JP2009195382A - ミシンの糸切り装置 - Google Patents

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Masatsugu Mizuno
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将浩 福嶋
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Abstract

【課題】 糸切り時に下糸を切断する際、下糸の張力がボビンに伝達されないようにしてボビンの空転を防止することができるミシンの糸切り装置を提供すること。
【解決手段】 ミシンの糸切り装置は、可動刃19がその待機位置から回動開始後、縫針の目孔から加工布を通過して延びた上糸16に回転釜の外釜と剣先により形成された上糸ループ16aに、可動刃19の尖端部が係合開始した後糸切り前に、回転釜から延びる下糸17を所定量だけ繰出す下糸繰出し機構42であって、下糸繰出しレバー43と、この下糸繰出しレバー43の一端部を鉛直軸心回りに回動可能に連結する段付きボルト44と、この下糸繰出しレバー43の長さ方向途中部を可動刃19に連動連結するリンク機構45とを有する下糸繰出し機構42を設けた。
【選択図】 図10−2

Description

本発明は、ミシンの糸切り装置に関し、特に回転釜の外釜と剣先により形成された上糸ループに可動刃の尖端部が係合開始した後糸切り前に、回転釜から延びる下糸を所定量だけ繰出すように構成したものに関する。
従来、針板とその下側に配設された回転釜との間に、可動刃(移動刃)と固定刃とを有する糸切り装置を設けたミシンがある。縫製終了時に、縫針の目孔から加工布を通過して延びる上糸と、回転釜から延びる下糸とを糸切り装置により自動的に切断できるようになっている。糸切り装置として、可動刃を直線状に往復移動させる直線移動タイプが実用化されているが、これ以外にも、可動刃を水平に往復回動させる回動タイプのものが開示されている。
回動タイプの糸切り装置として、例えば、特許文献1に記載のミシンの上糸挟持機構においては、針板の下面に、刃部を有する固定刃が螺子止めされるとともに、刃部を有する可動刃が支持ピンにより回動可能に支持され、糸切り連竿の先端部に可動刃が水平に往復回動可能に連結されている。糸切り時に、糸切りソレノイドの駆動により糸切り駆動系を介して糸切り連竿が前方に移動することにより、可動刃と固定刃との協働で上糸と下糸を切断する。
特開2005−278928号公報
通常、回転釜の外釜の回転により、加工布を挿通した縫針の目孔から延びる上糸の上糸ループが剣先によって捕捉され、剣先が回転釜の中釜の周囲を周回することにより、縫針の目孔から延びる上糸ループとボビンからの下糸とが交絡され、この状態で、天秤により上糸ループを引き締めて縫目を形成した後、糸切り装置により上糸と下糸を切断する。
この場合、上糸ループを引き締める際に下糸も上方に引き上げられるため、ボビンから延びる下糸が張った状態になる。
特許文献1に記載の糸切り装置では、糸切り時に可動刃が高速で回動するため、下糸を切断する際に下糸の張力がボビンに伝達され下糸の張力が瞬間的に高い張力になる。
その結果、ボビンが空転し下糸がボビンから繰出した状態になるので、縫製再開後の縫い調子が不安定になるという虞がある。
本発明の目的は、糸切り時に下糸を切断する際、下糸の張力がボビンに伝達されないようにして、ボビンの空転を防止することができるミシンの糸切り装置を提供することである。
請求項1のミシンの糸切り装置は、針板の下側で主軸による縫針の上下動と調時して回転する外釜を有する回転釜を有するミシンに、前記針板の下面近傍に設けられた固定刃と水平に往復回動可能な可動刃とを有する糸切り機構と、前記可動刃を回動駆動する糸切り駆動機構とを設けた糸切り装置において、前記可動刃がその待機位置から回動開始後、前記縫針の目孔から加工布を通過して延びた上糸に前記回転釜の外釜と剣先により形成された上糸ループに、前記可動刃の尖端部が係合開始した後糸切り前に、回転釜から延びる下糸を所定量だけ繰出す下糸繰出し機構を設けたことを特徴とする。
このミシンの糸切り装置では、縫製終了時に可動刃がその待機位置から回動開始後、縫針の目孔から加工布を通過して延びた上糸に回転釜の外釜と剣先により形成された上糸ループに、可動刃の尖端部が係合開始した後糸切り前に、下糸繰出し機構により回転釜から延びる下糸が所定量だけ繰出される。その結果、糸切り前に下糸に対して適度な弛みを持たせることができ、糸切り時に下糸を切断する際に下糸の張力がボビンに伝達されないため、ボビンの空転を防止することができる。
請求項2のミシンの糸切り装置は、請求項1の発明において、前記下糸繰出し機構は、前記可動刃の回動領域の下側近傍において水平に往復回動可能な下糸繰出しレバーを備え、前記下糸繰出しレバーが下糸に係合した状態で前記可動刃の待機位置の方向に回動することで、前記回転釜内のボビンから下糸を繰出すことを特徴とする。
請求項3のミシンの糸切り装置は、請求項2の発明において、前記下糸繰出し機構は、前記糸切り駆動機構により糸切り動作と連動して駆動されることを特徴とする。
請求項4のミシンの糸切り装置は、請求項3の発明において、前記下糸繰出し機構は、前記下糸繰出しレバーと、この下糸繰出しレバーの一端部を鉛直軸心回りに回動可能に連結する連結部と、この下糸繰出しレバーの長さ方向途中部を前記可動刃に連動連結するリンク機構とを有することを特徴とする。
請求項5のミシンの糸切り装置は、請求項1〜4の何れかの発明において、前記下糸繰出し機構は、前記可動刃がその最大回動位置へ回動する前に下糸に係合開始し且つ前記可動刃が前記最大回動位置に達したときに下糸を最大限繰出すことを特徴とする。
請求項6のミシンの糸切り装置は、請求項2〜5の何れかの発明において、前記可動刃は、前記上糸ループの加工布から延びる側を捕捉する糸捕捉部を有し、前記下糸繰出しレバーは、前記上糸ループの加工布から延びる側が前記可動刃の糸捕捉部に到達したときに下糸と係合することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、可動刃がその待機位置から回動開始後、縫針の目孔から加工布を通過して延びた上糸に回転釜の外釜と剣先により形成された上糸ループに、可動刃の尖端部が係合開始した後糸切り前に、回転釜から延びる下糸を所定量だけ繰出す下糸繰出し機構を設けたので、糸切り前に下糸に対して適度な弛みを持たせることができる。
これにより、糸切り時に下糸を切断する際に下糸の張力がボビンに伝達されないため、ボビンの空転を防止することができ、縫製再開後の縫い調子が不安定にならない。
請求項2の発明によれば、下糸繰出し機構は、可動刃の回動領域の下側近傍において水平に往復回動可能な下糸繰出しレバーを備え、下糸繰出しレバーが下糸に係合した状態で可動刃の待機位置の方向に回動することで、回転釜内のボビンから下糸を繰出すので、下糸を可動刃の待機位置の方向に繰出すことができる。それ故、糸切り時に可動刃の回動により下糸を確実に捕捉して切断することができる。
請求項3の発明によれば、下糸繰出し機構は、糸切り駆動機構により糸切り動作と連動して駆動されるので、可動刃の回動に連動して下糸繰出しレバーを回動することができ、糸切り前に下糸を確実に繰出すことができる。
請求項4の発明によれば、下糸繰出し機構は、下糸繰出しレバーと、この下糸繰出しレバーの一端部を鉛直軸心回りに回動可能に連結する連結部と、この下糸繰出しレバーの長さ方向途中部を可動刃に連動連結するリンク機構とを有するので、下糸繰出し機構を簡単な構成で実現することができる。
請求項5の発明によれば、下糸繰出し機構は、可動刃がその最大回動位置へ回動する前に下糸に係合開始し且つ可動刃が最大回動位置に達したときに下糸を最大限繰出すので、下糸繰出しレバーによる上糸の挟み込みを防止しつつ、下糸のみを確実に繰出すことができる。
請求項6の発明によれば、可動刃は、上糸ループの加工布から延びる側を捕捉する糸捕捉部を有し、下糸繰出しレバーは、上糸ループの加工布から延びる側が可動刃の糸捕捉部に到達したときに下糸と係合するので、下糸繰出しレバーによる上糸の挟み込みを防止しつつ、下糸のみを確実に繰出すことができる。
以下、本発明を実施する為の最良の形態について説明する。
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1〜図4に示すように、ミシンMは、着脱可能に固定される針板8を有するベッド部1と、ベッド部1の後端部から上方に立設する脚柱部2と、脚柱部2の上端部からベッド部1と対向するように前方へ延びるアーム部3等から構成されている。
脚柱部2とアーム部3には、ミシンモータ(図示略)と、このミシンモータの駆動力をミシン主軸4を介して針棒5に伝達して上下駆動する針棒上下駆動機構(図示略)、上糸16(図7−1参照)を引き上げる天秤(図示略)を駆動する天秤駆動機構(図示略)等が設けられている。脚柱部2とベッド部1には、後述する糸切り機構12の可動刃19を揺動駆動する揺動力を発生する糸切り駆動機構13が設けられている。
ベッド部1には、針穴8aが形成された針板8と、縫針6の上下動と調時して縫目を形成する垂直回転釜(以下、単に回転釜という)9と、この回転釜9に回転駆動力を伝達する下軸7と、糸切り機構12と、糸切り駆動機構13のうちの糸切りリンク機構15と、下糸繰出し機構42等が設けられている。
次に、針板8の下側に配設された回転釜9について説明する。
図2、図7−1に示すように、回転釜9は、ベッド部1に配設された下軸7により回転可能な外釜51と、この外釜51に前側から嵌まり込んで外釜51に回転可能に支持される中釜52と、この中釜52に装着されるボビンケース53とで構成されている。
外釜51は、ミシン主軸4と同期して回転する下軸7の前端部にカップリング57を介して連結されている。ミシンモータの回転力がミシン主軸4から下軸7に伝達され、外釜51は下軸7と共にミシン主軸4による縫針6の上下動と調時して正面視にて時計回りに回転する。このとき、外釜51に時計回りの回転方向に向けて突起状に一体形成された剣先51aも、時計回りに回転する。
ボビンケース53は前面が塞がれた筒体であり、このボビンケース53には、下糸17が巻装された下糸ボビン(図示略)が収納されている。下軸7の回転力が回転釜9に伝達されると、外釜51が縫針6の上下動に調時して、中釜52とボビンケース53を回り止めした状態で、正面視にて時計回りに回転する。
外釜51の回転により、加工布Wを挿通した縫針6の目孔6aから延びる上糸16の上糸ループ16aが剣先51aによって捕捉され、剣先51aが中釜52の周囲を周回することにより、縫針6の目孔6aから延びる上糸ループ16aと下糸ボビンからの下糸17とが交絡され、天秤により上糸ループ16aが引き締められて縫目が形成される。
ボビンケース53の前面の上部左側に下糸出口53aの下端部が固着されており、ボビンケース53の出口54aから引き出された下糸17は、下糸出口53aの案内穴を前側から後側に通され、針板8の針穴8aを経て加工布Wに連なっている。
次に、糸切り装置11について説明する。
糸切り装置11は、糸切り機構12と、糸切り駆動機構13と、下糸繰出し機構42とを有する。先ず、糸切り機構12について説明する。
図4,図7−2に示すように、糸切り機構12は、針板8の下面近傍に設けられた固定刃18と、水平に往復回動可能な可動刃19とを有する。
図5に示すように、可動刃19は、糸さばき部19a(尖端部)、貫通穴19fの端部の刃部19b、糸案内部19c、糸係合部19d及び上糸ループ16aの加工布Wから延びる側を捕捉する糸捕捉部19eとで構成されている。糸さばき部19aは、平面視にて鋭角状に形成されている。糸案内部19cは、糸さばき部19aに連なり、平面視にて円弧状に形成されている。糸捕捉部19eは、糸案内部19cの中間よりも後方において開口19i側に張出し、開口19iが形成された部分と糸案内部19cとの高さよりも低く略三角形の溝状に形成されている。図5において、開口19iから左下側に張出した部分に、下向き(紙面裏側)のピン22が設けられている。開口19iから右下側に張出した部分に、上向き(紙面表側)のピン47が設けられている。
針板8の下側に、平面視略L字形状の固定刃18がこの基端部において螺子20により固定されている。固定刃18は、弾性変形可能に構成され、前方の基端部から略水平状で且つ左斜め後方に延設され、後端部で下方に曲げ形成されて刃部18aが形成されている。この固定刃18の下側に位置するように可動刃19が配設され、開口19iを介して段付きボルト(鉛直支軸)21により、水平に往復回動可能に支持されている。
段付きボルト21は、下軸7よりも右側(上糸ループ16aがボビンケース53に掛かりはじめる側)で且つ針穴8aよりも後側で針板8に固着されている。可動刃19の駆動部(図7−2において後端部)には、後述する糸切り駆動機構13の糸切りリンク機構15から延びる第3リンク37の先端部がピン22により回動可能に連結されている。可動刃19は、図4、図7−1、図7−2、図12−1、図12−2に示す待機位置と、この待機位置から図10−1、図10−2に示す最大回動位置とに亙って、水平に往復回動可能に構成されている。
可動刃19が待機位置に回動復帰するとき、可動刃19の刃部19bと固定刃18の刃部18aとの協働により、下糸17と上糸ループ16aの加工布W側の上糸16とが同時に切断される。上糸ループ16aは、縫針6の目孔6aから延び、加工布Wに至る上糸を示す。
次に、可動刃19を回動駆動する糸切り駆動機構13について説明する。
図1〜図4に示すように、糸切り駆動機構13は、可動刃19に対する揺動力を発生させる揺動力発生機構14と、この揺動力発生機構14により発生した揺動力を可動刃19に伝達する糸切りリンク機構15とを有する。揺動力発生機構14は、ミシン主軸4に設けられた糸切りカム板25と、駆動レバー26と、糸切りソレノイド27等を有する。
ミシン主軸4の後端近傍部に、糸切り動作を発生させる溝カム25aが形成された糸切りカム板25が固着されている。糸切りカム板25の直前に左右向きの駆動レバー26が配設されている。駆動レバー26は左端近傍部において、前後方向向きの案内軸28に固着されている。この案内軸28は図示しないフレーム等の支持部材で前後方向に往復移動可能に支持されている。
図6に示すように、糸切りカム板25に形成された溝カム25aには、Aで示す第1カム部と、Bで示す第2カム部と、Cで示す第3カム部と、Dで示す第4カム部と、Eで示す第5カム部と、Fで示す第6カム部とが連続して形成されている。第1カム部Aと、第3カム部Cと、第5カム部Eと、第6カム部Fとは、可動刃19を揺動させるカム部であり、第2カム部Bと、第4カム部Dとは、可動刃19を揺動させないカム部である。
即ち、糸切りカム板25には、可動刃19の回動速度や動作タイミングが設定されている。
図1〜図4に示すように、駆動レバー26の右端部に、後述する糸切りリンク機構15の第1リンク35の上端部が連結されている。駆動レバー26の右端近傍部に、糸切りカム板25の溝カム25aに係合可能なコロ部材29が設けられている。駆動レバー26は案内軸28と共に、コロ部材29が溝カム25aに入り込んで係合する後側の係合位置(図3において2点鎖線で示す位置)と、この係合位置から所定距離だけ前方であって、コロ部材29が溝カム25aから前側に外れる非係合位置(図3において実線で示す位置)とに亙って移動可能になっている。
但し、この駆動レバー26は、圧縮コイルバネ30のバネ力により通常前側の非係合位置に位置している。駆動レバー26の左端部の前側に、縦向きの揺動軸32により水平面で回動可能な回動板31が配設されている。糸切りソレノイド27が回動板31を回動可能に操作する。
駆動レバー26の右端近傍部には、前方に曲げ加工された当接片26aが形成されている。この当接片26aは図示外の高さ位置調節螺子に下側から当接するようになっており、駆動レバー26の右端部の高さ位置、つまり、第1リンク35の基準高さ位置が位置決めされると共に、糸切り動作を行う際にコロ部材29が溝カム25aに確実に係合できる高さ位置に調節されている。
縫製中において糸切りソレノイド27に通電されない場合は、案内軸28と駆動レバー26は、圧縮コイルバネ30のバネ力により図3において実線で示す前側の非係合位置に待機している。この場合、糸切りカム板25はミシン主軸4と同時に回転しているが、コロ部材29が糸切りカム板25の溝カム25aに係合しないため、駆動レバー26が揺動せず、可動刃19による糸切り動作が行なわれることはない。
一方、縫製終了時に糸切りソレノイド27に通電された場合は、回動板31が糸切りソレノイド27のプランジャで反時計回りに回動するので、案内軸28と駆動レバー26は、圧縮コイルバネ30のバネ力に抗して図3において2点鎖線で示す後側の係合位置に移動する。
従って、コロ部材29が溝カム25aに係合し、第1カム部A〜第6カム部Fを順々に移動することにより、駆動レバー26の右端部が案内軸28を揺動支点として、第1リンク35と共に上下に揺動し、糸切りリンク機構15を介して可動刃19が水平面で往復回動することにより、糸切り動作が行なわれる。
次に、糸切りリンク機構15について説明する。
図1、図2に示すように、糸切りリンク機構15は、第1〜第3リンク35〜37と、二股状揺動レバー38とを有する。第1リンク35は脚柱部2において縦向きに配設されている。第1リンク35の上端部は、駆動レバー26の右端部に連結され、下端部は、脚柱部2の下端部に回動可能に設けられたL字形状のL字レバー39の第1アーム39bに連結されている。
第2リンク36はベッド部1において前後方向向きに配設され、第2リンク36の後端部はL字レバー39の第2アーム39aに連結されている。第2リンク36の前端部は、二股状揺動レバー38に形成された下側の第2揺動アーム38cに、調節リンク片(図示略)を介して連結されている。
図1,図2に示すように、L字レバー39の第2アーム39bには、引っ張りコイルバネ40により上向きのバネ力が作用している。第1リンク35は、引っ張りコイルバネ40のバネ力により常に上方に付勢力が作用し、駆動レバー26の当接片26aが前述した高さ位置調節螺子(図示略)に下側から当接している。
第3リンク37は、第2リンク36よりも上側に第2リンク36とほぼ平行にベッド部1に配設され、第3リンク37の後端部は、二股状揺動レバー38の上側の第1揺動アーム38bにピン23で連結されている。第3リンク37の前端部は、可動刃19の基端部にピン22で連結されている。二股状揺動レバー38は、ベッド部1内の針板8よりも後側に配設されている。二股状揺動レバー38は、ミシン機枠に固着された縦向きの支持軸41に回動自在に支持され、ほぼ右向き(上方から視て)に延びる上下1対の第1,第2揺動アーム38b,38cを有する。
次に、下糸繰出し機構42について説明する。
図4、図7−2に示すように、下糸繰出し機構42は、下糸繰出しレバー43と、この下糸繰出しレバー43の後端部(一端部)を針板8に連結する段付きボルト44(これが連結部に相当する)と、リンク機構45とを有する。下糸繰出しレバー43は、針板8の後端から針穴8aの前側まで延びる略直線状に形成され、この下糸繰出しレバー43は、可動刃19の回動領域の下側近傍において水平に往復回動可能に配設されている。
下糸繰出しレバー43の後端部は、針板8の後端部に段付きボルト44で鉛直軸心回りに回動可能に連結されている。下糸繰出しレバー43は、図7−1、図7−2、図12−1、図12−2に示す待機位置から、図8−1、図8−2、図11−1、図11−2に示す待機位置よりも左方の退避位置を経由して、図10−1、図10−2に示す最大回動位置に亙って回動し、この下糸繰出しレバー43は、下糸17に係合した状態で可動刃19の待機位置の方向に回動することで、回転釜9内の下糸ボビンから下糸17を所定量だけ繰出す。
下糸繰出しレバー43の長さ方向途中部と、可動刃19の基端部よりも左側の部位がリンク機構45によって連動連結されている。リンク機構45と下糸繰出しレバー43はピン46で連結され、リンク機構45と可動刃19はピン47で連結されている。それ故、可動刃19が回動すると、リンク機構45を介して下糸繰出しレバー43が回動するように構成されており、下糸繰出し機構42は、糸切り駆動機構13により糸切り動作と連動して駆動される。
次に、下糸繰出し機構42による下糸繰出し動作について、糸切り駆動機構13による糸切り動作と対応づけて、図13のタイミングチャートに基づいて説明する。但し、図13において、針棒5が最上位置のときのミシン主軸4の位相角を0°とする。
縫製途中であって糸切り動作が行なわれない場合、前述したように、糸切りカム板25はミシン主軸4と共に回転しているが、糸切りソレノイド27に通電されないため、駆動レバー26が図3において実線で示す前側の非作動位置に位置し且つ駆動レバー26の当接片26aが高さ位置調節螺子に当接しているので、駆動レバー26の右端部の高さ位置が位置決めされている。このとき、可動刃19と下糸繰出しレバー43は図7−1、図7−2に示す待機位置に位置している。
縫製処理の最終縫目を縫製したときに糸切り指令が出力されると、糸切りソレノイド27に通電される。このとき、案内軸28と駆動レバー26が、圧縮コイルバネ30のバネ力に抗して、図3において2点鎖線で示す後側の係合位置に移動して、コロ部材29が溝カム25aに係合して、糸切り動作が可能になる。
糸切り動作の待機状態では、図7−1,図7−2に示すように、下糸17はボビンケース53の下糸出口53aから針板8の針穴8aに向かい、上糸ループ16aは剣先51aに係合して拡大しつつある。その後、コロ部材29が第1カム部Aを移動するので、可動刃19が平面視にて時計回り方向への往動動作を開始し、図8−1,図8−2に示すように、可動刃19の糸さばき部19aが上糸ループ16a内に突入する。このとき、下糸繰出しレバー43はリンク機構45によって退避位置まで(可動刃19から遠ざかる方向へ)回動する。
その後、コロ部材29が第2カム部Bを移動するので、図8−1,図8−2に示すように、可動刃19は、糸さばき部19aで上糸ループ16aを係合した状態で、ミシン主軸4の位相角が約290°〜310°に亙って、可動刃19の回動動作が一時的に停止し、下糸繰出しレバー43の回動動作も一時的に停止する。この可動刃19の回動停止期間内に、上糸ループ16aがボビンケース53に掛かり始める。
その後、コロ部材29が第3カム部Cを移動するので、可動刃19の糸さばき部19aが上糸ループ16aに突入する時の速度よりも高速で時計回りに可動刃19は回動し、可動刃19の回動に伴って、下糸繰出しレバー43が反時計回りに回動する。上糸ループ16aの縫針6の目孔6aから延びる側は、可動刃19の係合部19dと係合する。上糸ループ16aの加工布Wから延びる側は、可動刃19の糸案内部19cに沿って糸捕捉部19eへ到達する。ミシン主軸4の位相角が約340°のとき、図9−1、図9−2に示すように、上糸ループ16aが回転釜9から抜け始めて、下糸繰出しレバー43の前端部が下糸17に係合する。この状態で、下糸繰出しレバー43が可動刃19の待機位置の方向に回動することにより、下糸ボビンから下糸17が繰出される。
下糸繰出しレバー43が下糸17と係合するときには、上糸ループ16aの加工布Wから延びる側は、可動刃19の糸捕捉部19eに到達している。上糸ループ16aの加工布Wから延びる側が、糸案内部19cにある状態で、下糸繰出しレバー43が下糸17と係合すると、下糸繰出しレバー43が更に回動した場合、上糸ループ16aの加工布Wから延びる側は、糸案内部19cに引っ掛かって切れることがある。従って、下糸繰出しレバー43が下糸17と係合する位置は、上糸ループ16aの加工布Wから延びる側が可動刃19の糸捕捉部19eに到達する位置となるように設定してある。
ミシン主軸4の位相角が約360°のとき、図10−1,図10−2に示すように、可動刃19が最大回動位置まで回動し、可動刃19の回動に伴って、下糸繰出しレバー43が最大回動位置まで回動する。このとき、下糸17は最大限繰出されている。
可動刃19が最大回動位置まで回動した状態で、ミシン主軸4の位相角が約8°に達するまでの所定期間だけ、コロ部材29が第4カム部Dを移動するので、可動刃19の回動動作が停止する。この所定期間中に天秤により上糸16が引き上げられる。
その後、コロ部材29が第5,第6カム部E,Fを連続して移動するので、ミシンMが停止するまでの間に、図12−1、図12−2に示すように、可動刃19が待機位置まで往動よりも速い高速で復帰回動し、可動刃19の回動に伴って、下糸繰出しレバー43が待機位置まで復帰回動する。図11−1、図11−2に示すように、可動刃19が待機位置へ復帰回動する途中で、糸捕捉部19eが下糸17を捕捉する。上糸ループ16aの加工布W側と下糸17とが、可動刃19と固定刃18との協働により同時に切断される。このとき、下糸繰出しレバー43は退避位置に位置する。
次に、以上説明した糸切り装置11の作用、効果について説明する。
この糸切り装置11では、糸切り指令が出力されると、可動刃19が待機位置から時計回りに回動開始し、可動刃19の回動に伴って、下糸繰出しレバー43が待機位置から退避位置を経由し最大回動位置に亙って回動開始する。
上糸ループ16aに可動刃19の糸さばき部19aが係合した後、上糸ループ16aの加工布Wから延びる側が可動刃19の糸捕捉部19eに到達したときに、下糸繰出しレバー43の前端部が下糸17に係合し、この状態で、下糸繰出しレバー43が可動刃19の待機位置の方向に回動することにより下糸ボビンから下糸17が繰出される。可動刃19が最大回動位置に達したとき、下糸繰出しレバー43が最大回動位置まで回動し、このとき、下糸17が最大限繰出されている。
その後、可動刃19が待機位置まで往動よりも高速で復帰回動するが、可動刃19が待機位置へ復帰回動する途中で、加工布W側の上糸16と下糸17が、可動刃19と固定刃18との協働により同時に切断される。このとき、下糸17が切断される部分に適度な弛みを持たせたので、糸切り時に下糸17を切断する際に下糸17の張力が下糸ボビンに伝達されず下糸ボビンが空転しない。
このように、可動刃19がその待機位置から回動開始後、縫針6の目孔6aから加工布Wを通過して延びた上糸16に回転釜9の外釜51と剣先51aにより形成された上糸ループ16aに、可動刃19の糸さばき部19aが係合開始した後糸切り前に、回転釜9から延びる下糸17を所定量だけ繰出す下糸繰出し機構42を設けたので、糸切り前に下糸17に対して適度な弛みを持たせることができる。これにより、糸切り時に下糸17を切断する際、下糸17の張力が下糸ボビンに伝達されないため、下糸ボビンの空転を防止することができ、縫製再開後の縫い調子が不安定にならない。
下糸繰出し機構42は、可動刃19の回動領域の下側近傍において水平に往復回動可能な下糸繰出しレバー43を備え、下糸繰出しレバー43が下糸17に係合した状態で可動刃19の待機位置の方向に回動することで、回転釜9内の下糸ボビンから下糸17を繰出すので、下糸17を可動刃19の待機位置の方向に繰出すことができる。それ故、糸切り時に可動刃19の回動により下糸17を確実に捕捉して切断することができる。下糸繰出し機構42は、糸切り駆動機構13により糸切り動作と連動して駆動されるので、可動刃19の回動に連動して下糸繰出しレバー43を回動することができ、糸切り前に下糸17を確実に繰出すことができる。
下糸繰出し機構42は、下糸繰出しレバー43と、この下糸繰出しレバー43の一端部を鉛直軸心回りに回動可能に連結する段付きボルト44と、この下糸繰出しレバー43の長さ方向途中部を可動刃19に連動連結するリンク機構45とを有するので、下糸繰出し機構42を簡単な構成で実現することができる。下糸繰出し機構42は、可動刃19がその最大回動位置へ回動する前(上糸ループ16aの加工布Wから延びる側が可動刃19の糸捕捉部19eに到達したとき)に、下糸17に係合開始し且つ可動刃19が最大回動位置に達したときに下糸17を最大限繰出すので、下糸繰出しレバー43による上糸16の挟み込みを防止しつつ、下糸17のみを確実に繰出すことができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
1]下糸繰出しレバー43と可動刃19をリンク機構45で連動連結する代わりに、下糸繰出しレバー43にアクチュエータを直接接続し、糸切り駆動機構13による糸切り動作と連動して下糸繰出しレバー43による下糸繰出し動作が行われるように、アクチュエータを速度制御してもよい。また、下糸繰出しレバー43に接続したアクチュエータとは別のアクチュエータを可動刃19に直接接続し、可動刃19による糸切り動作と連動して下糸繰出しレバー43による下糸繰出し動作が行われるように、2つのアクチュエータを夫々速度制御してもよい。
本発明の実施例に係るミシンの内部に設けた糸切り装置の斜視図である。 ミシンの内部に設けられた糸切り装置の側面図である。 ミシンのベッド部の要部平面図である。 ミシンのベッド部の要部底面図である。 可動刃の平面図である。 糸切りカム板の正面図である。 回転釜の正面図(糸切り前の待機状態)である。 糸切り機構と下糸繰出し機構の平面図(糸切り前の待機状態)である。 回転釜の正面図(一時停止状態)である。 糸切り機構と下糸繰出し機構の平面図(一時停止状態)である。 回転釜の正面図(下糸に対する係合開始状態)である。 糸切り機構と下糸繰出し機構の平面図(下糸に対する係合開始状態)である。 回転釜の正面図(最大回動状態)である。 糸切り機構と下糸繰出し機構の平面図(最大回動状態)である。 回転釜の正面図(糸切り直前の状態)である。 糸切り機構と下糸繰出し機構の平面図(糸切り直前の状態)である。 回転釜の正面図(糸切り後の待機状態)である。 糸切り機構と下糸繰出し機構の平面図(糸切り後の待機状態)である。 天秤と針棒と可動刃の動作を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
M ミシン
4 主軸
6 縫針
6a 目孔
8 針板
9 回転釜
11 糸切り装置
12 糸切り機構
13 糸切り駆動機構
16 上糸
16a 上糸ループ
17 下糸
18 固定刃
19 可動刃
19e 糸捕捉部
42 下糸繰出し機構
43 下糸繰出しレバー
44 段付きボルト
45 リンク機構
51 外釜
51a 剣先

Claims (6)

  1. 針板の下側で主軸による縫針の上下動と調時して回転する外釜を有する回転釜を有するミシンに、前記針板の下面近傍に設けられた固定刃と水平に往復回動可能な可動刃とを有する糸切り機構と、前記可動刃を回動駆動する糸切り駆動機構とを設けた糸切り装置において、
    前記可動刃がその待機位置から回動開始後、前記縫針の目孔から加工布を通過して延びた上糸に前記回転釜の外釜と剣先により形成された上糸ループに、前記可動刃の尖端部が係合開始した後糸切り前に、回転釜から延びる下糸を所定量だけ繰出す下糸繰出し機構を設けたことを特徴とするミシンの糸切り装置。
  2. 前記下糸繰出し機構は、前記可動刃の回動領域の下側近傍において水平に往復回動可能な下糸繰出しレバーを備え、
    前記下糸繰出しレバーが下糸に係合した状態で前記可動刃の待機位置の方向に回動することで、前記回転釜内のボビンから下糸を繰出すことを特徴とする請求項1に記載のミシンの糸切り装置。
  3. 前記下糸繰出し機構は、前記糸切り駆動機構により糸切り動作と連動して駆動されることを特徴とする請求項2に記載のミシンの糸切り装置。
  4. 前記下糸繰出し機構は、前記下糸繰出しレバーと、この下糸繰出しレバーの一端部を鉛直軸心回りに回動可能に連結する連結部と、この下糸繰出しレバーの長さ方向途中部を前記可動刃に連動連結するリンク機構とを有することを特徴とする請求項3に記載のミシンの糸切り装置。
  5. 前記下糸繰出し機構は、前記可動刃がその最大回動位置へ回動する前に下糸に係合開始し且つ前記可動刃が前記最大回動位置に達したときに下糸を最大限繰出すことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のミシンの糸切り装置。
  6. 前記可動刃は、前記上糸ループの加工布から延びる側を捕捉する糸捕捉部を有し、
    前記下糸繰出しレバーは、前記上糸ループの加工布から延びる側が前記可動刃の糸捕捉部に到達したときに下糸と係合することを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載のミシンの糸切り装置。
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