JP2009146742A - コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車のエンジンルーム内のスペースを広く確保することができるコネクタ装置を提供する。
【解決手段】コネクタ装置は、基板本体18に内蔵した回路と電気的に接続されて外方に突出する複数の雄端子20を有するECU基板12と、前記雄端子20と接触して電気的に接続される複数の雌端子を収容した非防水のコネクタ16と、前記コネクタ16の前記雌端子と電気的に接続されるバスバーを有する第2の基板と、を備え、前記雄端子20と前記雌端子とが接触するように前記ECU基板12が前記コネクタ16に装着されるとともに前記バスバーと前記雌端子が電気的に接続するように前記第2の基板が前記コネクタ16に固着される。前記コネクタ16には前記ECU基板12及び前記第2の基板14の装着部にショート防止構造38が設けられる。このコネクタ装置は、車両の自動変速機内の油中に浸漬された状態で配設される。
【選択図】図9

Description

本発明は、自動車等の車両の電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)の接続に用いられるコネクタ装置に関する。
図11は、ECUの接続に用いられる従来のコネクタの断面図である。このコネクタ100は、自動車の自動変速機103の外側に設けられ、ECU側コネクタ101がタワー側コネクタ102と嵌合可能で、両コネクタ101,102を所定深さまで嵌合させて両コネクタ101,102を芯出しした後に、ボルト110を締め込むことで完全嵌合状態にしている。そして、所定深さにおいて、ECU側コネクタ101に設けられた検知アーム104がタワー側コネクタ102に設けられた受け部105に弾性的に係止されるとともに、検知アーム104によって対向する面を叩打可能となっている。したがって、両コネクタ101,102の嵌合が所定深さに至った後に、ボルト締めを開始することで、タワー側端子106の先端が折れ曲がったり、両コネクタ101,102が破損したりする等の不具合を回避することが可能である。
特開2006−351412号公報
ところが、上記従来のコネクタ100は、自動変速機103の外側に取り付けられているので、自動変速機103が配設されているエンジンルーム内が狭くなり、エンジンルーム内でのメンテナンス等の作業がしづらいという問題がある。
本発明の目的は、上記問題を解決することにあり、自動車のエンジンルーム内のスペースを広く確保することができるコネクタ装置を提供することにある。
本発明の目的は、下記構成により達成される。
(1) 基板本体、および該基板本体に内蔵した回路と電気的に接続されて外方に突出する複数の雄端子を有するECU基板と、前記雄端子と接触して電気的に接続される複数の雌端子を収容した、前記ECU基板が着脱可能な非防水のコネクタと、前記コネクタの前記雌端子と電気的に接続されるバスバーを有する第2の基板と、を備え、前記雄端子と前記雌端子とが接触するように前記ECU基板が前記コネクタに装着されるとともに前記バスバーと前記雌端子が電気的に接続するように前記第2の基板が前記コネクタに固着されたコネクタ装置であって、前記コネクタには前記ECU基板及び前記第2の基板の装着部にショート防止構造が設けられ、車両の自動変速機内の油中に浸漬された状態で配設されることを特徴とするコネクタ装置。
(2) 前記コネクタはハウジング本体と該ハウジング本体に装着されるカバーとを有し、前記雌端子は前記バスバーに電気的に接続される接続片を一体に形成され、前記接続片の自由端部は前記ハウジング本体の側壁を貫通して外部に露出して配置され、前記ハウジング本体の前記側壁は複数の前記接続片間に位置した部分が前記側壁の端部から前記側壁の延在方向に更に延びて形成される隔壁を有し、前記カバーは前記隔壁に空隙を介して対向する凹部を有し、前記隔壁と前記凹部とにより前記ショート防止構造を構成していることを特徴とする前記(1)記載のコネクタ装置。
(3) 前記第2の基板は、前記バスバーをインサート成形により一体成形したものであることを特徴とする前記(1)又は(2)記載のコネクタ装置。
前記(1)の構成によれば、従来は自動変速機の外側に配設されていたコネクタ装置が自動変速機内に配設されるので、車両のエンジンルーム内に広いスペースを確保することができ、メンテナンス等の作業が容易になる。また、コネクタ装置の基板装着部にはショート防止構造が設けられているので、自動変速機内の油中に変速装置の摩耗により発生した導電性金属粒子が混入していても、コネクタ装置がショートを起こすことがなく、確実な制御を実行することができる。
前記(2)の構成によれば、基板装着部における端子片間に、コネクタのハウジング本体から延びる隔壁が位置し、カバーには隔壁と対向する形状の凹部が形成されているので、端子片間に長い沿面距離を確保することができ、端子片間のショートを確実に防止することができる。
本発明のコネクタ装置によれば、自動車等の車両のエンジンルーム内に広いスペースを確保することができ、メンテナンス等の作業が容易になる。また、自動変速機内の油中に変速装置の摩耗により発生した導電性金属粒子が混入していても、コネクタ装置がショートを起こすことがなく、ECU基板との接続に非防水のコネクタを用いていても確実な制御を実行することができる。
以下、本発明に係るコネクタ装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るコネクタ装置の斜視図、図2はコネクタのECU基板装着側の斜視図、図3は雌端子を拡大して示したコネクタの分解斜視図、図4はコネクタの第2の基板装着側の斜視図、図5はECU基板の斜視図、図6はECU基板の裏側の斜視図、図7はバスバーの斜視図、図8は第2の基板の斜視図、図9はECU基板とコネクタの斜視図、図10は図9のA部拡大図である。
コネクタ装置10は、電気回路を内蔵したECU基板12と、自動車用自動変速機の油圧制御等に用いられる電子機器に電気的に接続される第2の基板14(図8参照)と、ECU基板12及び第2の基板が装着されるコネクタ16とを備える。このコネクタ装置10は、シール部材を備えていない非防水構造でありながら自動車用自動変速機内の油中に配設され、自動変速機内の油圧制御等に用いられる。
ECU基板12には、基板本体18に内蔵した電気回路に接続された多数の雄端子20が設けられ、これらの雄端子20はECU基板12の下面から突出して設けられている。コネクタ16は、ハウジング本体内22に図3に示す雌端子24を収容し、ハウジング本体22の下部開口をカバー26により閉塞されている。雌端子24は、ECU基板12の雄端子20が圧入されて係合する角筒状の箱部28と、この箱部28の下部に一体に成形された接続片30とからなる。雌端子24は、ハウジング本体18の上部に開口した孔26に箱部28が嵌合してハウジング本体22内に収容されている。また、接続片30は、ハウジング本体22の側壁32の端縁に形成された切欠33から側方に向けて外部に突出している。
ECU基板12の雄端子20がコネクタ16内の雌端子24の箱部28に係合(即ち、接触)するようにECU基板12がコネクタ16に装着され、これによりECU基板12とコネクタ16とは電気的に接続される。なお、ECU基板12はコネクタ16に着脱可能に構成されている。ここで、ECU基板12とコネクタ16とは密接しており、ECU基板12とコネクタ16との間には隙間がなく、油中の導電性鉄粒子がECU基板12とコネクタと16の間に侵入できないようになっている。このような密接構造により、ECU基板12とコネクタ16との間のショート防止構造が構成されている。
また、ハウジング本体22の側板32の縁部において、ハウジング本体22内から突出する接続片30間に位置する部分が、側板縁部から更に延在して隔壁34(図10参照)が形成されている。この隔壁34は、第2の基板14とコネクタ16とのショート防止構造38の一部となる。
カバー26の周縁部には、第2の基板14とコネクタ16とのショート防止構造38を構成する凹溝36(図10参照)が外方に向けて形成されている。この凹溝36は、ハウジング本体22の隔壁34と間隙を持って対向する形状であり、隔壁34と凹溝36とによりショート防止構造38を構成している。なお、図3に示すカバー26はハウジング本体22内に突出した台部40が形成されており、台部40によりハウジング本体22内の容積を低減しているが、この台部40は省略してもよい。
第2の基板14に備えられるバスバー42は、コネクタ16から突出した接続片30と同数であり、図7に示すようにハウジング本体22の平面形状に相当する空間を包囲する配置でインサート成形される。これにより、図8に示すように、バスバー42は内側の端部が接続片に対応して第2の基板14の凹部44内に位置している。バスバー42は第2の基板14に内蔵された電気回路46と電気的に接続されている。
また、第2の基板14上にコネクタ16を載置した状態で、コネクタ16から突出した接続片30がバスバー42にはんだ付けされて電気的に接続される。そして、第2の基板14は電気回路46及び図示しない接続端子を介して自動変速機の外部の機器と電気的に接続される。なお、図1においては、第2の基板本体48は図示せず、バスバー42だけを図示してある。
図10に示すように、ハウジング本体22の側壁32から延在する隔壁34と、カバー26に形成された凹溝36とにより、ショート防止構造38が構成される。隔壁34はコネクタ16から突出した接続片30間に位置して延在し、対する凹溝36は隔壁34に対向し、隣り合う接続片30間の沿面距離が長く確保されている。したがって、自動変速機内の油中において、導電性金属粒子が接続片30に付着しても、導電性金属粒子が隣の接続片30にまで跨ることがなく、接続片30間のショートを確実に防止することができる。
また、図8に示すように、第2の基板14は、隣り合うバスバー42間に、基板本体48から隔壁50が延び、隣り合うバスバー42間がショートすることを防止している。なお、この隔壁42は省略してもよい。
上記実施形態によれば、ECU基板12がコネクタ16から着脱可能であるので、制御内容の変更等に応じてECU基板12を交換することが容易である。ECU基板12を装着したコネクタ16が自動変速機内の油中に配設されるので、自動変速機の外部にこれらを配設する必要がなく、エンジンルーム内のスペースを広く確保することができる。これにより、メンテナンス等の作業が容易になる。
また、コネクタ16はECU基板12及び第2の基板14との装着部にショート防止構造38が設けられているので、防水処理を施されていない非防水のコネクタ16を用いてもショートの問題がなく制御が実行される。更に、非防水のコネクタ16を用いることにより、シール部材が不要であるのでコネクタ16が小型であり、自動変速機内でのコネクタ装置10の占有スペースが狭くてすみ、コネクタ装置10の配設の自由度も高い。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明の目的を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係るコネクタ装置の斜視図である。 コネクタのECU基板装着側の斜視図である。 コネクタの分解斜視図である。 コネクタの第2の基板装着側の斜視図である。 ECU基板の斜視図である。 ECU基板の下側の斜視図である。 バスバーの斜視図である。 第2の基板の斜視図である。 ECU基板とコネクタの斜視図である。 図9のA部拡大図である。 従来のECUコネクタの取付状態図である。
符号の説明
10 コネクタ装置
12 ECU基板
14 第2の基板
16 コネクタ
18 基板本体
20 雄端子
22 ハウジング本体
24 雌端子
26 孔
28 箱部
30 接続片
32 側壁
34 隔壁
36 凹溝
38 ショート防止構造
40 台部
42 バスバー
44 凹部
46 電気回路
48 基板本体
50 隔壁

Claims (2)

  1. 基板本体、および該基板本体に内蔵した回路と電気的に接続されて外方に突出する複数の雄端子を有するECU基板と、前記雄端子と接触して電気的に接続される複数の雌端子を収容した、前記ECU基板が着脱可能な非防水のコネクタと、前記コネクタの前記雌端子と電気的に接続されるバスバーを有する第2の基板と、を備え、前記雄端子と前記雌端子とが接触するように前記ECU基板が前記コネクタに装着されるとともに前記バスバーと前記雌端子が電気的に接続するように前記第2の基板が前記コネクタに固着されたコネクタ装置であって、前記コネクタには前記ECU基板及び前記第2の基板の装着部にショート防止構造が設けられ、車両の自動変速機内の油中に浸漬された状態で配設されることを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記コネクタはハウジング本体と該ハウジング本体に装着されるカバーとを有し、前記雌端子は前記バスバーに電気的に接続される接続片を一体に形成され、前記接続片の自由端部は前記ハウジング本体の側壁を貫通して外部に露出して配置され、前記ハウジング本体の前記側壁は複数の前記接続片間に位置した部分が前記側壁の端部から前記側壁の延在方向に更に延びて形成される隔壁を有し、前記カバーは前記隔壁に空隙を介して対向する凹部を有し、前記隔壁と前記凹部とにより前記ショート防止構造を構成していることを特徴とする請求項1記載のコネクタ装置。
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