JP5867376B2 - 密閉型電池 - Google Patents

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Description

本発明は、電池ケースの内圧が作動圧に達したときに電極体に流れる電流を遮断する電流遮断機構を備えた密閉型電池に関する。
近年、ハイブリッド自動車、電気自動車などの車両や、ノート型パソコン、ビデオカムコーダなどのポータブル電子機器の駆動用電源として、充放電可能な密閉型電池が用いられている。この密閉型電池として、過充電等によって電池ケースの内圧が上昇し、電池ケースの内圧が作動圧に達したときに、電極体に流れる電流を遮断する電流遮断機構を備える密閉型電池が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−38529号公報
特許文献1の電流遮断機構は、電極体に接続された集電端子部材と、この集電端子部材に電気的に接続され、電池ケースの内圧上昇によって集電端子部材から離れる方向に変形するダイヤフラム(変形部材)と、このダイヤフラムに固定されると共に外部端子とダイヤフラムとを電気的に接続する接続部材(カシメ部品)とを有している。ダイヤフラムは、電池ケースの内圧が作動圧に達したとき、自身の変形により集電端子部材から離間して、集電端子部材を通じた電極体との間の通電を遮断する。また、接続部材は、電池ケース内において封口蓋(封口板)の内面と対向する対向面を有する。
さらに、特許文献1の電流遮断機構は、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間に挟まれて、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間を封止する封止部材と、集電端子部材に固定された絶縁部材(内部上ガスケット及び内部下ガスケット)とを備えている。絶縁部材は、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間において封止部材の周囲に位置し、自身を厚み方向に貫通する貫通孔内に封止部材を配置した絶縁周囲部、を有する。なお、接続部材は、封止部材を介して封口蓋を押圧する形態で、封口蓋に対し固定されている。このため、接続部材に固定されているダイヤフラムも、封口蓋に対し固定されている。
ところで、上述のような電流遮断機構では、次のような事象が生じることがあった。具体的には、封止部材により、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間を確実に封止するために、例えば、絶縁周囲部の厚みを封止部材の厚みよりも薄くして、封口蓋の内面と接続部材の対向面とで封止部材を確実に挟んで密着させる形態とする場合がある。このような形態とした場合、絶縁周囲部を、封口蓋の内面と接続部材の対向面とで挟んで固定することができなくなる虞があった。このため、絶縁部材に固定されている集電端子部材も、固定することができなくなる虞があった。従って、ダイヤフラムは、電池ケースの封口蓋に対し固定されているが、ダイヤフラムに接続する集電端子部材は固定されていない形態となる虞があった。
このような形態では、ダイヤフラムに対する集電端子部材の位置(姿勢)が固定されず(電池ケース内で集電端子部材が動く虞があり)、その結果、ダイヤフラムと集電端子部材との接合部に応力がかかり、これにより、電流遮断機構の作動圧(ダイヤフラムが変形して集電端子部材から離間する電池内圧)にバラツキが生じる虞があった。また、ダイヤフラムと集電端子部材との接続位置が接合されていない場合は、ダイヤフラムと集電端子部材との接続位置を固定することができず、その結果、電流遮断機構の作動圧にバラツキが生じる虞があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであって、封止部材により、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間が確実に封止されると共に、絶縁部材(絶縁周囲部)が封口蓋と接続部材との間において確実に固定された密閉型電池を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、外部端子と、電極体と、電池ケースと、上記電池ケースの内圧が作動圧に達したときに上記電極体に流れる電流を遮断する電流遮断機構と、を備える密閉型電池において、上記電池ケースは、上記電極体を収容するケース本体、及び、このケース本体の開口を封止する封口蓋を有し、上記電流遮断機構は、上記電極体に接続された集電端子部材と、上記集電端子部材に接続され、上記電池ケースの内圧上昇によって上記集電端子部材から離れる方向に変形するダイヤフラムと、上記ダイヤフラムに固定されて、上記外部端子と上記ダイヤフラムとを電気的に接続する接続部材であって、上記封口蓋の内面と対向する対向面を有する接続部材と、上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間に挟まれて圧縮され、上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間を封止する封止部材と、上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間において上記封止部材の周囲に位置し、自身を厚み方向に貫通する貫通孔内に上記封止部材を配置した絶縁周囲部、を有する絶縁部材であって、上記集電端子部材に固定された絶縁部材と、を備え、上記絶縁周囲部の厚みは、上記封止部材の厚みよりも薄くされ、上記接続部材は、上記封止部材を介して上記封口蓋を押圧する形態で、上記封口蓋に対し固定されてなり、上記封止部材の外周面は、上記封口蓋の上記内面側から上記接続部材の上記対向面側に向かうにしたがって拡径する封止テーパ面を有し、上記絶縁周囲部の上記貫通孔を構成する内周面は、上記封口蓋の上記内面側から上記接続部材の上記対向面側に向かうにしたがって上記貫通孔が拡径する絶縁テーパ面を有し、上記封口蓋により、上記封止部材の少なくとも一部を上記接続部材の上記対向面側に押圧して圧縮することで、上記封止部材を径方向外側に拡大させると共に上記封止テーパ面を径方向外側に移動させ、当該封止テーパ面によって上記絶縁テーパ面を上記封口蓋側に押すことで上記絶縁周囲部を上記封口蓋の上記内面に押し付けて、上記絶縁部材を上記封口蓋に対し固定してなる密閉型電池である。
上述の密閉型電池では、接続部材が、封止部材を介して封口蓋を押圧する形態で、封口蓋に対し固定されている。このため、接続部材に固定されているダイヤフラムも、封口蓋に対し固定されている。
さらに、上述の密閉型電池では、封止部材が、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間に挟まれて圧縮され、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間を封止している。しかも、絶縁周囲部の厚みを、封止部材の厚みよりも薄くしている。これにより、封止部材を、封口蓋の内面と接続部材の対向面とに密着させて、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間を確実に封止することができる。
さらに、上述の密閉型電池では、封止部材の外周面が、封口蓋の内面側から接続部材の対向面側に向かうにしたがって拡径する封止テーパ面を有している。さらに、絶縁周囲部(絶縁部材のうち封止部材の周囲に位置する部位)の貫通孔を構成する内周面が、封口蓋の内面側から接続部材の対向面側に向かうにしたがって上記貫通孔が拡径する絶縁テーパ面を有している。さらに、上述の密閉型電池では、封口蓋により、封止部材の少なくとも一部を接続部材の対向面側に押圧して圧縮することで、封止部材を径方向外側に拡大させると共に封止テーパ面を径方向外側に移動させている。これにより、当該封止テーパ面によって絶縁テーパ面を封口蓋側に押して、絶縁周囲部を封口蓋の内面に押し付けている。このような形態とすることで、絶縁部材(絶縁周囲部)を封口蓋と接続部材との間において確実に固定することができる。
従って、上述の密閉型電池は、封止部材により、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間が確実に封止されると共に、絶縁部材(絶縁周囲部)が封口蓋と接続部材との間において確実に固定された密閉型電池となる。
このような密閉型電池では、ダイヤフラムに対する集電端子部材の位置(姿勢)が固定されるので(電池ケース内で集電端子部材が動く虞がないので)、ダイヤフラムと集電端子部材との接合部に応力がかかることで電流遮断機構の作動圧(ダイヤフラムが変形して集電端子部材から離間する電池内圧)にバラツキが生じる虞がない。また、ダイヤフラムと集電端子部材との接続位置が接合されていない場合でも、ダイヤフラムと集電端子部材との接続位置を固定することができるので、電流遮断機構の作動圧にバラツキが生じる虞がない。
さらに、上記の密閉型電池であって、前記封止部材のうち前記外周面を含む外周端部の一部が、前記絶縁周囲部と前記接続部材の前記対向面との間に介在する形態で、上記絶縁周囲部を前記封口蓋の前記内面に押し付けてなる密閉型電池とすると良い。
上述の密閉型電池では、より強固に、絶縁周囲部を封口蓋に押し付けることができるので、封口蓋と接続部材との間において絶縁部材(絶縁周囲部)をより確実に固定することができる。
さらに、上記いずれかの密閉型電池であって、前記封口蓋は、自身の前記内面から前記接続部材の前記対向面側に突出する突起部を有し、上記封口蓋の上記突起部により、前記封止部材の一部を上記接続部材の上記対向面側に押圧して圧縮することで、上記封止部材を径方向外側に拡大させると共に前記封止テーパ面を径方向外側に移動させ、当該封止テーパ面によって前記絶縁テーパ面を上記封口蓋側に押すことで前記絶縁周囲部を上記封口蓋の上記内面に押し付けて、前記絶縁部材を上記封口蓋に対し固定してなる密閉型電池とすると良い。
封口蓋に突起部を設け、この突起部により、封止部材の一部を接続部材の対向面側に押圧して圧縮する形態とすることで、封口蓋と接続部材の対向面との間をより確実に封止することができる。さらには、封止部材の一部を接続部材の対向面側に大きく圧縮することができるので、上記封止部材の封止テーパ面が径方向外側に大きく移動し(移動しようとし)、その結果、当該封止テーパ面によって前記絶縁テーパ面を上記封口蓋側に強く押すことができる。これにより、絶縁周囲部を封口蓋の内面に強く押し付けて、絶縁部材を封口蓋に対し強固に固定することができる。
本発明の他の態様は、外部端子と、電極体と、電池ケースと、上記電池ケースの内圧が作動圧に達したときに上記電極体に流れる電流を遮断する電流遮断機構と、を備える密閉型電池において、上記電池ケースは、上記電極体を収容するケース本体、及び、このケース本体の開口を封止する封口蓋を有し、上記電流遮断機構は、上記電極体に接続された集電端子部材と、上記集電端子部材に接続され、上記電池ケースの内圧上昇によって上記集電端子部材から離れる方向に変形するダイヤフラムと、上記ダイヤフラムに固定されて、上記外部端子と上記ダイヤフラムとを電気的に接続する接続部材であって、上記封口蓋の内面と対向する対向面を有する接続部材と、上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間に挟まれて、上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間を封止する封止部材と、上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間において上記封止部材の周囲に位置し、自身を厚み方向に貫通する貫通孔内に上記封止部材を配置した絶縁周囲部、を有する絶縁部材であって、上記集電端子部材に固定された絶縁部材と、を備え、上記絶縁周囲部の厚みは、上記封止部材の厚みよりも薄くされ、上記接続部材は、上記封止部材を介して上記封口蓋を押圧する形態で、上記封口蓋に対し固定されてなり、上記封止部材の外周面は、上記封口蓋の上記内面側から上記接続部材の上記対向面側に向かうにしたがって縮径する封止テーパ面を有し、上記絶縁周囲部の上記貫通孔を構成する内周面は、上記封口蓋の上記内面側から上記接続部材の上記対向面側に向かうにしたがって上記貫通孔が縮径する絶縁テーパ面を有し、上記封口蓋により、上記封止部材の少なくとも一部を上記接続部材の上記対向面側に押圧して圧縮することで、上記封止部材を径方向外側に拡大させると共に上記封止テーパ面を径方向外側に移動させ、当該封止テーパ面によって上記絶縁テーパ面を上記接続部材の上記対向面側に押すことで上記絶縁周囲部を上記接続部材の上記対向面に押し付けて、上記絶縁部材を上記接続部材に対し固定してなる密閉型電池である。
上述の密閉型電池では、接続部材が、封止部材を介して封口蓋を押圧する形態で、封口蓋に対し固定されている。このため、接続部材に固定されているダイヤフラムも、封口蓋に対し固定されている。
さらに、上述の密閉型電池では、封止部材が、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間に挟まれて圧縮され、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間を封止している。しかも、絶縁周囲部の厚みを、封止部材の厚みよりも薄くしている。これにより、封止部材を、封口蓋の内面と接続部材の対向面とに密着させて、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間を確実に封止することができる。
さらに、上述の密閉型電池では、封止部材の外周面が、封口蓋の内面側から接続部材の対向面側に向かうにしたがって縮径する封止テーパ面を有している。さらに、絶縁周囲部(絶縁部材のうち封止部材の周囲に位置する部位)の貫通孔を構成する内周面が、封口蓋の内面側から接続部材の対向面側に向かうにしたがって上記貫通孔が縮径する絶縁テーパ面を有している。さらに、上述の密閉型電池では、封口蓋により、封止部材の少なくとも一部を接続部材の対向面側に押圧して圧縮することで、封止部材を径方向外側に拡大させると共に封止テーパ面を径方向外側に移動させている。これにより、当該封止テーパ面によって絶縁テーパ面を接続部材側に押して、絶縁周囲部を接続部材の対向面に押し付けている。このような形態とすることで、絶縁部材(絶縁周囲部)を封口蓋と接続部材との間において確実に固定することができる。
従って、上述の密閉型電池は、封止部材により、封口蓋の内面と接続部材の対向面との間が確実に封止されると共に、絶縁部材(絶縁周囲部)が封口蓋と接続部材との間において確実に固定された密閉型電池となる。
さらに、上記の密閉型電池であって、前記封止部材のうち前記外周面を含む外周端部の一部が、前記絶縁周囲部と前記封口蓋の前記内面との間に介在する形態で、上記絶縁周囲部を前記接続部材の前記対向面に押し付けてなる密閉型電池とすると良い。
上述の密閉型電池では、より強固に、絶縁周囲部を接続部材に押し付けることができるので、封口蓋と接続部材との間において絶縁部材(絶縁周囲部)をより確実に固定することができる。
さらに、上記いずれかの密閉型電池であって、前記封口蓋は、自身の前記内面から前記接続部材の前記対向面側に突出する突起部を有し、上記封口蓋の上記突起部により、前記封止部材の一部を上記接続部材の上記対向面側に押圧して圧縮することで、上記封止部材を径方向外側に拡大させると共に前記封止テーパ面を径方向外側に移動させ、当該封止テーパ面によって前記絶縁テーパ面を上記接続部材の上記対向面側に押すことで前記絶縁周囲部を上記接続部材の上記対向面に押し付けて、前記絶縁部材を上記接続部材に対し固定してなる密閉型電池とすると良い。
封口蓋に突起部を設け、この突起部により、封止部材の一部を接続部材の対向面側に押圧して圧縮する形態とすることで、封口蓋と接続部材の対向面との間をより確実に封止することができる。さらには、封止部材の一部を接続部材の対向面側に大きく圧縮することができるので、上記封止部材の封止テーパ面が径方向外側に大きく移動し(移動しようとし)、その結果、当該封止テーパ面によって前記絶縁テーパ面を接続部材の対向面側に強く押すことができる。これにより、絶縁周囲部を接続部材の対向面に強く押し付けて、絶縁部材を接続部材に対し強固に固定することができる。
さらに、上記いずれかの密閉型電池であって、前記封口蓋の前記内面に対する前記封止テーパ面及び前記絶縁テーパ面の傾斜角度は、いずれも45°である密閉型電池とすると良い。
封止テーパ面及び前記絶縁テーパ面の傾斜角度を等しく45°とすることで、より適切に、封止テーパ面によって絶縁テーパ面を封口蓋側(または接続部材側)に押して、絶縁周囲部を封口蓋の内面(または接続部材の対向面)に押し付けることができる。これにより、封口蓋と接続部材との間において絶縁部材(絶縁周囲部)をより確実に固定することができる。
実施例1,2にかかる密閉型電池の斜視図である。 実施例1の電流遮断機構の構成部品及びその周辺部材の分解斜視図である。 図2に示す部品群を組み立てた状態の斜視図である。 同電池の正極板の斜視図である。 同電池の負極板の斜視図である。 同電池の電流遮断機構及びその周辺部材の断面図である。 図6のB部拡大図である。 電流遮断機構の作用を説明する図である。 実施例2にかかる電流遮断機構の部分拡大図である。
(実施例1)
次に、本発明を具体化した実施例1について、図面を参照しつつ説明する。本実施例1は、図1に示す密閉型電池1に本発明を適用したものである。
本実施例1の密閉型電池1は、電極体3と、この電極体3を収容する電池ケース2とを備える。なお、電極体3には、電解液(図示省略)が含浸している。
電池ケース2は、ケース本体4と、ケース本体4の開口を封止する封口蓋5とを有する(図1参照)。ケース本体4は、金属からなり、矩形箱形状をなしている。封口蓋5は、金属からなり、矩形板状をなしている。この封口蓋5は、ケース本体4の開口を閉塞して、このケース本体4に全周溶接されている。
電極体3は、帯状の正極板20と負極板30とが、帯状のセパレータ(図示しない)を間に介在させて、扁平形状に捲回された捲回型の電極体である(図1参照)。正極板20は、図4に示すように、帯状の正極集電箔28と、この正極集電箔28の両面に形成した正極活物質層21,21とを有する。正極活物質層21は、正極活物質を含む層で、正極集電箔28の長手方向DAに延びる一方長辺に沿って配置されている。
正極板20のうち、正極活物質層21が塗工されている部位を、正極活物質層塗工部20bという(図4参照)。一方、正極活物質層21を有することなく、正極集電箔28のみからなる部位を、正極活物質層未塗工部20cという。正極活物質層未塗工部20cは、正極板20の他方長辺に沿って、正極板20の長手方向DAに帯状に延びている。この正極活物質層未塗工部20cは、捲回されて渦巻き状をなし、電極体3の軸線方向一方端部(図1において左端部)に位置している。
負極板30は、図5に示すように、帯状の負極集電箔38と、この負極集電箔38の両主面上に形成した負極活物質層31,31とを有する。負極活物質層31は、負極活物質を含む層で、負極集電箔38の長手方向DAに延びる一方長辺に沿って配置されている。
負極板30のうち、負極活物質層31が塗工されている部位を、負極活物質層塗工部30bという(図5参照)。一方、負極活物質層31を有することなく、負極集電箔38のみからなる部位を、負極活物質層未塗工部30cという。負極活物質層未塗工部30cは、負極板30の他方長辺に沿って、負極板30の長手方向DAに帯状に延びている。この負極活物質層未塗工部30cは、捲回されて渦巻き状をなし、電極体3の軸線方向他方端部(図1において右端部)に位置している。
電極体3のうち正極板20の正極活物質層未塗工部20cには、正極端子構造体60が溶接されることによって電気的に接続している(図6参照)。この正極端子構造体60は、正極外部端子6及びこれに接続された電流遮断機構80を有している。また、負極板30の負極活物質層未塗工部30cには、負極端子構造体70が溶接されることによって電気的に接続している。この負極端子構造体70は、負極外部端子7及びこれに接続された負極集電端子部材(図示なし)を有している。
電流遮断機構80は、電池ケース2の内圧が作動圧に達した場合に、電極体3に流れる電流を遮断する機構である。なお、電流遮断機構80については、後に詳しく説明する。
図2は、電流遮断機構80の構成部品及びその周辺部材の分解斜視図である。図2に示される部品は、図中上から、正極外部端子6、ボルト8、外部ガスケット9、封口蓋5、第1絶縁部材11、封止部材10、接続部材13、ダイヤフラム14、第2絶縁部材15、及び正極集電端子部材16である。このうち、電池1における充放電の電流経路となる金属製の導電性部品は、正極外部端子6、ボルト8、接続部材13、ダイヤフラム14、及び正極集電端子部材16である。
正極外部端子6は、平板状の部材をクランク状に成形したものであって、下段部61と中間部62と上段部63とを有している。下段部61には貫通孔64が形成され、上段部63には貫通孔65が形成されている。ボルト8は、軸部81とヘッド部82とを有している。
ダイヤフラム14は、矩形平板状の部材であり、その中央には円形の段状部141が形成されている。段状部141は、下向きに凸状をなしている(図6参照)。このダイヤフラム14は、段状部141において正極集電端子部材16に接続(接合)され、後述するように、電池ケース2の内圧上昇によって正極集電端子部材16から離れる方向に変形する。
接続部材13は、基台部131と、円筒部132とを有している。円筒部132は、基台部131の上面(封口蓋5の内面5bと対向する対向面131b)の中央に突出して設けられており、その中心には貫通孔133が形成されている。基台部131は、下方側が開放された矩形箱状をなしており、その下端にはフランジ部134が設けられている。この接続部材13は、ダイヤフラム14に固定(フランジ部134がダイヤフラム14の外周縁142に接合)されて、正極外部端子6とダイヤフラム14とを電気的に接続する。また、この接続部材13(基台部131)は、電池ケース2内において封口蓋5の内面5bと対向する対向面131bを有する。
正極集電端子部材16は、矩形平板状の集電接触部162と、この集電接触部162から下方に延びる細長屈曲形状の集電接続部161とを有している。集電接続部161は、電極体3のうち正極板20の正極活物質層未塗工部20cに接続(接合)される部位である。集電接触部162は、ダイヤフラム14の段状部141に接触(接合)する部位である。この集電接触部162は、その中央部に、円環状の薄肉部165を有している(図6参照)。この薄肉部165の中央には、貫通孔166が形成されている(図2参照)。また、薄肉部165のうち径方向外側の位置には、リング状の切り欠き部167が形成されている(図6参照)。
外部ガスケット9は、ブロック部91と平板部92とを有している。ブロック部91には有底穴93が形成され、平板部92には貫通孔94が形成されている。
封止部材10は、その中心に貫通孔101が形成された、平板リング状の部材である。この封止部材10は、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間に挟まれて圧縮され、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間を封止する(図6参照)。なお、封止部材10の外周面は、封口蓋5の内面5b側から接続部材13の対向面131b側(図2において上方から下方)に向かうにしたがって拡径する封止テーパ面103となっている。封止テーパ面103の傾斜角度は、45°である。
第1絶縁部材11は、平板状の絶縁周囲部114と、この絶縁周囲部114の四辺から下向きに延びる側壁部112とを有している。絶縁周囲部114の中央には、自身を厚み方向に貫通する貫通孔111が形成されている。貫通孔111の大きさは、封止部材10の外径より僅かに大きい。絶縁周囲部114は、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間において封止部材10の周囲に位置し、貫通孔111内に封止部材10が配置される。また、4つの側壁部112のうち2つの側壁部112(図2において正面側に位置する側壁部112とその反対側に位置する側壁部112)には、爪状の突起部113が形成されている。
なお、本実施例1では、絶縁周囲部114の厚みは、封止部材10の厚みよりも薄くされている。また、絶縁周囲部114の貫通孔111を構成する内周面は、封口蓋5の内面5b側から接続部材13の対向面131b側(図6において上方から下方)に向かうにしたがって貫通孔111が拡径する絶縁テーパ面115となっている(図6参照)。絶縁テーパ面115の傾斜角度は、封止テーパ面103と等しく45°である。
なお、図6は、図1の電池1の厚さ方向の中央部の断面を、図1中矢印Aの向きに見た拡大断面図に相当する。
第2絶縁部材15は、扁平な箱状の基部151と、その長辺から上方に延びる形態の2つの壁部152とを有している。基部151には、長辺同士を結ぶ方向に延びる矩形の貫通孔153が形成されている。壁部152には、貫通孔156が形成されている。この貫通孔156には、第1絶縁部材11の突起部113が係合する。
封口蓋5は、前述のように電池ケース2の一部をなすものである。この封口蓋5には、貫通孔51が形成されている。なお、封口蓋5は、図6に示すように、内面5bから接続部材13の対向面131b側(図6において下方)に突出する円環状の突起部53を有している。この突起部53は、貫通孔51の周囲に形成されている。
外部ガスケット9、封止部材10、第1絶縁部材11、及び第2絶縁部材15は、いずれも、電気絶縁性の樹脂により形成されている。なお、封止部材10は、第1絶縁部材11よりも柔軟な(弾性変形しやすい)樹脂により形成されている。具体的には、本実施例1では、封止部材10は、PFA樹脂(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)により形成されている。また、第1絶縁部材11は、PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド)により形成されている。
図3は、図2に示す部品群を組み立てた状態の斜視図である。図3の状態では、封口蓋5と外部ガスケット9とが重ね合わせられており、封口蓋5の貫通孔51の直上に外部ガスケット9の貫通孔94が配置されている(図2、図3、図6参照)。さらに、外部ガスケット9の有底穴93に、ボルト8のヘッド部82が挿入されており、軸部81が上を向いている。さらに、正極外部端子6が、外部ガスケット9の上に配置されている。正極外部端子6は、貫通孔64が外部ガスケット9の貫通孔94に重なり、貫通孔65が有底穴93の上に位置するように配置されている。このためボルト8の軸部81は、貫通孔65を通して上方へ突出している。
さらに、接続部材13の円筒部132が、封口蓋5の内面5b側から挿入されている。具体的には、円筒部132は、封止部材10の貫通孔101、第1絶縁部材11の貫通孔111、封口蓋5の貫通孔51、外部ガスケット9の貫通孔94、および正極外部端子6の貫通孔64を貫通して、上方に突出している(図2、図3、図6参照)。このとき、封止部材10は、第1絶縁部材11の貫通孔111の内側に配置される。さらに、円筒部132の突出部分が半径方向外側に押し広げられることで、円筒部132は、正極外部端子6にカシメ付けられている。これにより、接続部材13、封止部材10、第1絶縁部材11、封口蓋5、外部ガスケット9、正極外部端子6、及びボルト8は、互いに固定される。
詳細には、図6に示すように、接続部材13は、封止部材10を介して封口蓋5を押圧する形態で、封口蓋5に対し固定されている。また、封止部材10は、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間に挟まれて圧縮され、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間を封止している。しかも、本実施例1では、第1絶縁部材11の絶縁周囲部114の厚みを、封止部材10の厚みよりも薄くしている。これにより、封止部材10を、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとに密着させて、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間を確実に封止することができる。
ところで、本実施例1では、封止部材10の外周面は、封口蓋5の内面5b側から接続部材13の対向面131b側(図6において上方から下方)に向かうにしたがって拡径する封止テーパ面103となっている。さらに、絶縁周囲部114の貫通孔111を構成する内周面は、封口蓋5の内面5b側から接続部材13の対向面131b側(図6において上方から下方)に向かうにしたがって貫通孔111が拡径する絶縁テーパ面115となっている(図6参照)。封口蓋5の内面5bに対する封止テーパ面103及び絶縁テーパ面115の傾斜角度は、等しく45°である。
このため、前述のように、接続部材13の円筒部132を加締めると、図7に矢印で示すように、封口蓋5の突起部53により、封止部材10の一部(貫通孔101に近い円環状の部位)を接続部材13の対向面131b側(図7において下側)に押圧して圧縮することで、封止部材10を径方向外側(図7の断面では左側)に拡大(拡径)させると共に封止テーパ面103を径方向外側に移動させることができる。これにより、図7に矢印で示すように、封止テーパ面103によって絶縁テーパ面115を封口蓋5側(図7において上側)に押すことができ、その結果、絶縁周囲部114を封口蓋5の内面5bに押し付けることができる。これにより、第1絶縁部材11を、封口蓋5に対し確実に固定することができる。なお、図7は、図6のB部拡大図である。
従って、本実施例1の密閉型電池1は、封止部材10により、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間が確実に封止されると共に、第1絶縁部材11(絶縁周囲部114)が封口蓋5と接続部材13との間において確実に固定された密閉型電池となる。
しかも、図7に示すように、封止部材10のうち外周面(封止テーパ面103)を含む外周端部105の一部が、絶縁周囲部114と接続部材13の対向面131bとの間に介在する(挿入された)形態で、絶縁周囲部114を封口蓋5の内面5bに押し付けている。これにより、より強固に、絶縁周囲部114を封口蓋5に押し付けることができるので、封口蓋5と接続部材13との間において、第1絶縁部材11(絶縁周囲部114)をより確実に固定することができる。
また、図6に示すように、外部ガスケット9の貫通孔94の縁辺部には、下向きに袖部95が設けられている。袖部95は、封口蓋5の貫通孔51の中に入り込んでいる。これにより、接続部材13の円筒部132と封口蓋5とを確実に絶縁させている。
また、図6に示すように、接続部材13のフランジ部134が、ダイヤフラム14の外周縁142に気密に接合(全周溶接)されることで、接続部材13がダイヤフラム14に固定されている。接続部材13とダイヤフラム14との間には、空間17が形成されている。
また、第2絶縁部材15は、その基部151と壁部152とで、接続部材13の基台部131を下から覆うように配置されている(図3参照)。より具体的には、第2絶縁部材15の壁部152,152の間に第1絶縁部材11が配置される形態で、第2絶縁部材15の貫通孔156に、第1絶縁部材11の突起部113が係合することで、第1絶縁部材11と第2絶縁部材15とが一体に固定された絶縁部材90を形成している。
さらに、第2絶縁部材15の貫通孔153内には、正極集電端子部材16の集電接触部162が差し込まれている(図3参照)。これにより、正極集電端子部材16が絶縁部材90(第2絶縁部材15)に固定されている。
なお、本実施例1の絶縁部材90が、特許請求の範囲に記載の「絶縁部材」に相当する。
第2絶縁部材15の基部151には、貫通孔154、155が形成されている。上面の貫通孔154を通じて、ダイヤフラム14の段状部141と正極集電端子部材16の集電接触部162の薄肉部165とが接触している。また、下面の貫通孔155を通じて、両者は接合(溶接)されている。
なお、接続部材13とダイヤフラム14との間の空間17は、接続部材13の円筒部132の貫通孔133を通じて、電池ケース2の外部と連通しているため、この空間17の気圧は大気圧になっている(図6参照)。一方、ダイヤフラム14と集電接触部162と基部151との間の空間18は、電池ケース2の外部と連通することなく、電池ケース2の内部空間(電極体3が配置されている空間)と連通している(通気可能となっている)。このため、電池ケース2の内圧が上昇すると、空間18内の圧力も上昇するので、ダイヤフラム14に対し、これを上方に押し上げる力がかかることになる。さらに、ダイヤフラム14の段状部141の下面の中央部は、薄肉部165の貫通孔166を通じて電池ケース2の内部空間に面しているので、電池ケース2の内圧が上昇すると、ダイヤフラム14の段状部141に対し、上方に押し上げる力がかかることになる。
また、本実施例1にかかる密閉型電池1では、正極集電端子部材16、ダイヤフラム14、接続部材13、封止部材10、絶縁部材90(第1絶縁部材11及び第2絶縁部材15)により、電流遮断機構80が構成されている(図6参照)。この電流遮断機構80は、電池ケース2の内圧が作動圧に達したときに、電極体3に流れる電流を遮断する。電流遮断機構80の動作については、後に詳しく説明する。
以上説明したように、本実施例1の密閉型電池1では、接続部材13が、封止部材10を介して封口蓋5を押圧する形態で、封口蓋5に対し固定されている。このため、接続部材13に固定されているダイヤフラム14も、封口蓋5に対し固定されている。また、封止部材10の封止テーパ面103によって、絶縁部材90(第1絶縁部材11)の絶縁テーパ面115を封口蓋5側に押すことで、絶縁周囲部114を封口蓋5の内面5bに押し付けている。これにより、正極集電端子部材16に固定されている絶縁部材90を、封口蓋5に対し確実に固定することができる。
このような密閉型電池1では、ダイヤフラム14に対する正極集電端子部材16の位置(姿勢)が固定されるので(電池ケース2内で正極集電端子部材16が動かなくなる)、ダイヤフラム14と正極集電端子部材16との接合部Wに応力がかかることで電流遮断機構80の作動圧(ダイヤフラム14が変形して正極集電端子部材16から離間する電池内圧)にバラツキが生じる虞がない。
なお、本実施例1では、ダイヤフラム14と正極集電端子部材16とを接合する形態としているが、接合しない(接触させるだけ)形態としても良い。このような場合でも、上述のように各部材を固定することで、ダイヤフラム14と正極集電端子部材16との接触位置(接続位置)を固定することができるので、電流遮断機構の作動圧にバラツキが生じる虞がない。
次に、電流遮断機構80の動作について説明する。具体的には、例えば、密閉型電池1の過充電により、電池ケース2の内圧が上昇して作動圧(例えば、750kPa)に達したとき、以下のようにして電極体3に流れる電流を遮断する。
電池ケース2の内圧が上昇すると、空間18内の圧力も上昇するので、ダイヤフラム14に対し、これを上方に押し上げようとする力がかかる。さらに、薄肉部165の貫通孔166を通じて、ダイヤフラム14の段状部141に対し、上方に押し上げようとする力がかかる。そして、電池ケース2の内圧上昇に伴って、空間17との気圧差により、ダイヤフラム14が、正極集電端子部材16から離れる方向(図6において上方)に変形する。このとき、ダイヤフラム14の段状部141に接合されている正極集電端子部材16の薄肉部165も、ダイヤフラム14の段状部141と共に変形する。
そして、電池ケース2の内圧が所定の作動圧に達すると、図8に示すように、薄肉部165が切り欠き部167の位置で破断し、ダイヤフラム14と正極集電端子部材16とが切り離される。これにより、ダイヤフラム14と電極体3との間の通電が遮断される。詳細には、(正極外部端子6)→(接続部材13)→(ダイヤフラム14)→(正極集電端子部材16)の経路で電極体3に流れる電流が遮断される。これにより、密閉型電池1の充電(過充電)が停止する。
次に、密閉型電池1の製造方法について説明する。
まず、公知の手法により、正極板20及び負極板30をそれぞれ作製する(図4、図5参照)。そして、これら正極板20と負極板30との間にセパレータ(図示しない)を介在させ、これらを捲回して扁平捲回型の電極体3とする(図1参照)。
また、封止部材10の貫通孔101及び第1絶縁部材11の貫通孔111内に、接続部材13の円筒部132を挿通させて、接続部材13の基台部131の対向面131b上に、封止部材10及び第1絶縁部材11の絶縁周囲部114を配置する(図2、図6参照)。このとき、第1絶縁部材11の貫通孔111の内側に封止部材10が配置される。
また、封口蓋5の外面5c上に、外部ガスケット9を配置する。このとき、封口蓋5の貫通孔51と外部ガスケット9の貫通孔94とを重ね合わせ、貫通孔51内に外部ガスケット9の袖部95を挿入すると共に、ブロック部91が貫通孔51よりも封口蓋5における幅方向の内側に位置するようにする。さらに、ボルト8をブロック部91の有底穴93内に配置した後、外部ガスケット9上に正極外部端子6を配置する。このとき、正極外部端子6の貫通孔65内にボルト8の軸部81を挿通させつつ、貫通孔94に貫通孔64を重ね合わせるようにする。
次に、封止部材10及び第1絶縁部材11を装着した接続部材13の円筒部132を、封口蓋5の下方から貫通孔51を挿通させる。これにより、円筒部132が、封口蓋5と外部ガスケット9と正極外部端子6とを貫通した状態となる。その後、円筒部132を加締めることで、ここまでに組み付けた各部品を互いに固定すると共に、接続部材13と正極外部端子6とを導通させる。
このとき、図7に矢印で示すように、封口蓋5の突起部53により、封止部材10の一部(貫通孔101に近い円環状の部位)を接続部材13の対向面131b側(図7において下側)に押圧して圧縮することで、封止部材10を径方向外側(図7の断面では左側)に拡大させると共に封止テーパ面103を径方向外側に移動させることができる。これにより、図7に矢印で示すように、封止テーパ面103によって絶縁テーパ面115を封口蓋5側(図7において上側)に押すことができ、その結果、絶縁周囲部114を封口蓋5の内面5bに押し付けることができる。これにより、第1絶縁部材11を、封口蓋5に固定することができる。
次いで、接続部材13のフランジ部134に、ダイヤフラム14の外周縁142を接合(全周溶接)する。
また、第2絶縁部材15に正極集電端子部材16を取り付ける。具体的には、第2絶縁部材15の基部151の貫通孔153に、正極集電端子部材16の集電接触部162を差し込む。その後、正極集電端子部材16が取り付けられた第2絶縁部材15を、第1絶縁部材11に固定する。具体的には、第2絶縁部材15の2つの壁部152の間に、第1絶縁部材11を挟むように配置しつつ、第2絶縁部材15の壁部152に設けられている貫通孔156に、第1絶縁部材11の突起部113を係合させる。これにより、第1絶縁部材11と第2絶縁部材15とが一体に固定されて絶縁部材90が形成されると共に、正極集電端子部材16が絶縁部材90に固定される。さらには、第2絶縁部材15の貫通孔154を通じて、ダイヤフラム14の段状部141と正極集電端子部材16の薄肉部165とが接触した状態となる(図6参照)。
また、負極外部端子7を含む負極端子構造体70を、封口蓋5に取り付ける。
次いで、電極体3の正極活物質層未塗工部20cに、正極集電端子部材16の集電接続部161を溶接する。さらに、電極体3の負極活物質層未塗工部30cに、負極端子構造体70の負極集電端子部材(図示なし)を溶接する。
次に、電極体3を電池ケース2内に収容する。具体的には、封口蓋5、正極端子構造体60、及び、負極端子構造体70が一体になった電極体3を、ケース本体4内に挿入する。そして、封口蓋5でケース本体4の開口を塞いだ状態で、レーザ溶接により、ケース本体4と封口蓋5とを全周溶接する。これにより、内部に電極体3を収容した電池ケース2が完成する。続いて、電池ケース2(封口蓋5)の注液孔(図示なし)を通じて、電解液50を電池ケース2内に注入し、電池ケース2内の電極体3に含浸させる。その後、注液孔(図示なし)を封止することで、本実施例1にかかる密閉型電池1が完成する(図1参照)。
(実施例2)
次に、実施例2にかかる密閉型電池201について説明する。
実施例2の密閉型電池201は、実施例1の密閉型電池1と比較して、封止部材と絶縁部材(第1絶縁部材)の形態のみが異なり、その他については同様である。従って、ここでは、実施例1と異なる点を説明し、同様な点については説明を省略する。
実施例1の封止部材10は、その外周面を、封口蓋5の内面5b側から接続部材13の対向面131b側(図2において上方から下方)に向かうにしたがって拡径する封止テーパ面103とした(図2、図6参照)。これに対し、本実施例2の封止部材210は、その外周面を、封口蓋5の内面5b側から接続部材13の対向面131b側(図9において上方から下方)に向かうにしたがって縮径する封止テーパ面213としている(図9参照)。なお、図9は、実施例2にかかる電流遮断機構の部分拡大図であり、図6のB部拡大図に対応する図である。
また、実施例1の第1絶縁部材11は、絶縁周囲部114の貫通孔111を構成する内周面を、封口蓋5の内面5b側から接続部材13の対向面131b側(図6において上方から下方)に向かうにしたがって貫通孔111が拡径する絶縁テーパ面115とした(図6参照)。これに対し、本実施例2の第1絶縁部材220は、絶縁周囲部224の貫通孔221を構成する内周面を、封口蓋5の内面5b側から接続部材13の対向面131b側に向かうにしたがって貫通孔221が縮径する絶縁テーパ面225としている(図9参照)。
従って、本実施例2では、接続部材13の円筒部132を加締めると、図9に矢印で示すように、封口蓋5の突起部53により、封止部材210の一部(貫通孔211に近い円環状の部位)を接続部材13の対向面131b側(図9において下側)に押圧して圧縮することで、封止部材210を径方向外側(図9の断面では左側)に拡大(拡径)させると共に封止テーパ面213を径方向外側に移動させることができる。これにより、図9に矢印で示すように、封止テーパ面213によって絶縁テーパ面225を接続部材13の対向面131b側(図9において下側)に押すことができ、その結果、絶縁周囲部224を接続部材13の対向面131bに押し付けることができる。これにより、第1絶縁部材220を、接続部材13に対し確実に固定することができる。
また、封止部材210は、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間に挟まれて圧縮され、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間を封止している。しかも、本実施例2でも、実施例1と同様に、第1絶縁部材220の絶縁周囲部224の厚みを、封止部材210の厚みよりも薄くしている。これにより、封止部材210を、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとに密着させて、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間を確実に封止することができる。
従って、本実施例2の密閉型電池201は、封止部材210により、封口蓋5の内面5bと接続部材13の対向面131bとの間が確実に封止されると共に、第1絶縁部材220(絶縁周囲部224)が封口蓋5と接続部材13との間において確実に固定された密閉型電池となる。
しかも、図9に示すように、封止部材210のうち外周面(封止テーパ面213)を含む外周端部215の一部が、絶縁周囲部224と封口蓋5の内面5bとの間に介在する(挿入された)形態で、絶縁周囲部224を接続部材13の対向面131bに押し付けている。これにより、より強固に、絶縁周囲部224を接続部材13の対向面131bに押し付けることができるので、封口蓋5と接続部材13との間において、第1絶縁部材220(絶縁周囲部224)をより確実に固定することができる。
このような密閉型電池201でも、実施例1の密閉型電池1と同様に、ダイヤフラム14に対する正極集電端子部材16の位置(姿勢)が固定されるので(電池ケース2内で正極集電端子部材16が動かなくなる)、ダイヤフラム14と正極集電端子部材16との接合部Wに応力がかかることで電流遮断機構の作動圧(ダイヤフラム14が変形して正極集電端子部材16から離間する電池内圧)にバラツキが生じる虞がない。
なお、本実施例2では、ダイヤフラム14と正極集電端子部材16とを接合する形態としているが、接合しない(接触させるだけ)形態としても良い。このような場合でも、上述のように各部材を固定することで、ダイヤフラム14と正極集電端子部材16との接触位置(接続位置)を固定することができるので、電流遮断機構の作動圧にバラツキが生じる虞がない。
以上において、本発明を実施例1,2に即して説明したが、本発明は上記実施例1,2に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施例1,2では、電流遮断機構を正極外部端子6側に設けたが、負極外部端子7側に設けるようにしても良い。また、両外部端子側に設けるようにしても良い。
また、実施例1,2では、第1絶縁部材11と第2絶縁部材15との2部材により絶縁部材90を形成したが、1部材により絶縁部材を形成するようにしても良い。
1,201 密閉型電池
2 電池ケース
3 電極体
4 ケース本体
5 封口蓋
5b 内面
53 突起部
6 正極外部端子
10,210 封止部材
103,213 封止テーパ面
105,215 外周端部
11,220 第1絶縁部材
111,221 貫通孔
114 絶縁周囲部
115,225 絶縁テーパ面
13 接続部材
131b 対向面
14 ダイヤフラム
15 第2絶縁部材
16 正極集電端子部材
20 正極板
30 負極板
80 電流遮断機構
90 絶縁部材

Claims (7)

  1. 外部端子と、電極体と、電池ケースと、上記電池ケースの内圧が作動圧に達したときに上記電極体に流れる電流を遮断する電流遮断機構と、を備える密閉型電池において、
    上記電池ケースは、上記電極体を収容するケース本体、及び、このケース本体の開口を封止する封口蓋を有し、
    上記電流遮断機構は、
    上記電極体に接続された集電端子部材と、
    上記集電端子部材に接続され、上記電池ケースの内圧上昇によって上記集電端子部材から離れる方向に変形するダイヤフラムと、
    上記ダイヤフラムに固定されて、上記外部端子と上記ダイヤフラムとを電気的に接続する接続部材であって、上記封口蓋の内面と対向する対向面を有する接続部材と、
    上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間に挟まれて圧縮され、上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間を封止する封止部材と、
    上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間において上記封止部材の周囲に位置し、自身を厚み方向に貫通する貫通孔内に上記封止部材を配置した絶縁周囲部、を有する絶縁部材であって、上記集電端子部材に固定された絶縁部材と、を備え、
    上記絶縁周囲部の厚みは、上記封止部材の厚みよりも薄くされ、
    上記接続部材は、上記封止部材を介して上記封口蓋を押圧する形態で、上記封口蓋に対し固定されてなり、
    上記封止部材の外周面は、上記封口蓋の上記内面側から上記接続部材の上記対向面側に向かうにしたがって拡径する封止テーパ面を有し、
    上記絶縁周囲部の上記貫通孔を構成する内周面は、上記封口蓋の上記内面側から上記接続部材の上記対向面側に向かうにしたがって上記貫通孔が拡径する絶縁テーパ面を有し、
    上記封口蓋により、上記封止部材の少なくとも一部を上記接続部材の上記対向面側に押圧して圧縮することで、上記封止部材を径方向外側に拡大させると共に上記封止テーパ面を径方向外側に移動させ、当該封止テーパ面によって上記絶縁テーパ面を上記封口蓋側に押すことで上記絶縁周囲部を上記封口蓋の上記内面に押し付けて、上記絶縁部材を上記封口蓋に対し固定してなる
    密閉型電池。
  2. 請求項1に記載の密閉型電池であって、
    前記封止部材のうち前記外周面を含む外周端部の一部が、前記絶縁周囲部と前記接続部材の前記対向面との間に介在する形態で、上記絶縁周囲部を前記封口蓋の前記内面に押し付けてなる
    密閉型電池。
  3. 請求項1または請求項2に記載の密閉型電池であって、
    前記封口蓋は、自身の前記内面から前記接続部材の前記対向面側に突出する突起部を有し、
    上記封口蓋の上記突起部により、前記封止部材の一部を上記接続部材の上記対向面側に押圧して圧縮することで、上記封止部材を径方向外側に拡大させると共に前記封止テーパ面を径方向外側に移動させ、当該封止テーパ面によって前記絶縁テーパ面を上記封口蓋側に押すことで前記絶縁周囲部を上記封口蓋の上記内面に押し付けて、前記絶縁部材を上記封口蓋に対し固定してなる
    密閉型電池。
  4. 外部端子と、電極体と、電池ケースと、上記電池ケースの内圧が作動圧に達したときに上記電極体に流れる電流を遮断する電流遮断機構と、を備える密閉型電池において、
    上記電池ケースは、上記電極体を収容するケース本体、及び、このケース本体の開口を封止する封口蓋を有し、
    上記電流遮断機構は、
    上記電極体に接続された集電端子部材と、
    上記集電端子部材に接続され、上記電池ケースの内圧上昇によって上記集電端子部材から離れる方向に変形するダイヤフラムと、
    上記ダイヤフラムに固定されて、上記外部端子と上記ダイヤフラムとを電気的に接続する接続部材であって、上記封口蓋の内面と対向する対向面を有する接続部材と、
    上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間に挟まれて、上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間を封止する封止部材と、
    上記封口蓋の上記内面と上記接続部材の上記対向面との間において上記封止部材の周囲に位置し、自身を厚み方向に貫通する貫通孔内に上記封止部材を配置した絶縁周囲部、を有する絶縁部材であって、上記集電端子部材に固定された絶縁部材と、を備え、
    上記絶縁周囲部の厚みは、上記封止部材の厚みよりも薄くされ、
    上記接続部材は、上記封止部材を介して上記封口蓋を押圧する形態で、上記封口蓋に対し固定されてなり、
    上記封止部材の外周面は、上記封口蓋の上記内面側から上記接続部材の上記対向面側に向かうにしたがって縮径する封止テーパ面を有し、
    上記絶縁周囲部の上記貫通孔を構成する内周面は、上記封口蓋の上記内面側から上記接続部材の上記対向面側に向かうにしたがって上記貫通孔が縮径する絶縁テーパ面を有し、
    上記封口蓋により、上記封止部材の少なくとも一部を上記接続部材の上記対向面側に押圧して圧縮することで、上記封止部材を径方向外側に拡大させると共に上記封止テーパ面を径方向外側に移動させ、当該封止テーパ面によって上記絶縁テーパ面を上記接続部材の上記対向面側に押すことで上記絶縁周囲部を上記接続部材の上記対向面に押し付けて、上記絶縁部材を上記接続部材に対し固定してなる
    密閉型電池。
  5. 請求項4に記載の密閉型電池であって、
    前記封止部材のうち前記外周面を含む外周端部の一部が、前記絶縁周囲部と前記封口蓋の前記内面との間に介在する形態で、上記絶縁周囲部を前記接続部材の前記対向面に押し付けてなる
    密閉型電池。
  6. 請求項4または請求項5に記載の密閉型電池であって、
    前記封口蓋は、自身の前記内面から前記接続部材の前記対向面側に突出する突起部を有し、
    上記封口蓋の上記突起部により、前記封止部材の一部を上記接続部材の上記対向面側に押圧して圧縮することで、上記封止部材を径方向外側に拡大させると共に前記封止テーパ面を径方向外側に移動させ、当該封止テーパ面によって前記絶縁テーパ面を上記接続部材の上記対向面側に押すことで前記絶縁周囲部を上記接続部材の上記対向面に押し付けて、前記絶縁部材を上記接続部材に対し固定してなる
    密閉型電池。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の密閉型電池であって、
    前記封口蓋の前記内面に対する前記封止テーパ面及び前記絶縁テーパ面の傾斜角度は、いずれも45°である
    密閉型電池。
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