JP2009206886A - 通報受信システム、その通報受信方法、及びその通報受信プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】通報装置設定用装置31は、各基地局A22、B23に位置登録されている通報装置A44、通報装置B45、通報装置C46、通報装置D47の台数および通報装置が1回の通報に使用する通報時間を考慮して、複数の通報装置の通報遅延時間を各基地局A22、B23に応じて設定して各通報装置へ送信し、各通報装置は、通報要因を検出した場合、通報装置設定用装置31より送られてきた通報遅延時間の後に前記基地局A22、B23へ通報を開始し、基地局A22、B23は、各通報装置から通報を受信した場合、公衆網60を介して、通報受信装置50へ、順次、通報を開始する。
【選択図】図6
Description
図1は、本発明の第1の実施の形態の構成を示す図である。
(本発明の第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態として、その基本的構成は上記の第1の実施の形態と同様であるが、通信の効率化についてさらに工夫している実施形態を示す。
(本発明の第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は、自然災害発生時などに緊急通報する場合に、PHS基地局はチャンネルを確保し、PHS通報受信装置は回線を確保する実施形態である。通報装置はPHS基地局に位置登録しているため、PHS通報装置からの通報を受信したPHS基地局は、使用中のチャンネルの終了を待ってチャンネルを確保し、又は、通話中のチャンネルの強制切断によりチャンネルを確保する。PHS基地局からの通報を受信したPHS通報受信装置は、使用中の回線の終了を待って回線を確保し、又は、通話中の回線の強制切断により回線を確保する。
(本発明の第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態として、PHS以外の無線通信手段(携帯通信、省電力無線、無線LANなど)においても、親機と子機で構成されるものであれば、置き換えることが可能である。
(本発明の第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態は、通報装置設定用PC、PHS通報装置コンピュータ、PHS基地局コンピュータ及び通報受信装置コンピュータに本発明の第1〜第3の実施の形態の通報装置設定用PC、PHS通報装置、PHS基地局及び通報受信装置のそれぞれに対応する処理を実行させるプログラムを有する通報受信プログラムの実施形態である。
(本発明の第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態は、本発明の第5の実施の形態において、通報装置設定用PCを通報装置設定用コンピュータに、PHS通報装置コンピュータを通報装置コンピュータに、PHS基地局コンピュータを基地局コンピュータに置き換えた一般的な構成であり、本発明の第6の実施の形態でも本発明の作用・効果を生じて課題を解決できる。
(本発明の最小構成の実施の形態)
図7は、本発明の最小構成の実施の形態の構成を示す図である。
3、8 設定データ記憶手段
4 通報装置通信手段
5、9 制御部
6 PHS通信手段
7 設定用PC通信手段
10 通報要因検出手段
11 通報遅延手段
20 PHS基地局A
21 PHS基地局B
22 基地局A、基地局コンピュータA
23 基地局B、基地局コンピュータB
30 通報装置設定用PC
31 通報装置設定用装置、通報装置設定用コンピュータ
40 PHS通報装置A
41 PHS通報装置B
42 PHS通報装置C
43 PHS通報装置D
44 通報装置A、通報装置コンピュータA
45 通報装置B、通報装置コンピュータB
46 通報装置C、通報装置コンピュータC
47 通報装置D、通報装置コンピュータD
50 通報受信装置
60 公衆網
70 PHS基地局Aエリア
71 PHS基地局Bエリア
72 基地局Aエリア
73 基地局Bエリア
Claims (21)
- 通報要因が発生してから通報するまでの通報遅延時間を設定する通報装置設定用装置と、複数の基地局と、前記複数の基地局のいずれかに位置登録されて前記通報要因の発生を検出する複数の通報装置と、複数の通報受信装置とからなる通報受信システムであって、
前記通報装置設定用装置は、各基地局に位置登録されている通報装置の台数および前記通報装置が1回の通報に使用する通報時間を考慮して、前記複数の通報装置の通報遅延時間を各基地局に応じて設定して各通報装置へ送信し、
各通報装置は、通報要因を検出した場合、前記通報装置設定用装置より送られてきた通報遅延時間の後に前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、各通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する、通報受信システム。 - 請求項1に記載の通報受信システムにおいて、
前記複数の基地局は、空きチャンネルを確保し得るとともに、それぞれ異なるIDが割り当てられており、
前記通報受信装置は、空き回線を確保し得るものであり、
前記複数の通報装置は、位置登録されている基地局のIDを前記通報装置設定用装置へ送信し、
前記通報装置設定用装置は、前記複数の通報装置から送信された前記基地局のIDにより各基地局に位置登録されている通報装置の台数を確認し、
各通報装置は、同時に通報要因を検出した場合、順次、前記通報遅延時間の後に、前記基地局により確保された空きチャンネルを占有して、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、各通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置により確保された空き回線を占有して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する、通報受信システム。 - 請求項2に記載の通報受信システムにおいて、
前記通報装置設定用装置は、同一基地局エリア内端末累計カウンタと、設定データ記憶手段と、通報装置通信手段とを有し、
第1の前記通報装置は位置登録されている基地局のIDを前記同一基地局エリア内端末累計カウンタへ送信し、
該同一基地局エリア内端末累計カウンタは、前記第1の通報装置からの前記基地局のIDを受信すると、前記IDの基地局に位置登録されている前記通報装置の台数についての累計カウンタの値を0から1とし、
前記設定データ記憶手段は、前記累計カウンタの値をn、前記通報装置が1回の通報に使用する通報時間をTとした場合に、前記通報装置に対し(n-1)×T時間の通報遅延時間を設定するため、前記第1の通報装置の通報遅延時間を0時間に設定し、
その後、第2の前記通報装置は位置登録されている基地局のIDを前記同一基地局エリア内端末累計カウンタへ送信し、
該同一基地局エリア内端末累計カウンタは、前記第2の通報装置からの前記基地局のIDを受信すると、前記IDの基地局に位置登録されている前記通報装置の台数についての累計カウンタの値を1から2とし、
前記設定データ記憶手段は、同様に計算して、前記第2の通報装置の通報遅延時間をT時間に設定し、
同様にして、第3の通報装置の通報遅延時間を2T時間に設定し、
同様にして、第nの通報装置の通報遅延時間を(n-1)×T時間に設定し、
前記通報装置通信手段は、設定した通報遅延時間を各通報装置へ送信し、
各通報装置が同時に通報要因を検出した場合、前記基地局により確保された少なくとも1つの空きチャンネルを占有して、前記第1の通報装置が、直ちに、前記基地局へ通報を開始し、T時間後、前記第2の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、2T時間後、前記第3の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、さらに、順次、(n-1)×T時間後、前記第nの通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、各通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置により確保された少なくとも1つの空き回線を占有して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する、通報受信システム。 - 請求項3に記載の通報受信システムにおいて、
前記通報遅延時間は[(n-1)/2]×T時間([ ]はガウスの記号)であり、
各通報装置が同時に通報要因を検出した場合、前記基地局により確保された少なくとも2つの空きチャンネルを占有して、各通報装置は、順次、前記通報遅延時間後に、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、各通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置により確保された少なくとも2つの空き回線を占有して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する、通報受信システム。 - 請求項3に記載の通報受信システムにおいて、
各通報装置が同時に通報要因を検出した場合、前記第1の通報装置は、直ちに、前記基地局へ通報を開始し、前記基地局に空きチャンネルがない場合、前記基地局により使用中のチャンネルの終了を待って確保されたチャンネルを占有して、又は、通話中のチャンネルの強制切断により確保されたチャンネルを占有して、通報をし、前記確保されたチャンネルを占有して、T時間後、前記第2の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、2T時間後、前記第3の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、さらに、順次、(n-1)×T時間後、前記第nの通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、前記第1の通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置へ通報を開始し、前記通報受信装置に空き回線がない場合、前記通報受信装置により使用中の回線の終了を待って確保された回線を占有して、又は、通話中の回線の強制切断によりされた確保された回線を占有して、通報をし、その後、各通報装置から通報を受信した場合、前記確保された回線を占有して、順次、通報を開始する、通報受信システム。 - 請求項4に記載の通報受信システムにおいて、
各通報装置が同時に通報要因を検出した場合、前記第1及び前記第2の通報装置は、直ちに、前記基地局へ通報を開始し、前記基地局に少なくとも2以上の空きチャンネルがない場合、前記基地局により使用中のチャンネルの終了を待って確保された少なくとも2以上のチャンネルを占有して、又は、通話中のチャンネルの強制切断により確保された少なくとも2以上のチャンネルを占有して、通報をし、前記確保された少なくとも2以上のチャンネルを占有して、T時間後、前記第3の及び第4の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、さらに、順次、[(n-1)/2]×T時間([ ]はガウスの記号)時間後、前記第n及び第(n+1)の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、前記第1の通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置へ通報を開始し、前記通報受信装置に少なくとも2以上の空き回線がない場合、前記通報受信装置により使用中の回線の終了を待って確保された少なくとも2以上の回線を占有して、又は、通話中の回線の強制切断によりされた確保された少なくとも2以上の回線を占有して、通報し、その後、各通報装置から通報を受信した場合、前記確保された回線を占有して、順次、通報を開始する、通報受信システム。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の通報受信システムにおいて、
前記通報装置設定用装置は通報装置設定用PCであり、前記通報装置はPHS通報装置であり、前記基地局はPHS基地局である、通報受信システム。 - 通報装置設定用装置は、各基地局に位置登録されている複数の通報装置の台数および前記通報装置が1回の通報に使用する通報時間を考慮して、前記複数の通報装置の通報遅延時間を各基地局に応じて設定して各通報装置へ送信し、
各通報装置は、通報要因を検出した場合、前記通報装置設定用装置より送られてきた通報遅延時間の後に前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、各通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、通報受信装置へ、順次、通報を開始する、通報受信方法。 - 請求項8に記載の通報受信方法において、
前記各基地局は、空きチャンネルを確保し得るとともに、それぞれ異なるIDが割り当てられており、
前記通報受信装置は、空き回線を確保し得るものであり、
前記複数の通報装置は、位置登録されている基地局のIDを前記通報装置設定用装置へ送信し、
前記通報装置設定用装置は、前記複数の通報装置から送信された前記基地局のIDにより各基地局に位置登録されている通報装置の台数を確認し、
各通報装置は、同時に通報要因を検出した場合、順次、前記通報遅延時間の後に、前記基地局により確保された空きチャンネルを占有して、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、各通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置により確保された空き回線を占有して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する、通報受信方法。 - 請求項9に記載の通報受信方法において、
第1の前記通報装置は位置登録されている基地局のIDを前記通報装置設定用装置の同一基地局エリア内端末累計カウンタへ送信し、該同一基地局エリア内端末累計カウンタは、前記第1の通報装置からの前記基地局のIDを受信すると、前記IDの基地局に位置登録されている前記通報装置の台数についての累計カウンタの値を0から1とし、
前記累計カウンタの値をn、前記通報装置が1回の通報に使用する通報時間をTとした場合に、前記通報装置に対し(n-1)×T時間の通報遅延時間を設定するため、前記第1の通報装置の通報遅延時間を0時間に設定し、
その後、第2の前記通報装置は位置登録されている基地局のIDを前記同一基地局エリア内端末累計カウンタへ送信し、該同一基地局エリア内端末累計カウンタは、前記第2の通報装置からの前記基地局のIDを受信すると、前記IDの基地局に位置登録されている前記通報装置の台数についての累計カウンタの値を1から2とし、
同様に計算して、前記第2の通報装置の通報遅延時間をT時間に設定し、
同様にして、第3の通報装置の通報遅延時間を2T時間に設定し、
同様にして、第nの通報装置の通報遅延時間を(n-1)×T時間に設定し、
設定した通報遅延時間を各通報装置へ送信し、
各通報装置が同時に通報要因を検出した場合、前記基地局により確保された少なくとも1つの空きチャンネルを占有して、前記第1の通報装置が、直ちに、前記基地局へ通報を開始し、T時間後、前記第2の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、2T時間後、前記第3の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、さらに、順次、(n-1)×T時間後、前記第nの通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、各通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置により確保された少なくとも1つの空き回線を占有して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する、通報受信方法。 - 請求項10に記載の通報受信方法において、
前記通報遅延時間は[(n-1)/2]×T時間([ ]はガウスの記号)であり、
各通報装置が同時に通報要因を検出した場合、前記基地局により確保された少なくとも2つの空きチャンネルを占有して、各通報装置は、順次、前記通報遅延時間後に、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、各通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置により確保された少なくとも2つの空き回線を占有して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する、通報受信方法。 - 請求項10に記載の通報受信方法において、
各通報装置が同時に通報要因を検出した場合、前記第1の通報装置は、直ちに、前記基地局へ通報を開始し、前記基地局に空きチャンネルがない場合、前記基地局により使用中のチャンネルの終了を待って確保されたチャンネルを占有して、又は、通話中のチャンネルの強制切断により確保されたチャンネルを占有して、通報をし、前記確保されたチャンネルを占有して、T時間後、前記第2の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、2T時間後、前記第3の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、さらに、順次、(n-1)×T時間後、前記第nの通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、前記第1の通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置へ通報を開始し、前記通報受信装置に空き回線がない場合、前記通報受信装置により使用中の回線の終了を待って確保された回線を占有して、又は、通話中の回線の強制切断によりされた確保された回線を占有して、通報をし、その後、各通報装置から通報を受信した場合、前記確保された回線を占有して、順次、通報を開始する、通報受信方法。 - 請求項11に記載の通報受信方法において、
各通報装置が同時に通報要因を検出した場合、前記第1及び前記第2の通報装置は、直ちに、前記基地局へ通報を開始し、前記基地局に少なくとも2以上の空きチャンネルがない場合、前記基地局により使用中のチャンネルの終了を待って確保された少なくとも2以上のチャンネルを占有して、又は、通話中のチャンネルの強制切断により確保された少なくとも2以上のチャンネルを占有して、通報をし、前記確保された少なくとも2以上のチャンネルを占有して、T時間後、前記第3の及び第4の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、さらに、順次、[(n-1)/2]×T時間([ ]はガウスの記号)時間後、前記第n及び第(n+1)の通報装置が、前記基地局へ通報を開始し、
前記基地局は、前記第1の通報装置から通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置へ通報を開始し、前記通報受信装置に少なくとも2以上の空き回線がない場合、前記通報受信装置により使用中の回線の終了を待って確保された少なくとも2以上の回線を占有して、又は、通話中の回線の強制切断によりされた確保された少なくとも2以上の回線を占有して、通報し、その後、各通報装置から通報を受信した場合、前記確保された回線を占有して、順次、通報を開始する、通報受信方法。 - 請求項8から請求項13のいずれか1項に記載の通報受信方法であって、
前記通報装置設定用装置は通報装置設定用PCであり、前記通報装置はPHS通報装置であり、前記基地局はPHS基地局である、通報受信方法。 - 通報装置設定用コンピュータに、
各基地局コンピュータに位置登録されている複数の通報装置コンピュータの台数および前記通報装置コンピュータが1回の通報に使用する通報時間を考慮して、前記複数の通報装置コンピュータの通報遅延時間を各基地局コンピュータに応じて設定して各通報装置コンピュータへ送信する処理を、実行させるプログラムと、
各通報装置コンピュータに、
通報要因を検出した場合、前記通報装置設定用コンピュータより送られてきた通報遅延時間の後に前記基地局コンピュータへ通報を開始する処理を、実行させるプログラムと、
前記基地局コンピュータに、
各通報装置コンピュータから通報を受信した場合、公衆網を介して、通報受信装置へ、順次、通報を開始する処理を、実行させるプログラムとを、有する、通報受信プログラム。 - 請求項15に記載の通報受信プログラムにおいて、
前記各基地局コンピュータは、空きチャンネルを確保し得るとともに、それぞれ異なるIDが割り当てられており、
前記通報受信装置は、空き回線を確保し得るものであり、
前記複数の通報装置コンピュータに、
位置登録されている基地局コンピュータのIDを前記通報装置設定用コンピュータへ送信する処理を、実行させるプログラムと、
前記通報装置設定用コンピュータに、
前記複数の通報装置コンピュータから送信された前記基地局コンピュータのIDにより各基地局コンピュータに位置登録されている通報装置コンピュータの台数を確認する処理を、実行させるプログラムと、
前記各通報装置コンピュータに、
同時に通報要因を検出した場合、順次、前記通報遅延時間の後に、前記基地局コンピュータにより確保された空きチャンネルを占有して、前記基地局コンピュータへ通報を開始する処理を、実行させるプログラムと、
前記基地局コンピュータに、
前記各通報装置コンピュータから通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置により確保された空き回線を占有して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する処理を、実行させるプログラムとを、有する、通報受信プログラム。 - 請求項16に記載の通報受信プログラムにおいて、
第1の前記通報装置コンピュータに、
位置登録されている基地局コンピュータのIDを前記通報装置設定用装置の同一基地局エリア内端末累計カウンタへ送信する処理を、実行させるプログラムと、
前記通報装置設定用コンピュータに、
前記同一基地局エリア内端末累計カウンタが、前記第1の通報装置コンピュータからの前記基地局コンピュータのIDを受信すると、前記IDの基地局コンピュータに位置登録されている前記通報装置コンピュータの台数についての累計カウンタの値を0から1とし、
前記累計カウンタの値をn、前記通報装置コンピュータが1回の通報に使用する通報時間をTとした場合に、前記通報装置コンピュータに対し(n-1)×T時間の通報遅延時間を設定するため、前記第1の通報装置コンピュータの通報遅延時間を0時間に設定する処理を、実行させるプログラムと、
その後、第2の前記通報装置コンピュータに、
位置登録されている基地局コンピュータのIDを前記同一基地局エリア内端末累計カウンタへ送信する処理を、実行させるプログラムと、
前記通報装置設定用コンピュータに、
前記同一基地局エリア内端末累計カウンタが、前記第2の通報装置コンピュータからの前記基地局コンピュータのIDを受信すると、前記IDの基地局コンピュータに位置登録されている前記通報装置コンピュータの台数についての累計カウンタの値を1から2とし、
同様に計算して、前記第2の通報装置コンピュータの通報遅延時間をT時間に設定し、
同様にして、第3の通報装置コンピュータの通報遅延時間を2T時間に設定し、
同様にして、第nの通報装置コンピュータの通報遅延時間を(n-1)×T時間に設定し、
設定した通報遅延時間を各通報装置コンピュータへ送信する処理を、実行させるプログラムと、
各通報装置コンピュータに、
同時に通報要因を検出した場合、前記基地局コンピュータにより確保された少なくとも1つの空きチャンネルを占有して、前記第1の通報装置コンピュータが、直ちに、前記基地局コンピュータへ通報を開始し、T時間後、前記第2の通報装置コンピュータが、前記基地局コンピュータへ通報を開始し、2T時間後、前記第3の通報装置コンピュータが、前記基地局コンピュータへ通報を開始し、さらに、順次、(n-1)×T時間後、前記第nの通報装置コンピュータが、前記基地局コンピュータへ通報を開始する処理を、実行させるプログラムと、
前記基地局コンピュータに、
各通報装置コンピュータから通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置により確保された少なくとも1つの空き回線を占有して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する処理を、実行させるプログラムとを、有する、通報受信プログラム。 - 請求項17に記載の通報受信プログラムにおいて、
前記通報遅延時間は[(n-1)/2]×T時間([ ]はガウスの記号)であり、
各通報装置コンピュータに、
同時に通報要因を検出した場合、前記基地局コンピュータにより確保された少なくとも2つの空きチャンネルを占有して、順次、前記通報遅延時間後に、前記基地局コンピュータへ通報を開始する処理を、実行させるプログラムと、
前記基地局コンピュータに、
各通報装置コンピュータから通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置により確保された少なくとも2つの空き回線を占有して、前記通報受信装置へ、順次、通報を開始する処理を、実行させるプログラムとを、有する、通報受信プログラム。 - 請求項17に記載の通報受信プログラムにおいて、
各通報装置コンピュータに、
同時に通報要因を検出した場合、前記第1の通報装置コンピュータが、直ちに、前記基地局コンピュータへ通報を開始し、前記基地局コンピュータに空きチャンネルがない場合、前記基地局コンピュータにより使用中のチャンネルの終了を待って確保されたチャンネルを占有して、又は、通話中のチャンネルの強制切断により確保されたチャンネルを占有して、通報をし、前記確保されたチャンネルを占有して、T時間後、前記第2の通報装置コンピュータが、前記基地局コンピュータへ通報を開始し、2T時間後、前記第3の通報装置コンピュータが、前記基地局コンピュータへ通報を開始し、さらに、順次、(n-1)×T時間後、前記第nの通報装置コンピュータが、前記基地局コンピュータへ通報を開始する処理を、実行させるプログラムと、
前記基地局コンピュータに、
前記第1の通報装置コンピュータから通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置へ通報を開始し、前記通報受信装置に空き回線がない場合、前記通報受信装置により使用中の回線の終了を待って確保された回線を占有して、又は、通話中の回線の強制切断によりされた確保された回線を占有して、通報をし、その後、各通報装置コンピュータから通報を受信した場合、前記確保された回線を占有して、順次、通報を開始する処理を、実行させるプログラムとを、有する、通報受信プログラム。 - 請求項18に記載の通報受信プログラムにおいて、
各通報装置コンピュータに、
同時に通報要因を検出した場合、前記第1及び前記第2の通報装置コンピュータが、直ちに、前記基地局コンピュータへ通報を開始し、前記基地局コンピュータに少なくとも2以上の空きチャンネルがない場合、前記基地局コンピュータにより使用中のチャンネルの終了を待って確保された少なくとも2以上のチャンネルを占有して、又は、通話中のチャンネルの強制切断により確保された少なくとも2以上のチャンネルを占有して、通報をし、前記確保された少なくとも2以上のチャンネルを占有して、T時間後、前記第3の及び第4の通報装置コンピュータが、前記基地局コンピュータへ通報を開始し、さらに、順次、[(n-1)/2]×T時間([ ]はガウスの記号)時間後、前記第n及び第(n+1)の通報装置コンピュータが、前記基地局コンピュータへ通報を開始する処理を、実行させるプログラムと、
前記基地局コンピュータに、
前記第1の通報装置コンピュータから通報を受信した場合、公衆網を介して、前記通報受信装置へ通報を開始し、前記通報受信装置に少なくとも2以上の空き回線がない場合、前記通報受信装置により使用中の回線の終了を待って確保された少なくとも2以上の回線を占有して、又は、通話中の回線の強制切断によりされた確保された少なくとも2以上の回線を占有して、通報し、その後、各通報装置コンピュータから通報を受信した場合、前記確保された回線を占有して、順次、通報を開始する処理を、実行させるプログラムとを、有する、通報受信プログラム。 - 請求項15から請求項20のいずれか1項に記載の通報受信プログラムであって、
前記通報装置設定用コンピュータは通報装置設定用PCであり、前記通報装置コンピュータはPHS通報装置コンピュータであり、前記基地局コンピュータはPHS基地局コンピュータである、通報受信プログラム。
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