JP2009202344A - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写むらの少ない画像形成方法および画像形成装置を提供する。
【解決手段】小径(2pl)の液滴20Aを吐出するドットには予め4plの補助液滴21Aを吐出し、中径(4pl)の液滴20Aを吐出するドットには同様に2plの補助液滴21Aを吐出するように液量を制御し、補助液滴21Aを添加することで、小径・中径ともに大径(6pl)と同じ液量(水分量)のドットとなり、水分量不足による転写不良を防ぐことができる。すなわち図3(B)に示すように、小径、中径のドットでも、補助液滴21Aを添加することにより、十分な粘着性をもつ転写OK領域の液量とすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成方法および画像形成装置に関し、詳しくは、中間転写体表面に液滴にて画像記録を行った後、前記画像を記録媒体に転写し、前記記録媒体表面に画像記録する中間転写型記録方式による画像形成方法および画像形成装置に関する。
水性インクを用いた中間転写型インクジェット記録方法であって、中間体上に予め界面活性剤を塗布して濡れ性を上げるインクジェット記録方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記の例では中間体上での像形成性と中間体から記録媒体への転写性を両立させている。しかし上記の例は加熱により水を蒸発させる方式であって、インク粘度が増加するまでは時間がかかる。また、加熱蒸発で完全に水分がなくなる訳ではないため、高速転写記録には向かず、紙幅記録ヘッドにより高速化を行った場合、高速化には限界が生じる。加えて非浸透紙には対応できない。
あるいは中間転写体上に予め液体により溶解又は膨潤可能な粉末を形成し、インクジェット記録ヘッドにより転写体上に画像を形成した後、画像を記録媒体に転写する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかし上記の方法では膨潤した樹脂を転写する為、転写時の圧力により樹脂が押しつぶされて転写体上に広がり、画像が乱れてしまうといった問題がある。
そこで色材を含んだ液を受容し、色材のみを表面にトラップする液体受容性粒子を用いて中間転写体上に層を形成し、この上に液滴を吐出して文字や画像などの画像を形成、これを記録媒体に再転写、定着することで記録媒体上に色材画像を形成する画像形成装置が考案されている(例えば、特許文献3参照)。
しかし、記録媒体の表面状態によっては画像を記録した液体受容性粒子が正しく転写されない虞がある。すなわち記録される画像の構造による液量の違いにより、粒子の粘着力が画像内で不均一に発現し、転写むらを引き起こす原因となることがある。これは特に液量の少ない領域で起こりやすい傾向にある。
転写性を向上させるため、液滴と接触すると増粘する材料を転写体に付着させ、液滴で形成された画像を転写する構成が開示されている(例えば、特許文献4参照)が、液滴の吐出された箇所のみ増粘するので、上記のように液量の少ない領域で起こる転写不良を防ぐことはできない。
特開平07− 89067号公報 特開平11−188858号公報 特開2006−347081号公報 特開2001−347747号公報
本発明は画像形成方法および画像形成装置において、転写むらの少ない画像形成方法および画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の画像形成方法は、記録材を含む記録液体を受容可能な液体受容性粒子を用いて中間転写体上に液体受容性粒子層を形成する粒子層形成工程と、所定のデータに基づいて前記液体受容性粒子層の所定の位置に前記記録液体の液滴を付与するとともに、前記中間転写体上の前記液体受容性粒子層の表面近傍に前記記録材を保持して、前記液体受容性粒子層の表面近傍に前記記録材の画像を形成する画像形成工程と、前記画像が被転写体と前記液体受容性粒子層で挟まれるように、前記記録液体が付与された前記液体受容性粒子層を前記中間転写体から剥離して前記被転写体に転写する剥離転写工程と、前記画像の形成範囲において転写補助液を付与する転写補助液吐出工程と、を含むことを特徴とする。
上記構成の発明では、中間転写体表面に形成された液体受容性粒子層上の液滴画像形成範囲に転写補助液を付与することで、記録液が付与された液体受容性粒子層の、被転写体への転写不良を防ぐことができる。
請求項2に記載の画像形成方法は、請求項1に記載の構成において、前記転写補助液の吐出量は、前記液滴の吐出量に応じて前記画像のドット単位で算出することを特徴とする。
上記構成の発明では、画線部のドットにおける液量を常に十分なものとすることで、転写に必要な粘着性を確保することができる。
請求項3に記載の画像形成方法は、請求項1に記載の構成において、前記転写補助液の吐出量は、前記液滴の吐出量に応じて前記画像の吐出面積単位で算出することを特徴とする。
上記構成の発明では、画線部のドットにおける、転写媒体との接触面積を常に十分なものとすることで、転写に必要な粘着性を確保することができる。
請求項4に記載の画像形成方法は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の構成において、前記液滴の吐出量と前記転写補助液の吐出量との合計が前記画像の形成範囲において、ドット毎に一定量またはそれ以上の量であることを特徴とする。
上記構成の発明では、画線部のドットにおける液量を常に十分なものとすることで、転写に必要な粘着性を確保することができる。
請求項5に記載の画像形成方法は、請求項1に記載の構成において、前記転写補助液の吐出量は、前記画像の形成範囲において、ドット単位で一定量であることを特徴とする。
上記構成の発明では、画線部のドットにおける液量を常に十分なものとすることで、転写に必要な粘着性を確保することができ、かつ常に転写補助液量を一定として液量を算出するプロセスを省くことができる。
請求項6に記載の画像形成方法は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の構成において、前記転写補助液が淡色インクであることを特徴とする。
上記構成の発明では、転写補助液として淡色インクを用いることで、豊富な階調を実現しながら、さらに画線部のドットにおける液量を常に十分なものとすることで、転写に必要な粘着性を確保することができる。
請求項7に記載の画像形成装置は、中間転写体と、記録材を含む記録液体を受容可能であるとともに該記録材を表面に保持可能な液体受容性粒子を前記中間転写体に供給して所定の層厚の液体受容性粒子層を形成する粒子供給手段と、所定のデータに基づいて前記液体受容性粒子層に前記記録液体の液滴を付与して前記液体受容性粒子層の表面近傍に前記記録材の画像を形成する液滴吐出手段と、前記画像が被転写体と前記液体受容性粒子層で挟まれるように、前記記録液体が付与された前記液体受容性粒子層を前記被転写体に転写する転写手段と、前記画像の形成範囲において、前記画像のドット単位で転写補助液を付与する転写補助液吐出手段と、を有することを特徴とする。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項7に記載の構成において、前記転写補助液の吐出量は、前記液滴の吐出量に応じて前記画像のドット単位で算出することを特徴とする。
請求項9に記載の画像形成装置は、請求項7に記載の構成において前記転写補助液の吐出量は、前記液滴の吐出量に応じて前記画像の吐出面積単位で算出することを特徴とする。
請求項10に記載の画像形成装置は、請求項7〜請求項9の何れか1項に記載の構成において、前記液滴の吐出量と前記転写補助液の吐出量との合計が、前記画像の形成範囲において、ドット毎に一定量またはそれ以上の量であることを特徴とする。
請求項11に記載の画像形成装置は、請求項7に記載の構成において、前記転写補助液の吐出量は、前記画像の形成範囲において、ドット単位で一定量であることを特徴とする。
請求項12に記載の画像形成装置は、請求項7〜請求項9の何れか1項に記載の構成において、前記転写補助液が淡色インクであることを特徴とする。
本発明は上記構成としたので、転写むらの少ない画像形成方法および画像形成装置とすることができた。
<装置全体>
最初に装置全体について説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置が示されている。
図1に示すように、本発明の画像形成装置10は、無端ベルト状の中間転写体12、中間転写体12表面を帯電させる帯電装置28、中間転写体12上の帯電された領域に液受容性粒子16を均一かつ一定厚に付着させ粒子層を形成する粒子塗布装置18、粒子層上に補助液滴を吐出し、粒子層の水分量を調整する補助液滴吐出ヘッド21、粒子層上に液滴を吐出し画像を形成する液滴吐出ヘッド20、記録媒体8を中間転写体12と重ね合わせ、圧力及び熱を加える事により記録媒体8上に液受容性粒子層を転写及び定着する転写定着装置22を含んで構成されている。
帯電装置28の上流側には、中間転写体12表面から記録媒体8へ液受容性粒子層16Aの転写効率を向上させる為、中間転写体12表面より液受容性粒子層16Aを離形促進させる為の離形層14Aを形成する離形剤塗布装置14が配置される。帯電装置28により表面に電荷を形成した中間転写体12の表面は粒子塗布装置18にて液受容性粒子16を均一な層として形成される。
本実施形態においては、この粒子層に補助液を添加し、後の工程での転写に十分な粘着性をもたせるために必要な水分を含有させる目的で補助液滴吐出ヘッド21が中間転写体12と対向する位置に設けられている。
次いで粒子層上には各色ごとの液滴吐出ヘッド20すなわち20K、20C、20M、20Yから各色の液滴が吐出されカラー画像が形成される。
表面にカラー画像が形成された粒子層は転写ローラ22にて記録媒体8にカラー画像ごと転写される。転写定着装置22の下流には、中間転写体12表面に残留している液受容性粒子16(残留粒子16D)の除去、粒子以外の異物(記録媒体8の紙粉等)の中間転写体付着物の除去を行うためのクリーニング装置24が配置されている。
カラー画像を転写された記録媒体8はそのまま搬出され、中間転写体12は再度帯電装置28で表面に電荷を形成される。このとき、記録媒体8に転写された液受容性粒子は液滴20Aを吸収・保持するので速やかに搬出が可能であり、記録媒体8に液を吸収させる従来の方法に比較して装置全体の生産性を高めることができる。
また、必要に応じて、クリーニング装置24と離形剤塗布装置14の間に、中間転写体12表面に残留する電荷を除去する為の除電器29を配置しても良い。
中間転写体12が周動搬送され、まず離形剤塗布装置14により中間転写体12表面に離形層14Aが形成される。離形剤塗布装置14の塗布ローラー14Cにより中間転写体12表面に離形剤14Dが塗布され、ブレード14Bで層厚を規定する。
このとき、連続的に画像形成及びプリントを行えるようにするために、離形剤塗布装置14を中間転写体12に連続的に接触するようにしても良いし、中間転写体12から適宜離間するような構成としても良い。また塗布装置に、独立した液体供給システム(図示せず)より離形剤14Dを供給して、離形剤14Dの供給がとぎれないようにしてもよい。
次に、帯電装置28によって正の電荷を中間転写体12表面に付与する事により、中間転写体12表面に正の電荷が帯電される。ここでは、粒子塗布装置18の現像ロール18Aと中間転写体12表面とで形成しうる電界による静電力により、液受容性粒子16が中間転写体12表面に供給/吸着可能な電位を形成すればよい。
また、帯電装置28をコロトロンやブラシで構成しても良い。この場合の印加電圧も上記とほぼ同様な条件で行う。特にコロトロンは中間転写体12に非接触で電荷を与える事が可能となる。
次に粒子塗布装置18により、中間転写体12表面に液受容性粒子16が供給され、液受容性粒子層16Aを形成する。粒子塗布装置18は、液受容性粒子16が収容される容器の、中間転写体12と向合う部分に現像ロール18Aが配され、現像ロール18Aに押圧するように帯電ブレード18Bが配される。この帯電ブレード18Bは現像ロール18A表面に付着する液受容性粒子16の層厚を規制する機能も併せ持つ。
現像ロール18A(導電性ロール)に液受容性粒子16を供給し、帯電ブレード18Bで液受容性粒子層16Aを規制するとともに中間転写体12表面の電荷と逆極性である負に帯電する。現像ロール18Aはアルミ製の中実ロール、帯電ブレード18Bは圧力をかけるために金属板(SUSなど)にウレタンゴムを獲り付けた物を用いることができる。帯電ブレード18Bはドクター方式で現像ロール18Aと接する。
帯電された液受容性粒子16は現像ロール18A表面に例えば略1層の粒子層を形成し、中間転写体12表面と対向する部位に搬送され、これと近接すると現像ロール18Aと中間転写体12表面との電位差により形成された電界により、帯電した液受容性粒子16は静電力により中間転写体12表面に移動する。
次いで補助液滴吐出ヘッド21が、後述するように液受容性粒子16からなる液受容性粒子層16Aに補助液滴21Aを添加する。
次に、液滴吐出ヘッド20が液受容性粒子層16Aに液滴20Aを付与する。液滴吐出ヘッド20は所定の画像情報に基づき、所定の位置に液滴20Aを付与する。
最後に、転写定着装置22により記録媒体8と中間転写体12を挟み込んで、液受容性粒子層16Aに圧力と熱を加える事で、記録媒体8上に液受容性粒子層16Aが転写される。
転写定着装置22は加熱源を内蔵する加熱ロール22Aと、中間転写体12を挟んで対向する加圧ロール22Bとから構成され、加熱ロール22A及び加圧ロール22Bは当接されてニップを形成する。加熱ロール22A及び加圧ロール22Bには、電子写真の定着器(フューザー)と同様、アルミコアの外表面にシリコーンゴムを被覆し、更にその上をPFAチューブにて被覆された物を使用することができる。
加熱ロール22Aと加圧ロール22Bのニップ部において、ヒーターにより液受容性粒子層16Aが加熱され、かつ圧力が加わる為、記録媒体8に液受容性粒子層16Aが転写されると同時に定着される。
図2には、本発明の第1実施形態に係る画像形成のプロセスが示されている。
図2に示すように、中間転写体12の表面には転写時の離形性確保および表面への水分付着による液受容性粒子16の付着阻害を防止するために離形層塗布装置14にて離形層14Aを形成する。中間転写体12の素材がアルミやPETベースであれば特に離形層14Aの効果は大きい。あるいはフッ素樹脂・シリコーンゴム系の素材を用いて、中間転写体12の表面自体に離形性を持たせるようにしてもよい。なお、図2に示すように中間転写体12を直線的に搬送し、転写媒体8をこれに押圧する構成としてもよい。
次に帯電装置28にて中間転写体12の表面を液受容性粒子16と逆の極性に帯電させる。これにより、粒子塗布装置18の供給ローラ18Aにて供給される液受容性粒子16を静電的に吸着させ、中間転写体12の表面に一様な液受容性粒子16の層を形成することができる。
次いで中間転写体12の表面に粒子塗布装置18の供給ローラ18Aにて液受容性粒子16を均一な層として形成する。たとえば、形成された液受容性粒子層16Aは液受容性粒子16が3層程度重なった厚みと成るように形成する。すなわち、上記のように帯電ブレード18Bと供給ローラ18Aの空隙によって粒子層16Aを所望の厚さに制御することで記録媒体8に転写される粒子層16Aの厚さを制御する。あるいは供給ローラ18Aと中間転写体12の周速比によって制御してもよい。
ここで、液受容性粒子16の構造は例えば図2(B)のように定着性粒子16Eと多孔質粒子16Fとが空隙16Gをもって凝集・造粒された、望ましくは直径2〜3μmの2次粒子である。
形成された粒子層16A上に、圧電式(ピエゾ)、サーマル式などにより駆動される各色の液滴吐出ヘッド20によって液滴20Aが吐出され、粒子層16Aに画像層16Bが形成される。液滴吐出ヘッド20から吐出された液滴20Aは、液受容性粒子層16Aに打ち込まれ、インクは液受容性粒子16に形成された空隙16Gにより速やかに吸収され、順次溶媒が多孔質粒子16Fの空隙及び定着性粒子16Eに吸収されるとともに、顔料(色材)が液受容性粒子16を形成する1次粒子(定着性粒子16Eと多孔質粒子16F)表面に保持される。
このとき2次粒子を構成している1次粒子の空隙がフィルターの効果を発揮し、粒子層表面部近傍にインク中の顔料を保持すると共に、1次粒子表面に保持され固定される事により、液受容性粒子層16Aの表面近傍に多くの顔料を保持することができる。
また、液受容性粒子層16Aの表面近傍および1次粒子表面に顔料を確実に保持させるために、液滴20Aと液受容性粒子16とを反応させることにより、顔料を速やかに不溶化(凝集)させる方法を採用すればより好ましい。
顔料が保持された後の溶媒は粒子層深さ方向に浸透すると共に、多孔質粒子16Fの空隙及び定着性粒子16Eに吸収されると共に、粒子間の空隙16Gに保持される。またインク溶媒を吸収した定着性粒子16Eは軟化することによって転写定着に寄与する。このため、次の液滴吐出ヘッド20に進み次の色の液滴20Aが吐出されても、液滴20A同士が混じり合って滲む現象を抑えることができる。
このとき液滴20Aに含まれる溶媒又は分散媒は粒子層16Aに浸透するが、顔料等の記録材は粒子層16Aの表面近傍に保持される。すなわち、溶媒または分散媒は粒子層16Aの裏面まで浸透させても良いが、顔料等の記録材は粒子層16Aの裏面には浸透しない。これにより、記録媒体8に転写した際には顔料等の記録材が浸透していない粒子層16Cが画像層16Bの上に層を形成するため、この粒子層16Cが画像層16Bの表面を封じ込める保護層となる。
次いで画像層16Bが形成された粒子層16Aを中間転写体12から記録媒体8上に転写/定着する事により、記録媒体8上にカラー画像が形成される。中間転写体12上の粒子層16Aはヒータなどの加熱手段にて加熱された転写定着ローラ22によって、加熱・加圧され記録媒体8上に転写される。定着性粒子16Fによる定着は、圧力かつ/又は熱により定着粒子16F同士、及び定着粒子16Fと記録媒体8とが結着する事で行われる。
粒子層16Aが剥離した後の中間転写体12表面に残った残留粒子16Dは図1のクリーニング装置24にて回収され、中間転写体12の表面は再度帯電装置28にて帯電され、液受容性粒子16が供給され粒子層16Aが形成される。
<補助液添加プロセス>
図2(A)に示すように、液受容性粒子層16Aは後の工程で中間転写体12より記録媒体8へと転写されるが、このとき液滴吐出ヘッド20より液受容性粒子層16Aに吐出された液滴20Aの液量が少ない(液滴が小さい)場合、液受容性粒子16が吸収する水分量が不足するため十分な粘着性を持たず、記録媒体8への転写性が不足する可能性がある。
このため液滴20Aの液量によっては補助液滴吐出ヘッド21より補助液滴21Aを吐出し、同じドット上に液滴20Aを吐出することで全体としての液量を一定以上に維持し、液受容性粒子16が十分な水分量を吸収するようにすれば、転写性の問題を解消することができる。
図3には液滴20A(インク)の液量と補助液滴21Aの液量、および粘着性の関係が示されている。
図3(A)に表で示すように、同一色のインクにおいて液滴20Aのサイズを変更することで階調性を表現するとき、例えば小径:2pl、中径:4pl、大径:6plのように液量を制御し、液滴20Aのサイズを変更する方法が既に知られている。
しかし、小さいドットを表現するために小径の液滴20Aを吐出したドットでは液量が少なくなるため、中間転写体12から記録媒体8への転写の際、液受容性粒子16が吸収する水分量が不足するため十分な粘着性を持たず、上記のように転写不良を起こす可能性がある。
そこで図4にフローチャートで示す手順に従い、図3(A)のように小径(2pl)の液滴20Aを吐出するドットには予め4plの補助液滴21Aを吐出し、中径(4pl)の液滴20Aを吐出するドットには同様に2plの補助液滴21Aを吐出するように液量を制御し、補助液滴21Aを添加することで、小径・中径ともに大径(6pl)と同じ液量(水分量)のドットとなり、水分量不足による転写不良を防ぐことができる。
すなわち図3(B)に示すように、小径、中径のドットでも、補助液滴21Aを添加することにより、十分な粘着性をもつ転写OK領域の液量とすることができる。
また上記の方法は単色による画像形成でも、フルカラーでも応用可能な制御方法であるが、例えば滴径一定で3色の液滴20Aを用いたフルカラーの場合であれば、図3(A)に示すように、液滴20Aの液量ではなく、重ねた色の数で液量を制御するようにしてもよい。
すなわち、一次色(単色)なら2pl、二次色なら4pl、三次色なら6plとすることで、単色のドットには4plの補助液滴21Aを、二次色のドットには2plの補助液滴21Aを添加することで常に三次色(6pl)と同じ液量とすることができ、水分量不足による転写不良を防ぐことができる。
<第2実施形態>
上記のように本発明の第1実施形態において、液滴20Aの液量によっては補助液滴21Aを吐出し、同じドット上に補助液滴21Aを吐出することでドット全体としての液量を一定以上に維持し、液受容性粒子16が十分な水分量を吸収するように制御している。
これに対して、同じドット上の液量増加に代えて、液の浸透するドットのサイズ(PIXEL数)を大きくすることで、単位面積あたりの液量は少なくとも、ドットあたりの記録媒体8との接触面積を広く取ることで転写性を向上させることもできる。
図5(A)には本発明の第2実施形態に係る画像形成方法におけるインク(液滴20A)のドットあたりのPIXEL数と粘着性の関係が示されている。図5(A)に表で示すように、1ドットを形成するPIXEL数を増やしていけば1ドットの面積が大きくなり、記録媒体8への粘着性が向上し転写不良を防ぐことができる。
すなわち、例えば図5(B−1)のように3×3PIXELで構成されたドットであれば転写性はOKであるような記録媒体8を用いた場合を考えた時、記録媒体8の表面凸凹の幅・深さによってはPIXELごとの粘着性はOKであっても、そもそも記録媒体8と接触しないために転写されない場合が考えられる。
そこで図6にフローチャートで示す手順に従い、図5(B−2)に示すように1PIXELだけでは粘着性が不足するドットについては周囲のPIXELに補助液滴21Aを吐出し、ドット全体として3×3PIXELで構成されたドットとすることにより、粘着性を図5(A)の転写OK領域まで高めることができる。これにより、転写むら・抜けの発生を抑えることができる。
<第3実施形態>
前述のように、本発明の第1実施形態に係る画像形成方法においては、液滴20A(インク)が吐出されたドット同士の水分量を同一に揃えることで転写に十分な粘着性を確保している。このとき、液滴20A(インク)の吐出されたドットと、吐出されていない周囲のドットとの間において水分量を揃える補正は行っていない。
本発明の第3実施形態においては、上記の実施形態に加えて、液滴20A(インク)の吐出されたドットと、吐出されていない周囲のドットとの間において、液受容性粒子16が吸収する水分量を一定に揃えることで、更に画像形成面全体における転写特性を均一にすることができる。
すなわち、図7(B)に示すように液滴20Aの液量が大滴(6pl)であれば転写OKとなる粘着性が確保できる場合、図7(A)に示すように液滴20A(インク)の吐出されないドットに対しては大滴(6pl)の補助液滴21Aを吐出し、ドット全体で水分量を6plとしている。
以下同様に、図8にフローチャートで示す手順に従い、液滴20Aが小滴(2pl)であれば中滴(4pl)の補助液滴21Aを、中滴(4pl)であれば小滴(2pl)の補助液滴21Aを、大滴(6pl)であれば補助液滴21Aを吐出しないように制御することで、液滴20Aを吐出する/しないに関わらず、常に液受容性粒子16はドットあたり6plの吸収水分量を確保することができる。
これにより画像形成領域全体において転写特性が均一となり、転写された画像の表面を平滑・一様にすることができる。このため、表面にグロス(光沢)を持たせたい場合に優れた効果が期待できる。
<第4実施形態>
前述のように、本発明の第3実施形態に係る画像形成方法においては、液滴20A(インク)の吐出されたドットと、吐出されていない周囲のドットとの間において、液受容性粒子16が吸収する水分量を一定に揃えることで、画像形成面全体における転写特性を均一にすることができる。このとき、液滴20A(インク)の吐出されたドットと、吐出されていない周囲のドットとの間において水分量を揃える補正をドット単位で行っている。
本発明の第4実施形態においては、上記の実施形態に対して、液滴20A(インク)の吐出されたドットと、吐出されていない周囲のドットとの間において、液受容性粒子16が吸収する水分量を一定以上に揃えることで、画像形成面全体における転写特性をある程度まで均一に保ちながら処理を簡略化している。
すなわち、例えば液滴20Aの液量が大滴(6pl)であれば転写OKとなる粘着性が確保できる場合、図9に示すように、まず液滴20A(インク)の吐出されないドットに対しては大滴(6pl)の補助液滴21Aを吐出し、ドット全体で水分量を6plとしている。
本実施形態においては、さらに液滴20Aの液量が小滴(2pl)、中滴(4pl)、あるいは大滴(6pl)であっても常に大滴(6pl)の補助液滴21Aを吐出している。すなわち、吐出される液滴20Aの液量に拘わらず常に一定量(ここでは6pl)の補助液滴21Aを吐出し、すべてのドットにおいて6pl以上の液量を確保している。
これにより、全てのドットで転写に必要な粘着性を確保しながら、一方でドットごとに吐出する補助液滴21Aの液量を算出するプロセスを省略することができ、ひいては画像形成装置10全体の処理速度を向上させることができる。
本実施形態においては画像形成面全体で補助液滴21Aを一定の液量とするので、補助液滴21Aを吐出する補助液滴吐出ヘッド21としてはドット単位で制御する必要はなく、例えば全面に補助液滴21Aをスプレーするノズルなどで噴霧する方式としてもよい。
<第5実施形態>
前述のように、本発明の第1実施形態に係る画像形成方法においては、液滴20Aの液量によっては補助液滴21Aを吐出し、同じドット上に補助液滴21Aを吐出することでドット全体としての液量を一定以上に維持し、液受容性粒子16が十分な水分量を吸収するように制御している。
一方、液滴20Aに含まれる顔料等の記録材の量を減らし、いわゆる淡色インクとして液滴20Aと併用することで、小滴の液滴20Aよりも色の薄いドットを淡色インク(Pインク)の液滴20PAを吐出することで再現する方法が既に存在する。
本発明の第5実施形態においては、上記の方法を利用して、例えば濃度0〜255の256階調を液滴20Aと液滴20PAで再現しつつ、ドットごとの水分量を一定に保つことができる。
すなわち図10に示すように、画像情報0(色なし)では液滴20A(インク)、液滴20PA(淡色インク)とも吐出なし、画像情報1〜31では液滴20PAのみ中滴(4pl)、画像情報32〜63では液滴20PAのみ大滴(6pl)、画像情報64〜95では液滴20Aと液滴20PAを小滴(2+2pl)、と制御することで、液滴20Aが小滴(2pl)となるドットにおいても、液滴20PA(淡色インク)と合わせて4pl以上となるように、液受容性粒子16が吸収する水分量を一定値以上に揃えることができる。
これにより、階調性を維持したままドット全体としての液量を一定以上確保し、液受容性粒子16が十分な水分量を吸収するように制御することができる。さらに、画像形成に与る液滴20PA(淡色インク)を併用して水分量を調節するので、補助液滴吐出ヘッド21を別途設ける必要がなく、部品点数を削減できる。
またここでは画像情報0となるドットを除いて、全てのドットで液量4plを確保しているが、記録媒体8の表面物性などに応じて液量6plやそれ以上を保つようにしてもよい。
<評価結果>
図11には本発明の第1〜第5実施形態に係る画像形成方法において、転写率を従来例と比較した結果が示されている。
画像を記録媒体8に転写した後の中間転写体12の表面をスキャナで取り込み、2値化(デジタイズ)を行い、転写されなかったドットの割合をもって転写不良の発生率Xと定義し、X=0%であれば○、0<X≦10%であれば△+、10<X≦20%であれば△、20≦X%であれば×とした。
記録媒体8としては最も表面が平滑なアート紙、中間的な平滑性をもつC2紙(上質紙)、更に参考として表面の粗いレザック66で比較した結果、従来例では転写性が×となったアート紙では全て問題なく○であり、C2紙(上質紙)で第1および第5実施形態のみ△となった。
請求項2〜4のようにドットあたりの液量を一定以上とするか、全面に補助液滴21Aを吐出する方式においてレザック66でも転写性は○となっている。
<他の形態>
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
すなわち、上記各実施形態においては、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色の液滴吐出ヘッド20から画像データに基づいて選択的に液滴20Aが吐出されてフルカラーの画像が記録媒体8に記録されるようになっているが、本発明は記録媒体上への文字や画像の記録に限定されるものではない。すなわち、工業的に用いられる液滴吐出(噴射)装置全般に対して、本発明に係る液滴吐出装置を適用することができる。
また、補助液滴吐出ヘッド21の位置は図12に示すように液滴20Aによる画像形成が終了した後に行うように、液滴吐出ヘッド20の下流側にあってもよいし、あるいは図13に示すように中間転写体12をベルト状ではなく中空ドラム形状としてもよい。
本発明に係る画像形成装置を示す概念図である。 図1に示す画像形成装置の一部を示す拡大図である。 本発明の第1形態に係る画像形成における液滴の液量と粘着性の関係を示す表およびグラフである。 本発明の第1形態に係る画像形成における転写補助液量算出のフロー図である。 本発明の第2形態に係る画像形成におけるPIXEL数と粘着性の関係を示す表およびグラフである。 本発明の第2形態に係る画像形成における転写補助液吐出判定のフロー図である。 本発明の第3形態に係る画像形成における液滴の液量と粘着性の関係を示す表およびグラフである。 本発明の第3形態に係る画像形成における転写補助液量算出のフロー図である。 本発明の第4形態に係る画像形成における液滴と補助液滴の液量の関係を示す表である。 本発明の第5形態に係る画像形成における液滴の液量と補助液滴(淡色インク)液量の関係を示す表である。 本発明の第1形態〜第5形態に係る画像形成における転写不良減少の効果を示す表である。 本発明に係る画像形成装置の他の形態を示す概念図である。 本発明に係る画像形成装置の他の形態を示す概念図である。
符号の説明
8 記録媒体
10 画像形成装置
12 中間転写体
14 離形剤塗布装置
16 液受容性粒子
18 粒子塗布装置
20 液滴吐出ヘッド
20A 液滴
21 補助液滴吐出ヘッド
21A 補助液滴

Claims (12)

  1. 記録材を含む記録液体を受容可能な液体受容性粒子を用いて中間転写体上に液体受容性粒子層を形成する粒子層形成工程と、
    所定のデータに基づいて前記液体受容性粒子層の所定の位置に前記記録液体の液滴を付与するとともに、前記中間転写体上の前記液体受容性粒子層の表面近傍に前記記録材を保持して、前記液体受容性粒子層の表面近傍に前記記録材の画像を形成する画像形成工程と、
    前記画像が被転写体と前記液体受容性粒子層で挟まれるように、前記記録液体が付与された前記液体受容性粒子層を前記中間転写体から剥離して前記被転写体に転写する剥離転写工程と、
    前記画像の形成範囲において転写補助液を付与する転写補助液吐出工程と、を含むことを特徴とする画像形成方法。
  2. 前記転写補助液の吐出量は、前記液滴の吐出量に応じて前記画像画像のドット単位で算出することを特徴とする請求項1に記載の画像画像形成方法。
  3. 前記転写補助液の吐出量は、前記液滴の吐出量に応じて前記画像画像の吐出面積単位で算出することを特徴とする請求項1に記載の画像画像形成方法。
  4. 前記液滴の吐出量と前記転写補助液の吐出量との合計が前記画像画像の形成範囲において、ドット毎に一定量またはそれ以上の量であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成方法。
  5. 前記転写補助液の吐出量は、前記画像の形成範囲において、ドット単位で一定量であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  6. 前記転写補助液が淡色インクであることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の画像形成方法。
  7. 中間転写体と、
    記録材を含む記録液体を受容可能であるとともに該記録材を表面に保持可能な液体受容性粒子を前記中間転写体に供給して所定の層厚の液体受容性粒子層を形成する粒子供給手段と、
    所定のデータに基づいて前記液体受容性粒子層に前記記録液体の液滴を付与して前記液体受容性粒子層の表面近傍に前記記録材の画像を形成する液滴吐出手段と、
    前記画像が被転写体と前記液体受容性粒子層で挟まれるように、前記記録液体が付与された前記液体受容性粒子層を前記被転写体に転写する転写手段と、
    前記画像の形成範囲において、前記画像のドット単位で転写補助液を付与する転写補助液吐出手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記転写補助液の吐出量は、前記液滴の吐出量に応じて前記画像のドット単位で算出することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記転写補助液の吐出量は、前記液滴の吐出量に応じて前記画像の吐出面積単位で算出することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記液滴の吐出量と前記転写補助液の吐出量との合計が、前記画像の形成範囲において、ドット毎に一定量またはそれ以上の量であることを特徴とする請求項7〜請求項9の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記転写補助液の吐出量は、前記画像の形成範囲において、ドット単位で一定量であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  12. 前記転写補助液が淡色インクであることを特徴とする請求項7〜請求項9の何れか1項に記載の画像形成装置。
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