JP2009130380A - 画像読み取り装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】TWAIN読み取りの生産性を下げずに、ランプ寿命を伸ばす。
【解決手段】原稿給送手段と原稿を読み取るための光学系とを有し、光学系を停止させた状態でシート状の原稿を移動させながら当該原稿上の画像情報を読み取る第1のモードと、原稿読み取り面と光学的読み取り素子間の距離を一定に保ちながら光学系を副走査方向に移動させて原稿画像を読み取る第2のモードとが設定された画像読み取り装置において、前記第1のモードで原稿の読み取りが終了した後、所定条件を満たす場合は光源を点灯させたまま光学系の第1及び第2キャリッジは第1のモードの読み取り位置で待機させ、所定時間内に次の読み取り要求が来たら次の読み取り動作に移行させる。
【選択図】図2B

Description

本発明は、デジタル複写機、スキャナ、ファクシミリ等に用いられる画像読み取り装置、及びこの画像読み取り装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、デジタル複合機などの画像形成装置に関する。
TWAINはスキャナ、デジタルカメラなどの画像入力機器とパソコンを接続するための技術標準の1つとして知られている。この技術標準とは、機器がTWAINに対応していれば、TWAINに対応したあらゆるアプリケーションソフトからでも画像の入力が可能というものである。
一方、画像読み取り装置に関連する技術として例えば特許文献1又は2記載の発明が知られている。このうち、特許文献1には、基準板を露光すると共に読み取り、シェーディング補正を行うデジタル画像読み取り装置において、画像読み取り動作について所定の速度優先モードと所定の画質優先モードとのそれぞれに任意に設定可能に構成され、一連の画像読み取り動作終了後に上記基準板の露光及び読み取り処理を行うと共に、次の画像読み取り動作が上記速度優先モードに設定されている場合は上記前回の読み取りデータを用いたシェーディング補正値を採用し、次の画像読み取り動作が上記画質優先モードに設定されている場合は該画像読み取り動作開始前にも再度上記基準板の露光及び読み取り処理を行うと共にそこで得た読み取りデータを用いたシェーディング補正値を採用する発明が記載されている。
また、特許文献2記載の発明は、繰り返しのコピー処理効率を向上させ、且つ、カラー原稿の読み取りで同一原稿を繰り返し読み取る場合の感光体への書き込み位置合わせの時間に間に合うようにするため、一連の画像読み取り動作に際して、原稿上を走査して画像を読み取る読み取り走査手段と、前記読み取り走査手段の一連の画像読み取り動作の最初の読み取り時に第一の位置から読み取りを開始させ、2回目以降の読み取りでは第一の位置よりも原稿位置に近い第2の位置から読み取りを開始させ、一連の画像読み取り動作の終了後に前記読み取り走査手段を第一の位置に戻す読み取り制御手段とを備えた発明が記載されている。
特許第3553363号公報 特開平11−136454号公報
ところで、前記特許文献1記載の発明では、速度優先(モノクロ)モード読み取り時には、前回読み取り動作後に読み取った基準白板データを基にしてシェーディング補正を実行し、画質優先(カラー)モード読み取り時には、原稿読み取り前に再度基準白板データを読み取ってシェーディング補正を実行するようになっている。これにより、速度優先モード読み取り時は画質低下を黙認して生産性を高めている。
この場合、前回読み取り動作後に読み取った基準白板データが次にどのくらいの時間を経た後、使用されるのかは定かでない。引用文献1において、シェーディング補正値は短時間で大きく変化することはないと記載されているが、実際のランプ照度には温度特性が存在する。例えば、現在主流のキセノンランプでは発光時のランプ温度の差、すなわちランプが熱い、冷たいで10%程度照度が異なる。仮にシェーディング補正値が10%大きくなれば、補正された原稿データは10%暗くなる。これにより本来真っ白な原稿地肌が黒くざらついたノイズの大きいデータになる可能性もある。
また、現在のスキャナでは連続読み取りの生産性を上げるために、シート状の原稿を移動させ、停止した光学系によって画像情報を読み取っていくシートスルー(以下、「DF」と称する。)読み取りモードを採用しているものが多い。コピー用途のDF読み取りでは、スキャナ内部のタイミングに基づいて原稿を次々と移動させて読み取りを実行することが可能であるが、TWAINによる読み取りの場合、1枚毎に動作を完結させる仕様であること、読み取りデータをネットワークに載せるので使用環境に依存することなどから次の原稿読み取り開始要求コマンドが遅れて出るため、生産性はコピー用途に対して低い。
また、スキャナは1枚あるいは一連の原稿を読み取り終了すると、終了時の手順としてランプを消灯する。この手順の後、読み取り開始要求があったとしても、スキャナは直ぐには読み取りを開始することができず、ランプオンしてから光量が安定するまでのウェイト時間分だけ遅れて読み取りを開始することになる。これでは、TWAINでの読み取りが更に生産性の低いものになってしまうことになる。
図1A及び図1Bは、このような従来のスキャナの代表的な動作手順を示すフローチャートである。この従来のスキャナでは、スキャン開始で照明ランプが点灯され(ステップS101)、モノクロかカラーのモードかがチェックされる(ステップS102)。そして、読み取りモード(カラー、モノクロ)に応じた動作設定を行う。ライン周期の設定、CCD出力を増幅させる増幅率の設定など読み取りモードによって異なるものが設定される(ステップS103)。次いで、DFモードかBOOKモードかがチェックされる(ステップS104)。DFモードであれば、ステップS105以降の処理を実行し、BOOKモードではBOOKモードの処理が実行される。なお、BOOKモードはコンタクトガラス上に原稿、特に厚手の本などの原稿を置き、スキャナを副走査方向に走査させて原稿を読み取るモードであるか、ここではこのBOOKモードは対象としていないので、説明は省略する。
そこで、DFモードであれば、DFモード読み取り設定(ステップS105)、DFスキャンモータ駆動設定(ステップS106)、黒レベル検出(ステップS107)、白板読み取り用ライン間補正量の設定(ステップS108)の各設定動作を行った後、ステッピングモータを駆動させ(ステップS109)、キャリッジを原稿読み取り位置(以下、HP(ホームポジション)とも称す)と基準白板間を往復させる間に基準白板を読み取ってシェーディングデータを取得する(ステップS110)。次いで、原稿読み取り用ライン間補正量を設定し(ステップS111)、キャリッジをホームポジションに停止させて原稿読み取り可能状態としてDFによって原稿の読み取りを行う(ステップS112)。そして、読み取り要求の有無をチェックする(ステップS113)。
なお、ステップS105及びS106では、DF読み取りモードに応じた動作設定を行う。読み取りのダイナミックレンジ及びRGBの出力バランスを決めるためのグレーバランス調整数などである。また、キャリッジを基準白板とHPを往復させるためのステッピングモータ駆動パターンも設定する。
前記ステップS107の黒レベル検出は、画像データの基準レベルとなる黒レベルを読み取るもので、ステップS108のライン間補正量とは、基準白板を読み取るためのライン間補正量、すなわち、CCDのRGBセンサが物理的に副走査方向にずれて配置されていることから、RGBデータを揃えるために時間的に早く読んだデータを遅延させる量を、このステップS108で設定する。ステップS111の補正量の設定も、原稿を読み取るためのステップS108で処理するデータ遅延量と同様である。
ステップS113で読み取り要求がある場合には、ステップS107に戻って次の原稿の読み取り動作を行い、読み取り要求がない場合には、原稿読み取り終了から2500ms経過するまで待機して、読み取り要求の有無をチェックする(ステップS115)。この待機時間内に読み取り要求があればステップS102に戻って次の読み取り動作に入る。そして、原稿読み取り終了から2500ms経過した時点、すなわち待機時間時間を経過した時点(ステップS114−YES)でランプをオフして(ステップS116)処理を終える。
このような制御は生産性の低下を回避するためのもので、図1の例では、所定時間の猶予(ステップS114−2500ms)を与え、それ以内ではランプを消灯せずに待機し、読み取り要求が来たら直ぐにスキャンが可能なように制御している。なお、前記待機時間は一例であり、装置の機能や用途に応じて適宜設定される。
しかし、このように制御すると、一律に所定時間だけランプがオンしてしまうためにランプの寿命が短くなってしまうという不具合がある。
そこで、本発明が解決すべき課題は、TWAIN読み取りの生産性を下げずに、ランプ寿命を伸ばすことにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、シート状の原稿を読み取り位置に搬送する原稿給送手段と、光源及び第1ミラーを搭載した第1キャリッジ、並びに第2及び第3ミラーを搭載した第2キャリッジとを有し、前記第1及び第2キャリッジを停止させた状態でシート状の原稿を移動させながら当該原稿上の画像情報を読み取る第1のモードと、原稿読み取り面と光学的読み取り素子間の距離を一定に保ちながら前記第1及び第2キャリッジを副走査方向に移動させて原稿画像を読み取る第2のモードとが設定された画像読み取り装置において、前記第1のモードで原稿の読み取りが終了した後、所定条件を満たす場合は光源を点灯させたまま前記第1及び第2キャリッジは前記第1のモードの読み取り位置で待機させ、所定時間内に次の読み取り要求が来たら次の読み取り動作に移行させる制御手段を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記制御手段は、第1のモードで読み取り終了後、基準白板を読み取って前記第1のモードの読み取り位置で待機させ、所定時間内に次の読み取り要求がきたら前記次の読み取り動作に移行して原稿を読み取らせ、先に取得した基準白板データを用いて補正することを特徴とする。
第3の手段は、第1又は第2の手段において、前記所定条件が、前記原稿給送手段の原稿台に原稿がセットされ、前記原稿給送手段が読み取り側に対して閉状態で原稿の読み取り位置に原稿を給送可能な状態であることを特徴とする。
第4の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、カラーモードとモノクロモードの2つの読み取りモードを有し、前回の読み取りモードに対して今回要求された読み取りモードが前回のモードから変更された場合、前記制御手段は改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取らせることを特徴とする。
第5の手段は、第4の手段において、前記制御手段は、前記要求された読み取りモードがモノクロモードからカラーモードに変更された場合のみ、改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取ることを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、カラーモードとモノクロモードの2つの読み取りモードを有し、前回の読み取りモードに対して今回要求された読み取りモードが前回のモードから変更された場合に、改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取るか改めて基準白板データを読み取らずに原稿を読み取るかを選択する選択手段を備え、前記制御手段は前記選択手段によって選択された処理を実行させることを特徴とする。
第7の手段は、第1の手段において、前記第1のモードで原稿読み取り終了後、所定条件を満たす場合、前記光源を点灯させたまま第1キャリッジを基準白板位置に移動、待機させ、所定時間内に次の読み取り要求がきた場合、基準白板及び原稿を読み取ることを特徴とする。
第8の手段は、第1の手段において、前記所定時間内に次の読み取り要求がない場合、前記制御手段は、前記第1及び第2キャリッジを前記第1のモードの読み取り位置に移動させ、光源を消灯することを特徴とする。
第9の手段は、第1ないし第8のいずれかの手段に係る画像読み取り装置と、入力された画像情報に基づいて印字出力する出力手段とを備えた画像形成装置を特徴とする。
なお、後述の実施形態では、原稿搬送手段は自動原稿給送装置(ADF)200に、光源はランプ104に、第1ミラーは符号105に、第1キャリッジは符号111に第2ミラーは符号106に、第3ミラーは符号107に、第2キャリッジは符号112に、光学的読み取り素子はCCD109aに、画像読み取り装置は符号1に、制御手段は制御部120に、基準白板(白基準板)は符号103に、第1のモードの読み取り位置はホームポジションHPに、原稿台は原稿トレイ204に、読み取り側は読み取り部100に、選択手段はステップS601の判断ステップに、出力手段はプリンタ310に、それぞれ対応する。
請求項1、3及び8記載の発明によれば、所定条件(DFの原稿台に原稿がセットされており、DFが閉状態である)を満たす場合のみ、ランプを点灯させたまま待機するので、生産性向上とランプ長寿命化が両立できる。
請求項2記載の発明によれば、次の読み取り要求が来るまでに基準白板読み取り動作を行うので、より一層の生産性が向上する。
請求項4記載の発明によれば、読み取りモードに変更が有った場合のみ改めて基準白板データを読み取るので、正常な読み取り濃度再現範囲のシェーディング補正後の原稿データが得られる。
請求項5記載の発明によれば、要求された読み取りモードがモノクロモードからカラーモードに変更された場合のみ、改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取るので、生産性の著しい低下が防げると伴に、望ましい画像が得られる。
請求項6記載の発明によれば、生産性優先、画質優先を選択できる事により、ユーザーの好みに対応した使用法を実現できる。
請求項7記載の発明によれば、次の読み取り要求が来るまでに基準白板位置で待機し、読み取り要求と同時に基準白板読み取りが可能なので(HP位置から基準白板位置まで移動する時間が省けるので)、生産性が向上する。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図8は本発明の実施形態に係る画像読み取り装置の構成を示す図である。同図において、画像読み取り装置1は読み取り部100と自動原稿給送装置(以下、ADFと称す。)200からなる。ADF200はピックアップローラ201、搬送ローラ202、搬送ドラム203などを駆動し、原稿トレイ204上に載置されたシート状の原稿Dが等速でシート原稿読み取り用ガラス101位置を通過するように搬送する。搬送された原稿は排紙トレイ205上に排紙され、あるいは、分岐爪206を動作させて排紙トレイ205の上方のスイッチバック部207でスイッチバックさせ、再度シート原稿読み取り用ガラス101上に反転させて送り込み、他側の面を読み取った後、排紙トレイ205に排紙される。
読み取り部100の上側にはコンタクトガラス102と基準白板(白基準板)103、及びシート原稿読み取り用ガラス101が配置される。コンタクトガラス102はブック原稿読み取りモード時に原稿をセットするためのものであり、シート原稿読み取り用ガラス101はシート原稿読み取りモード時に搬送されてくる原稿Dを読み取るためのシート原稿読み取り窓であり、この位置で移動する原稿Dを読み取る。この方式は一般にシートスルー方式と称されている。
基準白板103はシェーディング補正時の補正データを得るため、主走査方向に設けられた均一濃度のほぼ白色の部材である。照明用のランプ(光源)104は図示していないランプ安定器から駆動電圧を印加されて点灯し、所定角度で原稿Dの読み取り面を照射する。ランプ104から照射された光は基準白板103、あるいは原稿Dで反射し、第1ないし第3の3枚のミラー105,106,107とレンズ108を経由して、光電変換素子であるCCDが載ったCCD基板109に入射する。
CCD基板109はCCD、クロックドライバ、タイミング信号生成部、信号処理部を備えている。CCD基板109は入射光量に対応した電圧を出力し、制御基板110に画像データとして渡す。ランプ104と第1ミラー105は第1キャリッジ111に搭載され、第2及び第3の2枚のミラー106,107は第2キャリッジ112に搭載される。第1及び第2キャリッジ111,112は非動作時には図示した位置(シート原稿読み取りモードの読み取り位置)で待機する。シート原稿読み取りモードでは、第1及び第2キャリッジ111,112は図示したシート原稿読み取り位置HPにおいて、ADF200によって搬送されてくる原稿を読み取る。
ブック原稿読み取りモードでは、第1及び第2キャリッジ111,112がスキャナモータ117によって駆動され、原稿読み取り面/CCD間距離を一定に保ちながら副走査方向に移動してコンタクトガラス102上に置かれた原稿Dを読み取る。読み取り動作の詳細の説明は、公知の事項なので省略する。
図9は本実施形態に係る画像読み取り装置の制御構成を示すブロック図である。同図において、画像読み取り装置の制御構成は、制御部120を中心として信号処理部109b、画像処理部115、ランプ安定器116、及びスキャナモータ部117を備えている。信号処理部109bには、CCD109aが接続され、画像処理部115には、信号処理部109bが接続されている。また、画像処理部115には、プリンタ310及び外部画像I/F320が接続され、制御部120には、外部I/F330及びADF200が接続されている。なお、この実施形態では、CCD基板109にCCD109aと信号処理部109bが搭載され、制御部120、画像処理部115、及びランプ安定器116は制御基板10に搭載されていると説明しているが、スキャナモード117のドライバも含め、これらの制御要素を全て制御基板110に搭載しても良いことは言うまでもない。
このような制御構成の画像形成装置1では、CCD109の出力は信号処理部109b及び画像処理部115を介して、プリンタ310、外部画像I/F320に出力される。制御部120は画像読み取り装置1の全体及び各部の制御を行い、本発明に関する部分ではスキャナモータ部117のステッピングモータ、CCD出力信号を処理する信号処理部109b、画像処理部115、ランプ104、ADF200の制御、及び外部とのI/Fを司る。
制御部120は、ブック原稿読み取りモードではステッピングモータによって前記第1及び第2キャリッジ111,112を駆動し、基準白板103及び原稿Dを読み取る。それ以外にも制御部120は、信号処理部109bに対して黒オフセット検出タイミングを示す信号:XBKDT、基準白板読み取りタイミングを示す信号:XSHGT、原稿読み取りタイミングを示す信号:XFGATEを出力し、ランプ安定器116には点灯同期クロック:L_CLK、点灯信号:L_CNTを出力する。
シート原稿読み取りモードではキャリッジ111,112は基準白板103とDF原稿読み取り位置HPを往復しながら、基準白板103及びシート原稿Dを読み取る。図10はDF読み取りモードでの読み取り時の動作を示す説明図である。第1及び第2キャリッジ111,112の駆動はステッピングモータによって行われる。これを制御する制御部120は、スキャナモータ部に信号、ここでは、モータ電流を設定する信号:M_VREF0〜2、モータの励磁方式を設定する信号:M_MODE0〜1、回転方向を指示する信号:CW_CCW、モータを駆動するためのクロック:M_CLKを出力している。
DF原稿読み取り位置(シート原稿読み取り用ガラス101位置)HPに待機している第1キャリッジ111は、ステッピングモータにより基準白板103方向に移動する(図10点線で示す動作M1)。この時の移動距離は最低でも基準白板103が読める距離とする。その後、DF原稿読み取り位置方向に移動しながら(図10実線で示す動作M2)基準白板103を読み取り、更にDF原稿読み取り位置HPまで移動し、停止する。停止後、所定の時間を置きADF200によって搬送された原稿DがDF原稿読み取り位置(シート原稿読み取り用ガラス101位置)を通過するので、この位置で原稿情報を読み取る。
図2(同図A及びB)は、この実施例1における処理手順を示すフローチャートである。この実施例は、従来例に対してDFモードで原稿読み取り終了後、所定条件を満たす場合はランプを点灯させたままキャリッジはDFモード読み取り位置HPで待機し、所定時間内に次の読み取り要求が来たら次の読み取り動作に移行するものである。この実施例では、図1に示した従来例に対して、ステップS113以降、ステップS115の次の読み取り要求を待つ条件としてステップS201及びステップS202を追加したものである。
すなわち、図2BにおいてステップS113で読み取り要求がない場合には、ADF200の原稿トレイ204上の原稿Dの有無をチェックし(ステップS201)、原稿Dが載っていない場合、連続読み取りになり得ないので、それを検知した時点でランプをオフし、この処理を終了する。原稿Dがあれば、更に、ADF200の原稿給送部が閉じているかどうかをチェックし(ステップS202)、閉じていない場合、DFモードで原稿を読み取ることができず、連続読み取りにはなり得ないので、それを検知した時点でランプ104をオフし、この処理を終了する。閉状態であれば、そのままステップS114の処理に移行し、前記図1で説明したような処理を進めることになる。
本実施例によれば、ステップS201及びS202の処理を行うことにより、TWAIN以外の場合は読み取り終了後、直ぐにランプオフされるのでランプ寿命を伸ばすことができる。
この実施例は、DFモードで原稿読み取り終了後、所定条件を満たす、例えばADFの原稿台に原稿がセットされており、ADFが閉状態である場合はランプを点灯させたまま基準白板を読み取ってキャリッジはDFモード読み取り位置で待機し、所定時間内に次の読み取り要求が来たら原稿を読み取り、先に取得した基準白板データを用いて補正する例である。
図3(同図A及びB)は、この実施例2における処理手順を示すフローチャートである。この実施例は、図2に示した実施例1におけるステップS107とステップS108の間にステップS301の判断処理を行い、また、ステップS114とステップS115の間にステップS302ないしS305の処理を行うというもので、他のステップは図2と同一である。
すなわち、図3Aに示すステップS107で黒レベル検出を行った後、ステップS301で所定時間待機している間に基準白板データの読み取りが済んだかどうかを確認する。読み取りが終了していれば、ステップS108ないしステップS110の基準白板読み取りに関する処理をスキップしてステップS111の処理へ移行して原稿読み取り用ライン間補正量を設定する。読み取りが終了していなければ、ステップS108以降の処理を順次実行する。
一方、ステップS301からステップS114まで処理を進めた後、図3Bに示すステップS302で所定時間待機している間に基準白板データの読み取りが済んだかどうかを確認する。読み取りが終了していれば、ステップS303ないしステップS305をスキップしてステップS115で引き続き次の読み取り要求を待つ。ステップS302で読み取りが終了していなければ、ステップS303ないしS305で所定時間待機している間に基準白板データをまだ読み取っていない場合に基準白板読み取りを実行する。すなわち、基準白板103を読み取るためのライン間補正量の設定を行った後、ステッピングモータを駆動させ、キャリッジをHP、基準白板間往復させる間に基準白板103を読み取り、HPで引き続き次の読み取り要求を待つ。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能し、また、同等に処理される。
本実施例によれば、ステップS302ないしステップS305の処理と、ステップS301における判断により、S108〜110の処理を省くことができ、直ぐに原稿読み取りを行うことが可能となる。また、次の読み取り要求が来るまでに基準白板読み取り動作を行うので、より一層の生産性の向上を図ることができる。
なお、本実施例では、基準白板データは所定の待機時間(2500ms)以内のデータの鮮度保証があるので、前述の引用文献1におけるランプ照度には温度特性に依存するノイズの多いデータとなることを回避することができる。
この実施例は、前回の読み取りモード(カラー/モノクロ)に対して今回要求された読み取りモードに変更があった場合、改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取るようにした例である。
図4(同図A及びB)は、この実施例3における処理手順を示すフローチャートである。この実施例は、図3に示した実施例2におけるステップS301の判断結果に対して更にステップS401の判断を追加したもので、他のステップは図3と同一である。すなわち、図4AのステップS301で待機時に基準白板データ読み取りを実行したかどうかを確認し、実行していなければ、無条件にステップS108以降で基準白板読み取りを実行する。一方、読み取りを実行していれば、ステップS401で今回の読み取りモード(カラー、モノクロ)が前回と同じ読み取りモードかを判断し、異なる場合はステップS108に移行して基準白板読み取りを実行し、同じであればステップS108ないしS110をスキップしてステップS111以降の処理に進む。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能する。また、実施例1及び実施例2と同等に処理される。
本実施例によれば、前記ステップSS401の処理を行うことにより、読み取りモードの相違による白基準(シェーディング補正)データの不一致を防止することが可能になる。その結果、安定した画像を得ることができる。また、読み取りモードに変更があった場合のみ改めて基準白板データを読み取るので、正常な読み取り濃度再現範囲のシェーディング補正後の原稿データが得られる。
この実施例は、要求された読み取りモードがモノクロモードからカラーモードに変更された場合のみ、改めて基準白板データを読み取り、その後に原稿を読み取るようにした例である。
図5(同図A及びB)は、この実施例4における処理手順を示すフローチャートである。この実施例は、図4におけるステップS401をステップS501に置換しただけで、他のステップは図4と同一である。すなわち、図5のステップS301で待機時に基準白板データ読み取りを実行したかどうかを確認し、実行していなければ、無条件にステップS108以降で基準白板読み取りを実行する。一方、読み取りを実行していれば、ステップS501で、前回の読み取りモードがモノクロモードで、今回の読み取りモードがカラーモードかを判断し、カラーモードであれば、ステップS108以降の基準白板読み取りを実行する。そうでなければ、ステップS111にスキップして当該ステップ以降の処理を実行する。
ステップS501では、モノクロモードからカラーモード以外は許容している。両モードの読み取り再現濃度領域が同じとしても、一般にモノクロモードの方が生産性を高めるために線速が大きいことが多い。この場合、モノクロモード読み取りデータの方がS/Nが悪くなる。これを用いてカラーモードで読み取った原稿データに対してシェーディング補正を行うと、処理結果はS/Nが悪くなり、がさついた画像になってしまう。しかし、ステップS501の処理を行うことにより、このようながさついた画像となることを防止することが可能となり、安定した画像を得ることができる。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能する。また、実施例3と同等に処理される。
本実施例によれば、カラーモードからモノクロモードに変更された場合は、S/Nの良い白板データでシェーディング補正を行うことになるので画像劣化が生じることはない。このため、改めて基準白板データを読み取る必要がなくなることから生産性の著しい低下を防ぐことが可能となるとともに、望ましい画像を得ることができる。
この実施例は、前回の読み取りモード(カラー/モノクロ)に対して今回要求された読み取りモードに変更があった場合、改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取るか、改めて基準白板データを読み取らずに原稿を読み取るかを選択することができるようにした例である。
図6(同図A及びB)は、この実施例5における処理手順を示すフローチャートである。この実施例は図4におけるステップ401の後段にステップ601の判断を加えたもので、他のステップは図4と同一である。すなわち、図6AのステップS401で今回の読み取りモード(カラー、モノクロ)が前回と同じ読み取りモードかを判断し、前回の読み取りモード(カラー/モノクロ)に対して今回要求された読み取りモードに変更があった場合、改めて基準白板データを読み取るか否かを判断し、読み取るのであれば、ステップS108に移行して基準白板読み取りを実行し、読み取らないのであればステップS108ないしS110をスキップしてステップS111以降の処理に進む。改めて基準白板データを読み取るか否かについては、例えば図示しない画像形成装置の操作パネルからユーザが設定する。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能する。また、実施例3と同等に処理される。
本実施例によれば、ステップS601で基準白板の再読み取りをユーザの好みに応じて生産性優先あるいは画質優先かを選択することができる。これによりユーザの使用性の向上を図ることができる。
この実施例は、DFモードで原稿読み取り終了後、所定条件を満たす場合、ランプを点灯させたままキャリッジを基準白板位置に移動、待機させ、所定時間内に次の読み取り要求が来た場合、基準白板、原稿を読み取るようにし、また、前記待機状態で、所定時間内に次の読み取り要求がない場合、キャリッジをHP位置に移動させるとともにランプを消灯するようにした例である。
図7(同図A及びB)は、この実施例6における処理手順を示すフローチャートである。この実施例は実施例1の処理に対してキャリッジを基準白板位置に移動し、次の読み取り要求が来るのを待つという点が相違する。そのため、図2のフローチャートに対してステップS107の後段にステップS701の判断が追加され、また、ステップS109に代えてステップS702の処理とし、ステップS110の後段にステップS703の処理が追加されている。更に、ステップS114とステップS115との間にステップS705ないしS707のステップを、また、ステップS116の前段にステップS704がそれぞれ追加されている。
図7Aのフローチャートでは、ステップS107で黒レベル算出を行った後、キャリッジが基準白板位置に位置しているかどうかを確認する。基準白板位置に位置していれば、キャリッジを移動させる必要がないので、そのままステップS110で基準白板の読み取りを実行し、白板位置に位置していなければ、キャリッジを移動させるためにステップS108で基準白板を読み取るためのライン間補正量の設定を行い、ステップS702でキャリッジを基準白板位置へ移動させる。そして、ステップS110で基準白板の読み取りを行い、ステップS703でキャリッジをHPに移動させ、ステップS111以降の処理を実行する。
一方、図7BのステップS114で待機時間が経過していなければ、ステップS705でキャリッジが基準白板位置にいるかどうかを確認し、基準白板位置にいれば、ステップS115に移行し、いなければステップS706で基準白板を読み取るためのライン間補正量の設定を行い、ステップS707でキャリッジを基準白板位置へ移動させ、ステップS115に移行する。また、ステップS201,S202,S203で、待機する条件が成立せず、待機状態から抜ける場合は、ステップS704でキャリッジをHP位置に移動させ、ステップS116でランプを消灯する。
その他、特に説明しない各部は前述の実施例1と同等に構成され、同等に機能し、また、同等に処理される。
本実施例によれば、次の読み取り要求が来るまでに基準白板位置で待機し、読み取り要求と同時に基準白板読み取りが可能なので、言い換えれば、HP位置から基準白板位置まで移動する時間が省けるので、生産性が向上する。また、必要以上にランプが点灯し続けることがないので、極端なランプの寿命劣化を防止することができる。
なお、本実施形態では、画像読み取り装置1について述べているが、画像読み取り装置1とプリンタ310とを組み合わせることにより、複写機を構成することができる。また、外部I/Fにネットワークを接続すればネットワークスキャナとして機能し、パソコンを接続すればスタンドアローンのスキャナとして機能し、外部画像I/Fに公衆回線を接続して、プリンタ出力可能に構成すれば、ファクシミリとして機能させることができる。そのため、本実施形態では、画像読み取り装置1を核とした画像形成装置を構成することができる。
以上のように本実施形態によれば、
1)ADFの原稿台に原稿がセットされており、ADFが閉状態であるという条件を満たす場合のみ、ランプを点灯させたまま待機するので、TWAIN読み取りの生産性向上とランプの長寿命化の両立が可能となる。
2)次の読み取り要求が来るまでに基準白板読み取り動作を行うので、より一層、TWAIN読み取りの生産性が向上する。
3)読み取りモードに変更があった場合のみ改めて基準白板データを読み取るので、正常な読み取り濃度再現範囲のシェーディング補正後の原稿データを得ることができる。
4)要求された読み取りモードがモノクロモードからカラーモードに変更された場合のみ、改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取るので、生産性の著しい低下を防ぐことが可能となるとともに、望ましい画像を得ることができる。
5)生産性優先、画質優先を選択できるので、ユーザの好みに対応した使用法の実現が可能となり、使用性の向上を図ることができる。
6)次の読み取り要求が来るまでに基準白板位置で待機し、読み取り要求と同時に基準白板読み取りが可能なので、HP位置から基準白板位置まで移動する時間を省くことが可能となり、生産性の向上を図ることができる。
7)所定条件を満たす場合は光源を点灯させたまま第1及び第2キャリッジは第1のモードの読み取り位置で待機させ、所定時間内に次の読み取り要求が来た場合のみ画像の読み取り動作を行わせるので、読み取りの生産性を下げずに、ランプ寿命を伸ばすことができる。
という効果を奏する。
従来のスキャナの代表的な動作手順を示すフローチャート(その1)である。 従来のスキャナの代表的な動作手順を示すフローチャート(その2)である。 実施例1における処理手順を示すフローチャート(その1)である。 実施例1における処理手順を示すフローチャート(その2)である。 実施例2における処理手順を示すフローチャート(その1)である。 実施例2における処理手順を示すフローチャート(その2)である。 実施例3における処理手順を示すフローチャート(その1)である。 実施例3における処理手順を示すフローチャート(その2)である。 実施例4における処理手順を示すフローチャート(その1)である。 実施例4における処理手順を示すフローチャート(その2)である。 実施例5における処理手順を示すフローチャート(その1)である。 実施例5における処理手順を示すフローチャート(その2)である。 実施例6における処理手順を示すフローチャート(その1)である。 実施例6における処理手順を示すフローチャート(その2)である。 本発明の実施形態に係る画像読み取り装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像読み取り装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態におけるDF読み取りモードでの読み取り時の動作を示す説明図である。
符号の説明
1 画像読み取り装置
101 シート原稿読み取り用ガラス
102 コンタクトガラス
103 基準白板(白基準板)
104 ランプ
105 第1ミラー
106 第2ミラー
107 第3ミラー
108 レンズ
109 CCD基板
109a CCD
109b 信号処理部
110 制御基板
111 第1キャリッジ
112 第2キャリッジ
115 画像処理部
116 ランプ安定器
117 スキャナモータ部
200 自動原稿給送装置(ADF)
204 原稿トレイ
D 原稿

Claims (9)

  1. シート状の原稿を読み取り位置に搬送する原稿給送手段と、
    光源及び第1ミラーを搭載した第1キャリッジ、並びに第2及び第3ミラーを搭載した第2キャリッジを有し、
    前記第1及び第2キャリッジを停止させた状態でシート状の原稿を移動させながら当該原稿上の画像情報を読み取る第1のモードと、原稿読み取り面と光学的読み取り素子間の距離を一定に保ちながら前記第1及び第2キャリッジを副走査方向に移動させて原稿画像を読み取る第2のモードとが設定された画像読み取り装置において、
    前記第1のモードで原稿の読み取りが終了した後、所定条件を満たす場合は光源を点灯させたまま前記第1及び第2キャリッジは前記第1のモードの読み取り位置で待機させ、所定時間内に次の読み取り要求が来たら次の読み取り動作に移行させる制御手段を備えていることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 請求項1記載の画像読み取り装置において、
    前記制御手段は、第1のモードで読み取り終了後、基準白板を読み取って前記第1のモードの読み取り位置で待機させ、所定時間内に次の読み取り要求がきたら前記次の読み取り動作に移行して原稿を読み取らせ、先に取得した基準白板データを用いて補正することを特徴とする画像読み取り装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像読み取り装置において、
    前記所定条件が、前記原稿給送手段の原稿台に原稿がセットされ、前記原稿給送手段が読み取り側に対して閉状態で原稿の読み取り位置に原稿を給送可能な状態であることを特徴とする画像読み取り装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像読み取り装置において、
    カラーモードとモノクロモードの2つの読み取りモードを有し、前回の読み取りモードに対して今回要求された読み取りモードが前回のモードから変更された場合、前記制御手段は改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取らせることを特徴とする画像読み取り装置。
  5. 請求項4記載の画像読み取り装置において、
    前記制御手段は、前記要求された読み取りモードがモノクロモードからカラーモードに変更された場合のみ、改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取ることを特徴とする画像読み取り装置。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像読み取り装置において、
    カラーモードとモノクロモードの2つの読み取りモードを有し、前回の読み取りモードに対して今回要求された読み取りモードが前回のモードから変更された場合に、改めて基準白板データを読み取った後に原稿を読み取るか改めて基準白板データを読み取らずに原稿を読み取るかを選択する選択手段を備え、前記制御手段は前記選択手段によって選択された処理を実行させることを特徴とする画像読み取り装置。
  7. 請求項1記載の画像読み取り装置において、
    前記第1のモードで原稿読み取り終了後、所定条件を満たす場合、前記光源を点灯させたまま第1キャリッジを基準白板位置に移動、待機させ、所定時間内に次の読み取り要求がきた場合、基準白板及び原稿を読み取ることを特徴とする画像読み取り装置。
  8. 請求項1記載の画像読み取り装置において、
    前記所定時間内に次の読み取り要求がない場合、前記制御手段は、前記第1及び第2キャリッジを前記第1のモードの読み取り位置に移動させ、光源を消灯することを特徴とする画像読み取り装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像読み取り装置と、
    入力された画像情報に基づいて印字出力する出力手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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