JP2009206612A - 音響装置、音声再生方法、音声再生プログラム及びその記録媒体 - Google Patents

音響装置、音声再生方法、音声再生プログラム及びその記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】
低音用スピーカを利用して快適な低音感を得る。
【解決手段】
低域成分生成部310が、他チャンネル信号である分離チャンネル信号SCAC〜SCASRから低音用スピーカに対応する低周波数帯の低域成分信号SAAj(j=C〜SR)を生成する。また、相関評価部330が、低域効果音チャンネル信号である分離チャンネル信号SCALFEと、分離チャンネル信号SCAjとの間の相関評価を行う。そして、低音信号生成部340が、低域成分信号SAAjに対して、相関が強ければゲイン量を減らし、相関が弱ければゲイン量を増やすゲイン調整を行い、この調整信号と遅延部320で遅延させた低域遅延信号SDALFEと加算する。この加算結果を反映した音声が低音用スピーカであるサブウーハスピーカ131SWから出力される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、音響装置、音声再生方法、音声再生プログラム、及び、当該音声再生プログラムが記録された記録媒体に関する。
従来から、音声コンテンツを再生し、スピーカから再生音声を出力する音響装置が広く普及している。こうした音響装置では、低音感が不足することがあった。
このため、低音感の不足を補うため、音声チャンネル信号から低音信号を生成することで、明確な低音効果を得ることのできる音響装置が提案されている(特許文献1参照:以下、「従来例」と呼ぶ)。この従来例の技術は、音声チャンネル信号から低音成分を生成し、当該低音成分を音声チャンネル信号そのものに加算することで、低音信号を増強するものである。
特開2007−67628号公報
しかしながら、上述した従来例の技術では、生成された低音成分を音声チャンネル信号そのものに加算するので、低音専用ではない音声チャンネル(例えば、2チャンネルステレオ方式におけるレフトチャンネル、ライトチャンネル等)用のスピーカの口径が小さいときには、生成した低音信号が効果的に再生出力されないこともある。このため、従来の技術では、十分な低音効果を得られない場合がしばしばあった。
ところで、DVD(Digital Versatile Disk)等の普及に伴って、5.1チャンネルや7.1チャンネル等のマルチチャンネルサラウンド方式に対応した音響装置が普及している。こうした5.1チャンネルや7.1チャンネルのマルチチャンネルサラウンド方式においては、音声チャンネルとして低域効果音チャンネル(LFEチャンネル)が用意され、LFEチャンネル用の低音用スピーカであるサブウーハスピーカが使用される。
こうした、LFEチャンネル信号は、あくまでも補助的な音声チャンネル信号であるため、LFEチャンネル信号に由来する低音が、低音専用スピーカであるサブウーハスピーカからは音声出力されないことも多い。こうした場合は、利用者にとって低音感が不足することになる。
このため、適切な低音効果を奏することができる低音音声を、低音再生出力を得意とするサブウーハスピーカ等の低音用スピーカから再生出力することのできる新たな技術が要望されている。かかる要望に応えることが、本発明が解決すべき課題の一つとして挙げられる。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、低音用スピーカを利用して快適な低音感を得ることのできる音響装置及び音声再生方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、所定のチャンネル構成を有する音声コンテンツの再生結果を、低音用スピーカ及び少なくとも1つの他スピーカを含む複数のスピーカから音場空間へ向けて音声を出力する音響装置であって、前記音声コンテンツから低域効果音チャンネル信号を含む複数のチャンネル信号を生成するチャンネル信号生成手段と;前記低域効果音チャンネル信号以外の少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれと相関を有する、前記低音用スピーカに対応する低周波数帯の低域成分信号を生成する低域成分生成手段と;前記低域効果音チャンネル信号と、前記少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれとの間の相関の評価を行う評価手段と;前記評価手段による評価結果に基づいて定まる比率で前記低域成分信号のそれぞれを重畳して、前記低音用スピーカへ向けて出力する低音信号を生成する低音信号生成手段と;を備えることを特徴とする音響装置である。
請求項10に記載の発明は、所定のチャンネル構成を有する音声コンテンツの再生結果を、低音用スピーカ及び少なくとも1つの他スピーカを含む複数のスピーカから音場空間へ向けて音声を出力する音響装置において使用される音声再生方法であって、前記音声コンテンツから低域効果音チャンネル信号を含む複数のチャンネル信号を生成するチャンネル信号生成工程と;前記低域効果音チャンネル信号以外の少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれと相関を有する低域成分信号を生成する低域成分生成工程と;前記低域効果音チャンネル信号と、前記少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれとの間の相関の評価を行う評価工程と;前記評価工程における評価結果に基づいて定まる比率で前記低域成分信号のそれぞれを重畳して、前記低音用スピーカへ向けて出力する低音信号を生成する低音信号生成工程と;を備えることを特徴とする音声再生方法である。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の音声再生方法を演算手段に実行させる、ことを特徴とする音声再生プログラムである。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の音声再生プログラムが、演算手段により読み取り可能に記録されている、ことを特徴とする記録媒体である。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図9を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
[構成]
図1には、一実施形態に係る音響装置100の概略的な構成がブロック図にて示されている。なお、以下の説明においては、この受信装置100は、マルチチャンネルサラウンド方式の1つである5.1チャンネルサラウンド方式を採用しているものとする。
この図1に示されるように、音響装置100は、制御ユニット110と、ドライブユニット120とを備えている。
また、音響装置100は、音出力ユニット130Cと、音出力ユニット130Lと、音出力ユニット130Rと、音出力ユニット130SLと、音出力ユニット130SRと、音出力ユニット130SWとを備えている。
ここで、音出力ユニット130Cはセンタスピーカ131Cを有している。また、音出力ユニット130Lはレフトスピーカ131Lを有し、音出力ユニット130Rはライトスピーカ131Rを有している。また、音出力ユニット130SLはサラウンドレフトスピーカ131SLを有し、音出力ユニット130SRはサラウンドライトスピーカ131SRを有している。また、音出力ユニット130SWはサブウーハスピーカ131SWを有している。
さらに、音響装置100は、表示ユニット140と、操作入力ユニット150とを備えている。
なお、制御ユニット110以外の要素120,130C〜130SW,140,150は、制御ユニット110に接続されている。
制御ユニット110は、音響装置100の全体を統括制御する。この制御ユニット110の詳細については、後述する。
上記のドライブユニット120は、音声コンテンツが記録されたDVD等の記録媒体RMがドライブユニット120に挿入されると、その旨を制御ユニット110に報告する。そして、ドライブユニット120は、記録媒体RMが挿入された状態で、制御ユニット110から音声コンテンツの再生指令DVCを受けると、再生指定がなされた音声を記録媒体RMから読み出す。かかる音声コンテンツの読み出し結果は、オーディオ信号であるコンテンツデータCTDとして、制御ユニット110へ向けて送られる。
なお、記録媒体RMには、音声コンテンツが、5.1チャンネルサラウンド方式で記録されているものとする。かかる5.1チャンネルサラウンド方式では、音声チャンネルとして、センタチャンネル(以下、「Cチャンネル」とも記す)、レフトチャンネル(以下、「Lチャンネル」とも記す)、ライトチャンネル(以下、「Rチャンネル」とも記す)、サラウンドレフトチャンネル(以下、「SLチャンネル」とも記す)、サラウンドライトチャンネル(以下、「SRチャンネル」とも記す)、低域効果音チャンネル(以下、「LFEチャンネル」とも記す)が用意されている。
上記の音出力ユニット130C〜130SWのそれぞれは、上述したスピーカ131C〜131SWの他に、制御ユニット110から受信した音声出力信号AOSC〜AOSLFEを増幅する増幅器を備えている。これらの音出力ユニット130C〜130SWは、制御ユニット110から送られてきた音声出力信号AOSC〜AOSLFEに従って、楽曲等を再生して出力する。
上記の表示ユニット140は、例えば、(i)液晶パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル、PDP(Plasma Display Panel)等の表示デバイスと、(ii)制御ユニット110から送出された表示制御データに基づいて、表示ユニット140全体の制御を行うグラフィックレンダラ等の表示コントローラと、(iii)表示画像データを記憶する表示画像メモリ等を備えて構成されている。この表示ユニット140は、制御ユニット110からの表示データIMDに従って、操作ガイダンス情報等を表示する。
上記の操作入力ユニット150は、音響装置100の本体部に設けられたキー部、及び/又はキー部を備えるリモート入力装置等により構成される。ここで、本体部に設けられたキー部としては、表示ユニット140の表示デバイスに設けられたタッチパネルを用いることができる。なお、キー部を有する構成に代えて、又は併用して音声認識技術を利用して音声にて入力する構成を採用することもできる。
この操作入力ユニット150を利用者が操作することにより、音響装置100の動作内容の設定が行われる。例えば、音声コンテンツの再生指令等の利用者による入力が、操作入力ユニット150を利用して行われる。こうした入力内容は、操作入力データIPDとして、操作入力ユニット150から制御ユニット110へ向けて送られる。
次に、上記の制御ユニット110について説明する。上述したように、制御ユニット110は、音響装置100の全体を統括制御する。この制御ユニット110は、図2に示されるように、制御処理部111と、チャンネル信号処理部112とを備えている。また、制御ユニット110は、アナログ変換部113と、音量調整部114とを備えている。
上記の制御処理部111は、操作入力ユニット150に入力された指令に基づいて、ドライブユニット120、表示ユニット140、音量調整部114を制御する。この制御処理部111の詳細については、後述する。
上記のチャンネル信号処理部112は、ドライブユニット120から送られてきたコンテンツデータCTDを処理し、スピーカ131C〜131SWのそれぞれに対応するチャンネル処理信号PCDC〜PCDLFEを生成する。かかる機能を有するチャンネル信号処理部112は、図3に示されるように、チャンネル信号生成手段としてのチャンネル分離部210と、低音強調部220と、他チャンネル信号遅延手段としての遅延部230とを備えている。
上記のチャンネル分離部210は、ドライブユニット120からのコンテンツデータCTDを受ける。そして、チャンネル分離部210は、コンテンツデータCTDを展開し、オーディオ信号であるデジタル音データ信号を生成する。引き続き、チャンネル分離部210は、生成されたデジタル音データ信号を解析し、デジタル音データ信号に含まれるチャンネル指定情報に従って、デジタル音データ信号を、5.1チャンネルサラウンド方式におけるC〜LFEチャンネルに対応する6個の分離チャンネル信号SCAC,SCAL,SCASL,SCAR,SCASR,SCALFEに分離する。このようにして分離された信号のうち、分離チャンネル信号SCAC〜SCASRは、低音強調部220、及び、遅延部230へ向けて送られる。また、分離チャンネル信号SCALFEは、低音強調部220へ向けて送られる。
上記の低音強調部220は、チャンネル分離部210からの分離チャンネル信号SCAC〜SCALFEを受け、サブウーハスピーカ131SWへ向けて出力する低音信号であるチャンネル処理信号PCDLFEを生成する。かかる機能を有する低音強調部220は、図4に示されるように、低域成分生成手段としての低域成分生成部310と、低域効果音チャンネル信号遅延手段としての遅延部320とを備えている。また、低音強調部220は、評価手段としての相関評価部330と、低音信号生成手段としての低音信号生成部340とを備えている。
上記の低域成分生成部310は、チャンネル分離部210からの分離チャンネル信号SCAC〜SCALFEを受け、低域成分信号SAAC〜SAALFEを生成する。かかる機能を有する低域成分生成部310は、図5に示されるように、低域増強手段としての低域増強部311と、フィルタ手段としてのローパスフィルタ(LPF)部312と、補償手段としてのオールパスフィルタ(APF)部313とを備えている。
上記の低域増強部311は、個別低域増強部311C〜311SRを備えている。個別低域増強部311j(j=C〜SR)のそれぞれは、チャンネル分離部210から、例えば、図6(A)に示される音圧レベルの周波数分布を有する分離チャンネル信号SCAjを受ける。そして、個別低域増強部311jは、分離チャンネル信号SCAjから所定の周波数帯の信号を抽出し、当該抽出信号に基づき、その1/Nの周波数(N倍周期)の低域信号を生成する。引き続き、個別低域増強部311jは、分離チャンネル信号SCAjの音圧レベルと生成した低域信号の音圧レベルとを比較し、両信号が滑らかにつながるように低域信号の音圧レベルを調節する。この後、個別低域増強部311jは、レベル調整が施された低域信号と分離チャンネル信号SCAjとを加算する。こうして加算された信号は、例えば、図6(B)に示される音圧レベルの周波数分布を有する低域増強信号SSAjとしてLPF部312へ向けて出力される。
ここで、Nの値は1よりも大きい値が採用される。このNと所定の周波数帯は、サブウーハスピーカ131SWに対応する低周波数帯の低域成分信号を生成するという観点から、実験、シミュレーション、経験等に基づいて、予め定められる。なお、本実施形態では、Nを2以上の整数としている。
なお、低域増強部311で生成された低域増強信号SSAjは、分離チャンネル信号SCAjと比較して、時間DL1の遅延が生じている。
図5に戻り、上記のLPF部312は、LPF312C〜312SRを備えている。LPF312j(j=C〜SR)のそれぞれは、無限インパルス応答フィルタ(IIR)等のデジタルフィルタとして構成されており、低域増強部311の個別低域増強部311jからの低域増強信号SSAjを受ける。そして、LPF312jは、所定周波数よりも低い周波数成分を選択的に通過させる。こうしてLPF312jを通過した信号は、信号SLAjとしてAPF部313へ送られる。
なお、LPF312jにおけるフィルタリング処理において、LPF312jを通過した信号SLAjには、時間DL2の遅延が生じている。また、LPF312jを通過した信号SLAjは、カットオフ周波数FC付近において、例えば、図7(A)に示されるような周波数特性を有する位相の変化が生じている。
図5に戻り、上記のAPF部313は、APF313C〜313SRを備えている。APF313j(j=C〜SR)のそれぞれは、無限インパルス応答フィルタ(IIR)等のデジタルフィルタとして構成されている。このAPF部313は、例えば、図7(B)に示されるような上述したLPF312jにおける位相変化を相殺する周波数位相特性を有している。
APF313jは、LPF部312のLPF312jからの信号SLAjを受けて、すべての周波数範囲において信号SLAjを通過させるとともに、例えば、図7(C)に示されるように、LPF312jにおいて変化した信号SLAjの位相を補償する。こうしてAPF313jを通過した信号は、低域成分信号SAAjとして低音信号生成部340へ送られる。
図4に戻り、上記の遅延部320は、チャンネル分離部210からの分離チャンネル信号SCALFEを受ける。そして、遅延部320は、上述した低域成分生成部310における処理過程において生じた遅延時間にほぼ一致する時間(DL1+DL2)だけ、分離チャンネル信号SCALFEを遅延させる。これにより、分離チャンネル信号SCALFEと低域成分生成部310から出力される低域成分信号SAAj(j=C〜SR)との同期が図られる。かかる遅延結果は、低域遅延信号SDALFEとして低音信号生成部340へ送られる。
上記の相関評価部330は、図8に示されるように、個別相関評価部331C〜331SRを備えている。個別相関評価部331j(j=C〜SR)のそれぞれは、チャンネル分離部210からの分離チャンネル信号SCAj、及び、分離チャンネル信号SCALFEを受ける。そして、個別相関評価部331jは、分離チャンネル信号SCALFEと、他チャンネル信号である分離チャンネル信号SCAjとの間の相関の評価を行う。ここで、この相関の評価は、周知の相関係数Rjを用いて行う。
この相関係数Rjは、−1から1までの範囲の値をとる。そして、相関係数Rjは、分離チャンネル信号SCALFEと、他チャンネル信号である分離チャンネル信号SCAjとの間の相関(以下、単に「相関」ともいう)が正相であれば正の値をとり、逆相であれば負の値をとる。また、この相関係数Rjは、相関が強ければ、その絶対値が「1」に近い値をとり、相関が弱ければ、「0」に近い値をとる。
引き続き、個別相関評価部331jは、相関係数Rjを用いた評価結果に基づいて、個別ゲイン制御信号MXSjを生成する。この個別ゲイン制御信号MXSjの生成に際して、個別相関評価部331jは、相関が強ければ後述する低音信号生成部340に対して、低域成分信号SAAjのゲインを減らす調整を行い、相関が弱ければ低域成分信号SAAjのゲインを増やす調整を行う。これにより、正相で相関が強い場合に低音が余剰に再生されたり、逆相で相関が強い場合に低音が打消されて再生されたりすること抑えることができる。また、相関が弱い場合には低音の強調を行うことができ、快適な低音感を得ることができる。こうして生成された個別ゲイン制御信号MXSC〜MXSSRを含むゲイン制御信号MXSが、低音信号生成部340へ向けて送られる。
上記の低音信号生成部340は、図9に示されるように、可変乗算部341C〜341SRと、加算部342とを備えている。
可変乗算部341j(j=C〜SR)のそれぞれは、低域成分生成部310からの低域成分信号SAAjを受けるとともに、相関評価部330からの個別ゲイン制御信号MXSjを受ける。そして、可変乗算部341jは、個別ゲイン制御信号MXSjにより指定された係数を低域成分信号SAAjに乗じる。可変乗算部341jは、この乗算結果を加算部342へ向けて出力する。
加算部342は、可変乗算部341C〜341SRからの乗算結果を受けるとともに、遅延部320からの低域遅延信号SDALFEを受ける。そして、加算部342は、これらの乗算結果、及び、低域遅延信号SDALFEを加算する。加算部342は、この加算結果を、チャンネル処理信号(低音信号)PCDLFEとしてアナログ変換部113へ向けて出力する。
図3に戻り、上記の遅延部230は、チャンネル分離部210からの分離チャンネル信号SCAC〜SCASRを受ける。そして、上述した低音強調部220の低域成分生成部310における処理過程において生じた遅延時間にほぼ一致する時間(DL1+DL2)だけ、分離チャンネル信号SCAC〜SCASRのそれぞれを遅延させる。これにより、分離チャンネル信号SCAj(j=C〜SR)と、低音強調部220から出力される低音信号であるチャンネル処理信号PCDLFEとの同期が図られる。かかる遅延結果は、チャンネル処理信号PCDC〜PCDSRとして、アナログ変換部113へ向けて出力される。
図2に戻り、上記のアナログ変換部113は、チャンネル信号処理部112から送られてきたデジタル信号であるチャンネル処理信号PCDC〜PCDLFEを、それぞれアナログ信号に変換する。このアナログ変換部113は、当該6種のデジタル信号に対応して、互いに同様に構成された6個のDA(Digital to Analogue)変換器を備えている。このアナログ変換部113による変換結果であるアナログ信号PBSC〜PBSLFEは、音量調整部114へ向けて送られる。
上記の音量調整部114は、アナログ変換部113からのアナログ信号PBSC〜PBSLFEを受ける。そして、音量調整部114は、アナログ信号PBSC〜PBSLFEのそれぞれに対して、制御処理部111からの音量調整指令VLCに従って、音量を調整する。かかる調整結果は、音声出力信号AOSC〜AOSLFEとして、音出力ユニット130C〜130SWへ向けて出力される。
次に、制御処理部111について説明する。この制御処理部111は、上述した他の構成要素を制御しつつ、音響装置100の機能を発揮させる。この制御処理部111は、表示データIMDを出力し、利用者が再生すべき音声コンテンツの指定を支援するための案内画面を表示ユニット140に表示させる。そして、操作入力ユニット150から音声コンテンツを指定した再生指令が入力されると、制御処理部111は、再生指令DVCをドライブユニット120へ向けて発行し、再生コンテンツのデータ読み出しを制御する。
また、制御処理部111は、音量調整部114を制御して、音出力ユニット130C〜130SWのスピーカ131C〜131SWからの出力音量を調整する。この出力音量の制御に際して、制御処理部111は、操作入力ユニット150に入力された音量指定に従って音量調整指令VLCを生成し、音量調整部114へ向けて送る。
[動作]
次に、上記のように構成された音響装置100の動作について、低音信号の生成処理に主に着目して説明する。
利用者が、ドライブユニット120にDVD等の記録媒体RMを挿入して、操作入力ユニット150に音声コンテンツを指定した再生指令を入力すると、その旨が、操作入力データIPDとして、制御処理部111へ送られる(図2参照)。この再生指令を受けると、制御処理部111は、再生指令DVCをドライブユニット120へ向けて発行し、再生コンテンツのデータ読み出しを制御する。かかる制御のもとで、記録媒体RMから読み出されたコンテンツデータCTDは、チャンネル分離部210へ送られる(図3参照)。コンテンツデータCTDを受けたチャンネル分離部210は、コンテンツデータCTDを展開して解析し、5.1チャンネルサラウンド方式におけるC〜LFEチャンネルに対応する6個のSCAC,SCAL,SCASL,SCAR,SCASR,SCALFEに分離する。こうして分離された信号のうち、分離チャンネル信号SCAC〜SCASRは、低音強調部220、及び、遅延部230へ向けて送られる。また、分離チャンネル信号SCALFEは、低音強調部220へ向けて送られる。
低音強調部220においては、低域成分生成部310が分離チャンネル信号SCAC〜SCASRを受け、遅延部320が分離チャンネル信号SCALFEを受ける。また、相関評価部330が分離チャンネル信号SCAC〜SCALFEを受ける(図4参照)。
分離チャンネル信号SCAj(j=C〜SR)を受けた低域成分生成部310では、まず、低域増強部311における個別低域増強部311jのそれぞれにおいて、低域増強信号SSAjを生成する(図5参照)。この低域増強信号SSAjの生成に際して、個別低域増強部311jは、分離チャンネル信号SCAjから所定の周波数帯の信号を抽出し、当該抽出信号に基づき、その1/Nの周波数の低域信号を生成する。そして、個別低域増強部311jは、分離チャンネル信号SCAjの音圧レベルと低域信号の音圧レベルとを比較し、両信号が滑らかにつながるように低域信号の音圧レベルを調節し、レベル調整が施された低域信号と分離チャンネル信号SCAjとを加算する。こうして生成された低域増強信号SSAjは、LPF部312へ向けて出力される。
低域増強信号SSAjを受けたLPF部312では、LPF312jのそれぞれが、所定周波数よりも低い周波数成分を選択的に通過させる。こうしてLPF312jを通過した信号は、信号SLAjとしてAPF部313へ向けて出力される。
APF部313では、APF313jのそれぞれが、LPF312jにおけるフィルタリング処理において生じた位相の変化を補償する。こうしてAPF313jを通過した信号は、低域成分信号SAAjとして低音信号生成部340へ向けて出力される。
また、分離チャンネル信号SCALFEを受けた遅延部320は、低域成分生成部310における処理過程において生じた遅延時間にほぼ一致するする時間(DL1+DL2)だけ、分離チャンネル信号SCALFEを遅延させる。かかる遅延結果は、低域遅延信号SDALFEとして低音信号生成部340へ向けて出力される。
また、分離チャンネル信号SCAC〜SCALFEを受けた相関評価部330では、相関評価部330における個別相関評価部331jのそれぞれにおいて、相関係数Rjを用いて、分離チャンネル信号SCALFEと、他チャンネル信号である分離チャンネル信号SCAjとの間の相関の評価を行う(図8参照)。そして、個別相関評価部331jは、相関の評価結果に基づき、個別ゲイン制御信号MXSjを生成する。こうして生成された個別ゲイン制御信号MXSC〜MXSSRは、ゲイン制御信号MXSとして低音信号生成部340へ向けて送られる。
低域成分信号SAAC〜SAASRと低域遅延信号SDALFEを受けた低音信号生成部340では、まず、可変乗算部341j(j=C〜SR)が、個別ゲイン制御信号MXSjにより指定された係数を低域成分信号SAAjに乗じる(図9参照)。この乗算結果は、加算部342へ向けて送られる。加算部342は、これらの乗算結果と低域遅延信号SDALFEを加算し、低音信号であるチャンネル処理信号PCDLFEとしてアナログ変換部113へ向けて出力する。
また、アナログ変換部113へは、遅延部230において、分離チャンネル信号SCAjを時間(DL1+DL2)だけ遅延させたチャンネル処理信号PCDjが入力される。
この後、チャンネル処理信号PCDC〜PCDLFEについて、アナログ変換部113においてアナログ信号に変換され、さらに、音量調整部114において音量調整が行われて、音声出力信号AOSC〜AOSLFEが生成される。そして、音声出力信号AOSC〜AOSLFEが音出力ユニット130C〜130SWに供給される(図2参照)。
この結果、CDに記録された他チャンネル信号を反映した音声がスピーカ131C〜131SRから出力されるとともに、LFEチャンネル信号、及び、他チャンネル信号から生成された低音信号を反映した音声がサブウーハスピーカ131SWから出力される。
以上説明したように、本実施形態では、低域成分生成部310が、他チャンネル信号である分離チャンネル信号SCAC〜SCASRから低音用スピーカに対応する低周波数帯の低域成分信号SAAj(j=C〜SR)を生成する。また、相関評価部330が、低域効果音チャンネル信号である分離チャンネル信号SCALFEと、他チャンネル信号である分離チャンネル信号SCAjとの間の相関評価を行う。そして、低音信号生成部340が、低域成分信号SAAjに対して、相関が強ければゲイン量を減らし、相関が弱ければゲイン量を増やすゲイン調整を行い、この調整信号と遅延部320で遅延させた低域遅延信号SDALFEと加算する。この加算結果を反映した音声が低音用スピーカであるサブウーハスピーカ131SWから出力される。このため、正相で相関が強い場合に低音が余剰に再生されたり、逆相で相関が強い場合に低音が打消されて再生されたりすること抑えることができる。また、相関が弱い場合には低音の強調を行うことができる。また、低音用スピーカであるサブウーハスピーカ131SWから低音信号に由来する音声を出力するため、他チャンネル信号に対応する出力スピーカを、低周波数帯をフォローする口径にする必要はない。
また、本実施形態では、APF部313を備え、LPF部312を通過したときに生じる信号SLAj(j=C〜SR)の位相の変化を補償する。このため、低音信号生成部340において、位相の合った信号同士の加算を行うことができる。
また、本実施形態では、遅延部230,320を備え、低音信号生成部340に入力される低域成分信号SAAj(j=C〜SR)と、低域遅延信号SDALFEとの同期を図っている。このため、低音信号生成部340において、同期の取れた信号同士の加算を行うことができる。
したがって、本実施形態によれば、低音用スピーカを利用して快適な低音感を得ることができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、相関評価部は、他チャンネル信号である分離チャンネル信号SCAj(j=C〜SR)と、分離チャンネル信号SCALFEとの間の相関評価を行った。これに対して、例えば、図10に示されるように、相関評価部330Bが、低域成分生成部310において生成された低域成分信号SAAjと、遅延部320から出力される低域遅延信号SDALFEとの間の相関評価を行うようにしてもよい。また、低域成分生成部310のLPF部312を通過した信号SLAjと、遅延部320から出力される低域遅延信号SDALFEとの間で、相関評価を行うようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、LPF部312におけるカットオフ周波数を固定的な値としたが、利用者の指定に応じて、制御処理部111が当該カットオフ周波数を制御するようにしてもよい。この場合には、制御処理部111が、APF部113における位相保障機能を併せて制御する。
また、上記の実施形態では、チャンネル分離部から出力される信号はデジタル音響信号であり、低音強調部はデジタル音響信号に対して低音強調処理を行うこととした。これに対して、チャンネル分離部から出力される信号をアナログ音響信号に変換し、低音強調部はアナログ音響信号に対して低音強調処理を行うものであってもよい。
また、上記の実施形態では、音声コンテンツがLFEチャンネルを含むチャンネル構成を有することを想定したが、音声コンテンツがLFEチャンネルを含まないチャンネル構成である場合には、チャンネル分離部が、LFEチャンネル信号として、セロレベル信号を生成するようにすればよい。
また、上記の実施形態では、6個のスピーカを備えることとしたが、低音用スピーカと、他チャンネル信号を反映した音声を出力するスピーカを備えるものであれば、スピーカ構成は、いかなるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、ドライブユニット120をDVD等の記録媒体のドライブユニットとしたが、固定ディスクとすることもできる。さらに、ラジオ放送や地上デジタルテレビ放送等の放送波受信回路や外部機器の音声入力回路等とすることもできる。
なお、上記の実施形態における制御ユニットを中央処理装置(CPU:Central Processor Unit)やDSP(Digital Signal Processor)を備えるコンピュータシステムとして構成し、制御処理部等の機能を、プログラムの実行によっても実現するようにすることができる。これらのプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配送の形態で取得されるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る音響装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1の制御ユニットの構成を示すブロック図である。 図2のチャンネル信号処理部の構成を示すブロック図である。 図3の低音強調部の構成を示すブロック図である。 図4の低域成分生成部の構成を示すブロック図である。 低域増強信号の生成過程を説明するための図である。 ローパスフィルタにおける位相変化、及び、オールパスフィルタにおける位相補償を説明するための図である。 図4の相関評価部の構成を示すブロック図である。 図4の低音信号生成部の構成を示すブロック図である。 変形例を説明するための図である。
符号の説明
100 … 音響装置
131C〜131SR … スピーカ(他スピーカ)
131SW … スピーカ(低音用スピーカ)
210 … チャンネル分離部(チャンネル信号生成手段)
230 … 遅延部(他チャンネル信号遅延手段)
310 … 低域成分生成部(低域成分生成手段)
311 … 低域増強部(低域増強手段)
312 … ローパスフィルタ部(フィルタ手段)
313 … オールパスフィルタ部(補償手段)
320 … 遅延部(低域効果音チャンネル信号遅延手段)
330 … 相関評価部(評価手段)
340 … 低音信号生成部(低音信号生成手段)

Claims (12)

  1. 所定のチャンネル構成を有する音声コンテンツの再生結果を、低音用スピーカ及び少なくとも1つの他スピーカを含む複数のスピーカから音場空間へ向けて音声を出力する音響装置であって、
    前記音声コンテンツから低域効果音チャンネル信号を含む複数のチャンネル信号を生成するチャンネル信号生成手段と;
    前記低域効果音チャンネル信号以外の少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれと相関を有する、前記低音用スピーカに対応する低周波数帯の低域成分信号を生成する低域成分生成手段と;
    前記低域効果音チャンネル信号と、前記少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれとの間の相関の評価を行う評価手段と;
    前記評価手段による評価結果に基づいて定まる比率で前記低域成分信号のそれぞれを重畳して、前記低音用スピーカへ向けて出力する低音信号を生成する低音信号生成手段と;
    を備えることを特徴とする音響装置。
  2. 前記低域成分生成手段は、
    前記低域効果音チャンネル信号以外の少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれにおける前記低周波数帯の成分を増強する低域増強手段と;
    前記低域増強手段により増強された信号のそれぞれにおける前記低周波数帯の成分を抽出するフィルタ手段と;
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の音響装置。
  3. 前記低域成分生成手段は、前記フィルタ手段により生じる位相の変化を補償する補償手段を更に備える、ことを特徴とする請求項2に記載の音響装置。
  4. 前記所定のチャンネル構成には、低域効果音チャンネルが含まれ、
    前記低域効果音チャンネル信号は、前記音声コンテンツにおける前記低域効果音チャンネルの成分に対応する信号である、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の音響装置。
  5. 前記低域効果音チャンネル信号を、前記低域成分生成手段における生成時間に対応する時間だけ遅延させる低域効果音チャンネル信号遅延手段を更に備え、
    前記低音信号生成手段は、前記低域効果音チャンネル信号遅延手段を介した信号に対して、前記評価手段による評価結果に基づいて定まる比率で前記低域成分信号のそれぞれを重畳する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の音響装置。
  6. 前記評価手段は、前記低域効果音チャンネル信号と、前記少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれとに基づいて、前記評価を行う、ことを特徴とする請求項5に記載の音響装置。
  7. 前記評価手段は、前記低域効果音チャンネル信号と、前記低域成分生成手段において中間的又は最終的に生成される前記低周波数帯の信号とに基づいて、前記評価を行う、ことを特徴とする請求項5に記載の音響装置。
  8. 前記所定のチャンネル構成には、低域効果音チャンネルが含まれず、
    前記低域効果音チャンネル信号は、ゼロレベル信号であり、
    前記評価手段は、前記低域効果音チャンネル信号と、前記少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれとの間の相関はないと評価する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の音響装置。
  9. 前記他チャンネル信号を、前記低域成分生成手段における生成時間に対応する時間だけ遅延させる他チャンネル信号遅延手段を更に備え、
    前記他チャンネル信号遅延手段は、前記他チャンネル信号が、前記低域成分生成手段への分岐後に前記他スピーカへ向かう経路に配置される、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の音響装置。
  10. 所定のチャンネル構成を有する音声コンテンツの再生結果を、低音用スピーカ及び少なくとも1つの他スピーカを含む複数のスピーカから音場空間へ向けて音声を出力する音響装置において使用される音声再生方法であって、
    前記音声コンテンツから低域効果音チャンネル信号を含む複数のチャンネル信号を生成するチャンネル信号生成工程と;
    前記低域効果音チャンネル信号以外の少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれと相関を有する低域成分信号を生成する低域成分生成工程と;
    前記低域効果音チャンネル信号と、前記少なくとも1つの他チャンネル信号のそれぞれとの間の相関の評価を行う評価工程と;
    前記評価工程における評価結果に基づいて定まる比率で前記低域成分信号のそれぞれを重畳して、前記低音用スピーカへ向けて出力する低音信号を生成する低音信号生成工程と;
    を備えることを特徴とする音声再生方法。
  11. 請求項10に記載の音声再生方法を演算手段に実行させる、ことを特徴とする音声再生プログラム。
  12. 請求項11に記載の音声再生プログラムが、演算手段により読み取り可能に記録されている、ことを特徴とする記録媒体。
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