JP4623735B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
しかし、この接続方法ではプラグ、コネクタソケット等の部品点数、組立工数が多い上に基板140とプラグ110の半田付け工程が必要なためコスト高となっていた。
また、電線103引き回しのための空間が必要で、小型化、薄型化が困難であった。
特開2002−313462号公報には、シート状のインシュレーターに複数のコンタクトをホチキス針と同様に配設して基板の回路と接続する技術を開示するが、コンタクトの安定性が低く、コンタクトに充分な弾性を形成出来ないため電気接続信頼性が低い問題があった。
また、絶縁シートであるインシュレーターの剛性が不充分で、基板の直列接続用コネクタとしては、適用出来ないものであった。
ここで、接点部を設けた2箇所の弾性接触片の内、一方の接点部が隣接する基板の一方に接続し、他方の接点部が他方の基板に接続することになる。
ここでコンタクトに設けた係合片とは、ハウジング側に形成した係合溝に沿って挿入するためのものでコンタクトの挿入方向の両端部に形成し、これに対応して、ハウジング側にも収納部の両側に係合溝を形成すると弾性接触片の接点部が基板に圧接した際の反力を安定して受けることができてよい。
ここで、弾性接触片を複数に分岐させるのは基板側の接触端子部に複数の接点で接続する趣旨であり、接点圧を考慮しつつ、プレス加工時等に分断する。
LEDモジュール基板とは発光ダイオードを配設した基板をいう。
また、コンタクトを基板装着面に対しておおむね平行に配置すると、更にコンタクトを薄型にできる。
また、シンプルな構造で部品点数が少ないことから極めて小型化・薄型化出来る。
なお、基板を直列接続するものである限りにおいて本発明は実施例に限定されるものではない。
図2(a)はLEDモジュール基板40をコネクタ10を用いて直列接続した状態の平面図を示し、図2(b)はコネクタ10付近の斜視図を示す。
また、図7に基板40をコネクタ10を用いて接続する前の状態を示す。
なお、図は要部のみを描いてある。
図2(a)では、回路面40cに等間隔にLED44を配設してある複数のLEDモジュール基板40(以下単に基板と称する)を、ヒートシンク1上に直列に並べてその連結部41にコネクタ10を用いて連結接続した例を示す。
コネクタ10は、図7に示すように、コネクタの取付孔29から基板40に設けたネジ穴45にネジ2を通し、ヒートシンク1の雌ネジ部1aにネジ2を基板40とコネクタ10が共締めとなるように螺合し、取り付ける。
これにより、コネクタ10は基板40の連結面42a同士が突き合わさった連結部41付近の回路面を覆い、ハウジング20に設けたガイド部28が基板側面42bに位置するように装着することになる。
コネクタ10は、基板連結部41付近においてもLED44の配置が等間隔となるように、LED44の形状に合わせたR形状の切欠部27を設けてある。
図2(a)は、3枚の基板40をコネクタ10を用いて直列連結した実施例を示しているが、基板の接続数は任意に設定出来、コネクタが薄いことから、基板を取り付ける機器のレイアウト変更に対応しやすい。
図2(b)に示すようにコネクタ10には、基板40の連結部41上を跨ぐように、連結部41に沿って複数のコンタクト30を並べて設けてある。
図7に示すように連結部41を挟んで対向している基板の接触端子部43a、43bは、コンタクト30の基板連結方向両側の弾性接触片31の接点部32が、図2の状態ではそれぞれ弾性接触する。
これにより、コンタクト30により連結部41を跨いで隣接する基板を導通接続する。
また、A−A線断面図を図3(b)に、図2(b)におけるコンタクト30付近の拡大説明図を図3(a)に示す。
ハウジング20は、図3(b)に示すように基板装着面20aとコンタクトの収納部21とを有すると共に、基板装着面に対して略直角方向のハウジング側部20bにコンタクト挿入口22を形成して収納部と連通させている。
収納部21は、左右の収納部の内壁21aを左右対称に水平に、かつ、基板連結方向に切り込んで、コンタクトの挿入口22から収納部21内にかけた所定長さの係合溝23を設けてあり、中央部分から上方向に向けて方形に貫通するランス係合部24を設けてある。
コンタクト収納部の内壁上部には、コンタクトのランス35の幅に対応した幅のランス用溝25をコンタクト挿入口22上部からランス係合部24の手前まで所定長さ設けてあり、コンタクト挿入口22は開口縁部を面取りして挿入口内方へ向かう案内傾斜面22aを設けてある。
コンタクトの挿入先端側と挿入後端側との2箇所にそれぞれ弾性接触片31を有し、それぞれの先端部分を基板40側に丸みを形成するように曲げて接点部32を形成し、この接点部はコンタクト収納部21の接点部突出口26から図3(b)に示すように突出する方向に配置してあり、隣接する基板回路の接触端子部43a、43bに導通接続する。
基板の接触端子部43a、43bへのコンタクト30の接続は、弾性接触片の先端側を分岐して2つの接点部32を形成してあり、基板の1つの接触端子部にこの2つの接点部32のいずれかが導通すれば接続する2点接触としており電気接続の信頼性が高い。
また、コンタクト30はコネクタ固定部34の中央にコ字状に切り込み34aを設け、切り込み34a内側をコンタクト挿入口22方向に突き出た舌片とし、この舌片を上方へ鈍角に曲げてランス35を設けることでコンタクト挿入口22から係合片33をコンタクト係合溝23に嵌めつつ、ランス35をランス用溝25に沿わせて撓ませながら基板連結方向に挿入する。
すると、ランス35がランス係合部24において弾性復帰することでその内壁にスナップ係合し、係合片33を係合溝23の奥に突き当ることで位置決めされ、コンタクト収納部21内に取り付けることができる。
コンタクト収納部21のコンタクト挿入口22の位置は、コネクタハウジング20の基板連結方向側の側面であれば、図1に示すようにコンタクト30の左右の列設方向において切欠部27を挟んで反対面に設けても良く、必要に応じて設定すれば良い。
コネクタ10の組立は、このようにコンタクト挿入口22からコンタクト30をスライド挿入して係合すれば完成する非常に簡単なものであり、従来のように電線の圧着工程や半田付け工程が必要ないため非常に生産性が高い。
また、コネクタ10には電線引き回しスペースが必要無く、部品点数が少なく構造が非常にシンプルなため、極めて低背化することが出来、コネクタを取り付ける機器側の設計自由度を非常に高めることができる。
コネクタ10の高さは、例えば図2(b)に示すLEDモジュール基板40のLEDの側部44aの約2mmの高さよりも低くすることが出来るため、液晶パネルのバックライト用のLEDモジュール基板の接続に用いると、バックライトの薄型化を効果的に図ることができる。
ここで、図4(a)は図4(b)のc−c線断面図で、コンタクト1つのみ表してある。
コンタクト30aは、コンタクト収納部21内で金属板を、コンタクト収納部21の端部分でそれぞれ基板40側に向けて鋭角に折り返して弾性接触片31aを形成した例である。
この場合、弾性接触片31aの先は基板40側に丸みを形成して上方へまげて基板との接点部32aを形成してある。
図5(a)に示すコネクタ10aは、取付脚部28aをハウジング20から基板40を跨ぐように延ばして設けて、この取付脚部28aを基板40を載置しているヒートシンク1に直接ネジ止めして、基板連結部41上に装着した例である。
図5(b)に示すコネクタ10bは、ヒートシンク1と係合する係止爪部28bを設けて、この係止爪部28bをヒートシンク1に設けた係止爪受け部1bとスナップ係合させ基板連結部41上に取り付ける例である。
図6に示すコネクタ10cは、基板を直接挟持するもので、対向して基板の幅方向側の側面を挟む挟持爪部28cをハウジング20に設けた場合を示す。
この場合には、基板40a、40bの連結面42a付近の幅方向側側面42bを、挟持爪部28cの爪28dを基板の爪受け部42cに嵌めつつ、挟持爪部28cで抱き込むようにしてコネクタ10cに基板40a、40bを嵌合装着し、基板を接続する。
1a 雌ねじ部
1b 係止爪受け部
2 ネジ
10、10a、10b、10c コネクタ
20 コネクタハウジング
20a ハウジングの基板装着面
20b ハウジング側部
21 コンタクト収納部
21a コンタクト収納部内壁
22 コンタクト挿入口
22a 案内傾斜面
23 係合溝
24 ランス係合部
25 ランス用溝
26 接点部突出口
27 LED配設のための切欠部
28 ガイド部
28a 取付脚部
28b 係止爪部
28c 挟持爪部
28d 挟持爪部爪
29 取付孔
30、30a コンタクト
31、31a 弾性接触片
32、32a 接点部
33 係合片
34 コンタクト固定部
34a 切り込み
35 ランス
40、40a、40b LEDモジュール基板
40c 基板回路面
41 基板連結部
42a 基板連結面
42b 基板連結面の隣りの側面
42c 爪受け部
43a、43b 基板回路接触端子部
44 LED
44a LED側部
45 ネジ穴
Claims (2)
- 複数の基板同士を突き合せた連結部で電気接続するコネクタであって、
コネクタはハウジングとコンタクトとを備え、ハウジングは前記突き合せた両側の基板の片面にそれぞれ装着するための基板装着面と、当該両側の基板にそれぞれ設けた接触接点部間を導通接続するためのコンタクトを収納したコンタクト収納部とを有し、
前記コンタクト収納部は前記ハウジングの側面に設けたコンタクト挿入口から基板の連結方向に概ね平行で且つコンタクトの挿入方向に沿った両側内壁に係合溝を有し、コンタクトは幅方向両側に突出させた係合片を有するとともに挿入先端側と挿入後端側との2箇所にそれぞれ弾性接触片を有し、コンタクトの係合片を前記コンタクト収納部に設けた係合溝に沿って嵌入させることで前記挿入先端側の弾性接触片は一方の基板装着面から基板に向けて突出し、挿入後端側の弾性接触片は他方の基板装着面から基板に向けて突出し、コネクタは前記突き合せた両側の基板の片面にまたがって装着するものであることを特徴とするコネクタ。 - コンタクトとハウジングとは一方に設けたランスと他方に設けたランス係止部とで係止したことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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