JP2009157393A - データドライバ及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省面積化を図り、コストを低減する、表示装置のデータドライバの提供。
【解決手段】入力差動増幅段の出力ノードN12と、後段増幅段の出力ノードN11との間に、位相補償容量C1と直列に零点補償抵抗R1を備え、零点補償抵抗R1の抵抗値を切替え制御する制御回路20を備えている。制御回路20は、増幅回路の出力端子N11とデータ線962との接続を制御する出力スイッチSW10のオフとオンに応じて、零点補償抵抗R1の抵抗値を第1の抵抗値と、第1の抵抗値よりも大の第2の抵抗値に切替える。複数の増幅回路及びドライバ出力端子は、少なくとも第1のグループと第2のグループに分けられており、複数の前記増幅回路は、グループごとに異なる前記零点補償抵抗の抵抗値の切替えが行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、データドライバ及びそれを用いた表示装置に関する。
近時、液晶表示装置は、携帯電話機(モバイルフォン、セルラフォン)やノートPC、モニタに加え、大画面液晶テレビとしての需要も拡大している。これらの液晶表示装置は、高精細表示が可能なアクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置が利用されている。はじめに、図11を参照して、アクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置の典型的な構成について概説しておく。なお、図11には、液晶表示部の1画素に接続される主要な構成が、等価回路によって模式的に示されている。
一般に、アクティブマトリクス駆動方式の液晶表示装置の表示部960は、透明な画素電極964及び薄膜トランジスタ(TFT)963をマトリックス状に配置した半導体基板(例えばカラーSXGAパネルの場合、1280×3画素列×1024画素行)と、面全体に1つの透明な電極967を形成した対向基板と、これら2枚の基板を対向させて間に液晶を封入した構造からなる。
スイッチング機能を持つTFT963のオン・オフを走査信号により制御し、TFT963がオンとなるときに、映像データ信号に対応した階調信号電圧が画素電極964に印加され、各画素電極964と対向基板電極967との間の電位差により液晶の透過率が変化し、TFT963がオフとされた後も、該電位差を液晶容量965及び補助容量966によって一定期間保持することで、画像を表示するものである。
半導体基板上には、各画素電極964へ印加する複数のレベル電圧(階調信号電圧)を送るデータ線962と、走査信号を送る走査線961とが格子状に配線され(上記カラーSXGAパネルの場合、データ線は1280×3本、走査線は1024本)、走査線961及びデータ線962は、互いの交差部に生じる容量や対向基板電極との間に挟まれる液晶容量等により、大きな容量性負荷となっている。
なお、走査信号はゲートドライバ970より走査線961に供給され、また各画素電極964への階調信号電圧の供給はデータドライバ980よりデータ線962を介して行われる。またゲートドライバ970及びデータドライバ980は、表示コントローラー950により制御され、それぞれ必要なクロックCLK、制御信号、電源電圧等が表示コントローラー950より供給され、映像データはデータドライバ980に供給される。なお現在では、映像データはデジタルデータが主流となっている。
1画面分のデータの書き換えは、1フレーム期間(通常、約0.017秒)で行われ、各走査線で1画素行毎(ライン毎)、順次、選択され、選択期間内に、各データ線より階調電圧信号が供給される。
なお、ゲートドライバ970は、少なくとも2値の走査信号を供給すればよいのに対し、データドライバ980は、データ線を階調数に応じた多値レベルの階調電圧信号で駆動することが必要とされる。このため、データドライバ980は、映像データをアナログ電圧に変換するデコーダと、そのアナログ電圧をデータ線962に増幅出力する出力アンプよりなるデジタルアナログ変換回路(DAC)を備えている。
図12(A)は、図11のデータドライバ980の出力バッファとデータ線962の接続構成である。出力バッファ90の出力端N9とデータ線962が接続されるドライバ出力端子P09の間には出力スイッチSW10が備えられる。出力スイッチSW10は、映像データ変化時にデコーダ等の回路内で発生する遷移ノイズをデータ線に伝達されるのを防ぐ目的で、液晶表示装置のデータドライバに一般的に備えられている。
図12(B)は、出力スイッチSW10のオン、オフを制御する制御信号S1とスイッチSW10の状態を示す図である。図12(B)を参照すると、1データ期間に期間T1と期間T2が設けられており、1データ期間開始から期間T1の間、出力スイッチSW10はオフとされ、出力バッファ90の出力信号のデータ線962への伝達が切断される。そして期間T2で、出力スイッチSW10はオンとされ、増幅回路(アンプ回路)90の出力信号がデータ線に出力される。期間T1は、上記遷移ノイズの収束時間に応じた期間に設定される。
図12(A)の出力バッファは、一般的なボルテージフォロワ構成のアンプ回路を用いることができる。図12(A)のアンプ回路90は、低位側電源VSSに第1端子が接続された電流源M15と、共通ソースが電流源M15の第2端子に接続されたNチャネルトランジスタ(NチャネルMOSトランジスタ)M11、M12よりなる差動対と、差動対(M11、M12)の出力対と高位側電源VDD間に接続されるPチャネルトランジスタ(PチャネルMOSトランジスタ)M13、M14よりなるカレントミラーと、カレントミラー(M13、M14)の出力端ノードN12にゲートが接続され、高位側電源VDD2にソースが接続され、ドレインがアンプ出力端子N9に接続されたPチャネルトランジスタM16と、低位側電源VSSとアンプ出力端子N9との間に接続された電流源M17と、を備えている。なお、本明細書では、トランジスタMa、Mbよりなる差動対を差動対(Ma、Mb)と表記する。トランジスタMc、Mdよりなるカレントミラーをカレントミラー(Mc、Md)と表記する。
アンプ回路90は、差動対(M11、M12)の反転入力端(トランジスタM11のゲート)がアンプ出力端子N9に接続され、差動対(M11、M12)の非反転入力端(トランジスタM12のゲート)には、映像データに応じてデコーダ(不図示)で選択された電圧Vinが入力される。
PチャネルトランジスタM16のゲート(ノードN12)とドレイン(アンプ出力端子N9)間には、位相補償容量(phase compensation capacitor)C1と、零点補償抵抗(zero compensation resistor)R1とが直列形態に接続されている。位相補償容量C1に直列に、零点補償抵抗R1を挿入することで、周波数特性にゼロ(零点)をつくり、帯域を改善し、位相余裕を大とし、アンプの動作を安定化させる。チップ内の面積が比較的大きい位相補償容量C1の容量値(したがってサイズ)を小さく抑えるのに有効とされる。
アンプ回路90のアンプ出力端子N9とデータ線962間には、制御信号S1により、オン/オフ制御される出力スイッチSW10が接続されている。
アンプ回路90は、図11のデータドライバ980において、出力数に応じた個数だけ備えられるため、多出力のデータドライバLSIでは、アンプ回路90を省面積で構成することがコスト低減のため重要である。
図13は、図12(A)のアンプ回路90として用いることのできる別のアンプの構成を示す図である。図13は、後記特許文献2に開示されるAB級出力回路の構成を示す図である。図13を参照すると、このAB級出力回路は、出力段が、高位側電源VDDと出力端子ND1間に接続されたPチャネルトランジスタM85と、出力端子ND1と低位側電源VSS間に接続されたNチャネルトランジスタM86とを備え、出力端子ND1に対して高い充電能力と放電能力を有する。PチャネルトランジスタM85のゲートNP1は、入力信号Vinを受けたドライバ89の出力端子に接続され、アンプの出力Voutの充電動作を行う。NチャネルトランジスタM86のゲートNN1には、中間段(M81、M82)を介して、入力信号Vinの変化が伝達され、アンプの出力Voutの放電動作を行う。
中間段は、Pチャネル及びNチャネル浮遊電流源M81、M82と、電流源M83、M84で構成され、Pチャネル及びNチャネル浮遊電流源M81、M82は、バイアス電圧BP8、BN8がゲートにそれぞれ入力され、トランジスタM85、M86のゲート(NP1、NN1)間に接続される。電流源M83は、高位側電源VDDとPチャネルトランジスタM85のゲートNP1間に接続され、電流源M84は、低位側電源VSSとNチャネルトランジスタM86のゲートNN1間に接続される。浮遊電流源M81、M82の合計電流が、電流源M83及びM84のそれぞれとほぼ等しい電流に設定される。
図13のAB級出力回路の動作について以下に説明する。入力電圧Vinに応じて、端子NP1が低電位側に変化すると、PチャネルトランジスタM85は充電動作を行う。端子NP1の変化直後は、Nチャネル浮遊電流源M82の電流は変化しないが、Pチャネル浮遊電流源M81の電流は減少するため、端子NN1は低電位側に変化して、NチャネルトランジスタM86の放電動作は停止される。このため、図13のAB級出力回路は、高速充電動作が可能である。なお、端子NN1が低電位側へ変化すると、Nチャネル浮遊電流源M82の電流が増加し始めるため、端子NN1の電位は、一旦低電位側へ変化した後再び緩やかに上昇して定常状態の電位に近づく。
一方、入力電圧Vinに応じて、端子NP1が高電位側に変化すると、PチャネルトランジスタM85の充電動作は停止される。端子NP1の変化直後は、Nチャネル浮遊電流源M82の電流は変化しないが、Pチャネル浮遊電流源M81の電流は増加するため、端子NN1は高電位側に変化して、NチャネルトランジスタM86は放電動作を行う。このため、図13のAB級出力回路は、高速放電動作が可能である。
また、中間段のアイドリング電流(静消費電流)に関して、浮遊電流源M81、M82の合計電流と、電流源M83及びM84との電流の関係が維持されば、それぞれの電流値を十分小さくすることができる。
図12(A)のアンプ回路90と図13のAB級出力回路とを比較すると、放電動作に関して、図12(A)のアンプ回路90の放電能力は電流源M17の電流値に依存しており、高速放電動作を実現するためには電流源M17の電流値を増加させなければならない。
これに対して、図13のAB級出力回路は、中間段の浮遊電流源M81、M82と、電流源M83、M84に電流が流れるものの、その電流値は十分小さく、電流値を特段に増やさずとも高速放電動作が可能である。すなわち、図13のAB級出力回路は、負荷容量の大きい表示パネルを低消費電力で駆動する場合に好適である。
なお、図13のAB級出力回路には、位相補償容量や零点補償抵抗が記載されていないが、ドライバ89の出力ノードのNP1(PチャネルトランジスタM85のゲート)と出力端子Voutとの間に、位相補償容量Cと零点補償抵抗R1の直列回路を接続して用いることができる。
図14は、後記特許文献2の演算増幅器の構成を示す図である。図14は、利得が異なる2つの状態で安定動作させるために、それぞれの状態に応じて位相補償容量C1、C4と直列形態で接続されたスイッチS1、S2のオン・オフ制御により位相補償容量の容量値を切替える構成である。容量値を利得が異なる2つの状態に応じて切替えることで、それぞれの状態で演算増幅器を安定動作させるものである。
特公平6−91379号公報(第1図) 特開昭61−296805号公報(第1図)
液晶表示装置のデータドライバは、画面サイズや解像度等が異なる様々な表示パネルに対して幅広く共用できることが望ましい。そのため、データドライバの出力バッファ(アンプ回路90)は、データ線の容量(負荷容量)が数十ピコファラッド(1ピコは10のマイナス12乗)から数百ピコファラッドの範囲で駆動できるように最適化されている。
また、図12(A)と(B)を参照して説明したように、出力バッファ(アンプ回路90)の出力端とデータ線962との間には出力スイッチSW10が配設されており、1データ期間開始直後の期間T1においてスイッチSW10はオフとされる。このとき、期間T1におけるアンプ回路90の負荷容量は、ほぼ、ゼロの状態となる。
期間T1では、アンプ回路90の出力信号に多少の変動が生じても問題ないが、期間T1の終了時までに、アンプ回路90の出力を安定させなければならない。例えば、期間T1に、アンプ回路90の出力信号が発振している場合、期間T1から期間T2への切替わりの瞬間に、発振ノイズが増幅されデータ線962に伝達される場合がある。このため、アンプ回路90は、期間T1と期間T2を通して、安定動作させなければならない。
したがって、アンプ回路90は、負荷容量が、ゼロの状態から、数百ピコファラッドの範囲で安定動作するように、最適化される。
周知のごとく、アンプ回路が安定動作するかは、位相余裕を目安とすることができ、位相余裕が大きいほど、アンプ出力の安定性が高まる。
しかしながら、負荷容量がゼロから数百ピコファラッドの範囲で、十分な位相余裕を確保するためには、アンプ回路90の位相補償容量C1の容量値を十分大きくしなければならない。
図12(A)のように、零点補償抵抗R1を用いても、位相補償容量C1の容量値の抑制効果には限界がある(その詳細は、後述の図10を説明が参照される)。
位相補償容量C1の容量値を増加させると、アンプ回路90の面積が増加し、データドライバLSIのコスト増を招く、という課題が生じる。
また、位相補償容量C1の容量値を増加させると、アンプ回路90の帯域、スピードの低下を招き、具体的には、アンプ回路90の出力のスルーレート(slew rate)が低下する。
このスルーレート低下の発生を回避するには、アンプ回路90のアイドリング電流(静消費電流)を増加させなければならない。このため、アンプ回路90の消費電力が増加し、データドライバLSIの消費電力増を招く、という課題も生じる。
また、図13のAB級出力回路を、図12(A)のアンプ回路90に置き換えて用いた場合においても、図12(A)と同様の課題を生じる。
一方、図14の演算増幅器を、図12(A)のアンプ回路90に置き換えて用いた場合、出力スイッチSW10のオン、オフに対応して、スイッチS1、S2のオン・オフ制御を行い、位相補償容量の容量値を切替えることができる。しかしながら、出力期間ごとに、画像データに応じた異なるレベルの電圧信号を増幅出力する場合、図14の演算増幅器は、容量値の切替え時に、接続された容量への充放電や、接続された容量を介した端子の電位変動等により、出力信号に大きなノイズが発生する、という課題がある。特に、短い時間で状態の切り替えを行う場合は、所定の期間内(図12(B)の期間T1又はT2)に、出力信号を安定させることができない、という課題がある。
また、位相補償容量の容量値を切替えるという手法は、位相補償容量の面積の削減とはならず、ドライバLSIのコスト削減効果にはつながらない。
したがって、本発明の目的は、省面積化を図り、コストを低減する表示装置のデータドライバを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、消費電力を削減する表示装置のデータドライバを提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、上記データドライバを用いることにより、低コスト、低消費電力の表示装置を提供することにある。
本願で開示される発明は、前記課題を解決するため、概略以下の構成とされる。
本発明に係るデータドライバは、入力データに基づく電圧信号を受けドライバ出力端子に増幅出力する増幅回路を有するデータドライバであって、
前記増幅回路及び前記ドライバ出力端子をそれぞれ複数備え、
前記増幅回路が、
入力差動段と、
前記入力差動段の出力に基づき前記増幅回路の出力端子に増幅出力する増幅段と、
前記入力差動段の一の出力ノードと、前記増幅段の出力端子との間に接続されている位相補償容量及び零点補償抵抗と、
前記零点補償抵抗の抵抗値を、制御信号に応じて、互いに異なる、少なくとも2つの抵抗値のうちのいずれかに切替え制御する制御回路と、
を備え、
複数の前記増幅回路及び前記ドライバ出力端子は、少なくとも第1のグループと第2のグループに分けられており、
複数の前記増幅回路は、グループごとに異なる前記零点補償抵抗の抵抗値の切替えが行われる。
本発明において、前記位相補償容量と前記零点補償抵抗とは、前記増幅回路において、入力差動増幅段の一の出力ノードと、前記増幅回路の後段増幅段の一の出力ノードとの間に直列形態に接続されている。
本発明において、前記増幅回路の出力端と前記データドライバ出力端子との間に接続され、第2の制御信号によりオン、オフ制御される出力スイッチを更に備え、前記制御回路は、前記出力スイッチのオンとオフに関連付けて、前記零点補償抵抗の抵抗値の切替を制御する。
本発明において、前記制御回路は、前記出力スイッチがオフのとき、前記零点補償抵抗を、互いに異なる、第1の抵抗値と第2の抵抗値のうち小の抵抗値に設定し、
前記出力スイッチがオンのとき、前記零点補償抵抗を、前記第1の抵抗値と前記第2の抵抗値のうち大の抵抗値に設定する。
本発明において、前記制御回路は、前記零点補償抵抗の両端を含む2つの分圧ノードの間に接続され、制御端に入力される前記制御信号に基づき、オン・オフ制御されるスイッチトランジスタを備えている。
本発明において、前記零点補償抵抗が、オン状態に設定され、カスコード接続された、少なくとも2つのトランジスタを備え、前記制御回路は、カスコード接続された、前記2つのトランジスタのうちの一方のトランジスタに並列に接続され、前記制御信号を制御端に入力するスイッチトランジスタを備えている構成としてもよい。
本発明において、前記零点補償抵抗が、直列形態に接続された、第1の抵抗と第2の抵抗を備え、前記制御回路は、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗のうち一方の抵抗に並列に接続され、前記制御信号を制御端に入力するスイッチトランジスタを備えている構成としてもよい。
本発明において、前記増幅回路は、
入力信号を第1の入力に受ける第1の差動対と、
第1の電源に接続され、前記差動対に電流を供給する電流源と、
前記差動対の出力対と、第2の電源との間に接続された負荷回路と、
前記差動対の出力対と前記負荷回路との接続ノードの少なくとも一方に入力端が接続され、出力端が、前記増幅回路の出力端子に接続された増幅段と、
を備え、前記差動対の第2の入力には、前記増幅回路の出力端子の信号が帰還入力され、前記零点補償抵抗と前記位相補償容量は、前記増幅回路の出力端子と、前記増幅段と前記負荷回路との接続ノードとの間に、直列形態で接続される。
本発明において、前記増幅段は、前記差動対の出力対と前記負荷回路との接続ノードが制御端に接続され、第2の電源と前記出力端子間に接続された第1の出力トランジスタと、前記出力端子と第1の電源間に接続された第2の電流源とを備えている。
本発明において、前記第1の電源と第1のノード間に接続された第2の電流源と、
前記第1のノードと第2のノード間に接続された浮遊電流源回路と、
前記第2のノードと前記第2の電源間に接続された第3の電流源と、
前記第2の電源と前記出力端子間に接続され、前記差動対の出力対と前記負荷回路との接続ノード及び前記第2のノードに制御端が接続された第1の出力トランジスタと、
前記第1の電源と前記出力端子間に接続され、前記第1のノードに制御端が接続された第2の出力トランジスタと、を備えている。前記浮遊電流源回路は、前記第1のノードと前記第2のノード間に並置された、導電型の異なる二つの浮遊電流源を備えている。
本発明において、前記増幅回路は、
第1の入力信号を第1の入力に受ける第1の差動対と、
第1の電源に接続され、前記第1の差動対に電流を供給する第1の電流源と、
前記第1の差動対の出力対と、第2の電源との間に接続された第1の負荷回路と、
前記第1の差動対の出力対と前記第1の負荷回路との接続ノードの少なくとも一方に入力端が接続され、出力端が、前記増幅回路の第1の出力端子に接続された第1の増幅段と、を備え、
前記第1の差動対の第2の入力には、前記増幅回路の第1の出力端子の信号が帰還入力され、前記零点補償抵抗と前記位相補償容量の第1の組は、前記増幅回路の出力端子と、前記第1の増幅段と前記第1の負荷回路との接続ノードとの間に、直列形態に接続されている。
さらに、前記増幅回路は、
第2の入力信号を第1の入力に受ける第2の差動対と、
前記第2の電源に接続され、前記第2の差動対に電流を供給する第2の電流源と、
前記第2の差動対の出力対と、前記第1の電源との間に接続された第2の負荷回路と、前記第2の差動対の出力対と前記第2の負荷回路との接続ノードの少なくとも一方に入力端が接続され、出力端が、前記増幅回路の第2の出力端子に接続された第2の増幅段と、を備え、
前記第2の差動対の第2の入力には、前記増幅回路の第2の出力端子の信号が帰還入力され、前記零点補償抵抗と前記位相補償容量の第2の組は、前記増幅回路の出力端子と、前記第2の増幅段と前記第2の負荷回路との接続ノードとの間に、直列形態に接続されている。
前記制御回路は、前記第1の組の前記零点補償抵抗の抵抗値を、第1の制御信号に応じて、第1の抵抗値又は前記第1の抵抗値と異なる第2の抵抗値に切替え制御し、前記第2の組の前記零点補償抵抗の抵抗値を、第2の制御信号に応じて、第3の抵抗値又は前記第3の抵抗値と異なる第4の抵抗値に切替え制御する。
本発明において、前記増幅回路の第1の出力端子と、第1のドライバ出力端子との間に接続された第1の出力スイッチと、
前記増幅回路の第2の出力端子と、第2のドライバ出力端子との間に接続された第2の出力スイッチと、
前記増幅回路の第1の出力端子と、前記第2のドライバ出力端子との間に接続された第3の出力スイッチと、
前記増幅回路の第2の出力端子と、前記第1のドライバ出力端子との間に接続された第4の出力スイッチと、を備えている。
本発明において、第1の電源と第1のノード間に接続された第3の電流源と、
前記第1のノードと第2のノード間に接続された第1の浮遊電流源回路と、
前記第2のノードと第2の電源間に接続された第4の電流源と、
前記第2の電源と前記第1の出力端子間に接続され、前記第1の差動対の出力対と前記第1の負荷回路との接続ノード及び前記第2のノードに制御端が接続された第1の出力トランジスタと、
前記第1の電源と前記第1の出力端子間に接続され、前記第1のノードに制御端が接続された第2の出力トランジスタと、
前記第2の電源と第3のノード間に接続された第5の電流源と、
前記第3のノードと第4のノード間に接続された第2の浮遊電流源回路と、
前記第4のノードと前記第1の電源間に接続された第6の電流源と、
前記第2の電源と前記第2の出力端子間に接続され、前記第3のノードに制御端が接続された第3の出力トランジスタと、
前記第1の電源と前記第2の出力端子間に接続され、前記第2の差動対の出力対と前記第2の負荷回路との接続ノード及び前記第4のノードに制御端が接続された第4の出力トランジスタと、を備えている。前記第1の浮遊電流源回路は、前記第1のノードと前記第2のノード間に並置された導電型の異なる二つの浮遊電流源を備えている。前記第2の浮遊電流源回路は、前記第3のノードと前記第4のノード間に並置された導電型の異なる二つの浮遊電流源を備えている。
本発明において、複数のドライバ出力端子にそれぞれに対応して複数の前記増幅回路を備え、複数の前記増幅回路は、少なくとも第1のグループと第2のグループにグループ分けされ、複数の前記増幅回路は、グループごとに、前記零点補償抵抗の抵抗値の切替えが行われ、前記第1のグループをなす複数の前記増幅回路及び前記ドライバ出力端子は、前記ドライバ出力端子のそれぞれにデータ線が接続されており、前記第2のグループをなす1又は複数の前記増幅回路及び前記ドライバ出力端子は、前記ドライバ出力端子にデータ線が接続されていない。
本発明に係る差動増幅回路は、差動増幅の初段の一の出力ノードと後段増幅段の所定の出力ノードとの間に、位相補償容量と直列に、零点補償抵抗を備えた差動増幅回路であって、制御信号に応じて、前記零点補償抵抗の抵抗値を可変制御する制御回路を備えている。
本発明において、前記制御回路は、前記制御信号に基づき、前記差動増幅回路の出力端子に接続する負荷容量の大小に応じて、前記零点補償抵抗の抵抗値を大小に切替える。
本発明に係る表示装置は、データ線を駆動するデータドライバとして、本発明のデータドライバを備えている。
本発明によれば、データドライバの出力バッファとして、位相補償容量と零点補償抵抗を備えた増幅回路を用いて、負荷容量の容量値変化に応じて、零点補償抵抗を最適な抵抗値に切替えることで、位相余裕を維持したまま、位相補償容量の容量値を削減することができる。
また、本発明によれば、零点補償抵抗の抵抗値の切替えは、同電位端子間で抵抗値を切替えるため、切替え時の増幅回路の出力信号にノイズはほとんど生じない。
さらに、本発明によれば、位相補償容量の容量値の削減により、アンプ回路の面積を削減し、表示装置のデータドライバの省面積化、低コスト化が実現できる。
さらにまた、本発明によれば、位相補償容量の容量値の削減により、所定のスルーレートを維持するのに必要な増幅回路のアイドリング電流(静消費電流)も削減することができる。これにより表示装置のデータドライバの低電力化も実現できる。
そして、本発明によれば、省面積(低コスト)、低電力を実現可能とする表示装置を提供することができる。
本発明のデータドライバの一実施形態の構成を示す図である。 本発明のデータドライバの一実施形態のスイッチ制御を説明する図である。 本発明のデータドライバの一実施例の構成を示す図である。 本発明のデータドライバの一実施例のスイッチ制御を説明するタイミング図である。 本発明のデータドライバの第2の実施例の構成を示す図である。 本発明のデータドライバの第3の実施例の構成を示す図である。 本発明のデータドライバの第4の実施例の構成を示す図である。 本発明のデータドライバの第4の実施例のスイッチ制御を説明するタイミング図である。 本発明の表示装置の一実施例を示す図である。 本発明における零点補償抵抗値と位相余裕の関係を説明するための図である。 従来の液晶表示装置の構成を示す図である。 (A)はデータドライバと出力バッファとデータ線の接続構成を示す図、(B)はスイッチ制御を示す図である。 特許文献2に開示される出力回路の構成を示す図である。 特許文献2に開示される演算増幅回路の構成を示す図である。
上記した本発明についてさらに詳細に説述すべく添付図面を参照して以下に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示す図である。図1は、液晶表示装置のデータドライバの出力バッファの構成を示す図である。
本実施形態においては、位相補償容量C1と、位相補償容量C1に直列に接続された零点補償抵抗R1を備えたアンプ回路(図12(A)参照)に、零点補償抵抗R1の抵抗値を制御する制御回路20を設けたものである。
本実施形態に係るアンプ回路は、低位側電源VSSに第1端子が接続された電流源M15と、共通ソースが電流源M15の第2端子に接続されたNチャネルトランジスタM11、M12よりなる差動対(差動対(M11、M12)と表記する)と、差動対(M11、M12)の出力対と高位側電源VDD間に接続されるPチャネルトランジスタM13、M14よりなるカレントミラー(カレントミラー(M13、M14)と表記する)と、カレントミラー(M13、M14)の出力端ノードN12にゲートが接続され、高位側電源VDDにソースが接続され、ドレインがアンプ出力端子N11に接続されたPチャネルトランジスタM16と、低位側電源VSSとアンプ出力端子N11との間に接続された電流源M17と、を備えている。アンプ回路は、差動対(M11、M12)の反転入力端(トランジスタM11のゲート)がアンプ出力端子N11に接続され、差動対(M11、M12)の非反転入力端(トランジスタM12のゲート)には、映像データに応じてデコーダ(不図示)で選択された電圧Vinが入力される。
PチャネルトランジスタM16のゲート(ノードN12)とドレイン(アンプ出力端子N11)間には、位相補償容量C1と、零点補償抵抗R1とが直列形態で接続されている。
また、アンプ回路の出力端子N11と、データ線962との間には、制御信号S1によりオン/オフ制御される出力スイッチSW10を備えている。
制御回路20は、制御信号S2の値により、零点補償抵抗R1を、互いに異なる第1又は第2の抵抗値に切替える。第1及び第2の抵抗値の一方はゼロオーム(抵抗端子間抵抗値が0ohmであり、当該抵抗を設けないか、当該抵抗の両端を短絡する)としてもよい。
制御信号S2は、出力スイッチSW10のオン、オフ制御を行う制御信号S1と連携した制御信号とされ、出力スイッチSW10のオン、オフ制御に対応して零点補償抵抗R1の抵抗値の切替えが行われる。
図2は、階調信号の1データに対応した信号電圧Vinをデータ線962へ増幅出力する1データ期間における、制御信号S1によるスイッチSW10、及び制御信号S2による制御回路20の制御を示す。1データ期間は期間T1と期間T2を有する。
期間T1では、スイッチSW10はオフとされ、アンプ回路の出力端N11とドライバ出力端子P01とは非接続とされる。このとき、アンプ回路の負荷容量はほぼゼロとなる。期間T1において、制御回路20は、零点補償抵抗R1を比較的小さな抵抗値(第1の抵抗値)とする。
期間T1は、データの切替え時に、デコーダ内で生じる遷移ノイズがデータ線962に伝達されるのを防ぐための期間である、各データ期間の切替え直後に、比較的短い時間で設定される。
期間T1後の期間T2では、スイッチSW10はオンとされ、アンプ回路の出力端N11とドライバ出力端子P01とが接続され、信号電圧Vinをデータ線962に増幅出力する。このときアンプ回路の負荷容量は、データ線962の負荷容量となる。
期間T2において、制御回路20は、零点補償抵抗R1を、期間T1よりも高い抵抗値(第2の抵抗値)に切替える。
これにより、期間T1と期間T2を通して、アンプ回路を高い位相余裕に保ち、安定動作させることができる。
なお、スイッチSW10と零点補償抵抗R1の抵抗値の切替えは、同期制御、又は、所定の時間ずらしたタイミングで制御してもよい。
次に、アンプ回路の負荷容量と零点補償抵抗R1の抵抗値の制御について以下に説明する。
図10は、図12(A)のアンプ回路90の零点補償抵抗R1の抵抗値と位相余裕の関係を示す図である。図10には、負荷容量の容量値ごとの特性曲線が示されている。位相補償容量C1は一定値である。
本発明者による解析結果によれば、図10の各特性曲線は、零点補償抵抗値の増加とともに、位相余裕が増加するが、所定の抵抗値を超えると、位相余裕は低下していく傾向をもつ。
また、図10の各特性曲線において、位相余裕が極大となる零点補償抵抗値は、負荷容量が増加するにつれて、高抵抗側にシフトしていく傾向を持つ。
さらに、位相補償容量C1と各特性曲線との関係は、位相補償容量C1の容量値が増加すると、各特性曲線の形状を保った状態で、高位相余裕側へシフトする傾向をもつ。
ここで、図10の結果に基づいて、図12(A)のアンプ回路90の零点補償抵抗R1の最適値を設定する場合を考える。
図12(B)の期間T1と期間T2では、零点補償抵抗R1の抵抗値は一定である。したがって、ゼロから数百ピコファラッド(pF)の負荷容量に対して一定以上の位相余裕を確保するには、図10の領域A付近の零点補償抵抗値に設定しなければならない。これは、零点補償抵抗値が領域Aよりも大きい場合では、負荷容量1fF以下での位相余裕が低下し、零点補償抵抗値が領域Aよりも小さい場合では、負荷容量10pF〜30pFでの位相余裕が低下するためである。そして、もし、領域Aでの位相余裕が十分でない場合には、位相補償容量C1の容量値を増加させて位相余裕を上げなければならない。
一方、図10に基づいて、図1のアンプ回路の零点補償抵抗R1の最適値を設定する場合には、図2の期間T1と期間T2で、それぞれ異なる零点補償抵抗値に設定することができる。
図2の期間T1では、負荷容量はほぼゼロであるため、第1の抵抗値は、図10の領域C付近の零点補償抵抗値に設定することができる。領域Cでは、負荷容量1pF以下に対して高い位相余裕を得ることができる。
また、図2の期間T2では、負荷容量は数十ピコファラッドから数百ピコファラッドであるため、第2の抵抗値は、図10の領域B付近の零点補償抵抗値に設定することができる。領域Bでは、負荷容量10pF以上に対して高い位相余裕を得ることができる。
図10の領域B及びCは、領域Aよりも高い位相余裕である。したがって、同じ位相補償容量C1に対して、図1に示した本実施形態のアンプ回路の方が、図12(A)のアンプ回路よりも高い位相余裕を得ることができる。
また、図1のアンプ回路が十分高い位相余裕を実現し、動作マージンをもっている場合には、図1のアンプ回路の位相補償容量C1の容量値を削減して、省面積化を図ることができる。位相補償容量C1の容量値を削減した場合、アンプ回路のアイドリング電流を削減してもスルーレートを維持することができる。したがって、低消費電力化も可能である。
なお、上記実施形態では、零点補償抵抗R1の第2の抵抗値を、数十ピコファラッドから数百ピコファラッドの負荷容量に対して、共通に、一定以上の位相余裕を確保する場合について説明したが、負荷容量の範囲に応じた、第3の抵抗値を更に備えておいてもよい。
零点補償抵抗の面積に関して、零点補償抵抗R1は任意の抵抗素子で形成できるため、高抵抗素子を用いれば位相補償容量C1に比べて小さい面積で実現できる。また零点補償抵抗をトランジスタで形成する場合も、位相補償容量C1に比べて小さい面積で実現できる。なお、零点補償抵抗をトランジスタで形成する場合は、図1のアンプ回路の出力電圧に応じて零点補償抵抗値が多少変動するため、変動を考慮に入れたサイズにする必要がある。
また、零点補償抵抗R1の抵抗値の切替えによるノイズに関して、図1のアンプ回路の零点補償抵抗R1と位相補償容量C1は直列形態で接続されている。
このため、アンプ回路の出力安定状態では、零点補償抵抗R1の両端は同電位となる。同電位端子間で抵抗値を切替えても、切替え時のアンプ回路の出力信号にノイズはほとんど生じない。
以上より、図1のデータドライバの出力バッファは、期間T1と期間T2に応じて、零点補償抵抗R1を、最適な抵抗値に切替えることで、高い位相余裕を実現し、期間T1と期間T2を通してアンプ回路の安定動作を実現できる。このため、位相補償容量C1の容量値を削減し、アンプ回路の面積の削減をも可能としている。また、アンプ回路の低消費電力化も可能である。これにより、表示装置のデータドライバの省面積化、低コスト化、更には低消費電力化が実現できる。以下具体的な実施例に即して説明する。
図3は、図1のデータドライバの出力バッファの一実施例の構成を示す図である。図3には、図1の零点補償抵抗R1及び制御回路20の具体構成が示されている。他の構成要素は図1と同一である。
図3を参照すると、図1の零点補償抵抗R1は、直列形態で接続された2つの抵抗R11とR12とから構成されている。制御回路20は、抵抗R12の両端間に接続されたスイッチSW1から構成されており、スイッチSW1のオン、オフは制御信号S2で制御される。
図4は、図3の出力バッファの1データ期間における、制御信号S1、S2によるスイッチSW10、SW1の制御を示すタイミングチャートである。1データ期間は、期間T1と期間T2よりなる。
期間T1では、制御信号S1とS2は、それぞれローレベル、ハイレベルに制御され、出力スイッチSW10と、スイッチSW1はそれぞれオフ、オンとされる。このとき、スイッチSW1は抵抗R12の両端を短絡し、零点補償抵抗は抵抗R11のみとされる。
期間T2では、制御信号S1とS2は、それぞれハイレベル、ローレベルに制御され、出力スイッチSW10とスイッチSW1はそれぞれオン、オフとされる。このとき、零点補償抵抗は、抵抗R11、R12の合成抵抗とされ、期間T1よりも高い抵抗値に切替え制御される。なお、抵抗R12は正の抵抗値とされ、抵抗R11はゼロオームを含む抵抗値としてよい。
以上より、図3のデータドライバの出力バッファは、期間T1と期間T2に応じて零点補償抵抗を最適な抵抗値に切替えることで、高い位相余裕を実現し、期間T1と期間T2を通してアンプ回路の安定動作を実現できる。このため、位相補償容量C1の容量値を削減し、アンプ回路の面積を削減することができる。また、アンプ回路の低消費電力化も可能である。これにより、表示装置のデータドライバの省面積化、低コスト化、更には低消費電力化が実現できる。
図5は、本発明の第2の実施例のデータドライバの構成を示す図である。本実施例は、図3に示したデータドライバの出力バッファを変更したものである。図5を参照すると、本実施例は、図3の零点補償抵抗R11とR12及びスイッチSW10とSW1を、それぞれトランジスタにより構成したものである。これ以外の構成要素は、図3に示したものと同一である。
図5において、スイッチSW10は、CMOSスイッチ(CMOSトランスファゲート)で構成され、制御信号S1及びその相補信号S1BがCMOSスイッチのNMOSトランジスタM31、PMOSトランジスタM32のゲートに印加される。
また零点補償抵抗R11とR12は、それぞれ、ゲート端子に低位側電源電圧VSSが印加されたPMOSトランジスタによって構成され、零点補償抵抗として、PMOSトランジスタのオン抵抗が用いられる。ゲート端子に低位側電源電圧VSSとは別のバイアス電圧を印加してもよい。
なお、零点補償抵抗R11とR12を、CMOS構成のトランジスタで構成してもよい。CMOS構成の場合、NMOSトランジスタのゲート端子には高位側電源電圧VDDが印加される。
なお、トランジスタ抵抗(MOSトランジスタのオン抵抗)は、アンプ回路の出力電圧によって抵抗値が変化する。このため、トランジスタ抵抗を用いる場合、トランジスタ抵抗値の変化が、設定した零点補償抵抗値の近傍範囲内となるような、素子サイズ及び各制御端への印加電圧を設定する。
図6は、図1のデータドライバの出力バッファの第3の実施例の構成を示す図である。図6のアンプ回路は、図13のAB級出力回路を応用した構成で、零点補償抵抗及び制御回路20は、図3と同一の構成である。
図6を参照すると、図6のアンプ回路は、差動入力段、中間段、出力段を備えている。差動入力段は、Nチャネル差動対(M11、M12)と、一端が低位側電源VSSに接続され、Nチャネル差動対(M11、M12)に電流を供給する電流源M15と、Nチャネル差動対(M11、M12)の出力対と高位側電源VDD間に接続されたPチャネルカレントミラー(M13、M14)と、で構成される。Nチャネル差動対(M11、M12)の入力対の非反転入力端(M12のゲート)に信号電圧Vinが入力され、反転入力端(M11のゲート)はアンプ出力端子N11に接続される。
増幅段は、Pチャネルカレントミラー(M13、M14)の入力端(M12とM14の接続点)がゲートに接続され、高位側電源VDDとアンプ回路の出力端N11との間に接続された充電作用の増幅トランジスタM16と、アンプ回路の出力端N11と低位側電源VSSとの間に接続された放電作用の増幅トランジスタM18と、を備えている。
中間段は、浮遊電流源M51、M52と、電流源M53、M54を備えている。浮遊電流源M51は、バイアス電圧BP1がゲートに入力され、増幅トランジスタM16のゲートN12にソースが接続され、増幅トランジスタM18のゲート端子N13にドレインが接続されたPチャネルトランジスタM51からなる。浮遊電流源M52は、バイアス電圧BN1がゲートに入力され、増幅トランジスタM16のゲート端子N12にドレインが接続され、増幅トランジスタM18のゲート端子N13にソースが接続されたNチャネルトランジスタM52からなる。
電流源M53は、高位側電源VDDと増幅トランジスタM16のゲート端子N12間に接続される。電流源M54は、低位側電源VSSと増幅トランジスタM18のゲート端子N13間に接続される。
浮遊電流源M51と浮遊電流源M52の合計電流が、電流源M53及び電流源M54のそれぞれとほぼ等しい電流に設定される。
図6に示したアンプ回路は、図13のAB級出力回路を応用したものであり、図13のドライバ89を、差動入力段に置き換えたものである。したがって、図6に示したアンプ回路も、図13のAB級出力回路の特徴を備えている。すなわち、中間段の浮遊電流源M81、M82と、電流源M83、M84に流れる電流値を十分小さく抑えることができるため、比較的小さなアイドリング電流で、高速充電動作と高速放電動作が実現できる。
なお、図6に示す回路では、図3と同様に、零点補償抵抗R11、R12、位相補償容量C1は、増幅トランジスタM16のゲート端子N12と、アンプ回路の出力端N11との間に直列形態で接続されている。また制御回路20として、抵抗R12の両端を短絡するスイッチSW1が接続される。
零点補償抵抗R11、R12、及びスイッチSW1は、図5と同様にトランジスタで構成してもよい。
また、図6のアンプ回路の零点補償抵抗値と位相余裕との関係は、図10とほぼ同様の特性となる。図10の各特性曲線における零点補償抵抗値と位相余裕の絶対値の関係は、アンプ回路によって異なるが、図10で説明した各特性曲線の傾向は同様である。
したがって、図6に示したデータドライバの出力バッファも、期間T1と期間T2に応じて、零点補償抵抗を最適な抵抗値に切替えることで、高い位相余裕を実現し、期間T1、期間T2を通して、アンプ回路の高速安定動作を実現できる。このため、位相補償容量C1の容量値を削減し、アンプ回路の面積を削減することができる。また、アンプ回路の低消費電力化も可能である。これにより、表示装置のデータドライバの省面積化、低コスト化、更には低消費電力化が実現できる。
図7は、図1のデータドライバの出力バッファの第4の実施例の構成を示す図である。図7は、ドット反転駆動を行う液晶駆動に好適なデータドライバの2出力分の出力バッファの構成が示されている。
近時、液晶テレビなどの大画面表示装置の駆動方法は、高画質化が可能なドット反転駆動方式が採用されている。ドット反転駆動方式は、図11の表示部(表示パネル)960において、対向基板電極電圧VCOMを一定電圧とし、隣接画素に保持される電圧極性が互いに逆極性となる駆動方式である。このため、同一データ期間に、隣り合うデータ線(962−1、962−2)に出力される電圧極性が対向基板電極電圧VCOMに対して正極及び負極となる。また、1つのデータ線に出力される電圧極性も、所定のデータ期間毎に極性反転される。
図7を参照すると、本実施例の出力バッファは、正極アンプ110、負極アンプ120及び出力スイッチ回路130を備えている。正極アンプ110は、正極参照電圧V1に基づいてアンプ出力端子N11に正極階調電圧Vout1を増幅出力する。負極アンプ120は、負極参照電圧V2に基づいてアンプ出力端子N21に負極階調電圧Vout2を増幅出力する。対向基板電極電圧VCOMは、高位側電源VDDと低位側電源VSSの中間付近の電圧とされる。
正極アンプ110は、図6のアンプ回路と同一の構成とされ、入力電圧Vinが正極参照電圧V1とされ、スイッチSW11を制御する制御信号が、S21とされただけであるため、説明は省略する。
負極アンプ120は、正極アンプ110と逆極性の構成とされている。以下、負極アンプについて説明する。
負極アンプ120は、差動入力段、中間段、出力段を備えている。差動入力段は、Pチャネル差動対(M21、M22)と、一端が高位側電源VDDに接続され、Pチャネル差動対(M21、M22)に電流を供給する電流源M25と、Pチャネル差動対(M21、M22)の出力対と低位側電源VSS間に接続されるNチャネルカレントミラー(M23、M24)と、で構成される。Pチャネル差動対(M21、M22)の入力対の非反転入力端(M22のゲート)には負極参照電圧V2が入力され、反転入力端(M21のゲート)はアンプ出力端子N21に接続される。
増幅段は、Nチャネルカレントミラー(M23、M24)の入力端(M22とM24の接続点)がゲートに接続され、アンプ出力端子N21と低位側電源VSSとの間に接続された放電作用の増幅トランジスタM26と、高位側電源VDDとアンプ出力端子N21との間に接続された充電作用の増幅トランジスタM28と、を備えている。
中間段は、浮遊電流源M61、M62と、電流源M63、M64を備えている。浮遊電流源M61は、バイアス電圧BP2がゲートに入力され、増幅トランジスタM26のゲート端子N22にドレインが接続され、増幅トランジスタM28のゲート端子N23にソースが接続されたPチャネルトランジスタM61からなる。浮遊電流源M62は、バイアス電圧BN2がゲートに入力され、増幅トランジスタM26のゲート端子N22にソースが接続され、増幅トランジスタM28のゲート端子N23にドレインが接続されたNチャネルトランジスタM62からなる。
電流源M63は、高位側電源VDDと増幅トランジスタM28のゲートN23間に接続される。電流源M64は、増幅トランジスタM26のゲートN22と低位側電源VSS間に接続される。
浮遊電流源M61、M62の合計電流が、電流源M63及びM64のそれぞれとほぼ等しい電流に設定される。
また、負極アンプ120は、増幅トランジスタM26のゲート端子N22と、アンプ出力端子N21との間に直列形態で接続された零点補償抵抗R21、R22及び位相補償容量C2を備えている。また制御信号S22により抵抗R22の両端を短絡するスイッチSW2が接続される。
出力スイッチ回路130は、アンプ出力端子N11とドライバ出力端子P1、P2間に接続されたスイッチSW11、SW12と、アンプ出力端子N21とドライバ出力端子P1、P2間に接続されたスイッチSW21、SW22とを備えている。スイッチSW11、SW22は、制御信号S11によりオン、オフ制御され、スイッチSW12、SW21は制御信号S12によりオン、オフ制御される。ドライバ出力端子P1、P2には、相隣るデータ線962−1とデータ線962−2が接続される。
図8は、図7の出力バッファの第1及び第2データ期間における、制御信号S11、S12、S21、S22による各スイッチの制御を示すタイミングチャートである。各データ期間は少なくとも2つの期間よりなる。
第1データ期間は期間T11と期間T12に分けられる。
期間T11では、
制御信号S11、S12は共にローレベルとされ、
制御信号S21、S22は共にハイレベルに制御され、
スイッチSW11、SW12、SW21、SW22は全てオフとされ、
スイッチSW1、SW2は、共にオンとされる。
このとき、スイッチSW1は、正極アンプ110の抵抗R12の両端を短絡し、零点補償抵抗を抵抗R11のみとする。また、スイッチSW2は、負極アンプ120の抵抗R22の両端を短絡し、零点補償抵抗を、抵抗R21のみとする。
期間T12では、
制御信号S11とS12は、それぞれ、ハイ(high)レベルとロー(low)レベルに制御され、
スイッチSW11とSW22がオン、
スイッチSW12とSW21がオフとされる。
また制御信号S21とS22は、共にローレベルに制御され、
スイッチSW1とSW2は共にオフとされる。
このとき、正極アンプ110の零点補償抵抗はR11とR12の合成抵抗とされ、負極アンプ120の零点補償抵抗はR21とR22の合成抵抗とされ、それぞれ期間T11よりも高抵抗に制御される。また、データ線962−1とデータ線962−2には、正極階調信号と負極階調信号がそれぞれ供給される。
第2データ期間は期間T21と期間T22に分けられる。
期間T21では、期間T11と同様に制御される。
期間T22では、
制御信号S11とS12はそれぞれローレベル、ハイレベルに制御され、
スイッチSW11とSW22がオフ、
スイッチSW12とSW21がオンとされる。
また制御信号S21とS22は共にローレベルに制御され、
スイッチSW1とSW2は共にオフとされる。
このとき、正極アンプ110及び負極アンプ120の零点補償抵抗は、それぞれ、期間T21よりも高抵抗に制御される。またデータ線962−1とデータ線962−2には、負極階調信号と正極階調信号がそれぞれ供給される。
図7の正極アンプ110及び負極アンプ120は、図6のアンプ回路と同様に、図13のAB級出力回路を本発明に応用したものである。図7の正極アンプ110及び負極アンプ120は、図6のアンプ回路と同様に、それぞれ比較的小さなアイドリング電流で、高速充電動作と高速放電動作が実現できる。
また、図7の正極アンプ110及び負極アンプ120は、図10とほぼ同様の零点補償抵抗値と位相余裕との関係を有している。したがって、図7のデータドライバの出力バッファも、期間T1と期間T2に応じて零点補償抵抗を最適な抵抗値に切替えることで、高い位相余裕を実現し、期間T1と期間T2を通して、正極アンプ110及び負極アンプ120の高速安定動作を実現できる。
このため位相補償容量C1、C2を削減し、それぞれのアンプ面積を削減することができる。また、それぞれのアンプの低消費電力化も可能である。これにより、表示装置のデータドライバの省面積化、低コスト化、更には低消費電力化が実現できる。
なお、図7の正極アンプ110及び負極アンプ120は、図1、図3、図5の各アンプ回路や、その逆極性の構成に置き換えることも可能である。その場合でも、各図面で説明した特徴及び効果により、それを用いたデータドライバの省面積化、低コスト化、更には低消費電力化が実現できる。
図9は、図7の出力バッファを備えたデータドライバの構成を示す図である。図9は、データドライバの要部をブロックにて示したものである。
図9を参照すると、このデータドライバは、ラッチアドレスセレクタ81と、ラッチ82と、レベルシフタ83と、参照電圧発生回路140と、正極及び負極デコーダ111、121と、正極及び負極アンプ110、120と、出力スイッチ回路130を含んで構成される。
ラッチアドレスセレクタ81は、クロック信号CLKに基づき、データラッチのタイミングを決定する。ラッチ82は、ラッチアドレスセレクタ81で決定されたタイミングに基づいて、映像デジタルデータをラッチし、STB信号(ストローブ信号)に応じて、一斉に、レベルシフタ83を介してデコーダ111、121にデータを出力する。ラッチアドレスセレクタ81及びラッチ82はロジック回路で、一般に低電圧(0V〜3.3V)で構成される。
参照電圧発生回路140は、正極参照電圧発生回路112及び負極参照電圧発生回路122を備えている。正極デコーダ111は、正極参照電圧発生回路112の参照電圧が供給され、入力されたデータに対応した参照電圧を選択して、正極アンプ110へ出力する。負極デコーダ121は、負極参照電圧発生回路122の参照電圧が供給され、入力されたデータに対応した参照電圧を選択して、負極アンプ120へ出力する。正極及び負極アンプ110、120は、正極及び負極デコーダ111、121からそれぞれ出力された参照電圧に基づく階調信号に増幅出力して出力スイッチ回路130に供給する。出力スイッチ回路130は、偶数個のドライバ出力端子P1、P2、・・・、Psの2端子毎に設けられ、正極及び負極アンプ110、120の出力電圧を、制御信号S1、S2に応じて前記、2端子へ切替え出力する。
図9のデータドライバは、図1、図3、図5、図6及び図7の各アンプ回路を適用することができ、省面積化(低コスト化)、低消費電力が実現できる。図9のデータドライバを図11の液晶表示装置のデータドライバ980に用いれば液晶表示装置の低コスト化、低消費電力化を実現できる。
また、図11において、表示部960のデータ線の本数が多い場合、データドライバ980は、複数個のデータドライバLSIで構成される。このため、端部のデータドライバLSIの一部のドライバ出力端子が余る場合がある。余ったドライバ出力端子を駆動するアンプ回路は、停止されることが望ましいが、動作状態に置かれる場合がある。このとき、アンプ回路を安定動作させるため、本発明を応用することも可能である。
すなわち、本発明のデータドライバにおいて、データ線が接続されないドライバ出力端子を駆動するアンプ回路に対して、零点補償抵抗を第1、第2の抵抗値のいずれか一方に固定的に制御しても良い。この場合、データ線が接続される第1のアンプ回路群と、データ線が接続されない第2のアンプ回路群とで、零点補償抵抗の抵抗値は、グループ単位に、切替え制御される。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみ制限されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明によれば、以下の構成が得られる。
(付記1)
入力データに基づく電圧信号を受けドライバ出力端子に増幅出力する増幅回路を有するデータドライバであって、
前記増幅回路が、位相補償容量及び零点補償抵抗と、
前記零点補償抵抗の抵抗値を、制御信号に応じて、互いに異なる、少なくとも2つの抵抗値のうちのいずれかに切替え制御する制御回路と、
を含む、ことを特徴とするデータドライバ。
(付記2)
前記位相補償容量と前記零点補償抵抗とは、前記増幅回路において、入力差動増幅段の一の出力ノードと、後段増幅段の一の出力ノードとの間に直列形態に接続されている、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記3)
前記増幅回路の出力端と前記データドライバ出力端子との間に接続され、第2の制御信号によりオン、オフ制御される出力スイッチを更に備え、
前記制御回路は、前記出力スイッチのオンとオフに関連付けて、前記零点補償抵抗の抵抗値の切替を制御する、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記4)
前記制御回路は、前記出力スイッチがオフのとき、前記零点補償抵抗を、互いに異なる、第1の抵抗値と第2の抵抗値のうち小の抵抗値に設定し、
前記出力スイッチがオンのとき、前記零点補償抵抗を、前記第1の抵抗値と前記第2の抵抗値のうち大の抵抗値に切替える、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記5)
前記制御回路は、前記零点補償抵抗の両端を含む2つの分圧ノードの間に接続され、制御端に入力される前記制御信号に基づき、オン・オフ制御されるスイッチトランジスタを備えている、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記6)
前記零点補償抵抗が、オン状態に設定され、カスコード接続された、少なくとも2つのトランジスタを備え、
前記制御回路は、カスコード接続された、前記2つのトランジスタのうちの一方のトランジスタに並列に接続され、前記制御信号を制御端に入力するスイッチトランジスタを備えている、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記7)
前記零点補償抵抗が、直列形態に接続された、第1の抵抗と第2の抵抗とを備え、
前記制御回路は、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗のうち一方の抵抗に並列に接続され、前記制御信号を制御端に入力するスイッチトランジスタを備えている、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記8)
前記増幅回路は、
入力信号を第1の入力に受ける差動対と、
第1の電源に接続され、前記差動対に電流を供給する第1の電流源と、
前記差動対の出力対と、第2の電源との間に接続された負荷回路と、
前記差動対の出力対と前記負荷回路との接続ノードの少なくとも一方に入力端が接続され、出力端が、前記増幅回路の出力端子に接続された増幅段と、
を備え、
前記差動対の第2の入力には、前記増幅回路の出力端子の信号が帰還入力され、
前記零点補償抵抗と前記位相補償容量は、前記増幅回路の出力端子と、前記増幅段と前記負荷回路との接続ノードとの間に、直列形態に接続される、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記9)
前記増幅段は、前記差動対の出力対と前記負荷回路との接続ノードが制御端に接続され、第2の電源と前記出力端子間に接続された第1の出力トランジスタと、前記出力端子と第1の電源間に接続された第2の電流源とを備えている、ことを特徴とする付記8記載のデータドライバ。
(付記10)
前記第1の電源と第1のノード間に接続された第2の電流源と、
前記第1のノードと第2のノード間に接続された浮遊電流源回路と、
前記第2のノードと前記第2の電源間に接続された第3の電流源と、
前記第2の電源と前記出力端子間に接続され、前記差動対の出力対と前記負荷回路との接続ノード及び前記第2のノードに制御端が接続された第1の出力トランジスタと、
前記第1の電源と前記出力端子間に接続され、前記第1のノードに制御端が接続された第2の出力トランジスタと、
を備えている、ことを特徴とする付記8記載のデータドライバ。
(付記11)
前記増幅回路は、
第1の入力信号を第1の入力に受ける第1の差動対と、
第1の電源に接続され、前記第1の差動対に電流を供給する第1の電流源と、
前記第1の差動対の出力対と、第2の電源との間に接続された第1の負荷回路と、
前記第1の差動対の出力対と前記第1の負荷回路との接続ノードの少なくとも一方に入力端が接続され、出力端が、前記増幅回路の第1の出力端子に接続された第1の増幅段と、
を備え、
前記第1の差動対の第2の入力には、前記増幅回路の第1の出力端子の信号が帰還入力され、
前記零点補償抵抗と前記位相補償容量の第1の組は、前記増幅回路の出力端子と、前記第1の増幅段と前記第1の負荷回路との接続ノードとの間に、直列形態に接続され、
第2の入力信号を第1の入力に受ける第2の差動対と、
前記第2の電源に接続され、前記第2の差動対に電流を供給する第2の電流源と、
前記第2の差動対の出力対と、前記第1の電源との間に接続された第2の負荷回路と、
前記第2の差動対の出力対と前記第2の負荷回路との接続ノードの少なくとも一方に入力端が接続され、出力端が、前記増幅回路の第2の出力端子に接続された第2の増幅段と、
を備え、
前記第2の差動対の第2の入力には、前記増幅回路の第2の出力端子の信号が帰還入力され、
前記零点補償抵抗と前記位相補償容量の第2の組は、前記増幅回路の出力端子と、前記第2の増幅段と前記第2の負荷回路との接続ノードとの間に、直列形態に接続され、
前記制御回路は、前記第1の組の前記零点補償抵抗の抵抗値を、制御信号に応じて、第1の抵抗値又は前記第1の抵抗値と異なる第2の抵抗値に切替え制御し、
前記第2の組の前記零点補償抵抗の抵抗値を、第2の制御信号に応じて、第3の抵抗値又は前記第3の抵抗値と異なる第4の抵抗値に切替え制御する、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記12)
前記増幅回路の第1の出力端子と、第1のドライバ出力端子との間に接続された第1の出力スイッチと、
前記増幅回路の第2の出力端子と、第2のドライバ出力端子との間に接続された第2の出力スイッチと、
前記増幅回路の第1の出力端子と、前記第2のドライバ出力端子との間に接続された第3の出力スイッチと、
前記増幅回路の第2の出力端子と、前記第1のドライバ出力端子との間に接続された第4の出力スイッチと、
を備えている、ことを特徴とする付記11記載のデータドライバ。
(付記13)
第1の電源と第1のノード間に接続された第3の電流源と、
前記第1のノードと第2のノード間に接続された第1の浮遊電流源回路と、
前記第2のノードと第2の電源間に接続された第4の電流源と、
前記第2の電源と前記第1の出力端子間に接続され、前記第1の差動対の出力対と前記第1の負荷回路との接続ノード及び前記第2のノードに制御端が接続された第1の出力トランジスタと、
前記第1の電源と前記第1の出力端子間に接続され、前記第1のノードに制御端が接続された第2の出力トランジスタと、
前記第2の電源と第3のノード間に接続された第5の電流源と、
前記第3のノードと第4のノード間に接続された第2の浮遊電流源回路と、
前記第4のノードと前記第1の電源間に接続された第6の電流源と、
前記第2の電源と前記第2の出力端子間に接続され、前記第3の接続ノードに制御端が接続された第3の出力トランジスタと、
前記第1の電源と前記第2の出力端子間に接続され、前記第2の差動対の出力対と前記第2の負荷回路との接続ノード及び前記第4のノードに制御端が接続された第4の出力トランジスタと、
を備えている、ことを特徴とする付記11記載のデータドライバ。
(付記14)
複数のドライバ出力端子を備え、
前記複数のドライバ出力端子にそれぞれに対応して複数の前記増幅回路を備え、
複数の前記増幅回路は、少なくとも第1のグループと第2のグループにグループ分けされており、
複数の前記増幅回路は、グループごとに、前記零点補償抵抗の抵抗値の切替えが行われる、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記15)
データ線が接続されるドライバ出力端子に接続する複数の増幅回路が一のグループをなし、
データ線に接続されないドライバ出力端子に接続する1又は複数の増幅回路は、前記一のグループとは別のグループをなし、グループごとに、前記零点補償抵抗の抵抗値の切替えが行われる、ことを特徴とする付記1記載のデータドライバ。
(付記16)
差動増幅の初段の一の出力ノードと後段増幅段の所定の出力ノードとの間に、位相補償容量に直列に、零点補償抵抗を備えた差動増幅回路であって、
制御信号に応じて、前記零点補償抵抗の抵抗値を可変制御する制御回路を備えている、ことを特徴とする差動増幅回路。
(付記17)
前記制御回路は、前記制御信号に基づき、前記差動増幅回路の出力端子に接続する負荷容量の大小に応じて、前記零点補償抵抗の抵抗値を大小に切替える、ことを特徴とする付記16記載の差動増幅回路。
(付記18)
付記16又は17記載の差動増幅回路を備えたデータドライバ。
(付記19)
データ線と走査線の交差部に画素スイッチと表示素子を含む単位画素を備え、前記走査線でオンとされた画素スイッチを介して前記データ線の信号が表示素子に書き込まれる表示装置であって、
複数の前記データ線に対応して複数の前記ドライバ出力端子が接続され、複数の前記データ線を駆動するデータドライバとして、付記1乃至15、18のいずれか一に記載の前記データドライバを備えた表示装置。
(付記20)
一の方向に互いに平行に延在された複数本のデータ線と、
前記一の方向に直交する方向に互いに平行に延在された複数本の走査線と、
複数本の前記データ線と複数本の前記走査線の交差部にマトリクス状に配置された複数の画素電極と、
を備え、
複数の前記画素電極のそれぞれに対応して、ドレイン及びソースの一方の入力が対応する前記画素電極に接続され、
前記ドレイン及びソースの他方の入力が対応する前記データ線に接続され、ゲートが対応する前記走査線に接続されている、複数のトランジスタを有し、
複数の前記走査線に対して走査信号をそれぞれ供給するゲートドライバと、
複数の前記データ線に対して入力データに対応した階調信号をそれぞれ供給するデータドライバと、
を備え、
前記データドライバは、付記1乃至7のいずれか一に記載の前記データドライバよりなり、複数の前記データ線に対応して複数の前記ドライバ出力端子が接続されている、ことを特徴とする表示装置。
1〜10、14、15、15’、16、16’ MOSトランジスタ
11 端子
12 電源ライン(+)
13 電源ライン(−)
20 制御回路
81 ラッチアドレスセレクタ
82 ラッチ
83 レベルシフタ
89 ドライバ
90 出力バッファ(アンプ回路)
110 正極アンプ
111 正極デコーダ
112 正極参照電圧発生回路
120 負極アンプ
121 負極デコーダ
122 負極参照電圧発生回路
130 出力スイッチ回路
140 参照電圧発生回路
950 表示コントローラー
960 表示部
961 走査線
962、962−1、962−2 データ線
963 薄膜トランジスタ(TFT)
964 画素電極
965 液晶容量
966 補助容量
967 透明電極(対向基板電極)
970 ゲートドライバ
980 データドライバ
C1 位相補償容量
BN1、BN2、BP1、BP2 バイアス電圧
M11、M12、M31、M18、M23、M24、M26、M31、M86 Nチャネルトランジスタ
M13、M14、M16、M21、M22、M28 M32、M85 Pチャネルトランジスタ
M15、M17、M53、M54、M83、M84 電流源
M51、M61、M81 浮遊電流源(Pチャネルトランジスタ)
M52、M62、M82 浮遊電流源(Nチャネルトランジスタ)
N11、N21 アンプ回路出力端子
P01 データドライバ出力端子
R11、R12 零点補償抵抗
S1、S2、S11、S12、S21、S22 制御信号
SW10 出力スイッチ
SW1 スイッチ
SW11、SW12、SW21、SW22 スイッチ
V1 正極参照電圧
V1 負極参照電圧
Vin 入力信号
Vout アンプ回路の出力信号

Claims (9)

  1. 入力データに基づく電圧信号を受けドライバ出力端子に増幅出力する増幅回路を有するデータドライバであって、
    前記増幅回路及び前記ドライバ出力端子をそれぞれ複数備え、
    前記増幅回路が、
    入力差動段と、
    前記入力差動段の出力に基づき前記増幅回路の出力端子に増幅出力する増幅段と、
    前記入力差動段の一の出力ノードと、前記増幅段の出力端子との間に接続されている位相補償容量及び零点補償抵抗と、
    前記零点補償抵抗の抵抗値を、制御信号に応じて、互いに異なる、少なくとも2つの抵抗値のうちのいずれかに切替え制御する制御回路と、
    を備え、
    複数の前記増幅回路及び前記ドライバ出力端子は、少なくとも第1のグループと第2のグループに分けられており、
    複数の前記増幅回路は、グループごとに異なる前記零点補償抵抗の抵抗値の切替えが行われる、ことを特徴とするデータドライバ。
  2. 前記第1のグループをなす複数の前記増幅回路及び前記ドライバ出力端子は、前記ドライバ出力端子のそれぞれにデータ線が接続されており、
    前記第2のグループをなす1又は複数の前記増幅回路及び前記ドライバ出力端子は、前記ドライバ出力端子にデータ線が接続されていない、ことを特徴とする請求項1記載のデータドライバ。
  3. 前記増幅回路は、
    前記増幅段の出力端子と前記データドライバ出力端子との間に接続され、第2の制御信号によりオン、オフ制御される出力スイッチを更に備え、
    前記入力データに対応した1データ期間が第1の期間と前記第1の期間後の第2の期間を含み、
    前記出力スイッチは、前記第1の期間にオフとされ、前記第2の期間にオンとされ、
    前記制御回路は、前記出力スイッチのオンとオフに関連付けて、前記零点補償抵抗の抵抗値の切替えを制御する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータドライバ。
  4. 前記第1のグループの前記増幅回路は、
    前記第1の期間において、前記零点補償抵抗を前記第1の抵抗値と前記第2の抵抗値のうち小の抵抗値に設定し、
    前記第1の期間において、前記零点補償抵抗を前記第1の抵抗値と前記第2の抵抗値のうち大の抵抗値に切替え制御され、
    前記第2のグループの前記増幅回路は、
    前記1データ期間を通じて、前記零点補償抵抗を前記第1の抵抗値と前記第2の抵抗値のうち一方の抵抗値に固定制御される、ことを特徴とする請求項3記載のデータドライバ。
  5. 前記制御回路は、前記零点補償抵抗の両端を含む2つの分圧ノードの間に接続され、制御端に入力される前記制御信号に基づき、オン・オフ制御されるスイッチトランジスタを備えている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のデータドライバ。
  6. 前記零点補償抵抗が、オン状態に設定され、カスコード接続された、少なくとも2つのトランジスタを備え、
    前記制御回路は、カスコード接続された、前記2つのトランジスタのうちの一方のトランジスタに並列に接続され、前記制御信号を制御端に入力するスイッチトランジスタを備えている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のデータドライバ。
  7. 前記零点補償抵抗が、直列形態に接続された、第1の抵抗と第2の抵抗とを備え、
    前記制御回路は、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗のうち一方の抵抗に並列に接続され、前記制御信号を制御端に入力するスイッチトランジスタを備えている、ことを特徴とする請求項1乃至4記載のデータドライバ。
  8. データ線と走査線の交差部に画素スイッチと表示素子を含む単位画素を備え、前記走査線でオンとされた画素スイッチを介して前記データ線の信号が表示素子に書き込まれる表示装置であって、
    複数の前記データ線に対応して複数の前記ドライバ出力端子が接続され、複数の前記データ線を駆動するデータドライバとして、請求項1乃至7のいずれか一に記載の前記データドライバを備えた表示装置。
  9. 一の方向に互いに平行に延在された複数本のデータ線と、
    前記一の方向に直交する方向に互いに平行に延在された複数本の走査線と、
    複数本の前記データ線と複数本の前記走査線の交差部にマトリクス状に配置された複数の画素電極と、
    を備え、
    複数の前記画素電極のそれぞれに対応して、ドレイン及びソースの一方の入力が対応する前記画素電極に接続され、
    前記ドレイン及びソースの他方の入力が対応する前記データ線に接続され、ゲートが対応する前記走査線に接続されている、複数のトランジスタを有し、
    複数の前記走査線に対して走査信号をそれぞれ供給するゲートドライバと、
    複数の前記データ線に対して入力データに対応した階調信号をそれぞれ供給するデータドライバと、
    を備え、
    前記データドライバは、請求項1乃至7のいずれか一に記載の前記データドライバよりなり、複数の前記データ線に対応して複数の前記ドライバ出力端子が接続されている、ことを特徴とする表示装置。
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