JP2009185571A - 建物 - Google Patents

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Hirotoshi Okazaki
宏俊 岡崎
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Abstract

【課題】 下部構造体の上に設置した床構造体の上に木質ラーメン構造の門型耐力壁を、簡易な構造によって強固に配置すること。
【解決手段】 建物1であって、下部構造体3の上に床構造体20を設置し、床構造体20の上に木質ラーメン構造の門型耐力壁30の左右の柱脚を載せ、門型耐力壁30の柱脚と下部構造体3を金物40、50を介して連結したもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は建物に関する。
特許文献1に記載の如く、建物の木質ラーメン構造の門型フレームの柱脚を基礎の上に中間金物を介して強固に取付け、門型フレームの広い開口幅をもつガレージ等の内部空間を構成するものがある。
特開平9-60107
建物の床上に大開口を形成する構造として、特許文献1に記載の門型フレームの柱脚まわりに床構造体を敷き設けることが考えられる。しかしながら、このとき、門型フレームの左右の柱脚の外寸を一辺とする矩形状床構造体の輪郭を門型フレームの柱脚に対応する角部で切欠き、床構造体の非切欠部を基礎の上に載せるものとする場合には、床構造体の枠組等の構成が複雑になる。また、このとき、門型フレームの左右の柱脚の内寸を一辺とする矩形状床構造体を門型フレームの柱脚の内側面に突き当て支持するものとする場合には、床構造体を門型フレームに支持するための格別の支持金物が必要になる。
本発明の課題は、下部構造体の上に設置した床構造体の上に木質ラーメン構造の門型耐力壁を、簡易な構造によって強固に配置することにある。
請求項1の発明は、下部構造体の上に床構造体を設置し、床構造体の上に木質ラーメン構造の門型耐力壁の左右の柱脚を載せ、門型耐力壁の柱脚と下部構造体を金物を介して連結した建物である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記床構造体と門型耐力壁とが予め一体化された床付壁ユニットを構成するようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記金物が、床構造体に内蔵した中間金物を含み、この中間金物に、前記門型耐力壁の柱脚と下部構造体とがそれぞれ連結されてなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)建物において、下部構造体の上に床構造体を設置し、床構造体の上に木質ラーメン構造の門型耐力壁の左右の柱脚を載せ、門型耐力壁の柱脚と下部構造体を金物を介して連結した。従って、下部構造体と門型耐力壁の柱脚との間に床構造体を挟み込む構造になり、床構造体の輪郭を切欠く必要がないし、床構造体を下部構造体の上に支持し、かつ下部構造体と門型耐力壁の柱脚の間に強固に挟み込み配置される。
(請求項2)
(b)床構造体と門型耐力壁とが予め一体化された床付壁ユニットを構成する。従って、床付壁ユニットを予め工場で生産した後に建築現場に輸送して据付けるものになり、建物の工業生産化率を向上できる。
(請求項3)
(c)門型耐力壁の柱脚が、床構造体に内蔵した中間金物に連結される。従って、門型耐力壁の柱脚と床構造体を中間金物により強固に一体化できる。また、門型耐力壁の両面や床構造体の上面に面材が張設された状態であっても、床下からの作業で各連結作業ができるので工程の自由化ができる。
図1は建物を示す斜視図、図2は床付壁ユニットの設置構造を示す正面図、図3は門型耐力壁の連結構造を示す正面図、図4は門型耐力壁の柱と梁の剛接合構造を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、図5は中間金物を示す斜視図、図6は門型耐力壁と床構造体の連結構造を示す斜視図、図7は門型耐力壁と基礎の連結構造を示す斜視図である。
図1に示す建物1は、複数個の工場生産された建物ユニット2を、建築現場に設けてある基礎3の上に隣接設置して構築されたユニット建物であり、その一部に床付壁ユニット10を有する。
床付壁ユニット10は、図2に示す如く、床構造体20と木質ラーメン構造の門型耐力壁30とを工場生産段階で予め一体化したものである。門型耐力壁30の柱脚が、床構造体20に内蔵した中間金物40に連結される。そして、建物1は、床付壁ユニット10に対する下部構造体としての基礎3の上に床構造体20を設置し、床構造体20の上に門型耐力壁30の左右の柱脚を載せ、門型耐力壁30の壁枠組31と基礎3を中間金物40を介して連結してある。建物1は、床構造体の上で、門型耐力壁30の左右の壁枠組31に挟まれる空間を窓等の大開口とする。
床構造体20は、図2、図3に示す如く、木質根太21Aからなる床枠組21の下面に木質土台22を取付けるとともに、床枠組21の上面に床面材23を取付けて構成される。
門型耐力壁30は、図2〜図4に示す如く、木質構造柱31Aと木質縦枠材31Bにより壁枠組31を形成し、左右の壁枠組31の上端部に木質構造梁32の両端部を剛接合して門型とする。壁枠組31と構造梁32は、図4に示す如く、相交差する構造柱31Aの上端部と構造梁32の端部のそれぞれの幅方向中央部に溝33A、33Bを形成し、L型接合金物34をそれらの溝33A、33Bに差し込み、構造柱31Aの上端部とその溝33Aに差し込まれたL型接合金物34とをドリフトピン35Aにより接合されるとともに、構造梁32の端部とその溝33Bに差し込まれたL型接合金物34とをドリフトピン35Bにより接合される。これにより、左右の構造柱31A、ひいては壁枠組31と構造梁32とが剛接合され、木質ラーメン構造の門型耐力壁30が形成される。
尚、門型耐力壁30は、左右の壁枠組31の下端面に木質下枠材36を架け渡されるとともに、左右の壁枠組31の上端面に木質上枠材37を架け渡される。生産段階の門型耐力壁30は左右の壁枠組31を下枠材36により連結されて安定化される。下枠材36は、床構造体20と門型耐力壁30の一体化後に、左右の構造柱31Aの内寸相当部を切除される。
床構造体20と門型耐力壁30は以下の構造により連結されて一体化される。床構造体20において、図3に示す如く、門型耐力壁30の左右の構造柱31A、縦枠材31Bの各柱脚に対応する床面材23の下側側傍に中間金物40を配置し、この中間金物40を木ねじ41で床枠組21の根太21Aに固定する。中間金物40は、図5に示す如く、上板40Aと下板40Bの間につなぎ板40Cを有して構成され、つなぎ板40Cが木ねじ41により根太21Aに固定される。他方、門型耐力壁30において、図3に示す如く、左右の構造柱31A(縦枠材31Bにおいても同じ)の脚部の側面に引き寄せ金物50の取付板50Aをボルト51、釘52で固定する。床構造体20の上に門型耐力壁30の左右の構造柱31A(縦枠材31Bにおいても同じ)の脚部を載せ、図6に示す如く、ボルト61を引き寄せ金物50の台座板50B、門型耐力壁30の下枠材36、床構造体20の床面材23のそれぞれに設けた孔経由で、構造柱31Aの脚部に対応する中間金物40の上板40Aのボルト挿通孔に挿通し、その挿通端にナット61Aを締結する。これにより、床構造体20と門型耐力壁30(構造柱31A、縦枠材31B)を連結した床付壁ユニット10が形成される。
門型耐力壁30と基礎3は以下の構造により連結される。床付壁ユニット10の床構造体20を基礎3の上に据付け設置するに際し、図7に示す如く、基礎3のアンカーボルト4を床構造体20の土台22に設けた孔経由で、門型耐力壁30の構造柱31A、縦枠材31Bの各脚部に対応する中間金物40の下板40Bのボルト挿通孔に挿通し、その挿通端にナット4Aを締結する。これにより、門型耐力壁30の左右の構造柱31A、縦枠材31Bの各脚部が、引き寄せ金物50、中間金物40を介して基礎3に連結される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)建物1において、基礎3の上に床構造体20を設置し、床構造体20の上に木質ラーメン構造の門型耐力壁30の左右の柱脚を載せ、門型耐力壁30の柱脚と基礎3を引き寄せ金物50、中間金物40を介して連結した。従って、基礎3と門型耐力壁30の柱脚との間に床構造体20を挟み込む構造になり、床構造体20の輪郭を切欠く必要がないし、床構造体20を基礎3の上に支持し、かつ基礎3と門型耐力壁30の柱脚の間に強固に挟み込み配置される。
(b)床構造体20と門型耐力壁30とが予め一体化された床付壁ユニット10を構成する。従って、床付壁ユニット10を予め工場で生産した後に建築現場に輸送して据付けるものになり、建物1の工業生産化率を向上できる。
(c)門型耐力壁30の柱脚が、床構造体20に内蔵した中間金物40に連結される。従って、門型耐力壁30の柱脚と床構造体20を中間金物40により強固に一体化できる。また、門型耐力壁30の両面や床構造体20の上面に面材が張設された状態であっても、床下からの作業で各連結作業ができるので工程の自由化ができる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。本発明の建物において、床構造体が設置される下部構造体は下階の壁構造体の縦枠材と、下階構造体であっても良い。
図1は建物を示す斜視図である。 図2は床付壁ユニットの設置構造を示す正面図である。 図3は門型耐力壁の連結構造を示す正面図である。 図4は門型耐力壁の柱と梁の剛接合構造を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。 図5は中間金物を示す斜視図である。 図6は門型耐力壁と床構造体の連結構造を示す斜視図である。 図7は門型耐力壁と基礎の連結構造を示す斜視図である。
符号の説明
1 建物
3 基礎(下部構造体)
10 床付壁ユニット
20 床構造体
30 門型耐力壁
40 中間金物(金物)
50 引き寄せ金物(金物)

Claims (3)

  1. 下部構造体の上に床構造体を設置し、床構造体の上に木質ラーメン構造の門型耐力壁の左右の柱脚を載せ、門型耐力壁の柱脚と下部構造体を金物を介して連結した建物。
  2. 前記床構造体と門型耐力壁とが予め一体化された床付壁ユニットを構成する請求項1に記載の建物。
  3. 前記金物が、床構造体に内蔵した中間金物を含み、この中間金物に、前記門型耐力壁の柱脚と下部構造体とがそれぞれ連結されてなる請求項1又は2に記載の建物。
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