JP2009157518A - 行動履歴表示システム、行動履歴表示プログラム - Google Patents

行動履歴表示システム、行動履歴表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009157518A
JP2009157518A JP2007333175A JP2007333175A JP2009157518A JP 2009157518 A JP2009157518 A JP 2009157518A JP 2007333175 A JP2007333175 A JP 2007333175A JP 2007333175 A JP2007333175 A JP 2007333175A JP 2009157518 A JP2009157518 A JP 2009157518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
time
stay
display system
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007333175A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5104289B2 (ja
Inventor
Keiichi Nemoto
啓一 根本
Masakazu Fujimoto
正和 藤本
Nobuhiro Yamazaki
伸宏 山崎
Yuichi Ueno
裕一 上野
Atsushi Ito
敦 伊東
Manabu Ueda
学 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2007333175A priority Critical patent/JP5104289B2/ja
Publication of JP2009157518A publication Critical patent/JP2009157518A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5104289B2 publication Critical patent/JP5104289B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】 従業員等、行動を把握すべき対象者の複合的な行動が一元的に可視化され、対象者の行動傾向を見出すことが可能な行動履歴表示システム及び行動履歴表示プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 各作業場所PL1〜PLnに設置された監視カメラ11と、作業場所PL1〜PLnへの対象者の入所が検出された場合に、入所及び退所の各時刻を測定し、各時刻を作業場所とともに対象者の滞在場所情報として滞在場所情報DB18に記憶する時刻測定部12と、滞在場所情報を指示に応じて抽出する情報抽出部14と、滞在場所情報を滞在場所毎に区別してグラフ化し、時刻に従って対象者毎に表示させる表示制御部17と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、個人や個人が所属する組織等の行動を把握するシステムに関する。
企業における日常業務等を可視化する種々の技術が知られている。例えば、特許文献1では、各従業員によって記入される業務記録票を集約し、業務実態分析プログラムを記憶したPCに入力して分析結果を表示画像に表示させる技術が開示されている。
また、特許文献2では、プロジェクトの予定等が入力されて進捗状況を視覚的に表現する技術が開示されている。その他にも特許文献3から特許文献6に示すように、学習履歴や組織における予定表、顧客の行動パターン等を可視化する技術が開示されている。
特開2000−293609号公報 特開2003−141320号公報 特開2004−259175号公報 特開平5−233634号公報 特開2002−83110号公報 特開2000−285175号公報
ところで、企業や官公庁等において業務に従事する従業員は、日常業務を電話や電子メール等を利用して行うことが多く、また、必要に応じて外出したり会議のために自席を外したりすることがある。上述した技術を用いて従業員のこれらの行動を可視化する場合、単独の行動、例えば上述した業務記録票に対する記入やプロジェクトにおける予定の手入力等に関しては可視化がされるが、電話や電子メールを使用しての作業や従業員の移動等、複合的な行動に関しては一元的に可視化がされるものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、従業員等、行動を把握すべき対象者の複合的な行動が一元的に可視化され、対象者の行動傾向を見出すことが可能な行動履歴表示システム及び行動履歴表示プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、各作業場所に設置された検出手段と、作業場所への対象者の入所が検出された場合に、入所及び退所の各時刻を測定し、各時刻を作業場所とともに対象者の滞在場所情報として記憶手段に記憶する測定手段と、滞在場所情報を指示に応じて抽出する抽出手段と、滞在場所情報を滞在場所毎に区別してグラフ化し、時刻に従って対象者毎に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする行動履歴表示システムである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、測定手段は、対話手段からその利用開始及び終了の各時刻をそれぞれ測定し、各時刻を発着信及び対話元の対象者とともに対話情報として記憶手段に記憶し、抽出手段は、対話情報を指示に応じて抽出し、表示制御手段は、対話情報を発信と着信とを区別してグラフ化し、時刻に従って対象者毎に表示させることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、対話情報のグラフと滞在場所情報のグラフとの重なる時間帯に応じて、表示領域を分割して表示させることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の発明において、表示制御手段は、滞在場所情報の各グラフを一定時刻毎に表示対象人数で均等分割してそれぞれ小領域を生成し、対象者毎の小領域が合成された組織としてのグラフを表示させることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の発明において、表示制御手段は、滞在場所情報の各グラフを一定時刻毎に集約し、表示対象となる対象者が同じ作業場所に滞在する度合いに応じて表示形態を変化させて表示させることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項に記載の発明において、表示制御手段は、滞在場所情報のグラフを対象者毎に対比し、同一の作業場所にお互いが滞在した場合に、当該時刻におけるグラフを強調して表示させることを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の発明において、表示制御手段は、表示対象として設定された対象者の組み合わせに基づいて、表示形態を変化させることを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の発明において、表示制御手段は、各対象者間の距離に関する距離情報を滞在場所情報に基づいて算出し、距離情報に応じてクラスター化されたグラフを順に表示させることを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、コンピュータを、各作業場所に設置された検出手段と、作業場所への対象者の入所が検出された場合に、入所及び退所の各時刻を測定し、各時刻を作業場所とともに対象者の滞在場所情報として記憶手段に記憶する測定手段と、滞在場所情報を指示に応じて抽出する抽出手段と、滞在場所情報を滞在場所毎に区別してグラフ化し、時刻に従って対象者毎に表示させる表示制御手段として機能させることを特徴とする行動履歴表示プログラムである。
請求項1に係る発明によれば、対象者の滞在場所が時刻毎に可視化され、対象者の行動傾向を見出すことができる。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、対話時間等が可視化され、対象者の行動傾向をさらに見出すことができる。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、対話情報と滞在場所情報との関係が可視化され、対象者の行動傾向を見出すことができる。
請求項4に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、対象者毎の行動傾向を含む組織としての行動が可視化され、組織の行動傾向を見出すことができる。
請求項5に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、同じ場所に滞在したことの視認性が向上し、対象者の行動傾向をさらに見出すことができる。
請求項6に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、異なる対象者同士が同じ場所に滞在した時刻を見出すことができる。
請求項7に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、組み合わされた特定の対象者の行動傾向を見出すことができる。
請求項8に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、対象者間の距離に応じてクラスター化されたグラフが表示され、対象者の行動傾向を見出すことができる。
請求項9に係る発明によれば、対象者の滞在場所が時刻毎に可視化され、対象者の行動傾向を見出すことができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る行動履歴表示システムの構成図、図2は行動履歴表示システムのハードウェア構成を示す機能ブロック図、図3は滞在場所情報テーブルの一例である。
行動履歴表示システムは、図1に示すように、監視カメラ11(監視カメラの他にRFIDなどの識別標識を用いて位置計測をすることも可能である。)、時刻測定部12、分析指示部13、情報抽出部14、情報集約部15、描画計算部16、表示制御部17、滞在場所情報DB18、電子メール情報DB19、電話情報DB20、組織情報DB21等から構成される。尚、情報集約部15、描画計算部16、表示制御部17等から本発明の表示制御手段が構成される。
尚、行動履歴表示システムは、いわゆるコンピュータ、すなわち、図2に示すように、CPU10a等の処理装置、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic RAM)やSDRAM(Synchronous DRAM)、NVRAM(Non Volatile RAM)等のRAM10b、フラッシュメモリ等のROM(Read Only Memory)10c、監視カメラ11や電話、PC等の外部機器との入出力を行うI/F10d、図示しないハードディスク等の磁気ディスク等がバス10eにより接続されたハードウェア構成により実現される。
したがって、CPU10aがROM10cやハードディスク等に格納された所要のプログラムを読み込み、当該プログラムに従った演算を行うことにより、行動履歴表示システムの各機能が実現される。また、尚、このようなプログラムとしては後述するフローチャートに応じたプログラムとすることができる。以下において図1に示す行動履歴表示システムの各構成要素の詳細について説明する。
監視カメラ11は、本発明の検出手段の一例であって、複数の作業場所PL1〜PLnにそれぞれ設置され、作業場所に滞在する対象者としての従業員を検出して撮像する。作業場所としては、例えば、職場における会議室や自身や他人の居室、ショールーム、オープンスペース等がある。監視カメラ10は従業員を撮像すると撮像画像を時刻測定部12に送信し、従業員を検出できなくなると撮像画像の送信を停止する。尚、本発明の検出手段は従業員を検出できれば監視カメラ11に限られず、例えば、従業員に当該従業員を識別するためのIDカード等を携行させ、作業場所の入口近傍に設置されるカードリーダー等が従業員の識別情報を読取ることで、作業場所への従業員の滞在を検出するようにしてもよく、位置センサー等で検出するようにしてもよい。
時刻測定部12は、本発明の測定手段の一例であって、タイマー等で構成される。作業場所への従業員の入所が監視カメラ11等によって検出された場合に、従業員の入所及び退所の各時刻を測定し、これらの時刻を監視カメラが設置された作業場所とともに従業員の滞在場所情報として滞在場所情報DB18に記憶する。例えば、監視カメラ11から撮像画像を受信した場合には、撮像画像の受信時刻を記憶し、撮像画像を受信しなくなると、最後の撮像画像の受信時刻を記憶する。これにより従業員の作業場所及びその場所における滞在開始時刻及び滞在終了時刻等の記憶が可能となる。当該記憶結果の一例を図3に示す。
尚、カードリーダー等を用いた場合には、入所時刻及び退所時刻をそれぞれ記憶すればよく、併せて従業員ごとの滞在場所情報の記憶が可能となる。また、監視カメラ11であっても、滞在場所情報DB18に従業員毎と顔写真等を予め記憶させておき、撮像画像と比較することで、従業員毎の滞在場所情報の記憶が可能となる。
分析指示部13は、本システムのスイッチや表示対象項目の設定等の役割を果たす。本システムを利用する利用者等によって押下されると、後述する情報抽出部14に対し従業員の滞在場所情報等を分析する旨の指示(以下、分析指示という。)を与える。分析指示には例えば設定時刻や描画方法、表示対象者、表示対象の時間区間、表示対象グループ、表示対象情報等の指示がある。
情報抽出部14は、本発明の抽出手段の一例であって、滞在場所情報DB18、電子メール情報DB19、電話情報DB20及び組織情報DB21等の各データベースから分析指示に応じた情報を抽出して情報集約部15に送信する。例えば、分析指示の際に特定の識別情報を有する表示対象者の滞在場所情報を抽出する場合には、当該識別情報を分析指示部13に設定することで、情報抽出部14が滞在場所情報DB18からその識別情報に応じた滞在場所情報を抽出する。
情報集約部15は、表示対象となる情報を従業員ごとに集約したり、表示対象者を表示対象者が属するグループごとに集約したりする。当該機能は、分析指示の際に設定されることにより機能する。
描画計算部16は、分析指示の際に設定された時間区間、グラフの表示色、クラスター化処理等、描画に関する各種計算を行う。
表示制御部17は、描画計算部16で計算された結果を表示装置に表示させる。例えば、個人ごとに滞在場所情報等をグラフ化して表示させ、さらに、その滞在場所情報を滞在場所毎に区別し、設定時刻に従って表示させる。表示装置としては例えば液晶ディスプレイやCRTディスプレイ等がある。また、表示装置に代わり、プロジェクタ等の投影装置に投影させるようにしてもよい。
続いて、行動履歴表示システムの動作について図4及び図5を参照して説明する。
図4は行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャート、図5は行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。
行動履歴表示システムは、図4に示すように、まず、利用者からの分析指示に応じて時間区間や表示対象者等を設定する(ステップS1)。時間区間には、例えば表示させるグラフを何時から何時まで何時間刻みにするか、また、作業場所での滞在時間を何分刻みで計算させるか等がある。図5に示す表示例おいては、表示させる滞在時間情報のグラフを「9:00」から「24:00」までを3時間ごとで刻み、滞在時間情報の描画単位(以下、時間区間という。)Δtを「12分」としている。
行動履歴表示システムは、次いで、表示対象者i(識別情報i=1,2,・・・)の滞在場所情報を取得する(ステップS2)。より詳しくは、情報抽出部14が分析指示の際に設定された表示対象者iの滞在場所情報を滞在場所情報DB18から取得する。表示対象者は識別情報「1」や「2」等で設定されてもよく、また、直接、ユーザID「15718」や「21485」等で設定されてもよい。
行動履歴表示システムは、次いで、全表示対象者の滞在場所情報を取得したか否かを判定する(ステップS3)。すなわち、分析指示の際に、設定された表示対象者が1名でない場合、残りすべての表示対象者の滞在場所情報を取得する。全表示対象者の滞在場所情報を取得していない場合には、設定された全員分の滞在場所情報を取得してから後続する処理に移行する。これにより、図5に示すように、表示対象者のユーザIDが表示画像上の左側に縦に並べられる。
行動履歴表示システムは、次いで、設定された時間区間内の描画処理を行う(ステップS4)。より詳しくは、分析指示の際に設定された作業場所毎の描画色に基づき、時間区間Δtの領域を色付けし、表示画像上にグラフとして描画する。例えば時間区間Δtが12分である場合には、図5に示すように、識別情報「15718」の入所開始時刻「14:15:00」から12分だけ進んだ「14:27:00」までの領域を色付けする。そして、識別情報「21485」及び「22844」は入所開始時刻「14:15:00」から「14:27:00」まで滞在場所が存在しないため色付けを行わず、次に、識別情報「22886」の入所開始時刻「14:15:00」から「14:27:00」までの領域を色付けする。
尚、描画処理は設定時刻(本実施形態では「9:00」)から行うが、いずれかの作業場所に滞在していた表示対象者が本実施形態では存在しないため説明を省略している。このように、まず、設定された時間区間、本実施形態では「14:15:00」から「14:27:00」までの12分間、で作られる領域のうち、該当する表示対象者に関する領域を作業場所ごとに区別して色付けする。
行動履歴表示システムは、次いで、設定された全時間区間の描画処理が終了したか否かを判定する(ステップS5)。すなわち、「14:15:00」から「14:27:00」までの12分間、取得した表示対象者のうち、該当するすべての表示対象者の領域の色付けを終了した後、さらに、「14:27:00」以降についても色づけの対象となる領域が存在するか否かを判定する。本実施形態では、図5に示すように、識別情報「15718」では「14:27:00」以降についても色付けを行う必要があるため、ステップS1の処理に戻り、「14:27:00」から「14:39:00」までの描画処理を行う。このようにして、「9:00」から「24:00」までの描画処理が終了した場合に、動作を終了する。
尚、本実施形態では、グラフにおける作業場所を色によって区別したが、例えば該当する領域の中に作業場所ごとに異なる文字を入れて区別したり、作業場所ごとに領域の形を変えて区別したりするようにしてもよい。このように、表示対象者の滞在場所が時刻ごとに表示でき、従業員の行動傾向を見出すことができる。
(第2実施形態)
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る行動履歴表示システムは、上述した滞在場所情報だけに限られず、種々の対話手段から対話情報を取得して時刻に従ったグラフとして表示する。対話手段としては、図1に示すPC19Aの電子メール機能やIM(Instant Messenger)機能、電話20A等がある。尚、PC19Aや電話20Aはそれぞれこれらの機器を利用する利用者を識別するための識別情報を有する。
したがって、PC19Aから電子メールの送信開始時刻、送信終了時刻、受信開始時刻及び受信終了時刻等の電子メール情報を取得したり、電話20A等から発信開始時刻、発信終了時刻、着信開始時刻、着信終了時刻等の電話情報を取得したりする。尚、電子メール情報や電話情報等が本発明の対話情報に相当する。取得したこれらの情報は、図1に示すように、それぞれ電子メール情報DB19、電話情報DB20に記憶される。図6は電子メール情報の記憶例、図7は電話情報の記憶例を示す。
続いて、本実施形態に係る行動履歴表示システムの動作について図8及び図9を参照して詳しく説明する。
図8は第2実施形態に係る行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャート、図9は行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。
行動履歴表示システムは、まず、図8に示すように、利用者からの分析指示に応じて時間区間や表示対象情報等を設定する(ステップS11)。表示対象情報としては、図9に示すように、電子メール情報、電話情報、滞在場所情報等がある。必要に応じて他の情報も表示させることができる。尚、図9に示すグラフは、従業員ごとに表示される。
行動履歴表示システムは、次いで、表示対象情報i(識別情報i=1,2,・・・)を取得する(ステップS12)。より詳しくは、情報抽出部14が分析指示の際に設定された表示対象情報を電子メール情報DB19、電話情報DB20及び滞在場所情報DB18等から取得する。尚、表示対象情報は識別情報「1」や「2」等で設定されてもよく、また、直接、ユーザIDや送信者識別情報「15718」や「21485」等で設定されてもよい。
行動履歴表示システムは、次いで、全表示対象情報を取得したか否かを判定する(ステップS13)。すなわち、分析指示の際に、設定された表示対象情報が1つでない場合、残りすべての表示対象情報を取得する。全表示対象情報を取得していない場合には、設定された全ての表示対象情報を取得してから後続する処理に移行する。これにより、図9に示すように、表示対象情報、本実施形態では電子メール情報、電話情報、滞在場所情報が表示画像上の左側に縦に並べられる。
行動履歴表示システムは、次いで、設定された時間区間内の描画処理を行う(ステップS14)。より詳しくは、分析指示の際に設定された作業場所毎の描画色に基づき、時間区間の領域を色付けし、表示画像上にグラフとして描画する。そして、設定された全時間区間の描画処理が終了したか否かを判定し(ステップS15)、設定された時刻までの描画処理が終了した場合に、動作を終了する。
この結果、表示画像には、図9に示すグラフが表示される。同図によれば、電子メール情報、電話情報、滞在場所情報が表示対象となり、例えば電子メール情報であれば、送信開始時刻から送信終了時刻まで、及び、受信開始時刻から受信終了時刻までが時刻に従って区別されてグラフ化される。このように、本実施形態によれば、滞在場所情報だけに限られず、分析指示の際の設定に応じて、対話時間等が可視化され、個人の行動傾向が把握される。
また、行動履歴表示システムは、分析指示の際に集約処理を行う旨の要求を受信することにより、図9の下段に示すように、表示対象者ごとに表示対象情報を集約したグラフを表示させる。同図によれば、電子メール情報の受信時間(受信終了時刻と受信開始時刻の差分値)、電話情報の着信時間(着信終了時刻と着信開始時刻の差分値)及び滞在場所情報の会議室での滞在時間(会議終了時刻と会議開始時刻の差分値)に基づき、一の項目が他の項目と全く重ならない時間帯があれば、前者の項目のみを表示させ、一の項目が他の項目と重なる時間値があれば、重なった項目数に応じて表示領域を分割した上でこれらの項目を表示させる。これにより、本実施形態では、「9:00:00」から「12:00:00」のうち、「9:00:00」から「9:45:00」未満まで及び「11:15:00」から「12:00:00」までの時間間は単独で滞在場所情報を表示される。また、「9:45:00」から「10:30:00」未満までの時間帯は電子メール情報と滞在場所情報とで表示領域を2分割して表示される。さらに、「10:30:00」から「11:15:00」未満までの時間帯は電子メール情報、電話情報及び滞在場所情報とで表示領域を3分割して表示させる。
このように、表示対象情報の集約処理を行うことにより、表示対象者毎に作業場所での行動が可視化され、個人の行動傾向が把握される。尚、本実施形態においては、滞在場所情報の色等によって縁取るようにしたが、電子メール情報の色や電話情報の色によっても縁取ることができ、これらの条件は、分析指示の際に利用者によって任意に設定される。
(第3実施形態)
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態に係る行動履歴表示システムは、第1実施形態で説明した表示対象者毎の滞在場所情報を、その表示対象者の属するグループにより集約して時刻に従ったグラフとして表示する。当該グループは、図10に示すように、表示対象者毎に所属グループが特定される組織情報テーブルによって管理される。そして、組織情報テーブルは、図1に示す組織情報DB21に記憶される。
本実施形態に係る行動履歴表示システムの動作について図11から図13を参照して詳しく説明する。
図11は第3実施形態に係る行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャート、図12は行動履歴表示システムによる表示結果の一例、図13は描画領域分割の一例である。尚、図11に示すフローチャートにおいて、ステップS23からステップS26までの処理は、第1実施形態で説明したステップS2からステップS5までの処理と同一であるため、その説明を省略する。
行動履歴表示システムは、まず、図11に示すように、利用者からの分析指示に応じて時間区間や表示対象グループ等を設定する(ステップS21)。表示対象グループとしては、図12に示すように、人事グループ等がある。必要に応じて他のグループも表示させることができる。
行動履歴表示システムは、次いで、集約後の描画領域の描画方法を利用者からの分析指示に応じて選択する(ステップS22)。集約後の描画領域(時間区間)の描画方法としては、図13に示すように、田の字の形とする分割、目の字にとする分割、目の字を90度回転させた形とする分割等がある。尚、分割後の描画用の小領域には、それぞれの表示対象者の作業場所等が色付けされる。また、分割数についてはこれに限定されるものではない。
行動履歴表示システムは、さらにステップS23からステップS26までの処理を行うことで、図12の上段に示すグラフを表示させる。同図によれば、第1実施形態で図5を参照して説明したグラフと同様、表示対象者が滞在した作業場所ごとに時刻に従って区別されたグラフである。
行動履歴表示システムは、次いで、選択された描画方法に基づいて、滞在場所情報を表示対象者が属するグループごとに集約する(ステップS27)。具体的には、図12の下段に示すように、各時間区間は田の字の形に分割され、表示対象者「15718」、「21485」、「22844」及び「22886」の滞在場所情報が時間区間ごとに小領域1,2,3,4に表示対象者に順に対応づけて色付けされる。このように、表示対象者だけでなく、表示対象者のグループ毎に作業場所での行動が可視化され、個人の行動傾向が把握される。
(第4実施形態)
続いて、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態に係る行動履歴表示システムは、第3実施形態で説明した集約処理と異なる集約処理をしてグラフを表示させる。
本実施形態に係る行動履歴表示システムの動作について図14から図16を参照して詳しく説明する。
図14は第4実施形態に係る行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャート、図15は表示結果を色付けするためのカラーマップ、図16は行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。尚、図14に示すフローチャートにおいて、ステップS31からステップS33までの処理及びステップS36の処理は、第3実施形態で説明したステップS21、S23、S25及びからステップS26の処理と同一であるため、その説明を省略する。
行動履歴表示システムは、図14に示すように、ステップS33の処理を終えると、次いで、表示対象者の滞在場所情報に基づいて、協調度スコアを算出する(ステップS34)。ここで、協調度スコアは、全表示対象者における、在社している人数割合、同じ場所にいる人数割合で算出される。例えば、図15に示すように、表示対象者全員が在社している場合を「100」、外出している場合を「0」、表示対象者全員が同じ場所にいる場合を「100」、全員が異なる場所にいる場合を「0」とする。そして、これらの人数割合や分散値等に応じて、色付けの濃淡や彩度、明度等を変化させる。
行動履歴表示システムは、次いで、算出された協調度スコアに基づいて、各時間区間を描画する(ステップS35)。そして、全時間区間の描画を終了すると(ステップS36)、動作を終了する。この結果、行動履歴表示システムは、図16に示すように、表示対象者の協調度ごとに区別されたグラフをグループ毎に表示させる。このように、表示対象者のグループ毎に表示対象者の協調度合いが可視化され、個人の行動傾向が把握される。
(その他の実施形態)
上述した実施形態以外にも、行動履歴表示システムは、例えば、図17に示すように、従業員1の日付ごとの作業場所滞在時間と、従業員2の日付ごとの作業場所滞在時間とを掛け合わせ、従業員1と従業員2が同時に同じ場所にいた時刻を協調して可視化するようにしてもよい。このような可視化は、滞在場所だけに限られず、電子メール情報や電話情報であってもよい。
また、図18に示すように、特定の従業員との組み合わせの場合には、強調表示でなく、色を変化させて表示させるようにしてもよい。同図においては、例えば、左側のグラフが社長の日付ごとの作業場所滞在時間のグラフである場合に、部長との面談では、右側のグラフに示すように「黒」で色付けし、課長との面談では、「灰色」で色付けするようにしてもよい。これにより、社長は過去に部長や課長とどの程度面談していたのかを把握することができる。尚、このような可視化は、滞在場所だけに限られず、電子メール情報や電話情報であってもよい。
さらに、滞在場所情報をクラスター化して、従業員同士の距離を算出し、従業員の行動傾向を把握するようにしてもよい。以下、図面を参照して滞在場所情報のクラスター化による実施形態を説明する。
図19は行動履歴表示システムの他の構成図である。本実施形態に係る行動履歴表示システムは、図19に示すように、監視カメラ11、時刻測定部12、分析指示部13、情報抽出部14、情報集約部15、描画計算部16、表示制御部17、滞在場所情報DB18、組織情報DB21、スケジュール情報DB22、案件情報DB23等から構成される。尚、図1に示される行動履歴表示システムの各部と同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
スケジュール情報DB22は、図20に示すように、例えば、会議の参加者を識別するための参加者ID、会議室等の作業場所、会議開始時刻、会議終了時刻、会議題目、会議内容等で構成されるスケジュール情報テーブルを有する。
案件情報DB23は、図21に示すように、例えば、案件の担当者を識別するための担当者ID、案件の発生時刻、案件の終了時刻、案件名、案件の内容等で構成される案件情報テーブルを有する。
続いて、本実施形態に係る行動履歴表示システムの動作について図22を参照して説明する。
図22は行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャートである。
行動履歴表示システムは、図22に示すように、まず、従業員同士の距離を算出するため、設定に応じた表示対象者のペアを取得する(ステップS41)。本実施形態では、図23に示すように、表示対象者のペアとして従業員1と従業員2とを取得する。
行動履歴表示システムは、次いで、設定値に応じて時間区間を設定する(ステップS42)。時間区間は、図23に示すように、表示させようとするグラフの開始時刻から終了時刻までを一定間隔で区切ったそれぞれの領域をいい、例えば1時間等とすることができる。
行動履歴表示システムは、次いで、取得した従業員の一方の滞在場所情報を取得し(ステップS43)、さらに、取得した従業員の他方の滞在場所情報を取得すする(ステップS44)。具体的には、図23に示すように、従業員1の各時間区間の滞在場所情報をすべて取得し、次いで、従業員2の各時間区間の滞在場所情報をすべて取得する。
行動履歴表示システムは、次いで、従業員1と従業員2の距離情報を算出する(ステップS45)。より詳しくは、図23に示すように、まず、最初の時間区間の距離情報D1を算出する。そして、従業員1と従業員2とが同じ場所(例えば会議室1等)に滞在する場合には、距離情報を0、相違する場所にいる場合には、図24(a)に示す表に基づいて距離情報を算出する。尚、例えば、会議室が第1の会議室、第2の会議室等と相違するが、図24(b)に示すように、種類として会議室である場合は距離が近く、種類として異なる会議室とオープンスペースとは距離が遠いものとして距離情報を算出するようにしてもよい。これらの選択は、指示の際に任意に設定される。
行動履歴表示システムは、次いで、全時間区間を調べたか否かを判定する(ステップS46)。すなわち、距離情報D1からD14までのすべてを調べ終えた場合には、後続の処理に移行し、まだ、距離情報のすべてを調べ終えていない場合には、ステップS42からステップS46の処理を繰り返し、距離情報のすべてを算出する。
行動履歴表示システムは、次いで、全時間区間の距離情報から従業員1と従業員2との距離情報を算出する(ステップS47)。ここで、全時間区間の従業員1と従業員2との距離情報をD(u1,u2)と定義すると、D(u1,u2)=D1+D2+・・・+D14で表される。さらに、従業員1、従業員2に限られず、従業員3や従業員4等も含めた場合、各従業員間の距離は、図25のように示される。
行動履歴表示システムは、次いで、設定された全表示対象者を取得したか否かを判定する(ステップS48)。そして、行動履歴表示システムは、全表示対象者を取得していないと判定した場合には、ステップS41に戻り、全表示対象者を取得したと判定した場合には、後続の処理へと進む。
行動履歴表示システムは、次いで、表示対象者をクラスター化する(ステップS49)。より詳しくは、上述した各従業員間の距離情報を定義した後で、これらの距離に応じて最短距離法(最近隣法)、最長距離法(最遠隣法)、群間平均距離法、ブートストラップ法等の既知の手法によりクラスター化する。これにより、従業員同士の距離が近い型、遠い型、これらに当てはまらない型、等にクラスター化される。また、図26に示すように、表示対象者が職場等に出社せず直接顧客のもとへ向かう直行型、表示対象者が顧客のもとへ向かった後帰社を予定しない直帰型、これらのいずれにも当てはまらないその他型、従業員の行動形態ごとにクラスター化する手法を用いてもよい。同図では、例えば、直行型であれば9:00から12:00までの午前時間に作業場所に不在となる。不在状態が午後時間に集中していれば直帰型であり、不在状態に関連性が見出せない場合にはその他型となる。
行動履歴表示システムは、従業員同士の距離情報や従業員の行動形態に基づいて、上述したどの型に当てはまるか分類する。そして、クラスター化された表示対象者をクラスター順に並べて表示画像上に表示する。これにより、例えば従業員の行動形態であれば、図27に示すような従業員1から従業員6までが表示された滞在場所ごとのグラフは、大きく、内勤型、直行型、直帰型とクラスター化された表示されることとなる。尚、従業員同士の距離情報によるクラスター化、従業員の行動形態によるクラスター化は、それぞれ単独で利用してもよいし、組み合わせて利用してもよい。
尚、上述した実施形態のステップS45においては、図28(a)に示すように、距離情報の算出を、作業場所同士の比較により算出したが、同図(b)に示すように、作業場所での会議内容に踏み込んで距離情報を算出することで、より細かな距離情報の算出が可能となる。このような算出をする際には、案件情報やスケジュール情報等に含まれる会議内容や案件内容、参加者や担当者等から両会議内容が一致するか否かを判定したり、類似度が高いか否かを判定したりするようにしてもよい。類似度が高い担当者は例えば組織情報の所属等に基づいて判定してもよい。
また、ステップS45においては、図29(a)に示すように、距離情報の算出を、時間区間ごとに比較して行ったが、同図(b)に示すように、着目時間区間を中心に一定の時間区間をまとめて比較して行ってもよい。この場合、まとめられた時間区間同士で比較し、最小値(又は最大値)を距離とする移動平均的な手法を用いる。そして、例えば最小値はmin{D(u1b,u2b),D(u1a,u2b),D(u1c,u2b),D(u1b,u2a),D(u1b,u2c)}と表され、最大値はmax{D(u1b,u2b),D(u1a,u2b),D(u1c,u2b),D(u1b,u2a),D(u1b,u2c)}と表される。これにより、会議に遅れて参加した場合や会議中で抜けて電話をした場合等、過度的な部分が除去される。
また、図30に示すように、複数日における、滞在場所情報等のデータから距離情報を比較してもよい。同図によれば、ユーザ1の滞在場所情報をベクトル表示し、ユーザ2の滞在場所情報をベクトル表示し、ベクトル間の距離によってユーザ1とユーザ2を1日以上の期間で比較することが可能となる。この場合、距離は、d(Δt)=D(u1d11,u2d11)+D(u1d21,u2d21)+D(u1d31,u2d31)+D(u1d41,u2d41)となる。
また、図31に示すように、ユーザ1とユーザ2の4つのデータを比較し、確率分布を用いて距離を算出してもよい。同図では、時間区間Δtでの存在確立(area1,area2,area3,不在)をそれぞれ算出し、算出結果に基づき距離情報を算出する。この例では、ユーザ1の場合、存在確立ベクトルは(0.5,0.5,0,0)、ユーザ1の場合、存在確立ベクトルは(0.25,0.25,0.25,0.25)となる。そして、それぞれを掛け合わせることで、2d(Δt)=1.5D(a1,a2)+0.75D(a2,a3)+0.75D(a2,φ)となる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。例えば、本発明のプログラムを通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。また、上述した実施形態において、本発明の対象者の一例として従業員を用いて説明したが、作業場所における機器等の保守・点検等を行う組織外の作業員等、個人を特定できるものであれば名称等は特に限定されない。
以上、本発明によれば、個人の滞在場所が時刻毎に可視化され、個人の行動傾向を見出すことができ、産業上の利用可能性が高い。
行動履歴表示システムの構成図である。 行動履歴表示システムのハードウェア構成を示す機能ブロック図である。 滞在場所情報テーブルの一例である。 行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャートである。 行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。 電子メール情報テーブルの一例である。 電話情報テーブルの一例である。 行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャートである。 行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。 組織情報テーブルの一例である。 行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャートである。 行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。 描画領域の分割例である。 行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャートである。 表示結果を色付けするためのカラーマップである。 行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。 行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。 行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。 行動履歴表示システムの他の構成図である。 スケジュール情報テーブルの一例である。 案件情報テーブルの一例である。 行動履歴表示システムの動作の一例を示すフローチャートである。 距離情報の算出を説明するための図である。 距離関数の一例である。 従業員間の距離行列の一例である。 クラスター化を説明するための図である。 行動履歴表示システムによる表示結果の一例である。 距離情報の他の算出形態を説明するための図である。 距離情報の他の算出形態を説明するための図である。 距離情報の他の算出形態を説明するための図である。 距離情報の他の算出形態を説明するための図である。
符号の説明
10a CPU
10b RAM
10c ROM
10d I/F
10e バス
11 監視カメラ
12 時刻測定部
13 分析指示部
14 情報抽出部
15 情報集約部
16 描画計算部
17 表示制御部
18 滞在場所情報DB
19 電子メール情報DB
19A PC
20 電話情報DB
20A 電話
21 組織情報DB
22 スケジュール情報DB
23 案件情報DB
PL 作業場所
AR 小領域

Claims (9)

  1. 各作業場所に設置された検出手段と、
    前記作業場所への対象者の入所が検出された場合に、入所及び退所の各時刻を測定し、各時刻を作業場所とともに対象者の滞在場所情報として記憶手段に記憶する測定手段と、
    前記滞在場所情報を指示に応じて抽出する抽出手段と、
    前記滞在場所情報を滞在場所毎に区別してグラフ化し、時刻に従って対象者毎に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする行動履歴表示システム。
  2. 前記測定手段は、対話手段からその利用開始及び終了の各時刻をそれぞれ測定し、各時刻を発着信及び対話元の対象者とともに対話情報として前記記憶手段に記憶し、
    前記抽出手段は、前記対話情報を指示に応じて抽出し、
    前記表示制御手段は、前記対話情報を発信と着信とを区別してグラフ化し、時刻に従って対象者毎に表示させることを特徴とする請求項1に記載の行動履歴表示システム。
  3. 前記表示制御手段は、前記対話情報のグラフと前記滞在場所情報のグラフとの重なる時間帯に応じて、表示領域を分割して表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の行動履歴表示システム。
  4. 前記表示制御手段は、前記滞在場所情報の各グラフを一定時刻毎に表示対象人数で均等分割してそれぞれ小領域を生成し、対象者毎の前記小領域が合成された組織としてのグラフを表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の行動履歴表示システム。
  5. 前記表示制御手段は、前記滞在場所情報の各グラフを一定時刻毎に集約し、表示対象となる対象者が同じ作業場所に滞在する度合いに応じて表示形態を変化させて表示させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の行動履歴表示システム。
  6. 前記表示制御手段は、前記滞在場所情報のグラフを対象者毎に対比し、同一の作業場所にお互いが滞在した場合に、当該時刻におけるグラフを強調して表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の行動履歴表示システム。
  7. 前記表示制御手段は、表示対象として設定された対象者の組み合わせに基づいて、表示形態を変化させることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の行動履歴表示システム。
  8. 前記表示制御手段は、各対象者間の距離に関する距離情報を前記滞在場所情報に基づいて算出し、前記距離情報に応じてクラスター化されたグラフを順に表示させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の行動履歴表示システム。
  9. コンピュータを、
    各作業場所に設置された検出手段と、
    前記作業場所への対象者の入所が検出された場合に、入所及び退所の各時刻を測定し、各時刻を作業場所とともに対象者の滞在場所情報として記憶手段に記憶する測定手段と、
    前記滞在場所情報を指示に応じて抽出する抽出手段と、
    前記滞在場所情報を滞在場所毎に区別してグラフ化し、時刻に従って対象者毎に表示させる表示制御手段として機能させることを特徴とする行動履歴表示プログラム。

JP2007333175A 2007-12-25 2007-12-25 行動履歴表示システム、行動履歴表示プログラム Expired - Fee Related JP5104289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007333175A JP5104289B2 (ja) 2007-12-25 2007-12-25 行動履歴表示システム、行動履歴表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007333175A JP5104289B2 (ja) 2007-12-25 2007-12-25 行動履歴表示システム、行動履歴表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009157518A true JP2009157518A (ja) 2009-07-16
JP5104289B2 JP5104289B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=40961501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007333175A Expired - Fee Related JP5104289B2 (ja) 2007-12-25 2007-12-25 行動履歴表示システム、行動履歴表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5104289B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018097843A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
JP6385600B1 (ja) * 2017-07-19 2018-09-05 三菱電機株式会社 行動可視化装置および行動可視化方法
WO2022176464A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提示システム、及び、情報提示方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003158710A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 映像オブジェクト編集装置及び映像オブジェクト編集プログラム
JP2007233661A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Intelligent Wave Inc ログ統合管理システム及びログ統合管理方法
JP2007293537A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd プレゼンス管理方法及びプレゼンスサーバ装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003158710A (ja) * 2001-11-20 2003-05-30 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 映像オブジェクト編集装置及び映像オブジェクト編集プログラム
JP2007233661A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Intelligent Wave Inc ログ統合管理システム及びログ統合管理方法
JP2007293537A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd プレゼンス管理方法及びプレゼンスサーバ装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018097843A (ja) * 2016-12-08 2018-06-21 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
JP6385600B1 (ja) * 2017-07-19 2018-09-05 三菱電機株式会社 行動可視化装置および行動可視化方法
WO2019016890A1 (ja) * 2017-07-19 2019-01-24 三菱電機株式会社 行動可視化装置および行動可視化方法
KR20200013054A (ko) * 2017-07-19 2020-02-05 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 행동 가시화 장치 및 행동 가시화 방법
CN110892441A (zh) * 2017-07-19 2020-03-17 三菱电机株式会社 行动可视化装置和行动可视化方法
KR102138553B1 (ko) 2017-07-19 2020-07-28 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 행동 가시화 장치 및 행동 가시화 방법
US11328260B2 (en) 2017-07-19 2022-05-10 Mitsubishi Electric Corporation Behavior visualization device and behavior visualization method
WO2022176464A1 (ja) * 2021-02-19 2022-08-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 情報提示システム、及び、情報提示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5104289B2 (ja) 2012-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110942055A (zh) 展示区域的状态识别方法、装置、设备及存储介质
US10521752B1 (en) Auditing system
Martin et al. The interactional affordances of technology: An ethnography of human-computer interaction in an ambulance control centre
CN111563396A (zh) 在线识别异常行为的方法、装置、电子设备及可读存储介质
JP2016151979A (ja) メンタルヘルスケア支援システム、装置、方法およびプログラム
JP6241666B2 (ja) 利用者管理装置、利用者管理システムおよび利用者管理方法
CN111742338A (zh) 办公座位呈现***以及办公座位呈现方法
JPWO2010113614A1 (ja) コミュニケーション支援装置、コミュニケーション支援システム、及びコミュニケーション支援方法
CN110096606B (zh) 一种外籍人员管理方法、装置和电子设备
CN109858332A (zh) 一种人员行为分析方法、装置和电子设备
WO2021020500A1 (ja) 情報処理装置、及び、マーケティング活動支援装置
JP5104289B2 (ja) 行動履歴表示システム、行動履歴表示プログラム
Rhue Beauty’s in the AI of the beholder: how AI anchors subjective and objective predictions
Grantham et al. Information society: wireless ICTs’ transformative potential
JP6224453B2 (ja) 個人情報認証装置、個人情報認証システム、個人情報認証方法及び個人情報認証プログラム
JP6788710B1 (ja) 画像出力装置及び画像出力方法
CN109801394B (zh) 一种工作人员考勤方法及装置、电子设备和可读存储介质
JP2012049774A (ja) 映像監視装置
CN111860357B (zh) 基于活体识别的出勤率计算方法、装置、终端及存储介质
Sewell et al. 'Someone to Watch Over Me': Surveillance, Discipline and the Just-In-Time Labour Process
CN114359997A (zh) 业务引导方法及***
JP2018036712A (ja) 対応者割当てシステム、対応者割当て方法、および対応者割当て装置
JP2021152852A (ja) 情報処理システム
CN112052737A (zh) 一种金融机构营业网点治理方法、***、存储介质及电子设备
JP4778533B2 (ja) 名刺交換管理システム及び名刺交換管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120509

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5104289

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151012

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees