JP2009155282A - 固体分散体含有医薬組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】難溶性薬物の経口吸収性をさらに改善する手段の提供
【解決手段】難溶性薬物を含む固体分散体、及び長鎖脂肪酸グリセリンエステルを含有する医薬組成物
【選択図】なし
【解決手段】難溶性薬物を含む固体分散体、及び長鎖脂肪酸グリセリンエステルを含有する医薬組成物
【選択図】なし
Description
本発明は、難溶性薬物を含む固体分散体を含有する医薬組成物に関する。
難溶性薬物の中には、優れた薬理作用を有するにも関わらず、水に溶け難く、製剤からの溶出性が悪い等のため、経口投与用等の医薬製剤として利用する際に、本来期待される薬理作用を充分に得ることが難しいという問題がある。
上記問題を解決すべく、例えば、難溶性薬物を含有する固体分散体が既に報告されている(特許文献1〜4)。
しかし、これら難溶性薬物は、固体分散体としたとしても、未だ経口吸収性の点で必ずしも満足できるものではない。
したがって、本発明は、難溶性薬物の経口吸収性をさらに改善する手段を提供することを課題とする。
本発明者らは難溶性薬物の経口吸収性について鋭意検討した結果、難溶性薬物を固体分散体に含有せしめ、これに長鎖脂肪酸グリセリンエステルを配合すれば、難溶性薬物の経口吸収性が顕著に改善されることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、難溶性薬物を含む固体分散体、及び長鎖脂肪酸グリセリンエステルを含有する医薬組成物を提供するものである。
また、本発明は、長鎖脂肪酸グリセリンエステルを有効成分とする難溶性薬物を含む固体分散体における難溶性薬物の経口吸収改善剤を提供するものである。
本発明によれば、難溶性薬物の経口吸収性が優れた医薬組成物を提供することができる。
本発明において、「長鎖脂肪酸グリセリンエステル」とは、グリセリン中の1〜3個の水酸基が1〜3個の同種及び/又は異種の長鎖脂肪酸によってエステル化されたモノグリセリド、ジグリセリド及びトリグリセリドを意味する。このうち、長鎖脂肪酸ジグリセリド及び長鎖脂肪酸トリグリセリドが好ましく、長鎖脂肪酸トリグリセリドがさらに好ましい。
また、「長鎖脂肪酸グリセリンエステル」としては、炭素数13〜22の飽和又は不飽和の脂肪酸とグリセリンとのエステルが好ましく、炭素数16〜20の不飽和脂肪酸とグリセリンとのエステルがさらに好ましい。すなわち、「長鎖脂肪酸グリセリンエステル」としては、炭素数16〜20の不飽和脂肪酸とグリセリンとの長鎖脂肪酸トリグリセリドが特に好ましい。
炭素数13〜22の飽和又は不飽和脂肪酸としては、特に限定されないが、例えば、ミリスチン酸、ミリストレイン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、バクセン酸、リノール酸、リノレン酸、エレステアリン酸、ステアリドン酸、イコサン酸、ガドレイン酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ベヘン酸、エルカ酸、イワシ酸、ドコサヘキサエン酸等が挙げられる。
また、本発明において、長鎖脂肪酸グリセリンエステルとして天然油脂を好適に用いることができ、植物油脂、動物油脂のいずれも用いることができる。
植物油脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、アボガド油、亜麻仁油、アルモンド油、エゴマ油、オリブ油、カカオ脂、クルミ油、ゴマ油、コメ油、コーン油、サフラワー油、シア脂、シソ油、大豆油、茶油、月見草油、ツバキ油、ナタネ油、パーム油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、綿実油、ラッカセイ油、ローズヒップ油等が挙げられる。
動物油脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、魚油、鯨油、牛脂、豚脂等が挙げられる。
これら天然油脂は単独でも2種以上を組み合わせてもよい。
植物油脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、アボガド油、亜麻仁油、アルモンド油、エゴマ油、オリブ油、カカオ脂、クルミ油、ゴマ油、コメ油、コーン油、サフラワー油、シア脂、シソ油、大豆油、茶油、月見草油、ツバキ油、ナタネ油、パーム油、ヒマワリ油、ブドウ種子油、綿実油、ラッカセイ油、ローズヒップ油等が挙げられる。
動物油脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、魚油、鯨油、牛脂、豚脂等が挙げられる。
これら天然油脂は単独でも2種以上を組み合わせてもよい。
長鎖脂肪酸グリセリンエステルの含有量は、難溶性薬物の溶解性の程度や経口吸収改善効果の点から適宜検討すればよいが、難溶性薬物1質量部に対して、1〜35質量部が好ましく、5〜30質量部がより好ましく、10〜25質量部がさらに好ましい。
本発明における、「難溶性薬物を含む固体分散体」は、特に限定されるものではなく、本発明により経口吸収性が改善される難溶性薬物を含む固体分散体全てが含まれるべきものである。
固体分散体は、難溶性薬物の溶解性の程度等から適宜検討され、製されるものであるが、公知の方法、例えば、溶媒法、共沈法、メカノケミカル法、溶融法、溶融−溶媒法、エクストルーダー法、噴霧乾燥法(スプレードライ法)、流動層造粒法等に基づき製造される固体分散体を挙げることができる。本発明においては、難溶性薬物とヒプロメロースを含む固体分散体が好ましく、中でも、以下の(I)〜(IV)に挙げるものが好ましい。
(I)難溶性薬物、ヒプロメロース及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有する固体分散体(以下、固体分散体(I)ともいう。)
(II)難溶性薬物、ヒプロメロース、グリセリンモノ脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルを含有する固体分散体(以下、固体分散体(II)ともいう。)
(III)難溶性薬物と、ヒプロメロースと、ソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを含有する固体分散体(以下、固体分散体(III)ともいう。)
(IV)難溶性薬物、ヒプロメロース及び陰イオン性界面活性剤を含有する固体分散体(以下、固体分散体(IV)ともいう。)
固体分散体は、難溶性薬物の溶解性の程度等から適宜検討され、製されるものであるが、公知の方法、例えば、溶媒法、共沈法、メカノケミカル法、溶融法、溶融−溶媒法、エクストルーダー法、噴霧乾燥法(スプレードライ法)、流動層造粒法等に基づき製造される固体分散体を挙げることができる。本発明においては、難溶性薬物とヒプロメロースを含む固体分散体が好ましく、中でも、以下の(I)〜(IV)に挙げるものが好ましい。
(I)難溶性薬物、ヒプロメロース及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有する固体分散体(以下、固体分散体(I)ともいう。)
(II)難溶性薬物、ヒプロメロース、グリセリンモノ脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルを含有する固体分散体(以下、固体分散体(II)ともいう。)
(III)難溶性薬物と、ヒプロメロースと、ソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを含有する固体分散体(以下、固体分散体(III)ともいう。)
(IV)難溶性薬物、ヒプロメロース及び陰イオン性界面活性剤を含有する固体分散体(以下、固体分散体(IV)ともいう。)
固体分散体は、溶出性の点で、平均粒径が1〜1000μmのものが好ましく、1〜800μmのものがさらに好ましく、1〜600μmのものが特に好ましい。
なお、この平均粒径はレーザー光散乱回折法で測定した値をいう。
なお、この平均粒径はレーザー光散乱回折法で測定した値をいう。
固体分散体の含有量は、難溶性薬物の溶解性の程度や経口吸収改善効果の点から適宜検討すればよいが、本発明医薬組成物全体に対して、1〜90質量%が好ましく、3〜70質量%がより好ましく、5〜50質量%がさらに好ましい。
本発明において「難溶性薬物」は、水に対する溶解度が低い薬物をいい、具体的には、第15改正日本薬局方の通則にて定められている「溶解性」において「ほとんど溶けない」又は「極めて溶けにくい」とされる薬物をいう。
すなわち、本発明で用いられる難溶性薬物とは、薬物が固形の場合は粉末とした後、水に入れ、20±5℃で5分ごとに強く30秒間振り混ぜるとき、30分以内に薬物1gを溶かすのに要する水の量が1000ml以上のものをいう。
難溶性薬物としては、例えば、2−ベンジル−5−(4−クロロフェニル)−6−[4−(メチルチオ)フェニル]−2H−ピリダジン−3−オン、アジスロマイシン水和物、アスタゾラミド、アセチルスピラマイシン、アセトヘキサミド、アセメタシン、アゼルニジピン、アトルバスタチンカルシウム水和物、アナストロゾール、アミオダロン塩酸塩、アミリノン、アムホテリシンB、アモキサピン、アリルエストレノール、アルファカルシドール、アルプラゾラム、アルベンダゾール、アルミノプロフェン、アロプリノール、アンピロキシカム、アンプレナビル、アンレキサノクス、イブジラスト、イミダフェナシン、インダパミド、ウラピジル、エキセメスタン、エスタゾラム、エトポシド、エトレチナート、エチゾラム、エノキサシン、エバスチン、エファビレンツ、エプレレノン、エベロリムス、エホニジピン塩酸塩、エルロチニブ塩酸塩、エンタカポン、エンプロスチル、オキセンドロン、オーラノフィン、オランザピン、オルノプロスチル、オルメサルタンメドキソミル、オンダンセトロン、カベルゴリン、カルバマゼピン、カルピプラミンマレイン酸塩、カルベジロール、カルボコン、カルモフール、カンデサルタンシレキセチル、クアゼパム、クラリスロマイシン、グリクロピラミド、グリセオフルビン、グリブゾール、グリメピリド、クロキサゾラム、クロバザム、クロルタリドン、ゲフィチニブ、サキナビル、ザフィルルカスト、サラゾスルファピリジン、シクロスポリン、ジピリダモール、ジョサマイシン、ジョサマイシンプロピオン酸塩、ジルニジピン、シロドシン、シンバスタチン、スパルフロキサシン、スピペロン、スピロノラクトン、スルタミシリントシル酸塩、スルチアム、セファランチン、セフジトレンピボキシル、セフチブテン、セフニジル、セフポドキシムプロキセチル、セフロキシムアキセチル、セラトロダスト、セレコキシブ、ゾテピン、ソブゾキサン、ゾルミトリプタン、タクロリムス水和物、タミバロテン、タモキシフェンクエン酸塩、ダントロレンナトリウム水和物、テノキシカム、テモカプリル塩酸塩、テリスロマイシン、テルミサルタン、トスフロキサシンメシル酸塩、トラセミド、トリアゾラム、トリアムテレン、トリパミド、トリフロペラジンマレイン酸塩、トリロスタン、トルフェナム酸、トレチノイン、トレピブトン、トレミフェンクエン酸塩、ナテグリニド、ナフトピジル、ナブメトン、ナルフィナビルメシル酸塩、ニセリトロール、ニプラジノール、ニメタゼパム、ニルバジピン、ネビラピン、ネモナプリド、パラメタゾン酢酸塩、バルサルタン、ハロキサゾラム、ピオグリダゾン塩酸塩、ビカルタミド、ピタバスタチンカルシウム、ピモジド、ピモベンダン、ピレタニド、ピロキシカム、ピロミド酸、ファレカルシトリオール、フィナステリド、フェノフィブラート、フェロジピン、フェンプロバメート、ブコローム、ブメタニド、プラウノトール、プラゼパム、プラゾシン塩酸塩、プランルカスト水和物、プリミドン、フルジアゼパム、フルタゾラム、フルトプラゼパム、フルニトラゼパム、フルフェナジンデカン酸塩、プルリフロキサシン、プログルミド、プログルメタシンマレイン酸塩、プロスシラリジン、フロセミド、プロペリシアジン、ブロマゼパム、プロメタジンヒベンズ酸塩、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、ベニジピン塩酸塩、ペモリン、ベンチルヒドロクロロチアジド、ホスアンプレナビルカルシウム水和物、ボセンタン水和物、ポラプレジンク、ボリコナゾール、ホルモテロールフマル酸塩水和物、マジンドール、マロチラート、ミソプロストール、メキサゾラム、メスタノロン、メチルプレドニゾロン、メトキサレン、メナテトレノン、メフェナム酸、メロキシカム、モサプリドクエン酸塩、モフェゾラク、ラフチジン、ラマトロバン、ラロキシフェン塩酸塩、ランソプラゾール、リスペリドン、リトナビル、リルゾール、レトロゾール、レバミピド、レピリナスト、レフルノミド、ロキシスロマイシン、ロキタマイシン、ロフェプラミン塩酸塩、ロラタジン、ロラメタゼパム等が挙げられる。
すなわち、本発明で用いられる難溶性薬物とは、薬物が固形の場合は粉末とした後、水に入れ、20±5℃で5分ごとに強く30秒間振り混ぜるとき、30分以内に薬物1gを溶かすのに要する水の量が1000ml以上のものをいう。
難溶性薬物としては、例えば、2−ベンジル−5−(4−クロロフェニル)−6−[4−(メチルチオ)フェニル]−2H−ピリダジン−3−オン、アジスロマイシン水和物、アスタゾラミド、アセチルスピラマイシン、アセトヘキサミド、アセメタシン、アゼルニジピン、アトルバスタチンカルシウム水和物、アナストロゾール、アミオダロン塩酸塩、アミリノン、アムホテリシンB、アモキサピン、アリルエストレノール、アルファカルシドール、アルプラゾラム、アルベンダゾール、アルミノプロフェン、アロプリノール、アンピロキシカム、アンプレナビル、アンレキサノクス、イブジラスト、イミダフェナシン、インダパミド、ウラピジル、エキセメスタン、エスタゾラム、エトポシド、エトレチナート、エチゾラム、エノキサシン、エバスチン、エファビレンツ、エプレレノン、エベロリムス、エホニジピン塩酸塩、エルロチニブ塩酸塩、エンタカポン、エンプロスチル、オキセンドロン、オーラノフィン、オランザピン、オルノプロスチル、オルメサルタンメドキソミル、オンダンセトロン、カベルゴリン、カルバマゼピン、カルピプラミンマレイン酸塩、カルベジロール、カルボコン、カルモフール、カンデサルタンシレキセチル、クアゼパム、クラリスロマイシン、グリクロピラミド、グリセオフルビン、グリブゾール、グリメピリド、クロキサゾラム、クロバザム、クロルタリドン、ゲフィチニブ、サキナビル、ザフィルルカスト、サラゾスルファピリジン、シクロスポリン、ジピリダモール、ジョサマイシン、ジョサマイシンプロピオン酸塩、ジルニジピン、シロドシン、シンバスタチン、スパルフロキサシン、スピペロン、スピロノラクトン、スルタミシリントシル酸塩、スルチアム、セファランチン、セフジトレンピボキシル、セフチブテン、セフニジル、セフポドキシムプロキセチル、セフロキシムアキセチル、セラトロダスト、セレコキシブ、ゾテピン、ソブゾキサン、ゾルミトリプタン、タクロリムス水和物、タミバロテン、タモキシフェンクエン酸塩、ダントロレンナトリウム水和物、テノキシカム、テモカプリル塩酸塩、テリスロマイシン、テルミサルタン、トスフロキサシンメシル酸塩、トラセミド、トリアゾラム、トリアムテレン、トリパミド、トリフロペラジンマレイン酸塩、トリロスタン、トルフェナム酸、トレチノイン、トレピブトン、トレミフェンクエン酸塩、ナテグリニド、ナフトピジル、ナブメトン、ナルフィナビルメシル酸塩、ニセリトロール、ニプラジノール、ニメタゼパム、ニルバジピン、ネビラピン、ネモナプリド、パラメタゾン酢酸塩、バルサルタン、ハロキサゾラム、ピオグリダゾン塩酸塩、ビカルタミド、ピタバスタチンカルシウム、ピモジド、ピモベンダン、ピレタニド、ピロキシカム、ピロミド酸、ファレカルシトリオール、フィナステリド、フェノフィブラート、フェロジピン、フェンプロバメート、ブコローム、ブメタニド、プラウノトール、プラゼパム、プラゾシン塩酸塩、プランルカスト水和物、プリミドン、フルジアゼパム、フルタゾラム、フルトプラゼパム、フルニトラゼパム、フルフェナジンデカン酸塩、プルリフロキサシン、プログルミド、プログルメタシンマレイン酸塩、プロスシラリジン、フロセミド、プロペリシアジン、ブロマゼパム、プロメタジンヒベンズ酸塩、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、ベニジピン塩酸塩、ペモリン、ベンチルヒドロクロロチアジド、ホスアンプレナビルカルシウム水和物、ボセンタン水和物、ポラプレジンク、ボリコナゾール、ホルモテロールフマル酸塩水和物、マジンドール、マロチラート、ミソプロストール、メキサゾラム、メスタノロン、メチルプレドニゾロン、メトキサレン、メナテトレノン、メフェナム酸、メロキシカム、モサプリドクエン酸塩、モフェゾラク、ラフチジン、ラマトロバン、ラロキシフェン塩酸塩、ランソプラゾール、リスペリドン、リトナビル、リルゾール、レトロゾール、レバミピド、レピリナスト、レフルノミド、ロキシスロマイシン、ロキタマイシン、ロフェプラミン塩酸塩、ロラタジン、ロラメタゼパム等が挙げられる。
このうち、2−ベンジル−5−(4−クロロフェニル)−6−[4−(メチルチオ)フェニル]−2H−ピリダジン−3−オン、アジスロマイシン水和物、アセチルスピラマイシン、アセトヘキサミド、アセメタシン、アゼルニジピン、アムホテリシンB、アモキサピン、アリルエストレノール、アルファカルシドール、アルプラゾラム、アルベンダゾール、アンピロキシカム、アンプレナビル、アンレキサノクス、イミダフェナシン、インダパミド、エキセメスタン、エスタゾラム、エトレチナート、エチゾラム、エノキサシン、エバスチン、エファビレンツ、エベロリムス、エホニジピン塩酸塩、エンタカポン、エンプロスチル、オキセンドロン、オーラノフィン、オランザピン、オルメサルタンメドキソミル、オンダンセトロン、カルピプラミンマレイン酸塩、カルベジロール、カルボコン、カルモフール、カンデサルタンシレキセチル、クアゼパム、クラリスロマイシン、グリクロピラミド、グリセオフルビン、グリメピリド、クロキサゾラム、クロバザム、クロルタリドン、ゲフィチニブ、サキナビル、ザフィルルカスト、サラゾスルファピリジン、シクロスポリン、ジピリダモール、ジョサマイシンプロピオン酸塩、ジルニジピン、シンバスタチン、スパルフロキサシン、スピペロン、スピロノラクトン、セファランチン、セフジトレンピボキシル、セフチブテン、セフニジル、セラトロダスト、セレコキシブ、ゾテピン、ソブゾキサン、タクロリムス水和物、タミバロテン、タモキシフェンクエン酸塩、テノキシカム、テリスロマイシン、テルミサルタン、トスフロキサシンメシル酸塩、トラセミド、トリアゾラム、トリアムテレン、トリパミド、トリロスタン、トルフェナム酸、トレチノイン、トレピブトン、ナテグリニド、ナフトピジル、ナブメトン、ニセリトロール、ニメタゼパム、ニルバジピン、ネビラピン、ネモナプリド、パラメタゾン酢酸塩、バルサルタン、ハロキサゾラム、ピオグリダゾン塩酸塩、ビカルタミド、ピモジド、ピモベンダン、ピレタニド、ピロキシカム、ピロミド酸、ファレカルシトリオール、フィナステリド、フェノフィブラート、フェロジピン、ブコローム、ブメタニド、プラウノトール、プラゼパム、プラゾシン塩酸塩、プランルカスト水和物、フルジアゼパム、フルタゾラム、フルトプラゼパム、フルニトラゼパム、フルフェナジンデカン酸塩、プルリフロキサシン、プログルメタシンマレイン酸塩、プロスシラリジン、フロセミド、プロペリシアジン、ブロマゼパム、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、ベニジピン塩酸塩、ペモリン、ベンチルヒドロクロロチアジド、ボセンタン水和物、ポラプレジンク、マジンドール、マロチラート、メキサゾラム、メスタノロン、メチルプレドニゾロン、メトキサレン、メナテトレノン、メフェナム酸、メロキシカム、モサプリドクエン酸塩、モフェゾラク、ラフチジン、ラマトロバン、ランソプラゾール、リスペリドン、リトナビル、レトロゾール、レバミピド、レピリナスト、レフルノミド、ロキシスロマイシン、ロキタマイシン、ロフェプラミン塩酸塩、ロラタジン、ロラメタゼパム等が好ましく、2−ベンジル−5−(4−クロロフェニル)−6−[4−(メチルチオ)フェニル]−2H−ピリダジン−3−オンがより好ましい。
これら公知の薬物は、公知の方法にしたがって製造することができ、例えば、2−ベンジル−5−(4−クロロフェニル)−6−[4−(メチルチオ)フェニル]−2H−ピリダジン−3−オンは、特開2000−198776号公報記載の方法にしたがって製造することができる。なお、これら難溶性薬物は、単独でも2種以上組み合わせてもよい。
固体分散体(I)について説明する。
固体分散体(I)中の難溶性薬物の含有量は、特に限定されるものではないが、固体分散体中に0.1〜35質量%が好ましく、1〜30質量%がさらに好ましく、5〜25質量%が特に好ましい。
固体分散体(I)中の難溶性薬物の含有量は、特に限定されるものではないが、固体分散体中に0.1〜35質量%が好ましく、1〜30質量%がさらに好ましく、5〜25質量%が特に好ましい。
ヒプロメロースは、特に限定されるものではないが、メトキシ基含有率が19〜30重量%のものが好ましく、28〜30重量%のものがより好ましい。また、ヒドロキシプロポキシ基含有率が4〜12重量%のものが好ましく、7〜12重量%のものが好ましい。
このうち、粘度が2.5〜7mm2/sのものが好ましい。ここで、粘度は、試料2gを水98mLに溶解した水溶液を、日本薬局方の粘度測定法第一法(毛細管粘度計法)により、20℃で測定した粘度をいう。
ヒプロメロースとしては、例えば、ヒプロメロース2208、ヒプロメロース2906、ヒプロメロース2910等が挙げられる。
ヒプロメロースの市販品としては、例えば、メトローズ90SH、メトローズ65SH、メトローズ60SH、TC−5(信越化学工業製)、メトセルK、メトセルF、メトセルE(ダウ・ケミカル製)、マーポローズ(松本油脂製薬製)等が挙げられる。
このうち、粘度が2.5〜7mm2/sのものが好ましい。ここで、粘度は、試料2gを水98mLに溶解した水溶液を、日本薬局方の粘度測定法第一法(毛細管粘度計法)により、20℃で測定した粘度をいう。
ヒプロメロースとしては、例えば、ヒプロメロース2208、ヒプロメロース2906、ヒプロメロース2910等が挙げられる。
ヒプロメロースの市販品としては、例えば、メトローズ90SH、メトローズ65SH、メトローズ60SH、TC−5(信越化学工業製)、メトセルK、メトセルF、メトセルE(ダウ・ケミカル製)、マーポローズ(松本油脂製薬製)等が挙げられる。
ヒプロメロースの含有量は、難溶性薬物1質量部に対して2〜15質量部が好ましく、3〜10質量部がさらに好ましい。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールは、特に限定されるものではないが、エチレンオキサイドの平均付加モル数が3〜200のものが好ましく、54〜196のものがより好ましく、105〜160のものがさらに好ましい。
また、プロピレンオキサイドの平均重合度は、5〜70が好ましく、5〜40がより好ましく、5〜30がさらに好ましい。
また、プロピレンオキサイドの平均重合度は、5〜70が好ましく、5〜40がより好ましく、5〜30がさらに好ましい。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールとしては、例えば、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、ポリオキシエチレン(120)ポリオキシプロピレン(40)グリコール、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール、ポリオキシエチレン(196)ポリオキシプロピレン(67)グリコール、ポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(20)グリコール、ポリオキシエチレン(200)ポリオキシプロピレン(70)グリコール、ポリオキシエチレン(3)ポリオキシプロピレン(17)グリコール、ポリオキシエチレン(42)ポリオキシプロピレン(67)グリコール、ポリオキシエチレン(54)ポリオキシプロピレン(39)グリコール等が挙げられる。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの市販品としては、例えば、PEP101(フロイント産業製)、アデカプルロニックF−87、アデカプルロニックL−44、アデカプルロニックF68、アデカプルロニックL−31(旭電化工業製)、ユニルーブ、ユニルーブ40DP−40B、ユニルーブ70DP−950B、プロノン(日本油脂製)、Lutrol F68(BASF製)等が挙げられる。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの市販品としては、例えば、PEP101(フロイント産業製)、アデカプルロニックF−87、アデカプルロニックL−44、アデカプルロニックF68、アデカプルロニックL−31(旭電化工業製)、ユニルーブ、ユニルーブ40DP−40B、ユニルーブ70DP−950B、プロノン(日本油脂製)、Lutrol F68(BASF製)等が挙げられる。
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールの含有量は、難溶性薬物1質量部に対して0.01〜3質量部が好ましく、0.1〜1質量部がより好ましい。
固体分散体(I)は、公知の方法、例えば、溶媒法、共沈法、メカノケミカル法、溶融法、溶融−溶媒法、エクストルーダー法、噴霧乾燥法(スプレードライ法)、流動層造粒法等に基づき製造できるが、固体分散体(I)に係る3成分を、所望により核粒子等を溶剤中に溶解又は分散した後、下記に示した方法により溶剤を除去する方法が好ましい。
溶剤としては、これら3成分の溶解能の点でメタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、ジクロロメタン等の有機溶媒、それらの混合物及びそれらと水の混合物等が挙げられる。溶剤の除去方法は、特に限定されるものではなく、例えば、減圧留去、スプレードライヤー又は流動層造粒機若しくは転動造粒機などの機械で核粒子(乳糖、結晶セルロース、無水リン酸水素カルシウム等)に噴霧する等の方法が挙げられる。
溶剤としては、これら3成分の溶解能の点でメタノール、エタノール、イソプロパノール、アセトン、ジクロロメタン等の有機溶媒、それらの混合物及びそれらと水の混合物等が挙げられる。溶剤の除去方法は、特に限定されるものではなく、例えば、減圧留去、スプレードライヤー又は流動層造粒機若しくは転動造粒機などの機械で核粒子(乳糖、結晶セルロース、無水リン酸水素カルシウム等)に噴霧する等の方法が挙げられる。
固体分散体(II)について説明する。
固体分散体(II)中に含まれる難溶性薬物の含有量は、特に限定されるものではなく、固体分散体中に0.1〜25質量%が好ましく、0.1〜20質量%がより好ましく、0.5〜15質量%がさらに好ましい。
固体分散体(II)中に含まれる難溶性薬物の含有量は、特に限定されるものではなく、固体分散体中に0.1〜25質量%が好ましく、0.1〜20質量%がより好ましく、0.5〜15質量%がさらに好ましい。
ヒプロメロースは、固体分散体(I)で説明したものと同様である。
グリセリンモノ脂肪酸エステルは、特に限定されるものではないが、グリセリンモノ脂肪酸エステルにおける脂肪酸としては、炭素数10〜22の飽和又は不飽和脂肪酸が好ましく、炭素数12〜18の飽和脂肪酸がより好ましい。このうち、グリセリンモノステアリン酸エステルが好ましい。
グリセリンモノ脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、ニッコールMGS−A、ニッコールMGS−B(日光ケミカルズ製)、レオドールMS−165、レオドール60(花王製)等が挙げられる。
グリセリンモノ脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、ニッコールMGS−A、ニッコールMGS−B(日光ケミカルズ製)、レオドールMS−165、レオドール60(花王製)等が挙げられる。
ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルは、特に限定されるものではないが、エチレンオキサイドの平均付加モル数が20〜60のものが好ましく、30〜50のものがより好ましい。
ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルにおける脂肪酸としては、炭素数10〜22の飽和又は不飽和脂肪酸が好ましく、炭素数12〜18の飽和脂肪酸がさらに好ましい。
ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルとしては、例えば、ポリオキシエチレン(40)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(45)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(55)モノステアリン酸エステル等が挙げられ、ポリオキシエチレン(40)モノステアリン酸エステルが好ましい。
ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、ニッコールMYS−40、ステアリン酸ポリオキシル45、ステアリン酸ポリオキシル55(日光ケミカルズ製)、ノニオンS−17(日本油脂製)等が挙げられる。
ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルにおける脂肪酸としては、炭素数10〜22の飽和又は不飽和脂肪酸が好ましく、炭素数12〜18の飽和脂肪酸がさらに好ましい。
ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルとしては、例えば、ポリオキシエチレン(40)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(45)モノステアリン酸エステル、ポリオキシエチレン(55)モノステアリン酸エステル等が挙げられ、ポリオキシエチレン(40)モノステアリン酸エステルが好ましい。
ポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、ニッコールMYS−40、ステアリン酸ポリオキシル45、ステアリン酸ポリオキシル55(日光ケミカルズ製)、ノニオンS−17(日本油脂製)等が挙げられる。
固体分散体(II)において、グリセリンモノ脂肪酸エステル(A)とポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステル(B)との含有質量比は、特に限定されるものではないが、質量比(A)/(B)で1.3〜0.8が好ましく、1.1〜0.9がより好ましく、約1がさらに好ましい。
また、(A)+(B)の合計質量は、難溶性薬物1質量部に対して、0.01〜3質量部が好ましく、0.05〜1質量部が特に好ましい。
また、(A)+(B)の合計質量は、難溶性薬物1質量部に対して、0.01〜3質量部が好ましく、0.05〜1質量部が特に好ましい。
固体分散体(II)は、公知の方法にしたがって製造できるが、固体分散体(I)と同様の方法が好ましい。
次に固体分散体(III)について説明する。
固体分散体(III)中に含まれる難溶性薬物の含有量は、固体分散体(II)で説明したものと同様である。
ヒプロメロースは、固体分散体(I)で説明したものと同様である。
固体分散体(III)中に含まれる難溶性薬物の含有量は、固体分散体(II)で説明したものと同様である。
ヒプロメロースは、固体分散体(I)で説明したものと同様である。
ソルビタン脂肪酸エステルは、特に限定されるものではないが、ソルビタン脂肪酸エステルにおける脂肪酸が炭素数12〜22の飽和又は不飽和脂肪酸のものが好ましく、炭素数12〜18の飽和脂肪酸のものがさらに好ましい。このうち、ソルビタンモノ脂肪酸エステルが好ましく、例えば、ソルビタンモノラウリン酸エステル、ソルビタンモノミリスチン酸エステル、ソルビタンモノパルミチン酸エステル、ソルビタンモノステアリン酸エステル、ソルビタンモノオレイン酸エステル等が挙げられ、ソルビタンモノラウリン酸エステルが特に好ましい。
ソルビタン脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、ニッコールSL−10、ニッコールSP−10、ニッコールSS−10、ニッコールSO−10(日光ケミカルズ製)、レオドールSP−L10、レオドールSP−P10、レオドールSP−S10、レオドールSP−O10、エマゾールL−10(F)、エマゾールP−10(F)、エマゾールS−10(F)、エマゾールO−10(F)(花王製)、ノニオンLP−20R、ノニオンPP−40Rペレット、ノニオンSP−60Rペレット、NOFABLE SO−991、NOFABLE SO−901(日本油脂製)、ソルゲン50(第一工業製薬製)、ソルマンS−300(武田薬品工業製)等が挙げられる。
ソルビタン脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、ニッコールSL−10、ニッコールSP−10、ニッコールSS−10、ニッコールSO−10(日光ケミカルズ製)、レオドールSP−L10、レオドールSP−P10、レオドールSP−S10、レオドールSP−O10、エマゾールL−10(F)、エマゾールP−10(F)、エマゾールS−10(F)、エマゾールO−10(F)(花王製)、ノニオンLP−20R、ノニオンPP−40Rペレット、ノニオンSP−60Rペレット、NOFABLE SO−991、NOFABLE SO−901(日本油脂製)、ソルゲン50(第一工業製薬製)、ソルマンS−300(武田薬品工業製)等が挙げられる。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、特に限定されるものではないが、エチレンオキサイドの平均付加モル数が3〜150のものが好ましく、5〜100のものがさらに好ましい。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、例えば、ポリオキシエチレン(5)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(20)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(100)硬化ヒマシ油等が挙げられる。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の市販品としては、例えば、ニッコールHCO−5、ニッコールHCO−10、ニッコールHCO−20、ニッコールHCO−40、ニッコールHCO−50、ニッコールHCO−60、ニッコールHCO−100(日光ケミカルズ製)、ユニオックス、ユニオックスHC−100、ユニオックスHC−20、ユニオックスHC−40、ユニオックスHC−5ユニオックスHC−50、ユニオックスHC−60(日本油脂製)等が挙げられる。
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の市販品としては、例えば、ニッコールHCO−5、ニッコールHCO−10、ニッコールHCO−20、ニッコールHCO−40、ニッコールHCO−50、ニッコールHCO−60、ニッコールHCO−100(日光ケミカルズ製)、ユニオックス、ユニオックスHC−100、ユニオックスHC−20、ユニオックスHC−40、ユニオックスHC−5ユニオックスHC−50、ユニオックスHC−60(日本油脂製)等が挙げられる。
ソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の含有量は難溶性薬物1質量部に対して、0.01〜3質量部が好ましく、0.1〜1質量部がさらに好ましい。両者を併用する場合は、合計量がこの範囲にあればよい。
固体分散体(III)は、公知の方法にしたがって製造できるが、固体分散体(I)と同様の方法が好ましい。
次に固体分散体(IV)について説明する。
固体分散体(IV)中に含まれる難溶性薬物は、固体分散体(II)で説明したものと同様である。ヒプロメロースは、固体分散体(I)で説明したものと同様である。
固体分散体(IV)中に含まれる難溶性薬物は、固体分散体(II)で説明したものと同様である。ヒプロメロースは、固体分散体(I)で説明したものと同様である。
陰イオン性界面活性剤は、特に限定されるものではないが、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム、N−ココイル−N−メチルアミノエチルスルホン酸ナトリウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム等が挙げられ、ラウリル硫酸ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウムが好ましく、ラウリル硫酸ナトリウムが特に好ましい。これらは単独でも2種以上を組み合わせてもよい。
ラウリル硫酸ナトリウムの市販品としては、例えば、エマール(花王製)、ニッコールSLS(日光ケミカルズ製)、パーソフト(日本油脂製)、モノゲンY−500(第一工業製薬製)等が挙げられる。
スルホコハク酸ジオクチルナトリウムの市販品としては、例えば、ニッコールOTP−100(日光ケミカルズ製)等が挙げられる。
N−ココイル−N−メチルアミノエチルスルホン酸ナトリウムの市販品としては、Geropon TC−42(ローヌ・プランジャパン製)等が挙げられる。
N−ココイル−N−メチルアミノエチルスルホン酸ナトリウムの市販品としては、Geropon TC−42(ローヌ・プランジャパン製)等が挙げられる。
アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウムとしては、アルキル基の炭素数が10〜18のものが好ましい。
アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム液は、花王(株)、松本油脂(株)等から入手することができる。
アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム液は、花王(株)、松本油脂(株)等から入手することができる。
陰イオン性界面活性剤の含有量は、難溶性薬物1質量部に対して、0.01〜30質量部が好ましく、0.05〜20質量部がさらに好ましく、0.1〜20質量部が特に好ましい。2種以上を併用する場合は、合計量がこの範囲にあればよい。
固体分散体(IV)は、公知の方法にしたがって製造できるが、固体分散体(I)と同様の方法が好ましい。
難溶性薬物を含有する固体分散体には、溶出性や経口吸収性の効果に影響を及ぼさない範囲内で、固体分散体の必須成分以外に他の成分を含有させてもよい。成分としては、固体分散体を製する際、核粒子として用いられるものが挙げられる。核粒子として用いられるものは特に限定されるものではないが、例えば、乳糖、結晶セルロース、無水リン酸水素カルシウム、白糖、コムギデンプン、コメデンプン、トウモロコシデンプン、バレイショデンプン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、マンニトール、酸化マグネシウム等が挙げられる。
本発明の医薬組成物は、難溶性薬物を含有する固体分散体及び長鎖脂肪酸グリセリンエステルのみならず、薬学的に許容される成分(製剤添加剤)を加えて、公知の方法に基づき、製剤化してもよい。このような成分としては、乳糖、結晶セルロース、白糖、マンニトール、軽質無水ケイ酸、リン酸水素カルシウム等の賦形剤;メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、プルラン等の結合剤;クロスカルメロースナトリウム、カルメロースカルシウム、クロスポビドン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等の崩壊剤;ステアリン酸マグネシウム、タルク等の滑沢剤;タール色素、三二酸化鉄等の着色剤;ステビア、アスパルテーム、香料等の矯味剤等が挙げられる。
本発明の医薬組成物の剤形は、特に限定されるものではないが、例えば、エアゾール剤、エリキシル剤、カプセル剤、顆粒剤、丸剤、経皮吸収型製剤、懸濁剤・乳剤、坐剤、散剤、錠剤、シロップ剤、注射剤、貼付剤、軟膏剤、パップ剤、リニメント剤、リモナーデ剤、ローション剤等が挙げられる。このうち、本発明の医薬組成物は、経口吸収性に優れることから、カプセル剤、顆粒剤、丸剤、散剤、錠剤、シロップ剤、リモナーデ剤等の経口投与製剤が好ましい。
製剤化は、公知の方法に基づけばよいが、長鎖脂肪酸グリセリンエステルが液体の場合、これに難溶性薬物を含有する固体分散体を分散させて分散液を製し、分散液を用いて、適宜、エアゾール剤、カプセル剤、懸濁剤・乳剤等に製剤化すればよい。また、分散液に賦形剤等の適当な製剤添加剤を加えて固形化し、得られた固形物を用いて、適宜、カプセル剤、顆粒剤、錠剤等に製剤化すればよい。長鎖脂肪酸グリセリンエステルが固体の場合は、これと難溶性薬物を含有する固体分散体を混合又は造粒し、混合物(造粒物)を用いて、適宜、カプセル剤、顆粒剤、錠剤等に製剤化すればよい。なお、複数の難溶性薬物を用いて製剤化する場合、1つの固体分散体中に複数の薬物を含有させてもよいが、薬物相互作用により配合変化等が生じる場合は、別個の固体分散体を製して、上述の方法に準じて製剤化すればよい。
以下に、実施例を用いて本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
製造例1 固体分散体の調製
2−ベンジル−5−(4−クロロフェニル)−6−[4−(メチルチオ)フェニル]−2H−ピリダジン−3−オン(以下、化合物Xともいう。)2kg、ヒプロメロース(置換度タイプ:2910、表示粘度:6mPa・s(信越化学工業製:TC−5R))6kg、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール(BASF製:Lutrol F68)0.4kgをジクロロメタン/エタノール混合液(混合質量比率:1/1)103.52Lに添加し攪拌しながら溶解した。その液に乳糖水和物(乳糖200M:DMV製)4kgを投入し攪拌し、噴霧溶液を得た。この噴霧溶液を噴霧乾燥装置にて噴霧乾燥し固体分散体(メジアン径で噴霧乾燥品1〜22μm;レーザー光散乱回折式粒度分布測定装置:ベックマン・コールター製:LS230)を得た。
2−ベンジル−5−(4−クロロフェニル)−6−[4−(メチルチオ)フェニル]−2H−ピリダジン−3−オン(以下、化合物Xともいう。)2kg、ヒプロメロース(置換度タイプ:2910、表示粘度:6mPa・s(信越化学工業製:TC−5R))6kg、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール(BASF製:Lutrol F68)0.4kgをジクロロメタン/エタノール混合液(混合質量比率:1/1)103.52Lに添加し攪拌しながら溶解した。その液に乳糖水和物(乳糖200M:DMV製)4kgを投入し攪拌し、噴霧溶液を得た。この噴霧溶液を噴霧乾燥装置にて噴霧乾燥し固体分散体(メジアン径で噴霧乾燥品1〜22μm;レーザー光散乱回折式粒度分布測定装置:ベックマン・コールター製:LS230)を得た。
実施例1 固体分散体オリブ油分散液の調製
製造例1で得た固体分散体5022mgに、60℃程度に温めたオリブ油(伊那貿易商会製)20mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温のオリブ油を17.35mL添加して、液量45mL(化合物Xとして27mg/mL)のオリブ油分散液を得た。
製造例1で得た固体分散体5022mgに、60℃程度に温めたオリブ油(伊那貿易商会製)20mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温のオリブ油を17.35mL添加して、液量45mL(化合物Xとして27mg/mL)のオリブ油分散液を得た。
比較例1 化合物X水分散液の調製
化合物X810mgを80℃以上に温めた蒸留水15mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温の蒸留水を添加して、液量30mLの化合物X水分散液(27mg/mL)を得た。
化合物X810mgを80℃以上に温めた蒸留水15mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温の蒸留水を添加して、液量30mLの化合物X水分散液(27mg/mL)を得た。
比較例2 化合物Xオリブ油分散液の調製
化合物X810mgを60℃程度に温めたオリブ油(伊那貿易商会製)15mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温のオリブ油を添加して、液量30mLの化合物Xオリブ油分散液(27mg/mL)を得た。
化合物X810mgを60℃程度に温めたオリブ油(伊那貿易商会製)15mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温のオリブ油を添加して、液量30mLの化合物Xオリブ油分散液(27mg/mL)を得た。
比較例3 固体分散体水分散液の調製
製造例1で得た固体分散体5022mgに、80℃以上に温めた蒸留水20mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温の蒸留水を17.35mL添加して、液量45mL(化合物Xとして27mg/mL)の水分散液を得た。
製造例1で得た固体分散体5022mgに、80℃以上に温めた蒸留水20mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温の蒸留水を17.35mL添加して、液量45mL(化合物Xとして27mg/mL)の水分散液を得た。
比較例4 固体分散体中鎖脂肪酸トリグリセリド分散液
製造例1で得た固体分散体5022mgに、60℃程度に温めた中鎖脂肪酸トリグリセリド(太陽化学製:サンファットMCT−7)20mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温の中鎖脂肪酸トリグリセリド(太陽化学製:サンファットMCT−7)を17.35mL添加して、液量45mL(化合物Xとして27mg/mL)の中鎖脂肪酸トリグリセリド分散液を得た。
製造例1で得た固体分散体5022mgに、60℃程度に温めた中鎖脂肪酸トリグリセリド(太陽化学製:サンファットMCT−7)20mLを添加し、撹拌した。撹拌後、室温程度まで温度を下げ、室温の中鎖脂肪酸トリグリセリド(太陽化学製:サンファットMCT−7)を17.35mL添加して、液量45mL(化合物Xとして27mg/mL)の中鎖脂肪酸トリグリセリド分散液を得た。
試験例1 経口吸収性試験
実施例1及び比較例1〜4の各分散液を10mL/kgとなるようにラットに投与した(n=4)。投与後、約0.5、1、2、4、6、8、10及び24時間に無麻酔下で頸静脈より採血し、血液を直ちに冷却し、遠心分離(10000rpm(5600×g)、4℃、15分間)して、ラット血漿を得た。得られたラット血漿を試料として、HPLC法を用い、化合物X血漿中濃度−時間曲線を作成し、AUC(mg・h/mL)を算出した。
結果を表1に示した。
実施例1及び比較例1〜4の各分散液を10mL/kgとなるようにラットに投与した(n=4)。投与後、約0.5、1、2、4、6、8、10及び24時間に無麻酔下で頸静脈より採血し、血液を直ちに冷却し、遠心分離(10000rpm(5600×g)、4℃、15分間)して、ラット血漿を得た。得られたラット血漿を試料として、HPLC法を用い、化合物X血漿中濃度−時間曲線を作成し、AUC(mg・h/mL)を算出した。
結果を表1に示した。
表1から明らかなように、化合物Xを含有する固体分散体及びオリブ油を含む医薬組成物(実施例1)は優れた経口吸収性を示した。
一方、化合物X水分散液(比較例1)はほとんど吸収されなかった。また、化合物Xオリブ油分散液(比較例2)、化合物Xを含有する固体分散体の水分散液(比較例3)及び化合物Xを含有する固体分散体の中鎖脂肪酸トリグリセリド分散液(比較例4)は若干吸収されたのみであった。
また、、実施例1は、化合物Xを含有する固体分散体及びオリブ油を含むものであり、オリブ油の脂肪酸組成は、パルミチン酸7.5〜20.0%、パルミトオレイン酸0.3〜3.5%、ステアリン酸0.5〜5.0%、オレイン酸55.0〜83.0%、リノール酸3.5〜21.0%であることが知られている(我が国の油脂事情 農林水産省食品産業振興課 2005年9月 第50頁)。
したがって、実施例1の医薬組成物は、化合物Xを含有する固体分散体及び長鎖脂肪酸グリセリンエステルを含む医薬組成物を意味し、化合物Xを含有する固体分散体に長鎖脂肪酸グリセリンエステルを添加することにより、化合物Xの経口吸収性が飛躍的に向上したことが分かった。
一方、化合物X水分散液(比較例1)はほとんど吸収されなかった。また、化合物Xオリブ油分散液(比較例2)、化合物Xを含有する固体分散体の水分散液(比較例3)及び化合物Xを含有する固体分散体の中鎖脂肪酸トリグリセリド分散液(比較例4)は若干吸収されたのみであった。
また、、実施例1は、化合物Xを含有する固体分散体及びオリブ油を含むものであり、オリブ油の脂肪酸組成は、パルミチン酸7.5〜20.0%、パルミトオレイン酸0.3〜3.5%、ステアリン酸0.5〜5.0%、オレイン酸55.0〜83.0%、リノール酸3.5〜21.0%であることが知られている(我が国の油脂事情 農林水産省食品産業振興課 2005年9月 第50頁)。
したがって、実施例1の医薬組成物は、化合物Xを含有する固体分散体及び長鎖脂肪酸グリセリンエステルを含む医薬組成物を意味し、化合物Xを含有する固体分散体に長鎖脂肪酸グリセリンエステルを添加することにより、化合物Xの経口吸収性が飛躍的に向上したことが分かった。
Claims (12)
- 難溶性薬物を含む固体分散体、及び長鎖脂肪酸グリセリンエステルを含有する医薬組成物。
- 長鎖脂肪酸グリセリンエステルが、炭素数13〜22の脂肪酸とグリセリンとのエステルである請求項1記載の医薬組成物。
- 長鎖脂肪酸グリセリンエステルが、天然油脂である請求項1又は2に記載の医薬組成物。
- 固体分散体が、難溶性薬物、ヒプロメロース及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールを含有するものである請求項1〜3のいずれか1項記載の医薬組成物。
- 固体分散体が、難溶性薬物、ヒプロメロース、グリセリンモノ脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンモノ脂肪酸エステルを含有するものである請求項1〜4のいずれか1項記載の医薬組成物。
- 固体分散体が、難溶性薬物と、ヒプロメロースと、ソルビタン脂肪酸エステル及び/又はポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを含有するものである請求項1〜5のいずれか1項記載の医薬組成物。
- 固体分散体が、難溶性薬物、ヒプロメロース及び陰イオン性界面活性剤を含有するものである請求項1〜6のいずれか1項記載の医薬組成物。
- 難溶性薬物が、薬物1gを溶かすのに要する水の量が1000ml以上のものである請求項1〜7のいずれか1項記載の医薬組成物。
- さらに薬学的に許容される成分を含有するものである請求項1〜8のいずれか1項記載の医薬組成物。
- 剤形が、エアゾール剤、エリキシル剤、カプセル剤、顆粒剤、丸剤、経皮吸収型製剤、懸濁剤・乳剤、坐剤、散剤、錠剤、シロップ剤、注射剤、貼付剤、軟膏剤、パップ剤、リニメント剤、リモナーデ剤又は、ローション剤である請求項1〜9のいずれか1項記載の医薬組成物。
- 請求項1〜9のいずれか1項記載の医薬組成物を含有する経口投与用製剤。
- 長鎖脂肪酸グリセリンエステルを有効成分とする難溶性薬物を含む固体分散体における難溶性薬物の経口吸収改善剤。
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Cited By (22)
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