JP2009176990A - 電子機器ユニット - Google Patents

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Norihisa Matsuda
典久 松田
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Abstract

【課題】電子機器ユニットに衝撃や振動が加わった場合に、電子機器ユニットに実装されたデバイスの接合部にストレスが集中しやすく、接合信頼性の向上を阻害するものであった。
【解決手段】配線パターンを有した実装用基板9と、この実装用基板9に実装した発熱部品10、11と、この発熱部品10、11の天面12、13に第1の主面を密着させた伝熱弾性体14、15と、伝熱弾性体14、15の第2の主面を密着させた金属板16とを備え、金属板16は実装用基板9に対して平行な位置関係に設けた電子機器ユニット。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器に使用される電子機器ユニットに関するものである。
従来の電子機器ユニットの側面図を図5に示す。図5に示す従来の電子機器ユニット1はプリント配線基板2に実装したコイル部品3やFET4などの発熱部品で発生した熱を放熱するために、コイル部品3やFET4のプリント配線基板2への実装側とは反対側にあたる天面に、固定用媒体5を介して放熱フィン6を装着させているものであった。
なお、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては例えば特許文献1知られている。
特開平6−177320号公報
従来の電子機器ユニット1は、発熱部品の発熱量に応じて放熱フィン6の表面積や大きさを設定していたため、例えばFET4のような比較の上で小さな発熱部品が大きな発熱量を有する場合などにおいては、小さな発熱部品に大きな放熱フィン6を装着するなどの対策が採られていた。
しかしながら、FET4などの小さなデバイスの天面に重量物となる放熱フィン6が装着されることにより、電子機器ユニット1に振動や衝撃力が加わった際には、FET4のプリント配線基板2へのはんだ接合部7にストレスが集中して加わり易い構造となっているものであった。
そこで、本発明は電子機器ユニットに使用されるデバイスの実装部に加わるストレスの低減を目的とするものである。
そしてこの目的を達成するために、配線パターンを有した実装用基板と、
この実装用基板に実装した発熱部品と、
この発熱部品の天面に第1の主面を密着させた伝熱弾性体と、
前記伝熱弾性体の第2の主面を密着させた金属板とを備え、
前記金属板は前記実装用基板に対して平行な位置関係に設けた
ことを特徴としたものである。
本発明によれば、発熱部品を実装用基板と金属板とによって伝熱弾性体を介して固定することにより、放熱性の実現とともに、発熱部品の実装部にストレスが加わり難くすることができるものである。
(第一の実施形態)
以下、本発明の第一の実施形態における電子機器ユニットを図面を用いて説明する。
図1の側面図に示すように、電子機器ユニット8は実装用配線基板9にコイル部品10や半導体部品11等の発熱部品を実装している。そして、実装側とは反対側となるコイル部品天面12や半導体部品天面13に、伝熱弾性体14、15の一方の面を密着させ、その一方の面の裏面となる他方の面には放熱金属板16を密着させている。さらに、実装用配線基板9と放熱金属板16とは、ほぼ平行となる位置関係としている。また、実装用配線基板9と放熱金属板16とは、それぞれが平行な位置関係を維持するために、固定ピン17によって支持されている。
本発明の構成によれば、コイル部品10や半導体部品11と放熱金属板16との間には伝熱弾性体14、15を密着させて挟んだ状態で配置していることにより、実装用配線基板9や放熱金属板16に衝撃が加わった場合においても、この衝撃によるストレスはコイル部品10や半導体部品11と実装用配線基板9との接合部18、19には加わり難くすることができ、接合部18、19の接合信頼性を向上させることが可能となる。つまり、コイル部品天面12や半導体部品天面13に密着しているのは伝熱弾性体14、15であるため、衝撃時に生じるコイル部品10や半導体部品11と伝熱弾性体14、15との位置関係の変化による応力を吸収するものである。当然ながら、伝熱弾性体14、15と放熱金属板16との間に生じる応力も吸収するものでもある。また、伝熱弾性体14、15はそれぞれ個別にコイル部品10や半導体部品11に接しているため、伝熱弾性体14、15がコイル部品10や半導体部品11を押圧する力を、伝熱弾性体14、15の厚みや材質を必要に応じて個別に変化させることでそれぞれ適当な状態に調整することが可能となる。ここで、伝熱弾性体14とコイル部品10との密着状態は図2の断面図に示すように、伝熱弾性体14と導体20との接触が少ない状態(伝熱弾性体14の一方の面が点線21である状態)であっても、放熱性や固定に関する機能を有するものである。しかしながら、伝熱弾性体14の一方の面22が導体20において断面23の半分程度もしくはそれ以上が埋没する密着度が得られる弾性を有する伝熱弾性体14を使用することにより、より大きな放熱性を得ることが可能となる。
また、図1に示す実装用配線基板9と放熱金属板16とを平行な位置関係とすることにより、衝撃や振動が電子機器ユニット8に加わっても、その力はそれぞれの固定ピン17に概ね均等に分散されやすくなり、よってコイル部品10や半導体部品11等に対しても特定のデバイスに応力が集中することを避けることができる。よって、実装用配線基板9との接合部18、19の接合信頼性向上が可能となる。ここで、固定ピン17は弾性を有する材質であっても構わない。この場合、伝熱弾性体14、15の弾性を固定ピン17の弾性よりも大きくすることで衝撃や振動が電子機器ユニット8に加わっても、先ず第1の段階で衝撃のある割合を固定ピン17の弾性により吸収したうえで、第2の段階で伝熱弾性体14、15と放熱金属板16との間に生じる応力を吸収する。これによってもまた、衝撃によるストレスはコイル部品10や半導体部品11と実装用配線基板9との接合部18、19には加わり難くすることができ、接合部18、19の接合信頼性を向上させることが可能となる。
また、図3に示すように伝熱弾性体14、15を弾性が大きな材質とすることにより、コイル部品10や半導体部品11に対して伝熱弾性体14、15を密着させる部分が、コイル部品天面12や半導体部品天面13のみならず、コイル部品10や半導体部品11の側面で天面側も密着することとなり、放熱効率を上昇させることが可能となる。
また、コイル部品10や半導体部品11をほぼ均等な力で押圧する方法としては、図4に示すように放熱金属板16と伝熱弾性体14、15とは、伝熱層24、25を介して配置させるものが好ましい。つまり、伝熱弾性体14、15の上面側と伝熱層24、25の下面側とを密着させ、さらに伝熱層24、25の上面側に放熱金属板16を密着させるものである。これにより、伝熱層24、25それぞれの厚みを調整することにより、伝熱弾性体14、15の厚みを均等にすることが可能となる。
よって、伝熱弾性体14、15がコイル部品10や半導体部品11を押圧する力がほぼ均等となるため、電子機器ユニット8に加わった衝撃や振動による応力が、特定のコイル部品10や半導体部品11に集中することを避けることができる。よって、実装用配線基板9との接合部18、19の接合信頼性向上が可能となる。
本発明の電子機器ユニットは、振動や衝撃をデバイスの接合部へ応力として伝わることを低減する効果を有し、各種電子機器において有用である。
本発明の一実施形態における電子機器ユニットの第1の側面図 本発明の一実施形態における電子機器ユニットの局部断面図 本発明の一実施形態における電子機器ユニットの第2の側面図 本発明の一実施形態における電子機器ユニットの第3の側面図 従来の電子機器ユニットの側面図
符号の説明
8 電子機器ユニット
10 コイル部品
11 半導体部品
12 コイル部品天面
13 半導体部品天面
14、15 伝熱弾性体
16 放熱金属板
17 固定ピン

Claims (3)

  1. 配線パターンを有した実装用基板と、
    この実装用基板に実装した発熱部品と、
    この発熱部品の天面に第1の主面を密着させた伝熱弾性体と、
    前記伝熱弾性体の第2の主面を密着させた金属板とを備え、
    前記金属板は前記実装用基板に対して平行な位置関係に設けた
    電子機器ユニット。
  2. 発熱部品の天面と側面の一部とに第1の主面を密着させた伝熱弾性体を備えた
    請求項1に記載の電子機器ユニット。
  3. 伝熱弾性体と金属板とは伝熱層を介して配置した
    請求項1もしくは請求項2に記載の電子機器ユニット。
JP2008014613A 2008-01-25 2008-01-25 電子機器ユニット Pending JP2009176990A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012227472A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Mitsubishi Electric Corp 電子部品の実装構造体
WO2017159010A1 (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 オムロン株式会社 コイル部品の放熱構造およびそれに用いられるコイル部品

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