JP2009149318A - プラスチック容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、樹脂成形により成形される容器本体と蓋体とを有するプラスチック容器に関し、透明な樹脂からなる外容器を通して内容器の印刷を表示することにより、容器の印刷面が目立つ構成とし、高級感を付与するとともに、さらには、弾力性のある樹脂を用いることにより、滑りにくく扱いやすい高機能性かつユニバーサルデザイン性を有するプラスチック容器を提供することを課題とする。
【解決手段】上記課題を解決すべく、本発明の請求項1記載の発明は、樹脂成形により成形される容器本体と蓋体とを有するプラスチック容器において、前記容器本体は、内容器と、該内容器に形成された印刷層と、該印刷層の外面に形成された外容器と、を有する容器本体であって、前記外容器が略透明樹脂からなることを特徴とする、プラスチック容器である。
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂成形により成形される容器本体と蓋体とを有するプラスチック容器に関する。
従来、薬品や化粧品類の容器として、図19(a)(b)に示すように、容器本体に蓋体を取り付けてなるプラスチック容器5が知られている。(例えば、特許文献1)しかしながら、このようなプラスチック容器5は、容器の外面に直接印刷Pを施すため、意匠性に乏しく、高級感を要する化粧品等の容器としては向いておらず、容器5の外面に種々の印刷処理を施すことにより高級感を付与し、または、ガラス容器等を用いることで高級感を付与することがある。
このように、前記容器5の外面に印刷を施す場合、陳列時や輸送時等に、容器同士の接触等により印刷が剥がれてしまう恐れがあり、また、容器にガラス等を用いた場合、落下による割れや破損等の恐れがある。このため、プラスチック容器を用いた商品は、安価な物に限定されることが多く、高級化粧品等の高付加価値を有する商品にプラスチック容器を用いることが困難であった。
特開2007−253491号公報
本発明は、主に、樹脂成形により成形される容器本体と蓋体とを有するプラスチック容器に関し、透明な樹脂からなる外容器を通して内容器の印刷を表示することにより、容器の印刷面が目立つ構成とし、高級感を付与するとともに、さらには、弾力性のある樹脂を用いることにより、滑りにくく扱いやすい高機能性かつユニバーサルデザイン性を有するプラスチック容器を提供することを課題とする。
上記課題を解決すべく、本発明の請求項1記載の発明は、樹脂成形により成形される容器本体と蓋体とを有するプラスチック容器において、前記容器本体は、内容器と、該内容器に形成された印刷層と、該印刷層の外面に形成された外容器と、を有する容器本体であって、前記外容器が略透明樹脂からなることを特徴とする、プラスチック容器である。
また、請求項2記載の発明は、前記蓋体は、内蓋と、該内蓋に形成された印刷層と、該印刷層の外面に形成された外蓋と、を有する蓋体であって、前記外蓋が略透明樹脂からなることを特徴とする、プラスチック容器である。
また、請求項3記載の発明は、前記容器本体若しくは前記蓋体は、2色成形によって成形することを特徴とする、プラスチック容器である。
また、請求項4記載の発明は、前記印刷層は、インモールドラベル成形によって、前記内容器若しくは前記内蓋と同時に成形することを特徴とする、プラスチック容器である。
また、請求項5記載の発明は、前記略透明樹脂は、エラストマー系樹脂であることを特徴とする、プラスチック容器である。
本発明の請求項1記載の発明は、樹脂成形により成形される容器本体と蓋体とを有するプラスチック容器において、前記容器本体は、内容器と、該内容器に形成された印刷層と、該印刷層の外面に形成された外容器と、を有する容器本体であって、前記外容器が略透明樹脂からなることを特徴とするから、前記外容器を通して前記印刷層を好適に表示することが可能であり、外容器の透明樹脂による透過・屈折・反射等の作用によって、前記印刷層の絵柄が立体的に表示されるとともに、容器を見る位置によって印刷層の絵柄が躍動的に表示されるため、高意匠かつ宣伝効果の高いプラスチック容器を形成することが可能である。
また、請求項2記載の発明は、前記蓋体は、内蓋と、該内蓋に形成された印刷層と、該印刷層の外面に形成された外蓋と、を有する蓋体であって、前記外蓋が略透明樹脂からなることを特徴とするから、前記外蓋を通して前記印刷層を好適に表示することが可能であり、外蓋の透明樹脂による透過・屈折・反射等の作用によって、印刷層の絵柄が立体的に表示されるとともに、容器を見る位置によって印刷層の絵柄が躍動的に表示されるため、高意匠かつ宣伝効果の高いプラスチック容器を形成することが可能である。
また、請求項3記載の発明は、前記容器本体若しくは前記蓋体は、2色成形によって成形することを特徴とするから、2色または2種類の異なる樹脂からなる一体の成形品を同時に形成することが可能であり、2組の射出装置が同時に作動し半回転ごとに1つの成形品を得ることが可能である。
また、請求項4記載の発明は、前記印刷層は、インモールドラベル成形によって、前記内容器若しくは前記内蓋と同時に成形することを特徴とするから、印刷層のフィルムやシート、紙等を、あらかじめ印刷専門の工場において、グラビア印刷や、凸版オフセット印刷や、スクリーン印刷などの高速印刷法で印刷することが可能であり、さらには、必要に応じてエンボス加工やコーティングを施すことが可能である。特に、金型内であらかじめ印刷されたフィルムシート若しくは紙等を容器本体若しくは蓋体と一体に成形するため、一工程で成形と加飾(着色、金属光沢、多色印刷)を行うことが可能であり、工程の短縮、加飾の無人化が達成でき、省エネルギー、省スペース、省力化によるコストダウン等の長所がある。
また、請求項5記載の発明は、前記略透明樹脂は、エラストマー系樹脂であることを特徴とするから、容器の外面が弾性を有するため、滑り止め効果、静音効果等の高機能性(ユニバーサルデザイン性)を付与することが可能である。よって、外容器が手にフィットし易くかつ滑りにくく、蓋体の開閉等の容器の取扱いを容易に行うことが可能である。さらには、容器が他の容器等と接触しても衝撃が緩和されるため、衝突音の発生が少なく、静かな取扱いが可能であり、軽量かつ薄肉であっても落下強度に優れるプラスチック容器を提供することが可能である。
本発明に係るプラスチック容器5(容器5)の一例としては、図1(a)に示すように、内容物を収容する容器本体12と、該容器本体12を閉封するための蓋体34と、からなる容器5であって、前記容器本体12は、内容器1と、該内容器1の外面に形成された略透明樹脂の外容器2と、からなる。また、前記蓋体34は、内蓋3と、該内蓋3の外面に形成された略透明樹脂の外蓋4と、からなる。
特に、図1(b)に示すように、前記内容器1の外面(側面)には、印刷層Pが形成されかつ外容器に透明樹脂を用いることにより、外容器2を通して、前記印刷層Pを好適に表示することが可能である。同様に、前記内蓋3の外面(天面)には、印刷層Pが形成されており、透明樹脂からなる前記外蓋を通して、前記印刷層Pを好適に表示することが可能である。
また、後述する、前記透明樹脂2,4にエラストマー系樹脂を用いることにより、透明かつ弾力性を有する外容器2および外蓋4を形成することが可能であり、前記印刷層Pを好適に表示するとともに、外容器2および外蓋4が手にフィットし易くかつ滑りにくいため、蓋体の開閉等の容器の取扱いを容易に行うことが可能である。さらには、容器が他の容器等と接触しても衝撃が緩和されるため、衝突音の発生が少なく、静かな取扱いが可能である。
以下に、本発明のプラスチック容器5の構成について説明する。
まず、容器本体12の前記内容器1は、図2(a)(b)に示すように、上方に開口を有する略円筒状の内容器1であって、前記開口の直下には、後述する、蓋体3の内ネジ36と螺着するための外ネジ16が形成されている。そして、前記外ネジ16の下方には、フランジ17を有し、該フランジ17から底部14にかけて円筒状の側面15が形成されている。
前記内容器1は、後述する、2色成形金型50の一次金型10により、PP樹脂等を用いて成形することが可能であり、特に、内容器1の成形時において、内容器1の側面に、絵柄等を印刷した印刷層Pを同時に成形するインモールドラベル成形が可能である。
次に、前記内容器1に形成する印刷層Pについて説明する。前記内容器1に形成する印刷層Pとしては、図3(a)に示すように、略扇形状のフィルムシートに絵柄や文字等の印刷が施されてなるインモールドラベルP等であって、前記内容器1の成形を行うと同時に、後述する、1次金型内10で内容器1の表面に前記インモールドラベルPの貼り付けを同時に行う構成である。これにより、図3(b)に示すように、成形品である内容器1の表面に文字、絵柄あるいは写真等の装飾を行うことが可能である。
また、前記印刷層Pの形成方法は、成形品1(内容器1)の表面へ直接印刷する方法(直接印刷法)や、前記フィルムシートPにあらかじめ絵柄等の印刷を施し、これを金型内で成形品の表面に転写する方法(転写法)等であってもよく、前記内容器1の表面に絵柄等の印刷を施すことが可能な構成であれば、印刷層Pの形成方法は、特に限定されるものではない。
そして、後述する、前記内容器1の表面に印刷層Pを形成した後、前記内容器1の外面に外容器2を一体成形することにより、図4(a)に示すように、容器本体12を形成することが可能である。すなわち、図4(b)に示すように、前記内容器1のフランジと側面と底面とを包み込むように、透明樹脂からなる外容器2を形成することにより、内容器1と、印刷層Pと、外容器2との、3層構造(多層構造)を形成し、前記外容器2の透明樹脂2を介して前記印刷層Pを好適に表示することが可能である。
よって、前記透明樹脂による透過・屈折・反射等の種々作用により、印刷層Pの絵柄を立体的に表示することが可能であり、プラスチック容器5を見る位置によって印刷層Pの絵柄が躍動的に表示されるため、高意匠かつ宣伝効果の高いプラスチック容器5を形成することが可能である。
次に、前記容器本体12の成形方法の一例である2色成形およびインモールドラベル成形について説明する。容器本体1を樹脂成形するための2色成形金型の一例としては、図5に示すように、前記内容器1を成形するための1次金型10と、前記外容器2を成形するための2次金型20と、1次金型10および2次金型20へと、それぞれ溶融樹脂A、Bを充填するための2組の射出装置(1次シリンダ11、2次シリンダ21)、および反転盤D上に形成された2つのコアCを備えた2色成形金型が挙げられる。
これにより、2色または2種類の異なる樹脂A、Bからなる一体の成形品を同時に成形することが可能であり、さらには、後述する、前記印刷層Pをインモールドラベル成形により前記内容器1と一体成形することが可能である。
特に、回転自在な反転盤D上に、1次金型10と2次金型20に挿入するための、2つの凸状コアCが形成されており、1次金型での成形後、反転盤を180°回転させて、1次成形品を2次金型へと移動することにより、連続して2次金型での成形を行うことが可能である。例えば、前記1次シリンダ11より1次金型10へと一色目の樹脂Aを充填・成形し、型開きをした後、1次成形品をコアCに付着させたまま、反転盤Dを180°回転させて、再び型を閉じ、2次シリンダ21より二色目の樹脂Bを成形し、再び型開きを行い、成形品を取り出すことにより、2色成形品を成形する構成である。よって、2組の射出装置が同時に作動し半回転ごとに1つの成形品を得ることが可能である。
すなわち、図6に示すように、前記内容器1を成形する前記1次金型10には、予め絵柄や文字等の印刷が施されたインモールドラベルP(印刷層P)が、図示しないラベルインサート装置によりセットされるとともに真空または静電気により金型内に仮着される。
そして、図7に示すように、1次金型10へとコアCを閉じ、1次シリンダ11より樹脂Aを金型10へと充填・成形することにより、内容器1と印刷層Pとを同時にインモールドラベル成形することが可能である。
特に、1次金型への射出成形時において、ヒートシール層を有するラベルPを予め金型にセットしておき、成形時の熱でラベルのヒートシール層を成形品の表面に融着させるインモールドラベル成形により、内容器1の成形と同時に印刷層Pのラベリングを行うことが可能である。
よって、印刷層Pのフィルムやシート、紙等を、あらかじめ印刷専門の工場において、グラビア印刷や、凸版オフセット印刷や、スクリーン印刷などの高速印刷法で印刷することが可能であり、さらには、必要に応じてエンボス加工やコーティングを施すことが可能である。特に、金型内で一体成形を行うため、一工程で成形と加飾(着色、金属光沢、多色印刷)が完了するので、工程の短縮、加飾の無人化が達成でき、省エネルギー、省スペース、省力化によるコストダウンにつながる長所がある。
次に、前記内容器1と印刷層Pとを一体に成形した後、図8に示すように、金型を開き(図中矢印)、射出装置のランナ13を除去するとともに、図9に示すように、成形品1をコアCに軸支した状態で反転盤Dを180°回転させて、図10に示すように、2次金型へと移動させる。
これにより、前記内容器1が2次金型20へと移動するとともに、図11に示すように、内容器1を2次金型20にセットし、他方、再び前記1次金型10にインモールドラベルPをセットし、それぞれの金型10,20において樹脂成形することにより、図12に示すように、2次金型20において外容器2を成形し、他方、1次金型10において内容器1と印刷層Pとを同時に成形することが可能である。
そして、図13に示すように、2次金型20を解除して成形後の容器本体12を取り出すとともに、1次金型10で成形した内容器1を再び2次金型20へと回転させることにより、連続して容器本体12を成形することが可能である。
このように、2色成形時の1次金型10において、内容器1と印刷層Pとを同時にインモールドラベル成形することが可能であり、さらには、2次金型20において、内容器1と外容器2とを同時に成形することが可能である。
また、本発明のプラスチック容器5は、前記容器本体12のみならず、前記蓋体34が、内蓋3と、該内蓋3に形成された印刷層Pと、該印刷層Pの外面に形成された外蓋4と、を有する蓋体34であって、前記外蓋4が略透明樹脂からなる蓋体34であってもよい。
この場合、蓋体34の一例としては、図14(a)に示すように、内蓋3と印刷層Pとをインモールドラベル成形により一体に成形して、図14(b)に示すように、印刷層Pを有する内蓋3を成形し、さらに、前記内蓋3の印刷層Pの外面へと、透明樹脂からなる外蓋4を成形することにより、図15(a)(b)に示すように、本発明のプラスチック容器5における蓋体34を形成することが可能である。
そして、蓋体の内ネジ36と容器本体の外ネジ16とを螺着して、図16(a)(b)に示すように、本発明のプラスチック容器5を形成することが可能である。特に、本発明のプラスチック容器は、透明樹脂からなる外容器を通して、内容器の印刷層Pを好適に表示することが可能であり、前記透明樹脂による透過・屈折・反射等の種々作用により、印刷層Pの絵柄を立体的に表示することが可能である。
本発明のプラスチック容器5は、印刷層Pの絵柄イメージに合わせて、外容器に用いる透明樹脂の色を種々選択してもよく、例えば、図17(a)に示すように、印刷層の絵柄として、海辺に立つ椰子の木等を用い、外容器の透明樹脂をスカイブルー系の色に着色してもよく、また、図17(b)に示すように、印刷層としてフルーツ(レモン)の絵柄に、外容器の透明樹脂として黄色系の色として、高級感や臨場感の溢れる容器構成とすることが可能である。特に、前記印刷層Pを外容器で覆うことが可能であり、絵柄の傷、擦れ等が生じる恐れがない。よって、図18に示すように、ホログラム等の種々の加飾を講じることにより、改ざん防止、イミテーション、偽造防止等の機能性を付与することが可能である。
また、前記印刷層Pとして、非接触型ICチップを接着付設したラベルPを用いることにより、商品名、生産情報等の製品情報を読み取り識別することが可能な容器を形成することが可能である。特に、容器が接触しても外容器4の緩衝作用によりICチップに傷等が生じることを防ぐことが可能である。
また、前記外容器2および前記外蓋4の前記透明樹脂としてエラストマー系樹脂を用いることにより、容器5の外面が弾性を有するため、滑り止め効果、静音効果等の高機能性を付与することが可能である。すなわち、前記エラストマー系樹脂(熱可塑性エラストマー)は、使用温度領域ではゴム弾性を有し、加工時における高温の加工温度領域では、熱可塑性プラスチックと同様な加工が可能である。よって、従来の射出・押出しなどの成形法により、高速な成形が可能であり、また、熱可塑性であるため、成形時あるいは使用後の再利用が可能といった長所がある。また、高い硬度を有し、このため着色や2次加工が容易である。
前記熱可塑性エラストマーとしては、ポリスチレン系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリエステル・ポリアミド系、イオノマー系のみならず、塩化ビニル系、塩素化ポリエチレン系、フッ素系エラストマー等のフッ素系ゴムや、イオン架橋エラストマー(イオノマー)等が挙げられる。
前記ポリスチレン系熱可塑性エラストマーは、伸びが大きく、圧縮ひずみ回復性が高く、各種熱可塑性エラストマー中で、従来のゴムに最も近い性能を有し、軽量、安価である。また、前記ポリオレフィン系熱可塑性エラストマーは、熱可塑性エラストマー中で最も比重が小さく、軽量かつ耐候性が良い。また、前記ポリウレタン系熱可塑性エラストマーは、高強度、高弾性で耐摩耗性に優れる長所がある。このように、種々特性を活かしたエラストマー樹脂を用いることで、外容器および外蓋に種々の機能性を付加することが可能である。
以上のように、本発明のプラスチック容器5は、樹脂成形により成形される容器本体12と蓋体34とを有するプラスチック容器5において、前記容器本体5は、内容器1と、該内容器1に形成された印刷層Pと、該印刷層Pの外面に形成された外容器2と、を有する容器本体12であって、前記外容器2が略透明樹脂からなることを特徴とするから、前記外容器2を通して前記印刷層Pを好適に表示することが可能であり、外容器2の透明樹脂による透過・屈折・反射等の作用によって、前記印刷層Pの絵柄が立体的に表示されるため、高意匠かつ宣伝効果の高いプラスチック容器5を形成することが可能である。
また、前記蓋体34は、内蓋3と、該内蓋3に形成された印刷層Pと、該印刷層Pの外面に形成された外蓋4と、を有する蓋体34であって、前記外蓋4が略透明樹脂からなることを特徴とするから、前記外蓋4を通して前記印刷層Pを好適に表示することが可能であり、外蓋4の透明樹脂による透過・屈折・反射等の作用によって、印刷層Pの絵柄が立体的に表示されるため、高意匠かつ宣伝効果の高いプラスチック容器5を形成することが可能である。
また、前記容器本体12若しくは前記蓋体34は、2色成形によって成形するから、2色または2種類の異なる樹脂A、Bからなる一体の成形品を同時に形成することが可能であり、2組の射出装置が同時に作動し半回転ごとに1つの成形品を得ることが可能である。
また、前記印刷層Pは、インモールドラベル成形によって、前記内容器1若しくは前記内蓋3と同時に成形するから、印刷層Pのフィルムやシート、紙等を、あらかじめ印刷専門の工場において、グラビア印刷や、凸版オフセット印刷や、スクリーン印刷などの高速印刷法で印刷することが可能であり、さらには、必要に応じてエンボス加工やコーティングを施すことが可能である。
また、前記略透明樹脂は、エラストマー系樹脂であることを特徴とするから、容器5の外面が弾性を有するため、滑り止め効果、静音効果等の高機能性を付与することが可能である。よって、外容器2が手にフィットし易くかつ滑りにくく、蓋体34の開閉等の容器5の取扱いを容易に行うことが可能なユニバーサルデザイン性に優れた容器を提供することが可能である。さらには、容器5が他の容器等と接触しても衝撃が緩和されるため、衝突音の発生が少なく、静かな取扱いが可能であり、軽量かつ薄肉であっても落下強度に優れるプラスチック容器5を提供することが可能である。
前記印刷層Pとしては、一般に、印刷基材層、ガスバリヤー層、接着層からなり、それぞれ独立して各層を製膜し、接着剤を介して貼合(ドライラミネーション)することで、または、その一部もしくは全層を溶融押出(EC、共押出)することで形成することが可能である。
前記印刷基材層としては、一般に印刷可能なものであれば特に限定されず、例えば、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロンフィルム等が適宜使用できる。
また、前記ガスバリヤー層としては、アルミ箔(7〜25μm)、または、金属もしくは金属酸化物を蒸着等によりプラスチックフィルム等に積層した、酸化珪素蒸着プラスチックフィルム、酸化アルミ蒸着プラスチックフィルム、アルミ蒸着プラスチックフィルムや、その他、ポリアクリロニトリル系樹脂、EVOH(エチレン酢酸ビニル共重合体ケン化物)、PVDC(ポリ塩化ビニリデン)フィルム、 PVDCコート二軸延伸プラスチックフィルム等が挙げられ、所望の性能に応じて適宜選択され得る。また、容器のガスバリヤー性を更に向上させるためには、容器の側面だけではなく、容器の底部にもガスバリヤー層を設けた底部用ラベルを別に用意してインモールド成形することができ、それにより一層ガスバリヤー性を向上させることができる。
また、前記接着層としては、射出樹脂と接着するものであれば特に限定されないが、通常、射出樹脂と同材質のプラスチックや、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合体)を含有するポリエチレン等接着性を有する樹脂、又はそれら樹脂が共押し出し加工、あるいは、コーティング加工されたプラスチックフィルム等が好適に使用できる。
なお、上記各層は常法に従い、ドライラミネーション法、押出ラミネーション法、押出コーティング法その他のコーティング法によって形成される。
前記印刷層Pの一例として、最外層から最内層に向けて以下の層構成からなるフィルムが挙げられる。
(1)延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)/ポリエチレンテレフタレートフィルム(印刷基材)(12μm)/アルミ箔(7μm)/ヒートシール層を有する延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)
(2)延伸ポリプロピレンフィルム(印刷基材)(30μm)/アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/ヒートシール層を有する延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)
(3)延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)/ポリエチレンテレフタレートフィルム(印刷基材)(12μm)/アルミナ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/ヒートシール層を有する延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)
(4)延伸ポリプロピレンフィルム(印刷基材)(30μm)/アルミ箔(7μm)/ヒートシール層を有する延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)
(5)延伸ポリプロピレンフィルム(印刷基材)(30μm)/酸化ケイ素蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(12μm)/ヒートシール層を有する延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)
(6)延伸ポリプロピレンフィルム(印刷基材)(30μm)/ヒートシール層を有する延伸ポリプロピレンフィルム(30μm)
(7)延伸ポリプロピレンフィルム(印刷基材)(60μm)/ヒートシール剤
(8)合成紙(80μm)/ヒートシール剤
上記のような層構成を有する印刷層Pを金型に予めセットし、溶融樹脂を金型内に射出することにより、内容器1と印刷層Pとが一体化したインモールドラベル容器を成形することができる。
また、本発明のプラスチック容器5の内容器1および内蓋3の材質の一例としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアクリル系趣旨、ポリメタクリル系樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂又はリサイクルポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリ乳酸等のバイオプラスチック樹脂、その他の樹脂の一種乃至二種以上を成形樹脂材料として使用し、これを、例えば、押出成形、射出成形、ブロー成形、キャスト成形、熱成形その他の成形法によって成形してなる、各種形態の成形容器を成形することが可能である。
前記内容器1および内蓋3への前記印刷層Pの形成方法は、上記インモールド成形やインサート成形等の各種ラミネート法のみならず、成形転写やサーモジェクト等の転写法を適宜用いることが可能である。また、前記印刷層Pの形成方法の一例としては、成形段階での加飾である樹脂の着色(多色成形)、成形する金型面を処理することによる表面テクスチャ(光沢、艶消し、文字等の浮き出し、彫り込み等)の付与や、成形品の表面に加飾をする塗装(ハードコート)、メタライジング、サンドブラストや機械加工による表面テクスチャ付与等が挙げられる。また、成形品への直接印刷法としては、ドライオフセット印刷、スクリーン印刷、パッド印刷等が挙げられる。
本発明のプラスチック容器の一例を示す図である。(a)容器の密封時を示す図である。(b)容器の密閉時を示す一部切断説明図である。 本発明のプラスチック容器の内容器の一例を示す図である。(a)内容器の一例を示す図である。(b)内容器の一例を示す一部切断説明図である。 本発明のプラスチック容器における、印刷層の一例を示す図である。(a)インモールドラベルの一例を示す図である。(b)内容器に印刷層を形成した場合の一例を示す図である。 本発明のプラスチック容器の容器本体の一例を示す図である。(a)容器本体を示す図である。(b)容器本体を示す一部切断説明図である。 本発明の容器を成形する金型の一例を示す説明図である。 本発明の容器を金型成形する一例を示す説明図である。 本発明の容器を金型成形する一例を示す説明図である。 本発明の容器を金型成形する一例を示す説明図である。 本発明の容器を金型成形する一例を示す説明図である。 本発明の容器を金型成形する一例を示す説明図である。 本発明の容器を金型成形する一例を示す説明図である。 本発明の容器を金型成形する一例を示す説明図である。 本発明の容器を金型成形する一例を示す説明図である。 本発明の容器における、蓋体の一例を示す図である。(a)内蓋と印刷層とを示す図である。(b)内蓋に印刷層を形成した場合の一例を示す図である。 本発明のプラスチック容器における、蓋体の一例を示す図である。(a)蓋体を示す図である。(b)蓋体を示す一部切断説明図である。 (a)(b)本発明のプラスチック容器の一例を示す図である。 (a)(b)本発明のプラスチック容器の別の例を示す図である。 本発明のプラスチック容器のさらに別の例を示す図である。 従来のプラスチック容器を示す図である。
符号の説明
1 内容器
2 外容器
3 内蓋
4 外蓋
5 プラスチック容器(容器)
12 容器本体
34 蓋体
P 印刷層(インモールドラベル)
10 1次金型
11 1次シリンダ
20 2次金型
21 2次シリンダ
A 樹脂
B 樹脂(エラストマー系樹脂)

Claims (5)

  1. 樹脂成形により成形される容器本体と蓋体とを有するプラスチック容器において、
    前記容器本体は、内容器と、該内容器に形成された印刷層と、該印刷層の外面に形成された外容器と、を有する容器本体であって、前記外容器が略透明樹脂からなることを特徴とする、プラスチック容器。
  2. 前記蓋体は、内蓋と、該内蓋に形成された印刷層と、該印刷層の外面に形成された外蓋と、を有する蓋体であって、前記外蓋が略透明樹脂からなることを特徴とする、請求項1記載のプラスチック容器。
  3. 前記容器本体若しくは前記蓋体は、2色成形によって成形することを特徴とする、請求項1乃至2記載のプラスチック容器。
  4. 前記印刷層は、インモールドラベル成形によって、前記内容器若しくは前記内蓋と同時に成形することを特徴とする、請求項1乃至3記載のプラスチック容器。
  5. 前記略透明樹脂は、エラストマー系樹脂であることを特徴とする、請求項1乃至記載4のプラスチック容器。
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