JP2009194131A - キャパシタ - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車用等に使用されるキャパシタの電極引き出し用の接続に纏わる信頼性を高めることを目的とする。
【解決手段】素子1の両端の電極1a、1bに夫々接合された集電板2、3と、素子1を収容し、素子1に接合された陰極集電板3を内底面に接合した金属ケース5と、素子1に接合された陽極集電板2を内面に接合して金属ケース5の開口部に配設された端子板4と、この端子板4と金属ケース5間に配設された封口ゴム7からなり、上記端子板4の下端に鍔部を設け、この鍔部と陽極集電板2を接合すると共に、鍔部の上面に封口ゴム7を配設した構成により、素子1に集電板2、3を接合した時点で接合状態が容易に確認でき、集電板2、3を端子板4、金属ケース5に夫々接合する際に、幅広い溶接条件で行えるために作業が容易になり、電極引き出し用の接続に纏わる信頼性を大きく向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は各種電子機器やハイブリッド自動車の回生用、あるいは電力貯蔵用等に使用されるキャパシタに関するものである。
図18はこの種の従来のキャパシタの構成を示した断面図であり、図18において、2
5は素子、25aはこの素子25に形成された中空部を示し、この素子25はアルミニウム箔からなる集電体上に分極性電極層を形成した正負一対の電極を互いに逆方向に位置をずらしてその間にセパレータを介在させて巻回する(全て図示せず)ことにより構成され、この素子25の両端面(図18において上下方向)から陽極と陰極を夫々取り出すようにしたものである。
26は上記素子25を図示しない駆動用電解液と共に収容したアルミニウム製の有底円筒状の金属ケース、26aは素子25の中空部25a内に嵌まり込むように内底面に一体で設けられた突起であり、この突起26aを素子25の中空部25a内に嵌め込んで金属ケース26内に挿入された素子25の陰極側の端面を金属ケース26の内底面にレーザー溶接等の手段によって機械的、かつ電気的に接合するようにしたものである。26bはこの金属ケース26に施された断面V字形の絞り加工部であり、素子25の図中における上部側の端面周縁を外方から押さえ込むようにしているものである。
27はアルミニウム製の端子板、27aはこの端子板27の外面側に一体で設けられた外部接続用の陽極端子、27bは内面側に設けられた上記素子25の陽極側の端面との接合部、27cは素子25の中空部25a内に嵌まり込む突起であり、素子25の陽極側の端面を上記接合部27bにレーザー溶接等の手段によって機械的、かつ電気的に接合するようにしたものである。
28はリング状に形成されて上記金属ケース26に施された絞り加工部26bの上端に配設された絶縁リングであり、この絶縁リング28は上記金属ケース26の内面と端子板27の外周面との間から端子板27の内面周縁の一部に繋がるように形成されることにより、端子板27と金属ケース26間の絶縁を保つようにしたものである。
29は絶縁性のゴムからなるリング状の封口ゴムであり、上記端子板27の表面周縁に配設された状態で、この封口ゴム29を介在させて上記金属ケース26の開口部を巻き込むように加工(一般に、カーリング加工と呼ばれている)して、カール部26cを形成することによって封止したものである。
このように構成された従来のキャパシタは、素子25の両端面に形成された一対の電極を端子板27の内面、金属ケース26の内底面に夫々接合することにより、部品点数の削減と小型化が図れるというものであった(特許文献1)。
また、図19は同じく従来のキャパシタの他の構成を示した断面図、図20は同キャパシタに設けられた圧力調整弁の構成を示した断面図であり、図19と図20において、30は素子、30aは中空部を示し、この素子30の両端面(図19において上下方向)から陽極と陰極を夫々取り出すように構成されたものである。
31は上記素子30を図示しない駆動用電解液と共に収容したアルミニウム製の金属ケース、31aはこの金属ケース31の外底面に設けられた陰極端子、31bは内底面に設けられた突起であり、この突起31bを上記素子30の中空部30a内に嵌め込み、素子30の陰極側の端面を金属ケース31の内底面にレーザー溶接等によって機械的、かつ電気的に接合するようにしたものである。
32はアルミニウム製の封口板、32aはこの封口板32の表面側に設けられた陽極端子、32bは内面側に設けられた突起、32cは電解液注入用の孔であり、素子30の陽極側の端面を封口板32の内面にレーザー溶接などによって機械的、かつ電気的に接合すると共に、この封口板32の周縁上で上記金属ケース31の開口部を巻き込むように加工(一般に、カーリング加工と呼ばれている)することによって封止して構成されたものである。
33は上記封口板32の表面側に設けられた圧力調整弁であり、この圧力調整弁33は図20にその詳細を示すように、上記電解液注入用の孔32c上にガス透過性部材34と閉塞体35を配設し、これらを外部と連通する孔36aを有する金属キャップ36で覆うように固定することにより、閉塞体35を常時閉塞する方向に付勢しているものである。また、この金属キャップ36の固定は、予め封口板32に電解液注入用の孔32cの周囲を囲うようにして設けられた円環状の凸部32dをカシメ加工等により変形させて金属キャップ36に押し当てることにより固定したものである。
また、上記圧力調整弁33は、コンデンサの内部圧力が所定の圧力以上になると圧力を外部に逃がすための自己復帰型のものであり、コンデンサ内部で発生したガスを外部へ放出してコンデンサ内部の圧力の上昇を防ぐことができ、また作動後に圧力調整弁33は作動前の状態に復帰してコンデンサ内部の気密性を保持することができるため、コンデンサ内部のガス発生による圧力の上昇においてもコンデンサの外観に異常をきたすことはなく、その特性を維持することができるものである。
また、圧力調整弁33には、駆動用電解液の透過を防ぎ、かつコンデンサ内部で発生したガスを外部へ透過する材料を用いて構成したガス透過性部材34を密着配設することにより、駆動用電解液が閉塞体35に付着して圧力調整弁33の機能を損なうことがなく、かつ、圧力調整弁33を介してコンデンサ外部への駆動用電解液の漏れを防ぐことができるものである。
このように構成された従来のキャパシタは、電解液注入用の孔32cに圧力調整弁33を配置させて固定することにより、駆動用電解液の漏出の可能性のある箇所を軽減することができ、より信頼性の高いキャパシタを得ることができるというものであった(特許文献2)。
特開2006−324641号公報 特開2004−134632号公報
しかしながら上記図18に示した従来のキャパシタ(図19、図20に示した従来のキャパシタも同様)では、素子25の両端面に形成された一対の電極を端子板27の内面、金属ケース26の内底面に夫々レーザー溶接によって機械的、かつ電気的に接合することにより、部品点数の削減と小型化が図れるというものであるが、上記レーザー溶接は端子板27、金属ケース26の外部から夫々レーザー光を照射して行う方法であるために、溶接状態を確認することが難しいばかりでなく、溶接条件も狭い範囲内に限定された厳しいものになってしまうため、電極引き出しのための接続に纏わる信頼性の保証が難しいという課題があった。
また、上記図19、図20に示した従来のキャパシタでは、電解液注入用の孔32cに圧力調整弁33を装着することにより駆動用電解液の漏出を低減させるようにはしているものの、圧力調整弁33は、キャパシタを組み立て、電解液注入用の孔32cから駆動用電解液を注入した後、電解液注入用の孔32c上に各部材を直接組み込むことにより装着するようにしているため、組み立て精度のバラツキがそのまま動作バラツキに繋がり、圧力調整弁33の性能にバラツキが発生し易いという課題に加え、動作確認を圧力調整弁33単体で行うことができないという課題があった。
更に、自動車用の用途においては過酷な使用環境からより高い信頼性が要求されるようになってきており、特に高温においても高い動作性能を示す圧力調整弁が求められているという課題もあった。
本発明はこのような従来の課題を解決し、電極引き出しのための接続に纏わる信頼性を高い次元で保証すると共に、動作バラツキが少なく、高温においても高い動作性能を示し、かつ、単体での検査も可能な圧力調整弁を備えたキャパシタを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、素子と、この素子の両端面の各電極に夫々接合された集電板と、上記素子を収容し、素子の一方の電極に接合された集電板を内底面に接合した金属ケースと、上記素子の他方の電極に接合された集電板を内面に接合して上記金属ケースの開口部に配設された端子板と、この端子板に結合された圧力調整弁と、上記端子板と金属ケースの間に配設されて絶縁すると共に、金属ケースにより圧縮されて封止を行う封口ゴムからなり、上記端子板の下端に鍔部を設け、この鍔部と上記素子の他方の電極に接合された集電板を接合すると共に、上記鍔部の上面に上記封口ゴムを配設した構成のものである。
また、上記圧力調整弁が、外部との連通孔を有した金属製のキャップ内にブチルゴム製のパッキンとシリコンゴム製の弁体を重ねて配設し、このキャップの開口部にリング状のワッシャを圧入してパッキンと弁体を圧縮状態で保持した弁ユニットと、上記端子板に設けられた電解液注入用の孔の上部に配設されたリング状の押さえゴムならびにガス透過性シートからなり、上記弁ユニットを端子板に結合することによって押さえゴムを圧縮状態で保持した構成のものである。
以上のように本発明によるキャパシタは、素子の両端面の各電極に夫々集電板を接合し、この集電板を端子板、金属ケースに夫々接合するようにした構成により、素子に集電板を接合した時点で接合状態の確認や検査を容易に行うことができるばかりでなく、この集電板を端子板、金属ケースに夫々接合する際に、幅広い溶接条件で行えるために作業が容易になり、電極引き出しのための接続に纏わる信頼性を大きく向上させることができるようになるという効果が得られるものである。
また、弁体を配設したキャップにワッシャを圧入することによって弁体を圧縮状態で保持した弁ユニットを構成した圧力調整弁により、弁ユニットとしての組み立て精度を大きく向上させることができるようになるため、圧力調整弁としての動作バラツキを低減し、安定した性能を発揮することができるようになるばかりでなく、弁ユニット単体で圧力調整弁としての動作確認を行うことが可能になるという効果が得られるものである。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1〜3、5〜7に記載の発明について説明する。
図1は本発明の実施の形態1によるキャパシタの構成を示した断面図、図2は同キャパシタの封口部分を示した要部断面図、図3は同キャパシタに使用される素子の両端面の電極に集電板を接合する前の状態を示した斜視図、図4は同集電板を接合した状態を示した断面図、図5は図4の陽極集電板に端子板を接合した状態を示した断面図である。
図1〜図5において、1は素子、1cはこの素子1に形成された中空部を示し、この素子1は、アルミニウム箔からなる集電体上に分極性電極層を形成した正負一対の電極を互いに逆方向に位置をずらしてその間にセパレータを介在させて巻回する(全て図示せず)ことにより構成され、この素子1の両端面(図1において上下方向)から陽極1a(図1において上側)と陰極1b(図1において下側)を夫々取り出すようにしたものである。
2は上記素子1の一方の端面に形成された陽極1aに接合された陽極集電板、3は同じく素子1の他方の端面に形成された陰極1bに接合された陰極集電板であり、この陽極集電板2と陰極集電板3は夫々アルミニウム板を加工することにより形成され、素子1の陽極1a、陰極1bに夫々重ね合わせてレーザー溶接することにより、機械的、かつ電気的に接合しているものである。
4は端子板、4aはこの端子板4の下端に設けた鍔部であり、この端子板4を上記素子1の陽極1aに接合された陽極集電板2上に重ね合わせ、端子板4に設けた鍔部4aの上面側からレーザー溶接することにより、鍔部4aと陽極集電板2の周縁とを、機械的、かつ電気的に接合しているものであり、これにより、素子1の陽極1aを端子板4から取り出すようにしているものである。
5は上記陽極集電板2と陰極集電板3、ならびに端子板4が接合された素子1を図示しない駆動用電解液と共に収容したアルミニウム製の有底円筒状の金属ケース、5aはこの金属ケース5の内底面を部分的に凸状に形成することによって設けられた接合部であり、上記素子1をこの金属ケース5内に挿入した後、素子1の陰極1bに接合された陰極集電板3と金属ケース5に設けた接合部5aとを密着して金属ケース5の外底面側からレーザー溶接することにより、機械的、かつ電気的に接合しているものであり、これにより、素子1の陰極1bを金属ケース5から取り出すようにしているものである。
なお、上記金属ケース5の開口部側の周面の一部を窪ませることにより形成した平面部5dは、このキャパシタを図示しない接続部材を介して複数個接続してユニット化する際に、金属ケース5に平面部5dを設けることによって上記接続部材をレーザー溶接し易いようにしたものであり、本発明とは直接関係なく、また、必要不可欠なものではない。
6は上記端子板4に設けられた電解液注入用の孔4bを塞ぐように結合された圧力調整弁(詳細は後述する)、7は絶縁性ゴムからなる封口ゴム(詳細は後述する)であり、この封口ゴム7を上記端子板4の下端に設けた鍔部4aの上面に配設した状態で、上記金属ケース5の開口部近傍を外周から絞り加工(横溝絞り加工部5b)することによって封口ゴム7を圧縮すると共に、金属ケース5の開口端をカーリング加工(カーリング加工部5c)して封口ゴム7の上面を押さえ込むようにすることによって封止を行うようにしているものである。
また、図6(a)、(b)は上記素子1の陽極1aに接合された陽極集電板2の構成を示した平面図と正面断面図、図7(a)、(b)は同じく素子1の陰極1bに接合された陰極集電板3の構成を示した平面図と正面断面図であり、陽極集電板2、陰極集電板3共に、素子1に形成された中空部1cに嵌まり込む凸部2a、3aが設けられると共に、駆動用電解液が通過するための孔2b、3bが設けられているものである。なお、この駆動用電解液が通過するための孔2b、3bは、陽極集電板2側から駆動用電解液を注入する関係上、陽極集電板2により多くの孔2bを設けるようにしているものである。
また、図8(a)、(b)は上記陽極集電板2と重ね合わせて接合されるアルミニウム製の端子板4の構成を示した平面図と正面断面図であり、図8において、4aは下端に設けた鍔部、4bは駆動用電解液注入用の孔、4cは後述する圧力調整弁6を装着するための凹部、4dは同じく圧力調整弁6をカシメ結合するための突起である。
また、図9(a)、(b)は上記金属ケース5の開口部の封止を行う絶縁性ゴム(本実施の形態においてはブチルゴムを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない)からなる円環状の封口ゴム7の構成を示した平面図と正面断面図であり、図9において、7aは上端内周部に突出するように設けた円環状の壁部、7bは下端外周部に突出するように設けた円環状の壁部である。そして、このように構成された上側の壁部7aは端子板4の上部側の外周面に密着し、下側の壁部7bは端子板4の下部側ならびに陽極集電板2の外周面と金属ケース5の内周面間に密着するようにしたものである。なお、この上側の壁部7a、下側の壁部7bは、必ずしも両方に必要なものではなく、製品設計上で必要な部分のいずれか一方のみに設けるだけでも良いものである。
また、図10は上記端子板4の電解液注入用の孔4bを塞ぐように結合された圧力調整弁6の構成を示した断面図、図11は同圧力調整弁を分解して示した断面図であり、図10と図11において、8は開口端に鍔部8aを設けると共に、外部と連通する孔8bを設けた有底円筒状のステンレス製のキャップ、9は有底円筒状に形成されたシリコンゴム製の弁体、10はブチルゴム製のパッキン、11は中央部に孔11aを設け、上面周縁に円環状の壁部11bが一体で設けられたアルミニウム製のリング状のワッシャであり、このワッシャ11の内底面上に上記パッキン10と弁体9を重ねて載置した状態で、ワッシャ11を上記キャップ8内に圧入することにより、弁体9ならびにパッキン10を圧縮状態で保持し、これにより弁ユニット12を構成しているものである。
なお、上記ワッシャ11のキャップ8内への圧入は、図示しない治具を用いて行うことにより、圧入寸法の管理を精度良く行うことができるものであり、更に、キャップ8の内周面の一部に切り欠きを設け、この切り欠きがキャップ8の内部に突出するように加工した切り起こし部8cを設けることにより、キャップ8にワッシャ11を圧入する際に、ステンレス製のキャップ8に設けた切り起こし部8cがアルミニウム製のワッシャ11に喰い込み、より高い結合強度が得られる圧入が行えるようになるものである。
13は中央部に孔13aを設けたブチルゴム製のリング状の押さえゴムであり、この押さえゴム13を上記端子板4に設けられた電解液注入用の孔4bの上部に設けられた凹部4cに配置した状態で上記弁ユニット12を配設し、端子板4に設けられた突起4dをカシメ加工することによってキャップ8の開口端に設けた鍔部8aに圧接して機械的に結合し、これにより上記押さえゴム13を圧縮状態で保持するようにしたものである。
14はポリテトラフルオロエチレン(PTFE)からなる多孔質フィルム製のガス透過性シートであり、このガス透過性シート14は上記弁ユニット12を構成するリング状のワッシャ11の底面に変性PPを用いて熱融着することによって接合した例を示しているが、ガス透過性シート14は、電解液注入後に端子板4に設けられた電解液注入用の孔4bの上面に同様の手段によって接合しても良いものである。
このように構成された圧力調整弁6は、キャパシタ内部の圧力が上昇して所定の圧力以上になると、ガス透過性シート14により、駆動用電解液の透過を防ぎ、ガスのみを透過するため、圧力が上昇したガスはパッキン10ならびに弁体9を押し上げてパッキン10とワッシャ11の界面からキャップ8内に抜け、キャップ8に設けた孔8bを介して外部に放出されるようになるものであり、また、このように作動した後は作動前の状態に復帰してキャパシタ内部の気密性を保持することができる自己復帰型のものである。これにより、弁ユニット12としての組み立て精度を大きく向上させることができるようになるため、圧力調整弁6としての動作バラツキを低減し、安定した性能を発揮することができるばかりでなく、弁ユニット12単体で圧力調整弁6としての動作確認を行うことも可能になるという格別の効果が得られるものである。
更に、上記弁体9をシリコンゴム製とし、この弁体9をブチルゴム製のパッキン10上に重ねて載置した構成により、耐熱性に優れるという効果が得られるものであり、このような効果を確認する目的で、85℃雰囲気の高温試験を行った結果を従来品(ブチルゴム製の弁体のみを用い、パッキンはなし)と比較して図12、図13に示す。なお、図12は時間経過による圧力調整弁の動作圧の変化を示したものであり、図13は同試験結果から求めた時間経過による動作圧維持率の変化を示したものである。
図12、図13から明らかなように、本発明の実施の形態による圧力調整弁6は、300時間経過時点でも動作圧が0.6MPa、動作圧維持率が87.4%と高い値を示しており、これに対して従来品の圧力調整弁は、300時間経過時点での動作圧が0.35MPa、動作圧維持率が46.7%という低い値(一般的な保証においては問題なし)を示すものであり、シリコンゴム製の弁体9とブチルゴム製のパッキン10を用いた本発明の圧力調整弁6は高温における動作が安定しており、耐熱性に優れていることが十分に分かるものである。
このような優れた耐熱性を発揮するのは弁体9の材料としてシリコンゴムを用いたことによるものであるが、シリコンゴムは高温、低温共に優れた性能を発揮することができる反面、水分遮断性に対しては劣っており、この水分遮断性を確保する目的でブチルゴム製のパッキン10を弁体9の底面(キャパシタ内部側)に配置することによって解決し、高い水分遮断性を維持するようにしたものである。
また、上記シリコンゴム製の弁体9とブチルゴム製のパッキン10との密着状態を良くすることによって圧力調整弁6の作動性を向上させる目的で、シリコンゴム製の弁体9の表面にポリパラキシリレン等をコーティングすることによって効果があるものである。
また、シリコンゴム製の弁体9とブチルゴム製のパッキン10を、予め両面テープ等を用いて接合しておくことにより、組み立て時の作業性を向上させることができるようになるものである。
また、このようにシリコンゴム製の弁体9とブチルゴム製のパッキン10とを組み合わせて用いることをしなくても、低温特性に優れたフッ素ゴムを弁体9の材料として用いることにより、上記ブチルゴム製のパッキン10を用いることなく、低温特性に優れたフッ素ゴム製の弁体のみで圧力調整弁を構成し、高温、低温、ガス透過性の全てを満足することも可能であるが、この場合には、上記低温特性に優れたフッ素ゴムが極めて高価なものであるために実用性が低いものとなってしまうことから好ましくないと言えるものである。
なお、本実施の形態においては、より高い耐熱性を確保する目的で、シリコンゴム製の弁体9とブチルゴム製のパッキン10とを組み合わせて用いる構成を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一般的な耐熱性で良ければ、従来品のように、ブチルゴム製の弁体のみでパッキンは用いない構成のものであっても、本発明による効果が十分に得られるものである。
以上のように、本実施の形態によるキャパシタは、素子1の両端面に形成された各電極1a、1bに集電板2、3を夫々接合し、この集電板2、3を端子板4、金属ケース5に夫々接合するようにした構成により、素子1に集電板2、3を接合した時点で接合状態の確認や検査を容易に行うことができるばかりでなく、この集電板2、3を端子板4、金属ケース5に夫々接合する際に、幅広い溶接条件で行えるために作業が容易になり、電極引き出しのための接続に纏わる信頼性を大きく向上させることができるようになるという格別の効果を奏するものである。
また、圧力調整弁6を、弁体9を配設したキャップ8にワッシャ11を圧入することによって弁体9を圧縮状態で保持した弁ユニット12を構成するようにしたことにより、弁ユニット12としての組み立て精度を大きく向上させることができるようになり、これにより、圧力調整弁6としての動作バラツキを低減し、安定した性能を発揮することができるようになるばかりでなく、弁ユニット12単体で圧力調整弁6としての動作確認を行うことが可能になるという格別の効果を奏するものである。更に、上記弁体9をシリコンゴム製とし、これをブチルゴム製のパッキン10上に重ねて載置した構成とすることにより、耐熱性に優れるという格別の効果を奏するものである。
また、金属ケース5の開口部を封止する封口ゴム7の上端内周部ならびに下端外周部に夫々突出する壁部7a、7bを設け、この封口ゴム7を金属ケース5の絞り加工によって圧縮して封止するようにした構成により、封止性能を高めると共に、水分付着や異常使用時においても、金属ケース5と端子板4の短絡を防止することができるという格別の効果を奏するものである。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項4に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で図1〜図13を用いて説明したキャパシタに用いる圧力調整弁の構成が一部異なるようにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて詳細に説明する。
図14は本発明の実施の形態2によるキャパシタに使用される圧力調整弁の構成を示した断面図、図15は同圧力調整弁を分解して示した断面図であり、図14と図15において、15は圧力調整弁、4は端子板、4bはこの端子板4に設けられた電解液注入用の孔である。
16は開口端に鍔部16aを設けて有底円筒状に形成され、外部と連通する孔16bを設けたステンレス製のキャップ、9は有底円筒状に形成されたシリコンゴム製の弁体、10はブチルゴム製のパッキン、11は中央部に孔11aを設け、上面周縁に円環状の壁部11bが一体で設けられたアルミニウム製のリング状のワッシャであり、このワッシャ11の内底面上に上記パッキン10と弁体9を重ねて載置した状態で、ワッシャ11を上記キャップ16内に圧入することにより、弁体9ならびにパッキン10を圧縮状態で保持し、これにより弁ユニット17を構成しているものである。
なお、16cは上記キャップ16の周面の一部に切り欠きを設け、この切り欠きがキャップ16の内部に突出するように加工した切り起こし部であり、この切り起こし部16cを設けることにより、キャップ16にワッシャ11を圧入する際に、ステンレス製のキャップ16に設けた切り起こし部16cがアルミニウム製のワッシャ11に喰い込み、より結合強度が高い圧入が行えるようになるものである。
18は中央部に孔18aを有するリング状に形成されたアルミニウム製のワッシャ、14はPTFEからなる多孔質フィルム製の円形のガス透過性シートであり、このガス透過性シート14と上記ワッシャ18をフィルム状の変性ポリプロピレン(以下、変性PPと呼ぶ)19を用いて熱融着することによって結合し、これにより円形のフィルタホルダ20を構成し、このフィルタホルダ20を上記端子板4に設けられた電解液注入用の孔4bの上部に配設したものである。
なお、図16(a)、(b)は上記ワッシャ18とガス透過性シート14を変性PP19を用いて接合する方法を示したものであり、図16(a)の熱圧着前に示すように、ワッシャ18とガス透過性シート14の間にフィルム状の変性PP19を配置して重ね、140〜200℃の温度で10秒間程度加熱し、1kgf/cm2の圧力でプレス加工することにより、図16(b)に示すように、ガス透過性シート14に溶融した変性PP19が均一に染み込んでアンカー効果による接合が行われるものである。
21は中央部に孔21aを設けることにより、断面逆L字形に形成された円筒状のブチルゴム製の押さえゴムであり、この押さえゴム21を上記フィルタホルダ20を覆うように被せると共に、フィルタホルダ20に接合されたガス透過性シート14を押圧するようにしたものである。
そして、このように構成されたフィルタホルダ20を端子板4に設けられた電解液注入用の孔4bの上部に配置し、このフィルタホルダ20を覆うように押さえゴム21を被せた状態で、上記弁ユニット17を配設して、端子板4に設けられた突起4dをカシメ加工することによってキャップ16の開口端に設けた鍔部16aに圧接して機械的に結合し、これにより、上記押さえゴム21を圧縮状態で保持するようにしたものである。
そして、このように構成された本実施の形態による圧力調整弁15は、上記実施の形態1で説明した圧力調整弁6と同様に、コンデンサ内部の圧力が上昇して所定の圧力以上になると、ガス透過性シート14により、駆動用電解液の透過を防ぎ、ガスのみを透過するため、圧力が上昇したガスはパッキン10ならびに弁体9を押し上げてパッキン10とワッシャ11の界面からキャップ16内に抜け、キャップ16に設けた孔16bを介して外部に放出されるようになるものであり、また、このように作動した後は作動前の状態に復帰してキャパシタ内部の気密性を保持することができる自己復帰型のものである。
これにより、弁ユニット17としての組み立て精度を大きく向上させることができるようになるため、圧力調整弁15としての動作バラツキを低減し、安定した性能を発揮することができるばかりでなく、弁ユニット17単体で圧力調整弁15としての動作確認を行うことも可能になり、更に、上記弁体9をシリコンゴム製とし、この弁体9をブチルゴム製のパッキン10上に重ねて載置した構成により、耐熱性に優れるという格別の効果を奏するものである。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項8に記載の発明について説明する。
本実施の形態は、上記実施の形態1で図1〜図13を用いて説明したキャパシタに用いる金属ケースの構成が一部異なるようにしたものであり、これ以外の構成は実施の形態1と同様であるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて詳細に説明する。
図17は本発明の実施の形態3によるキャパシタに使用される金属ケースの構成を示した断面図であり、図17において、5は金属ケース、22はこの金属ケース5の開口部近傍の内周面に環状に設けられた保護層であり、この保護層22は変性PPを熱融着することにより形成されたものであり、少なくとも上記金属ケース5の開口部を封止するための封口ゴム7との接触部に設けるようにしたものである。
このように構成された本実施の形態によるキャパシタは、上記変性PPからなる保護層22によって駆動用電解液が金属ケース5から電気的に絶縁されており、これによって駆動用電解液の電気分解による負極でのアルカリ化を抑制して封口ゴム7の劣化を抑制することができるため、駆動用電解液の漏液を無くし、より高い信頼性を発揮することができるようになるという格別の効果を奏するものである。
本発明によるキャパシタは、電極引き出しのための接続に纏わる信頼性を高め、圧力調整弁の動作バラツキを低減すると共に耐熱性に優れる等の効果を有し、特に高い信頼性が要求される自動車用分野のキャパシタ等として有用である。
本発明の実施の形態1によるキャパシタの構成を示した断面図 同キャパシタの封口部分を示した要部断面図 同キャパシタに使用される素子の両端面の電極に集電板を接合する前の状態を示した斜視図 同集電板を接合した状態を示した断面図 図4の陽極集電板に端子板を接合した状態を示した断面図 (a)陽極集電板の構成を示した平面図、(b)同正面断面図 (a)陰極集電板の構成を示した平面図、(b)同正面断面図 (a)端子板の構成を示した平面図、(b)同正面断面図 (a)封口ゴムの構成を示した平面図、(b)同正面断面図 圧力調整弁の構成を示した断面図 同圧力調整弁を分解して示した断面図 同圧力調整弁の高温試験における動作圧の変化を示した特性図 同圧力調整弁の高温試験における動作圧維持率の変化を示した特性図 本発明の実施の形態2によるキャパシタに使用される圧力調整弁の構成を示した断面図 同圧力調整弁を分解して示した断面図 (a)、(b)同圧力調整弁に使用されるフィルタホルダを製造する方法を示した製造工程図 本発明の実施の形態3によるキャパシタに使用される金属ケースの構成を示した断面図 従来のキャパシタの構成を示した断面図 従来のキャパシタの他の構成を示した断面図 同キャパシタに設けられた圧力調整弁の構成を示した断面図
符号の説明
1 素子
1a 陽極
1b 陰極
1c 中空部
2 陽極集電板
2a、3a 凸部
2b、3b、8b、11a、13a、16b、18a、21a 孔
3 陰極集電板
4 端子板
4a、8a、16a 鍔部
4b 駆動用電解液注入用の孔
4c 凹部
4d 突起
5 金属ケース
5a 接合部
5b 横溝絞り加工部
5c カーリング加工部
5d 平面部
6、15 圧力調整弁
7 封口ゴム
7a、7b、11b 壁部
8、16 キャップ
8c、16c 切り起こし部
9 弁体
10 パッキン
11、18 ワッシャ
12、17 弁ユニット
13、21 押さえゴム
14 ガス透過性シート
19 変性PP
20 フィルタホルダ
22 保護層

Claims (8)

  1. 正負の電極を両端面から夫々取り出すように構成された素子と、この素子の各電極に夫々接合された金属製の集電板と、上記素子を駆動用電解液と共に収容し、かつ、素子の一方の電極に接合された集電板を内底面に接合した有底筒状の金属ケースと、上記素子の他方の電極に接合された集電板を内面に接合して上記金属ケースの開口部に配設された端子板と、この端子板に設けられた電解液注入用の孔を塞ぐように結合された圧力調整弁と、上記端子板の外周面と金属ケースの内周面の間に配設されて相互を絶縁すると共に、金属ケースを加工することにより圧縮されて封止を行う円環状の封口ゴムからなり、上記端子板の下端に鍔部を設け、この鍔部と上記素子の他方の電極に接合された集電板の周縁を接合すると共に、上記端子板の鍔部の上面に上記封口ゴムを配設して位置決めするようにしたキャパシタ。
  2. 金属ケースを封止する円環状の封口ゴムに、下端外周部に突出する円環状の壁部、上端内周部に突出する円環状の壁部の少なくとも一つを設けた請求項1に記載のキャパシタ。
  3. 端子板に設けられた電解液注入用の孔を塞ぐように結合された圧力調整弁が、外部と連通する孔を有した金属製のキャップ内にブチルゴム製のパッキンとシリコンゴム製の弁体を重ねて配設し、このキャップの開口部にリング状のワッシャを圧入することにより上記パッキンと弁体を圧縮状態で保持した弁ユニットと、上記端子板に設けられた電解液注入用の孔の上部に配設されたリング状の押さえゴムならびにガス透過性シートからなり、上記弁ユニットを上記端子板に結合することにより、上記押さえゴムを圧縮状態で保持するように構成された請求項1に記載のキャパシタ。
  4. 端子板に設けられた電解液注入用の孔を塞ぐように結合された圧力調整弁が、外部と連通する孔を有した金属製のキャップ内にブチルゴム製のパッキンとシリコンゴム製の弁体を重ねて配設し、このキャップの開口部にリング状のワッシャを圧入することにより上記パッキンと弁体を圧縮状態で保持した弁ユニットと、リング状のワッシャにガス透過性シートを接合して上記端子板に設けられた電解液注入用の孔の上部に配設されたフィルタホルダと、このフィルタホルダを覆うと共にガス透過性シートを押圧するように被せられた押さえゴムからなり、上記弁ユニットを端子板に結合することにより、上記押さえゴムを圧縮状態で保持するように構成された請求項1に記載のキャパシタ。
  5. 圧力調整弁の弁ユニットを構成するリング状のワッシャの上面周縁に円環状の壁部を設けた請求項3または4に記載のキャパシタ。
  6. 圧力調整弁の弁ユニットを構成する金属製のキャップの周面の少なくとも一部に、内面側に突出する切り起こし部を設けた請求項3または4に記載のキャパシタ。
  7. 圧力調整弁を構成するガス透過性シートとして、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)からなる多孔質フィルムを用いた請求項3または4に記載のキャパシタ。
  8. 金属ケースの内周面の少なくとも封口ゴムとの接触部に、変性ポリプロピレンからなる保護層を設けた請求項1に記載のキャパシタ。
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