JP2009196106A - 印刷物、およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大型の基材に貼着した金箔上に絵柄を印刷し、襖絵や屏風絵、壁面・天井の日本絵画等をより忠実に表現可能な印刷物およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 紙または木材の基材3に金箔5を貼り付け、これを大型の紫外線硬化型インクジェット印刷機に設置し、金箔5の光沢を遮蔽したい部分には不透明のホワイトインキにより光沢遮蔽層7を印画し、その上に透明のカラーインキにより極彩色の絵柄層9、9’を印画する。金箔に付着した汚れやシミ等を再現したい部分には、金箔5の上に直にカラーインキで古色絵柄層11を印画する。最後に絵柄層9、9’および古色絵柄層11の表面をコーティング層13で覆うことにより、より耐光性・耐水性を増強する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、金箔等の箔を貼り付けた印刷物に関し、さらに詳しくは、襖や屏風、あるいは、壁面や天井面等に描かれた日本絵画等の金箔を貼り付けた絵画を複製した印刷物に関する。
襖や屏風、あるいは、壁面や天井面等に金箔を貼り付けるとともに極彩色に描かれた日本絵画等の文化遺産は、温度や湿度、あるいは、太陽光等の自然界の影響を長い年月受けるとともに、大気汚染等の影響を受けて老朽化が年々進んでいく。これを後世に如何にして残していくかが深刻な状況下にある。
そこで、老朽化した文化遺産の修復を進める一方で、老朽化した実物を収蔵庫等に大切に保管するとともに、老朽化した実物を複製物に置き換える動きが活発化している。
ところで、実物の複製物は、今までのところ通常、現状(現物)模写ないし再現模写が主流だった。模写は一つ一つ手書きであるために制作日数が極端に長く、また、制作費用も莫大であるとともに、模写する画家の解釈や主観が入った複製物となり、実物を描いた作者が実物に込めた意図が表現されない場合もある。特に、現状(現物)模写は、現在見られる箔の微妙な汚れや変色を忠実に再現することは極めて難しいという問題がある。
また、模写による複製物は、地震、台風等の自然災害や火災、人的毀損等の人的災害に対して無防備であり、一度被害が発生すると実物から再度模写する必要があり、上記に説明した模写の問題が再び発生してしまう。また、この場合には、実物が収蔵庫等に大切に保管されているとはいっても、老朽化は更に進んでおり、現状(現物)模写ないし再現模写のいずれで模写をするにしても最初の模写に増して困難な作業となる。
そこで、本出願人は、先に、紙基材上に、接着剤層を介して金箔を貼り付けた部分と、金箔を貼り付けない部分を設け、金箔を貼り付けない部分にインクジェット印刷により絵柄印刷層を形成するとともに、金箔を貼り付けた部分にはオフセット印刷により絵柄印刷層を形成する方法を提案した(特許文献1)。
この方法により、前述した現状(現物)模写あるいは再現模写で起こる制作日数、制作費用、現物への忠実さといった問題をある程度解決することが可能になった。
特開2007−118219号公報
しかしながら、上記の方法は、オフセット印刷により金箔上への絵柄印刷形成を行うため、印刷有効面積に限度があり、例えば襖大等の大きな基材への印刷ができないという問題があった。大型の複製物を制作する場合には、複数の小型の印刷物を継ぎ合わせて作成する必要が生じ、個々の印刷物の色のばらつきや、つなぎ目等の問題が生じる。
さらに、金箔を貼り付けた部分と貼り付けない部分があるため、金箔のない部分の絵柄印刷層では厚みのある表現ができないという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、大型の基材に貼着した金箔上に絵柄を印刷し、襖絵や屏風絵、壁面・天井の日本絵画等をより忠実に表現可能な印刷物およびその製造方法を提供することにある。
前述した課題を解決するための第1の発明は、紙基材または木材基材の一方の全面に接着層を介して貼着された箔上に、インクジェット印刷により絵柄印刷層を形成したことを特徴とする印刷物である。
ここで、前記印刷物は、前記箔上にインクジェット印刷により形成した光沢遮蔽層上に前記絵柄印刷層を形成した絵柄領域と、前記箔上に前記絵柄印刷層を形成した古色絵柄領域を有する。また、絵柄印刷層上にはコーティング層を形成してもよい。箔は、金箔または銀箔または洋金であり、絵柄印刷層は、紫外線硬化型インクジェットインクで形成され、光沢遮蔽層は、酸化チタン顔料を成分とする不透明の紫外線硬化型インクジェットインキで形成されることが望ましい。
上記の構成を採ることにより、現状の実物を忠実に再現した印刷物を得ることが可能になる。
第2の発明は、紙基材または木材基材に、接着層を介して箔を貼り付ける工程と、前記箔上に紫外線硬化型インクジェット印刷により光沢遮蔽層を形成する工程と、前記光沢遮蔽層上に紫外線硬化型インクジェット印刷により絵柄印刷層を形成する工程と、前記箔上に紫外線硬化型インクジェット印刷により絵柄印刷層を形成する工程と、を有することを特徴とする印刷物の製造方法である。
前記箔を貼り付ける工程に先立ち、紙基材または木材基材上に、箔を貼り付けるためのアタリ罫線を紫外線硬化型インクジェット印刷により印刷する工程を有することが好ましい。また、前記絵柄印刷層上にコーティング層を形成する工程をさらに有することが望ましい。
本発明によれば、襖や屏風、あるいは天井面や壁面等に金箔を貼り付け、極彩色に描かれた日本絵画等の絵画の複製物として、より忠実に実物を表現した印刷物を得ることが可能になる。また、本印刷物を製造する過程において、実物の画像情報をデジタルデータとして取り込むので、災害等により複製した印刷物が損傷あるいは消滅しても、容易に再生することが可能である。さらに、本発明の製造方法を採ることにより、制作日数が短く、制作費用も安価になるという効果がある。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の印刷物1の一実施例を示す正面図、図2は、図1のA−A線の断面図である。
図中の1は印刷物、3は基材、5は金箔、9、9’は絵柄層、11は古色絵柄層、15はアタリ罫線をそれぞれ示す。
印刷物1は、襖や屏風、あるいは壁面や天井面等に金箔を貼り付けるとともに極彩色で描かれた日本絵画等の絵画の複製物である。基材3は、例えば和紙等の紙基材、または、杉板等の木材基材であり、基材3上に印刷された碁盤の目状のアタリ罫線15に従って金箔5が基材3の全面に貼着されている。アタリ罫線15については後述する。
金箔5上には絵柄層9、9’および古色絵柄層11が形成される。
絵柄層9、9’は花鳥風月などが極彩色で描かれた部分であり、通常、絵柄層9、9’の下にある金箔5は見えないか、または少し透けて見える状態である。一方、古色絵柄層11は、長い年月の間に金箔5に付着した汚れやシミを模した印刷部分であってもよいし、花鳥風月等であってもよく、古色絵柄層11の下には金箔5が透けて見える。
図3は、図1のA−A線の断面図である。
基材3上の全面には金箔5が貼着されている。絵柄層9、9’の領域は、金箔5上にまず金箔5の光沢を遮蔽する光沢遮蔽層7、7’が設けられ、その上に絵柄層9、9’が印画される。
一方、古色絵柄層11の領域では、金箔5の上に直に印画が施される。
そして、絵柄層9、9’および古色絵柄層11上はコーティング層13により覆われる。ここで、コーティング層13は耐光性、耐水性をより高める効果を持つが、無くてもよい。
本実施の形態の印刷物の製造方法では、大型のフラットベットタイプ紫外線硬化型インクジェット印刷機を使用する。そして、カラー印刷を行うための紫外線硬化型顔料インクジェットインキ(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンダ)は透過性を持つため、印画層の下地が透けて見える。よって、例えば極彩色の花鳥風月等の絵柄部分である絵柄層9、9’の領域では、例えば白色の不透明インキで金箔5の光沢を遮蔽する光沢遮蔽層7を印画し、その上に上記の透明のカラーインキで絵柄層9、9’を印画する。
一方、古色絵柄層11の領域では、金箔5の上に直に透過性のカラーインキによる絵柄の印画を行う。従って古色絵柄層11の領域では金箔5の光沢が透けて見える。
このような古色絵柄層11の印画は、長い年月を経ることによる金箔5に付着した汚れやシミの表現に適している。
また、図2の絵柄層9'の下部に印画されている光沢遮蔽層7'に示すように、光沢遮蔽層7'の厚さを変化させることにより(白色不透明インキの印画階調を変化させることにより)、絵柄層9'下部の金箔5の光沢が徐々に見えなくなる(見えるようになる)グラデーションを施した印刷物1も作成可能である。
絵柄層9、9’および古色絵柄層11の印画に用いる紫外線硬化型の印刷インキとしては、印刷物1が通常の一般家屋の屋内に置かれた状態下で経時的(年単位)な変色や褪色が極めて少ないものを用いる必要がある。
これに適合する顔料としては、高級有機顔料および無機顔料が挙げられる。高級有機顔料としては、例えば、黄系顔料にはイソインドリノン系、ベンズイミダゾロン系、スレン系、モノアゾ系、縮合アゾ系等、紅および赤系顔料にはキナクリドン系、モノアゾ系、縮合アゾ系、ぺリレン系等、橙系顔料には、イソインドリノン系、ベリノン系等、青、藍および緑系顔料にはフタロシアニン系等、紫系顔料には、ジオキサジン系、キナクリドン系等がある。また、無機顔料としては、例えば、黄系顔料として黄鉛、黄色酸化鉄、カドミウムイエロー等、赤系顔料として弁殻、カドミウムレッド等、青および紫系顔料として群青、紺青、酸化クロム、コバルトブルー、コバルトグリーン、マンガンバイオレット等がある。墨系顔料としてはカーボンブラック、白系顔料としては酸化チタンが挙げられる。この他に、アルミニウム粉、ブロンズ粉等の金属粉、あるいは、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナホワイト、シリカ等の体質顔料を上げることもできる。
本実施の形態の印刷物1では、前述のように、紫外線硬化型インクジェット印刷機と、紫外線硬化型顔料インクジェットインキ(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック、ライトシアン、ライトマゼンダ、ホワイト)を使用可能である。
上述のような高耐光性の紫外線硬化型インクジェットインキを使用して絵柄層9、9'および古色絵柄層11を形成することにより、通常の一般家屋の屋内に置かれた状態の下では約100年に渡って変色、退色が極めて少ない印刷物1を得ることが可能である。
また、上述のような大型の紫外線硬化型インクジェット印刷機による印刷により、紙継ぎ加工をすることなく、襖大(900×1800mm)の印刷物1を制作することが可能である。
次に、図1、図2に示す本実施の形態の印刷物1の製造方法について説明する。
まず、襖や屏風、天井、壁面に描かれた実物の美術品をデジタルアーカイブスキャナで撮影し、色分解してCMYK(シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)の画像データを得る。
次に、この画像データを元に、紫外線硬化型インクジェット印刷機に送る印画データ(基本のCMYKおよび特色(ライトシアン、ライトマゼンダ、ホワイト))を作成する。
印画データは、金箔5を基材3に貼り付ける際のアタリ罫線15となる例えばグレー色のアタリ罫線印刷データと、光沢遮蔽層7を形成するためのホワイト印刷データと、光沢遮蔽層7上に絵柄層を形成する絵柄印刷データ、金箔5上に古色絵柄層11を形成する古色絵柄印刷データからなる。
アタリ罫線15は、矩形の金箔5を接着剤で紙または木材からなる基材3に例えば手作業で貼り付ける際の目安となる碁盤の目状の罫線である。目立たない色、例えばグレー色とする。
ホワイト印刷データは、印刷物1上で金箔5の光沢を遮蔽する部分(絵柄層9、9'の領域)に印画する光沢遮蔽層7の印画データである。不透明の白色インキ(例えば酸化チタン顔料を成分とするホワイトインキ)で印画することにより金箔5の光沢が遮蔽される。
ここで完全に光沢を遮蔽する場合(絵柄層9)にはホワイトインキのベタ印画データとし、金箔5を若干透過させる場合(絵柄層9')にはホワイトインキの階調変化のある印刷データとする。
また、光沢遮蔽層7の位置に印画する絵柄層9、9'として絵柄印刷データが作成される。アーカイブスキャナで色分解したCMYKの印刷データと、CMYKの基準色では表現できない色を表現するための特色(例えばライトシアン、ライトマゼンダ等)の印画データからなる。
また、金箔5の上に直に印画する古色絵柄層11の印画データとして古色絵柄印刷データが作成される。これもアーカイブスキャナで色分解したCMYKの印刷データと、CMYKの基準色では表現できない色を表現するための特色(例えばライトシアン、ライトマゼンダ等)の印画データからなる。
これらの印刷データを元に、印刷物1が製造される。
まず、大型フラットベットタイプ紫外線硬化型インクジェット印刷機に紙基材3または木材基材3を設置し、アタリ罫線印刷データによりアタリ罫線15を印刷する。
次に、アタリ罫線15を印刷した基材3を取り出し、砂子糊、布糊、姫糊、
膠、樹脂糊などの糊を用い金箔5を基材3上全面に貼り付ける。ここでは金箔5としたが、金箔5に限らず、銀箔、洋金を用いてもよい。
次に、全面に金箔5が貼着された基材3を再び大型フラットベットタイプ紫外線硬化型インクジェット印刷機に設置し、印刷機にホワイト印刷データを送り、光沢遮蔽層7を印画する。金箔5の光沢遮蔽度の必要性に応じて、不透明のホワイトインキによる印画が2、3回繰り返えされる。繰り返し印画することにより、光沢遮蔽度が増す。
次に、大型フラットベットタイプ紫外線硬化型インクジェット印刷機に絵柄印刷データを送り、光沢遮蔽層7上に絵柄層9を形成する。
これにより、例えば極彩色の花鳥風月の絵柄が基材3上に印画される。金箔5の光沢を遮蔽しているので、色鮮やかな印画が可能である。
次に、大型フラットベットタイプ紫外線硬化型インクジェット印刷機に古色絵柄印刷データを送り、金箔5上に古色絵柄層11を形成する。
各色のインキは透明であり、下地の金箔5が透けて見える絵柄を印刷可能である。長い年月により金箔に付着した汚れやシミ等を印画することが可能である。
以上の処理により、印刷物1が製造されるが、より一層の耐光性、耐水性を維持するために、印刷物1の表面(絵柄層9、9’、古色絵柄層11、金箔5の露出部分)にウレタン樹脂を主成分とするコーティング剤(例えば、サンユーペイント製セラウッドCWH−90)をコーターで塗布し、コーティング層13を形成することが望ましい。
以上のように、本発明によれば、襖や屏風、あるいは、壁面や天井面等に金箔を貼り付け、極彩色に描かれた日本絵画等の美術品の複製物を、より忠実に実物を表現した印刷物として得ることが可能になる。
また、金箔5の接着以外の絵画部分の印画をすべて大型のインクジェット印刷機で行うことにより、例えば襖大の大型の絵画を紙継ぎ加工なしに印刷することが可能になるとともに、印刷時間および印刷コストを削減できる。
尚、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能であり、それらも、本発明の技術範囲に含まれる。
本実施の形態の印刷物1を示す正面図 図1のA−A線の断面図
符号の説明
1………印刷物
3………基材
5………金箔
7………光沢遮蔽層
9、9’………絵柄層
11………古色絵柄層
13………コーティング層

Claims (11)

  1. 紙基材または木材基材の一方の全面に接着層を介して貼着された箔上に、インクジェット印刷により絵柄印刷層を形成したことを特徴とする印刷物。
  2. 前記箔上にインクジェット印刷により光沢遮蔽層を形成し、前記光沢遮蔽層上に前記絵柄印刷層を形成した絵柄領域と、前記箔上に前記絵柄印刷層を形成した古色絵柄領域を有することを特徴とする請求項1記載の印刷物。
  3. 前記絵柄印刷層上にコーティング層を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷物。
  4. 前記箔は、金箔または銀箔または洋金であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の印刷物。
  5. 前記絵柄印刷層および前記光沢遮蔽層は、紫外線硬化型インクジェットインキで形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の印刷物。
  6. 前記光沢遮蔽層は、酸化チタン顔料を成分とする不透明の紫外線硬化型インクジェットインキで形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の印刷物。
  7. 前記光沢遮蔽層の印刷階調を変化させることにより前記絵柄領域における前記箔の透過性を変化させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の印刷物。
  8. 前記紙基材は和紙であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の印刷物。
  9. 紙基材または木材基材に、箔を貼り付ける工程と、前記箔上に紫外線硬化型インクジェット印刷により光沢遮蔽層を形成する工程と、前記光沢遮蔽層上に紫外線硬化型インクジェット印刷により絵柄印刷層を形成する工程と、前記箔上に紫外線硬化型インクジェット印刷により絵柄印刷層を形成する工程と、を有することを特徴とする印刷物の製造方法。
  10. 前記箔を貼り付ける工程に先立ち、紙基材または木材基材上に、箔を貼り付けるためのアタリ罫線を紫外線硬化型インクジェット印刷により印刷する工程を有することを特徴とする請求項9記載の印刷物の製造工程。
  11. 前記絵柄印刷層上にコーティング層を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項9または請求項10のいずれかに記載の印刷物の製造方法。
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