JP2009217310A - メモリアクセス方法及びメモリアクセス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来よりも少ないライトサイクル数で書き込みバッファからメモリへのバースト転送を行う。
【解決手段】バスマスタ11は、アドレス、バイトマスク、ライトデータを書き込みバッファ12に書き込む。書き込みバッファ制御ユニット13は、書き込みバッファ12から出力されるバイトマスク出力の状態をもとに、どのデータを共有メモリ20に転送するかを判断し、レジスタ更新制御信号を制御する。これにより、共有メモリ20へ転送されるデータがレジスタ14にセットされる。書き込みバッファ制御ユニット13は、共有メモリ20へのデータ転送が始まると、セレクタ制御信号を制御してレジスタ14に格納されているバイトマスクが設定されないデータをセレクタ15により選択させ、それを共有バス40を介して共有メモリ20へバースト転送する。
【選択図】図1

Description

本発明はメモリアクセス方法及びメモリアクセス装置に係り、特にバイトマスク機能を用いたメモリの書き込みを可能にするメモリアクセス方法及びメモリアクセス装置に関する。
従来、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)がメモリにデータを書き込むメモリアクセス方法では、CPUとメモリとの間に書き込みバッファを設け、CPUはその書き込みバッファに、ライトアドレス、ライトデータ、バイトマスクデータを一旦書き込み、その後、書き込みバッファ制御ユニットが、メモリへの書き込み動作を行っている。
また、書き込みバッファ制御ユニットが、CPUが複数回に渡って書き込みバッファに書き込んだデータをひとまとめにしてメモリにバースト転送するメモリアクセス方法も従来知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1記載のメモリアクセス方法による、共有メモリアーキテクチャ(UMA:Unified Memory Architecture)のシステムにおける書き込みバッファから共有メモリへのバースト転送による書き込みアクセス動作について図7と共に説明する。
共有メモリがデータバス幅32ビットのSDR SDRAM(Single Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)であるとする。図7(A)は、SDRAMの動作クロックCLK、同図(B)は、SDRAMを制御するコマンド信号を示す。このコマンド信号は、CS(Chip Select)、RAS(Row Address Strobe)、CAS(Cas Address Strobe)、WE(Write Enable)からなる。
また、図7(B)において、コマンドバス上の「ACT」はACTIVEコマンド、「WRITEa」、「WRITEb」は、それぞれWRITEコマンドを表す。また、図7(C)は、バイトマスクのデータDQMを示し、同図(D)はデータバスのデータDQを示す。これらのコマンド信号、DQM、DQの各値は、クロックCLKの立ち上がりでSDRAMに取り込まれる。
共有メモリであるSDRAMへのバースト転送モードを、例えばBL(Burst Length)=4に設定する。CPUは、まず、図7(B)に示すように、ACTコマンドを発行し、3サイクル後にWRITEaコマンドを発行して4サイクル期間DQM、DQを制御する。続いて、WRITEbコマンドを発行し、4サイクル期間DQM、DQを制御する。通常のSDRAMアクセスではPRE(Precharge)コマンドが続くが、ここでは割愛する。また、WRITEaとWRITEbでアクセスする行アドレス(ロウアドレス)は、同一の場合である。この動作では、ACTからWRITE動作完了までに11サイクル必要である。
図8は、この従来のメモリアクセス方法によるシーケンス図を示す。このシーケンス図は、共有メモリ50が共有バスを介してCPU内のバスマスタ51及び周辺バスマスタ52に接続されたシステムである。バスマスタ51が図示しない書き込みバッファからデータを読み出して、共有バスを介して共有メモリ50にバースト転送して書き込む(図8に53で示す)。
その後、周辺バスマスタ52が、書き込みバッファからデータを読み出して、共有バスを介して共有メモリ50にバースト転送して書き込む(図8に54で示す)。この例では、バスマスタ51がバースト転送してから、転送待ち時間T1経過してから周辺バスマスタ52がバースト転送を行う。
このようにして、CPUがメモリ書き込み完了を待つ時間を短縮し、メモリ転送効率を高める効果を得ている。特に、メモリの動作クロックに比べてCPUの動作クロックが高速であるほど、得られる効果は大きい。
特開2001−147854号公報
しかしながら、特に、バスマスタの処理系データ幅に比べて共有バスのバス幅が広く、バスマスタであるCPUが単一、もしくは短いワード数のメモリ書き込み動作を行う場合には、書き換えないデータを保護するためにバイトマスクを多用することになる。これにより、書き込みバッファからメモリへバースト転送する際に、あるライトサイクルにおいて書き込むデータ全てに対してバイトマスクがセットされている、という状況が発生する。このようなライトサイクルは、メモリ内部のデータに一切の変更を加えないことから、本来不要なライトサイクルであり、メモリアクセス効率の面で、好ましくない。
例えば、図7と共に説明した従来のメモリアクセス方法では、図7(C)に示すように、DQM[3:0]が0xfとなる期間が合計6サイクル存在しており、ライトサイクルであるにもかかわらず、共有メモリ(SDRAM)のデータ書き換えが発生しないことから、無駄なライトサイクルといえる。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、従来よりも少ないライトサイクル数で書き込みバッファからメモリへのバースト転送を行い得るメモリアクセス方法及びメモリアクセス装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明は、共有バスを介して共有メモリにデータをバースト転送して書き込むメモリアクセス方法において、バスマスタからデータ、バイトマスク、及びアドレスを書き込みバッファに一旦書き込む第1のステップと、書き込みバッファに書き込まれたデータ及びアドレスを共有メモリにバースト転送する際に、転送するデータが、そのデータに対応するバイトマスクが全て設定されているデータであるか否かを判定する第2のステップと、第2のステップにより、バイトマスクが全て設定されているデータではないと判定されたデータを選択してアドレスと共に共有バスを介して共有メモリへバースト転送する第3のステップとを含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明は、共有バスを介して共有メモリにデータをバースト転送して書き込むメモリアクセス装置において、データ、バイトマスク、及びアドレスを出力するバスマスタと、バスマスタから出力されたデータ、バイトマスク、及びアドレスを一旦書き込む書き込みバッファと、書き込みバッファに書き込まれたデータ及びアドレスを共有メモリにバースト転送する際に、転送するデータが、そのデータに対応するバイトマスクが全て設定されているデータであるか否かを判定する書き込みバッファ制御ユニットと、書き込みバッファ制御ユニットにより、バイトマスクが全て設定されているデータではないと判定されたデータを選択してアドレスと共に共有バスを介して共有メモリへバースト転送する選択手段とを有することを特徴とする。
第1及び第2の発明では、バイトマスクが全て設定されているデータは転送せず、バイトマスクが全て設定されているデータではないと判定されたデータを選択して共有メモリへバースト転送するため、共有メモリの内部のデータに一切変更を加えないバイトマスクが全て設定されているデータのライトサイクルを不要にできる。
本発明によれば、バスマスタがバイトマスクを多用するメモリ書き込みにおいて従来よりも少ないライトサイクル数で、書き込みバッファからメモリへのバースト転送を行うことができ、これによりシステム全体のメモリアクセス効率を向上することもできる。
以下に、本発明の実施の形態について図面と共に詳細に説明する。
図1は本発明になるメモリアクセス装置の一実施の形態のブロック図を示す。このメモリアクセス装置10は、共有メモリ20及び周辺バスマスタ30に共有バス40を介して接続されている。メモリアクセス装置10は、CPUによってバスマスタ11、書き込みバッファ12、書き込みバッファ制御ユニット13、複数のレジスタ14、及びセレクタ15から構成されている。すなわち、バスマスタ11と共有バス40との間に、書き込みバッファ12、書き込みバッファ制御ユニット13を設け、また、書き込みバッファ12と共有メモリ20との間に複数のレジスタ14とセレクタ15とが配置されている。
バスマスタ11は、アドレス、データ、バイトマスクの組単位でそれらを書き込みバッファ12に供給する。書き込みバッファ制御ユニット13は、バスマスタ11からデータ書き込み要求信号を受け、データ書き込み承認信号を出力する。また、書き込みバッファ制御ユニット13は、バッファ制御信号を書き込みバッファ12に供給する。書き込みバッファ12は、バイトマスクを書き込みバッファ制御ユニット13に供給し、複数のレジスタ14にそれぞれアドレスとデータを出力する。
複数のレジスタ14は、共有バス40と同じビット幅のレジスタである。セレクタ15は、書き込みバッファ制御ユニット13からのセレクタ制御信号に基づき、これら複数のレジスタ14のうちの1つを共有バス40に接続するためのものである。また、複数のレジスタ14は、書き込みバッファ制御ユニット13からのレジスタ更新制御信号によって更新制御される。
共有メモリ20は、データの実体を格納するメモリ部としてのSDRAM22と、SDRAM22に対してデータ書き込み制御を行う制御部である共有メモリコントローラ(SDRAMコントローラ)21とからなる。共有メモリコントローラ21は、共有バス40を通じて書き込みバッファ12から出力されるデータを、SDRAM22に書き込む制御を行う。
ここで、共有メモリコントローラ21からSDRAM22へは制御信号(Command)、アドレス信号(Address)、バイトマスク(DQM)が出力される。また、データ(DQ)が共有メモリコントローラ21とSDRAM22との間で転送される。
また、バスマスタ11、書き込みバッファ12、書き込みバッファ制御ユニット13、複数のレジスタ14に用いるクロック(CLK)と、共有メモリコントローラ21、SDRAM22に入力するクロック(CLK)とは共通のクロックであり、それらは互いに同期して動作する。
この実施の形態では、書き込みバッファ12から共有メモリ20へのデータ転送は、バースト転送によって行う。このとき、後述するように、バイトマスクが設定されているデータについては、共有メモリ20にデータ転送しないようにし、書き込みバッファ12から共有メモリ20に転送する処理において、複数のレジスタ14及びセレクタ15によって、転送データを選択して転送データが途切れないようにする。
次に、本実施の形態の動作について、図2のフローチャートを併せ参照して更に詳細に説明する。まず、バスマスタ11は、共有メモリ20へライトアクセスするときに、一旦、書き込みバッファ制御ユニット13と通信を行い、書き込みバッファにアドレス、バイトマスク、ライトデータを書き込む。
すなわち、まず、バスマスタ11は、書き込みバッファ制御ユニット13に対してデータ書き込み要求信号を出力する。これにより、書き込みバッファ制御ユニット13は、書き込みバッファ12に書き込み可能か否かを判断する(ステップS1)。書き込みバッファ制御ユニット13は、書き込みバッファ12に書き込み可能であると判断すると、バスマスタ11に対してデータ書き込み承認信号を出力する。
バスマスタ11は、このデータ書き込み承認信号を入力として受けると、1ワード分のアドレス、バイトマスク、ライトデータを書き込みバッファ12に書き込んだ後(ステップS2)、全データを書き込んだかを判定し(ステップS3)、全データを書き込むまでステップS2とS3の処理を繰り返す。
続いて、全データの書き込み完了後、書き込みバッファ制御ユニット13は、バスマスタ11が複数回データの書き込み処理を行うのを待つかどうかを判定し(ステップS4)、複数回の書き込み処理を行うのを待つときはステップS1の処理に戻り、待たないときは書き込みバッファ12から共有メモリ20へのデータ転送が可能かどうかを判断する(ステップS5)。
書き込みバッファ制御ユニット13は、ステップS5で書き込みバッファ12から共有メモリ20へのデータ転送が可能と判断すると、まず、バッファ制御信号を制御し、書き込みバッファ12から出力されるバイトマスク出力とデータ出力とを更新した後、更新したバイトマスク出力の状態をもとに、どのデータを共有メモリ20に転送するかを判断し、レジスタ更新制御信号を制御する。これにより、共有メモリ20へ転送されるデータがレジスタ14にセットされる。そして、書き込みバッファ制御ユニット13は、共有メモリ20へのデータ転送が始まると、セレクタ制御信号を制御してレジスタ14に格納されているバイトマスクが設定されないデータをセレクタ15により1ワード選択させ、それを共有バス40を介して共有メモリ20へ転送する(ステップS6)。
続いて、書き込みバッファ制御ユニット13は、書き込みバッファ12に用意した全データの転送が完了したかを判定し(ステップS7)、全データの転送が完了するまでステップS6とS7の処理を繰り返す。このとき、書き込みバッファ制御ユニット13は、レジスタ14に格納されたデータの残量を確認し、バースト転送が途切れる前に、バッファ制御信号とレジスタ更新制御信号とを制御し、レジスタ14のデータ更新及びバイトマスク出力の取得を行う。
このようにして、書き込みバッファ12の中の用意した全データの転送が完了すると、データ転送処理を終了し、バスマスタ11から書き込みバッファ12へのデータ書込み制御処理に移る。
図3は、書き込みバッファ制御ユニット13が、図2のステップS4でバスマスタ11が2回の書き込み動作を終えるのを待つように判定した場合の、シーケンス図を示す。図3に示すように、バスマスタ11が1回目のメモリ書き込みアクセスと、2回目のメモリ書き込みアクセスとを書き込みバッファ制御ユニット13に順次に行うのを待ってから(ステップS11、S12)、書き込みバッファ制御ユニット13は、書き込みバッファ12に書き込まれた、アドレス、データ、バイトマスクのうちのアドレスとデータをまとめて共有メモリ20へ転送する(ステップS13;図2のステップS5〜S7)。
次に、書き込みバッファ12のデータ格納構成を説明する。書き込みバッファ12に格納する内容は、アドレス、バイトマスク、データを1セットとし、1ワード以上のサイズとする(アドレスについては、本発明の対象外である)。
図1に示す本実施の形態の構成のうち、共有バス40のデータバス幅を128ビット、バイトマスクを16ビットとすると、バイトマスク1ビットにつき8ビット(=1バイト)のデータについて、書き込みバッファ制御ユニット13は、共有メモリ20への書き込みを行うか行わないかを制御する。ここで、バイトマスクの値が「1」のとき「データを書き込まない」、値が「0」のとき「データを書き込む」とする。なお、バイトマスクの値が「1」であるということは、そのバイトマスクに対応するデータにバイトマスクが設定されている(全てセットされている)ということを意味する。また、バイトマスクの値が「0」であるということは、そのバイトマスクに対応するデータにバイトマスクが設定されていない(全てはセットされていない)ということを意味する。
バスマスタ11が32ビット処理系のCPUの場合、単一ワードのライトアクセスを2回行ったとき、書き込みバッファ12の内容は、図4のようになる。バスマスタ11の1回目のメモリ書き込みアクセスでは、書き込みバッファ12の図4中の書き込まれたデータDa0、Da1、Da2、Da3にそれぞれ対応するバイトマスクのうち、Da0に対応するバイトマスクのみ値が「0」で、Da0〜Da3に対応するバイトマスクの値は「1」である。従って、バスマスタ11の1回目のメモリ書き込みアクセスでは、Da0のデータを書き込もうとしている。一方、データDa1〜Da3は、データバスに出力されるが、値が「1」であるバイトマスクによって共有メモリ20には書き込まれない。
また、バスマスタ11の2回目のライトアクセスでは、書き込みバッファ12の図4中の書き込まれたデータDb0、Db1、Db2、Db3にそれぞれ対応するバイトマスクのうち、Db1に対応するバイトマスクのみ値が「0」で、Db0、Db2、Db3に対応するバイトマスクの値は「1」である。従って、バスマスタ11の2回目のメモリ書き込みアクセスでは、図4中のDb1のデータを書き込もうとする。一方、データDb0およびDb2、Db3はバイトマスクによって共有メモリ20に書き込まれない。
次に、本実施の形態のメモリアクセス方法による、共有メモリ20内のSDRAM22へのライトアクセス動作について、図5のタイミングチャートと共に説明する。本実施の形態のメモリアクセス方法では、BL(Burst Length)=1でSDRAM22を制御する。
共有メモリコントローラ21は、まず図5(B)に示すように制御信号(Command)としてACTコマンドをSDRAM22に発行する。続いて、図5(A)に示すクロック(CLK)の3サイクル後に同図(B)に示すようにWRITEaコマンドを発行し、データDQには同図(D)に示すようにDa0を出力し、バイトマスクDQMには同図(C)に示すように0x0を出力する。
そして、共有メモリコントローラ21は、1サイクル後には、従来方法では、DQMを0xFとしていたDa1〜Da3についてはWRITEコマンドを発行せず、図5(B)に示すようにWRITEbコマンドを発行し、DQにはDb1、DQMには0x0を出力する。
このように、図7に示したように従来方法でDQにDb0やDb2〜Db3を出力していたWRITEコマンドは発行しないので、図8に示したように従来方法で11サイクルかかっていた書き込み動作が、本実施の形態では、5サイクルで完了することができる。
このように、本実施の形態では、書き込みバッファ制御ユニット13に、書き込みバッファ12中のバイトマスクを用いてライトサイクル発行を制御する機能を設けることにより、書き込みバッファ12から共有メモリ20へのバースト転送動作において無駄なライトサイクルを防止することができる。
ところで、あるバスマスタが共有メモリ20をメモリアクセスしている途中に、その他のバスマスタが共有メモリ20をメモリアクセスする準備が整った場合、その他のバスマスタは、現在行われているメモリアクセスが完了するまで、メモリアクセスが待たされる。
すなわち、本実施の形態でも、図6のシーケンス図に示すように、バスマスタ11から共有メモリ20へデータのバースト転送が完了した後(ステップS21)、周辺バスマスタ30が共有メモリ20へデータのバースト転送を開始する(ステップS22)。しかし、本実施の形態では、バスマスタ11の共有メモリ20へのアクセスが最適化され、短縮された結果、周辺バスマスタ30の転送待ち時間が、図8に示した従来方法のT1から図6に示すT2に短縮される。
従って、本実施の形態によれば、バスマスタ11の共有メモリ20のメモリアクセス中に、周辺バスマスタ30がデータ転送する準備が整った場合には、周辺バスマスタ30は、従来方法に比べて早くデータ転送を開始することができるため、本実施の形態は、システム全体のメモリアクセス効率についても、向上させることができるといえる。
本発明のメモリアクセス装置の一実施の形態のブロック図である。 図1に示す装置の動作説明用フローチャートである。 本発明装置におけるバスマスタから共有メモリへの書き込み動作の一例を示すシーケンス図である。 本発明装置における書き込みバッファに格納されたデータの一例の構成図である。 本発明方法によって書き込みバッファのデータが共有メモリに書き込まれるときの一例の動作説明用タイミングチャートである。 本発明による周辺バスマスタも含めたメモリアクセス効率向上を表すシーケンス図である。 従来方法により書き込みバッファのデータが共有メモリに書き込まれるときの一例の動作説明用タイミングチャートである。 従来方法による周辺バスマスタも含めたメモリアクセスを表すシーケンス図である。
符号の説明
10 メモリアクセス装置
11 バスマスタ
12 書き込みバッファ
13 書き込みバッファ制御ユニット
14 レジスタ
15 セレクタ
20 共有メモリ
21 共有メモリコントローラ(SDRAMコントローラ)
22 SDRAM
30 周辺バスマスタ
40 共有バス

Claims (2)

  1. 共有バスを介して共有メモリにデータをバースト転送して書き込むメモリアクセス方法において、
    バスマスタからデータ、バイトマスク、及びアドレスを書き込みバッファに一旦書き込む第1のステップと、
    前記書き込みバッファに書き込まれたデータ及びアドレスを前記共有メモリにバースト転送する際に、転送するデータが、そのデータに対応する前記バイトマスクが全て設定されているデータであるか否かを判定する第2のステップと、
    前記第2のステップにより、前記バイトマスクが全て設定されているデータではないと判定されたデータを選択して前記アドレスと共に前記共有バスを介して前記共有メモリへバースト転送する第3のステップと
    を含むことを特徴とするメモリアクセス方法。
  2. 共有バスを介して共有メモリにデータをバースト転送して書き込むメモリアクセス装置において、
    データ、バイトマスク、及びアドレスを出力するバスマスタと、
    前記バスマスタから出力された前記データ、バイトマスク、及びアドレスを一旦書き込む書き込みバッファと、
    前記書き込みバッファに書き込まれたデータ及びアドレスを前記共有メモリにバースト転送する際に、転送するデータが、そのデータに対応する前記バイトマスクが全て設定されているデータであるか否かを判定する書き込みバッファ制御ユニットと、
    前記書き込みバッファ制御ユニットにより、前記バイトマスクが全て設定されているデータではないと判定されたデータを選択して前記アドレスと共に前記共有バスを介して前記共有メモリへバースト転送する選択手段と
    を有することを特徴とするメモリアクセス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013097618A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Renesas Electronics Corp メモリ制御装置
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