JP2009173018A - 光制御膜の製造装置及びその製造方法 - Google Patents

光制御膜の製造装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】いずれの入射角においても高い曇価を示す光制御膜を、大面積のものであっても均一に、しかも連続的に製造可能な製造装置及び製造方法を提供する。
【解決手段】光源ランプ15を、光硬化性樹脂組成物膜と離隔対向し、光源ランプ15の軸方向と光硬化性樹脂組成物膜の移動方向とが交差するように配置する。また、複数枚の薄板状の遮光板14を、光硬化性樹脂組成物膜と光源ランプ15との間に、移動方向に対して略垂直方向に所定間隔で、且つコンベア10と対向する一辺が、コンベア10の移動方向と同方向となるように設置する。そして、光硬化性樹脂組成物膜を移動させながら、光源ランプ15から光を照射して光硬化性樹脂組成物膜を硬化させて光制御膜を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光制御膜を製造する装置及びその製造方法等に関するものである。
従来、十分な全光線透過率を有するとともに表面が平滑で、且つ曇価に角度依存性のない光制御膜を製造する方法として、屈折率が互いに異なる少なくとも2種類の光重合可能なモノマー又はオリゴマーを含有する光硬化性樹脂組成物を膜状に成形し、成形した光硬化性樹脂組成物膜に光を照射して光制御膜を形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1や特許文献2を参照)。
ここで使用する光源としては、特許文献1では、照射される膜面から見て光照射角度が小さく、その形状が、長軸の長さをd、光源と膜面との距離をlとしたときd/lが0.2より小さいことが好ましく、究極的には光源は点光源が望ましいとされている。また、特許文献2では、光硬化性樹脂組成物膜に対して平行光線を照射する光源が提案されており、このような平行光線を照射する方法として、例えば、点状光源からフレネルレンズを介して光を照射する方法が例示されている。
特開昭64−40906号公報 特開平4−77727号公報
しかしながら、点光源による光照射では、光硬化性樹脂組成物膜の膜面位置によって光照射角度が変化するため、特に大面積の光制御膜の場合、膜面全体において均一な曇価を有するようにすることは原理上不可能であった。また、点状光源からフレネルレンズを介して光を照射する方法では、膜面全体において光照射角度は等しくなるものの、照度及び露光量が膜面の位置によって変化するため、上記の光照射方法と同様に、膜面全体において均一な曇価を有するようにすることは難しいという問題点があった。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、少なくとも一方向においていずれの入射角においても高い曇価を示す光制御膜を、大面積のものであっても均一に、しかも連続的に製造可能とする製造装置及び製造方法を提供することにある。
本発明者は、前記目的を達成すべく種々検討した結果、光源として線状光源を用いるとともに、複数枚の薄板状の遮光部材を用いて線状光源からの光を細分することによって前記目的が達成されることを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明に係る光制御膜の製造装置は、光硬化性樹脂組成物膜(以下、「樹脂組成物膜」と記すことがある)と離隔対向するように線状光源を配置し、樹脂組成物膜及び線状光源の少なくとも一方を移動させながら、線状光源から光を照射して樹脂組成物膜を硬化させて光制御膜を形成する製造装置であって、線状光源の軸方向と前記の移動方向とが交差し、互いに対向する複数枚の薄板状の遮光部材が、光硬化性樹脂組成物膜と線状光源との間に、移動方向に対して略垂直方向に所定間隔で、且つ遮光部材の、光硬化性樹脂組成物膜と対向する一辺が、それぞれ移動方向と同方向となるように設けられていることを特徴とする。
光硬化性樹脂組成物としては、それぞれ分子内に重合性炭素−炭素結合を有し、且つ、単独重合して得られる単独重合体の屈折率が互いに異なる少なくとも2種類の光重合可能なモノマー又はオリゴマーを含有するものが好適である。
前記複数枚の薄板状の遮光部材の設置間隔Dと、遮光部材の、樹脂組成物膜に向かう方向への長さLとの比D/Lは0.01〜0.2の範囲が好ましい。
また、本発明によれば、それぞれ分子内に重合性炭素−炭素結合を有し、且つ、単独重合して得られる単独重合体の屈折率に差がある少なくとも2種類の光重合可能なモノマー又はオリゴマーを含有する光硬化性樹脂組成物を膜状に成形し、前記記載の製造装置を用いて樹脂組成物膜を硬化させる光制御膜の製造方法が提供される。
光硬化性樹脂組成物の膜厚としては25μm以上が好ましい。
本発明の製造装置及び製造方法によれば、少なくとも一方向において、曇価に入射角度依存性がなく、いずれの入射角においても高い曇価を示す光制御膜を大面積であっても均一に連続的に製造できる。
以下、本発明に係る製造装置及び製造方法について図に基づいて説明するが、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本発明に係る製造装置の一実施形態を示す斜視図を、図2にその正面概略図を示す。図1の製造装置1は、矢印方向に回転移動するコンベア10と、コンベア10の上方に樹脂塑性物膜と離隔対向して配置され、その軸方向がコンベア10の移動方向と略直交する線状の光源ランプ(線状光源)15と、コンベア10と光源ランプ15との間に、コンベア10の移動方向に対して垂直方向に所定間隔で、且つコンベア10と対向する一辺が、それぞれコンベア10の移動方向と同方向となるように設置された互いに対向する複数枚の薄板状の遮光板(遮光部材)14と、コンベア10の直上にコンベア10と対向するよう設置された、四角形状の開口部12を有する光遮蔽板11とを備える。なお、光遮蔽板11は、開口部12によって光照射開始角度と光照射終了角度とを規定して、光制御膜の、コンベア10の移動方向と同方向の曇価のピーク位置を調整するとともに、製造装置1外から光が進入し樹脂組成物膜に当たるのを防止することを主な目的とするものであって、光遮蔽板11を取り付けない場合でも本発明の効果は得られる。
このような製造装置1において、樹脂組成物膜(不図示)が表面に形成された基板20をコンベア10上に載置し、所定速度で移動させながら、光源ランプ15からの光を樹脂組成物膜に照射する。このとき、光源ランプ15から出射した光は、コンベア10の移動方向と平行に、複数枚が並列に設置された、複数の区分された領域を形成する遮光板14によって、コンベア10の移動方向と垂直方向に複数個に区分される。区分された光は、その区分された領域内においていわば点状光源のような作用を奏し、コンベア10の移動方向と垂直方向における、樹脂組成物膜に対する照射光は、遮光板14によってほぼ平行光線とされる。この結果、得られる光制御膜の、コンベア10の移動方向と垂直方向の曇価は、すべての角度範囲にわたって高い値を示すようになる。一方、コンベア10の移動方向と同方向における、樹脂組成物膜に対する照射光は、遮光板14によって遮られることなく、光遮蔽板11の開口部12から広い角度範囲で樹脂組成物膜に照射する。この結果、樹脂組成物膜には種々の方向に屈折率の異なる相が交互に形成され、得られる光制御膜の、コンベア10の移動方向と同方向の曇価は、すべての角度範囲にわたって高い値を示すようになる。なお、ほぼ平行、略垂直方向とは、それぞれ平行、垂直に対して±10°程度までの誤差が許容されることを意味する。
遮光板14は、コンベア10の移動方向と平行に、互いに対向して複数枚が所定間隔で並列に設置されていればよい。遮光板14の形状は薄板状であれば特に限定はないが、例えば、遮光板14の、樹脂組成物膜に向かう方向への長さL(図2に図示)は、5cm〜50cmの範囲が好ましく、より好ましい下限値は10cm、より好ましい上限値は30cmである。また、遮光板14の幅(コンベア10の移動方向と同方向に伸びる一辺の長さ)W(図2に図示)は、10cm〜100cmの範囲が好ましく、より好ましい下限値は20cm、より好ましい上限値は50cmである。遮光板14の厚みT(図2に図示)は、0.01mm〜5mmの範囲が好ましく、より好ましい下限値は0.1mm、より好ましい上限値は2mmである。
また、遮光板14の設置間隔Dは、狭くするほど照射光を平行光線に近くできるが、遮光板14の側面に対向する樹脂組成物膜の領域に光が照射されず、曇価にムラができやすくなる傾向にある。このため、遮光板14の設置間隔Dは、遮光板14の長さLとの関係において、D/L=0.01〜0.2の範囲とするのが好ましい。D/Lが0.01以上であると、樹脂組成物膜に対する照射光が平行光線となり、曇価に入射角度依存性が生じにくくなる傾向があることから好ましい。また、D/Lが0.2以下であると相対的に板の厚みの総和が小さくなり、樹脂組成物膜に光照射されない領域が小さくなる傾向があることから好ましい。D/Lのより好ましい下限値は0.02であり、さらに好ましい下限値は0.03である。他方、D/Lのより好ましい上限値は0.15であり、さらに好ましい上限値は0.1である。
遮光板14の設置位置は、光源ランプ15と樹脂組成物膜との間であれば特に限定はないが、遮光板14の下端が樹脂組成物膜に近いと、照射光を平行光線に近づけることはできるが、樹脂組成物膜の、遮光板14の側面に対向する樹脂組成物膜の領域に光が照射されにくくなる傾向がある。したがって、遮光板14の設置高さは、遮光板14の厚みとの関係において適宜決定すればよいが、通常は、樹脂組成物膜から遮光板14の下端までの距離を20cm以上、好ましくは30cm以上とするのが好ましい。
遮光板14及び光遮蔽板11の材質は、特に制約されるものではなく、ガラス、セラミックス、金属、プラスチック等が使用可能であるが、光源ランプからの強い光や熱に耐久性のあり、物理的強度も強い方が好ましい。具体的には、SUSや鉄、アルミニウム等の金属及び合金類や、耐熱性高分子材料が好ましく使用される。ただし、できるだけ光を反射させないように、黒い塗装を施したり、金属の黒化処理や行ったり、また静電植毛を行ったりしておくことが好ましい。
本発明で使用する光源ランプ15は、光硬化性樹脂組成物の光重合に寄与する紫外線その他の光を発するものであって、被照射位置(樹脂組成物膜の表面)から見て光源が線状の形状をなしているものである。被照射位置から見て、光源が見掛け上、線状になるようなもの、例えば点光源を多数個連続して線状にならべたもの、またはレーザ光などからの光を回転鏡および凹面鏡を用いて走査(被照射位置の1点について異なる多数の角度から照射)するようにした装置も本発明の線状光源として使用することができる。
照射光が紫外線の場合、線状紫外線ランプは、紫外線を発生するものなら特に限定されるものではないが、通常は水銀ランプあるいはメタルハライドランプなどが取扱の容易さを考慮した場合好適である。
前記実施形態の製造装置1では、光源ランプ15を固定して、コンベア10によって、基板20上に形成された樹脂組成物膜を移動させているが、樹脂組成物膜を固定し光源ランプ15を移動させる、あるいは樹脂組成物膜及び光源ランプ15の双方を移動させるようにしても構わない。ただし、帯状の樹脂組成物膜を連続して光硬化処理するには、光源ランプ15を固定して樹脂組成物膜を移動させるのが好適である。すなわち、製造装置1は、樹脂組成物膜及び光源ランプ15の少なくとも一方を移動させる移動手段を備えていることが好ましく、本実施形態では、この移動手段として、樹脂組成物膜を移動させるコンベア10を備えている。
樹脂組成物膜と光源ランプ15との相対移動速度は通常、0.01〜10.0m/分の範囲が好ましく、さらに好ましくは0.1〜5.0m/分の範囲である。光源ランプ15の照度及び露光量との関係にもよるが、前記の相対移動速度が比較的遅い場合、いずれの入射角においても曇価が50%以上である光制御膜が得られやすい。一方、相対移動速度が比較的速い場合、コンベア10の移動方向と同方向において曇価の入射角度依存性がなく、コンベア10の移動方向と垂直方向において、曇価の入射角度依存性のある光制御膜が得られやすい。
樹脂組成物膜は、前記実施形態のように、光硬化性樹脂組成物をガラス板やポリエチレンテレフタレート板等の基板20上に塗布して形成するか、又は光硬化性樹脂組成物をセル中に封入して膜状に形成すればよい。なお、基板20は枚葉であっても連続したフィルムであってもよい。樹脂組成物膜の膜厚は、ある程度厚いことが好ましく、少なくとも25μmであることが好ましい。樹脂組成物膜の好ましい膜厚は100μm以上であり、さらに好ましく膜厚は200μm以上である。
本発明で使用する光硬化性樹脂組成物は、それぞれの分子内に重合性炭素−炭素結合を有し、単独重合して得られる単独重合体の屈折率が互いに異なる少なくとも2種類の光重合可能なモノマー又はオリゴマーを含有する組成物が好適である。ここで、重合性炭素−炭素結合とは、付加重合し得る炭素−炭素二重結合又は付加重合し得る炭素−炭素三重結合を意味する。具体的には、例えば、ビニル基、アリル基、スチリル基、アクリロイル基、メタクリロイル基、アクリルアミド基、trans−1−オキソ−2−ブテノキシ基、シンナモイル基、ブタジエン構造、重合性共役結合、シクロペンテン環構造などのようにシクロオレフィン構造などが挙げられる。これらの中でも、アクリロイル基、メタクリロイル基が好ましく、とりわけ、アクリロイル基が好ましい。
光重合可能なモノマーとしては、例えば、テトラヒドロフルフリルアクリレート、エチルカルビトールアクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレート、フェニルカルビトールアクリレート、ノニルフェノキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、ω−ヒドロキシヘキサノイルオキシエチルアクリレート、アクリロイルオキシエチルサクシネート、アクリロイルオキシエチルフタレート、イソボルニルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリルアクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピルアクリレート、フェニルカルビトールアクリレート、ノニルフェノキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、2,4,6−トリブロムフェノキシエチルアクリレート、2,4,6−トリブロムフェニルアクリレート、N−ビニルピロリドン、N−アクリロイルモルフォリン、2−フェニルフェニルアクリレート、p−クミルフェニルアクリレート、ジフェニルメチルアクリレート、3−フェノキシフェニルアクリレートこれらのアクリレートに対応するメタクリレートモノマーなどの分子内に1つの重合性炭素−炭素二重結合を有する化合物が挙げられる。
また、例えば、トリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、水添ジシクロペンタジエニルジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールヘキサアクリレート、エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリレート、トリスアクリロキシイソシアヌレート、多官能のエポキシアクリレート、多官能のウレタンアクリレート、これらのアクリレートに対応するメタクリレート、例えば、ジエチレングリコールビスアリルカーボネート、ジビニルベンゼン、トリアリルイソシアヌレート等の分子内に複数の重合性炭素−炭素二重結合を有する化合物も挙げられる。
光重合可能なオリゴマーとしては、例えば、ポリエステルアクリレート、ポリオールポリアクリレート、変性ポリオールポリアクリレート、イソシアヌル酸骨格のポリアクリレート、メラミンアクリレート、ヒダントイン骨格のポリアクリレート、ポリブタジエンアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレートなどの多官能アクリレートや、これらのアクリレートに対応するメタクリレートなどが挙げられる。ウレタンアクリレートオリゴマーとしては、ポリイソシアネートとポリオールと2−ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートの付加反応によって生成するものが例示される。ここで、ポリイソシアネートとしては、トルエンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどが挙げられる。またポリオールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のポリエーテルポリオールなどが挙げられる。
ここで、使用するモノマー又はオリゴマーは、単独重合して得られる単独重合体の屈折率が互いに異なるものを選択することが好ましい。屈折率が互いに異なる少なくとも2種類の光重合可能なモノマー又はオリゴマーを混合した組成物に所定方向から光を照射して硬化させることで、光を散乱する領域、すなわち光散乱角度域が形成される。この組成物は、それを構成する複数の化合物相互の溶解性とそれぞれの屈折率差によって、曇価の入射角度依存性を発現するものであり、相溶性があまり良くない組合せで屈折率差が大きく、かつ反応速度が異なる場合に、光の散乱する度合い、すなわち曇価が大きくなる。この屈折率差は、通常、0.01以上であるのが好ましく、とりわけ0.02以上であるのが好ましい。なお、屈折率は、例えば、アッベ屈折計などによって測定することができる。
本発明で使用する光硬化性樹脂組成物は、分子内に重合性炭素−炭素結合を有するモノマー又はオリゴマーを3種以上含有していてもよく、その場合、それらのモノマー又はオリゴマーの単独重合体のいずれか2つの屈折率差が異なっていればよい。屈折率差が0.01以上のモノマー又はオリゴマーの混合割合は、通常、重量比率で10:90〜90:10の範囲であることが好ましい。また、モノマー又はオリゴマーの相溶性は、ある程度低い方が好ましい。
光硬化性樹脂組成物は、前述のモノマー又はオリゴマーの他に、光制御性を妨げない範囲において、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ナイロン等のポリマー類や、トルエン、n−ヘキサン、シクロヘキサン、メチルアルコール、エチルアルコール、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、アセトニトリル等の有機薬品等や有機ハロゲン化合物、有機ケイ素化合物、可塑剤、安定剤等のプラスチック添加剤などを含有していてもよい。
光硬化性樹脂組成物をセル中に封入して膜状とした場合は、酸素と遮断されているので光重合開始剤は必ずしも必要としないが、光硬化性樹脂組成物を基板上に塗布して膜状とする場合は、硬化度を向上させるために予め光重合開始剤を混合しておくのが望ましい。ここで使用できる光重合開始剤としては、例えば、ベンゾフェノン、ベンジル、ミヒラーケトン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ジエトキシアセトフェノン、ベンジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンなどが挙げられる。光重合開始剤の混合量は、光硬化性樹脂組成物100重量部に対し、通常、0.01〜5重量部の範囲であり、より好ましくは0.1〜3重量部の範囲である。
本発明の光制御膜は、例えば、窓ガラス、キャシュディスペンサー、携帯電話などに貼着して視野角制御フィルムとして用いることができる。また、フラットパネルディスプレー、プロジェクターなどに貼着して視野角拡大フィルムとして用いることができる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが本発明はこれらの例に何ら限定されるものではない。
実施例1
数平均分子量約3,000のポリプロピレングリコール及び、トルエンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチルアクリレートとの反応によって得たポリエーテルウレタンアクリレート40重量部(屈折率1.460)に対して、2,4,6−トリブロモフェニルアクリレート(I)55重量部(屈折率1.58)、2,4−ジ−t−ペンチルフェニルアクリレート5重量部及び、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン(重合開始剤)1.5重量部を混合した光硬化性樹脂組成物を、厚さ188μmのPETフィルムを貼ったガラス基板上に240μmの厚さで塗布した。
そして、作製した樹脂組成物膜に、図1及び図2に示す製造装置1を用いて紫外線を照射し、光硬化性樹脂組成物を硬化させて光制御膜を得た。ここで、光源ランプ15は80W/cmの線状水銀ランプ、固定した光源ランプ15に対するコンベア10の相対移動速度は1.0m/分、光源ランプ15と樹脂組成物膜との距離は80cm、光遮蔽板11と樹脂組成物膜との距離は10cm、遮光板14の下端と樹脂組成物膜との距離は40cmとした。光遮蔽板11の開口部12は、樹脂組成物膜面の法線に対して光照射開始角度α(図2に図示)が−1.5°、光照射終了角度β(図2に図示)が+25°となるように形成した。遮光板14は、長さL:20cm、幅W:50cm、厚さT:0.1cmであり、遮光板14の設置間隔Dは1cmとした。
得られた光制御膜について、次のようにして、ガラス基板と共にその曇価を測定した。
なお、ガラス基板自体の曇価は無視し得る。光制御膜の曇価の入射角度依存性は、コンベアの移動方向と同方向(長さ方向)及びコンベアの移動方向と垂直方向(幅方向)について測定した。
(曇価の測定)
曇価は、積分球式光線透過率測定装置(ガードナー社製のヘイズガードプラス4725)を用いて、光制御膜の中心と積分球との距離を4cmとして、光制御膜の全光線透過率及び拡散透過率を測定し、下式により求めた。
また、光制御膜における曇価の入射角度依存性は、次のようにして測定した。すなわち、図3に示すように、光制御膜の試験片8への光の入射角度θを0〜180°の間で変化させて、それぞれの角度毎に上記の曇価を測定し、60%以上の曇価を示す角度範囲を光散乱角度域とする。ここで、入射角度θは、試験片8の光入射面と入射光とのなす角度であって、試験片8の回転は、曇価の入射角度依存性が最大となる方向に行う。図中に示すAとBは、図3(a)(試験片8に垂直方向から光を入射する場合:θ=90°)と図3(b)(試験片8に斜め方向から光を入射する場合)とで、試験片8の対応する部分がわかるように付した符号である。
図4に、曇価の測定結果を示す。図4中、実線はコンベアの移動方向と同方向における曇価の入射角度依存性を示しており、破線はコンベアの移動方向と垂直方向における曇価の入射角度依存性を示している。
また、この曇価曲線から求めた最大曇価、最小曇価及び曇価50%以上である光散乱角度域を表1に示す。
(実施例2)
コンベア速度を5.0m/分とした以外は実施例1と同様にして光制御膜を作製し、その曇価を測定した。得られた光制御膜の曇価曲線を図5に示す。図5中、実線はコンベアの移動方向と同方向における曇価の入射角度依存性を示しており、破線はコンベアの移動方向と垂直方向における曇価の入射角度依存性を示している。
また、この曇価曲線から求めた最大曇価、最小曇価及び曇価50%以上である光散乱角度域を表1に示す。
本発明の製造装置及び製造方法によれば、少なくとも一方向において、曇価に入射角度依存性がなく、いずれの入射角においても高い曇価を示す光制御膜を大面積であっても均一に連続的に製造できる。
本発明に係る製造装置の一例を示す斜視図である。 図1の製造装置の正面概略図である。 曇価の入射角度依存性の測定方法を説明する図である。 実施例1の光制御膜における曇価の入射角度依存性を示す図である。 実施例2の光制御膜における曇価の入射角度依存性を示す図である。
符号の説明
10 コンベア
11 光遮蔽板
12 開口部
14 遮光板(遮光部材)
15 光源ランプ(線状光源)

Claims (5)

  1. 光硬化性樹脂組成物膜と離隔対向するように線状光源を配置し、前記光硬化性樹脂組成物膜及び前記線状光源の少なくとも一方を移動させながら、前記線状光源から光を照射して前記光硬化性樹脂組成物膜を硬化させて光制御膜を形成する製造装置であって、
    前記線状光源の軸方向と前記の移動方向とが交差し、
    お互いに対向する複数枚の薄板状の遮光部材が、前記光硬化性樹脂組成物膜と前記線状光源との間に、移動方向に対して略垂直方向に所定間隔で、且つ遮光部材の、光硬化性樹脂組成物膜と対向する一辺が、それぞれ移動方向と同方向となるように設けられていることを特徴とする光制御膜の製造装置。
  2. 前記光硬化性樹脂組成物が、それぞれ分子内に重合性炭素−炭素結合を有し、且つ、単独重合して得られる単独重合体の屈折率が互いに異なる少なくとも2種類の光重合可能なモノマー又はオリゴマーを含有するものであることを特徴とする請求項1記載の光制御膜の製造装置。
  3. 前記複数枚の薄板状の遮光部材の設置間隔Dと、前記遮光部材の、前記光硬化性樹脂組成物膜に向かう方向への長さLとの比D/Lが0.01〜0.2の範囲であることを特徴とする請求項1又は2記載の光制御膜の製造装置。
  4. それぞれ分子内に重合性炭素−炭素結合を有し、且つ、単独重合して得られる単独重合体の屈折率が互いに異なる少なくとも2種類の光重合可能なモノマー又はオリゴマーを含有する光硬化性樹脂組成物を膜状に成形し、請求項1〜3のいずれか記載の製造装置を用いて光硬化性樹脂組成物膜を硬化させることを特徴とする光制御膜の製造方法。
  5. 前記光硬化性樹脂組成物の膜厚を25μm以上に成形することを特徴とする請求項4記載の光制御膜の製造方法。
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