JP2009192430A - 物体種別判定装置、物体種別判定方法、及び物体種別判定用プログラム - Google Patents

物体種別判定装置、物体種別判定方法、及び物体種別判定用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】レーダによる検出結果に基づいて、車両等の物体の種別を適切に判定することができる物体種別判定装置、方法、及び物体種別判定用プログラムを提供する。
【解決手段】物体種別判定装置は、レーダ20により複数の方位角に電磁波を照射し、それぞれの方位角における物体の検出点を取得する検出点取得手段11と、取得された複数の検出点のうち、同一の物体についての検出点であると想定される検出点をグループ化して、点列データとして抽出する点列データ抽出手段12と、抽出された点列データが、方位角が増加又は減少するに従って、検出点のレーダ20からの距離が直線的に減少する第1の状態から直線的に増加する第2の状態に切り替わる変位特性を有するか否かを認識する変位特性認識手段13と、変位特性認識手段による認識結果に応じて、点列データが抽出された物体の種別を判断する種別判断手段14とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーダによる検出結果に基づいて物体の種別を判定する装置、方法、及びその装置の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
近年、レーダによる検出結果に基づいて、例えば車両が走行する道路上及びその周囲に存在する物体を認識し、その認識結果に応じて、運転者への情報提示や車両の走行制御を行う技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1の物体種別判別装置は車両に搭載され、車両前方に電磁波を走査させ、その反射電磁波をもとに物体を複数の検出点の点列として検出する物体検出手段(スキャンニングレーザレーダ)による検出結果に、撮像手段(カメラ)により撮像された画像にエッジ検出処理を行った処理結果を組み合わせることで、物体の種別を判別している。具体的には、この物体種別判別装置では、物体検出手段により検出される点列で示される物体について、エッジ画像から得られる当該物体に対応するエッジが、車両の高さに相当する高さ位置よりも上方にある場合に、当該物体を車両の走行の妨げにならない物体と判別する。このとき、車両の高さは、カメラの取り付け位置、角度、光学系の倍率等のカメラパラメータに基づいて算出される。
特開2003−44995号公報
しかしながら、特許文献1の種別判別装置では、画像上に様々な物体が撮像されている場合や画像のコントラストが低い場合には、エッジ検出処理により物体のエッジが適切に得られず、レーダで検出された物体の種別の判別が適切に行われない可能性がある。
また、特許文献1では、カメラの姿勢が既知であることを仮定して車両の高さを算出しているが、車両等の移動体にカメラが搭載されている場合、ピッチング等によりカメラの姿勢が変化することとなるため、高さが精度良く算出されず、レーダで検出された物体の種別の判別が適切に行われないという問題がある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、レーダによる検出結果に基づいて、車両等の物体の種別を適切に判定することができる物体種別判定装置、物体種別判定方法、及び該物体種別判定装置の処理をコンピュータに実行させる物体種別判定用プログラムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、レーダにより周辺領域に電磁波を照射して該電磁波の反射波を受信し、該反射波による該周辺領域に存在する物体の検出結果に基づいて、該物体の種別を判定する物体種別判定装置において、前記レーダにより複数の方位角に電磁波を照射し、それぞれの方位角における物体の検出点を取得する検出点取得手段と、前記取得された複数の検出点のうち、同一の物体についての検出点であると想定される検出点をグループ化して、点列データとして抽出する点列データ抽出手段と、前記点列データ抽出手段により抽出された点列データが、前記方位角が増加又は減少するに従って、前記検出点の前記レーダからの距離が直線的に減少する第1の状態から直線的に増加する第2の状態に切り替わる変位特性を有するか否かを認識する変位特性認識手段と、前記変位特性認識手段による認識結果に応じて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断する種別判断手段とを備えることを特徴とする(第1発明)。
第1発明の物体種別判定装置では、レーダから照射された電磁波が周辺に存在する物体で反射し、この反射波により物体のレーダからの距離と方位角とが検出される。このとき、レーダにより複数の方位角に電磁波を照射し、検出点取得手段は、それぞれの方位角における物体の検出点を取得する。そして、点列データ抽出手段は、この検出点のうち、同一の物体についての検出点であると想定される検出点をグループ化して、点列データとして抽出する。物体には、例えば、人、車両、建築物等の様々な種別のものが含まれる。このとき、人等の生体は、一般に複雑な曲面体形状で構成されるのに対して、車両等の人工構造物は、複数の頂点を結ぶ直線の辺と、その辺に囲まれた面によって構成される多面体形状(特に、直方体形状)で構成されることが多い。
そこで、変位特性認識手段により、点列データが、方位角が増加又は減少するに従って、検出点のレーダからの距離が直線的に減少する第1の状態から直線的に増加する第2の状態に切り替わる変位特性を有するか否かを認識する。すなわち、この変位特性を有することにより、点列データが抽出された物体の形状が、複数の直線とその頂点とを有することが把握される。したがって、このような変位特性を有する場合は、物体の表面形状が多面体形状であることを示すので、物体の種別が車両等の人工構造物の可能性が高い。よって、変位特性認識手段による認識結果に応じて、種別判断手段により、点列データが抽出された物体の種別を判断することができる。
また、第1発明の物体種別判定装置において、前記検出点取得手段は、前記検出点の位置を、前記レーダの前後方向と、該前後方向に直交する水平方向とで定まる座標平面に変換して取得し、前記変位特性認識手段は、前記座標平面上で、前記点列データ抽出手段により抽出された点列データから直線成分を抽出し、該直線成分が2以上抽出された場合に、該抽出された2つの直線成分が交点を有するとき、前記点列データが前記変位特性を有すると認識することが好ましい(第2発明)。
第2発明によれば、検出点の位置を座標変換して処理し、点列データから抽出された2つの直線成分が交点(直線成分を両辺とする頂点)を有するか否かに応じて、点列データが前記変位特性を有するか否かを簡易な処理で判断することができる。
また、第1又は第2発明の物体種別判定装置において、前記種別判断手段は、前記変位特性認識手段により前記点列データが前記変位特性を有すると認識された場合に、該点列データが抽出された物体が人工構造物であると判断することが好ましい(第3発明)。
第3発明によれば、車両等の人工構造物は直方体形状で構成されることが多いことから、種別判断手段は、点列データが前記変位特性を有すると認識された場合に、点列データが抽出された物体の種別が人工構造物であると判断することができる。
また、第1〜第3発明のうちいずれかの物体種別判定装置において、赤外線撮像手段と、前記赤外線撮像手段により撮像された赤外線画像から、前記変位特性を有する点列データにおいて、前記第1の状態から前記第2の状態に切り替わる検出点に対応する画像領域を特定する画像領域特定手段と、前記画像領域特定手段により特定された画像領域の輝度値が所定値以上か否かを判断する輝度情報判断手段とを備え、前記種別判断手段は、前記輝度情報判断手段の判断結果に基づいて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断することが好ましい(第3発明)。
第3発明によれば、赤外線画像から、前記変位特性を有する点列データにおいて、第1の状態から第2の状態に切り替わる検出点(頂点)に対応する画像領域が特定される。このとき、例えば物体の種別が車両である場合、車両の四隅の近傍にはテールライト又はヘッドライトが配置されており、この車両の四隅は点列データから抽出される頂点近傍となる。そして、テールライトやヘッドライトの部分は温度が高いので、赤外線画像上でこれらのライトに対応する画像領域は輝度値が高くなる。そこで、輝度情報判断手段により、この画像領域の輝度値が所定値以上か否かを判断し、この判断結果に基づいて、種別判断手段により、点列データが抽出された物体の種別を判断することができる。
また、第4発明のうちいずれかの物体種別判定装置において、前記種別判断手段は、前記輝度情報判断手段により前記画像領域の輝度値が所定値以上と判断された場合に、前記点列データが抽出された物体が車両であると判断することが好ましい(第5発明)。
第5発明において、物体の種別が車両である場合、車両の四隅の近傍にはテールライト又はヘッドライトが配置されており、赤外線画像上でこれらのライトに対応する画像領域は輝度値が高くなることから、種別判断手段は、輝度情報判断手段により画像領域の輝度値が所定値以上と判断された場合に、点列データが抽出された物体の種別が車両であると判断することができる。
また、第1〜第5発明のうちいずれかの物体種別判定装置において、前記変位特性を有する点列データにおいて、前記第1の状態から前記第2の状態に切り替わる検出点での前記反射波の強度と、それ以外の検出点での該反射波の強度との差が所定レベル以上か否かを比較する反射強度比較手段を備え、前記種別判断手段は、前記反射強度比較手段による比較結果に基づいて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断することが好ましい(第6発明)。
第6発明によれば、例えば物体の種別が車両である場合、車両の四隅の近傍にはテールライト又はヘッドライトが配置されており、この車両の四隅は前記変位特性を有する点列データにおいて、第1状態から第2状態に切り替わる検出点(頂点)近傍となる。そして、テールライトやヘッドライトの部分と、他の部分とでは、反射強度が異なる。そこで、反射強度比較手段により、頂点でのレーダの反射強度と、それ以外の検出点でのレーダの反射強度との差が所定レベル以上であるか否かを比較し、この比較結果に基づいて、種別判断手段により、点列データが抽出された物体の種別を判断することができる。
また、第6発明の物体種別判定装置において、前記種別判断手段は、前記反射強度比較手段による比較の結果、前記差が所定レベル以上と判断された場合に、前記点列データが抽出された物体が車両であると判断することが好ましい(第7発明)。
第7発明において、物体の種別が車両である場合、車両の四隅の近傍にはテールライト又はヘッドライトが配置されており、テールライトやヘッドライトの部分と、他の部分とでは、反射強度が異なることから、種別判断手段は、比較の結果、頂点での反射強度と、それ以外の検出点での反射強度との差が所定レベル以上と判断された場合に、点列データが抽出された物体の種別が車両であると判断することができる。
また、第1〜第7発明のうちいずれかの物体種別判定装置において、異なる時刻で前記検出点取得手段により取得される複数の検出点を参照して、該異なる時刻間で同一の物体であると想定される検出点についてオプティカルフローを算出するオプティカルフロー算出手段を備え、前記点列データ抽出手段は、前記オプティカルフロー算出手段により算出されたオプティカルフローに基づいて、同じ方向に同じ量だけ移動している検出点を、同一の物体であると想定される検出点として、前記点列データを抽出することが好ましい(第8発明)。
第8発明によれば、物体の種別が例えば車両等の人工構造物である場合、歩行者等である場合に比べて、物体の局所的な運動は少なく、物体は一体的に移動すると想定される。よって、同一の物体についての検出点は、それぞれ、この物体の重心移動と同じ方向に同じ量だけ移動すると考えられる。よって、点列データ抽出手段は、異なる時刻間で同一の物体であると想定される検出点について算出されるオプティカルフローに基づいて、同じ方向に同じ量だけ移動している検出点を、同一の物体のものであるとして点列データを抽出することができる。
また、第1〜第8発明のうちいずれかの物体種別判定装置において、車両に搭載され、該車両の周辺に存在する物体の種別を判定することが好ましい(第9発明)。
第9発明によれば、物体種別判定装置は車両に搭載され、レーダにより車両の周辺の物体を検出し、検出結果に基づいて、車両周辺の他車両等の人工構造物の種別を判定することができる。これにより、車両周辺の物体から他車両等の人工構造物を除外して歩行者等を検出し、その検出結果を、運転者への情報の提示や車両の制御に用いることができる。
次に、本発明の物体種別判定方法は、レーダにより周辺領域に電磁波を照射して該電磁波の反射波を受信し、該反射波による該周辺領域に存在する物体の検出結果に基づいて、該物体の種別を判定する物体種別判定方法であって、前記レーダにより複数の方位角に電磁波を照射し、それぞれの方位角における物体の検出点を取得する検出点取得ステップと、前記取得された複数の検出点のうち、同一の物体についての検出点であると想定される検出点をグループ化して、点列データとして抽出する点列データ抽出ステップと、前記点列データ抽出ステップにより抽出された点列データが、前記方位角が増加又は減少するに従って、前記検出点の前記レーダからの距離が直線的に減少する第1の状態から直線的に増加する第2の状態に切り替わる変位特性を有するか否かを認識する変位特性認識ステップと、前記変位特性認識ステップによる認識結果に応じて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断する種別判断ステップとを備えたことを特徴とする(第10発明)。
第10発明の物体種別判定方法によれば、第1発明の物体種別判定装置に関して説明したように、変位特性認識ステップで、点列データから変位特性の有無を認識することで、物体の表面形状の特徴が把握できる。よって、変位特性認識ステップによる認識結果に応じて、種別判断ステップにより物体の種別を判断することで、レーダの検出結果から、車両等の物体の種別を適切に判断することができる。
次に、本発明の物体種別判定用プログラムは、レーダにより周辺領域に電磁波を照射して該電磁波の反射波を受信し、該反射波による該周辺領域に存在する物体の検出結果に基づいて、該物体の種別を判定する処理をコンピュータに実行させる物体種別判定用プログラムであって、前記レーダにより複数の方位角に電磁波を照射し、それぞれの方位角における物体の検出点を取得する検出点取得処理と、前記取得された複数の検出点のうち、同一の物体についての検出点であると想定される検出点をグループ化して、点列データとして抽出する点列データ抽出処理と、前記点列データ抽出手段により抽出された点列データが、前記方位角が増加又は減少するに従って、前記検出点の前記レーダからの距離が直線的に減少する第1の状態から直線的に増加する第2の状態に切り替わる変位特性を有するか否かを認識する変位特性認識処理と、前記変位特性認識手段による認識結果に応じて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断する種別判断処理とを前記コンピュータに実行させる機能を有することを特徴とする(第11発明)。
第11発明の物体種別判定用プログラムによれば、第1発明に関して説明した効果を奏し得る処理をコンピュータに実行させることができる。
本発明の一実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。図1は、本実施形態による物体種別判定装置の機能ブロック図であり、図2は、図1の物体種別判定装置に備えたミリ波レーダ装置が送信するミリ波のビームを平面視で示す図であり、図3は、図1の物体種別判定装置における物体種別判定処理を示すフローチャートであり、図4は、図3の物体種別判定処理におけるレーダの検出結果に関する説明図であり、図5は、図3の物体種別判定処理におけるレーダの検出結果と処理画像の例である。
図1を参照して、本実施形態の物体種別判定装置は、CPU(中央演算装置)を備えた電子ユニットである画像処理ユニット1を有する。この画像処理ユニット1には、車両の前方の画像を撮像する撮像装置としての赤外線カメラ2と、ミリ波レーダ装置20とが接続されている。また、画像処理ユニット1には、音声などによる聴覚的な注意喚起情報を出力するためのスピーカ6と、赤外線カメラ2により撮像された画像や視覚的な注意喚起情報を表示するための表示装置7とが接続されている。
赤外線カメラ2は、自車両10の前方を撮像するために、自車両10の前部に取り付けられている。赤外線カメラ2は、遠赤外線を検出可能なカメラであり、物体の温度が高いほど、その出力信号レベルが高くなる(輝度が増加する)特性を有している。赤外線カメラ2は、本発明の赤外線撮像手段に相当する。
また、ミリ波レーダ装置20は、自車両10の前部で、赤外線カメラ2の上側に取り付けられている。ミリ波レーダ装置20は、ミリ波のビームを自車両10の前方に送信し、このミリ波の反射波(自車両10の前方に存在する物体で反射されたミリ波)を受信する。そして、その受信した反射波を基に、自車両10の前方に存在する物体を検出する。ミリ波レーダ装置20は本発明のレーダに相当する。
図2は、ミリ波レーダ装置20が送信するミリ波のビームを平面視で示している。図2を参照して、本実施形態におけるミリ波レーダ装置20は、走査型のレーダ装置であり、図示のように、自車両10の前方に送信するミリ波のビームBMを自車両10の左右方向に走査する(ビームBMの方位角を一定角度づつ、自車両10の左右方向に動かす)。なお、送信するミリ波のビームBMの強度は所定の一定強度である。
ここで、図2に示すラインL1,L2は、赤外線カメラ2の視野角(水平方向の視野角)の境界線を示しており、これらのラインL1,L2の間の領域が赤外線カメラ2の撮像領域である。そして、ビームBMの幅は、撮像領域よりも小さいが、その走査範囲はこの撮像領域を含むように設定されている。なお、ビームBMの上下方向の幅は、赤外線カメラ2の上下方向の視野角の範囲を含むように設定されている。
そして、ミリ波レーダ装置20は、ビームBMを走査しながら(ビームBMの方位角を一定角度ずつ動かしながら)、各方位角へのビームBMの送信時に、上下方向に配列された図示しない複数の受信アンテナでミリ波の反射波を受信し、その受信した反射波のうちの所定の強度以上の反射波を基に、ビームBMの送信方向に存在する物体を検出する。この場合、ミリ波レーダ装置20は、送信波(送信したミリ波)と受信波(受信したミリ波)との時間差を基に、ミリ波を反射した物体の自車両10からの距離(ミリ波レーダ装置20からの距離)を検出し、また、反射波を受信したときのビームBMの方位角を基に、物体の自車両10に対する方位角を検出する。なお、ミリ波レーダ装置20による、物体の距離や方位角の検出手法の詳細は公知であるので、本明細書での詳細な説明は省略する。
ミリ波レーダ装置20は、上記の如く検出した物体の自車両10からの距離を示すデータと、該物体の方位角を示すデータとを画像処理ユニット1に出力する。
画像処理ユニット1は、詳細の図示は省略するが、A/D変換回路、CPU、RAM、ROM、画像メモリ等を含む電子回路により構成され、赤外線カメラ2の出力(アナログ信号)が入力され、A/D変換回路を介してデジタル信号に変換されると共に、ミリ波レーダ装置20の検出データも入力される。そして、画像処理ユニット1は、所定の演算処理周期毎に、入力されたデータを基に、歩行者等の物体を検出する処理や、その検出した物体に関してスピーカ6や表示装置7を介して運転者に注意喚起(物体に対する運転者の注意の喚起)を行う処理等を実行する。これらの処理は、画像処理ユニット1のROMに予め実装されたプログラムを画像処理ユニット1により実行することにより実現され、そのプログラムは、本発明の物体種別判定用プログラムを含んでいる。
より詳しくは、画像処理ユニット1は、上記プログラムにより処理を実行させる機能として、検出点取得手段11と、点列データ抽出手段12と、変位特性認識手段13と、種別判断手段14と、画像領域特定手段15と、輝度情報判断手段16と、反射強度比較手段17と、オプティカルフロー算出手段18とを備える。各機能の詳細については以下で説明する。
次に、本実施形態の物体種別判定装置による作動(物体種別判定処理)を、図3に示したフローチャートに従って説明する。図3を参照して、画像処理ユニット1は、所定の演算処理周期毎に、STEP1〜12の処理を繰り返して、物体種別判定処理を実行する。
まず、STEP1で、画像処理ユニット1は、ミリ波レーダ装置20の出力データを読み込む。この場合、読み込まれる出力データは、ミリ波レーダ装置20で各ビームBMに対応して検出された物体の自車両10からの距離と、自車両10に対する方位角との検出データである。
次に、STEP2で、画像処理ユニット1の検出点取得手段11は、ミリ波レーダ装置20による検出結果として、電磁波が照射されたそれぞれの方位角における物体の検出点を取得する。詳細には、検出点取得手段11は、検出点の位置として、ミリ波レーダ装置20により検出される物体の、自車両10からの距離と、自車両10に対する方位角との検出データとを、ミリ波レーダ装置20の前後方向(自車両10の前後方向)をZ軸、該前後方向に直交する水平方向(自車両10の車幅方向)をX軸とするXZ平面座標に座標変換して取得する。
ここで、図4に、ミリ波レーダ装置20による検出結果から取得された検出点のデータを例示する。図4(a)に、自車両10から前方を見た図を模式的に示す。図4(a)に示すように、自車両10の前方には、他車両Aと電柱Bと塀Cが存在する。このとき、ミリ波レーダ装置20により検出された距離及び方位角から、図4(b)に示すように、自車両10の前後方向をZ軸、自車両10の車幅方向をX軸としたXZ平面上で、物体の検出点P〜P10が取得される。検出点P〜P5は他車両A、検出点P6は電柱B、検出点P7〜P10は塀Cで、送信したビームBMが反射した反射波の強度を基に検出された距離及び方位角から得られる検出点である。なお、図中の点線は、物体A,B,CでのビームBMの反射点と座標平面上の検出点P〜P10との関係を示している。
次に、STEP3で、画像処理ユニット1のオプティカルフロー算出手段18は、異なる時刻で取得された複数の検出点を参照して、該異なる時刻間で同一の物体についての検出点と想定される検出点についてオプティカルフローを算出する。これにより、検出点P〜P10について、それぞれ、図4(b)の矢印で示すように、各検出点P〜P10の動きベクトルを示すオプティカルフローが算出される。
次に、STEP4で、画像処理ユニット1の点列データ抽出手段12は、算出されたオプティカルフローに基づいて、同一の物体についての検出点であると想定される検出点を抽出する。具体的には、算出されたベクトルの向きと大きさが同じ検出点を、同一の物体のものである検出点と判定する。なお、向きと大きさが「同じ」とは、検出誤差等を考慮して、向きと大きさが同じとみなせる所定範囲を指す。これにより、図5(b)に示したように、検出点P〜P5が同一の物体についての検出点であると想定される。そして、点列データ抽出手段12は、同一の物体についての検出点と想定された検出点P1〜P5をグループ化し、点列データQとして抽出する。
次に、STEP5で、画像処理ユニット1の変位特性認識手段13は、点列データの変位特性を算出する。以下では、図5に示す例を用いて説明する。図5には、自車両10の前方に前走車Dが走行している場合を示す。図5(a)に示すように、STEP1のミリ波レーダ装置20による検出結果から、STEP2で検出点P11〜P17が取得されている。そして、この検出点P11〜P17について、STEP3で、図5(a)中に矢印で示すように、オプティカルフローが算出され、検出点P11〜P17が同じ向きと大きさであり、同一の物体のものである点列データQ2として抽出されている。
このとき、点列データQ2について、変位特性認識手段13は、図5(a)に示すように、まず、点列データQ2の幅Wを算出する。また、変位特性認識手段13は、点列データQ2から直線成分を抽出する。なお、点列データから直線成分を抽出する手法としては、ハフ変換や、最小2乗法による直線の当てはめ等の手法を用いることができる。これにより、点列データQ2から、検出点P11〜P14から直線成分S1が抽出され、検出点P14〜P17から直線成分S2が抽出される。そして、変位特性認識手段13は、2つの直線成分S1,S2が抽出されているので、抽出された直線成分S1,S2の成す角度θを算出する。
次に、STEP6で、変位特性認識手段13は、STEP5で算出された点列データQ2の変位特性から、点列データQ2が所定の変位特性を有するか否かを認識する。ここで、所定の変位特性は、点列データQ2が、方位角が増加又は減少するに従って、検出点のミリ波レーダ装置20からの距離が直線的に減少する第1の状態から直線的に増加する第2の状態に切り替わる特性である。具体的には、変位特性認識手段13は、点列データの幅Wが所定値Wth以上で、点列データから2以上の直線成分が抽出されて交点を有し、その角度θが所定値θth以上であるときに、点列データが所定の変位特性を有すると認識する。所定の変位特性を有することで、点列データが抽出された物体の表面が直方体形状を有することが把握される。また、所定値Wth,θthは、物体の種別が車両である場合に取り得る値から定められる。例えば、所定値Wthは、車幅(例えば1[m]70〜80[cm]程度)と車両の全長(例えば4〜5[m])が取り得る値を含むように定められる。また、例えば、所定値θthは、車両の四隅の頂点(例えば60〜120[°])が取り得る値を含むように定められる。
STEP6の判断結果がNO(点列データが所定の変位特性を有さない)の場合、STEP12に進み、画像処理ユニット1の種別判断手段14は、点列データが抽出された物体の種別が車両でないと判断する。
一方、STEP6の判断結果がYES(点列データが所定の変位特性を有する)の場合、点列データが抽出された物体の表面が直方体形状を有するので、物体の種別が車両である可能性がある。この場合、STEP7に進み、画像処理ユニット1は、赤外線カメラ2の出力信号である赤外線画像を取得する。取得された画像は、A/D変換され、グレースケール画像として画像メモリに格納される。図5(b)に、赤外線カメラ2により撮像された赤外線画像I1の例を示す。
次に、STEP8で、画像処理ユニット1の画像領域特定手段15は、赤外線カメラ2により撮像された赤外線画像から、STEP6で認識された変位特性を有する点列データにおいて、第1の状態から第2の状態に切り替わる検出点(頂点)に対応する画像領域を特定する。図5(a)に示す例では、検出点P14が頂点であり、この検出点P14に対応する画像領域として、図5(b)に示すRが特定される。
次に、STEP9で、画像処理ユニット1の輝度情報判断手段16は、STEP8で特定された画像領域の輝度値Iが所定値Ith以上であるか否かを判断する。具体的には、輝度情報判断手段16は、画像領域における各画素の輝度値の平均値、又は最大値が所定値Ith以上であるか否かを判断する。また、所定値Ithは、車両のテールライトやヘッドライトの部分の輝度値が取り得る値から定められる。
STEP9の判断結果がYES(輝度値Iが所定値Ith以上である)の場合、頂点に対応する画像領域の輝度値が高いことから、車両のテールライトやヘッドライトの部分である可能性が高い。よって、この場合、STEP11に進み、種別判断手段14は、点列データが抽出された物体の種別が車両であると判断する。
STEP9の判断結果がNO(輝度値Iが所定値Ith未満である)の場合、STEP10に進み、画像処理ユニット1の反射強度比較手段17は、頂点での反射強度とその他の検出点での反射強度との差ΔKが所定レベルKth以上であるか否かを判断する。なお、所定レベルKthは、車両のテールライトやヘッドライトとその他の部分との反射強度の差が取り得る値から定められる。
STEP10の判断結果がYES(反射強度の差ΔKが所定レベルKth以上)の場合、頂点とその他の検出点との反射強度の差が大きいことから、頂点が車両のテールライトやヘッドライトの部分である可能性が高い。よって、この場合、STEP11に進み、種別判断手段14は、種別判断手段14は、点列データが抽出された物体の種別が車両であると判断する。
STEP10の判断結果がNO(反射強度の差ΔKが所定レベルKth未満)の場合、STEP12に進み、種別判断手段14は、点列データが抽出された物体の種別が車両でないと判断する。
以上が、本実施形態の物体種別判定装置の画像処理ユニット1における物体種別判定処理である。この処理の結果、自車両の周辺に存在する物体が車両でないと判定された場合、例えば、画像処理ユニット1は、さらに、物体が歩行者であるか否かを判定して、歩行者であると判定された場合、スピーカ6と表示装置7とによる注意喚起を自車両の運転者に対して行う注意喚起処理を実行する。この注意喚起処理では、例えば表示装置7に基準画像を表示すると共に、その基準画像中の歩行者の画像を強調的に表示する。さらに、歩行者が存在することをスピーカ6から運転者に音声案内する。
本実施形態によれば、ミリ波レーダ装置20による検出結果に基づいて、車両Dの種別を適切に判定することができる。そして、この判定結果を用いて、運転者への情報の提示や車両の制御等を適切に行うことができる。
なお、本実施形態では、STEP6の変位特性による判断、STEP9の画像領域の輝度値による判断、STEP10の反射強度の差による判断の3つの判断結果を組み合わせて物体の種別を判断するものとしたが、これらの3つの判断のうち1つ又は任意の2つの組み合わせにより、物体の種別を判断するものとしてもよい。
また、本実施形態では、検出点取得手段11により検出点の位置を座標変換し、この変換されたデータを処理して物体の種別を判定するものとしたが、座標変換せず、物体の距離と方位角との検出データをそのまま用いて物体の種別を判定するものとしてもよい。
また、本実施形態では、レーダとしてミリ波レーダ装置20を用いるとしたが、これ以外に、例えば超音波レーダやレーザレーダ等を用いるものとしてもよい。
本発明の第1実施形態による物体種別判定装置の機能ブロック図。 図1の物体種別判定装置に備えたミリ波レーダ装置が送信するミリ波のビームを平面視で示す図。 図1の物体種別判定装置における物体種別判定処理を示すフローチャート。 図3の物体種別判定処理におけるレーダの検出結果に関する説明図。 図3の物体種別判定処理におけるレーダの検出結果と処理画像の例。
符号の説明
2…赤外線カメラ(赤外線撮像手段)、10…車両、11…検出点取得手段、12…点列データ抽出手段、13…変位特性認識手段、14…種別判断手段、15…画像領域特定手段、16…輝度情報判断手段、17…反射強度比較手段、18…オプティカルフロー算出手段、20…ミリ波レーダ装置(レーダ)。

Claims (11)

  1. レーダにより周辺領域に電磁波を照射して該電磁波の反射波を受信し、該反射波による該周辺領域に存在する物体の検出結果に基づいて、該物体の種別を判定する物体種別判定装置において、
    前記レーダにより複数の方位角に電磁波を照射し、それぞれの方位角における物体の検出点を取得する検出点取得手段と、
    前記取得された複数の検出点のうち、同一の物体についての検出点であると想定される検出点をグループ化して、点列データとして抽出する点列データ抽出手段と、
    前記点列データ抽出手段により抽出された点列データが、前記方位角が増加又は減少するに従って、前記検出点の前記レーダからの距離が直線的に減少する第1の状態から直線的に増加する第2の状態に切り替わる変位特性を有するか否かを認識する変位特性認識手段と、
    前記変位特性認識手段による認識結果に応じて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断する種別判断手段と
    を備えることを特徴とする物体種別判定装置。
  2. 請求項1記載の物体種別判定装置において、
    前記検出点取得手段は、前記検出点の位置を、前記レーダの前後方向と、該前後方向に直交する水平方向とで定まる座標平面に変換して取得し、
    前記変位特性認識手段は、前記座標平面上で、前記点列データ抽出手段により抽出された点列データから直線成分を抽出し、該直線成分が2以上抽出された場合に、該抽出された2つの直線成分が交点を有するとき、前記点列データが前記変位特性を有すると認識することを特徴とする物体種別判定装置。
  3. 請求項1又は2記載の物体種別判定装置において、
    前記種別判断手段は、前記変位特性認識手段により前記点列データが前記変位特性を有すると認識された場合に、該点列データが抽出された物体が人工構造物であると判断することを特徴とする物体種別判定装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか記載の物体種別判定装置において、
    赤外線撮像手段と、
    前記赤外線撮像手段により撮像された赤外線画像から、前記変位特性を有する点列データにおいて、前記第1の状態から前記第2の状態に切り替わる検出点に対応する画像領域を特定する画像領域特定手段と、
    前記画像領域特定手段により特定された画像領域の輝度値が所定値以上か否かを判断する輝度情報判断手段とを備え、
    前記種別判断手段は、前記輝度情報判断手段の判断結果に基づいて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断することを特徴とする物体種別判定装置。
  5. 請求項4記載の物体種別判定装置において、
    前記種別判断手段は、前記輝度情報判断手段により前記画像領域の輝度値が所定値以上と判断された場合に、前記点列データが抽出された物体が車両であると判断することを特徴とする物体種別判定装置。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか記載の物体種別判定装置において、
    前記変位特性を有する点列データにおいて、前記第1の状態から前記第2の状態に切り替わる検出点での前記反射波の強度と、それ以外の検出点での該反射波の強度との差が所定レベル以上か否かを比較する反射強度比較手段を備え、
    前記種別判断手段は、前記反射強度比較手段による比較結果に基づいて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断することを特徴とする物体種別判定装置。
  7. 請求項6記載の物体種別判定装置において、
    前記種別判断手段は、前記反射強度比較手段による比較の結果、前記差が所定レベル以上と判断された場合に、前記点列データが抽出された物体が車両であると判断することを特徴とする物体種別判定装置。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか記載の物体種別判定装置において、
    異なる時刻で前記検出点取得手段により取得される複数の検出点を参照して、該異なる時刻間で同一の物体であると想定される検出点についてオプティカルフローを算出するオプティカルフロー算出手段を備え、
    前記点列データ抽出手段は、前記オプティカルフロー算出手段により算出されたオプティカルフローに基づいて、同じ方向に同じ量だけ移動している検出点を、同一の物体であると想定される検出点として、前記点列データを抽出することを特徴とする物体種別判定装置。
  9. 請求項1〜8のうちいずれか記載の物体種別判定装置において、
    車両に搭載され、該車両の周辺に存在する物体の種別を判定することを特徴とする物体種別判定装置。
  10. レーダにより周辺領域に電磁波を照射して該電磁波の反射波を受信し、該反射波による該周辺領域に存在する物体の検出結果に基づいて、該物体の種別を判定する物体種別判定方法であって、
    前記レーダにより複数の方位角に電磁波を照射し、それぞれの方位角における物体の検出点を取得する検出点取得ステップと、
    前記取得された複数の検出点のうち、同一の物体についての検出点であると想定される検出点をグループ化して、点列データとして抽出する点列データ抽出ステップと、
    前記点列データ抽出ステップにより抽出された点列データが、前記方位角が増加又は減少するに従って、前記検出点の前記レーダからの距離が直線的に減少する第1の状態から直線的に増加する第2の状態に切り替わる変位特性を有するか否かを認識する変位特性認識ステップと、
    前記変位特性認識ステップによる認識結果に応じて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断する種別判断ステップと
    を備えたことを特徴とする物体種別判定方法。
  11. レーダにより周辺領域に電磁波を照射して該電磁波の反射波を受信し、該反射波による該周辺領域に存在する物体の検出結果に基づいて、該物体の種別を判定する処理をコンピュータに実行させる物体種別判定用プログラムであって、
    前記レーダにより複数の方位角に電磁波を照射し、それぞれの方位角における物体の検出点を取得する検出点取得処理と、
    前記取得された複数の検出点のうち、同一の物体についての検出点であると想定される検出点をグループ化して、点列データとして抽出する点列データ抽出処理と、
    前記点列データ抽出手段により抽出された点列データが、前記方位角が増加又は減少するに従って、前記検出点の前記レーダからの距離が直線的に減少する第1の状態から直線的に増加する第2の状態に切り替わる変位特性を有するか否かを認識する変位特性認識処理と、
    前記変位特性認識手段による認識結果に応じて、前記点列データが抽出された物体の種別を判断する種別判断処理と
    を前記コンピュータに実行させる機能を有することを特徴とする物体種別判定用プログラム。
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