JP2009206035A - 端子台 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじ式端子部とばね式端子部とカードエッジ接点部を一体に設けた端子台を提供する。
【解決手段】略角形U字状に形成され中央部2aの両側の折曲部近傍から側部2b,2cの略中央まで開口部2e,2fが形成され、開口部2eから素線12が挿入されて内面に接触する導電部材2と、略角形U字状に形成されて導電部材の外側に密着され、中央部3aが導電部材の中央部とねじ4で固定されるねじ式端子部と、側部3bの折曲部近傍に素線を挿入する挿入部が形成され側部3cに導電部材の開口部2fを通して内方に延出し先端が素線に接触するばね式端子部3fと、何れか一方の側部の先端にカードエッジ端子16に接触可能なカードエッジ接点部3kが一体に形成された端子部材3と、導電部材と端子部材を固定した状態で収容固定するケース6を備えた構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、線材に取付けられた圧着端子と接続するねじ式端子部と線材の素線と接続するばね式端子部と基板のカードエッジ端子と接続するカードエッジ接点部を一体に設けた端子台に関する。
端子台として線材の素線(撚り線)に圧着端子を付けてねじで固定するねじ式端子と、素線(単線)にばね性を有する端子部材を圧接させるばね式端子がある。このようなタイプの端子台として、ねじにより結線を行うねじ式端子とばねにより結線を行うばね式端子とを導通板により導通させ、1つの端子に複数の結線を要する場合はねじ式端子を利用し、1つの端子に1本の結線を行う場合はばね式端子を利用し、より多くの結線を行う場合は、導通板により接続されたねじ式端子とばね式端子の両方を利用する端子台が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−73913号公報(2−3頁、図3)
ところで、線材に付けた圧着端子や単線の素線と基板のカードエッジ端子とを接続することができる端子台が要望されている。しかしながら、特許文献1に記載されている端子台においては構造上素線又は圧着端子を接続することは可能であるが、素線又は圧着端子とカードエッジ端子とを接続することができない。また、そのような構成については何ら記載されていない。
圧着端子や素線と基板のカードエッジ端子とを接続する端子台として、圧着端子を固定するねじ式端子と素線に接触するばね式端子部を形成した端子部材と、カードエッジ端子に接触するカードエッジ接点部材を別体に形成し、端子部材とカードエッジ接点部材とを接続する接続部材を設けた構造のものが考えられる。しかしながら、このような構成においては端子部材とカードエッジ接点部材とを接続する接続部材が必要となり、部品点数が多くなり、組立が複雑になる等の不具合がある。
本発明の目的は、圧着端子と接続するねじ式端子部と単線の素線に接続するばね式端子部と基板のカードエッジ端子に接続するカードエッジ接点部を一体に設け、部品点数が少なく組立が簡単な端子台を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1に係る端子台は、
線材の圧着端子と接続するねじ端子部と素線と接続するばね式端子部と基板のカードエッジ端子と接続するカードエッジ接点部を備えた端子台であって、
略角形U字状に折曲形成され、中央部の両側の折曲部近傍から両側部の略中央までそれぞれ開口する開口部が形成され、一側の開口部から素線が挿入されて一側部の内面に接触する導電部材と、
略角形U字状に折曲形成されて前記導電部材の外側に密着され、中央部が前記導電部材の中央部とねじで固定されて形成されるねじ式端子部と、一側部の折曲部近傍に前記素線を挿入する挿入部が形成され他側部に前記導電部材の他側の開口部を通して内方に延出し先端が前記素線に接触するばね式端子部と、前記一側部又は他側部の何れか一方の側部の先端に基板のカードエッジ端子に接触可能なカードエッジ接点部が一体に形成された端子部材と、
前記導電部材と端子部材が固定された状態で収容固定するケースとを備えたことを特徴としている。
線材に付けられた圧着端子と基板のカードエッジ端子を接続する場合、端子部材と導電部材とを固定するねじにより形成されたねじ式端子部により端子部材に圧着端子を固定する。また、ケースに基板を挿入してカードエッジ端子を端子部材のカードエッジ接点部に接触させる。
線材の素線と基板のカードエッジ端子を接続する場合、素線を端子部材の挿入部及び導電部材の対応する開口部から挿入する。素線は導電部材の一側部の内面に当接して挿入され、その先端がばね式端子部の先端を押動して押し広げて一側部の内面と先端との間に挟み込まれる。これにより、素線が端子部材に接続される。また、ケースに基板を挿入してカードエッジ端子を端子部材のカードエッジ接点部に接触させる。これにより、圧着端子又は素線と基板のカードエッジ端子とを簡単に接続することができる。
また、本発明の請求項2に係る端子台は、請求項1に記載の端子台において、
前記導電部材は、中央部の略中央位置に前記ねじが螺合するねじ穴が形成され、両側部の先端両側に係止爪が形成され、これらの係止爪は側部から外側にかつ折曲部方向に向かって突出して形成されていることを特徴としている。
導電部材は、端子部材が外側に密着された状態で中央部のねじ穴にねじで固定されて端子部材と一体となる。この端子部材が一体に固定された導電部材を、係止爪を介してケースに固定する。これにより、端子部材と導電部材をケースに簡単に収容して固定することができる。
また、本発明の請求項3に係る端子台は、請求項1又は請求項2に記載の端子台において、
前記端子部材は、ばね性を有する金属板からなり、
前記ばね式端子部は、一側部の略中央から中央部を経て他側部の略中央までスリットをなして舌片状に打ち抜かれ、その付け根部近傍から内方に略半円形状に湾曲された後前記一側部に向けて延出し更に前記中央部から離間する方向に斜めに折曲されて先端が前記導電部材の一側部の内面にばね力を有して当接し、
前記スリットは前記素線を挿通する挿通部をなすと共に前記ねじが挿通可能とされていることを特徴としている。
端子部材は、導電部材の外側に密着して固定された状態においてばね式端子部が導電部材の対応する開口部を通して導電部材内に挿入され、その先端が導電部材の対向する側部の内面にばね力で圧接(接触)している。端子部材のスリット及び導電部材の一側部の開口部を通して挿入された素線は、その先端がばね式端子部のばね力に抗して押し開き、導電部材の一側部の内面とばね式端子部の先端との間に挟まれてこれらと接触する。これにより、素線と端子部材とが電気的に接続される。
また、本発明の請求項4に係る端子台は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の端子台において、
前記端子部材のカードエッジ接点部は、前記導電部材の対応する側部の両側に形成された係止爪の間に形成され、前記側部の先端近傍において外側に略V字状に折り返されて形成されていることを特徴としている。
端子部材は、導電部材の外側に密着して固定された状態においてカードエッジ接点部が導電部材の両側の係止爪の間から外側に略V字状に張り出して基板のカードエッジ端子と接触する。これにより、端子部材と基板のカードエッジ端子とを簡単に接続することができる。従って、圧着端子や素線と基板のカードエッジとを簡単に接続することが可能となる。
また、本発明の請求項5に係る端子台は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の端子台において、
前記ケースは、前記導電部材の両側部と対向する両側部が両側の端板に連設されかつ先端に前記導電部材の両側部の係止爪を係止する係止部が形成され、
前記両側の端板には前記導電部材の中央部の内側の縁部を支持して前記係止部と協働して前記導電部材を固定する支持部が形成され、
前記導電部材のカードエッジ接点部と対向する側部には開口部が形成され、前記カードエッジ接点部を収容して前記基板のカードエッジ端子に接触可能とされていることを特徴としている。
端子部材と一体に固定された導電部材は、ケースの対応する側部間に収容されて両側の係止爪が対応する係止部に係止され、端子部材のカードエッジ接点部が対応する他側の開口部に収容される。そして、ケースの両端板の支持部が導電部材の中央部の内側面に当接して導電部材を逸脱不能に固定する。
本発明によると、線材に取付けられた圧着端子と接続するねじ式端子部と素線に接続するばね式端子部と基板のカードエッジ端子に接続するカードエッジ接点部とを一体に形成することにより、圧着端子や素線とカードエッジ端子とを簡単に接続することが可能となる。また、部品点数が少なくなり、組立が簡単な端子構造となると共にコストの低減が図られる。
以下、本発明の実施形態に係る端子台を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る端子台の斜視図を示す。端子台1は、導電部材2と、端子部材3と、導電部材2と端子部材3とを固定するねじ4及びワッシャ5と、導電部材2と端子部材3とを固定した状態で収容するケース6により構成されている。
導電部材2は、略角形U字形状(図面との関係では逆U字状になる)に折曲されて中央部2a、側部2b、側部2cが一体に形成されている。中央部2aの中央位置にねじ4が螺合するねじ穴2dが形成されており、両側の折曲部近傍から一側の側部2b,他側の側部2cの略中央近傍まで開口する角形の開口部2e,2fが形成されている。そして、両側部2b,2cの先端(図中下端)の両側に係止爪2g,2hが形成されている。開口部2e,2fは、図中上方から見て側部2b,中央部2a及び側部2cの中央に位置している。
係止爪2g,2hは、図2に示すように付け根部から側部2b,2cの外側にかつ折曲部側(図中上方)に向けて斜めに略板厚程度張り出し、先端部が側板2b,2cと平行に延出し、端面が平面をなして形成されている。これらの係止爪2g,2hは、側部2b,2cの先端両側を切り起こして形成されている。この導電部材2は、厚板の導電性部材例えば銅板により形成されており剛性を有している。そして、導電部材2は、図1に示すように左右対称に形成されている。このように導電部材2を左右対称に形成することにより、端子部材3との組み付け性の向上を図ることができる。
端子部材3は、導電性及びばね性を有する例えばリン青銅の薄板により形成されている。この端子部材3は、導電部材2と対応して略角形U字形状(図面との関係では逆U字状になる)に折曲されかつ導電部材3の外側に密着して取り付け可能とされており、後述するばね式端子部3fとカードエッジ接点部3kが一体に形成されている。端子部3の一側の側部3bは、導電部材2の対応する側部2bの開口部2eの下端よりも僅かに下方に位置する長さとされている。また、他側の側部3cは、導電部材部材2の対応する側部2cの長さよりも長く形成されている。
端子部材3には、一側の側部3bの略中央から中央部3aを経て他側の側部3cの略中央に至る長いスリット3dが形成されており、当該スリット3dの内側部が長い舌片状をなしている。そして、この長い舌片状の部分がばね式端子部3fとされている。ばね式端子部3fは、一端が側部3b側の端面から切り離されて自由端とされ、他端が側部3c側に連設されている。スリット3dは、図1の上方から見て側部3b、中央部3a及び側部3cの中央を通りかつねじ4が挿通可能な幅とされている。
ばね式端子部3fは、図3に示すように付け根部分3gが中央部3a側(図中上部)に向けてかつ内方に向けて略半円形状に湾曲され、次いで、側部3b側に向けて略直角に折り曲げられて中央部3aと略平行な平板部3hが形成され、この平板部3hの略中央が中央部3aから離隔する方向に折曲されて斜めに延出している。そして、平板部3aの折曲された先端3iが導電部材1の側部3bの内面に当接可能とされている。ばね式端子部3fは前述したように長く形成されていることにより、側部3cの付け根部分から側部3bに至るまで延出可能となり、かつ導電部材2の対向する側部2bの内面にばね力を有して圧接(接触)することが可能とされている。
端子部材3の側部3cは、導電部材2の対応する側部2cよりも長く形成されており、その先端にカードエッジ接点部3kが形成されている。このカードエッジ接点部3kは、両側部に導電部材2の側部2c両側に形成されている係止爪2hとの干渉を避けるために切欠部3jが形成されておりその分だけ細くなっている。
カードエッジ接点部3kは、導電部材2の側部2cの略先端近傍位置において側部3cの外側に略V字状をなして折曲部側(図中上方)方向に向けて斜めに折り返され、先端が内側(側部3c側)に向けて折曲されている。これにより、カードエッジ接点部3kがカードエッジ端子に滑らかに接触することが可能となる。また、カードエッジ接点部3kは、中央に長手方向に沿ってスリット3mが形成されて2分割されており、彎曲し易くなっている。
ケース6は、端板6aに連設された側板6b,6cの間に図中上方から導電部材3に固定された端子部材2の側部2b,2cが挿入可能とされ、導電部材3の側部3b,3cの両側の係止爪2g,2hと対応する位置に係止部6d,6eが形成されている。側板6cは、図中上端面から係止部6eまでテーパ状をなして僅かに傾斜面をなしており、導電部材3が挿入し易くなっている。
側板6cには、中央部に開口部6fが形成されており、導電部材3のカードエッジ接触部3kを収容可能とされている。そして、側板6c側に図中下方から基板が挿入可能とされ、当該基板のカードエッジ端子にカードエッジ接点部3kが接触するようになっている。
また、端板6aには側板6b,6cの間に支持部6hが導電部材2の中央部2aの長手方向に沿って形成されている。この支持部6hは、導電部材2の中央部2aの内側縁部(下側縁部)に当接して支持する。側板6b,6cのハッチングで示されている部位も図示しない端板(端板6aに相当)に連設されている。そして、この端板にも導電部材2の中央部2aを内側の縁部を支持する支持部(支持部6hに相当)が形成されている。
側板6b,6cの係止部6d,6eは、導電部材2がケース6の図中上方へ抜け出すことを防止し、支持部6hは導電部材2がケース6の図中下方へ抜け落ちることを防止する。即ち、ケース6は、係止部6d,6e及び支持部6hにより導電部材3を逸脱不能に収容するように形成されている。そして、このようなケース6が隣り合う端板6aを共有して複数並設されている。
次に、端子台1の組み付け手順について説明する。先ず、図1に示す導電部材2の側部2cの開口部2fから端子部材3のカードエッジ接点部3kを挿通し、端子部材3のスリット3dと導電部材2の開口部2e,2fを一致させて導電部材2の外側に端子部材3を密着して取り付ける。そして、端子部材3のスリット3dを通して導電部材2の中央部2aのねじ穴2dにワッシャ5を介してねじ4で締め付けて固定する。
この状態において、端子部材3の中央部3a、両側部3b,3cが導電部材2の中央部2a、両側部2b,2cに密着して電気的に接続されている。そして、端子部材3のカードエッジ接点部3kの先端3iが図4に示すように導電部材2の対向する側部2bの内側面にばね力を有して圧接している。そして、ねじ4及びワッシャ5と端子部材3及び導電部材2とによりねじ端子部が形成される。
次に、導電部材2に端子部材3を固定した状態でケース6の側板6b,6cの間にケース6の図中上方から導電部材2を両側部2b,2cの係止爪2g,2h側から圧入する。このとき、端子部材3のカードエッジ接点部3kが側部6cの開口部6f内に収容される。そして、導電部材2の側部2b,2cの係止爪2g,2hをケース6の側部6b,6cの係止爪6d,6eに係止させる。この状態においてケース6の端面6aの支持部6hが導電部材2の中央部2aの内側面(下面)の縁部に沿って当接して当該位置に支持する。これにより、図4に示すようにケース6内に導電部材2及び端子部材3が一体に収容固定される。
そして、端子部材3のスリット3d、導電部材2の一側の開口部2eから線材11の素線(単線)12を挿入する。素線12は、導電部材2の一側の側部2bの内側面に接触しながら挿入され、先端がばね式端子部3fの先端3iをばね力に抗して矢印方向に押動して開き、被覆13との付け根部が端子部材3の中央部3a、即ちスリット3dの両側部に当接するまで挿入される。
素線12の付け根部分が端子部材3の中央部に当接した状態において、図5に示すように素線12が導電部材2の一側の側部2bの内側面とばね式端子部3fの先端3iとの間にばね力により挟持され、かつ先端3iよりも僅かに下方に突出している。これにより、素線12がばね式端子部3fに電気的に接続される。素線12に引き抜き方向の力が作用した場合には、ばね式端子部3fの先端3iの角部(エッジ)が素線12の表面に食い込むように作用する。これにより、素線12が先端3iから外れて抜け出ることが防止される。
そして、ケース6の側部6c側に下方から基板15のカードエッジ15aを挿入してその端子(ランド)16を端子部材3のカードエッジ接点部3kに圧接させる。これにより、図5に示すように素線12とカードエッジ端子16とを電気的に接続することができる。
端子台1から線材11を取り外すときには、図5に示す端子部材3のばね式端子部3fの付け根部分側のスリット3d及び導電部材3の開口部3fから、例えばドライバの先端を差し込んでばね式端子部3fを図中下方に押し下げて先端3iを素線12から離隔させる。これにより、端子台1から素線12を引き抜くことができる。
また、接続すべき線材の素線(撚り線)に圧着端子が接続されている場合には、端子部材2を導電部材3に固定するねじ4を緩めてワッシャ5と端子部材2の中央部2aとの間に前記圧着端子を挿入し、ねじ4を締め付けて固定する。これにより、圧着端子付きの線材と基板のカードエッジ端子とを接続することができる。
図6は、図1及び図4に示す端子台1の変形例を示す。尚、図6において図1と同一又は対応する部材には同一又は対応する符号を付して詳細な説明を省略する。図6において、端子部材3’は、側部3c’を端子部材2の側部2cの先端から延出させて内側に向けて略V字状に折り返し、更に先端を外側(側部3b側)に曲げてカードエッジ接点部3k’を形成したものである。即ち、カードエッジ接点部3k’を端子部材3の内側に向けて形成したものである。
以上説明したように本発明によれば、導電部材の中央部と端子部材の中央部をねじで固定することにより、これらを電気的及び機械的に簡単に一体に固定してねじ式端子部を形成し、端子部材にばね式端子部とカードエッジ接点部を形成することにより、これらのねじ式端子部とばね式端子部とカードエッジ接点部を一体に形成することができ、部品点数が少なく、組立が簡単な構造の端子台を形成することができる。また、これに伴いコストの低減が図られる。
また、導電部材と端子部材を、導電部材の中央部と端子部材の中央部をねじで固定することにより、これらを電気的及び機械的に簡単に一体に固定することができる。そして、ねじと端子部材との間に圧着端子の端子部を形成することができる。
また、導電部材と外側に密着した端子部材とを中央部のねじ穴にねじで固定して一体とし、導電部材を、係止爪を介してケースに収容固定することにより、端子部材と導電部材をケースに簡単に収容して固定することができる。
また、導電部材の外側に端子部材を密着固定してばね式端子部を導電部材の対応する開口部を通して導電部材内に挿入し、その先端を導電部材の対向する側部の内面にばね力により押し付けることにより、素線とばね式端子部材とを簡単に接続することができる。
また、導電部材の外側に端子部材を密着して固定した状態においてカードエッジ接点部を導電部材の両側の係止爪の間から外側に略V字状に張り出させて基板のカードエッジ端子と接触させることにより、端子部材と基板のカードエッジ端子とを簡単に接続することができる。
また、端子部材と一体に固定された導電部材をケースの対応する側板間に収容し、両側部の係止爪を対応する係止部に係止し、端子部材のカードエッジ接点部を対応する側板の中央に開口している開口部に収容する。そして、ケースの両端板の支持部を導電部材の中央部の内側に当接させて内側から支持することにより、係止部と協働して端子部材と導電部材をケース内に逸脱不能に固定することができる。
本発明に係る端子台の一部省略組立斜視図である。 図1に示した端子台の導電部材の断面図である。 図1に示した端子台の端子部材の断面図である。 図1に示した端子台を組み立てた状態の断面図である。 図4に示した端子台に素線とカードエッジ端子とを接続した状態の説明図である。 図4に示した端子台の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 端子台
2 導電部材
2a 中央部
2b,2c 側部
2d ねじ穴
2e,2f 開口部
2g,2h 係止爪
3,3’ 端子部材
3a 中央部
3b,3c,3c’ 側部
3d スリット
3f,3f’ ばね式端子部
3g 付け根部分
3h 平板部
3i 先端
3j 切欠部
3k,3k’ カードエッジ接点部
3m スリット
4 ねじ
5 ワッシャ
6 ケース
6a 端板
6b,6c 側板
6d,6e 係止部
6f 開口部
6h 支持部
11 線材
12 素線
13 被覆
15 基板
15a カードエッジ
16 カードエッジ端子

Claims (5)

  1. 線材の圧着端子と接続するねじ端子部と素線と接続するばね式端子部と基板のカードエッジ端子と接続するカードエッジ接点部を備えた端子台であって、
    略角形U字状に折曲形成され、中央部の両側の折曲部近傍から両側部の略中央までそれぞれ開口する開口部が形成され、一側の開口部から素線が挿入されて一側部の内面に接触する導電部材と、
    略角形U字状に折曲形成されて前記導電部材の外側に密着され、中央部が前記導電部材の中央部とねじで固定されて形成されるねじ式端子部と、一側部の折曲部近傍に前記素線を挿入する挿入部が形成され他側部に前記導電部材の他側の開口部を通して内方に延出し先端が前記素線に接触するばね式端子部と、前記一側部又は他側部の何れか一方の側部の先端に基板のカードエッジ端子に接触可能なカードエッジ接点部が一体に形成された端子部材と、
    前記導電部材と端子部材が固定された状態で収容固定するケースとを備えたことを特徴とする端子台。
  2. 前記導電部材は、中央部の略中央位置に前記ねじが螺合するねじ穴が形成され、両側部の先端両側に係止爪が形成され、これらの係止爪は側部から外側にかつ折曲部方向に向かって突出して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の端子台。
  3. 前記端子部材は、ばね性を有する金属板からなり、
    前記ばね式端子部は、一側部の略中央から中央部を経て他側部の略中央までスリットをなして舌片状に打ち抜かれ、その付け根部近傍から内方に略半円形状に湾曲された後前記一側部に向けて延出し更に前記中央部から離間する方向に斜めに折曲されて先端が前記導電部材の一側部の内面にばね力を有して当接し、
    前記スリットは前記素線を挿通する挿通部をなすと共に前記ねじが挿通可能とされていることを特徴とする、請求項1又は請求項3に記載の端子台。
  4. 前記端子部材のカードエッジ接点部は、前記導電部材の対応する側部の両側に形成された係止爪の間に形成され、前記側部の先端近傍において外側に略V字状に折り返されて形成されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の端子台。
  5. 前記ケースは、前記導電部材の両側部と対向する両側部が両側の端板に連設されかつ先端に前記導電部材の両側部の係止爪を係止する係止部が形成され、
    前記両側の端板には前記導電部材の中央部の内側の縁部を支持して前記係止部と協働して前記導電部材を固定する支持部が形成され、
    前記導電部材のカードエッジ接点部と対向する側部には開口部が形成され、前記カードエッジ接点部を収容して前記基板のカードエッジ端子に接触可能とされていることを特徴とする、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の端子台。

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