることを特徴とする。また、発光物質としては、蛍光物質、燐光物質及び畜光物から選択される。このように極大吸収波長が異なるために、光の照射によって接着剤層を硬化して被着体と弾性体を接着させるに際し、紫外線等の光が発光物質に吸収されることなく、光重合開始剤を有効に機能させることができる。
光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長の差について、本発明の効果を奏するためには、20nmを超えることが必須であり、30nm以上であることが好ましく、40nm以上であることがさらに好ましい。ここで光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長の差とは、光重合開始剤及び発光物質の極大吸収波長が複数ある場合には、必ずしもすべての極大吸収波長の差が20nmを超えることを要するものではなく、少なくとも、その一部において、極大吸収波長の差が20nmを超えればよい。
本発明において、発光物質としては、蛍光物質、燐光物質、又は蓄光物質を用いる。これらの物質は、硬化と励起を同時に行える点で好ましい。さらに、発光時間が長く、視認確認時間が長いという点で蓄光物質が特に好ましい。
蛍光物質、燐光物質、及び蓄光物質は、1種を単独で用いてもよく、また2種以上のものを組み合わせて用いてもよい。また、蛍光物質と燐光物質の組み合わせ、蛍光物質と蓄光物質の組み合わせ、燐光物質と蓄光物質の組み合わせ、さらにはこれら3種を組み合わせることもできる。
蛍光物質としては、紫外線、可視光線等の光を吸収して蛍光を発するものであれば特に制限はなく、無機系蛍光物質及び有機系蛍光物質のいずれでもよい。
無機系蛍光物質としては、カルシウム、バリウム、マグネシウム、カドミウム等の酸化物、硫化物、珪酸塩、リン酸塩、タングステン酸塩等が挙げられる。
また、有機系蛍光物質としては、ジスチリルベンゼン、ジスチリルビフェニル、ジビニルスチルベン、トリアジニルアミノスチルベン、スチイルベンジル−2H−トリアオール、ベンズオキサゾール、フラン、ベンゾフラン、ベンズイミダゾール、1,3−ジフェニル2−ピラゾリン、クマリン、ナフタルイミド、1,3,5−トリアジン−2−イル誘導体、キナクリドン誘導体、フルオレン誘導体、トリス−8−キノリノラトアルミニウム錯体、ビス(ベンゾキノリノラト)ベリリウム錯体、ビス(8−キノラト)亜鉛錯体等のアルミニウム、ベリリウム及び亜鉛の有機錯体、9,10−ビス(フェニルエチニル)アントラセン、1−メトキシ−9,10−ビス(フェニルエチニル)アントラセン、ペリレン、1,5−ジクロロ−9,10−ビス(フェニルエチニル)アントラセン、1,8−ジクロロ−9,10−ビス(フェニルエチニル)アントラセン、モノクロロ及びジクロロ置換9,10−ビス(フェニルエチニル)アントラセン、5,12−ビス(フェニルエチニル)テトラセン、9,10−ジフェニルアントラセン、16,17−ジヘキシルオキシビオラントロン、2−メチル−9,10−ビス−(フェニルエチニル)アントラセン、9,10−ビス−(4−メトキシフェニル)−2−クロロアントラセン、9,10−ビス−(4−エトキシフェニル)−2−クロロアントラセン、16,17−ジデシクロキシビオラントロン、5,12−ビス−(フェニルエチニル)ナフタセン、5,6,11,12−テトラフェニルナフタセン(ルブレン)などが挙げられる。
燐光物質についても特に制限はなく、例えば酸化亜鉛−亜鉛系、ケイ酸亜鉛−マンガン系、酸化イットリウム−ユーロピウム系、硫化亜鉛−マンガン系、硫化亜鉛−銅系、サマリウム、イリジウム、及びユーロピウムの有機錯体などの燐光顔料等が挙げられる。
また、蓄光物質としても特に制限はなく、硫化亜鉛、硫化バリウム、硫化カルシウム、アルミン酸ストロンチウム等が挙げられる。なお、これらの物質は遷移金属化合物などの活性剤を数ppm〜数百ppm添加して発光体とされる。
上記発光物質の接着剤組成物中における含有量は0.1〜10質量%の範囲が好ましい。0.1質量%以上であると、十分な発光が生じて接着剤の塗布状況を十分に視認することができる。一方、10質量%以下であると、接着剤層の硬化不良が生じず、十分な接着がなされる。以上の点から、発光物質の接着剤組成物中における含有量は1〜5質量%の範囲がさらに好ましい。
また、上記発光物質は接着剤組成物に可溶状態で存在することが、分散性、保存安定性の点で好ましい。
次に、接着剤組成物に含有される光重合開始剤としては、公知のものを用いることができ、例えば分子内開裂型の光重合開始剤として、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル等のベンゾインアルキルエーテル系;2, 2−ジエトキシアセトフェノン、4' −フェノキシ−2, 2−ジクロロアセトフェノン等のアセトフェノン系;2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、4' −イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、4' −ドデシル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン等のプロピオフェノン系;ベンジルジメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン及び2−エチルアントラキノン、2−クロロアントラキノン等のアントラキノン系;アシルフォスフィンオキサイド系;その他水素引き抜き型の光重合開始剤としてベンゾフェノン/アミン系;ミヒラーケトン/ベンゾフェノン系;チオキサントン系、アミン系光重合開始剤等を挙げることができる。また未反応光重合開始剤のマイグレーションを避けるため非抽出型光重合開始剤を用いることができる。例えばアセトフェノン系開始剤を高分子化したもの、ベンゾフェノンにアクリル基の二重結合を付加したものがある。
これらの光重合開始剤は、1種を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することもできる。光重合開始剤の配合量は、接着剤組成物中に0.1〜10質量%の範囲であることが好ましく、さらに1〜3質量%の範囲が好ましい。
次に、接着剤組成物を構成する接着剤物質としては、紫外線硬化型樹脂を主成分とすることが好ましい。紫外線硬化型樹脂としては特に限定されないが、例えば、分子中に重合性不飽和結合又は、エポキシ基を有するプレポリマー、オリゴマー、及び/又は単量体を適宜混合した樹脂組成物を用いる。これらの樹脂系としては、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート等のアクリレート系樹脂、シロキサン等の珪素樹脂、ポリエステル、エポキシ樹脂等が挙げられる。前記プレポリマー及びオリゴマーの例としては、不飽和ポリエステル類、メタクリレート類が挙げられる。また、単量体の例としては、スチレン系単量体、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類、不飽和酸の置換アミノアルコールエステル類、不飽和カルボン酸アミド、その他の単量体が挙げられる。以上の化合物を1種若しくは2種以上混合して用いるが、該樹脂組成物に通常の塗工適性を付与するために、前記プレポリマー又はオリゴマー及び/又は単量体を適宜の配合にて混合する。
本発明においては、上記樹脂のうち、エポキシアクリレート系樹脂、エポキシ樹脂、ウレタンアクリレート系樹脂、及びエステルアクリレート系樹脂が接着性の点で好ましく、これらは1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。特に、被着体として、金属体を用いる場合には、これらの材質との接着性が高い点から、エポキシアクリレート系樹脂が好ましい。
エポキシアクリレート系樹脂は、例えば、ビスフェノール型エポキシ樹脂やノボラック型エポキシ樹脂のオキシラン環に、(メタ)アクリル酸を反応しエステル化することにより得ることができる。また、このエポキシアクリレート系樹脂を部分的に二塩基性カルボン酸無水物で変性したカルボキシル変性型のエポキシアクリレート樹脂も用いることができる。
エポキシ樹脂としては、光硬化型エポキシ樹脂として慣用されるものを用いることができ、例えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂やビスフェノールF型エポキシ樹脂のようなビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂等の2官能以上の各種エポキシ樹脂が挙げられる。
ウレタンアクリレート系樹脂としては、例えば、ポリエーテルポリオールやポリエステルポリオールとポリイソシアナートの反応によって得られるポリウレタン樹脂を(メタ)アクリル酸でエステル化することにより得ることができる。
エステルアクリレート系樹脂としては、多塩基酸と3価アルコールの結合で得られるポリエステルに(メタ)アクリル基を導入することにより得ることができる。
本発明の接着剤組成物には、反応性希釈剤として、少なくとも一つの液体光重合性モノビニルモノマーを含有させることができる。該接着剤組成物の粘度を低下させ、塗布を容易にするためであり、接着剤の光硬化の際に重合し得るものである。
具体的には、酢酸ビニル等のビニルエステル、アクリルモノマー、N−ビニルモノマーなどが挙げられる。アクリルモノマーとしては、例えば、n−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクタデシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸と多価アルコールとのエステルなどが挙げられる。N−ビニルモノマーとしては、例えばN,N−ジメチルアクリルアミド、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタムなどが挙げられる。
接着剤組成物中の反応性希釈剤の含有量は、5〜70質量%の範囲が好ましく、10〜50質量%の範囲がさらに好ましい。
また、本発明の接着剤組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で無機系の充填剤を添加することができる。無機系充填剤としては、例えば、シリカ、タルク、ベントナイト、マイカ、アルミナ、カオリン、カーボンブラック、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、硫酸バリウム、ガラス繊維、ガラス粉、セラミック粉、ガラスバルーンなどの無機中空フィラーなどを挙げることができる。
接着剤組成物中の該無機系充填剤の添加量は、40質量%以下であることが好ましく、20質量%以下がさらに好ましい。
本発明で用いる弾性材は特に限定されないが、ウレタン、エポキシ系重合体、シリコーン、ポリイソプレン、水添ポリイソプレン、ポリブタジエン、水添ポリブタジエン、ポリイソブチレン、フッ素含有ゴム、及びこれらを変性したものを主成分とすることが好ましい。これらは1種単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
これらの中で、本発明の弾性材としては、アクリル変性されたウレタンを主成分とするものが最も好ましい。アクリル変性されたウレタンとしては、ポリエーテルポリオールのウレタンアクリレートオリゴマー、ポリエステルポリオールのウレタンアクリレートオリゴマー、あるいは、エーテル基及びエステル基の両方を分子中に有するウレタンアクリレートオリゴマー及びカーボネート基を有するカーボネートジオールのウレタンアクリレートオリゴマー等を挙げることができる。
ポリエーテルポリオールとしては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリヘキサメチレングリコール及び1, 3−ブチレングリコール、1, 4−ブチレングリコール、1, 6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、2, 2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、ビスフェノールA等に、エチレンオキシド又はプロピレンオキシド等が付加した化合物を用いることができる。
ポリエステルポリオールは、アルコール成分と酸成分とを反応させて得ることができ、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール及び1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘキシル)プロパン、ビスフェノールA等にエチレンオキシド又はプロピレンオキシド等が付加した化合物、あるいは、ε−カプロラクトンが付加した化合物等をアルコール成分とし、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、ドデカンジカルボン酸等の二塩基酸及びその無水物を酸成分として使用することができる。上記のアルコール成分、酸成分及びε−カプロラクトンの三者を同時に反応させることによって得られる化合物も、ポリエステルポリオールとして使用することができる。
また、カーボネートジオールは、例えば、ジフェニルカーボネート、ビス−クロロフェニルカーボネート、ジナフチルカーボネート、フェニル−トルイル−カーボネート、フェニル−クロロフェニル−カーボネート、2−トリル−4−トリル−カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート等のジアリールカーボネート又はジアルキルカーボネートとジオール類、例えば、1, 6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、1, 4−ブタンジオール、1, 8−オクタンジオール、1, 4−シクロヘキサンジメタノール、2−メチルプロパンジオール、ジプロピレングリコール、ジブチレングリコール又は上記のジオール化合物とシュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、ヘキサヒドロフタル酸等のジカルボン酸の反応生成物、又はε−カプロラクトンの反応生成物であるポリエステルジオール等とのエステル交換反応によって得ることができる。
このようにして得られるカーボネートジオールは分子中にカーボネート構造を一つ有するモノカーボネートジオール又は分子中にカーボネート構造を二つ以上有するポリカーボネートジオールである。
本発明で用いる弾性材において、特に好ましいアクリル変性されたウレタンは、ポリエーテルポリオール及びポリエステルポリオールのウレタンアクリレートオリゴマーであり、有機ジイソシアネートとしては、特に限定される物ではないが、メチレンジイソシアネート、トリレンジソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4'−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート及びヘキサメチレンジイソシアネートが特に好ましい。
また、上記弾性材組成物には、無機系の充填材及び/又は有機系の増粘剤を配合し、粘度を調整することができる。無機系充填剤としては、湿式シリカ、乾式シリカ、ベントナイト、マイカ、合成スメクタイト等が挙げられ、また有機系増粘剤としては水添ひまし油、アマイドワックス、酸化ポリエチレン等が挙げられる。
また、クレー,珪藻土,タルク,硫酸バリウム,炭酸カルシウム,炭酸マグネシウム,金属酸化物,マイカ,カオリン,アルミナ,グラファイト,水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムなどの無機系添加剤、各種の金属粉,ガラス粉,セラミックス粉,粒状あるいは粉末ポリマー等の粒状あるいは粉末状固体充填剤,その他の各種の天然または人工の短繊維,長繊維(例えば、ガラスファイバー,金属ファイバー、その他各種のポリマーファイバー等)などを配合することができる。
また、上記弾性材組成物には、添加剤として、必要に応じて、難燃剤,抗菌剤,ヒンダードアミン系光安定剤,紫外線吸収剤,酸化防止剤,着色剤,粘着付与剤(タッキファイヤー)、接着剤性エラストマー、熱可塑性エラストマー又は樹脂などを併用することができる。
本発明の接着方法を適用し得る被着体に関しては特に制限はなく、用途に応じて適宜選定される。例えば、ガスケット用途に用いるのであれば、被着体として、金属や熱可塑性樹脂等の合成樹脂を選択することができる。
また、制振材の場合には、主にゴム材料や熱可塑性樹脂等の合成樹脂、場合によっては金属を被着体として選択することができる。
本発明の接着方法においては、被着体に接着剤組成物を塗布し、その上に弾性材組成物を塗布した後、紫外線を照射して硬化させることが好ましい。
接着剤組成物を被着体に塗布する際の粘度は、25℃において、10〜1000mPa・sの範囲が好ましい。10mPa・s以上であると接着剤組成物が硬化前に流れだす等の問題がなく、まただれがないため、寸法安定性が良好である。一方、1000mPa・s以下であると塗布性が良好である。以上の観点から、該接着剤の25℃における粘度は100〜500mPa・sの範囲がより好ましい。
なお、該粘度は上述の反応性希釈剤及び無機充填剤の添加量等によって制御することができる。
接着剤組成物の塗布方法については特に制限はなく、スタンプによる転写、印刷法、ディスペンシング法などを用いることができる。これらのうち、容易に所望の形状に塗布することができ、しかも弾性体の形状に合わせて精密に接着剤を塗布することができる点でディスペンシング法が好ましい。ディスペンシング法により、接着剤組成物を押し出す装置としては、空圧式押し出し装置、機械的なラムプレス押し出し装置、プランジャー式押し出し装置などを使用することができる。
接着剤組成物の塗布量は弾性体が被着体に良好に接着する範囲であれば特に制限はないが、硬化後の接着剤層の層厚が50〜200μmの範囲となるように塗布することが好ましい。層厚が50μm以上であると十分な接着が可能であり、かつシール性も良好である。一方、200μm以下であると、深部まで十分な硬化が可能であり、また経済的にも有利である。以上の観点から、硬化後の接着剤層の層厚は50〜100μmの範囲がさらに好ましい。
上記の方法等で被着体に塗布された接着剤組成物は、発光物質を含有しているため、接着剤を塗布した部分と塗布していない部分の境界が明瞭であり、接着剤の塗り方が不十分でかすれた部分の存在やドット状に抜けたような部分があっても視認が容易である。
接着剤の塗布部分の視認に際しては、発光物質として紫外線を吸収して蛍光又は燐光を発生するものを用いる場合には、暗所にてブラックライト等の光源によって、接着剤組成物の塗布部分を照射することで、容易に視認することができる。特に被着体が乱反射する材料からなる場合に有効である。
また、紫外線等の照射装置及び画像認識装置等の検出部を設けておき、接着剤組成物の塗布状態を自動的に検査することもできる。
次に、接着剤組成物の上に弾性材組成物を塗布するが、塗布の方法としては、接着剤組成物と同様の方法を用いることができ、同様にディスペンシンク法が好ましい。
弾性材組成物の粘度については、塗布できる範囲で特に限定されないが、通常、50℃での粘度が1〜1000Pa・sの範囲であることが好ましい。50℃での粘度がこの範囲内であると、流動性が適度であり、弾性体の形状を保持することができるとともに、弾性体の形状の賦形が行いやすい。
弾性材組成物を塗布した後に、紫外線を照射して、弾性材組成物及び接着剤組成物を硬化させることが好ましい。このように接着剤組成物及び弾性材組成物を塗布した後に紫外線を照射することによって、一度に両者を硬化させることができるため、作業性がよく、効率的である。一方、接着剤組成物を塗布した後、短時間の紫外線照射又は低出力の紫外線照射によって半硬化させ、その後に弾性材組成物を塗布することもできる。この場合には、ブラックライト等を用いずに発光物質を発光させることができる。
紫外線源としては、有電極方式としてメタルハライドランプ、キセノンランプ、低圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯等を、無電極方式としてエキシマランプ、メタルハライドランプ等を挙げることができる。紫外線を照射する雰囲気としては、窒素ガス、炭酸ガス等の不活性ガス雰囲気あるいは酸素濃度を低下させた雰囲気が好ましいが、通常の空気雰囲気でも紫外線硬化性ガスケット材を用いた場合には、十分硬化させることができる。照射雰囲気温度は、通常10〜200℃とすることができる。
本発明は、上述の弾性体の接着方法によって得られる、カバー体に接着剤層を介して弾性体が接着されたハードディスク装置用ガスケットであって、弾性体が弾性材及び光重合開始剤を含有する弾性材組成物を硬化したものであり、接着剤層が光重合開始剤と発光物質を含有する接着剤組成物を硬化したものであり、該発光物質が蛍光物質、燐光物質及び畜光物質からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長の差が20nmを超えるハードディスク装置用ガスケットをも包含するものである。なお、カバー体とは上述の被着体に相当する。
また、本発明は、上記ハードディスク装置用ガスケットを用いたハードディスク装置をも包含するものである。ハードディスク装置は、ハードディスクがカバープレートとベースプレートに挟持され、ガスケットでシールされる。カバープレートは上記カバー体と同義であり、本発明における被着体に相当する。
該カバープレートは、金属や熱可塑性樹脂等の合成樹脂で形成することができる。カバープレートを形成する金属としては、例えばニッケルめっきアルミニウム、ニッケルめっき鋼、冷延鋼、亜鉛めっき鋼、アルミニウム/亜鉛合金めっき鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム、マグネシウム合金などの中から、適宜選択して用いることができる。
また、マグネシウムを射出成形したものも用いることができる。耐食性の点から、無電解ニッケルめっき処理を施した金属が好適であり、本発明においては、ニッケルめっきアルミニウム及びニッケルめっき鋼が好ましい。
無電解ニッケルめっき処理方法としては、従来金属素材に適用されている公知の方法、例えば硫酸ニッケル、次亜リン酸ナトリウム、乳酸、プロピオン酸などを適当な割合で含有するpH4.0〜5.0程度で、かつ温度85〜95℃程度の水溶液からなる無電解ニッケルめっき浴中に、金属板を浸漬する方法などを用いることができる。
本発明の多段ガスケットは、特に、カバープレートとして、ニッケルメッキ及びクロメート処理された金属体を用いる場合に好適であり、例えば85℃程度の高温下での接着性が高い。
カバープレートを形成する熱可塑性樹脂としては、例えばアクリロニトリルスチレン(AS)樹脂、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)樹脂、ポリスチレン、シンジオタクティックポリスチレンなどのスチレン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等のポリプロピレン複合体などのオレフィン系樹脂、ナイロンなどのポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、変性ポリフェニレンエーテル、アクリル系樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネート、液晶ポリマー、ポリフェニレンサルファイド(PPS)などの熱可塑性樹脂が挙げられ、これらの中から、適宜選択すればよい。液晶ポリマーとしてはサーモトロピック液晶ポリマーが好ましく、具体的にはポリカーボネート系液晶ポリマー、ポリウレタン系液晶ポリマー、ポリアミド系液晶ポリマー、ポリエステル系液晶ポリマーなどが挙げられる。これらの樹脂は、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
カバープレート(被着体)とガスケット(弾性体)との接着性を向上させるために、カバープレートが合成樹脂製の場合、予めカバー体を表面処理することができる。表面処理としては、プラズマ処理、コロナ放電処理などが挙げられる。プラズマ処理には、キーエンス社製のプラズマ照射器などの装置を用いることができる。
さらに、本発明は、上述の弾性体の接着方法によって得られる、カバー体に接着剤層を介して弾性体が接着された制振材であって、弾性体が弾性材及び光重合開始剤を含有する弾性材組成物を硬化したものであり、接着剤層が光重合開始剤と発光物質を含有する接着剤組成物を硬化したものであり、該発光物質が蛍光物質、燐光物質及び畜光物質からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長の差が20nmを超える制振材をも包含するものである。
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。尚、各実施例、比較例における各種測定は下記により行なった。
1.硬化性
ガラス板上に、各実施例及び比較例で得られた接着剤組成物を、バーコーターを用いて製膜し、厚さ約0.6mmの膜を得た。これに紫外線を照度150mW/cm2、積算光量9000mJ/cm2の条件で照射し、硬化した。評価は官能評価とトルエンに、常温で24時間浸漬した後の重量変化により行った。評価基準は以下のとおりである。
○;トルエン浸漬後の重量変化が15質量%以下であり、かつ硬化膜の表面及び底面においてべたつきがない。
×;トルエン浸漬後の重量変化が15質量%を超えるか、又は硬化膜の表面及び底面においてべたつきがある。
2.視認性
各実施例及び比較例で得られた接着剤組成物を鋼鈑(SUS304)の上に線状に塗布し、ブラックライト(波長;254nm)を照射した後、暗室において目視にて評価した。目視評価は比較例1との比較で行い、評価基準は以下のとおりである。
○;比較例1に対して、基板に線状に塗布された接着剤の見え方に明確な差があり、接着剤のかすれ、気泡の有無、基板と接着剤の界面を目視で観察することができた。
△;比較例1に対して、基板に線状に塗布された接着剤の見え方に明確な差があり、接着剤の塗布位置の確認は容易に行えた。
×;比較例1と同程度の見え方であり、暗室における目視では接着剤の塗布位置の確認が容易には行えなかった。
実施例1
エポキシアクリレート(サートマー社製「CN104LC」)34質量%、アクリルモノマー(大阪有機化学工業(株)製「IBXA」)24質量%、充填材としてタルク(日本タルク(株)製「MS−P」)37質量%、畜光顔料であるアルミン酸ストロンチウム(根本特殊化学(株)製「Luminova GLL−300FS」、極大吸収波長;約240nm)3質量%、及び光重合開始剤として、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(極大吸収波長;340nm)2質量%を配合して、接着剤組成物を調製した。上記方法にて評価した結果を第1表に示す。
実施例2
実施例1において、畜光顔料の配合量を1質量%としたこと以外は実施例1と同様にした実施例1と同様の方法で評価した結果を第1表に示す。
実施例3〜9
実施例1において、光重合開始剤及び発光物質を第1表に記載されるものに変更したこと以外は実施例1と同様にして接着剤組成物を調製した。実施例1と同様の方法で評価した結果を第1表に示す。
比較例1
発光物質を含有しないこと以外は実施例1と同様にして、接着剤組成物を調製し、各実施例の評価に際してのリファレンスとした。
比較例2及び3
実施例1において、光重合開始剤及び発光物質を第1表に記載されるものに変更したこと以外は実施例1と同様にして接着剤組成物を調製した。実施例1と同様の方法で評価した結果を第1表に示す。
Figure 2009221329
Figure 2009221329
実施例1〜9の接着剤組成物は、いずれも光重合開始剤の極大吸収波長が複数あり、少なくともそのうちの1つの極大吸収波長が、発光物質の極大吸収波長と20nmを超える差がある。従って、発光物質により視認性が確保できるとともに、十分な硬化性を得ることができる。
一方、比較例2及び3で用いた光重合開始剤は実施例6の開始剤と同じものであり、極大吸収波長が2つ存在するが、いずれの極大吸収波長も、発光物質の極大吸収波長との差が20nm以下であるため、光重合開始剤が有効に機能せず、硬化性が不十分となった。
本発明の接着方法によれば、接着剤層の塗布状況を視認することができ、かつ、十分な接着性を発揮することが可能となる。

Claims (9)

  1. 被着体に接着剤層を介して弾性体を接着する方法であって、弾性体を形成するための弾性材組成物中に光重合開始剤を含有し、接着剤層を形成するための接着剤組成物中に光重合開始剤及び発光物質を含有し、該発光物質が蛍光物質、燐光物質及び畜光物質からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長の差が20nmを超えることを特徴とする弾性体の接着方法。
  2. 前記接着剤組成物が紫外線硬化型樹脂を主成分とするものである請求項1に記載の弾性体の接着方法。
  3. 前記紫外線硬化型樹脂がエポキシアクリレート系樹脂、エポキシ樹脂及びウレタンアクリレート系樹脂から選ばれる少なくとも1種である請求項2に記載の弾性体の接着方法。
  4. 前記発光物質が接着剤組成物に可溶である請求項1〜3のいずれかに記載の弾性体の接着方法。
  5. 前記弾性材組成物が、ウレタン、エポキシ系重合体、シリコーン、ポリイソプレン、水添ポリイソプレン、ポリブタジエン、水添ポリブタジエン、ポリイソブチレン、フッ素含有ゴム、及びこれらを変性したものから選ばれる少なくとも1種を主成分とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾性体の接着方法。
  6. 被着体に接着剤組成物を塗布し、その上に弾性材組成物を塗布した後、紫外線を照射して硬化させる請求項1〜5のいずれかに記載の弾性体の接着方法。
  7. カバー体に接着剤層を介して弾性体が接着されたハードディスク装置用ガスケットであって、弾性体が弾性材及び光重合開始剤を含有する弾性材組成物を硬化したものであり、接着剤層が光重合開始剤と発光物質を含有する接着剤組成物を硬化したものであり、該発光物質が蛍光物質、燐光物質及び畜光物質からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長の差が20nmを超えるハードディスク装置用ガスケット。
  8. 請求項7に記載のガスケットを用いたハードディスク装置。
  9. カバー体に接着剤層を介して弾性体が接着された制振材であって、弾性体が弾性材及び光重合開始剤を含有する弾性材組成物を硬化したものであり、接着剤層が光重合開始剤と発光物質を含有する接着剤組成物を硬化したものであり、該発光物質が蛍光物質、燐光物質及び畜光物質からなる群から選ばれる少なくとも1種であり、光重合開始剤の極大吸収波長と発光物質の極大吸収波長の差が20nmを超える制振材。
JP2008066434A 2008-03-14 2008-03-14 弾性体の接着方法 Expired - Fee Related JP5274865B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008066434A JP5274865B2 (ja) 2008-03-14 2008-03-14 弾性体の接着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008066434A JP5274865B2 (ja) 2008-03-14 2008-03-14 弾性体の接着方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009221329A true JP2009221329A (ja) 2009-10-01
JP5274865B2 JP5274865B2 (ja) 2013-08-28

Family

ID=41238445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008066434A Expired - Fee Related JP5274865B2 (ja) 2008-03-14 2008-03-14 弾性体の接着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5274865B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012236917A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Osaka Gas Chem Kk 融着剤
WO2014119341A1 (ja) 2013-02-04 2014-08-07 株式会社ブリヂストン 光硬化性エラストマー組成物、ハードディスクドライブ用ガスケットおよびハードディスクドライブ
JP2015218200A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 電気化学工業株式会社 組成物
JP2018025310A (ja) * 2017-11-07 2018-02-15 積水化学工業株式会社 配管構造及び配管構造の検査方法
CN107987784A (zh) * 2017-12-13 2018-05-04 金华易翔新材料科技有限公司 服装用反光材料粘合剂及其制备方法和应用、使用方法
CN108728027A (zh) * 2018-05-04 2018-11-02 山东齐鲁众合科技有限公司 一种环氧树脂荧光胶及其制备工艺和使用方法
WO2021019920A1 (ja) * 2019-07-31 2021-02-04 積水ポリマテック株式会社 光硬化性の樹脂組成物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05331438A (ja) * 1992-05-30 1993-12-14 Sony Corp 蛍光性接着剤及び接着剤の塗布状態検査方法、検査装置
JPH09508193A (ja) * 1994-01-24 1997-08-19 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド 再使用可能な弾力性のあるガスケットとその使用方法
JPH11508637A (ja) * 1996-02-23 1999-07-27 ダイマックス コーポレーション 改良された蛍光反応を示す組成物
JP2008024765A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Bridgestone Corp ハードディスク装置用ガスケットの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05331438A (ja) * 1992-05-30 1993-12-14 Sony Corp 蛍光性接着剤及び接着剤の塗布状態検査方法、検査装置
JPH09508193A (ja) * 1994-01-24 1997-08-19 ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド 再使用可能な弾力性のあるガスケットとその使用方法
JPH11508637A (ja) * 1996-02-23 1999-07-27 ダイマックス コーポレーション 改良された蛍光反応を示す組成物
JP2008024765A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Bridgestone Corp ハードディスク装置用ガスケットの製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012236917A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Osaka Gas Chem Kk 融着剤
WO2014119341A1 (ja) 2013-02-04 2014-08-07 株式会社ブリヂストン 光硬化性エラストマー組成物、ハードディスクドライブ用ガスケットおよびハードディスクドライブ
US9982124B2 (en) 2013-02-04 2018-05-29 Bridgestone Corporation Photocurable elastomer composition, gasket for hard disk drive, and hard disk drive
JP2015218200A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 電気化学工業株式会社 組成物
JP2018025310A (ja) * 2017-11-07 2018-02-15 積水化学工業株式会社 配管構造及び配管構造の検査方法
CN107987784A (zh) * 2017-12-13 2018-05-04 金华易翔新材料科技有限公司 服装用反光材料粘合剂及其制备方法和应用、使用方法
CN108728027A (zh) * 2018-05-04 2018-11-02 山东齐鲁众合科技有限公司 一种环氧树脂荧光胶及其制备工艺和使用方法
WO2021019920A1 (ja) * 2019-07-31 2021-02-04 積水ポリマテック株式会社 光硬化性の樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP5274865B2 (ja) 2013-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5274865B2 (ja) 弾性体の接着方法
EP2153699B1 (en) Organic electronic devices protected by elastomeric laminating adhesive
JP5324114B2 (ja) 発光モジュール用シートの製造方法、発光モジュール用シート
EP2549303A1 (en) Optical sheet with adhesive layer, method for producing optical sheet with adhesive layer, light source using optical sheet with adhesive layer, and image display device using optical sheet with adhesive layer
TWI494400B (zh) A thermally conductive adhesive composition, a thermally conductive adhesive sheet, a flame-retardant heat-conductive adhesive composition, a flame-retardant heat-conductive adhesive sheet, a heat-conductive insulating film, and a metal-formed product
EP2833698B1 (en) Resin composition for sealing organic electro-luminescence element, method for manufacturing same, adhesive film in which same resin composition is used, gas-barrier film, organic electro-luminescence element, and organic electro-luminescence panel
EP2781535A1 (en) Acrylic resin composition
JP5658490B2 (ja) 光学積層シート、光学積層シートの製造方法、光学積層シート付光源、および光学積層シート付画像表示装置
US20060177654A1 (en) Pressure sensitive adhesive sheet for protecting surface and method for production thereof
JP2008291114A (ja) 光硬化性樹脂組成物、実装回路板用の光硬化性防湿絶縁塗料、電子部品及びその製造方法
JP2011105852A (ja) 接着剤組成物及び弾性体の接着方法
JP2010144000A (ja) 光硬化性樹脂組成物、電子ペーパー用の光硬化性防湿シール材、電子ペーパー及びその製造方法
WO2018055859A1 (ja) 半導体加工用粘着シート
JP6006066B2 (ja) シート状伸長性有機基材
TW201446900A (zh) 遮光性防濕絕緣塗料、使用遮光性防濕絕緣塗料之密封.絕緣處理方法、及由遮光性防濕絕緣塗料而受到密封.絕緣處理之電子零件
JP2008184538A (ja) 紫外線硬化樹脂組成物
JP2007308681A (ja) 光硬化性樹脂組成物、実装回路板用光硬化性防湿絶縁塗料、電子部品及びその製造方法
JP4815289B2 (ja) ハードディスク装置用ガスケットの製造方法
JP5517776B2 (ja) 光学積層シート付部材の製造方法
JP2005302401A (ja) 有機el素子封止材
JP6946747B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物
JP2009168220A (ja) ハードディスク装置用ガスケット、その製造方法及びその検査方法
JP5050517B2 (ja) 光硬化性樹脂組成物の製造方法、実装回路板用光硬化性防湿絶縁塗料、実装回路板及び実装回路板の製造方法
JP2019151774A (ja) 活性エネルギー線硬化型粘着剤組成物
JP2019132881A (ja) レーザマーカラベル、およびレーザマーカラベルの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5274865

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees