JP2009163900A - フラットケーブル用積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属ケーブルとの接着に優れるとともに、高温度の環境下におかれた場合や、高温から低温の環境下に繰り返しおかれた場合に、熱接着層が変形しない、耐熱性に優れたフラットケーブルを提供することである。
【解決手段】耐熱性基材の片面に、直接又は接着促進層を介して、熱接着層を積層してなるフラットケーブル用積層体において、熱接着層がカルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物、エポキシ基、水酸基及びアミノ基からなる群より選ばれる極性基を有する極性モノマーを1重量%以上含有するエチレン・極性モノマー共重合体100重量部に対し、アミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤0.05〜5重量部を配合したエチレン共重合体組成物(但し、エチレン・極性モノマー共重合体の上記極性モノマーがエポキシ基を有するもののみである場合はアミノ基含有カップリング剤を、またエチレン・極性モノマー共重合体の上記極性モノマーが水酸基又はアミノ基を有するもののみである場合はエポキシ基含有カップリング剤を、それぞれ必須成分として使用する)からなることを特徴とするフラットケーブル用積層体。
【選択図】なし

Description

電子部品、家電製品、コンピュータなどの電子機器内の種々の配線に用いるフラットケーブルにおいて、難燃性、耐熱性に優れたフラットケーブル用積層体に属する。
従来、コンピューターと電子機器などの電気的な接続や、電子機器内の種々の配線のためのフラットケーブルが使用されている。このフラットケーブルは、電子機器へ装着されてプリンタヘッドなどの移動動作に伴って繰り返し摺動されると、金属ケーブルとフラットケーブルの熱接着層とが剥離し易く、この防止の為、熱接着層として、金属接着性に優れるエチレン・アクリル酸共重合体、アイオノマー等が使用されている。但し、フラットケーブルの熱接着層としてエチレン・アクリル酸共重合体やアイオノマーを使用する場合には、耐熱温度が低く、高温度の環境下におかれた場合や、高温から低温の環境下に繰り返しおかれた場合に、熱接着層(接着樹脂層)が変形し、電子機器へ装着されてプリンタヘッドなどの移動動作に伴って繰り返し摺動されると金属ケーブルとフラットケーブルが剥離したり、屈曲したり、さらには傷や穴があいてしまうという欠点がある。
また導線を使用したフラットケーブルでは高温から低温の環境下に繰り返しおかれた場合に熱接着層の樹脂が軟化し、その結果導線間の距離が保てなくなり絶縁不良を起こす可能性がある。
特許第3710867号 特許第3710868号
本発明はこのような問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、金属ケーブルとの接着に優れるとともに、高温度の環境下におかれた場合や、高温から低温の環境下に繰り返しおかれた場合に、熱接着層が変形しない、耐熱性に優れたフラットケーブルを提供することである。
即ち本発明は、[1]耐熱性基材の片面に、直接又は接着促進層を介して、熱接着層を積層してなるフラットケーブル用積層体において、熱接着層がカルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物、エポキシ基、水酸基及びアミノ基からなる群より選ばれる極性基を有する極性モノマーを1重量%以上含有するエチレン・極性モノマー共重合体100重量部に対し、アミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤0.05〜5重量部を配合したエチレン共重合体組成物(但し、エチレン・極性モノマー共重合体の上記極性モノマーがエポキシ基を有するもののみである場合はアミノ基含有カップリング剤を、またエチレン・極性モノマー共重合体の上記極性モノマーが水酸基又はアミノ基を有するもののみである場合はエポキシ基含有カップリング剤を、それぞれ必須成分として使用する)からなることを特徴とするフラットケーブル用積層体を提供するものである。
[2]熱接着層を構成するエチレン共重合体組成物が更に難燃剤を含有するものである[1]記載のフラットケーブル用積層体は本発明の好ましい態様である。
[3]エチレン・極性モノマー共重合体の極性基とカップリング剤のアミノ基又はエポキシ基を反応させてなる[1]又は[2]のフラットケーブル用積層体は本発明の好ましい態様である。
[4]前記熱接着層あるいは前記積層体全体が、120〜200℃で1〜20分間 エージングされていることを特徴とする[1]ないし[3]のいずれかフラットケーブル用積層体
[5]熱接着層を構成するエチレン・極性モノマー共重合体が、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体、そのアイオノマーからなる[1]ないし[4]のいずれかに記載のフラットケーブル用積層体は本発明の好ましい態様である。
[6]前記熱接着層が、単層又は多層の溶融押出しコーティングにより設けられたことを特徴とする[1]ないし[5]のいずれかに記載のフラットケーブル用積層体は本発明の好ましい態様である。
本発明のフラットケーブル用積層体は、カルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物、エポキシ基、水酸基及びアミノ基からなる群より選ばれる極性基を有する極性モノマーを1重量%以上含有するエチレン・極性モノマー共重合体100重量部に対し、アミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤0.05〜5重量部を配合したエチレン共重合体組成物を熱接着層とすることにより、金属ケーブルとの接着に優れるとともに、高温度の環境下におかれた場合や、高温から低温の環境下に繰り返しおかれた場合に、熱接着層が変形しない、即ち耐熱性に優れたフラットケーブル用積層体を提供できる。
本発明のフラットケーブル用積層体は、耐熱性基材の一方の面(片面)に、熱接着層を直接または接着促進層を介して積層したもの、好ましくは、耐熱性基材の一方の面(片面)に接着促進層、熱接着層を順次積層したものであって熱接着層がカルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物、エポキシ基、水酸基及びアミノ基からなる群より選ばれる極性基を有する極性モノマーを1重量%以上含有するエチレン・極性モノマー共重合体100重量部に対し、アミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤0.05〜5重量部を配合したエチレン共重合体組成物(但し、エチレン・極性モノマー共重合体の上記極性モノマーがエポキシ基を有するもののみである場合はアミノ基含有カップリング剤を、またエチレン・極性モノマー共重合体の上記極性モノマーが水酸基又はアミノ基を有するもののみである場合はエポキシ基含有カップリング剤を、それぞれ必須成分として使用する)からなることを特徴とするものである。
以下本発明のフラットケーブル用積層体の各層について説明する。
耐熱性基材
本発明のにおいて用いる耐熱性基材としては、強度に優れ、耐熱性、耐薬品性、耐溶剤性等に富む樹脂のフィルム、例えば、ポリエチレンテレフタレ−ト・ポリブチレンテレフタレ−ト・ポリエチレンナフタレ−ト・ポリエチレンテレフタレート‐イソフタレート共重合体・テレフタル酸‐シクロヘキサンジメタノール‐エチレングリコール共重合体・ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンナフタレートの共押し出しフィルムなどのポリエステル系樹脂、ナイロン6・ナイロン66・ナイロン610などのポリアミド系樹脂、ポリエチレン・ポリプロピレン・ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン系樹脂、ポリ塩化ビニルなどのビニル系樹脂、ポリアクリレート・ポリメタアクリレート・ポリメチルメタアクリレートなどのアクリル系樹脂、ポリイミド・ポリアミドイミド・ポリエーテルイミドなどのイミド系樹脂、ポリアリレ−ト・ポリスルホン・ポリエーテルスルホン・ポリフェニレンエ−テル・ポリフェニレンスルフィド(PPS)・ポリアラミド・ポリエーテルケトン・ポリエーテルニトリル・ポリエーテルエーテルケトン・ポリエーテルサルファイトなどのエンジニアリング樹脂、ポリカ−ボネ−ト、ポリスチレン・高衝撃ポリスチレン・AS樹脂・ABS樹脂などのスチレン系樹脂、セロファン・セルローストリアセテート・セルロースダイアセテート・ニトロセルロースなどのセルロース系フィルム、などがある。
耐熱性基材の厚さは、金属ケーブルを挿入してヒートシールを行う際に耐え得る剛性、価格等の点を総合して決定されるものではあるが、通常は15〜100μmのものが使用される。耐熱性基材と接着層及び熱接着層との接着を強固にするため耐熱性基材の一方の側に、コロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理などの物理的及び/又は化学的処理による接着強化法を施すことが好ましい。また、耐熱性基材の熱接着層とは反対の側には、金属ケーブルを挿入してヒートシールする際に加熱部と粘着したり、静電気の発生やそれに伴う異物が付着したり、長尺状に巻取りとしたときに、耐熱性基材と熱接着層とが接着したりするのを防ぐために通常の滑剤、潤滑剤及び/又は帯電防止剤を設けることもできる。
接着促進層
本発明において接着促進層は、ポリエチレンイミン、有機チタン化合物、ポリオレフィン、ポリブタジエン、イソシアネート、ポリエステルウレタン、ポリエーテルウレタンなどのなかから耐熱性基材、熱接着層との接着適合性や作業性を勘案して選定できる。特に、接着部の耐熱性、積層した後30〜40℃の室温に近い温度で反応が進行する主剤がポリオール、硬化剤がイソシアネートよりなる2液反応型の接着促進層を構成することがフラットケーブルの耐熱安定性を与える点から好ましいものである。
接着促進層の主剤には、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4ーブタンジオール、1,6ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールなどのジオール成分と、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、イソフタル酸、テレフタル酸などの2塩基成分とから合成されるポリエステルポリオール及びそれらの変性物や、ポリエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリテトラメチレネーテルグリコールなどのポリエーテルポリオール及び変性物や、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4ーブタンジオール、1,6ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパンなどの低分子ポリオールなどが挙げられる。接着促進層の硬化剤は、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、トリス(イソシアネートフェニル)、メタンートリス(イソシアネートフェニル)チオホスフェートなどのイソシアネートモノマーや、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどイソシアネートモノマーをトリメチロールプロパンに付加したウレタンプレポリマー、ヘキサメチレンジイソシアネートビューレット、ヘキサメチレンジイソシアネート及びイソホロンジイソシアネートトリマーなどのイソシアネート変性体が挙げられる。
接着促進層には、該促進層の接着強度、耐熱接着性、反応速度を強化促進するための助剤としてチタンカップリング剤、シランカップリング剤又は無機フィラーなどを添加することもできる。
接着促進層は、耐熱性基材に熱接着層を形成するときと同一工程あるいは別工程のいずれでも塗布形成することができる。その塗布は、均一にムラなく行うためにゴムあるいはスチールによるロールコート、場合によってはグラビアコートでも行う。グラビア版による塗布は、塗布量の規制は容易に行えるが、接着層の種類によっては、硬化した不溶解物がグラビアセルに堆積し、塗布ムラの原因となるから注意を要する。塗布液は、脂肪族、芳香族炭化水素、アルコール、エステル、ケトンなどの有機溶剤の溶液の他、水分散体を使用して、塗布乾燥する。そして、その塗布量は0.02〜2g/m2 (固形分)である。また接着促進層の厚みは0.01〜3μmが好ましい。
熱接着層
本発明において熱接着層として用いる材料は、、銅、ステンレス、金、銀、ニッケル、錫、真鍮及びアルミニウムなどの金属ケーブルとヒートシール性(加熱接着性)をもつとともに、接着性樹脂層同士がヒートシール性をもつエチレン・極性モノマー共重合体にアミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤を配合したエチレン共重合体組成物である。
本発明において熱接着層の組成物の樹脂成分として用いるエチレン・極性モノマー共重合体は、エチレンと、カルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物、エポキシ基、水酸基及びアミノ基から選ばれる極性基を有する極性モノマーの共重合体であって、さらに他のコモノマー、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル、アクリル酸メチル,アクリル酸エチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸nブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸イソブチル等の(メタ)アクリル酸エステルなどの不飽和エステルが共重合されたものであってもよい。これら他のコモノマー成分は、上記共重合体における透明性の向上や柔軟性の付与に効果的である。これら共重合体としては、ランダム共重合体であってもグラフト共重合体であってもよいが、透明性を考慮するとランダム共重合体、あるいはランダム共重合体のグラフト共重合体を使用するのが好ましい。
上記共重合体においては、カルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物、エポキシ基、水酸基及びアミノ基から選ばれる極性基を有する極性モノマーの含量が1重量%以上、好ましくは2〜20重量%、他のコモノマー含量が0〜40重量%共重合されたものが使用される。またエチレン含量が50〜98重量%、とくに60〜90重量%となる割合で共重合された共重合体を使用するのが好ましい。
エチレン・極性モノマー共重合体として具体的には、エチレン・不飽和カルボン酸共重合体又はそのアイオノマー、エチレン・不飽和カルボン酸無水物共重合体、エチレン・エポキシ基含有モノマー共重合体、エチレン・不飽和アルコール共重合体、エチレン・不飽和アミン共重合体などを挙げることができる。
上記エチレン・不飽和カルボン酸共重合体又はそのアイオノマーの不飽和カルボン酸成分として、より具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、フマル酸などを例示することができるが、とりわけアクリル酸又はメタクリル酸好ましい。上記エチレン・不飽和カルボン酸共重合体又はそのアイオノマーは、エチレン・酢酸ビニル共重合体の場合のように、コモノマー含量の高いエチレン共重合体を使用しなくても優れた透明性を有しているという利点がある。透明性の点から言えば不飽和カルボン酸含量が4重量%以上、とくに5重量%以上のものを使用するのがより好ましい。該共重合体又はそのアイオノマーとしてはまた、耐熱性良好な組成物を容易に得るために、融点が85℃以上、とくに90〜105℃のものを使用するのが好ましい。
上記エチレン・不飽和カルボン酸共重合体のアイオノマーとしては、その金属種として、リチウム、ナトリウムなどのアルカリ金属、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウムなどの多価金属などを例示することができる。このようなアイオノマーを使用する利点は、透明性が優れることであり、その中和度として例えば80%以下程度のものを使用することが望ましいが、接着性等を勘案するとあまり中和度の高いものを使用することは得策でなく、例えば中和度が60%以下、とくに30%以下程度のものを使用するのが好ましい。
上記エチレン・不飽和カルボン酸無水物共重合体の不飽和カルボン酸無水物成分として具体的には、無水マレイン酸、無水イタコン酸などを例示することができる。より具体的には、エチレン・不飽和エステル・無水マレイン酸ランダム共重合体、エチレン・不飽和エステルランダム共重合体の無水マレイン酸グラフト共重合体などを例示することができる。
上記エチレン・エポキシ基含有モノマー共重合体は、好ましくはエチレンとエポキシ基含有モノマーのランダム共重合体であって、任意に他のコモノマー、好ましくは上記不飽和エステルがランダム共重合されたものである。エポキシ基含有モノマーの代表例として、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジルのような(メタ)アクリル酸グリシジルを例示することができる。
上記エチレン・不飽和アルコール共重合体の不飽和アルコール成分としては、ビニルアルコールを代表例として挙げることができる。より具体的には、エチレン・酢酸ビニル共重合体を部分的にあるいは完全にけん化したものを挙げることができる。また上記エチレン・不飽和アミン共重合体としては、エチレン・ビニルアミン共重合体を例示することができる。
これらエチレン・極性モノマー共重合体としてはまた、加工性、強度等を考慮すると、190℃、2160g荷重におけるメルトフローレート(JIS K7210−1999に準拠)(以下 単にMFRという場合がある)が0.1〜500g/10分、とくに1〜200g/10分程度のものを使用するのが好ましい。
熱接着層を構成するエチレン・極性モノマー共重合体のMFRが0.1g/10分以下では、フラットケーブル用積層体を作成する溶融押出しコーティングにおいて、溶融状態の樹脂圧力が高くなり、押出しコーティングができなかったり、厚さのムラを発生したりするという加工上の問題を生ずる。また、フラットケーブルを作成するときにヒートシールされる樹脂の流れが悪く、金属ケーブルを挿入し密着するためには、高温度、高圧力を必要とし、生産性の低下、加工機械が大型化し設備コスト、製品コストが上昇する原因となる。
熱接着層を構成するエチレン共重合体樹脂組成物のMFRが500gを超える場合は、金属ケーブルを挿入するフラットケーブルをヒートシールする加工性は良好ではあるが、フラットケーブル用積層体を作成する溶融押出しコーティングにおいて、流動性が悪く、ネックインが大きくなり溶融状態の樹脂が均一な膜状にならず、加工温度の僅かの変化で膜の状態が変動し、押出しコーティングしたものに、厚さのムラを発生したり、筋状の凸部を発生したりするという加工上の問題を生ずる。
このようなエチレン・極性モノマー共重合体は、高温高圧下、各重合成分をランダム共重合したり、あるいはランダム共重合して得られる共重合体をさらに変性することにより得ることができる。
本発明においては、熱接着層を構成するエチレン・極性モノマー共重合体組成物にはエチレン・極性モノマー共重合体にとともに、アミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤が配合される。このようなカップリング剤は、アミノ基またはエポキシ基とともに、アルコキシ基のような加水分解可能な基を有するもので、シランカップリング剤、チタンカップリング剤などがあり、とくにシランカップリング剤を使用するのが好ましい。シランカップリング剤として具体的には、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(β−アミノエチル)−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランなどを挙げることができる。
カルボン酸、カルボン酸塩又はカルボン酸無水物から選ばれる極性基を有する極性モノマーのエチレン共重合体を使用する場合には、アミノ基またはエポキシ基のいずれの官能基を有するカップリング剤を使用しても効果的であるが、前記極性基を含有しないエポキシ基含有エチレン共重合体の場合は、アミノ基含有カップリング剤を使用し、また前記極性基を含有しない水酸基又はアミノ基含有エチレン共重合体の場合は、エポキシ基含有カップリング剤を使用することにより所望の効果を達成することができる。
エチレン・極性モノマー共重合体組成物におけるアミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤の含有量(配合量)は、エチレン・極性モノマー共重合体100重量部当たり、0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部の範囲である。カップリング剤の使用量が少なすぎると耐熱性改良効果が充分でなく、一方その使用量が多くなりすぎると加工性が悪くなるので好ましくない。またアミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤の代わりに、他のカップリング剤を使用しても充分な耐熱性を有する熱接着層を得ることができない。この理由として、本発明においては、エチレン・極性モノマー共重合体中の極性基とカップリング剤のアミノ基又はエポキシ基との反応(架橋)が、熱接着層、しいてはフラットケーブル用積層体の耐熱性に顕著な効果を発現しているものと考えられる。このような反応を生起させるために、上記のシランカップリング剤をエチレ極性モノマー共重合体に配合する際、混練温度100℃以上 好ましくは120〜240℃で1〜20分間混練することが望ましい。また、シランカップリング剤は溶融混練前に、ヘ゜レット中に含浸させることも出来る。
また本発明において熱接着層に難燃性を付与したい場合は熱接着層を構成するエチレン・極性モノマー共重合体に更に難燃性付与材を配合することが好ましい。
エチレン・極性モノマー共重合体に配合する難燃性付与剤は、フラットケーブル用積層体に与える難燃効果、その組成物の溶融押出しコーティング適性を配慮して選定することができる。例えば、塩素化パラフィン、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリフェニル、パークロルペンタシクロデカン、無水ヘット酸、クロルエンド酸などの塩素系化合物及び、テトラブロモエタン、テトラブロモビスフェノールA、ヘキサブロモベンゼン、デカブロモビフェニルエーテル、テトラブロモ無水フタール酸、ポリジブロモフェニレンオキサイド、ヘキサブロモシクロデカン、臭化アンモニウムなどのハロゲン元素を含む、有機又は無機化合物がある。トリアリルホスフェート、アルキルアリルホスフェート、アルキルホスフェート、ジメチルホスフオネート、ホスフオリネート、ハロゲン化ホスフオリネートエステル、トリメチルホスフェート、トリブチルホスフェート、トリオクチルホスフェート、トリブトキシエチルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、クレジルフェニルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリス(クロロエチル)ホスフェート、トリス(2ークロロプロピル)ホスフェート、トリス(2,3ージクロロプロピル)ホスフェート、トリス(2,3ージブロモプロピル)ホスフェート、トリス(ブロモクロロプロピル)ホスフェート、ビス(2,3ジブロモプロピル)2,3ジクロロプロピルホスフェート、ビス(クロロプロピル)モノオクチルホスフェート、ポリホスホネート、ポリホスフェート、芳香族ポリホスフェート、ジブロモネオペンチルグリコールなどのリン酸エステル及びリン化合物や、ホスホネート型ポリオール、ホスフェート型ポリオール、ハロゲン元素を含むポリオールなどがある。水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸マグネシウム、三酸化アンチモン、三塩化アンチモン、ホウ酸亜鉛、ホウ酸アンチモン、ホウ酸、モリブデン酸アンチモン、酸化モリブデン、リン・窒素化合物、カルシウム・アルミニウムシリケート,ジルコニウム化合物、錫化合物、ドーソナイト、アルミン酸カルシウム水和物、酸化銅、金属銅粉、炭酸カルシウム、メタホウ酸バリウムなどの金属粉や無機化合物がある。その他、シリコーン系ポリマー、フェロセン、フマール酸、マレイン酸やトリアジン、イソシヌレート、尿素、グアニジンなどの窒素を含む化合物などがある。本発明における難燃性付与剤は、臭素系と無機化合物とを併用する方法が好ましい。
エチレン・極性モノマー共重合体に対する難燃性付与剤は、公知のドライブレンド法、メルトブレンド法などでエチレン・極性モノマー共重合体100重量部に対して0〜200重量部、好ましくは1〜200重量部を配合されることが望ましい。そして、難燃性付与剤は、上記のものから1種又は複数種のものを組合わせて使用し、熱接着層となる組成物のMFRが溶融押出しコーティングに適した0.1〜500g/10分になるように作成することが好ましい。本発明において熱接着層に十分な難燃性を付与するには難燃性付与剤を熱可塑性樹脂100重量部に対して1重量部以上配合することが好ましいが、難燃性付与剤の配合量が200重量部を超えると溶融押し出しコーティングを行うとき製膜性が低下し、均一な接着性樹脂層を形成することができないばかりでなく、過剰の難燃性付与剤を含む熱接着層は、耐熱性基材との接着を阻害するようになり、フラットケーブルが高温下でデラミネーションするという問題を起こすことがある。
熱接着層は、その溶融押出しコーティング適性や、フラットケーブル作成工程の作業性、積層体の耐ブロッキング性を改善するために、必要に応じて、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミドやアクリル樹脂などを混合したり、シリカ、タルクなどの無機化合物系添加剤、球状、板状の有機化合物、界面活性剤、酸化防止剤、可塑剤、紫外線吸収剤などの助剤を適宜添加したりすることができる。
本発明のエチレン共重合体組成物組成物はエチレン・極性モノマー共重合体、アミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤及び必要により、難燃性付与剤や他の添加剤等を同時あるいは逐次的にドライブレンドまたはメルトブレンドすることにより得られる。ドライブレンドにはヘンシェルミキサー、タンブラーミキサー等の各種ミキサーを用いることが出来る。又メルトブレンドする場合は1軸、あるいは2軸押出機、バンバリーミキサー、ロール、ニーダーなどの混練装置を用い、140〜230℃程度の温度で溶融混練すればよい。またアミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤は溶融混練前に、エチレン・極性モノマー共重合体あるいはその組成物のペレットに予め含浸してもよい。
熱接着層の厚さは、金属ケーブルの厚さ、用途、使用環境により適宜に選定できる。そして、金属ケーブルとのヒートシール強度を保ちフラットケーブルの屈曲に接着して追随できるように選定されるが、通常は、金属ケーブルの厚さの0.1〜2倍である。また、押出しコーティングにより接着性樹脂層を形成するときは、極めて薄膜の接着促進層の溶液を塗布、乾燥し、更に高温に加熱溶融した熱可塑性樹脂をコーティングすることにより、該接着促進層は殆ど揮発性の残留溶剤を含まず、また耐熱性基材と接着性樹脂層との間に空気泡を残存しないフラットケーブル用積層体を構成することができる。
フラットケーブル用積層体
本発明のフラットケーブル用積層体は耐熱性基材の一方の面に、前記接着促進層、熱接着層を順次積層して得られるものである。積層方法については特に制限はないが、通常は接着層を塗工した耐熱性基材に熱接着層を構成するエチレン共重合体組成物を押出コーティングして積層する方法、あるいはキャスト法、インフレーションなどで製膜したエチレン共重合体組成物からなるフィルムと耐熱性基材とを、接着促進層を介してサンドイッチラミネーションして積層体を得ることもできる。
本発明のフラットケーブル用積層体においては、エチレン・極性モノマー共重合体中の極性基とカップリング剤のアミノ基又はエポキシ基との反応による架橋構造が、熱接着層、しいてはフラットケーブル用積層体の耐熱性に効果に寄与しているものと考えられることから、本発明では、熱接着層の樹脂成分であるエチレン・極性モノマー共重合体中の極性基とカップリング剤のアミノ基又はエポキシ基とが未反応あるいは反応が不完全である場合は熱接着層あるいはフラットケーブル用積層体を120〜200℃で1〜20分間 エージングしてエチレン・極性モノマー共重合体中の極性基とカップリング剤のアミノ基又はエポキシ基を反応させることが好ましい。また金属ケーブル等との良好な接着性を発現させるには、この熱接着層あるいは積層体を金属ケーブル等とをエージング前に接着し、その後120〜200℃で1〜20分間エージングすることが好ましい。
配合した熱接着層のエチレン共重合体組成物の流動性が悪い場合には、溶融押出しコーティング適性がよいもの例えば、MFRが3〜8g.密度が0.92g/cm3の低密度ポリエチレンを耐熱性基材に接するようにして共押出しコーティングにより積層することもできる。また、熱接着層の組成物を別の方法、例えばキャスト法、インフレーションなどで製膜したフィルムと耐熱性基材とを、溶融押出し機でポリエチレンなどを用いて接着促進層を介してサンドイッチラミネーションして積層体を構成することもできる。
また、本発明では例えば、ポリアミド系樹脂フィルムと熱接着層の樹脂としてカルボニル基をもつエチレン系樹脂のように、耐熱性基材と接着性(加熱接着)をもつ接着性のエチレン共重合体樹脂を選択することにより、接着促進層を省略したフラットケーブル用積層体を構成することもできる。
以下、実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
メタクリル酸含量15重量%、MFR60g/10分であるエチレン・メタクリル酸共重合体 100重量部と難燃性付与剤 ビス(ペンタプロモフェニル)エタンと三酸化アンチモンを重量比 3:1で混合した混合物)20重量部を二軸押出機で溶融混練して得た樹脂組成物のペレットにアミノ基を含有するシランカップリング材(物質名:3−アミノプロピルトリエトキシシラン 商品名:KBE903(信越化学(株)製)0.5重量部を含浸(23℃、24時間エージング)して調製した試料を、接着促進層としてポリエステルポリオール:ジフェニルメタンイソシアネートの比率が4:1(固形分比)に配合した酢酸エチル溶液を、ゴムロールコーティングにより1μm塗工した耐熱性基材である厚さ25μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム上に、30μm厚みとなるように押出コーティングして、熱接着層を形成しフラットケーブル用積層体を得た。またこのフラットケーブル用積層体の二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、及び、アルミニウム箔に対する接着性を以下の方法で評価した。結果は、良好な接着であった
接着性評価
(1)二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとの接着性
熱接着層を押出コーティング加工方向に180度、300mm/minで剥離し、剥離強度を評価した。1N/10mm以上で接着性良好とした。
(2)アルミニウム箔に対する接着性
40μm厚みAl箔を相手基材とし、シール圧力0.2MPa、シール温度160℃、シール時間5秒でヒートシールを行い、10mm幅にてAl箔とのシール強度を評価した。5N/10mm以上で接着性良好とした。
フラットケーブル積層体を150℃に温調したオーブン中で10分間加熱し、耐熱性評価用フラットケーブル積層体とした。該フラットケーブル積層体を、熱接着層同士が接する様に二つ折りにし、折り曲げ部分をゼムクリップで挟み、113℃に温調したオーブンで168時間保管後、ゼムクリップを取り外し、ゼムクリップの跡が残るか否かを目視観察した。実施例のフラットケーブルでは、跡が認められず、熱接着層の変形が無いことが判り、十分な耐熱性を有していた。
[比較例1]
実施例1の試料においてシランカップリング剤を配合しない試料を用いた以外は、実施例1と同様にしてフラットケーブル積層体を作成し、実施例1と同様にして評価を行った。結果はゼムクリップの跡が認められ、熱接着層の変形が起こり、耐熱性が不十分であった。

Claims (6)

  1. 耐熱性基材の片面に、直接又は接着促進層を介して、熱接着層を積層してなるフラットケーブル用積層体において、熱接着層がカルボン酸、カルボン酸塩、カルボン酸無水物、エポキシ基、水酸基及びアミノ基からなる群より選ばれる極性基を有する極性モノマーを1重量%以上含有するエチレン・極性モノマー共重合体100重量部に対し、アミノ基又はエポキシ基を含有するカップリング剤0.05〜5重量部を配合したエチレン共重合体組成物(但し、エチレン・極性モノマー共重合体の上記極性モノマーがエポキシ基を有するもののみである場合はアミノ基含有カップリング剤を、またエチレン・極性モノマー共重合体の上記極性モノマーが水酸基又はアミノ基を有するもののみである場合はエポキシ基含有カップリング剤を、それぞれ必須成分として使用する)からなることを特徴とするフラットケーブル用積層体。
  2. 熱接着層を構成するエチレン共重合体組成物が更に難燃性付与剤を含有するものである請求項1記載のフラットケーブル用積層体。
  3. エチレン共重合体組成物のエチレン・極性モノマー共重合体の極性基とカップリング剤のアミノ基又はエポキシ基を反応させてなる請求項1又は2のフラットケーブル用積層体。
  4. 前記熱接着層あるいは前記積層体全体が、120〜200℃で1〜20分間 エージングされていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のフラットケーブル用積層体
  5. 熱接着層を構成するエチレン・極性モノマー共重合体が、エチレン・(メタ)アクリル酸共重合体、そのアイオノマー、からなる請求項1ないし4のいずれかに記載のフラットケーブル用積層体。
  6. 前記熱接着層が、単層又は多層の溶融押出しコーティングにより設けられたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のフラットケーブル用積層体。
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