JP2009153032A - マイクロスピーカ - Google Patents

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Toshiya Nishimuro
敏也 西室
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Abstract

【課題】 出力を保ちながら薄型化を達成する。
【解決手段】 マイクロスピーカ1は平面形状が略長方形であるスリム型を呈しており、ヨーク2は短軸X方向断面は凹字形状であり、長軸Y方向断面は平板形状である。ヨーク2の中央部には磁石3が固定され、磁石3の上にはトッププレート5が固定されている。Y軸方向の磁石3の外側のヨーク2の上に隙間gを隔てて磁石4が固定されている。磁石4の上にはトッププレート6が固定されている。ヨーク2の外周はフレーム8に固定されている。磁石3と磁石4とは垂直逆方向に着磁されており、Y軸方向断面ではヨーク2、磁石3及びトッププレート5を通る磁気回路9が、X軸方向ではヨーク2、磁石4、トッププレート6及びトッププレート5を通る磁気回路10が形成されている。図示しない振動板に固定されたコイル7が、磁気ギャップである隙間gに臨んでいる。
【選択図】 図1

Description

本発明は携帯電話等の小型移動通信機器に組み込まれ、着信音や拡声により着信を知らせることを目的とするマイクロスピーカに関する。
従来、一般的には、凹型断面のヨークの内部に磁石とトッププレートとを持つ内磁型構造のスピーカと、凸型断面のヨークの外周に磁石とトッププレートとを持つ外磁型のスピーカとがある。そして、携帯電話等には小型の電気音響変換器であるマイクロスピーカが広く用いられている。このような小型スピーカの中には、小型化を維持しつつ高音圧化対応を図ったものとして、中央部を盛り上げた直方体のヨークの外周部に直方体の磁石及びトッププレートを配置した磁気回路を持つ外磁型のスピーカがある(例えば、特許文献1参照。)。また、磁石体積を大きくして電磁吸引力を大きくしたものとして、円柱型の磁石及びトッププレートの外側に円筒型の磁石及びトッププレートを配設した磁気回路を持つスピーカがある(例えば、特許文献2、特許文献3参照。)。
特開2004−266337号公報(図1) 特開2007−189270号公報(図1) 実用新案登録第3098542号公報(図1)
しかし、特許文献1のスピーカでは、磁石とトッププレートとが設置されていない2辺の磁気効率が低くなるという問題があり、特許文献2、3のスピーカでは、平面形状が円形以外の長方形又は長円形又は楕円形である場合や短軸側寸法に余裕がない場合に適応することが難しいという問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、平面形状が略長方形又は略長円形又は略楕円形のスリム型スピーカのスペースを有効活用することにより、出力を保ちながら薄型化されたスピーカ装置であるマイクロスピーカを提供することである。
前述した目的を達成するための本発明の手段は、平面形状が略長方形又は略長円形又は略楕円形等のマイクロスピーカであって、ヨーク、磁石及びトッププレートを組み合わせた磁気回路部を固定したフレームと、このフレームに固定された振動板と、この振動板に固定されて前記ヨークと前記トッププレートとの隙間である磁気ギャップに臨むコイルとから成るマイクロスピーカにおいて、前記ヨークは短軸方向断面が凹字形状で、長軸方向断面が平板形状であり、このヨークの中央部には第1の磁石とこの磁石の上に第1のトッププレートとが固定され、前記ヨークの第1の磁石から長軸方向に隙間を隔てて第2の磁石とこの磁石の上に第2のトッププレートとが固定されており、前記第1の磁石と前記第2の磁石とは互いに垂直逆方向に着磁されており、前記ヨーク、前記第1の磁石及び前記第1のトッププレートを通る第1の磁気回路と前記ヨーク、前記第2の磁石及び前記第2のトッププレートを通る第2の磁気回路が形成されていることを特徴とする。
また、前記第1のトッププレート、前記第1の磁石及び前記ヨークを貫通する開放孔が形成されていることを特徴とする。
また、前記コイル下の前記ヨークに貫通孔を設けたことを特徴とする。
また、前記ヨークと前記フレームとは一体形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、平面形状が略長方形又は略長円形又は略楕円形等のマイクロスピーカであって、ヨーク、磁石及びトッププレートを組み合わせた磁気回路部を固定したフレームと、このフレームに固定された振動板と、この振動板に固定されて前記ヨークと前記トッププレートとの隙間である磁気ギャップに臨むコイルとから成るマイクロスピーカにおいて、前記ヨークは短軸方向断面が凹字形状で、長軸方向断面が平板形状であり、このヨークの中央部には第1の磁石とこの磁石の上に第1のトッププレートとが固定され、前記ヨークの第1の磁石から長軸方向に隙間を隔てて第2の磁石とこの磁石の上に第2のトッププレートとが固定されており、前記第1の磁石と前記第2の磁石とは互いに垂直逆方向に着磁されており、前記ヨーク、前記第1の磁石及び前記第1のトッププレートを通る第1の磁気回路と前記ヨーク、前記第2の磁石及び前記第2のトッププレートを通る第2の磁気回路が形成されているようにしたので、平面形状が略長方形又は長円形状を持つスピーカの主に長軸側外側のスペースを活用して、そこに磁石とトッププレートとを配設して磁気回路を設置することにより、コイルを駆動させるのに必要な磁力を確保することができる。同等の磁力を有する製品と比較して、特性を維持したまま薄型化できる。また、同等の厚みを持つ従来型の製品と比較して高出力化できる。
また、前記コイル内側の前記第1のトッププレート、前記第1の磁石及び前記ヨーク若しくは前記コイル下の前記ヨークに貫通孔を設けることで、前記振動板下部の空気の流動をスムーズにし、前記振動板の振幅の抑制を低減することができる。
また、前記ヨークと前記フレームとを一体部品にすることで、2部品の接着行程の廃止、部品点数の削減及び部品精度の向上を図ることができる。
以下、本発明のマイクロスピーカについて図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態であるマイクロスピーカの主要部を示す斜視図であり、図2は図1の短軸X方向断面を示す中央縦断面図、図3は同じく長軸Y方向断面を示す中央縦断面図である。
まず、本発明の第1の実施の形態であるマイクロスピーカの構成について説明する。図1乃至図3において、マイクロスピーカ1は平面形状が略長方形であるスリム型を呈しており、ヨーク2はSPCC又はパーマロイ等から成る平面略長方形であり、短軸X方向断面は凹字形状であり、長軸Y方向断面は平板形状である。ヨーク2の中央部にはネオジ焼結磁石等から成る略直方体形状の第1の磁石3が固定され、磁石3の上にはSPCC又はパーマロイ等から成る略直方体形状の第1のトッププレート5が固定されている。
磁石3のY軸方向外側のヨーク2の上に、隙間gを隔ててネオジ焼結磁石等から成る略直方体形状の第2の磁石4が固定されている。磁石4の上にはSPCC又はパーマロイ等から成る略直方体形状の第2のトッププレート6が固定されている。磁石3と磁石4とは垂直逆方向に着磁されており、長軸Y方向断面ではヨーク2、磁石3及びトッププレート5を通る内磁型の磁気回路9が、短軸X方向断面ではヨーク2、磁石4、トッププレート6及びトッププレート5を通る磁気回路10が形成されている。
ヨーク2は磁石3,4及びトッププレート5,6と組み合わされて磁気回路部を構成しており、ヨーク2の外周はLCP、PPA又はABS等のプラスチック系樹脂から成るフレーム8に固定されている。なお、ヨーク2はフレーム8にインサート成形することで一体化させることもできる。また、フレームとヨークとを同材料で一体形成することもできる。図4はフレームとヨークとを一体形成した場合の一実施形態を示す斜視図である。銅ワイヤ又はアルミワイヤ等の巻き線から成る角環状のコイル7はPET又はPEN等のプラスチック系フィルムから成る図示しない振動板に固定され、磁気ギャップである隙間gに臨んでいる。
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について説明する。このマイクロスピーカ1のコイル7に音声信号が入力されると、コイル7に励起される磁界と磁気回路9及び10とにより形成された磁界とが反応して、コイル7と共にコイル7に接合された振動板が上下に振動して音を発する。
次に、本発明の第1の実施の形態の効果について説明する。平面形状が略長方形であるマイクロスピーカ1の短軸方向には磁気回路9を形成し、更に長軸方向には磁気回路10を形成することにより、コイル7を駆動させるのに必要な磁力を確保することができる。スピーカの特性は磁石の強さで決まり、磁石の種類が同じ場合、体積(厚み)で磁石の強さが決まる。従って、短軸側も長軸側も同等の磁力を有する内磁型磁気回路である製品と比較した場合に、長軸外側に更に追加する第2の磁石4により磁石の体積を増やせるから、薄くしても同等の体積を確保できる。即ち、同じ特性を確保したままスピーカの薄型化を図ることができる。また、同等の厚みを持つ従来型の製品と比較した場合には高出力化することもできる。更に、ヨーク2とフレーム8とを一体化することにより、2部品の接着工程の廃止、部品点数の削減、更には部品精度の向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態であるマイクロスピーカについて図面を参照して詳細に説明する。図5は本発明の第2の実施の形態であるマイクロスピーカの振動板及びプロテクタを省略した主要部を示す斜視図である。
マイクロスピーカ11のトッププレート5、磁石3及びヨーク2の中央には開放孔5a、3a及び2aが形成されている。その他の構成は第1の実施の形態であるマイクロスピーカ1と同様であるから、同じ構成要素には同じ名称と符号を付し、詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施の形態の効果について説明する。コイル7の内側のトッププレート5、磁石3及びヨーク2に貫通孔である開放孔5a、3a及び2aを設けることにより、振動板下部の空気の流動をスムーズにし、振動板の振幅の抑制を低減することができる。また、コイル7下のヨーク2に貫通孔を設けることによっても、同様の効果を奏することができる。
以上説明した実施の形態のマイクロスピーカでは、平面形状が略長方形としたが、本発明は平面形状が略長円形又は略楕円形等のリム型にも同様に適用できるものである。また、磁石の形状も必ずしも略直方体形状に限定されるものではない。
本発明の第1の実施の形態であるマイクロスピーカの主要部を示す斜視図である。 図1のマイクロスピーカの短軸X方向断面を示す中央縦断面図である。 図1のマイクロスピーカの長軸Y方向断面を示す中央縦断面図である。 フレームと一体形成したヨークの一実施形態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態であるマイクロスピーカの主要部を示す斜視図である。
符号の説明
1、11 マイクロスピーカ
2、12 ヨーク
3、4 磁石
5、6 トッププレート
7 コイル
8 フレーム
g 隙間

Claims (4)

  1. 平面形状が略長方形又は略長円形又は略楕円形等のマイクロスピーカであって、ヨーク、磁石及びトッププレートを組み合わせた磁気回路部を固定したフレームと、このフレームに固定された振動板と、この振動板に固定されて前記ヨークと前記トッププレートとの隙間である磁気ギャップに臨むコイルとから成るマイクロスピーカにおいて、前記ヨークは短軸方向断面が凹字形状で、長軸方向断面が平板形状であり、このヨークの中央部には第1の磁石とこの磁石の上に第1のトッププレートとが固定され、前記ヨークの第1の磁石から長軸方向に隙間を隔てて第2の磁石とこの磁石の上に第2のトッププレートとが固定されており、前記第1の磁石と前記第2の磁石とは互いに垂直逆方向に着磁されており、前記ヨーク、前記第1の磁石及び前記第1のトッププレートを通る第1の磁気回路と前記ヨーク、前記第2の磁石及び前記第2のトッププレートを通る第2の磁気回路が形成されていることを特徴とするマイクロスピーカ。
  2. 前記第1のトッププレート、前記第1の磁石及び前記ヨークを貫通する開放孔が形成されていることを特徴とする請求項1記載のマイクロスピーカ。
  3. 前記コイル下の前記ヨークに貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマイクロスピーカ。
  4. 前記ヨークと前記フレームとは一体形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のマイクロスピーカ。
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JP2017059987A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 アルプス電気株式会社 発音装置
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