JP2009187190A - 路車間無線通信システム、路側装置、及び、車載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにとって有用な情報をより多く運転者に提供することが可能な路車間無線通信システムを提供する。
【解決手段】路側装置は、車載装置へ配信する情報である配信情報に、当該配信対象の区分を表す区分IDを付加し、同報通信用スロットによって車載装置へ送信する。また、路側装置は、車載装置がユーザに提供する情報を路側装置側より指定するための指定IDを、個別通信用スロットによって特定の車載装置へ送信する(S210)。一方、車載装置は、同報通信用スロットにより路側装置から送信されてきた配信情報と区分IDとを対応付けて記憶する。また、車載装置は、個別通信用スロットにより路側装置から送信されてきた指定IDも記憶する(S215)。そして、車載装置が記憶する配信情報のうち、個別通信用スロットにより路側装置から指定された指定IDに対応する区分IDと対応付けられた配信情報を報知する(S220)。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信エリア内に存在する車両毎に周辺状況に応じた最適な情報を選択して運転者に提供する路車間無線通信システム等に関する。
従来、路車間狭域無線通信(DSRC)システムにおける通信は、大きく二種類の通信形態に分けられる。一つは、路側装置(いわゆる路側機)が、通信エリア内に存在する車両に搭載された車載装置(いわゆる車載器)のうちの、特定の車載器とのみ通信する個別通信であり、もう一つは、路側機が、通信エリア内に存在する車両に搭載された車載器に対して下り単方向通信で同一情報を配信する同報通信である。
個別通信を使用した代表的なサービスとしてはETCがあり、有料道路の料金所に設置された路側機と車両に搭載されたETC車載器との間で、料金決済に必要な情報をやり取りしている。個別通信では、割り当てられた専用の通信スロットを使用して、機器毎に固有なデータを双方向通信するため、路車間の相互認証や特定の鍵で暗号化された重要データを授受するのに適している。しかしながら、路側機から車載器に一方的に大容量データを転送するサービスには不向きである。
一方、VICSに代表される同報通信では、機器共通の下り通信スロットを割り当てることにより、路側機から車載器に高速にデータを転送することが可能である。この特徴を利用して、道路の渋滞情報や交通規制情報、前方障害物などの安全情報等を鮮明な画像データとして情報提供するサービスが始まっている。そして、特に、限られた通信エリア内で複数の車両に無線通信で情報提供する必要がある場合には、同報通信を使用したプッシュ型情報配信が有効な情報提供手段となっている。
このようにVICSに代表されるプッシュ型情報配信サービスでは、車載器(運転者)の情報要求の有無、車載器が搭載された車両の走行状態に関わらず、路側機の通信エリアに存在する全ての車載器に対して同一データを送信する。このため、運転者が予め車載器の音量を下げておくことなどで、道路交通情報などの配信データを車載器が受信したとしても、運転者には通知しない仕組みがある。しかしながら、この方法では、運転者にとって本来は通知すべき適切な情報も通知できないという懸念がある。運転者が道路交通情報の提供を希望している場合でも、運転者にとって不必要な情報、例えば、通信エリア端の微弱電波を受信することにより得た対向車線の情報を提供してしまうという問題もある。
そこで、車載器で受信した道路交通情報などの配信データが有用な情報であるかどうかを、例えば、自車の現在位置と方位をもとに判定し、運転者にとって不要な情報は通知しないようにした道路交通情報表示装置が考えられている(特許文献1参照)。
特開平9−222335号公報
特許文献1に記載された道路交通情報表示装置のように、有用な情報であるかどうかを判定して表示制御する方法では、予めその判定項目や判定条件といった判定アルゴリズムを決めて、装置に組み込んでおかなければならない。そして、判定方法が複雑である場合には、その判定を行うための処理能力が道路交通情報表示装置に必要となる。
また、特許文献1に記載された道路交通情報表示装置では、道路の形状変化、路面状況、気温・降雨などの天候、渋滞状況など、情報提供場所近辺の環境の動的変化や車両の走行状態の組み合わせに応じてリアルタイムに表示制御の判定アルゴリズムを変更するといったことができない。
また、ETCのように、車両毎に有用な個別の配信データを生成し、個別通信を使用してデータ送信する方法も考えられるが、単位時間以内に割り当てられるスロット数は有限であるため、データ容量の小さい情報しか配信できないとう問題がある。また、通信エリア内に多数の車両が存在する場合には、空きスロットの関係で情報配信されない車両が発生するという懸念もある。
本発明はこのような問題にかんがみなされたものであり、ユーザにとって有用な情報をより多く運転者に提供することが可能な路車間無線通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の路車間無線通信システムは、路側装置と車載装置とを備える。このうち、路側装置は、同報通信用スロット及び個別通信用スロットにより車載装置と通信を行うための路側装置側第一通信手段と、車載装置へ配信する情報である配信情報に、当該配信対象の区分を表す区分IDを付加し、同報通信用スロットによって車載装置へ送信させる路側装置側同報通信用スロット制御手段と、車載装置がユーザに提供する情報を路側装置側より指定するための指定IDを、個別通信用スロットによって特定の車載装置へ送信させる路側装置側個別通信用スロット制御手段と、を備える。一方、車載装置は、同報通信用スロット及び個別通信用スロットにより路側装置と通信を行うための車載装置側通信手段と、情報を記憶するための車載装置側記憶手段と、ユーザへ情報を報知するための報知手段と、同報通信用スロットにより路側装置から送信されてきた配信情報と区分IDとを対応付けて車載装置側記憶手段に記憶させる車載装置側同報通信用スロット制御手段と、個別通信用スロットにより路側装置から送信されてきた指定IDを車載装置側記憶手段に記憶させる車載装置側個別通信用スロット制御手段と、車載装置側記憶手段が記憶する配信情報のうち、個別通信用スロットにより路側装置から指定された指定IDに対応する区分IDと対応付けられた配信情報を報知手段に報知させる報知制御手段とを備える。
このような路車間無線通信システムによれば、特定の車載装置でのみ報知させる情報を同報通信用スロットによって送信させることができるため、従来と比較し、特定の車載装置でのみ報知させる情報をより多くユーザに報知することができる。また、車載装置は、有用な情報であるかどうかを、様々な情報に基づくアルゴリズムを用いて判定することを行うことなく、比較的簡単な処理(個別通信用スロットにより路側装置から指定された指定IDに対応する区分IDと対応付けられた配信情報を車載装置側記憶手段が記憶する配信情報の中から選択するという処理)を行うだけで、その車載装置の搭載された車両に適した情報を報知することができる。
ところで、路側装置が配信する情報としては、例えば、情報配信センタから取得した情報に基づいて生成された情報であるとよい。すなわち、請求項2に記載のように、情報配信センタと通信を行うための路側装置側第二通信手段と、路側装置側第二通信手段を介して情報配信センタから取得した情報に基づき、配信情報を生成する配信情報生成手段と、をさらに備えるように路側装置を構成するとよい。
このようになっていれば、情報配信センタから様々な情報を得ることによって、多様な配信情報を生成して車載装置に配信することができる。
また、路側装置の周辺の情報も取得して配信情報を生成するとよい。すなわち、請求項3に記載のように、路側装置の周辺の情報を取得する検知手段をさらに備えるように路側装置を構成し、配信情報生成手段は、検知手段から取得した情報も用いて、配信情報を生成するようになっているとよい。
このようになっていれば、路側装置が設置された場所の周辺情報が反映された配信情報を車載装置へ配信することができ、配信情報の価値がより高まる。
また、路側装置の配信情報生成手段は、情報配信センタから得られる情報や、検知手段から得られる情報が変化した都度、生成するようになっていると特によい。すなわち、請求項4に記載のように、配信情報生成手段が生成した配信情報を記憶するための路側装置側記憶手段をさらに備えるように路側装置を構成し、路側装置の配信情報生成手段は、配信情報を生成する際に用いる情報(すなわち、情報配信センタ又は検知手段から取得した情報)に変化があった都度、配信する配信情報を生成して路側装置側記憶手段に記憶させ、路側装置側同報通信用スロット制御手段は、路側装置側記憶手段に記憶された配信情報を車載装置へ送信させるようになっていてもよい。
このようになっていれば、配信情報の生成頻度を適正化することができる。
ところで、配信情報が多岐にわたり、配信対象の車両と関係の薄い情報も含まれるようになってしまうことも考えられる。そのため、請求項5に記載のように、車載装置の搭載された車両の車両設備から得られる情報を収集し、車両側情報として車載装置側記憶手段に記憶させる情報収集手段を備えるように車載装置を構成し、車載装置側個別通信用スロット制御手段は、情報収集手段が収集して車載装置側記憶手段に記憶させた車両側情報を個別通信用スロットによって路側装置へ送信するようになっているとよい。一方、路側装置は、個別通信用スロットによって車載装置から取得した車両側情報に基づいて指定IDを決定するようになっているとよい。
このように、車両側情報に基づいて決定された指定IDに対応する配信情報が報知されるようになっていれば、ユーザは、より状況に適した配信情報を得ることができる。
なお、車載装置は、路側装置へ車両設備から得られた情報を全て送信するようになっていたり、車載装置が任意に選択して送信するようになっていたりしてもよいが、他の場合としては、路側装置が指定したものを送信するようになっていると特によい。すなわち請求項6に記載のように、路側装置側同報通信用スロット制御手段は、車載装置に送信させる車両側情報の種類を特定可能な特定情報を、個別通信用スロットにより車載装置へ送信し、車載装置側個別通信用スロット制御手段は、情報収集手段が収集して車載装置側記憶手段に記憶させた車両側情報のうち、路側装置より車載装置へ送信された特定情報に対応する情報を個別通信用スロットによって路側装置へ送信するようになっているとよい。
このようになっていれば、指定IDの決定に不必要な車両側情報が通信によってやりとりされることがなくなり、通信効率及び路側装置の記憶手段の記憶効率が高まる。
ところで、情報収集手段が車両側情報を収集するタイミングとしては、例えば、次のタイミングであるとよい。すなわち、情報収集手段は、車載装置への電力供給が開始された際、及び、電力供給がされた後は所定の間隔毎に、車両側情報の収集を行って車載装置側記憶手段に記憶させるようになっているとよい(請求項7)。
このようになっていれば、車載装置への電力供給が開始された直後から路側装置へ車両側情報を送信することができるとともに、その後も送信する車両側情報の新しさを一定に保てる。
また、車載装置が、決済処理に用いるカード情報を記憶する端末からカード情報を読み取るカード情報取得手段をさらに備える場合には、情報収集手段は、カード情報取得手段が取得したカード情報も収集し、車載装置側記憶手段に車両側情報として記憶させるようになっているとよい(請求項8)。ここでいう「端末」というのは、例えば、磁気カード、ICカード、PDA、又は、携帯電話装置等が考えられる。また、「カード情報」というのは、ICカード等に記録された情報であって、例えば、カード種別や、クレジットカード口座の契約者名や、クレジットカード口座の番号や、契約者の区分情報や、その他、契約に付随する情報などである。
このようになっていれば、路側装置は、カード情報(例えば、カード種別)に基づいて当該車両の車載装置へ送信する配信情報を決定できるため、より配信情報の価値が高まる。
なお、上記カード情報取得手段は、端末と非接触の通信を行うことによってカード情報を取得するようになっていると特によい(請求項9)。
このように端末との間で非接触の通信が行うようになっていれば、ユーザは端末に記憶されているカード情報を容易に車載装置へ記憶させることができる。
ところで、配信情報が同報通信用スロットを構成するスロットに収まりきらないような大きさである場合が考えられる。そのため、請求項10に記載のように、路側装置側同報通信用スロット制御手段は、配信情報を分割し、元の配信情報を特定するためのグループIDと、元の配信情報における位置を特定するための分割IDとを、分割した各情報に付加し、それら分割した各情報をそれぞれ、同報通信用スロットを構成する各スロットにより車載装置へ送信させ、車載装置側同報通信用スロット制御手段は、受信した各情報に付加されたグループIDと分割IDとに基づいて分割前の配信情報を再構成するようになっているとよい。
このようになっていれば、同報通信用スロットを構成するスロットに収まりきらないような大きさの配信情報でも車載装置へ送信することができ、車載装置で配信情報を報知させることができる。
また、報知手段は、報知手段自身がスピーカやディスプレイ等を備えて報知するようになっていてもよいが、車載装置とは別体となった報知装置へ配信情報を送信するインタフェースであってもよい(請求項11)。
このようになっていれば、車載装置を小型化することができるとともに、車両に既に存在する報知装置を利用することができ、車両内に存在する装置の利用効率を高めることができる。
ところで、請求項1に記載の路車間無線通信システムにおける路側装置を単体で構成して市場に流通させてもよい(請求項12)。路側装置を単体で構成しても、対応した車載装置と組み合わせることによって上述した効果を奏する。なお、請求項2〜請求項11のいずれかに記載の路車間無線通信システムにおける路側装置についても同様である。
また、請求項1に記載の路車間無線通信システムにおける車載装置を単体で構成して市場に流通させてもよい(請求項13)。車載装置を単体で構成しても、対応した路側装置と組み合わせることによって上述した効果を奏する。なお、請求項2〜請求項11のいずれかに記載の路車間無線通信システムにおける車載装置についても同様である。
以下、本発明が適用された実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
図1は、本発明の実施形態である路車間無線通信システム5の構成を示すブロック図である。路車間無線通信システム5は、路側装置11と、検知装置21と、情報配信センタ25、車載装置31と、ICカード41と、報知装置42とを備える。
(1)路側装置11について
路側装置11は、道路上に設置されており、図1では一台しか描かれていないが実際は同種の路側装置11が複数存在する。なお、路側装置11は、付近に設置された検知装置21と接続されており、検知装置21から検知情報等を取得できるようになっている。以下、路側装置11の構成を詳細に説明する。
路側装置11は、第一通信部12と、第二通信部16と、無線部13と、アンテナ部14と、記憶部15と、制御部19とを備える。
第一通信部12は、検知装置21との通信機能を有する部位である。検知装置21との通信は、有線で行うようになっていてもよいし、無線で行うようになっていてもよい。
第二通信部16は、情報配信センタ25との通信機能を有する部位である。情報配信センタ25との通信は、有線で行うようになっていてもよいし、無線で行うようになっていてもよい。
無線部13は、アンテナ部14を介して車載装置31とDSRC(Dedicated Short Range Communication)による無線通信機能を有する部位であえる。
アンテナ部14は、DSRC用の通信アンテナである。
記憶部15は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリを備え、制御部19が処理を実行する際に用いるデータやプログラム等が記憶されているとともに処理に伴って生成されるデータを記憶する部位である。なお、記憶部15は、不揮発性メモリに限られるわけではなく、プログラムが作業用に使う揮発性のメモリであってもよい。また、記憶部15は、制御部19と一体となって構成されていてもよい。
制御部19は、CPU,ROM,RAM,SRAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて上記各部を統括的に制御して各種処理を実行する。
(2)検知装置21について
検知装置21は、路側装置11の近傍に設置され、気温センサ、風速センサ、雨量センサ等からなるセンサ22と、付近の道路状況を撮影するカメラ23とを備える。センサ22から得られた検知情報及びカメラ23から得られた映像情報は路側装置11へ送信される。
(3)情報配信センタ25について
情報配信センタ25は、渋滞情報、事故情報、道路規制情報、及び、天気情報等を蓄積し、その蓄積した情報を路側装置11へ配信する機能を有する。路側装置11とは有線又は無線により接続されている。
(4)車載装置31について
車載装置31は、車両に搭載されており、図1では一台しか描かれていないが実際には同種の車載装置31が別々の車両に搭載される形で複数存在する。以下、車載装置31の構成を詳細に説明する。
車載装置31は、無線部32と、アンテナ部33と、操作部34と、記憶部35と、AVインタフェース36と、ICカード通信部37と、車内LAN通信部38と、制御部39とを備える。
無線部32は、アンテナ部33を介して路側装置11とDSRCによる無線通信機能を有する部位であえる。
アンテナ部33は、DSRC用の通信アンテナである。
操作部34は、メカニカルなキースイッチやタッチパネル等を備え、ユーザから各種の操作指示を受け付ける。
記憶部35は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリを備える。記憶部35は、車載装置31に固有の機器識別用番号、型式番号などの情報や、車載装置31が搭載される車両の大きさや重量、ナンバープレート情報を記憶している。また、記憶部35は、制御部39が処理を実行する際に用いるデータやプログラムを記憶している。また、記憶部35は、処理に伴って生成されるデータも記憶可能になっている。なお、記憶部35は、不揮発性メモリに限られるわけではなく、揮発性のメモリであってもよい。また、記憶部35は、制御部39と一体となって構成されていてもよい。
AVインタフェース36は、オーディオ信号及び映像信号を報知装置42へ出力するインタフェースである。
ICカード通信部37は、ICカード41との通信機能を有する部位である。本実施形態では、ICカード通信部37とICカード41とは接触通信を行うが、近距離無線通信であってもよい。近距離無線通信方式としては、例えば、TypeA、TypeBと呼ばれる方式のものや、Felica(登録商標)方式や、Bluetooth(登録商標)方式などが考えられる。
車内LAN通信部38は、車内LAN43に接続された図示しない各種のECUやセンサ類との通信機能を有する部位である。通信方式としては、例えば、CANやLIN等が考えられる。
制御部39は、CPU,ROM,RAM,SRAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM等に記憶されたプログラムに基づいて上記各部を統括的に制御して各種処理を実行する。
(5)ICカード41について
ICカード41は、記録や演算をするためのICチップが組み込まれたカードであり、車載装置31と接触して通信することができるようになっている。なお、ICカード41には、カードの内部構成や、クレジットカード口座の契約者名や、クレジットカード口座の番号や、契約者の区分情報や、その他、契約に付随する情報などのカード情報が予め記憶されている。ICカード41は、接触通信に限られるわけではなく、非接触型の無線通信を行うようになっていてもよい。
(6)報知装置42
報知装置42は、音声を出力するスピーカや映像を出力するディスプレイ等を備え、車載装置31から受け取った情報をユーザへ報知することができるようになっている。なお、報知装置42は、車載装置31と一体に構成されていてもよい。
[動作の説明]
次に、路車間無線通信システム5の動作について図2及び図3のラダーチャートを用いて説明する。
路側装置11の制御部19は、所定の時間毎(例えば1分毎)に以下のS105〜S120の処理を行う。S105では、第二通信部16を介して情報配信センタ25から渋滞情報等の情報を取得する。また、S110では、第一通信部12を介して検知装置21からセンサ22の検知情報及びカメラ23の映像情報を取得する。そして、S115では、これら取得した情報に基づき、配信情報を生成(又は更新)する必要があるか否かを判定する。具体的には、例えば、(1)情報配信センタ25から取得した渋滞情報に変化があった場合に配信情報を生成(又は更新)する必要があると判定したり、(2)検知装置21より得られた気温情報及び雨量情報に基づいて路面の凍結判定を行い路面の凍結が起こり得る状態に変化したと判断した場合に配信情報を生成(又は更新)する必要があると判定したり、(3)検知装置21より得られた照度情報及び湿度情報に基づいて濃霧による視界不良が起こりえる状態に変化したと判断した場合に配信情報を生成(又は更新)する必要があると判定したり、(4)検知装置21より得られた映像を解析した結果、通行量に大きな変化があったと判断した場合に配信情報を生成(又は更新)する必要があると判定したり、(5)検知装置21より得られた映像を解析した結果、道路上に落下物や異常停車車両が発生したと判断した場合に配信情報を生成(又は更新)する必要があると判定したり、(6)検知装置21より得られた映像を解析した結果、道路上に水たまりが発生したと判断した場合に配信情報を生成(又は更新)する必要があると判定したりする。
この結果、配信情報を生成(又は更新)する必要があると判定した場合には(S115:Yes)、S120へ処理を移行し、配信情報を生成(又は更新)する必要はないと判定した場合には(S115:No)、所定の時間が経過するまで待機して再びS105から処理を行う。
配信情報を生成(又は更新)する必要があると判定した場合に進むS120では、S105及びS110で取得した情報に基づき配信情報を生成して情報の種別毎に区分けして記憶部15に記憶させる。ここでいう「区分け」というのは、例えば、追い越し車線を走行している車両向けの情報は区分Aに分類し、走行速度が80km/h以上の車両向けの情報は区分Bに分類し、車両の前照灯を点灯していない車両向けの情報は区分Cに分類し、通行料金についてETCによる支払いが可能な車両向けの情報は区分Dに分類するといったことである。なお、配信情報を更新する場合は、該当する区分に既に記憶された同種の配信情報を最新のものに置換する。また、配信情報には、生成日時が付されており、所定の時間経過した配信情報は記憶部15から削除されるようになっている。
一方、車載装置31の制御部39は、所定の時間毎(例えば1秒毎)に、車内LAN43に接続されたECUやセンサ等から各種の情報を、車内LAN通信部38を介して取得する(S125)。取得する具体的な情報としては、例えば、車載装置31が搭載された車両の走行速度、走行車線、方位といった車両の運行に関する情報や、ヘッドライトの点灯有無、ワイパーの作動有無といった車載設備の関する情報等が考えられる。制御部39は、これらの情報を取得すると記憶部35に記憶させる。以下、この情報を車両側情報と称す。
また、車載装置31の制御部39は、ICカード通信部37がICカード41と通信可能になったことを検知すると、以下のS130〜S140の処理を行う。S130では、ICカード通信部37を介してICカード41からカードの内部構成を示す構成情報を取得する。そして、その構成情報に基づきカード種別を判定する(S135)。判定の結果、例えば、カード種別がETCカードであると判定した場合には、車載装置31とICカード41との間で所定の相互認証処理を完了した後に、ICカード通信部37を介してICカード41から、契約情報等の料金の決済に必要なカード情報を取得する(S140)。そして、取得したカード情報を記憶部35に記憶させる。
その後、車載装置31が搭載された車両が路側装置11と通信可能な範囲に到達すると、路側装置11と車載装置31との間で無線通信が確立され(S145)、以下のS150〜S220の処理が行われる。なお、無線通信は、路側装置11の制御部19が無線部13を制御するとともに、車載装置31の制御部39が無線部32を制御することによって実現される。また、無線通信の確立手法は周知の方法が用いられる。
無線通信が確立されると、路側装置11の制御部19は、記憶部15に区分けされて記憶されている全ての配信情報に、区分を識別可能な区分IDを付して、無線部13を介して車載装置31へ送信する(S150)。なお、この配信情報と区分IDとは、通信フレーム中の同報通信用スロットにより送信される。このため、路側装置11と無線通信可能な他の車載装置31(図2を用いて説明している車載装置31以外の車載装置31)へも送信される。
ここで、通信フレームの構成について、図4を用いて説明する。図4(a)は、通信フレームの構造を説明するための通信フレームモデルである。通信フレームは、9つのスロットから構成され、スロットは、データ通信用スロットと制御用スロットとに大別される。データ通信用スロットには、複数の移動局(車載装置31)と通信可能なように、路車間でのデータ交換を行うためのMDS(Message Data Slot)が複数配置される。一方、制御用スロットには、路車間通信に必要な制御情報が含まれており基地局(路側装置11)が送信する通信フレームの構成情報や通信スロットの使用状況などを格納するFCMS(Frame Control Message Slot)と、移動局(車載装置31)が基地局(路側装置11)に通信接続を要求するためのACTS(Activation Slot)とが配置される。なお、ACTSは通信フレームに存在しない場合もある。
図4(b)は、MDSの使用例を説明するための通信フレームモデルである。図4(b)に示すモデルは、MDSのうち、SCI(Slot Control Information)の1〜6に対応するスロットは同報通信用スロットでありダウンリンク専用のスロットとして用いられ、SCIの7及び8に対応するスロットは空である。なお、同報通信用スロットというのは、路側装置11の通信範囲内にいる全ての車載装置31宛にデータを送信するためのスロットである。
図4(c)は、MDSの別の使用例を説明するための通信フレームモデルである。図4(c)に示すモデルは、MDSのうち、SCIの1〜5に対応するスロットは同報通信用スロットでありダウンリンク専用のスロットとして用いられ、SCIの6及び7に対応するスロットは、個別通信用スロットでありアップリンク用又はダウンリンク用のスロットとして用いられる。また、SCIの8は、ACTSとして用いられる。なお、個別通信用スロットというのは、路側装置11の通信範囲内にいる特定の車載装置31と個別通信を行うためのスロットであり、個別通信は路側装置11と車載装置31とが無線通信を確立した際に、使用されるスロットの識別情報が決定される。
このような、通信フレームを構成する各スロットは、動的に同報通信用スロット又は個別通信用スロットが割り当てられ、さらに個別通信用スロットについては、アップリンク用とダウリンク用とが切り替えられて使用される。
ここでさらに、配信情報の送信方法について図5を用いて説明する。配信情報は、文字情報、音声情報、映像情報等からなり、上記スロットのサイズに比較して大きなデータである。そのため、路側装置11の制御部19は、以下に説明する方法により配信情報を分割し、同報通信用スロットに格納して車載装置31へ送信する。
配信情報を送信する同報通信用スロットの1スロットは、図5(a)に示す構成を有する。すなわち、スロットを識別するための情報からなる「スロット情報」と、分割前の配信情報を特定するための「グループID」(換言すれば、一つの配信情報毎に分割配信情報全てに共通して付されるID)と、分割された配信情報毎に付された連番である「分割ID」と、分割されたデータや区分IDが格納される「データ」と、からなる。
配信情報をn個に分割して送信する場合のスロットの様子について、図5(b)に示す。1番目のスロットは、「グループID」に”AAA”が格納され、「分割ID」に”001”が格納され、「データ」に区分IDと分割された配信情報の1番目が格納される。2番目のスロットは、「グループID」に”AAA”が格納され、「分割ID」に”002”が格納され、「データ」に分割された配信情報の2番目が格納される。そして、n番目のスロットは、「グループID」に”AAA”が格納され、「分割ID」に”n”が格納され、「データ」には、分割された配信情報のn番目が格納される。なお、これら各スロットは、同一の通信フレーム内に存在していてもよいし、別のフレーム内に存在していてもよい。
一方、このようなスロットを受信した車載装置31の制御部39は、グループIDと分割IDとに基づいて、分割前の配信情報を組み立てる。そして、組み立て後の配信情報を区分IDとともに記憶部35に記憶させる。なお、配信情報は路側装置11から繰り返し送信されるため、通信エリア内に車両が長く滞在すると、車載装置31においては、同一の配信情報が何度も受信されることになる。このため、同一の配信情報を受信した場合はその配信情報については破棄するとよい。
説明を図2に戻し、通信フレームを受信した車載装置31の制御部39は、受信した通信フレームの同報通信用スロットから配信情報を取り出し、上述したように組み立てた後、区分IDと対応付けて記憶部35に記憶させる(S155)。
続いて、路側装置11の制御部19は、車載装置31に送信させる車両側情報の種類を特定可能な特定情報を取得要求として、無線部13を介して個別通信用スロットにより車載装置31へ送信する(S160)。
通信フレームを受信した車載装置31の制御部39は、受信した通信フレームの個別通信用スロットから上記取得要求を取り出してその要求を認識する。そして、要求された特定の車両側情報を記憶部35から読み出し、無線部32を介して個別通信用スロットにより路側装置11へ送信する(S165)。
通信フレームを受信した路側装置11の制御部19は、受信した通信フレームの個別通信用スロットから車両側情報を取り出して、記憶部15に記憶させる(S170)。
続いて、路側装置11の制御部19は、カード情報の取得要求を、無線部13を介して個別通信用スロットにより車載装置31へ送信する(S175)。
通信フレームを受信した車載装置31の制御部39は、受信した通信フレームの個別通信用スロットから上記取得要求を取り出してその要求を認識する。そして、カード情報を記憶部35から読み出し、無線部32を介して個別通信用スロットにより路側装置11へ送信する(S180)。
通信フレームを受信した路側装置11の制御部19は、受信した通信フレームの個別通信用スロットからカード情報を取り出して、記憶部15に記憶させる。
説明を図3に移し、続いて路側装置11の制御部19は、現在通信中の車載装置31に報知させる配信情報の区分を、S170で受信した車両側情報及びS185で受信したカード情報等に基づいて決定する(S205)。ここで言う「区分」というのは、S120において記憶部15に記憶された配信情報についての区分である。また、区分の決定方法の具体例としては、例えば、(1)車載装置31の搭載された車両が追い越し車線を走行しているのであれば、当該車載装置31には区分Aの配信情報を報知させることに決定し、(2)車載装置31の搭載された車両の走行速度が80km/h以上あるのであれば、当該車載装置31には区分Bの配信情報を報知させることに決定し、(3)車載装置31の搭載された車両の前照灯が点灯されていないのであれば、当該車載装置31には区分Cの配信情報を報知させることに決定し、(4)車載装置31の搭載された車両がETCによる通行料金の支払いが可能であるならば、当該車載装置31には区分Dの配信情報を報知させることに決定する。
続いて、路側装置11の制御部19は、決定した区分IDを、車載装置31において報知させる配信情報を指定するID(指定ID)として、無線部13を介して個別通信用スロットにより路側装置11へ送信する(S210)。
通信フレームを受信した車載装置31の制御部39は、受信した通信フレームの個別通信用スロットから指定IDを取り出し、その取り出した指定IDと同じ区分IDが付された配信情報を記憶部35に記憶されている配信情報の中から選択する(S215)。
続いて、車載装置31の制御部39は、選択した配信情報を、AVインタフェース36を介して報知装置42に送り、報知させる(S220)。具体的には、例えば、(1)指定IDが”区分A”であった場合には「この先の追い越し車線は、工事中です」というメッセージを、(2)指定IDが”区分B”であった場合には「この先、40km/hの速度制限がありますので、減速してください」というメッセージを、(3)指定IDが”区分C”であった場合には「この先、霧が発生しています。前照灯を点灯させてください。」というメッセージを、(4)指定IDが”区分D”であった場合には「ETCレーンは右側にあります」というメッセージを、報知装置42のスピーカから音声出力させるとともに報知装置42の表示ディスプレイに文字や図形で表示させる。
[実施形態の効果]
上記路車間無線通信システム5によれば、特定の車載装置31でのみ報知させる情報を同報通信用スロットによって送信させることができるため、従来と比較し、特定のユーザにとって有用な情報を、より多く報知することができる。また、車載装置31は、報知すべき情報であるかどうかを、個別通信用スロットにより路側装置11から指定された指定IDに対応する区分IDと対応付けられた配信情報を記憶部35が記憶する配信情報の中から選択することにより、複雑なアルゴリズムに基づいた判定等を行うことなく報知することができる。
また、路側装置11は、情報配信センタから取得した情報、及び、路側装置11の近傍に設置された検知装置21から取得した情報に基づいて配信情報を生成する。したがって、多様な配信情報であって、路側装置11が設置された場所付近の情報(すなわち、車両に関係の深い情報)が反映された配信情報が車載装置31へ配信されるため、ユーザは価値のある情報を得ることができる。
また、車載装置31の搭載された車両の車両設備から得られる情報を所定の時間毎(例えば1秒毎)に収集し、車両側情報として記憶部35に記憶させ、その記憶させた車両側情報を、路側装置11と通信可能になった後、個別通信用スロットによって路側装置11へ送信するようになっている。一方、路側装置11は、個別通信用スロットによって車載装置31から取得した車両側情報に基づいて指定IDを決定するようになっている。
このように、車載装置31によって送信された最新の車両側情報(車両の状態)に基づいて指定IDが決定されるため、車載装置31において報知される情報も最新の車両側情報(車両の状態)が反映されたものが報知される。すなわち、ユーザは、現在の状況に適した配信情報を得ることができる。
また、路側装置11は、車載装置31に送信させる車両側情報の種類を特定可能な特定情報を、個別通信用スロットにより車載装置31へ送信し、車載装置31は、記憶部35に記憶されている車両側情報のうち、路側装置11より車載装置31へ送信された特定情報に対応する情報を個別通信用スロットによって路側装置11へ送信するようになっている。
このため、指定IDの決定に不必要な車両側情報が車載装置31から路側装置11へ送信されることをなくすことができ、通信効率及び路側装置11の記憶部15の記憶効率を高めることができる。
また、車載装置31が、カード情報を記憶するICカード41からカード情報を読み取り、記憶部35に記憶させて路側装置11からの要求により、路側装置11に送信するようになっている。そして、路側装置11は、カード情報(例えば、カード種別)も加味して、指定IDを決定するようになっている。
このため、よりユーザにとって価値の高い配信情報を報知させることができる。
また、路側装置11は、配信情報を分割し、元の配信情報を特定するためのグループIDと、元の配信情報における位置を特定するための分割IDとを、分割した各情報に付加し、それら分割した各情報をそれぞれ、同報通信用スロットを構成する各スロットにより車載装置31へ送信させるようになっている。そして、車載装置31は、受信した各情報に付加されたグループIDと分割IDとに基づいて分割前の配信情報を再構成するようになっている。
このため、同報通信用スロットを構成するスロットに収まりきらないような大きさの配信情報でも車載装置31へ送信され、車載装置31で配信情報を報知させることができる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、S205において、車載装置31に報知させる配信情報の区分を一つ決定する例について説明したが、複数の区分を選択して決定してもよい。そして、これら決定した区分を指定IDとして車載装置31に送信し、車載装置31は、複数の区分の配信情報を報知するようになっていてもよい。
このようになっていれば、例えば、上述した区分Bの配信情報(「この先、40km/hの速度制限がありますので、減速してください」というメッセージ)が報知された後、上述した区分Dの配信情報(「ETCレーンは右側にあります」というメッセージ)が報知されるといった、配信情報が組み合わせられた報知がなされる。一方で、路側装置11は、車載装置31からカード情報を取得して指定IDを決定するため、ETCカードを有していない車両の車載装置31に対しては、上述した区分Bの配信情報(「この先、40km/hの速度制限がありますので、減速してください」というメッセージ)のみを報知させるといった柔軟な報知を実現できる。
(2)上記実施形態では、カード種別を判別してETC用の案内の例を説明したが、例えば、カード番号や有効期限情報を使用して、特定のカード発行会社や特定のカード保有者を限定して情報を提供するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザ間で提供する情報に差を付けることができるため、カード会社は特定のカード会員に対して特別なサービスを提供することができる。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲に記載した用語との対応を示す。
無線部13及びアンテナ部14が路側装置側第一通信手段に相当し、第二通信部16が路側装置側第二通信手段に相当し、制御部19が、路側装置側同報通信用スロット制御手段、路側装置側個別通信用スロット制御手段、及び、配信情報生成手段に相当する。また、第一通信部12が検知手段に相当し、記憶部15が路側装置側記憶手段に相当する。
また、無線部32及びアンテナ部33が車載装置側通信手段に相当し、記憶部35が車載装置側記憶手段に相当し、AVインタフェース36が報知手段に相当し、制御部39が、車載装置側同報通信用スロット制御手段、車載装置側個別通信用スロット制御手段、情報収集手段、及び、報知制御手段に相当する。また、ICカード通信部37がカード情報取得手段に相当する。
路車間無線通信システムの構成を示すブロック図である。 路車間無線通信システムの動作を説明するためのラダーチャートである。 路車間無線通信システムの動作を説明するためのラダーチャートである。 通信フレームの構成を説明するための通信フレームモデルである。 同報通信用スロットによって配信情報が分割された送信される様子を説明するための説明図である。
符号の説明
5…路車間無線通信システム、11…路側装置、12…第一通信部、13…無線部、14…アンテナ部、15…記憶部、16…第二通信部、19…制御部、21…検知装置、22…センサ、23…カメラ、25…情報配信センタ、31…車載装置、32…無線部、33…アンテナ部、34…操作部、35…記憶部、36…AVインタフェース、37…ICカード通信部、38…車内LAN通信部、39…制御部、41…ICカード、42…報知装置、43…車内LAN。

Claims (13)

  1. 路側装置と車載装置とを備える路車間無線通信システムであって、
    前記路側装置は、
    同報通信用スロット及び個別通信用スロットにより前記車載装置と通信を行うための路側装置側第一通信手段と、
    前記車載装置へ配信する情報である配信情報に、当該配信情報の区分を表す区分IDを付加し、前記同報通信用スロットによって前記配信情報を前記車載装置へ送信させる路側装置側同報通信用スロット制御手段と、
    前記車載装置がユーザに提供する前記配信情報を前記路側装置側より指定するための指定IDを、前記個別通信用スロットによって前記車載装置へ送信させる路側装置側個別通信用スロット制御手段と、
    を備え、
    一方、前記車載装置は、
    同報通信用スロット及び個別通信用スロットにより前記路側装置と通信を行うための車載装置側通信手段と、
    情報を記憶するための車載装置側記憶手段と、
    ユーザへ情報を報知するための報知手段と、
    前記同報通信用スロットにより前記路側装置から送信されてきた前記配信情報と前記区分IDとを対応付けて前記車載装置側記憶手段に記憶させる車載装置側同報通信用スロット制御手段と、
    前記個別通信用スロットにより前記路側装置から送信されてきた前記指定IDを前記車載装置側記憶手段に記憶させる車載装置側個別通信用スロット制御手段と、
    前記車載装置側記憶手段が記憶する前記配信情報のうち、前記個別通信用スロットにより前記路側装置から指定された前記指定IDに対応する前記区分IDと対応付けられた前記配信情報を前記報知手段に報知させる報知制御手段と、
    を備えること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の路車間無線通信システムにおいて、
    前記路側装置は、情報配信センタと通信を行うための路側装置側第二通信手段と、
    前記路側装置側第二通信手段を介して前記情報配信センタから取得した情報に基づき、前記配信情報を生成する配信情報生成手段と、
    をさらに備えること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  3. 請求項2に記載の路車間無線通信システムにおいて、
    前記路側装置は、当該路側装置の周辺の情報を取得する検知手段をさらに備え、
    前記配信情報生成手段は、前記検知手段から取得した情報も用いて、前記配信情報を生成すること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の路車間無線通信システムにおいて、
    前記路側装置は、前記配信情報生成手段が生成した前記配信情報を記憶するための路側装置側記憶手段をさらに備え、
    前記路側装置の前記配信情報生成手段は、前記配信情報を生成する際に用いる前記情報に変化があった都度、配信する前記配信情報を生成して前記路側装置側記憶手段に記憶させ、
    前記路側装置側同報通信用スロット制御手段は、前記路側装置側記憶手段に記憶された前記配信情報を前記車載装置へ送信させること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の路車間無線通信システムにおいて、
    前記車載装置は、前記車載装置の搭載された車両の車両設備から得られる情報を収集し、車両側情報として前記車載装置側記憶手段に記憶させる情報収集手段をさらに備え、
    前記車載装置側個別通信用スロット制御手段は、前記情報収集手段が収集して前記車載装置側記憶手段に記憶させた前記車両側情報を前記個別通信用スロットによって前記路側装置へ送信し、
    前記路側装置側個別通信用スロット制御手段は、前記個別通信用スロットによって前記車載装置から取得した前記車両側情報に基づいて前記指定IDを決定すること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  6. 請求項5に記載の路車間無線通信システムにおいて、
    前記路側装置側個別通信用スロット制御手段は、車載装置に送信させる前記車両側情報の種類を特定可能な特定情報を、前記個別通信用スロットにより前記車載装置へ送信し、
    前記車載装置側個別通信用スロット制御手段は、前記情報収集手段が収集して前記車載装置側記憶手段に記憶させた前記車両側情報のうち、前記路側装置より前記車載装置へ送信された前記特定情報に対応する情報を前記個別通信用スロットによって前記路側装置へ送信すること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の路車間無線通信システムにおいて、
    前記情報収集手段は、前記車載装置への電力供給が開始された際、及び、電力供給がされた後は所定の間隔毎に、前記車両側情報の収集を行って前記車載装置側記憶手段に記憶させること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の路車間無線通信システムにおいて、
    前記車載装置は、決済処理に用いるカード情報を記憶する端末からカード情報を読み取るカード情報取得手段をさらに備え、
    前記情報収集手段は、カード情報取得手段が取得したカード情報も収集し、前記車載装置側記憶手段に前記車両側情報として記憶させること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  9. 請求項8に記載の前記カード情報取得手段は、前記端末と非接触の通信を行うことによってカード情報を取得すること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれかに記載の路車間無線通信システムにおいて、
    前記路側装置側同報通信用スロット制御手段は、前記配信情報を分割し、元の配信情報を特定するためのグループIDと、元の配信情報における位置を特定するための分割IDとを、分割した各情報に付加し、それら分割した各情報をそれぞれ、前記同報通信用スロットを構成する各スロットにより前記車載装置へ送信させ、
    前記車載装置側同報通信用スロット制御手段は、受信した前記各情報に付加された前記グループIDと前記分割IDとに基づいて分割前の前記配信情報を再構成すること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれかに記載の路車間無線通信システムにおいて、
    前記報知手段は、前記車載装置とは別体となった報知装置へ前記配信情報を送信するインタフェースであること、
    を特徴とする路車間無線通信システム。
  12. 同報通信用スロット及び個別通信用スロットにより車載装置と通信を行うための路側装置側第一通信手段と、
    前記車載装置へ配信する情報である配信情報に、当該配信情報の区分を表す区分IDを付加し、前記同報通信用スロットによって前記配信情報を前記車載装置へ送信させる路側装置側同報通信用スロット制御手段と、
    前記車載装置がユーザに提供する前記配信情報を前記路側装置側より指定するための指定IDを、前記個別通信用スロットによって前記車載装置へ送信させる路側装置側個別通信用スロット制御手段と、
    を備えることを特徴とする路側装置。
  13. 同報通信用スロット及び個別通信用スロットにより路側装置と通信を行うための車載装置側通信手段と、
    情報を記憶するための車載装置側記憶手段と、
    ユーザへ情報を報知するための報知手段と、
    前記同報通信用スロットにより前記路側装置から送信されてきた前記配信情報と前記区分IDとを対応付けて前記車載装置側記憶手段に記憶させる車載装置側同報通信用スロット制御手段と、
    前記個別通信用スロットにより前記路側装置から送信されてきた前記指定IDを前記車載装置側記憶手段に記憶させる車載装置側個別通信用スロット制御手段と、
    前記車載装置側記憶手段が記憶する前記配信情報のうち、前記個別通信用スロットにより前記路側装置から指定された前記指定IDに対応する前記区分IDと対応付けられた前記配信情報を前記報知手段に報知させる報知制御手段と、
    を備えることを特徴とする車載装置。
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