JP2009160895A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】インクジェットヘッド専用の冷却ファン等を設置することなく、簡単にインクジェットヘッドの冷却を行うこと。
【解決手段】吸引ファン17の直近に流入口、インクジェットヘッド18の直近に排出口を配するようにダクト50を配設する。搬送ベルト15が記録媒体Pを搬送する際、吸引ファン17は搬送ベルト15の吸引孔及び搬送板16の吸引孔16aを介して空気を吸引する。吸引された空気はダクト50の流入口から排出口へと送られ、インクジェットヘッド18に向かって排出される。排出された空気によってインクジェットヘッド18の本体や付設されている回路基板の温度上昇を防ぐ。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
近年、記録媒体に対してインクを吐出させて画像を形成するインクジェットプリンタが多く普及している。また、近年オフィス用の高速プリンタ向けとして、記録媒体の搬送方向に垂直な幅をカバーする固定されたインクジェットヘッド、所謂ラインヘッドを採用したプリンタが市販されるようになってきている。このようなインクジェットプリンタでは、インクを吐出するインクジェットヘッドに対向して記録媒体を搬送する搬送ベルトが位置する構成となっている。搬送ベルトに担持された記録媒体がインクジェットヘッドに対向した位置に搬送されると、インクジェットヘッドからンクを記録媒体に向かって吐出し、画像を順次形成する。
インクジェットヘッドにはインク吐出の駆動制御を行う回路基板が付設されているため、インク吐出中は回路基板に熱が発生し、インクジェットヘッドの温度が上昇する。また、インクを吐出する過程においてインクジェットヘッドが振動し、インクジェットヘッドが熱を帯びて温度が上昇する。プリンタ内におけるインクジェットヘッドが配置される空間内は空気の流れが少なく、放熱対策が施されていない限りインクジェットヘッドの熱は発散されにくい。インクジェットヘッドの温度が上昇すると、インクの粘度低下、インクの吐出口の乾燥等によってインク吐出に影響を及ぼし、画質低下の原因になっていた。
そこで、搬送ベルトの裏面側から吸引孔を介して空気を吸引して搬送ベルトの表面に記録媒体を吸着させる吸引ファンを用いて、インクジェットヘッドを冷却する技術が特許文献1に記載されている。
特開2007−90835号公報
しかし、効率的にインクジェットヘッド本体や付設されている回路基板の温度上昇を防ぐために、専用の冷却ファンや放熱器具をインクジェットヘッド周辺に設置するケースが多い。この場合、冷却ファンや放熱器具の設置にコストがかかっていた。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、インクジェットヘッド専用の冷却ファン等を設置することなく、簡単にインクジェットヘッドの冷却を行うことを目的とするものである。
請求項1に記載の発明の画像形成装置は、表面と裏面とを貫通する複数の吸引孔を有し、表面に記録媒体を担持して搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルトによって搬送される記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前記搬送ベルトの裏面側から前記吸引孔を介して空気を吸引し、前記搬送ベルトの表面に前記記録媒体を吸着させる吸引手段と、流入口が前記吸引手段に近設され、排出口が前記画像形成手段に近設され、前記吸引手段によって吸引された空気を前記流入口から前記排出口へ送るダクトと、を備えることを特徴としている。
この構成によれば、吸引手段によって吸引された空気をダクトが画像形成手段側に送るため、画像形成手段(例えば、インクジェットヘッド)の本体や、画像形成手段に付設されている回路基板の温度上昇を防ぐことができる。また画像形成手段を冷却するための専用の冷却ファンや放熱器具を設置する必要がないため、コストを削減することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記ダクトは、前記流入口としての一端が前記吸引手段の直近に固定配設されている第1ダクトと、前記排出口としての一端が前記画像形成手段の直近に固定配設されている第2ダクトとを有し、前記吸引手段によって空気が吸引されているとき、前記第1ダクト及び前記第2ダクトの他端同士が接合して、前記吸引手段によって吸引された空気を前記第1ダクトの一端から前記第2ダクトの一端へ送ることを特徴としている。
この構成によれば、吸引手段と搬送手段、又は画像形成手段の移動に伴ってダクトを第1ダクトと第2ダクトとに分離することが可能となる。これにより、画像形成手段の印字面に乾燥等を防ぐキャップを装着させる際に、ダクトに邪魔されることなくキャップを装着することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記ダクトの前記流入口は前記吸引手段の直近に固定配設されているか、又は、前記ダクトの前記排出口は前記画像形成手段の直近に固定配設されていることを特徴としている。
ここで、ダクトの流入口及び排出口のうち、吸引手段又は画像形成手段の直近に固定配設されていない口は解放状態、若しくは吸引手段又は画像形成手段とは固定配設されていない構成とする。これにより、吸引手段と搬送手段、又は画像形成手段の移動に伴って、ダクトを当該移動に追随させることができる。従って、画像形成手段の印字面に乾燥等を防ぐキャップを装着させる際に、ダクトに邪魔されることなく画像形成手段の印字面と搬送手段との間に空間を設けることができ、キャップを装着することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置であって、前記画像形成手段はインクジェットヘッドを有することを特徴としている。
この構成によれば、インクジェットヘッドを有する画像形成装置が請求項1から3に記載の発明の作用効果を享受することができる。
この発明によれば、吸引手段によって吸引された空気をダクトが画像形成手段側に送ることにより、画像形成手段(例えば、インクジェットヘッド)の本体や、画像形成手段に付設されている回路基板の温度上昇を防ぐことができる。また画像形成手段を冷却するための専用の冷却ファンや放熱器具を設置する必要がないため、コストを削減することができる。
そして、吸引手段と搬送手段、又は画像形成手段の移動に伴ってダクトが第1ダクトと第2ダクトとに分離するため、画像形成手段の印字面に乾燥等を防ぐキャップを装着させる際に、ダクトに邪魔されることなくキャップを装着することができる。
或いは、ダクトの流入口及び排出口のうち、吸引手段又は画像形成手段の直近に固定配設されていない口を解放状態、若しくは吸引手段又は画像形成手段とは固定配設しない構成とすることにより、吸引手段と搬送手段、又は画像形成手段の移動に伴って、ダクトを当該移動に追随させることができる。従って、画像形成手段の印字面にキャップを装着させる際に、ダクトに邪魔されることなく画像形成手段の印字面と搬送手段との間に空間を設けることができ、キャップを装着することができる。
以下、本発明における画像形成装置の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明における画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ、又はこれら機能を兼ね備えた複合機等の電子機器に適用可能である。尚、以下の実施の形態では、画像形成装置の一例としてインクジェットプリンタを例に説明するが、記録媒体を搬送する搬送ベルトの裏面側に吸引ファンを備え、印字ヘッドを用いて画像を形成する画像形成装置であればよい。また、複数のインクジェットヘッドを用いてカラー印刷を行うインクジェットプリンタを例に説明するが、単色印刷のインクジェットプリンタであっても構わない。
図1は、本実施の形態における画像形成装置1の概略断面図である。以下の説明において、図中、記録媒体の搬送方向をX軸方向又は副走査方向とし、この搬送方向と直交する方向をY軸方向、主走査方向、印字幅方向又は記録媒体の幅方向として説明する。XY平面に直交する方向をZ軸方向又は上下方向とする。図1の画像形成装置1は、主走査方向側から見たときの断面図である。
画像形成装置1は、用紙カセット11、ピックアップローラ12、搬送ローラ対13、吸着ローラ14、搬送ベルト15、搬送板16、吸引ファン(吸引手段)17、インクジェットヘッド(画像形成手段)18、クリーニング装置21、排出ローラ対25及び排出トレイ26を備えて構成される。
用紙カセット11には印刷前の記録媒体Pが積載して収納されており、記録媒体Pはここからピックアップローラ12の駆動により1枚ずつ取り出されて第1給紙搬送路31へ送り出される。搬送ローラ対13は第1給紙搬送路31を通ってきた記録媒体Pを第2給紙搬送路32へ搬送する。
第2給紙搬送路32を通過した記録媒体Pは、吸着ローラ14と搬送ベルト15のニップ部を介してインクジェットヘッド18のインク吐出口に対向する位置へ搬送される。吸着ローラ14の表面は搬送ベルト15へ当接しており、記録媒体Pを搬送ベルト15へ圧接して吸着させる。搬送ベルト15は、例えば誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ねて接合したエンドレス形状のベルトや継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが用いられる。搬送ベルト15は給紙側(上流側)の従動ローラ22と、排紙側(下流側)の駆動ローラ20と、テンションローラ19とに掛け渡されており、駆動ローラ20が紙面上で反時計回りに回転すると、従動ローラ22が連動して回り、搬送ベルト15が矢印Y1の方向に回転する。テンションローラ19は駆動ローラ20と従動ローラ22の間で搬送ベルト15がたるまないように力を与えるローラである。
搬送板16は搬送ベルト15の回転を案内するためのものである。吸引ファン17は、搬送ベルト15に形成された複数の吸引孔(不図示)及び搬送板16に形成された複数の吸引孔16aを介して空気を吸引する。搬送ベルト15に形成された吸引孔(不図示)及び搬送板に形成された吸引孔16aは記録媒体Pの最大幅以上の幅にわたって形成されている。そして吸引ファン17が搬送ベルト15の裏面側から空気を吸引することによって、記録媒体Pが搬送ベルト15の表面に吸着して固定される。尚、搬送ベルト15のインクジェットヘッド18と対向する面全体から空気の吸引がなされるよう、吸引ファン17は搬送ベルト15の裏面側に複数配設される。以下、搬送ベルト15、吸引ファン17、従動ローラ22、テンションローラ19、駆動ローラ20及びクリーニング装置21等によって構成された部分を「ベルトユニット100」という。
インクジェットヘッド18は、例えばイエロー用インクジェットヘッド18Y、マゼンタ用インクジェットヘッド18M、シアン用インクジェットヘッド18C及びブラック用インクジェットヘッド18Kを備え、各インクジェットヘッドはヘッド取付板41によって固定されている。そして、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのインクを記録媒体Pに向かって吐出し、画像を順次形成する。インクジェットヘッド18のインク吐出方法としては、例えばピエゾ素子を用いてインクを押し出すピエゾ方式や、発熱体によって気泡を発生させ、その圧力でインクを吐出するサーマルインクジェット方式等が挙げられる。以下、インクジェットヘッド18及びヘッド取付板41等によって構成された部分を「ヘッドユニット200」という。
クリーニング装置21は搬送ベルト15の表面に付着したインクを除去するためのものである。画像形成のなされた記録媒体Pは、排出搬送路24を通り、排出ローラ対25によって排出トレイ26に排出される。
ダクト51及びダクト52は、吸引ファン17によって吸引された空気をインクジェットヘッド18へ送るための管である。ダクト51は流入口が給紙側(上流側)の吸引ファン17の直近に固定配設されている第1ダクト51aと、排出口がイエロー用インクジェットヘッド18Y及びマゼンタ用インクジェットヘッド18Mの直近に固定配設されている第2ダクト51bとを有して構成されている。吸引ファン17によって空気が吸引されているとき、第1ダクト51aの流入口と逆の端(以下「接合口」という)と、第2ダクト51bの排出口と逆の端(以下「接合口」という)とが接合することによって、第1ダクト51aと第2ダクト51bが一体となり、吸引された空気が第1ダクト51aの流入口から第2ダクト51bの排出口へ送られる。
同様に、ダクト52は流入口が排紙側(下流側)の吸引ファン17の直近に固定配設されている第1ダクト52aと、排出口がシアン用インクジェットヘッド18C及びブラック用インクジェットヘッド18Kの直近に固定配設されている第2ダクト52bとを有して構成されている。吸引ファン17によって空気が吸引されているとき、第1ダクト52aの流入口と逆の端(接合口)と、第2ダクト52bの排出口と逆の端(接合口)とが接合することによって、第1ダクト52aと第2ダクト52bが一体となり、吸引された空気が第1ダクト52aの流入口から第2ダクト52bの排出口へ送られる。
尚、図1では搬送ベルト15より印字幅方向手前側に配設されているダクト51及びダクト52のみ図示しているが、同様のダクトが搬送ベルト17より印字幅方向向こう側(搬送ベルト17を挟んでダクト51及び52と対向する側)にも配設されている。また、配設されるダクトの数はこの限りではなく、インクジェットヘッド18が有するヘッドの数や大きさに応じて適宜配置すればよい。
図2〜図4は、吸引ファン17が駆動しているときの画像形成装置1を副走査方向側(搬送方向下流側)から見たときのベルトユニット100及びヘッドユニット200の概略側面図である。尚、説明の便宜上、クリーニング装置21は図示していない。また、搬送ベルト15には記録媒体を吸着・固定可能なようにベルト全面にわたって複数の吸引孔15aが形成されているが、図2〜図4では便宜上、搬送ベルト15の一部にのみ吸引孔15aを図示している。同様に、搬送板16に形成されている複数の吸引孔16aは、図2〜図4では便宜上不図示としているが、実際には図1に示したように搬送板16の全面にわたって形成されている。
図2に示すように、搬送ベルト15を挟んでダクト52と対向する側にダクト53が配設されている。ダクト53は、第1ダクト53a及び第2ダクト53bを有して構成されており、各要素の配設方法はダクト51及びダクト52と同様である。また、搬送ベルト15を挟んでダクト51と対向する側(ダクト53と副走査方向に隣り合う位置)にも不図示のダクトが配設されている。以下、ダクト51、52及び53を含む全てのダクトを包括して「ダクト50」という。
吸引ファン17が駆動すると、搬送ベルト15の吸引孔15aと、搬送板16の吸引孔16a(図2〜図4は不図示)を介して空気が吸引される。吸引された空気は吸引ファン17の下方に流れる。矢印Y2は吸引ファン17によって吸引された空気の流れを示している。ダクト50の流入口から入り込んだ空気は、矢印Y3に示すようにダクト50の内部を上方向に向かって流れ、矢印Y4に示すように排出口からインクジェットヘッド18に向かって流れ出る。こうして吸引ファン17によって吸引された空気をダクト50がインクジェットヘッド18側に送ることにより、インクジェットヘッド18の本体や、インクジェットヘッド18に付設されている回路基板の温度上昇を防ぐことができる。またインクジェットヘッド18を冷却するための専用の冷却ファンや放熱器具を設置する必要がないため、コストを削減することができる。
吸引ファン17が駆動していない(空気を吸引していない)ときは、記録媒体Pの搬送がなされていないときで、即ち、インクジェットヘッド18からのインク吐出もなされない。このとき、インクジェットヘッド18のインク吐出口の乾燥等を防ぐために、インク吐出口にはキャップが装着される。尚、この時はインクジェットヘッド18がインクを吐出されるために駆動されていないので、回路基板にもインクジェットヘッド18の駆動のための駆動電流が流れていない。このため、駆動電流による回路基板の発熱がないため自然放熱以上の冷却は不要となっている。
図3は、インクジェットヘッド18のインク吐出口にキャップ42が装着されているときに画像形成装置1を副走査方向側(搬送方向下流側)から見たときのベルトユニット100及びヘッドユニット200の概略側面図である。インクジェットヘッド18による画像形成が行われているとき、キャップ42は画像形成に支障のない不図示の空間に格納されている。そして、例えば待機状態のときや画像形成装置1の電源オフと共に、ベルトユニット100が下方向(−Z方向)に移動し、格納されていたキャップがインクジェットヘッド18のインク吐出口に移動して装着される。
ダクト50の各第1ダクトの流入口は吸引ファン17の直近に(ベルトユニット100に)固定的に配設されており、ダクト50の各第2ダクトの排出口はインクジェットヘッド18の直近に(ヘッドユニット200に)固定的に配設されている。そして、ベルトユニット100の下方向への移動に伴い、ベルトユニット100に追随してダクト50の各第1ダクトも下方向に移動するため、接合状態にあった各ダクトの接合口(ダクト52の場合、第1ダクト52aの接合口521aと第2ダクト52bの接合口521b)は、図3に示すように分離する。そして、ベルトユニット100が画像形成時の位置に移動すると、追随してダクト50の各第1ダクトも移動し、第2ダクトの接合口と接合して、第1ダクトと第2ダクトが一体となる(図2の状態)。
このように、キャップ42がインク吐出口に装着する際は、ベルトユニット100の下方向への移動に伴ってダクト50が第1ダクトと第2ダクトとに分離することにより、インク吐出口周辺に空間を設けることができるため、ダクト50に邪魔されることなくインク吐出口にキャップ42を装着することができる。
尚、キャップ42がインク吐出口に装着するときは、ベルトユニット100が下方向への移動することとして説明したが、ベルトユニット100は固定で、ヘッドユニット200が上方向(+Z方向)に移動してもよい。またはベルトユニット100が下方向に、ヘッドユニット200が上方向にそれぞれ移動してもよい。
また、ベルトユニット100の移動に伴って、ダクト50が第1ダクトと第2ダクトとに分離する構成の他に、図4に示すような構成であってもよい。図4は、インク吐出口にキャップ42が装着されているときに画像形成装置1を副走査方向側(搬送方向上流側)から見たときのベルトユニット100及びヘッドユニット200の概略側面図である。図3との相違点のみ説明する。
ダクト61及びダクト62(以下、包括して「ダクト60」という)は、ダクト50のように接合口は持たず、一体的に構成されたダクトである。尚、図1及び図2で示した構成と同様に、ベルトユニット100の周囲には複数のダクトが配置されているものとする。ダクト61の排出口61b及びダクト62の排出口62b(以下、包括して「排出口60b」という)はヘッドユニット200の直近に固定的に配設されている。一方、ダクト61の流入口61a及びダクト62の流入口62a(以下、包括して「流入口60a」という)は、吸引ファン17が駆動状態にあるときは吸引ファン17の直近に位置するが、固定配設されておらず、解放状態となっているか、ベルトユニット100以外の部品に固定配設されている。
このような構成とすることにより、キャップ42がインク吐出口に装着する際、ベルトユニット100のみを移動させることができ、ダクト60の配管に関係なく、インク吐出口にキャップを装着することができる。尚、ダクト60の流入口60aが吸引ファン17の直近に固定的に配設されていて、排出口60bが解放状態となっている構成であってもよい。
主走査方向側から見た画像形成装置の概略断面図。 吸引ファンが駆動しているときに画像形成装置を副走査方向側から見たときのベルトユニット及びヘッドユニットの概略側面図。 インク吐出口にキャップが装着されているときに画像形成装置を副走査方向側から見たときのベルトユニット及びヘッドユニットの概略側面図。 図3の変形例。
符号の説明
1 画像形成装置
11 用紙カセット
12 ピックアップローラ
13 搬送ローラ対
14 吸着ローラ
15 搬送ベルト
15a、16a 吸引孔
16 搬送板
17 吸引ファン
18 インクジェットヘッド
19 テンションローラ
20 駆動ローラ
21 クリーニング装置
22 従動ローラ
25 排出ローラ対
26 排出トレイ
41 ヘッド取付板
42 キャップ
51、52、53、61、62 ダクト
100 ベルトユニット
200 ヘッドユニット

Claims (4)

  1. 表面と裏面とを貫通する複数の吸引孔を有し、表面に記録媒体を担持して搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトによって搬送される記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記搬送ベルトの裏面側から前記吸引孔を介して空気を吸引し、前記搬送ベルトの表面に前記記録媒体を吸着させる吸引手段と、
    流入口が前記吸引手段に近設され、排出口が前記画像形成手段に近設され、前記吸引手段によって吸引された空気を前記流入口から前記排出口へ送るダクトと、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記ダクトは、前記流入口としての一端が前記吸引手段の直近に固定配設されている第1ダクトと、前記排出口としての一端が前記画像形成手段の直近に固定配設されている第2ダクトとを有し、
    前記吸引手段によって空気が吸引されているとき、前記第1ダクト及び前記第2ダクトの他端同士が接合して、前記吸引手段によって吸引された空気を前記第1ダクトの一端から前記第2ダクトの一端へ送ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ダクトの前記流入口は前記吸引手段の直近に固定配設されているか、又は、前記ダクトの前記排出口は前記画像形成手段の直近に固定配設されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段は、インクジェットヘッドを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の画像形成装置。
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