JP2009171783A - スライド構造体用の給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスの曲げ応力を低減させ、ワイヤハーネスと車両ボディとの干渉を防止して、ワイヤハーネスの耐久性を高め、スライド構造体の開閉操作性を高める。
【解決手段】複数のリンク4〜6を回動自在に直列に連結し、基端側のリンク4をベース部材2に回動自在に連結し、先端側のリンク6にハーネス保持部7,7’を設け、ハーネス保持部にワイヤハーネス10の保護チューブ12を固定し、ワイヤハーネスの一方とベース部材とをスライド構造体と固定構造体との何れか一方に配置し、ワイヤハーネスの他方をハーネス保持部からスライド構造体と固定構造体との何れか他方に配索したスライド構造体用の給電装置1,1’,1”を採用する。リンク4〜6の数は三つないしそれ以上でもよい。先端側のリンク6の最先端部にハーネス保持部7,7’を配置した。ハーネス保持部7,7’を先端側のリンク6よりもハーネス長手方向に延長した。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車のスライドドア等のスライド構造体に車両ボディ等の固定構造体から常時給電を行うために、複数のリンクを用いてワイヤハーネスを配索したスライド構造体用の給電装置に関するものである。
図10は、従来のスライド構造体用の給電装置の一形態を示すものである(特許文献1参照)。
この給電装置51は、自動車のスライドドア52に水平に設けられるガイドレール53と、ガイドレール53にスライド自在に係合したスライダ54と、スライダ54に一端を連結し、他端をガイドレール53に連結した一対の開閉自在な山型状のリンク55,56とを備えるものである。
ワイヤハーネス57はリンクアーム55からスライダ54を経て略U字状に屈曲しつつ車両ボディ58側の固定部59に配索され、ワイヤハーネス57の一端がスライドドア側のワイヤハーネス60にコネクタ接続され、他端が車両ボディ側のワイヤハーネス61にコネクタ接続されている。
スライドドア52の開閉に伴って一対のリンク55,56が開閉(伸縮)し、スライダ54がガイドレール53に沿って相対的に移動しつつ常に車両ボディ側の固定部59の近傍に位置する。
図11は、従来のスライド構造体用の給電装置の他の形態を示すものである(特許文献2参照)。
この給電装置62は、自動車のスライドドア63と車両ボディ64との間に長短の三本のリンク65を水平方向に揺動自在に連結して構成され、各リンク65に沿ってワイヤハーネス66を車両ボディ64からスライドドア63に配索したものである。
スライドドア63の開閉に伴って各リンク65が相対する方向に回動してスライドドア63の移動量を吸収する。車両ボディ側の短いリンク65は固定用ブラケットである。
特開2001−122054号公報(図1) 特開2001−151042号公報
しかしながら、上記従来の図10の給電装置51にあっては、長いガイドレール53とリンク55,56によって部品点数や重量が増加するという問題や、長いリンク55,56に沿って長いワイヤハーネス57が必要になるという問題や、ワイヤハーネス57がスライダ部分54やリンク55,56の交差部分で小径に屈曲して曲げ応力が増大したり、スライドドア52を勢いよく開けた際にワイヤハーネス57が車両ボディ58に干渉して、ワイヤハーネス57の耐久性が低下し兼ねないという懸念や、例えばガイドレール53とスライダ54との摩擦抵抗の増加によってスライドドア52の開閉操作性が低下し兼ねないという懸念があった。また、上記図11の給電装置62にあっては、各リンク65の回動と共にワイヤハーネス66が複雑(ジグザグ)に屈曲して、ワイヤハーネス66の耐久性が低下し兼ねないという懸念があった。
これらの問題や懸念は、例えば自動車のスライドドアに限らず電車等のスライドドアや製造装置や検知装置等のスライドドア等といったスライド構造体に各給電装置を適用した場合にも同様に生じ得るものである。この場合、車両ボディや装置本体等は固定構造体と総称される。
本発明は、上記した点に鑑み、構造の肥大化・重量化やワイヤハーネスの長大化を解消して省スペースに低コストで配置することができ、また、ワイヤハーネスの曲げ応力を低減させたり、ワイヤハーネスと車両ボディとの干渉を防止して、ワイヤハーネスの耐久性を高めることができ、また、スライド構造体の開閉操作性を高めることのできるスライド構造体用の給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るスライド構造体用の給電装置は、複数のリンクを回動自在に直列に連結し、基端側のリンクをベース部材に回動自在に連結し、先端側のリンクにハーネス保持部を設け、該ハーネス保持部にワイヤハーネスの保護チューブを固定し、該ワイヤハーネスの一方と該ベース部材とをスライド構造体と固定構造体との何れか一方に配置し、該ワイヤハーネスの他方を該ハーネス保持部から該スライド構造体と固定構造体との何れか他方に配索したことを特徴とする。
上記構成により、例えばリンクの数が二つである場合、先端側のリンクの先端は自由端となり、先端側のリンクの基端部は基端側のリンクの先端部に回動自在に連結され、基端側のリンクの基端部がベース部材に回動自在に連結される。ベース部材をスライド構造体に縦置きに配置した場合、スライド構造体の全閉時に各リンクがワイヤハーネスと共に固定構造体側のハーネス固定部に向けて後方に引っ張られ、スライド構造体の全開時に各リンクが各連結部を支点に固定構造体側のハーネス固定部に向けて前方に回動しつつ屈曲し(先端側のリンクは基端側のリンクよりも大きな角度で回動する)、最先端のリンクのハーネス保持部からワイヤハーネスがハーネス固定部に導出される。ワイヤハーネスはハーネス保持部の先端を支点に屈曲可能となる。
請求項2に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項1記載のスライド構造体用の給電装置において、前記リンクの数が三つないしそれ以上であることを特徴とする。
上記構成により、例えばリンクの数が三つである場合、先端側のリンクの基端部が中間のリンクの先端部に回動自在に連結され、中間のリンクの基端部が基端側のリンクの先端部に回動自在に連結される。スライド構造体の全開時に、最先端のリンクが中間のリンクよりも大きな角度で回動し、中間のリンクが基端側のリンクよりも大きな回動で回動する。リンクの数を増やす程、リンク全体の長さが長くなり、スライド構造体の全開時におけるハーネス保持部の位置が固定構造体側のハーネス固定部に近づき、且つハーネス保持部から固定構造体側にかけてのワイヤハーネスの長さが短くなり、ハーネス保護チューブ(特にコルゲートチューブ)が短縮化されて剛性低下する。
請求項3に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項1又は2記載のスライド構造体用の給電装置において、前記先端側のリンクの最先端部に前記ハーネス保持部が配置されたことを特徴とする。
上記構成により、ハーネス保持部から固定構造体側にかけてのワイヤハーネス(ハーネス保護チューブ)の長さが更に短縮される。
請求項4に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項1又は2記載のスライド構造体用の給電装置において、前記ハーネス保持部が前記先端側のリンクよりもハーネス長手方向に延長され、この延長部分に前記保護チューブが固定されたことを特徴とする。
上記構成により、ハーネス保持部の延長部分によって、スライド構造体の全開時におけるハーネス保持部の位置が固定構造体側のハーネス固定部に更に近づき、且つハーネス保持部から固定構造体側にかけてのワイヤハーネスの長さが更に短くなり、ハーネス保護チューブ(特にコルゲートチューブ)が更に短縮化されて剛性低下する。
請求項5に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項1〜4の何れかに記載のスライド構造体用の給電装置において、前記先端側のリンクが手前側のリンクにボールジョイントで連結されたことを特徴とする。
上記構成により、スライド構造体の開閉時等にワイヤハーネスの引張や圧縮や捩り等でハーネス保持部にリンク厚み(ベース部材厚み方向)方向の力が作用した場合に、ハーネス保持部がボールジョイントでリンク厚み方向に回動(揺動)してその力を吸収し、ワイヤハーネスの曲げ応力を軽減させて屈曲をスムーズに行わせる。
請求項6に係るスライド構造体用の給電装置は、請求項1〜5の何れかに記載のスライド構造体用の給電装置において、前記ハーネス保持部が前記先端側のリンクに対して屈曲方向外側に偏心して配置されたことを特徴とする。
上記構成により、例えばスライド構造体の全開時に各リンクが連結部から内向きに屈曲した際に、ハーネス保持部が屈曲外側に位置することで、ハーネス保持部から各リンクに沿うワイヤハーネスの屈曲半径が大きく規定され、ワイヤハーネスにかかる曲げ応力が低減される。
請求項1記載の発明によれば、従来のガイドレールを用いない構造により、構造がコンパクト化・省スペース化・軽量化されることは勿論のこと、スライド構造体の開閉時に複数のリンクが同方向に回動屈曲することで、ワイヤハーネスが一方向に大きな半径でスムーズに屈曲して、ワイヤハーネスにかかる曲げ応力が減少し、ワイヤハーネスの耐久性が向上する。
請求項2記載の発明によれば、三つないしそれ以上のリンクが同方向に滑らかに回動屈曲してワイヤハーネスを一層スムーズに且つ小さな曲げ応力で屈曲させるから、ワイヤハーネスの耐久性が一層向上する。また、三つないしそれ以上のリンクを用いてリンク全体の長さを長くすることで、ハーネス保持部から例えば固定構造体にかけてのワイヤハーネスの長さが短縮され、ワイヤハーネスと固定構造体との間の隙間が増して干渉が防止され、また、ハーネス保持部から例えば固定構造体にかけてのワイヤハーネスの保護チューブが短くなることで、低コスト化されると共に、保護チューブの剛性が低下して、スライド構造体の開閉操作力が軽減されて開閉操作性が高まる。
請求項3記載の発明によれば、ハーネス保持部から例えば固定構造体にかけてのワイヤハーネスの長さが更に短縮され、ワイヤハーネスと固定構造体との間の隙間が増して干渉が一層防止され、保護チューブが更に短く低剛性になることで、一層低コスト化されると共にスライド構造体の開閉操作性が高まる。
請求項4記載の発明によれば、ハーネス保持部の延長部分によって、ハーネス保持部から例えば固定構造体にかけてのワイヤハーネスの長さが更に短縮され、ワイヤハーネスと固定構造体との間の隙間が増して干渉が一層防止され、保護チューブが更に短く低剛性になることで、一層低コスト化されると共にスライド構造体の開閉操作性が高まる。
請求項5記載の発明によれば、スライド構造体の開閉時にワイヤハーネスの引張等でハーネス保持部にリンク厚み方向の力が作用した場合に、ボールジョイントでワイヤハーネスの過大な曲げ応力を吸収することで、ワイヤハーネスの耐久性を高めると共に、スライド構造体の開閉操作を低力でスムーズに行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、例えばスライド構造体の全開時にワイヤハーネスが引っ張られつつ各リンクが屈曲した際に、ハーネス保持部から各リンクに沿うワイヤハーネスの屈曲半径が大きく規定され、ワイヤハーネスにかかる曲げ応力が低減されて、ワイヤハーネスの耐久性が向上する。
図1は、本発明に係るスライド構造体用の給電装置の第一の実施形態を示すものである。
この給電装置1は、自動車のスライドドア(スライド構造体)に垂直(縦置き)に搭載される合成樹脂製のプロテクタベース(ベース部材)2と、プロテクタベース2に軸部3で基部側を回動自在に支持された合成樹脂製の板状の第一のリンク4と、第一のリンク4を上向きに付勢する金属製の捩り巻きばね(弾性部材)8と、第一のリンク4の先端部に回動自在に連結された合成樹脂製の板状の第二のリンク5と、第二のリンク5の先端部に回動自在に連結された合成樹脂製の板状の第三のリンク6と、第三のリンク6に一体に形成されたハーネス保持部7とを備えるものである。
プロテクタベース2は背面側の垂直な長方形状の基板部9を備え、前端側にワイヤハーネス10の電線部分11をスライドドア側に案内するための上向きの導出路13を基板部9の前端側に備え、ワイヤハーネス10の外装部材であるコルゲートチューブ(ハーネス保護チューブ)12を車両ボディ(固定構造体)側に前後方向揺動自在に導出させる開口を基板部9の下半側に有している。
プロテクタベース2にはプロテクタカバー(図示せず)が装着されることが好ましく、プロテクタベース2とプロテクタカバーとでプロテクタが構成される。プロテクタベース2が金属製のスライドドアパネル(図示せず)にボルト等(図示せず)で固定される。プロテクタカバー(図示せず)の下部開口14の車室寄りの端縁に、図4の鎖線で示す縦断面湾曲状(裾広がり)のハーネスガイド15が配置される。プロテクタカバーを用いない場合は、別部材のハーネスガイド15をスライドドア側に配設したり、例えば合成樹脂製のドアトリム(図示せず)をプロテクタカバーとして利用することもできる。
図1において、例えばプロテクタ内に各リンク4〜6やハーネス保持部7がプロテクタベース2の基板部9に沿って回動自在に収容保護され、プロテクタの長形な下部開口14からワイヤハーネス10のコルゲートチューブ部分12(内側に電線部分11を挿通している)が車両ボディ側に導出される。
プロテクタベース2の前側上部の板壁16に第一のリンク4の軸部3が配置されている。板壁16の前側に隣接してハーネス導出口13が上向きに設けられ、ワイヤハーネス10の電線部分11が、導出口13の外側のバンド挿通孔を有する枠状部(ハーネス固定部)17にタイバンド(図示せず)で垂直に固定される。プロテクタベース2を省略して板壁16のみでリンク4を支持することも可能である。この場合、プロテクタベース2をスライドドアパネル等で代用し、スライドドアパネルに板壁(ベース部材)16を固定する。
図1の実施形態では、プロテクタベース2に沿ってワイヤハーネス13がハーネス導出口13から下向きに導入されて後方に屈曲し、次いで上向きに屈曲しつつ、略S字状に第一のリンク4の先端側から第二のリンク5の側方をほぼ平行に通過して、第三のリンク6のハーネス保持部7側の合成樹脂製のコルゲートチューブ12内に挿通されている。コルゲートチューブ12は周方向の凹溝と凸条(図示せず)をチューブ長手方向に交互に配列した屈曲性の良好な既存の蛇腹状のハーネス保護チューブである。
図1の実施形態の特徴は、三つのリンク4〜6を用い、先端(自由端)側のリンク6にハーネス保持部7を設けたことにある。ハーネス保持部7は先端側のリンク6の最先端部に配置されている。二つのリンク4’,6を用いた構成は、本出願人が先に特願2007−233863で提案済みである。その構成を参考までに図3に示す。リンクの数は三つに限らず、それ以上とすることも可能である。何れの場合も最先端のリンク6の最先端部にハーネス保持部7を設けている。
第一のリンク4は、基端(前端)部を軸部3で板壁16に回動自在に連結され、板壁16との間で捩り巻きばね8で上向きに付勢されている。軸部3の周囲にばね8の巻き部8aが位置し、ばね8の一端が板壁16の突部18に支持され、ばね8の他端が第一のリンク4の上側の突部19に支持されている。なお、本実施形態で前後上下の方向性は車両の方向と一致させている。
第一のリンク4の先端部に第二の軸部20で第二のリンク5が回動自在に連結され、第二のリンク5の先端部に第三の軸部21で第三のリンク6が回動自在に連結されている。第一のリンク4と第三のリンク6は同一の垂直平面上に位置し、第二のリンク5は第一のリンク4よりもプロテクタベース2の基板部表面寄りに位置し、各リンク4〜6はプロテクタベース2の基板部9に沿って回動自在である。
第三のリンク6の図1で上側すなわちリンク6の屈曲方向外側にハーネス保持部7が偏心(オフセット)して配置されている。屈曲とは図4の各リンク4〜6の屈曲形態を言う。各リンク4〜6とハーネス保持部7とでリンク組立体が構成される。第三のリンク6を板状のリンク本体6aとハーネス保持部7とで構成したとみることもできる。
ハーネス保持部7は、係止手段で相互に固定される板状のベース7aとカバー7bとで構成され、ベース7aはプロテクタベース2の表面に沿って摺動自在ないし若干の隙間を存して平行に位置し、カバー7bとの間でワイヤハーネス10のコルゲートチューブ12の一端部を挟んで固定する。カバー7bとベース7aとの各内面にコルゲートチューブ12の凹溝に係合するリブが突設されている。コルゲートチューブ12の他端部は車両ボディ側のハーネス支持具22(図4)に保持されている。
コルゲートチューブ12から上向きに導出された電線部分11がベース7aの孔部26にバンド等で固定される。電線部分11は各リンク4〜6に固定されることなく、各リンク4〜6の裏側又は表側を通って滑らかに屈曲しつつプロテクタ前端のハーネス導出口13に配索される。
図2は、本発明に係るスライド構造体用の給電装置の第二の実施形態を示すものである。
この給電装置1’は、第一と第二の二つのリンク4’,6を用い、第二のリンク6の先端(自由端)側にハーネス保持部7’を延長して突出形成したことを特徴とするものである。それ以外の構成は図3の提案済の構成と同じであるので、同じ構成部分には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図2のハーネス保持部7’は、図1,図3の給電装置1,1”ハーネス保持部7よりも長くリンク長手方向に突出した延長部分24を有し、この延長部分24の内面にコルゲートチューブ12の凹溝に係合するリブが形成されている。第一のリンク4’の基端から延長部分24の先端までの長さは、図1の第一のリンク4の基端からハーネス保持部7の先端までの長さとほぼ同じであり、図3の第一のリンク4’の基端からハーネス保持部7の先端までの長さよりも長く設定されている。
図2,図3の第一のリンク4’は下向きに屈曲した先端部4aを有し、その先端部4aに板状の延長軸受25が一体に突出形成され、延長軸受25は第一のリンク4(リンク本体)4’よりもプロテクタベース2寄りに位置し、その延長軸受25に軸部21で第二のリンク6が第一のリンク4’と同じ垂直面上で回動自在に連結されている。
図4〜図6は、図1〜図3の各実施形態における作用をそれぞれ示すものである。また、図7は、参考までに図3の給電装置1”におけるスライドドアの全閉時(右側の図)と半開時(中間の図)と全開時(左側の図)の状態を簡略的に示すものである。
図7で、符号22は車両ボディ側のハーネス固定具(ハーネス固定部)を示している。図1〜図3はスライドドアの全閉時の状態、図4〜図6はスライドドアの全開ないしほぼ全開時の状態をそれぞれ示している。図4〜図6で、符号22は車両ボディ側のハーネス固定具、15はハーネスガイドをそれぞれ示している。
図1のドア閉じ時に、ワイヤハーネス10のコルゲートチューブ部分12が捩り巻きばね8の付勢に抗して車両ボディ側のハーネス固定具22(図4)に向けて後方に引っ張られ、各リンク4〜6は「く」の字ないしほぼ真直な傾斜状(図示せず)に位置する。スライドドアを後方にスライドさせた半開時にワイヤハーネス10は車両ボディとの間(渡り部)で垂れ下がろうとするが、捩り巻きばね8の力で上向きに付勢されて余長吸収される(図7の中間の図参照)。
図4のドア全開時にワイヤハーネス10のコルゲートチューブ部分12が捩り巻きばね8(図1)の付勢に抗してハーネス固定具22に向けて前方に引っ張られ、各リンク4〜6は段階的に滑らかに屈曲し、下向きの第一のリンク4に対して第三のリンク6のハーネス保持部7がほぼ90°の方向(斜め前方)を向く。ハーネス保持部7はプロテクタベース2の前端下部14から外側に突出する。図4で符号29は、第一のリンク4に対する上側ストッパである。
図4の実施形態では、図6(図3)の例と較べて、第二のリンク5を付加した分だけリンク長さが延長されて(ハーネス保持部7の位置が前方に配置されて)、コルゲートチューブ12の長さが短縮されている。これにより、ワイヤハーネス10のコストが低減されると共に、コルゲートチューブ12の剛性が低減して、スライドドアの開閉操作力が軽減される。
また、ハーネス保持部7の先端7cを支点としてコルゲートチューブ部分12が自重等で屈曲するから、図6のハーネス保持部7の先端位置7cが後方にある場合に較べて、コルゲートチューブ部分12が車両ボディに向けて屈曲しにくく、車両ボディ28とコルゲートチューブ部分12との間の隙間27が大きく確保される。これにより、車両ボディ28とコルゲートチューブ部分12との干渉が防止される。
また、三つのリンク4〜6を用いたことで、ドア全開時の各リンク4〜6が図6の例よりも上向きに大きく屈曲する傾向となり、これによっても車両ボディ28とコルゲートチューブ部分12との間の隙間27が大きく確保され、車両ボディ28とコルゲートチューブ部分12との干渉が確実に防止される。なお、車両ボディ28の輪郭は平面視で示している。ハーネス固定具22は乗降口のステップ(図示せず)の近傍に位置する。
また、ハーネス保持部7が第三のリンク6の軸部21から屈曲外側に偏心して配置され、図4でハーネス保持部7が第三のリンク(リンク本体)6よりも下側に位置することで、ワイヤハーネス10の電線部分12がハーネス保持部7から各リンク4〜6に沿ってハーネス導出口13までの間で大きな屈曲半径で滑らかに屈曲するから、電線部分11にかかる曲げ応力が軽減されて電線部分11の耐久性が高まる。
図5の実施形態では、図2のドア閉じ時に、ワイヤハーネス10のコルゲートチューブ部分12が捩り巻きばね8(図2)の付勢に抗して車両ボディ側のハーネス固定具22に向けて後方に引っ張られ、各リンク4’,6は「く」の字ないしほぼ真直な傾斜状(図示せず)に位置する。スライドドアを後方にスライドさせた半開時にワイヤハーネス10は車両ボディとの間(渡り部)で垂れ下がろうとするが、捩り巻きばね8の力で上向きに付勢されて余長吸収される(図7の中間の図参照)。
図5のドア全開時にワイヤハーネス10のコルゲートチューブ部分12が捩り巻きばね8の付勢に抗してハーネス固定具22に向けて前方に引っ張られ、第一のリンク4’はほぼ下向きに回動し、第二のリンク6はハーネス保持部7’と共にやや前下がりに回動し、ハーネス保持部7’とその延長部分24がプロテクタベース2の前端下部から外側にやや斜め下向きに突出する。
図5の実施形態では、図6(図3)の例と較べて、ハーネス保持部7’に硬質の延長部分24を付加した分だけリンク長さが延長されて(ハーネス保持部7’の位置が前方に配置されて)、コルゲートチューブ12の長さが短縮されている。これにより、ワイヤハーネス10のコストが低減されると共に、コルゲートチューブ12の剛性が低減して、スライドドアの開閉操作力が軽減される。
また、ハーネス保持部7’の延長部分24の先端24aを支点としてコルゲートチューブ部分12が自重等で屈曲するから、図6のハーネス保持部7の先端位置7cが後方にある場合に較べて、コルゲートチューブ部分12が車両ボディ28に向けて屈曲しにくく、車両ボディ28とコルゲートチューブ部分12との間の隙間27が大きく確保される。これにより、車両ボディ28とコルゲートチューブ部分12との干渉が防止される。なお、車両ボディ28の輪郭は平面視で示している。
また、図5でハーネス保持部7’が第二のリンク6の軸部21よりも屈曲外側に偏心して配置され、ハーネス保持部7’が第二のリンク(リンク本体)6よりも下側に位置することで、ワイヤハーネス10の電線部分11がハーネス保持部7’から各リンク4’,6に沿ってハーネス導出口13までの間で大きな屈曲半径で滑らかに屈曲するから、電線部分11にかかる曲げ応力が軽減されて電線部分11の耐久性が高まる。これは図6の例でも同様である。
図7の例において、スライドドアの開閉に伴って第一のリンク4の先端側で第二のリンク6が軸部21を支点にハーネス保持部7と一体に回動して、車両ボディ側のハーネス固定具22との間の距離を常に最短に維持する。これにより、ワイヤハーネス10の長さを短く設定することができる。これは、図1,図2の実施形態においても同様であることは言うまでもない。
図8は、先端側のリンク6の連結部である軸部21の一形態を示し、図9は、先端側のリンク6の軸部21’の他の形態を示すものである。先端側のリンク6とは、図1の例では第三のリンク、図2,図3の例では第二のリンクを指す。先端側のリンク6に対してリンク5,4’は手前のリンクとなる。
図8の例では真直なピン状の軸部21を用いているが、図9の例では軸部(連結部)としてボールジョイント21’を用いている。ボールジョイント21’はボール部30と断面円弧状の受け部31とを備える。図9(a)の如く、リンク板厚方向(車幅方向)の力がワイヤハーネス10に作用しない場合は、例えば第二のリンク5と、ハーネス保持部7を含む第三のリンク6とが平行に位置する。
図9(b)(c)の如く、リンク板厚方向の力がワイヤハーネス10に作用した場合に、第二のリンク5に対して、ハーネス保持部7を含む第三のリンク6が力の方向に回動して、ワイヤハーネス10にかかる力を吸収して、ワイヤハーネス10の曲げ等の応力を軽減させる。これにより、ワイヤハーネス10の耐久性が高まると共に、スライドドアの開閉操作力が軽減される。
なお、ボールジョイント21’を用いた構成は、本出願人が先に特願2007−27710で提案済である。図8,図9においては断面長円形(平型)のコルゲートチューブ1を用いているが、断面円形のコルゲートチューブ(図示せず)を用いることも可能である。
また、図2の実施形態では、ハーネス保持部7’の延長部分24を第二のリンク6に設けたが、図1の実施形態の第三のリンク6のハーネス保持部7や、図示しない第四のリンクのハーネス保持部7に図2の延長部分24を設けることも可能である。
また、上記各実施形態においては、弾性部材として捩り巻きばね8を用いたが、捩り巻きばね8に代えて板ばねや圧縮コイルばね等を用いることも可能である。また、これら弾性部材8を排除し、コルゲートチューブ12の剛性を利用して、ドア半開時におけるハーネス余長を吸収させることも可能である。
また、上記各実施形態においては、ハーネス保持部7,7’を先端側のリンク6において屈曲外側に偏心して配置したが、この偏心によるハーネス曲げ応力の軽減効果の必要がない場合は、先端側のリンク6と同軸にハーネス保持部7,7’を配置することも可能である。
また、上記各実施形態においては、スライドドア(スライド構造体)に給電装置1〜1”を縦置き(垂直)に配置したが、例えば図1を平面図として見たように、スライドドアの厚みに余裕がある場合はスライドドアに給電装置1〜1”を横置き(水平)に配置することも可能である。
また、スライドドアではなく、車両ボディ(固定構造体)に給電装置1〜1”を横置き(水平)に配置し、ハーネス固定具22を車両ボディ側ではなくスライドドア側に配置することも可能である。
また、上記各実施形態においては、ハーネス保護チューブとしてコルゲートチューブ12を用いたが、コルゲートチューブ以外に凹凸(蛇腹)のない樹脂チューブや柔軟な網状チューブ等(図示せず)を用いたり、保護チューブを用いずに複数本の電線11をテープ巻き等で結束して用いることも可能である。これらの場合、ハーネス保持部7,7’にはバンド等でこれらワイヤハーネスを保持固定したり、ホルダベース7aとホルダカバー7bとでワイヤハーネスを挟持固定する。
また、上記実施形態においては、自動車のスライドドアに適用した例を説明したが、自動車のスライドドアに限らず電車等のスライドドアや製造装置や検知装置等のスライドドア等といったスライド構造体に上記給電装置1〜1”を適用することも可能である。車両ボディ等は固定構造体と総称される。また、上記したスライド構造体用の給電装置の構成は、スライド構造体用の給電構造や、スライド構造体用のハーネス配索構造等としても有効である。
本発明に係るスライド構造体用の給電装置の第一の実施形態を示す正面図である。 スライド構造体用の給電装置の第二の実施形態を示す正面図である。 スライド構造体用の給電装置の参考例を示す正面図である。 図1の給電装置の作用を示す正面図である(車両ボディのみ鎖線の平面視で示す)。 同じく図2の給電装置の作用を示す正面図である。 同じく図3の給電装置の作用を示す正面図である。 図3の例におけるスライドドアの開閉時の作用を簡略化して示す正面図である。 ハーネス保持部側のリンクの連結部の一形態を示す断面図である。 (a)〜(c)はハーネス保持部側のリンクの連結部の他の形態を作用ごとに示す断面図である。 従来のスライド構造体用の給電装置の一形態を示す斜視図である。 従来のスライド構造体用の給電装置の他の形態を示す斜視図である。
符号の説明
1,1’,1” 給電装置
2 プロテクタベース(ベース部材)
4,4’,5,6 リンク
7,7’ ハーネス保持部
10 ワイヤハーネス
12 コルゲートチューブ(保護チューブ)
21’ ボールジョイント
24 延長部分

Claims (6)

  1. 複数のリンクを回動自在に直列に連結し、基端側のリンクをベース部材に回動自在に連結し、先端側のリンクにハーネス保持部を設け、該ハーネス保持部にワイヤハーネスの保護チューブを固定し、該ワイヤハーネスの一方と該ベース部材とをスライド構造体と固定構造体との何れか一方に配置し、該ワイヤハーネスの他方を該ハーネス保持部から該スライド構造体と固定構造体との何れか他方に配索したことを特徴とするスライド構造体用の給電装置。
  2. 前記リンクの数が三つないしそれ以上であることを特徴とする請求項1記載のスライド構造体用の給電装置。
  3. 前記先端側のリンクの最先端部に前記ハーネス保持部が配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載のスライド構造体用の給電装置。
  4. 前記ハーネス保持部が前記先端側のリンクよりもハーネス長手方向に延長され、この延長部分に前記保護チューブが固定されたことを特徴とする請求項1又は2記載のスライド構造体用の給電装置。
  5. 前記先端側のリンクが手前側のリンクにボールジョイントで連結されたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のスライド構造体用の給電装置。
  6. 前記ハーネス保持部が前記先端側のリンクに対して屈曲方向外側に偏心して配置されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のスライド構造体用の給電装置。
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