JP2009123853A - 発光装置、発光装置の製造方法及び配線体 - Google Patents

発光装置、発光装置の製造方法及び配線体 Download PDF

Info

Publication number
JP2009123853A
JP2009123853A JP2007295067A JP2007295067A JP2009123853A JP 2009123853 A JP2009123853 A JP 2009123853A JP 2007295067 A JP2007295067 A JP 2007295067A JP 2007295067 A JP2007295067 A JP 2007295067A JP 2009123853 A JP2009123853 A JP 2009123853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
pattern
emitting device
led element
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007295067A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Suehiro
好伸 末広
Seiji Yamaguchi
誠治 山口
Kazue Tagata
一恵 田形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2007295067A priority Critical patent/JP2009123853A/ja
Publication of JP2009123853A publication Critical patent/JP2009123853A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
    • H01L2224/16225Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

【課題】基板を加熱した際に気化する有機残渣により生じる不具合を抑制することのできる配線体、発光装置及び発光装置の製造方法を提供する。
【解決手段】LED素子12と、LED素子12が上面に搭載される基板11と、LED素子12を基板11上にて封止する封止部13と、基板11の下面に形成されLED素子12と電気的に接続される一対の電極パターン16と、基板11の下面に形成される放熱パターン17と、電極パターン16と放熱パターン17の少なくとも一方に形成され基板11を露出させる露出部17aと、を備え、基板加熱時に有機残渣が気化してもガスは露出部17aを通じて外部へ放出されるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、LED素子が上面に搭載される基板の下面に、電極パターン及び放熱パターンが形成される発光装置及び発光装置の製造方法に関する。また、基板の表面に配線パターンが形成される配線体に関する。
LED素子を基板の上面に搭載し、LED素子を基板上にて封止する発光装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の発光装置は、上面にLED素子を搭載する多層構造のセラミック基板と、基板の上面および層内に形成される回路パターンと、基板の中間層から露出した底面回路パターンと、LED素子2にて生じた熱を外部へ放散する放熱パターンと、を有している。一般的に、このような発光装置において、基板作製時、電極パターン及び放熱パターンの形成時等に、基板や各パターンに有機残渣が残留する。
有機残渣を除去する方法として、電気絶縁性の樹脂体上に所望の導体パターンを備えた配線体において、前記樹脂体に前記下地金属層の形成前にプラズマ処理あるいは反応性イオンエッチング処理を施す方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
国際公開第04/082036号パンフレット 特開2004−82444号公報
特許文献1に記載の発光装置において、基板や各パターンに有機残渣が残留したまま、実装されたLED素子を封止すべく基板及び封止材を加熱すると、有機残渣が気化してしまう。このとき、電極パターン及び放熱パターンの形成面積が大きいと、有機残渣のガスがパターン内に閉じ込められて、各パターンが剥離、***等するなどの不具合が生じる。
しかし、特許文献2に記載の方法を用いたとしても、全ての有機残渣を取り除くことは困難であるし、製造工程が増すために発光装置の製造コストが嵩んでしまう。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、基板を加熱した際に気化する有機残渣により生じる不具合を抑制することのできる配線体、発光装置及び発光装置の製造方法を提供することにある。
本発明によれば、LED素子と、前記LED素子が上面に搭載される基板と、前記LED素子を前記基板上にて封止する封止部と、前記基板の下面に複数の金属層によって形成され、前記LED素子と電気的に接続される一対の電極パターンと、前記基板の下面に複数の金属層によって形成される放熱パターンと、前記電極パターンと前記放熱パターンの少なくとも一方に形成され、複数の金属層における表層より前記基板側の層又は前記基板を露出させる露出部と、を備えた発光装置が提供される。
また、本発明によれば、上記発光装置を製造するにあたり、前記基板の表面に形成されたレジスト材からなるマスクを利用して前記電極パターン及び前記放熱パターンを形成する工程と、前記電極パターン及び前記放熱パターンが形成された前記基板と、封止材と、を加熱した状態で、前記LED素子を前記封止材により前記基板上にて封止する工程と、を含む発光装置の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、上記発光装置を製造するにあたり、前記基板の表面に形成されたレジスト材からなるマスクを利用して前記電極パターン及び前記放熱パターンを形成する工程と、前記電極パターン及び前記放熱パターンが形成された前記基板と、板状のガラスと、を加熱した状態で、ホットプレス加工により前記LED素子を前記基板上にて前記ガラスで封止する工程と、を含む発光装置の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、基板と、前記基板の表面に複数の金属層によって形成される配線パターンと、前記配線パターンに形成され、複数の金属層における表層より前記基板側の層又は前記基板を露出させる露出部と、を備えた配線体が提供される。
本発明によれば、基板を加熱した際に気化する有機残渣を露出部を通じて外部へ放出することができるので、有機残渣のガスにより生じる不具合を抑制することができる。
図1から図4は本発明の第1の実施形態を示し、図1は発光装置の上面図である。尚、各図においては、説明のために、実際の装置の各部寸法と寸法を異にして図示している部分がある。
図1に示すように、発光装置1は、フリップチップ型のGaN系半導体材料からなるLED素子12と、LED素子12を上面に搭載するセラミック基板11と、セラミック基板11の上面に形成されLED素子12へ電力へ供給するための上面パターン14と、LED素子12及び上面パターン14をセラミック基板11上にて封止する封止部13と、を備えている。本実施形態においては、1つの発光装置1に、前後及び左右に600μmの間隔で3列ずつ並ぶ計9つのLED素子12が搭載される。各LED素子12は、上面パターン14により電気的に直列に接続されている。
LED素子12は、サファイア(Al)からなる成長基板の表面に、III族窒化物系半導体をエピタキシャル成長させることにより、バッファ層と、n型層と、MQW層と、p型層とがこの順で形成されている。このLED素子12は、700℃以上でエピタキシャル成長され、その耐熱温度は600℃以上であり、低融点の熱融着ガラスを用いた封止加工における加工温度に対して安定である。また、LED素子12は、p型層の表面に設けられるp側電極と、p側電極上に形成されるp側パッド電極と、を有するとともに、p型層からn型層にわたって一部をエッチングすることにより露出したn型層に形成されるn側電極を有する。p側パッド電極とn側電極には、それぞれバンプ18(図1中不図示)が形成される。本実施形態においては、LED素子12は、厚さ100μmで346μm角に形成される。
セラミック基板11は、アルミナ(Al)の多結晶焼結材料からなり、上面視四角形状に形成される。本実施形態においては、セラミック基板11は、厚さ方向(上下方向)寸法が0.25mm、一辺の寸法が3.15mmの上面視正方形状に形成される。
図2は発光装置の模式縦断面図である。
図2に示すように、セラミック基板11は、多層構造であり、上面が全面にわたって平坦に形成されている。上面パターン14は、LED素子12と電気的に接続され、セラミック基板11の厚さ方向へ延びるビアパターン15を介して一対の電極パターン16と電気的に接続される。上面パターン14は、セラミック基板11の上面の外縁と離隔して形成されている。配線パターンとしての電極パターン16は、セラミック基板11の下面の所定方向両端に形成され、一方が正電極、他方が負電極をなす。また、セラミック基板11の下面における各電極パターン16の間には、放熱パターン17が形成される。
上面パターン14、ビアパターン15、電極パターン16及び放熱パターン17は、導電性の金属からなる。本実施形態においては、上面パターン14、電極パターン16及び放熱パターン17は、セラミック基板11の表面に形成されるCu層21と、Cu層21の表面を覆う薄膜状のNiメッキ層22と、Niメッキ層22の表面を覆う薄膜状のAgメッキ層23と、を含んでいる。また、ビアパターン15は、Cu及びNiからなり、セラミック基板11を厚さ方向に貫通するビアホールに設けられる。
封止部13は、ZnO−B−SiO−Nb−NaO−LiO系の熱融着ガラスからなる。尚、ガラスの組成はこれに限定されるものではなく、例えば、熱融着ガラスは、LiOを含有していなくてもよいし、任意成分としてZrO、TiO等を含んでいてもよい。図2に示すように、封止部13は、セラミック基板11と全面的に接合されており、セラミック基板11上に直方体状に形成され、セラミック基板11の上面からの高さが0.5mmとなっている。封止部13の側面は、ホットプレス加工によってセラミック基板11と接着された板ガラスが、セラミック基板11とともにダイサー(dicer)でカットされることにより形成される。また、封止部13の上面は、ホットプレス加工によってセラミック基板11と接着された板ガラスの一面である。この熱融着ガラスは、ガラス転移温度(Tg)が490℃、屈伏点(At)が520℃、100℃〜300℃における熱膨張率(α)が6×10−6/℃、屈折率が1.7となっている。
また、封止部13には蛍光体13aが分散されている。蛍光体13aは、MQW層から発せられる青色光により励起されると、黄色領域にピーク波長を有する黄色光を発する黄色蛍光体である。本実施形態においては、蛍光体13aとしてYAG(Yttrium Aluminum Garnet)蛍光体が用いられる。尚、蛍光体13aは、珪酸塩蛍光体や、YAGと珪酸塩蛍光体を所定の割合で混合したもの等であってもよい。
図3は発光装置の下面図である。
図3に示すように、各電極パターン16及び放熱パターン17は、平面視にて矩形状に形成される。各電極パターン16は、セラミック基板11の下面の一方向(図3中左右方向)両端側に一対に形成され、他方向(図3中上下方向)に延びるよう形成されている。本実施形態においては、各電極パターン16は、セラミック基板11の下面の周縁と離隔して形成されている。また、放熱パターン17は、各電極パターン16と間隔をおいてセラミック基板11の下面の一方向中央側に形成される。放熱パターン17もまた、セラミック基板11の下面の周縁と離隔して形成されている。
放熱パターン17は、平面視にて各LED素子12の少なくとも一部と重なるよう形成される。本実施形態においては、放熱パターン17は、一方向中央側に位置するLED素子12の全部と重なり、一方向両端側に位置するLED素子12の内側と重なっている。放熱パターン17には、セラミック基板11を露出させる露出部としての孔部17aが形成されている。セラミック基板11と、セラミック基板11の表面(下面)に形成される放熱パターン17と、放熱パターン17に形成されセラミック基板11を露出させる孔部17aと、で配線体を構成している。孔部17aは、平面視にて各LED素子12と重ならないように複数形成されている。本実施形態においては、各孔部17aは、平面視円形を呈し、一方向に2列並び、他方向に等間隔で4列並んで計8つ形成されている。8つの孔部17aのうち4つは、平面視中央に位置するLED素子12と、セラミック基板11の四隅側に位置する各LED素子12との中間位置に形成されている。
図4は、発光装置の実装基板への実装状態の一例を示す縦断面図である。
図4に示すように、この実装基板31は、金属からなる基板本体32と、基板本体32上に形成され樹脂からなる絶縁層33と、絶縁層33上に形成され金属からなる回路パターン34と、を有している。基板本体32は、例えば銅(熱伝導率:380W・m−1・K−1)からなり、各ガラス封止LED2の放熱パターン17とはんだ材36を介して接続される。絶縁層33は、例えばポリイミド樹脂、エポキシ樹脂等からなり、導電性を有する基板本体32と回路パターン34との絶縁を図る。回路パターン34は、表面(上面)に薄膜状のAu層34aを有するCu層34bからなり、各ガラス封止LED2の電極パターン16とはんだ材37を介して接続される。
尚、図4には発光装置1が搭載される実装基板31の一例を図示しており、発光装置1が搭載される実装基板31は任意に変更可能である。例えば、実装基板31が、回路パターン34を被覆する白色のレジスト層を備えたものであってもよいし、例えばアルミベース基板のように銅以外の金属をベースとした基板であってもよい。さらに、実装基板31を、ポリイミドや液晶ポリマーをベースとしたフレキシブル基板としてももよい。
以上のように構成された発光装置1では、実装基板31を通じて各電極パターン16に電圧が印加されると、各LED素子12から青色光が発せられる。そして、青色光の一部が蛍光体13aにより黄色に変換され、発光装置1からは青色光と黄色光の組合せにより白色光が発せられる。また、各LED素子12にて生じた熱は、放熱パターン17を介して基板本体32に伝達される。このとき、放熱パターン17の孔部17aが各LED素子12の真下に形成されていないので、各LED素子12から基板本体32への伝熱効率は良好である。
ここで、封止部13をガラスでなく樹脂としてもよいが、樹脂封止ではLED素子12から発せられる光、熱によっても黄変等の劣化が生じるため、経時的に光量低下や色度変化が生じる。また、封止材の熱膨張率が大きい(例えば、シリコーンでは150〜200×10−6/℃)ことにより、温度変化による膨張収縮が生じるため、LED素子12の電気接続箇所にて断線が生じ易い。このため、本実施形態のようなガラス封止が好ましく、光や熱に対して劣化がなく、また熱膨張率がLED素子12と比較的近い値であるため、電気的断線が生じ難い。尚、ガラスは低融点のガラスに限定されず、例えば、アルコキシドを出発原料として形成されるゾルゲルガラスであってもよい。
この発光装置1の製造方法について、図5の工程説明図を参照して以下に説明する。
まず、ZnO−B−SiO−Nb−NaO−LiO系の熱融着ガラスを粉砕して、平均粒径が30μmのガラスの粉末体を生成する。これに、平均粒径が10μmのYAGからなる蛍光体13aを混合し、蛍光体13aがガラスの粉末内に均一に分散された混合粉末を生成する(混合工程)。
混合工程にて生成された混合粉末を荷重を加えながら溶融した後に、この混合粉末を固化して蛍光体分散ガラス43を生成する(ガラス生成工程)。生成された蛍光体分散ガラス43は、封止部13の厚さに対応するよう板状に加工される(板状加工工程)。
蛍光体分散ガラス43とは別個に、ビアホールが形成され、複数の発光装置1のセラミック基板11がマトリクス状態で配列形成された連結基板41を用意する。ここで、連結基板41として、例えば、プラズマ加工により表面を粗面化し、銅箔を貼り付けたものを用いる。次いで、連結基板41に樹脂のレジスト材により上面パターン14、ビアパターン15、電極パターン16及び放熱パターン17に対応したマスクを連結基板41の上面及び下面に形成する。このレジスト材としては、例えば、ゴム系レジスト、ノボラック樹脂等を用いることができる。また、レジスト剥離剤として、例えばアルキルベンゼンスルホン酸等を成分とした有機酸素の薬液、有機アミンと極性溶剤との混合物等を用いることができる。また、マスクの形成方法としては、例えば、フォトレジスト法、スクリーン印刷レジスト法等を用いることができる。この後、マスクを除去することにより、Cu層21が形成される。そして、連結基板41の上面及び下面にNiメッキを施することにより、Cu層21上にNiメッキ層22が形成される。
このようにNiメッキ層22を形成した後、連結基板41の上面及び下面にAgメッキを施して、Agメッキ層23が形成される。以上のようにCu層21、Niメッキ層22及びAgメッキ層23を形成することにより、上面パターン14、ビアパターン15、電極パターン16及び放熱パターン17を形成する(パターン形成工程)。
図6は、複数の発光装置のセラミック基板が互いに連結された状態を示し、ダイサーによる分割前の連結基板の下面図である。図6には、一方向及び他方向に4つのセラミック基板11が連結された連結基板41を示している。
本実施形態においては、図6に示すように、連結基板41の外縁側に、電極パターン16及び放熱パターン17よりも大きな複数のダミーパターン42が形成されている。連結基板41における各ダミーパターン42の形成部位には、図示しないダミービアホールが形成されている。各ダミーパターン42は、電極パターン16及び放熱パターン17と同様にCu層21、Niメッキ層22、Agメッキ層23を有し、パターン形成工程にて電極パターン16及び放熱パターン17と同時に形成される。各ダミーパターン42には、孔部のような基板下面を露出させる露出部は形成されていない。
次に、連結基板41の上面パターン14に複数のLED素子2を例えばAuからなるバンプ18によって電気的に接合する(素子実装工程)。本実施形態においては、p側1点、n側1点の合計2点のバンプ接合が施される。
図7はホットプレス加工の状態を示す模式説明図である。
次いで、各LED素子12を実装した連結基板41を下金型91、板状の蛍光体分散ガラス43を上金型92にセットする。下金型91及び上金型92にはそれぞれヒータが配置され、各金型91,92で独立して温度調整される。そして、図7に示すように、略平坦な連結基板41の上面に蛍光体分散ガラス43を重ねて、下金型91及び上金型92を加圧し、窒素雰囲気中でホットプレス加工を行う。本実施形態においては、予熱ステージを設けて連結基板41及び蛍光体分散ガラス43を400℃〜500℃に予め加熱しておき、600℃で蛍光体分散ガラス43と連結基板41とに圧力を加える。これにより、LED素子12が搭載された連結基板41に蛍光体分散ガラス43が融着され、LED素子12は連結基板41上で蛍光体分散ガラス43により封止される(ガラス封止工程)。本実施形態においては、加圧圧力を20〜40kgf/cm程度として加工を行っている。ここで、ホットプレス加工は、各部材に対して不活性な雰囲気中で行えばよく、窒素雰囲気の他に例えば真空中で行うようにしてもよい。
連結基板41にはCu層21とNiメッキ層22との間にパターン形成工程にて用いた樹脂からなるレジスト材やメッキ処理時の薬液が残留しており、ホットプレス加工時にレジスト材及び薬液の有機残渣が300℃を超える温度で分解し気化してガスが発生する。また、連結基板41は、多層構造であるとともに、ビアホールが形成されていることから、連結基板41にパターン形成時やメッキ処理時の薬液が残存していることがある。この薬液が残存している場合には、この薬液の有機残渣も気化してガスが発生する。放熱パターン17内にて発生したガスは、各孔部17a及び放熱パターン17の外縁から外部へ放出される。また、各電極パターン16内にて発生したガスは、電極パターン16の外縁から外部へ放出される。各電極パターン16は、放熱パターン17よりも小さく、内部にガスが溜まらない程度の面積に形成されている。
このとき、各ダミーパターン42を観察することにより、ホットプレス加工時の各電極パターン16及び放熱パターン17の品質、信頼性等について評価を行うことができる。各ダミーパターン42は、露出部が形成されていないことから、有機残渣のガスによる剥離、***等が生じやすくなっている。従って、各ダミーパターン42に不具合が生じなければ、電極パターン16及び放熱パターン17の比較的高い品質、信頼性等が保証される。各ダミーパターン42に不具合が生じた場合であっても、電極パターン16及び放熱パターン17に剥離、***等が生じることはないが、有機残渣が多い連結基板41であることを知ることができる。尚、各ダミーパターン42は、互いに形成面積、形状等が異なるようにし、互いに別個の条件で不具合を評価できるようにしておくことが好ましい。
ホットプレス加工により、蛍光体分散ガラス43は連結基板41とこれらに含まれる酸化物を介して接着される。ここで、ホットプレス加工での熱融着ガラスの粘度は10〜10ポアズとすることが好ましい。この粘度範囲とすることにより、粘度が低いことに起因するガラスの上金型92へ接合、ガラスの外部流出等を抑制して歩留まりを良好にすることができるとともに、粘度が高いことに起因するガラスの連結基板41への接合力低下、各バンプ18のつぶれ量の増大等を抑制することができる。
また、連結基板41は多結晶アルミナで表面が粗面状に形成されており、蛍光体分散ガラス43側の接合部の界面が連結基板41の表面に沿って粗面状に形成される。これは、例えば、ホットプレス加工時に圧力を加えることにより実現される。ここで、粗面化された多結晶アルミナの凹みにガラスが十分入り込む状態であれば、ホットプレス加工時の圧力条件や温度条件は任意である。この結果、封止部13とセラミック基板11との間に隙間のない状態となり、封止部13とセラミック基板11との接合強度を担保することができる。
ここで、連結基板41及び蛍光体分散ガラス43を予め加熱することなくホットプレス加工を行ってもよいし、プレス後に徐冷ステージを設けて蛍光体分散ガラス43の冷却速度を制御するようにしてもよい。尚、連結基板41を予め加熱してホットプレス加工を行うと、予め加熱しない場合に比して電極パターン16及び放熱パターン17に剥離、***等が生じ難くなることが確認されている。また、予熱ステージ及び徐冷ステージにおいてプレスすることも可能であり、ホットプレス加工時の工程は適宜に変更可能である。
以上の工程で、複数の発光装置1が横方向に連結された状態の図7に示すような中間体51が作製される。この後、蛍光体分散ガラス43と一体化された連結基板41をダイサー(dicer)にセットして、発光装置1の単位ごとに蛍光体分散ガラス43及び連結基板41を分割して発光装置1が完成する(ダイシング工程)。封止部13及びセラミック基板11がともにダイサーによりカットされることで、セラミック基板11及び封止部13の側面が面一となる。
このように、本実施形態によれば、放熱パターン17に孔部17aを形成したので、放熱パターン17の形成部位にて発生したガスを確実に外部へ放出することができる。従って、放熱パターン17の形成部位に溜まったガスにより放熱パターン17が剥離、***等するようなことはなく、ガスに起因する放熱パターン17の不具合を防止して、発光装置1の歩留まりを向上させることができる。
また、各電極パターン16及び放熱パターン17をセラミック基板11の外縁から離隔して形成したので、連結基板41において隣接するセラミック基板11同士で電極パターン16又は放熱パターン17が連続的に形成されることはなく、連結基板41に連続的に形成される電極パターン16及び放熱パターン17の面積を小さくすることができる。従って、各電極パターン16及び放熱パターン17の形成部位に溜まったガスに起因する各電極パターン16及び放熱パターン17の不具合を防止して、発光装置1の歩留まりを向上させることができる。
さらに、封止部13を樹脂よりもセラミックに熱膨張率が近いガラスとすることにより、ホットプレス加工により高温で接着された後、常温あるいは低温状態としても剥離、クラック等の接着不良が生じにくい。ここで、ガラスは引っ張り応力にはクラックが生じ易いが、圧縮応力にはクラックは生じにくく、封止部13のガラスをセラミック基板11に対し熱膨張率が小さいものとすることが好ましい。
また、各LED素子12は、フリップ実装することによりワイヤを不要とできるので、高粘度状態のガラスによる封止加工に対しても各LED素子12とセラミック基板11との間の電気的な不具合を生じない。LED素子12の電極とセラミック基板11の上面パターン14をワイヤで電気的に接続するフェイスアップ型のLED素子を封止する場合、ガラス封止加工時にワイヤの潰れや変形を生じることがある。また、ワイヤのボンディングスペースが不要で、かつ、ガラスとセラミックの強固な接合によって、わずかなスペースでの接着でも界面剥離が生じないので、発光装置1を小型とすることができる。
尚、前記実施形態においては、孔部17aを放熱パターン17にのみ形成したものを示したが、例えば図8に示すように、各電極パターン16に孔部16aを形成してもよい。図8の発光装置1では、各電極パターン16の形成部位にて生じたガスは、孔部16aを通じて外部へ放出される。ここで、ホットプレス時における有機残渣のガス発生量については、セラミック基板11の形状、洗浄条件等や、電極パターン形成時におけるレジスト材の材質、マスク除去方法等、種々の条件に依存している。図8に示す発光装置1であれば、ガス発生量が比較的多く、面積が比較的小さな各電極パターン16に***が生じやすい場合であっても、各電極パターン16に生じる不具合を防止することができる。
図9から図11は本発明の第2の実施形態を示すもので、図9は発光装置の上面図である。
図9に示すように、発光装置201は、複数のLED素子12と、各LED素子12を一列に上面に搭載するセラミック基板211と、セラミック基板211の上面に形成され各LED素子12へ電力へ供給するための上面パターン214と、各LED素子12及び上面パターン214をセラミック基板211上にて封止する封止部213と、を備えている。本実施形態においては、1つの発光装置201に、セラミック基板211の延在方向に一列に並ぶ計6つのLED素子21が搭載される。各LED素子12は、上面パターン214により電気的に直列に接続されている。
セラミック基板211は、アルミナ(Al)の多結晶焼結材料からなり、厚さ方向(上下方向)寸法が0.25mm、短辺の寸法が0.75mm、長辺の寸法が5.0mmの上面視長方形状に形成される。
図10は発光装置の模式縦断面図である。
図10に示すように、セラミック基板211は、上面が全面にわたって平坦に形成されている。上面パターン214は、各LED素子12と電気的に接続され、セラミック基板211の厚さ方向へ延びるビアパターン215を介して一対の電極パターン216と電気的に接続される。電極パターン216は、セラミック基板211の下面の延在方向両端に形成され、一方が正電極、他方が負電極をなす。また、セラミック基板211の下面における各電極パターン216の間には、放熱パターン217が形成される。
上面パターン214、ビアパターン215、電極パターン216及び放熱パターン217は、導電性の金属からなる。本実施形態においては、上面パターン214、電極パターン216及び放熱パターン217は、セラミック基板211の表面に形成されるCu下地層221と、Cu下地層221の表面を覆う薄膜状のCuメッキ層222と、Cuメッキ層222の表面を覆う薄膜状のAuメッキ層223と、を含んでいる。また、ビアパターン215は、Cuからなり、セラミック基板211を厚さ方向に貫通するビアホールに設けられる。
封止部213は、ZnO−B−SiO−Nb−NaO−LiO系の熱融着ガラスからなる。尚、ガラスの組成はこれに限定されるものではない。図10に示すように、封止部213は、セラミック基板211と全面的に接合されており、セラミック基板211上に直方体状に形成され、セラミック基板211の上面からの高さが0.5mmとなっている。また、封止部213には蛍光体13aが分散されている。
図11は発光装置の下面図である。
図11に示すように、各電極パターン216及び放熱パターン217は、平面視にて矩形状に形成される。各電極パターン216は、セラミック基板211の下面の延在方向両端側に一対に形成されている。本実施形態においては、各電極パターン216は、セラミック基板211の下面の周縁と離隔して形成されている。また、放熱パターン217は、各電極パターン216と間隔をおいてセラミック基板211の延在方向中央側に形成される。放熱パターン217もまた、セラミック基板211の下面の周縁と離隔して形成されている。
本実施形態においては、放熱パターン217には、セラミック基板211を露出させる露出部としての溝部219が形成される。放熱パターン217は、溝部219により複数の分割パターン217a,217bに分割される。具体的に、放熱パターン217は、各LED素子12に対応してセラミック基板211の延在方向に6つに分割して形成され、当該延在方向両端側に位置する2つの第1分割パターン217aと、当該延在方向中央側に位置する4つの第2分割パターン217bと、を有している。各第1分割パターン217aと各第2分割パターン217bとは、延在方向と直交する方向へ延びパターンが形成されていない溝部219により隔離されている。各溝部219は、各LED素子12と平面視にて重ならないよう形成される。各第2分割パターン217bは、各LED素子12と平面視で重なるよう形成され、各LED素子12より大きな正方形状を呈している。各第1分割パターン217aは、セラミック基板11の延在方向について、各第2分割パターン217bよりも小さく形成され、一部が各LED素子12と平面視で重なるよう形成される。
以上のように構成された発光装置201では、各電極パターン216に電圧が印加されると、各LED素子12から青色光が発せられる。そして、青色光の一部が蛍光体13aにより黄色に変換され、発光装置201からは青色光と黄色光の組合せにより白色光が発せられる。また、各LED素子12にて生じた熱は、放熱パターン217を介して外部へ伝達される。このとき、溝部219が各LED素子12の真下に形成されていないので、各LED素子12から外部への伝熱効率は良好である。
この発光装置201は、第1の実施形態の発光装置1と同様の工程により製造される。この発光装置201も、連結基板41にはパターン形成工程にて用いたレジスト材やメッキ処理時の薬液が残留しており、ホットプレス加工時にレジスト材等の有機成分が気化してガスが発生する。放熱パターン217の形成部位にて発生したガスは、各溝部219をはじめとする各第1分割パターン217a及び各第2分割パターン217bの外縁から外部へ放出される。
このように、本実施形態によれば、放熱パターン217を溝部219により分割したので、放熱パターン217の形成部位にて発生したガスを確実に外部へ放出することができる。従って、放熱パターン217の形成部位に溜まったガスにより放熱パターン217が***するようなことはなく、ガスに起因する放熱パターン217の不具合を防止して、発光装置201の歩留まりを向上させることができる。
尚、第2の実施形態においては、放熱パターン217を溝部219により分割形成するものを示したが、例えば図12に示すように、放熱パターン317に孔部317aを形成してもよい。孔部317aの形状は任意であるが、図12の発光装置301においては、孔部317aはセラミック基板211の延在方向と直交する方向に延びるスリット状に形成される。この場合も、平面視にて隣接する各LED素子12の中間に孔部317aを形成することが望ましい。また、放熱パターンに孔部と溝部の両方を形成したり、電極パターンに孔部を形成してもよい。
また、前記各実施形態においては、セラミック基板11,211の上面が平坦なものを示したが、封止部13,213を受容する凹部が形成されたものであってもよい。また、板状の蛍光体分散ガラス43がホットプレス加工により連結基板41と接合されるものを示したが、ガラスと蛍光体の混合粉末を減圧高温雰囲気にて連結基板41上で溶融固化することによりガラスを連結基板41に融着してもよい。さらには、封止部13,213を樹脂としてもよい。
また、前記各実施形態においては、発光装置1,201から白色光が発せられるものを示したが、例えば、封止部13,213に蛍光体13aが含まれない構成として、発光装置1,201から青色光が発せられるようにしてもよい。また、LED素子12をフリップチップ型としたものを示したが、フェイスアップ型としてもよい。さらに、1つのセラミック基板11,211に搭載されるLED素子12の個数、LED素子12の配置状態は任意である。このように、発光装置1,201の細部構成、発光色等については適宜に変更が可能である。さらにまた、ガラスより信頼性等が劣るものの、封止部13,213を樹脂としてもよい。
また、前記各実施形態においては、セラミック基板11,211がアルミナ(Al)からなるものを示したが、アルミナ以外のセラミックから構成するようにしてもよい。アルミナより熱伝導性に優れる高熱伝導性材料からなるセラミック基板として、例えば、BeO(熱膨張率α:7.6×10−6/℃、熱伝導率:250W/(m・k))を用いても良い。さらに、他の高熱伝導性基板として、例えばW−Cu基板を用いても良い。W−Cu基板としては、W90−Cu10基板(熱膨張率α:6.5×10−6/℃、熱伝導率:180W/(m・k))、W85−Cu15基板(熱膨張率α:7.2×10−6/℃、熱伝導率:190W/(m・k))を用いることにより、ガラス封止部との良好な接合強度を確保しながら高い熱伝導性を付与することができ、LEDの大光量化、高出力化に余裕をもって対応することが可能になる。
また、前記各実施形態においては、露出部がセラミック基板を露出させるものを示したが、複数の金属層における表層より基板側の層を露出させる構成であってもよい。複数の金属層からなる電極パターン及び放熱パターンは、Cu−Ni−Ag又はCu−Cu−Auの層構成に限定されるものではなく、例えばW−Ni−Au等のように他の層構成であってもよい。電極パターン及び放熱パターンが他の層構成をとる場合であっても、各金属層の層間に有機残渣が生じた際に、気化したガスを露出部から外部へ放出することができる。要は、基板と、基板の表面に複数の金属層により形成される配線パターンと、配線パターンに形成され複数の金属層における表層より前記基板側の層又は基板を露出させる露出部と、を備えた配線体を有していればよい。また、配線体の用途もLED素子の搭載に限定されるものでなく、他の光学素子や電子部品に用いられるものであっても、基板加熱時に有機残渣のガスを露出部を通じて外部へ放出することができる。さらには、各電極パターン,放熱パターンの材質も任意であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の第1の実施形態を示す発光装置の上面図である。 発光装置の模式縦断面図である。 発光装置の下面図である。 発光装置の実装基板への実装状態の一例を示す縦断面図である。 発光装置の製造方法の工程説明図である。 ダイサーによる分割前の連結基板の下面図である。 ホットプレス加工の状態を示す模式説明図である。 第1の実施形態の変形例を示す発光装置の下面図である。 本発明の第2の実施形態を示す発光装置の上面図である。 発光装置の模式縦断面図である。 発光装置の下面図である。 第2の実施形態の変形例を示す発光装置の下面図である。
符号の説明
1 発光装置
11 セラミック基板
12 LED素子
13 封止部
13a 蛍光体
14 上面パターン
15 ビアパターン
16 電極パターン
16a 孔部
17 放熱パターン
17a 孔部
18 バンプ
21 Cu層
22 Niメッキ層
23 Agメッキ層
31 実装基板
32 基板本体
33 絶縁層
34 回路パターン
34a Au層
34b Cu層
41 連結基板
42 ダミーパターン
43 蛍光体分散ガラス
51 中間体
201 発光装置
211 セラミック基板
213 封止部
214 上面パターン
215 ビアパターン
216 電極パターン
217 放熱パターン
217a 第1分割パターン
217b 第2分割パターン
219 溝部
223 Auメッキ層
301 発光装置
317 放熱パターン
317a 孔部

Claims (9)

  1. LED素子と、
    前記LED素子が上面に搭載される基板と、
    前記LED素子を前記基板上にて封止する封止部と、
    前記基板の下面に複数の金属層によって形成され、前記LED素子と電気的に接続される一対の電極パターンと、
    前記基板の下面に複数の金属層によって形成される放熱パターンと、
    前記電極パターンと前記放熱パターンの少なくとも一方に形成され、複数の金属層における表層より前記基板側の層又は前記基板を露出させる露出部と、を備えた発光装置。
  2. 前記放熱パターンは、平面視にて、少なくとも一部が前記LED素子と重なるよう形成され、
    前記露出部は、平面視にて、前記LED素子と重ならないよう形成される請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記封止部はガラスである請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記LED素子を複数備える請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記露出部は、前記電極パターンと前記放熱パターンの少なくとも一方に形成された孔部を有する請求項4に記載の発光装置。
  6. 前記露出部は、前記放熱パターンに形成され該放熱パターンを複数の分割パターンに分割する溝部を有する請求項5または6に記載の発光装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の発光装置を製造するにあたり、
    前記基板の表面に形成されたレジスト材からなるマスクを利用して前記電極パターン及び前記放熱パターンを形成する工程と、
    前記電極パターン及び前記放熱パターンが形成された前記基板と、封止材と、を加熱した状態で、前記LED素子を前記封止材により前記基板上にて封止する工程と、を含む発光装置の製造方法。
  8. 請求項3から6のいずれか1項に記載の発光装置を製造するにあたり、
    前記基板の表面に形成されたレジスト材からなるマスクを利用して前記電極パターン及び前記放熱パターンを形成する工程と、
    前記電極パターン及び前記放熱パターンが形成された前記基板と、板状のガラスと、を加熱した状態で、ホットプレス加工により前記LED素子を前記基板上にて前記ガラスで封止する工程と、を含む発光装置の製造方法。
  9. 基板と、
    前記基板の表面に複数の金属層によって形成される配線パターンと、
    前記配線パターンに形成され、複数の金属層における表層より前記基板側の層又は前記基板を露出させる露出部と、を備えた配線体。
JP2007295067A 2007-11-14 2007-11-14 発光装置、発光装置の製造方法及び配線体 Pending JP2009123853A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295067A JP2009123853A (ja) 2007-11-14 2007-11-14 発光装置、発光装置の製造方法及び配線体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007295067A JP2009123853A (ja) 2007-11-14 2007-11-14 発光装置、発光装置の製造方法及び配線体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009123853A true JP2009123853A (ja) 2009-06-04

Family

ID=40815705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007295067A Pending JP2009123853A (ja) 2007-11-14 2007-11-14 発光装置、発光装置の製造方法及び配線体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009123853A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011040714A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Everlight Electronics Co Ltd 発光ダイオード
JP2011091068A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Sony Corp 発光色変換部材及びその製造方法、並びに発光素子
JP2016086191A (ja) * 2010-11-05 2016-05-19 ローム株式会社 半導体発光装置
US9947851B2 (en) 2016-01-22 2018-04-17 Toyoda Gosei Co., Ltd. LED package

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011040714A (ja) * 2009-08-06 2011-02-24 Everlight Electronics Co Ltd 発光ダイオード
JP2011091068A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Sony Corp 発光色変換部材及びその製造方法、並びに発光素子
JP2016086191A (ja) * 2010-11-05 2016-05-19 ローム株式会社 半導体発光装置
US9947851B2 (en) 2016-01-22 2018-04-17 Toyoda Gosei Co., Ltd. LED package

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5662277B2 (ja) 半導体発光装置及び発光モジュール
CN101868863B (zh) 用于衬底剥离的鲁棒led结构
JP5642623B2 (ja) 半導体発光装置
US8367523B2 (en) Method for manufacturing semiconductor light-emitting device and semiconductor light emitting device
EP2325905B1 (en) Semiconductor light-emitting device and method for manufacturing same
JP5378130B2 (ja) 半導体発光装置
US7867793B2 (en) Substrate removal during LED formation
EP2390935B1 (en) Semiconductor light emitting device and method for manufacturing same
JP5061139B2 (ja) 発光装置の製造方法
JP2008270563A (ja) 発光装置、光源装置及び発光装置の製造方法
KR20050116373A (ko) 고체 소자 디바이스 및 그 제조 방법
KR20130097815A (ko) 반도체 발광 장치
JP2008071837A (ja) 発光装置及びその製造方法
KR20130117875A (ko) 반도체 발광 장치 및 그 제조 방법
US20080210954A1 (en) Alternating Current Light Emitting Device
JP2005223222A (ja) 固体素子パッケージ
CN102593316A (zh) 晶片级发光装置封装件及其制造方法
JP2009176961A (ja) 実装基板の製造方法及び線状光源の製造方法
JP2009123853A (ja) 発光装置、発光装置の製造方法及び配線体
TWI646706B (zh) 發光二極體晶片封裝體
EP3491678B1 (en) Light emitting device package with reflective side coating
JP5287643B2 (ja) 光学装置の製造方法及び光学装置
JP2009135543A (ja) 発光装置の製造方法
JP2010083704A (ja) 蛍光体含有ガラス及びその製造方法
JP5109620B2 (ja) 発光装置、基板装置及び発光装置の製造方法