JP2009144716A - ターボ機械用の多段タービンを設計する方法 - Google Patents

ターボ機械用の多段タービンを設計する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ターボ機械用の多段タービンを設計する方法を提供する。
【解決手段】ターボ機械用の多段タービンを設計する方法であり、各タービン段は、それぞれがエアフォイルの環状列から構成されるステータ列およびロータ列を備え、ステータ列またはロータ列のすべてに関して、上記エアフォイルの後縁からの伴流を直線化するために、上記列のエアフォイルの形状を同時に変更し、次に、ステータ(またはロータ)エアフォイルのエアフォイルからの伴流が、下流に位置する列のステータ(またはロータ、それぞれについて)エアフォイルの前縁に対して衝突するように、列を角度的に位置決めし、タービン全体に関して同時に多段空気力学的結合を達成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、航空機のターボプロップまたはターボジェットなどのターボ機械用の多段タービンを設計する方法に関する。
ターボ機械タービンは、複数の段を備え、各段は、静止ステータ格子または列と、可動ロータ格子または列とから構成される。各列は、タービンの長手軸を中心にして規則的に分散された環状の列のエアフォイルから構成される。ロータ列のエアフォイルは、タービンの軸に接続されたディスクによって保持され、ステータ列のエアフォイルは、タービンの外部ケーシングに接続される。
列のエアフォイルは、高温ガスがタービンを通って流れるフローセクションの実質的に半径方向の範囲全体に亘って延在する。高温ガスは、ターボ機械の燃焼室から出て、タービンを通って流れ、これにより回転する際にタービンの軸を駆動するロータ列にエネルギを供給する。
タービンの性能を改善するために、ステータ列によって互いから離隔される2つの連続的なロータ列の間、またはロータ列によって互いから離隔される2つの連続的なステータ列の間に多段空気力学的結合を実現することが知られている。
多段空気力学的結合は、同一のタイプであり、同数のエアフォイルを有するか、または上流に位置する同一のタイプのエアフォイルの数の倍数である数のエアフォイルを有する2つの連続的な列(すなわち、2つのロータ列または2つのステータ列)を選択することと、上流列のエアフォイルの後縁から形成される伴流が、下流列のエアフォイルの前縁に一定の許容限界内で衝突するように、上流列に対して下流列を角度的に位置決めすることと、を含む。
そのような結合を達成するために、タービンを設計するための方法が既に提案されている。しかし、それらの方法は、時間の観点から極めて費用のかかる複雑な計算を用いており、それにより、従来の設計期限に合わせられない。さらに、それらの方法は、必ずしもタービンのフローセクションの高さ全体に亘って、すなわち、列のエアフォイルの半径方向の範囲全体に亘って多段空気力学的結合を考慮しているわけではない。最後に、現在入手可能な方法は、同一のタイプの1対の列にのみ、すなわちタービンの1つ半の段(ステータ列/ロータ列/ステータ列またはロータ列/ステータ列/ロータ列)に適用され、したがって、すべてのタービンの段を設計するためには、複数回繰り返される必要がある。この対処法は、大きな欠点を呈する。すなわち、列の対は、列の他の対に独立して角度的に位置決めされるのに対して、各列は、タービンフローセクションの高さ全体を考慮しながら、上流に位置する列の角度位置によって決まるものであり、下流に位置する列の角度位置に影響を及ぼすものである。計算時間の観点から費用のかかる長期にわたる反復的工程に依存しなければ、この欠点により、多段空気力学的結合に関して最適化されていないタービン構成となってしまう。
本発明の特定の目的は、簡単かつ効果的で廉価なこれらの問題に対する解決策を提供することである。
本発明は、多段空気力学的結合がタービンのロータ列のすべてまたはステータ列のすべてに亘って同時に達成されることを可能にし、これを、タービンフローセクションの実質的に高さ全体に亘って実行することを可能にする設計方法を提供する。
このために、本発明は、ターボ機械用の多段タービンを設計する方法を提供し、タービンの各段はステータ列およびロータ列を備え、各列はエアフォイルの環状列によって形成され、各ステータ(またはロータ、それぞれについて)列は、同数のエアフォイルを有するか、または上流に位置する同一のタイプのエアフォイル列の数の倍数である数のエアフォイルを有し、方法は、ステータ列またはロータ列のすべてに関して、
a)エアフォイルの実質的に半径方向の範囲全体に亘って、上記エアフォイルの後縁から伴流を直線化するために、種々の列のエアフォイルの形状を同時に変更することと、
b)段nのステータ(またはロータ、それぞれについて)列からの伴流が、下流段n+1のステータ(またはロータ、それぞれについて)列の前縁に一定の角度許容限界内で衝突するように、列を互いに角度的に位置決めし、タービン全体に亘って同時に多段空気力学的結合を達成するようにすることと、を含む。
本発明は、タービンのロータ列およびステータ列に対して等しく十分に適用し、タービンにおける所与のタイプの列のすべてに亘っておよびタービンフローセクションの実質的に高さ全体に亘って、すなわちエアフォイルの半径方向の範囲全体に亘って、同時に多段空気力学的結合を達成する。したがって、「列」という用語は、本願明細書において、ロータ列またはステータ列のいずれかを表すために用いられる。
本発明の方法は、まず、エアフォイルの半径方向の範囲全体に亘って、エアフォイルの後縁からの伴流を直線化するために、種々の段のロータまたはステータのエアフォイルの形状を同時に変更または最適化する。
「伴流を直線化する」という用語は、本願明細書において、伴流のプロファイルが実質的に直線になるようにすることを意味するために用いられ、これらのプロファイルは、プロファイルの流線と、列のエアフォイルの前縁と実質的に一致するタービンの回転軸に対して垂直な平面との交点によって形成される。エアフォイルの後縁からの伴流は、一般的に変形されるか、または波打っているプロファイルを有し、その結果、次の段で同一のタイプのエアフォイルの前縁と可能な限り合わせて整列されたとしても、多段空気力学的結合を最適化することが可能ではない。本発明により、タービンにおいて当該同一のタイプの種々の列に関する角度調整または設定を実行する前に、エアフォイルの伴流を直線化することによって、この欠点を解消することができる。
方法は次に、段nのステータ(またはロータ、それぞれについて)エアフォイルからの伴流が、下流段n+1のステータ(またはロータ、それぞれについて)エアフォイルの前縁に対して一定量の許容限界で衝突するように、列を互いに角度的に位置決めすることを含む。
タービンは、有限数の段を有する。タービンの第2の段のロータ列またはステータ列は、その上流に位置する第1の段における同一のタイプの列に対して角度的に位置決めされ、このステップは、前のステップで伴流の直線化が行われたことによってより容易になる。第1の列に対する第2の列の角度位置は、第1の列のエアフォイルからの伴流が、列において2つの隣接するエアフォイル間のピッチの割合に略対応する一定の角度許容限界内で、第2の列の同一のタイプのエアフォイルの前縁に対して衝突するように決定される。第2の段の下流に位置する第3の段において同一のタイプの列は、今度は、上述したのと同様に角度的に位置決めされ、以下同様に、タービンの最後の下流の段まで続く。
ステップa)において、方法は、
1)エアフォイルの実質的に半径方向の範囲全体に亘って種々の列のエアフォイルの形状を画定することと、
2)例えば、タービン全体に亘って軸対称なフローの計算によって、エアフォイルの実質的に半径方向の範囲全体に亘って種々の列のエアフォイルの周囲のガスの平均フローを判定することと、
3)種々の列のエアフォイルからの伴流がどのように変化するかを判定することと、
4)段nのステータ(またはロータ、それぞれについて)エアフォイルからの伴流が、それぞれの下流n+1のステータ(またはロータ、それぞれについて)エアフォイルの前縁に対して、所与の角度許容限界内で、実質的に平行であることを確認することと、を含んでいてもよい。
エアフォイルの形状は、一例として、エアフォイルの空間的分散、エアフォイルの曲率、エアフォイルの前縁および後縁の角度位置などから選択される1つ以上のパラメータを変化させることによって、変更されてもよい。1列のエアフォイルの形状は、他の段のエアフォイルの形状と同一であってもよく、または異なっていてもよい。
エアフォイル間のガスの平均フローは、タービン全体に亘って、少なくとも1つの軸対称のフロー計算によって判定することができ、エアフォイルの半径方向の範囲全体に亘って、上記の計算は、例えば、半径方向の平衡の原理またはオイラーの定理に基づいている。
その後、種々の列におけるエアフォイルから伴流における変動は、適切なソフトウェアツールを用いて解析され、伴流は、下流に位置する列のエアフォイルの前縁に実質的に半径方向に、平行に延在することが確認される。
確認が満足されない場合には、本発明の方法は、さらに、
5)エアフォイルの半径方向の範囲全体に亘って、種々の列のエアフォイルの形状を変更することと、
6)各列に関して、2次元または3次元の定常流計算によって、変更されたエアフォイルの空気力学的挙動を確認することと、
7)ステップ2)、3)および4)を反復することと、を含んでいてもよい。
列におけるエアフォイルの形状を変更している間、方法は好ましくは、変更がタービンの性能に直接的影響を与えないように、上記列の平均負荷分散を保持することを含む。
ステップ6)において用いられ得る定常流計算は、例えば2次元(2D)または3次元(3D)ナビエ−ストークス方程式に基づいてもよく、これらにより、1つ以上の流線に亘って各エアフォイルの挙動を確認することができる。
上述したステップ5)、6)および7)は、各列におけるエアフォイルから伴流が、十分に直線化され、すぐ下流に位置する同一のタイプの列のエアフォイルの前縁と実質的に整列されるまで、1回以上繰り返され得る。
ステップ5)、6)および7)によって構成されるループの反復数を制限するために、ステップ4)の結果の関数として、データベースに基づいて、ステップ5)において列に適用されることになっている最適な形状の変化を推定する最適化アルゴリズムを用いることができる。
本発明の方法はまた、ステップ4)または7)の後に、例えば、3次元定常流計算によって、タービンにおいてガスの挙動を解析することによって、タービンの空気力学的挙動を確認することを含んでいてもよい。
このステップは、タービンの全体の空気力学的挙動を評価することによって、エアフォイルに形成される形状の変化を確認するように機能するが、まだ最適化されていないために、多段空気力学的結合の効果は考慮しない。このステップは、3次元ナビエ−ストークス方程式に基づいて、少なくとも1つの定常流計算によって行うことができる。
ステップb)において、方法は、
i)例えば、少なくとも1つの非定常流計算を用いることによって、上流段nのステータ(またはロータ、それぞれについて)列に対して、且つ、上記の段nの列のエアフォイルの伴流に対して、各段n+1のステータ(またはロータ、それぞれについて)列に関する最適な角度位置を特定することと、
ii)段nのステータ(またはロータ、それぞれについて)列のエアフォイルによって形成される伴流が、下流段n+1のステータ(またはロータ、それぞれにおいて)エアフォイルの前縁に対して、一定の角度許容限界内に衝突するように、上流から下流まで列を互いに角度的に位置決めすることを含んでいてもよい。
本発明はまた、ターボ機械用の多段タービンを作製する方法を提供し、この方法は、上述の方法によってタービンを設計することと、次に、上記の設計方法によって定義されるような列によって上記のタービンを製造することと、を含む。
本発明はまた、上記で特定されるように設計されて作製されるタービンを含む航空機ターボプロップまたはターボジェットなどのターボ機械を提供する。
非限定的な実施例によって、添付図面を参照して行われる以下の説明を読めば、本発明は、よりよく理解されることができ、本発明の他の特性、詳細および利点は、さらに明確になる。
ターボ機械の多段タービンを部分的且つ極めて概略的に示す図である。 図1のタービンの段の3つのエアフォイルの概略斜視図であり、これらのエアフォイルの前縁での伴流のプロファイルを示している。 図2に対応する図であり、伴流を直線化するために、本発明の方法のステップを実行した後に、エアフォイルの前縁における伴流のプロファイルを示す。 本発明の方法の変形ステップを示すフローチャートである。
まず、航空機ターボプロップまたはターボジェットなどのターボ機械の多段タービン10の一部を極めて概略的に示される図1を参照すると、タービン10は、有限数k個の段を有し、各段は、ステータ列または格子12と、ステータ列12の下流に位置するロータ列または格子14と、を備える。
各ステータ列12は、タービンの長手軸18を中心に規則的に分散され、タービンの外部ケーシング(図示せず)によって保持される複数の翼16を備える。各ロータ列14は、ディスク(図示せず)によって保持され、同様に、タービンの軸18を中心に規則的に分散された複数のブレード20を備える。
ステータ列12およびロータ列14は、同数のエアフォイル16および20を有する。変形例において、1つの列12、14におけるエアフォイル16、20の数は、その上流に位置する同一のタイプの列におけるエアフォイルの数の倍数であってもよい。したがって、所与のタイプの列はそれぞれ、px個のエアフォイルを有してもよく、xは、エアフォイルの所与の数であり、pは、1、2、3またはそれ以上の正の整数である。図示の実施例において、分かりやすくするために、ロータ列14およびステータ列12はそれぞれ、4つのエアフォイルを有している。
ロータ列14は、軸18を中心にして同一の方向(矢印22によって概略的に表される)に回転するように駆動される。ステータ列は、静止しており、それらの翼は、タービンを通ってガスのフローを再指向するように機能する。周知の態様において、各エアフォイル16、20は、タービンのフローセクションにおいて流れるガスに対して、前縁および後縁を備える。
従来技術において、上流のロータ列のブレード20からの伴流は、すぐ下流に位置するロータ列のブレード20の前縁に対して、一定の角度許容限界で、衝突するように、すなわち、1つのステータ列によって上流のロータ列から離隔されるように、ロータ列14を互いに角度的に位置決めすることが周知である。一般的に、この多段空気力学的結合は、特に、タービンの性能およびターボ機械の性能を改善するように機能する。また、このような結合は、ロータ列14と同様に、ステータ列12でも行われることができる。
図1の実施例において、矢印24および26は、段nのステータ列12の翼16の後縁からの伴流およびロータ列14のブレード20の後縁からの伴流をそれぞれ表し、矢印28および30は、その下流に位置する他方のタイプの列を通過した後の、段n+1におけるステータの翼16の前縁またはロータのブレード20の前縁に達する同伴流をそれぞれ表す。
これらの伴流の前方部分は、比較的複雑であり、伴流がタービンのフローセクションに沿って前進するときに変化する形状を呈する。伴流の前方が、エアフォイル16、20の前縁に達すると、一般的に、図2において曲線32によって概略的に表されるように波打つか、または変形されるプロファイルを有する。この曲線32は、エアフォイル16、20の前縁と実質的に一致するタービンの軸に対して垂直な平面および伴流の流線の交点によって得られる。
従来技術において、多段空気力学的結合は、曲線32によって表される伴流が、エアフォイル16、20の前縁と可能な限り合わせて整列されるように、所与のタイプのエアフォイルを互いに角度的に位置決めすることによって達成される。しかし、特に、伴流の大部分(図2において陰影を付けた部分)が、エアフォイルの前縁から離れており、したがって、上記の縁に対して衝突しないため、そのような状況下で、多段空気力学的結合は、最適ではない。角度許容限界は、一般的に(破線34によって表されるように)前縁の位置に関して画定されるので、そのすぐ上流に形成される伴流が実際は、エアフォイルの前縁に対して衝突すると考えられる。これらの許容限界34は、当該列において2つの隣接するエアフォイル16、20の間のピッチの割合として表すことができる。一例として、この許容限界は、2つの隣接するエアフォイル間のピッチの±15%であってもよい。伴流の陰影を付けた部分は、これらの許容限界34の外側に位置し、したがって、多段空気力学的結合に寄与しない。
本発明は、ステータ列12またはロータ列14を互いに角度的に位置決めする前に、エアフォイル16、20の後縁からの伴流を直線化することによって、この問題を解消することを可能にする。
図4は、本発明の方法の非限定的な実施を示すフローチャートである。
この方法は、2つの基本的な段階36および38を含み、これらの段階は、破線の囲み線によって概略的に表され、第1段階36は、タービンにおいて所与のタイプの列のすべてにおいてエアフォイルの形状を同時に変更または最適化して、実質的に半径方向の範囲全体に亘る上記のエアフォイルの後縁からの伴流を直線化し、第2段階は、上述した伴流が、すぐ下流に位置するエアフォイルの前縁に対して一定量の角度許容限界内で衝突するように、問題の列を互いに角度的に位置決めする。
したがって、第1段階36の目的は、伴流の前方が、下流に位置決めされるエアフォイルの前縁に実質的に平行になるように、伴流を直線化することである。図3に示される実施例において、伴流を直線化することは、わずかだけ波打つ曲線37によって概略的に表される伴流の前方のプロファイルの平坦化と見なすことができる。
列を角度的に位置決めする第2段階38は、より簡潔であり、伴流とエアフォイルの前縁との間で、適切な整列を確保するように、所定の角度位置決め許容限界内でこれらのプロファイルを位置決めし、最適化された多段空気力学的結合を得るようにすることにある。図3においては陰影を付けた部分はなく、このことは、本発明の方法を実施することによって、伴流が、エアフォイル16および20の前縁に対して、完全に衝突するようにさせることを意味する。
より正確には、本発明の方法の第1段階36は、まず(ステップ40)タービンにおいて同一タイプの各列におけるエアフォイルの形状を画定する。k個の段を有するタービンは、同一タイプのk個の列を有し、したがってある形状のこのタイプのエアフォイルのk個の列が最適化される。ある段のエアフォイルの形状は、別の段のエアフォイルの形状とは異なってもよく、例えば、エアフォイルの空間的分散、エアフォイルの曲率または反り、エアフォイルの前縁および後縁の角度位置、吸気口および排気口の幾何的角度、軸方向および方位角方向の重なりなどから選択される1つ以上のパラメータによって画定される。この形状は、エアフォイルの実質的に半径方向の範囲全体に亘って決定される。
方法を通じて一定のままである幾何的パラメータを与えることもできる。これは、例えば、タービンの効率に好ましくない影響を与えることを回避するために、一定に維持されることが好ましい各列に対する平均負荷の分散が当てはまる。効率は、この段当たりの負荷の分散に密接に関連している。
実際には、多段空気力学的結合は、フローセクションの一定の高さに関して、例えば、フローセクションの高さの80%、すなわち、エアフォイルの半径方向の寸法の略80%に対応して実行される。残りの20%は、ガスの流れが二次的現象(高い乱流領域)によって影響されて複雑であるタービンのフローセクションの内部周辺部分および外部周辺部分(各部分はそれぞれ、10%を占める)に対応する。したがって、周辺部分において多段空気力学的結合を達成することは困難である。
その後、方法は、(ステップ42)エアフォイルの実質的に半径方向の範囲全体に亘って、当該各列におけるエアフォイルの周囲のガスのフロープロファイルを決定する。このステップ42では、フローセクションにおける複数の高さで、およびエアフォイルの実質的に半径方向の範囲全体に亘ってタービンの全体の三角形分割を求める。また、このステップ42は、列の障害物に関連する障害、流線の位置およびこれらの流線に沿った流体粒子の平均速度を決定するように機能する。ステップ42は、半径方向の平衡の原理またはオイラーの定理に基づいて、タービン全体に亘る軸対称のフローの計算によって実行することができる。この種の計算は、当業者には公知であり、以下の文献に記載されている:
L.H.Smith,Jr.,Journal of Engineering for Power,January 1966,「The radial−equilibrium equation of turbomachinery」
R.A.Novak,Transactions of the ASME,October 1967,「Streamline curvature computing procedures for fluid−flow problems」。
次のステップ44では、各列におけるエアフォイルによって形成された伴流がどのように振る舞うかを判定する。このステップ44は、伴流の位置において変動を解析する適切なユーティリティプログラムを用いて実施することができる。このユーティリティプログラムにより、各列から下流に位置する同一のタイプの列まで全面的に、且つタービンにおけるフローセクションの高さ全体に亘って、または実質的に高さ全体(例えば、上述の状況において上記の高さの80%)に亘って、伴流の流体粒子の平均経路を計算することができる。特に、このユーティリティプログラムは、ステップ42において計算された平均フローにおける流体粒子の速度のほか、エアフォイルの形状も用いて、タービン全体における平均フローの流体粒子の空間位置が、(上述の二次的現象によって影響される領域を無視して)時間の関数としてどのように変化するかを判定することができる。
その後、ステップ46において、伴流が、十分に直線化されているかどうか、すなわち、これらの伴流のプロファイルが、下流に位置するエアフォイルの前縁に対して、且つその実質的に半径方向の範囲全体に亘って、実質的に平行であるか否か確認される。
ステップ46における確認結果が否定である場合には、エアフォイルの形状を変更して最適化する追加的なステップ48が行われる。これは、各列におけるエアフォイルに対して新たな幾何的定義(ステップ40)を作成する。
その後、次のステップ50において、1つ以上の流線に亘って最適化されたエアフォイルの空気力学的挙動が確認される。この確認は、当業者には公知である2次元または3次元のナビエ−ストークス方程式に基づく定常流計算によって行われてもよい。このステップ50により、エアフォイルに対して行われた幾何的な変更を迅速に確認することができる。
その後、ステップ42および44が繰り返され、所望の結果が達成されたか、またはさらに改善され得るか否かを知るために、ステップ46中に同様に確認が行われる。
一連のステップ40、50、42、44、46および48によって表されるループは、必要に応じて、ステップ46の結果が肯定になるまで、1回以上行われ得る。このループは、自動化されて、ステップ46の結果としてエアフォイルに対して行われる幾何的変更を各ステップ48において定義することができるようにすることができる。この自動化は、伴流を直線化することに関して所望の収束を得るために、このループの繰返し回数を制限するように機能する最適化アルゴリズムを用いることによって可能である。種々の最適化アルゴリズムは、科学文献に記載されている。一例として、以下の参考文献がその1つを記載している:
Milagros Vau Griken,「Optimisation pour l’apprentissage et apprentissage pour l’optimisation」,Universite Paul Sabatier,Laboratoire MIP(UMR 5640),April 2005。
上述のステップは、比較的簡単な計算に基づいているため、これらの繰返しは、当分野において現在利用可能な設計方法とは対照的に、計算時間の観点から費用がかからない。
ステップ46の結果が肯定であるとき、多段空気力学的結合を考慮することなく、タービンの全体性能が確認される(ステップ52)。この目的のために、3次元のナビエ−ストークス方程式に基づく少なくとも1つの定常流計算を用いることが可能である。ここで、本発明の方法の第1段階は終了する。この第1段階は、伴流に含まれる流体粒子の辿る時間−空間経路を完全に記載するためにのみ機能する。この段階は、本質的に平均流データを利用可能にするものであり、このデータは、フローセクションの実質的に高さ全体に亘って、伴流を直線化するのに十分である。
第2段階38は、特に伴流中の流体粒子の正確な時間−空間経路を画定し、次に、タービンにおける同一のタイプのすべての列に亘って、多段空気力学的結合を達成するように、同一のタイプの列を互いに角度的に位置決めする。
第2段階38は、タービンにおける同一のタイプの2つ以上の連続的な列に対して実施することができ、タービン全体に亘って任意に実行されてもよい。
第2段階38は、まず、第2の段の上流にある第1の段の列に対する、特に、上記上流段の列のエアフォイルによって形成された伴流に対する、第2の段の列の最適角度位置を特定する。これは、同様に当業者に公知であるように、当該列の対に対する少なくとも1つの非定常流計算を用いて実行することができる。複数の非定常計算法が利用可能である。そのような計算法の1つが、以下の参考文献に記載されている:
G.A.Gerolymos,V.C.Chapin,「Generalized expression of chorochronic periodicity in turbomachinery blade−row interaction」,Rech.Aerosp.,Vol.1991_5,No.5,1991,pp.69−73
G.A.Gerolymos,G.J.Michon,J.Neubauer,「Analysis and application of chorochronic periodicity in turbomachinery rotor/stator interaction computations」,J.Prop.Power,vol.18,2002,pp.1139−1152。
一旦、この特定が行われると、第2の列は、上流の列に対して角度的に設定され、次に、同一のステップ54が下流に位置する段3、4、...、kの列に関して行われる。
一旦、多段空気力学的結合が、タービンにおける所与のタイプの列に関して行われると、方法は、タービンにおける他方のタイプの列における結合を行うために繰り返すことができる。
変形例において、上流から下流に向かって、一方のタイプの2つの列の角度設定と他方のタイプの2つの列の角度設定を交互に行ってもよい。
最後に、今度は多段空気力学的結合を考慮して、タービンの全体性能が確認(ステップ56)される。この目的のために、同一のタイプの少なくとも2つの連続する列で、および場合によってはタービン全体に関して、少なくとも1つの非定常流計算を用いることができる。この最後のステップは、方法の第2段階38の確認を行うものである。
10 多段タービン
12 ステータ列または格子
14 ロータ列または格子
16 翼、エアフォイル
18 長手軸
20 ブレード、エアフォイル
22、24、26、28、30 矢印
32、37 曲線
34 破線、許容限界
36、38 段階
40、42、44,46、48、50、52、54、56 ステップ

Claims (11)

  1. ターボ機械用の多段タービンを設計する方法であって、タービンの各段はステータ列およびロータ列を備え、各列はエアフォイルの環状列によって形成され、各ステータ(またはロータ、それぞれについて)列は、同数のエアフォイルを有するか、または上流に位置する同一のタイプのエアフォイルの数の倍数である数のエアフォイルを有し、方法は、ステータ列またはロータ列のすべてに関して、
    a)エアフォイルの実質的に半径方向の範囲全体に亘って、前記エアフォイルの後縁から伴流を直線化するために、種々の列のエアフォイルの形状を同時に変更することと、
    b)段nのステータ(またはロータ、それぞれについて)列からの伴流が、下流段n+1のステータ(またはロータ、それぞれについて)列の前縁に一定の角度許容限界内で衝突するように、列を互いに角度的に位置決めし、タービン全体に亘って同時に多段空気力学的結合を達成するようにすることと、を含む方法。
  2. ステップa)において、方法が
    1)エアフォイルの実質的に半径方向の範囲全体に亘って種々の列のエアフォイルの形状を画定することと、
    2)エアフォイルの実質的に半径方向の範囲全体に亘って種々の列のエアフォイルの周囲のガスの平均フローを判定することと、
    3)種々の列のエアフォイルからの伴流がどのように変化するかを判定することと、
    4)段nのステータ(またはロータ、それぞれについて)エアフォイルからの伴流が、それぞれの下流n+1のステータ(またはロータ、それぞれについて)エアフォイルの前縁に対して、所与の角度許容限界内で、実質的に平行であることを確認することと、を含む請求項1に記載の方法。
  3. ステップ4)における確認の結果が否定的である場合、方法は、さらに、
    5)エアフォイルの半径方向の範囲全体に亘って、種々の列のエアフォイルの形状を変更することと、
    6)変更されたエアフォイルの空気力学的挙動を確認することと、
    7)ステップ2)、3)および4)を反復することと、を含む、請求項2に記載の方法。
  4. ステップ5)において、エアフォイルの形状に対する変更が、最適化アルゴリズムによって決定される、請求項3に記載の方法。
  5. ステップ5)、6)および7)が、ステップ7)における確認の結果が肯定的になるまで1回以上繰り返される、請求項4に記載の方法。
  6. 種々の列のエアフォイルの形状が、エアフォイルの空間的分散、エアフォイルの曲率、エアフォイルの前縁および後縁の角度位置から選択される1つ以上のパラメータを変化させることによって変更される、請求項4に記載の方法。
  7. 方法が、列のエアフォイルの形状の変更中に、列の平均負荷分散を保持することを含む、請求項4に記載の方法。
  8. 方法が、ステップ4)または7)の後、タービン内のガスの変化を解析することによって、タービンの空気力学的挙動を確認することを含む、請求項3に記載の方法。
  9. ステップb)において、方法が、
    i)上流段nのステータ(またはロータ、それぞれについて)列に対して、且つ、前記段nの列のエアフォイルの伴流に対して、各段n+1のステータ(またはロータ、それぞれについて)列に関する最適な角度位置を特定することと、
    ii)段nのステータ(またはロータ、それぞれについて)列のエアフォイルによって形成される伴流が、下流段n+1のステータ(またはロータ、それぞれにおいて)エアフォイルの前縁に対して、一定の角度許容限界内で衝突するように、上流から下流まで列を互いに角度的に位置決めすることと、を含む請求項1に記載の方法。
  10. ターボ機械用の多段タービンを作製する方法であって、請求項1に記載の方法によってタービンを設計することと、次に、前記タービンを製造することと、を含む方法。
  11. 請求項10に記載の方法によって製造されたタービンを含む航空機ターボプロップまたはターボジェットなどのターボ機械。
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