JP2009123626A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1、第2接続対象物との接続作業を簡単に行うことができるコネクタを提供する。
【解決手段】シャーシ7に配置される第1、第2のプラグコネクタ80,80´を電気的に接続する中継コネクタ1のハウジング3に、第1のプラグコネクタ80と連結する第1受容部311と、第2のプラグコネクタ80´と連結する第2受容部312とを形成する。第1受容部311に連結された第1のプラグコネクタ80と第2受容部312に連結された第2のプラグコネクタ80´とを導通させるコンタクト5をハウジング3に備える。ハウジング3を、第1、第2受容部311,312を有するハウジング本体31と、このハウジング本体31に設けられ、シャーシ7に設けられた孔72と係合するフック33とで構成する。
【選択図】図4

Description

この発明はコネクタに関する。
従来、第1のフレキシブル基板に実装された第1のレセプタクル(第1の接続対象物)と第2のフレキシブル基板に実装された第2のレセプタクル(第2の接続対象物)とを接続するプラグ(コネクタ)が知られている(下記特許文献1参照)。
プラグはプラグ本体とジャンパーリードとを有する。
プラグ本体は第1の溝部領域と第2の溝部領域と一対の連結側部とを有する。第1の溝部領域は第1のレセプタクルに連結される領域であり、この領域には複数の溝部が形成されている。第2の溝部領域は第2のレセプタクルに連結される領域であり、この領域には複数の溝部が形成されている。一対の連結側部は可撓性を有し、第1の溝部領域と第2の溝部領域とを連結する。
ジャンパーリードはほぼ帯状の金属薄板であり、その両端部には脚部が形成されている。ジャンパーリードの一端部の脚部は第1の溝部領域の溝部に挿入され、その脚部の先端部は溝部から突出していると認められる。ジャンパーリードの他端部の脚部は第2の溝部領域の溝部に挿入され、その脚部の先端部も溝部から突出していると認められる。
プラグは所定位置に配置された第1、第2レセプタクルに覆いかぶさるようにして第1、第2レセプタクルに嵌合する。このとき、プラグのジャンパーリードの一端部の脚部の先端部は第1のレセプタクルの溝部に挿入され、第1のレセプタクルの端子に接触し、プラグのジャンパーリードの他端部の脚部の先端部は第2のレセプタクルの溝部に挿入され、第2のレセプタクルの端子に接触する。その結果、プラグによって第1のレセプタクルと第2のレセプタクルとが接続される。
特開2003−100394号公報
上述のプラグで第1のレセプタクルと第2のレセプタクルとを接続するとき、第1、第2のフレキシブル基板をシャーシ、筐体等の配置対象物上に配置し、第1、第2のフレキシブル基板に実装された第1、第2のレセプタクルにプラグを嵌合させる。
これに対し、フレキシブル基板のレセプタクルが実装された領域の裏側の領域を電子部品の実装領域として利用したい場合がある。例えば基板のレセプタクルが実装された面の反対面全体にLEDを配置する場合である。
この場合、プラグはシャーシ、筐体等の配置対象物上に配置され、第1、第2フレキシブル基板はプラグの配置対象物側面と反対側面に配置される。すなわち、プラグは配置対象物と第1、第2フレキシブル基板との間に配置されることになる。
しかし、プラグは配置対象物に固定されてないので、プラグに第1、第2フレキシブル基板を接続するとき、配置対象物上でプラグが動くことがあり、接続作業を容易に行うことができなかった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、第1、第2接続対象物との接続作業を簡単に行うことができるコネクタを提供することである。
前述の課題を解決するため請求項1の発明のコネクタは、配置対象物に配置される第1、第2の接続対象物を電気的に接続するコネクタにおいて、前記第1の接続対象物と連結する第1連結部と、前記第2の接続対象物と連結する第2連結部とを有するハウジングと、このハウジングに保持され、前記第1連結部に連結された第1の接続対象物と前記第2連結部に連結された第2の接続対象物とを導通させるコンタクトとを備え、前記ハウジングは、前記第1、第2連結部を有するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記配置対象物に設けられた被係合部と係合する係合部とを有することを特徴とする。
上述のように、ハウジングは、第1、第2連結部を有するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、配置対象物に設けられた被係合部と係合する係合部とを有するので、ハウジングを配置対象物に固定でき、第1、第2連結部との連結接続作業時にコネクタが動かない。
請求項2の発明は、請求項1記載のコネクタにおいて、前記被係合部は孔であり、前記係合部は前記孔と係合する弾性を有するフックであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2項記載のコネクタにおいて、前記ハウジングは、前記孔に前記フックとともに挿入され、前記フックの弾性変形を制限する突起部を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記ハウジング本体は、第1ハウジング本体構成部材と、これと分離独立した第2ハウジング本体構成部材とで構成され、前記第1、第2ハウジング本体構成部材は、それぞれ前記係合部を有し、前記コンタクトは、前記第1、第2ハウジング本体構成部材を連結するとともに、前記第1、第2の接続対象物間の相対的なずれを吸収する伸縮部を有することを特徴とする。
この発明によれば、第1、第2接続対象物に対する接続作業を簡単に行うことができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の第1実施形態の中継コネクタの斜視図、図2は図1に示す中継コネクタの分解斜視図、図3は図1に示す中継コネクタの断面図である。
図1〜3に示すように、中継コネクタ(コネクタ)1はハウジング3とコンタクト5とを備える。
ハウジング3はハウジング本体31とフック(係合部)33と突起部35とで構成されている。
ハウジング本体31は第1受容部(第1連結部)311と第2受容部(第2連結部)312と固定部313とを有する。
第1受容部311はほぼ筐体状であり、後述する第1のプラグコネクタ80を受け容れることによって第1のプラグコネクタ80と連結される部分である。
第2受容部312はほぼ筐体状であり、後述する第2のプラグコネクタ80´を受け容れることによって第2のプラグコネクタ80´と連結される部分である。
固定部313はほぼ直方体状であり、第1受容部311と第2受容部312とを連結する。
ハウジング本体31には複数のコンタクト収容溝315がハウジング3の長手方向Lに沿って等間隔に形成されている。コンタクト収容溝315は横溝部315aと縦溝部315bと縦溝部315cとを有する。横溝部315aは第1、第2受容部311,312及び固定部313の底面に配置され、ハウジング3の幅方向Wへ延びている。縦溝部315cは第1受容部311の内周面311aに配置され、ハウジング3の高さ方向Hへ延びている。縦溝部315bは第2受容部312の内周面312aに配置され、ハウジング3の高さ方向Hへ延びている。
固定部313には複数の圧入孔317,318が固定部313の長手方向Lに沿って等間隔に形成されている。圧入孔317,318はハウジング3の高さ方向Hに延びている。圧入孔317,318はコンタクト収容溝315の横溝部315aに通じている。
フック33は第1受容部311の両端部の下面及び第2受容部312の両端部の下面にそれぞれ設けられている。フック33はアーム部33aと爪部33bとを有する。アーム部33aは薄板状であり、弾性を有する。爪部33bはアーム部33aの下端に結合されている。爪部33bの断面形状はほぼ三角形である。
突起部35は第1受容部311の両端部の下面及び第2受容部312の両端部の下面にそれぞれフック33に隣接するように設けられている。突起部35は板状であり、フック33が過度に弾性変形しないようにフック33の弾性変形を制限する。
コンタクト5は第1接触部51と第2接触部52と連結部53と第1圧入部54と第2圧入部55とを有する。
第1接触部51は板状であり、コンタクト収容溝315の縦溝315cに配置される。第1接触部51の接触面51aは縦溝部315cから突出し、後述する第1のプラグコネクタ80に接触する。
第2接触部52は板状であり、コンタクト収容溝315の縦溝部315bに配置される。第2接触部52の接触面52aは縦溝315bから突出し、後述する第2のプラグコネクタ80´に接触する。
連結部53は板状であり、第1接触部51と第2接触部52とを連結し、コンタクト収容溝315の横溝部315aに配置される。
第1、第2圧入部54,55はそれぞれ板状であり、連結部53に連結され、圧入孔317,318に圧入される。第1、第2圧入部54,55が圧入孔317,318に圧入されることによってコンタクト5はハウジング3に保持される。
図4は図1に示す中継コネクタをシャーシに固定する前の状態を示す斜視図、図5は図1に示す中継コネクタをシャーシに固定した後の状態を示す斜視図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面図である。
図4に示すように、後述するプリント基板9,9´の配置対象物であるシャーシ7には、中継コネクタ1の下部を収容する凹部71が形成されている。凹部71の底面の四隅には4つの孔(被係合部)72が形成されている。孔72にはフック33及び突起部35が挿入される。孔72の幅はフック33及び突起部35の幅よりも広く、ハウジング3の幅方向Wで孔72とフック33及び突起部35との間には隙間が生じる。これにより、中継コネクタ1は幅方向Wへシャーシ7上を少し移動することができる。
中継コネクタ1をシャーシ7に固定するには、図4に示すように、フック33及び突起部35が孔72の上方に位置するように中継コネクタ1を位置決めし、その後、中継コネクタ1を降ろしてフック33及び突起部35を孔72に挿入する。
その結果、図5、6に示すように、フック33の爪部33bは孔72の周縁部に引っ掛かり、中継コネクタ1がシャーシ7に固定される。
このとき、ハウジング3の長手方向Lでフック33のアーム部33aは孔72の内周面に接触するが、突起部35と孔72の内周面との間には隙間が生じる。これにより、中継コネクタ1は長手方向Lへもシャーシ7上を少し移動することができる。
図7は図1に示す中継コネクタに接続されるプラグコネクタの斜視図、図8は図7に示すプラグコネクタの分解斜視図、図9は図7に示すプラグコネクタをプリント基板に実装した状態を示す斜視図である。
図7〜9に示すように、第1のプラグコネクタ(第1の接続対象物)80はハウジング82とコンタクト84とを備える。
ハウジング82はハウジング本体821と一対の脚部822,823とを有する。ハウジング本体821は直方体状である。脚部822,823はハウジング本体821の底部に連結されている。ハウジング82にはその長手方向に沿って複数のコンタクト収容空間824が等間隔に形成されている。
コンタクト84は接触部841とばね部842と圧入部843と端子部844とを有する。接触部841はコンタクト5の第1接触部51と接触する。ばね部842は接触部841に連結されている。ばね部842は接触部841を第1接触部51に押し付ける。圧入部843はばね部842に連結され、ハウジング82に圧入される。圧入部843のハウジング82への圧入により、コンタクト84はハウジング82に固定される。端子部844は圧入部843に連結されている。
コンタクト84はハウジング82のコンタクト収容空間824に収容される。接触部841及び端子部844は収容空間824から突出する。
ハウジング82の脚部823の両端部には固定片86が圧入されている。
第1プラグコネクタ80の端子部844及び固定片86をプリント基板9のパッド(図示せず)に半田付けすることによって、第1のプラグコネクタ80は図9に示すように、プリント基板9に実装される。
第2プラグコネクタ80´は第1プラグコネクタ80と同様の構成であるので、第1プラグコネクタ80と同じ符号を付して説明を省略する。
図10は図1に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続する前の状態の斜視図、図11は図1に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続した後の状態を示す斜視図、図12は図1に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続した後の状態を示す断面図である。
第1のプリント基板9に実装された第1プラグコネクタ80と第2のプリント基板9´に実装された第2のプラグコネクタ80´とを中継コネクタ1に接続するには、図10に示すように、予め中継コネクタ1をシャーシ7に固定しておく。
次に、第1、第2プラグコネクタ80,80´をそれぞれ中継コネクタ1の第1、第2受容部311,312の上方に配置する。
その後、図11に示すように、第1、第2プラグコネクタ80,80´を中継コネクタ1の第1、第2受容部311,312に挿入する。
このとき、中継コネクタ1はシャーシ7に固定されているので、中継コネクタ1への第1、第2プラグコネクタ80,80´の接続作業を容易に行える。
また、中継コネクタ1はシャーシ7上を少し移動できるので、第1、第2プラグコネクタ80,80´の中継コネクタ1に対する位置ずれが吸収される。
第1、第2プラグコネクタ80,80´が中継コネクタ1の第1、第2受容部311,312に挿入されると、図12に示すように、コンタクト5が第1、第2のプラグコネクタ80,80´のコンタクト84,84に接触し、中継コネクタ1及び第1、第2プラグコネクタ80,80´を介して第1のプリント基板9と第2のプリント基板9´とが電気的に接続される。
この実施形態によれば、中継コネクタ1に第1、第2プラグコネクタ80,80´を簡単に接続することができる。
また、第1、第2プラグコネクタ80,80´の中継コネクタ1に対する位置ずれを吸収することができる。
更に、中継コネクタ1をシャーシ7に固定すると、シャーシ7が中継コネクタ1の補強板の役目をするので、中継コネクタ1の強度が高まる。
図13はこの発明の第2実施形態の中継コネクタの斜視図、図14は図13に示す中継コネクタの断面図、図15は図13に示す中継コネクタの断面図である。
第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
図13〜15に示すように、中継コネクタ(コネクタ)201はハウジング203とコンタクト205とを備える。
ハウジング203はハウジング本体231とフック(係合部)33と突起部35とで構成されている。
ハウジング本体231は第1ハウジング本体構成部材231Aと第2ハウジング本体構成部材231Bとで構成されている。第1ハウジング本体構成部材231Aと第2ハウジング本体構成部材231Bとは分離独立の関係を有する。
第1ハウジング本体構成部材231Aは第1受容部(第1連結部)2311と第1固定部2313とを有する。
第1受容部2311はほぼ筐体状であり、第1のプラグコネクタ80を受け容れることによって第1のプラグコネクタ80と連結される部分である。
第1固定部2313はほぼ直方体状であり、第1受容部2311の側部に形成されている。
第1ハウジング本体構成部材231Aには複数のコンタクト収容溝2315がハウジング203の長手方向Lに沿って等間隔に形成されている。コンタクト収容溝2315は横溝部2315aと縦溝部2315bと縦溝部2315cを有する(図15参照)。横溝部2315aは第1ハウジング本体構成部材231Aの底面に配置され、ハウジング3の幅方向Wへ延びている。縦溝部2315bは第1受容部2311の内周面2311aに配置され、ハウジング203の高さ方向Hへ延びている。縦溝部2315cは第1固定部2313の後述する第2固定部2314に対向する面に配置され、ハウジング203の高さ方向Hへ延びている。
第1固定部2313には複数の圧入孔2317がハウジング203の長手方向Lに沿って等間隔に形成されている。圧入孔2317はハウジング203の高さ方向Hに延びている。圧入孔2317はコンタクト収容溝2315の横溝部2315aに通じている。
第2ハウジング本体構成部材231Bは第2受容部(第2連結部)2312と第2固定部2314とを有する。
第2受容部2312はほぼ筐体状であり、第2のプラグコネクタ80´を受け容れることによって第2のプラグコネクタ80´と連結される部分である。
第2固定部2314はほぼ直方体状であり、第2受容部2312の側部に形成されている。
第2ハウジング本体構成部材231Bには複数のコンタクト収容溝2316がハウジング203の長手方向Lに沿って等間隔に形成されている。コンタクト収容溝2316は横溝部2316aと縦溝部2316bと縦溝部2316cを有する(図15参照)。横溝部2316aは第2ハウジング本体構成部材231Bの底面に配置され、ハウジング203の幅方向Wへ延びている。縦溝部2316bは第2受容部2312の内周面2312aに配置され、ハウジング203の高さ方向Hへ延びている。縦溝部2316cは第2固定部2314の第1固定部2313に対向する面に配置され、ハウジング203の高さ方向Hへ延びている。
第2固定部2314には複数の圧入孔2318がハウジング203の長手方向Lに沿って等間隔に形成されている。圧入孔2318はハウジング203の高さ方向Hに延びている。圧入孔2318はコンタクト収容溝2316の横溝部2316aに通じている。
コンタクト205は第1接触部251と第2接触部252と連結部253と第1圧入部254と第2圧入部255とを有する。
第1接触部251は板状であり、コンタクト収容溝2315の縦溝部2315bに配置される。第1接触部251の接触面251aは縦溝部2315bから突出し、第1のプラグコネクタ80に接触する。
第2接触部252は板状であり、コンタクト収容溝2316の縦溝部2316bに配置される。第2接触部252の接触面252aは縦溝部2316bから突出し、第2のプラグコネクタ80´に接触する。
連結部253は板状であり、第1接触部251と第2接触部252とを連結する。連結部253はほぼU字状に湾曲する伸縮部253aを有する。伸縮部253aは第1、第2ハウジング本体構成部材231A,231Bを連結するとともに、第1、第2のプラグコネクタ80,80´間の相対的なずれを吸収する。伸縮部253aを除き、連結部253はコンタクト収容溝2315,2316の横溝部2315a,2316aに配置される。伸縮部253aはコンタクト収容溝2315,2316の縦溝部2315c,2316cに弾性変形可能に配置される。
第1、第2圧入部254,255はそれぞれ連結部253に連結され、圧入孔2317,2318に圧入される。第1、第2圧入部254、255が圧入孔2317,2318に圧入されることによってコンタクト205は第1、第2ハウジング本体構成部材231A,231Bに保持される。
図16は図13に示す中継コネクタをシャーシに固定する前の状態を示す斜視図、図17は図13に示す中継コネクタをシャーシに固定した後の状態を示す断面図である。
中継コネクタ201をシャーシ7に固定するには、図16に示すように、フック33及び突起部35が孔72の上方に位置するように中継コネクタ201を位置決めし、その後、中継コネクタ201のフック33及び突起部35を孔72に挿入する。
その結果、図17に示すように、フック33の爪部33bが孔72の周縁部に係合し、中継コネクタ201がシャーシ7に固定される。
このとき、フック33のアーム部33aは孔72の内周面に接触するが、突起部35と孔72の内周面との間には隙間が生じる。したがって、その隙間の分だけ中継コネクタ201はシャーシ7上を移動することができる。第1ハウジング本体構成部材231Aと第2ハウジング本体構成部材231Bとはコンタクト205の伸縮部253aで連結されているので別々に動ける。
図18は図17に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続した後の状態を示す斜視図、図19は図17に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続した後の状態を示す斜視図である。
第1のプリント基板9に実装された第1プラグコネクタ80と第2のプリント基板9´に実装された第2のプラグコネクタ80´を中継コネクタ201に接続するには、予め中継コネクタ201をシャーシ7に固定しておく(図17参照)。
次に、第1、第2プラグコネクタ80,80´をそれぞれ中継コネクタ201の第1、第2受容部2311,2312の上方に配置する(図16参照)。
その後、図18に示すように、第1、第2プラグコネクタ80,80´をそれぞれ中継コネクタ201の第1、第2受容部2311,2312に挿入する。
このとき、中継コネクタ201はシャーシ7に固定されているので、中継コネクタ201への第1、第2プラグコネクタ80,80´の接続作業を容易に行える。
また、第1、第2ハウジング本体構成部材231A,231Bはそれぞれ独立してシャーシ7上を移動できるので、第1プラグコネクタ80の第1ハウジング本体構成部材231Aに対するずれ及び第2プラグコネクタ80´の第2ハウジング本体構成部材231Bに対するずれがそれぞれ吸収される。
第1、第2のプラグコネクタ80,80´が中継コネクタ201の第1、第2受容部2311,2312に挿入されると、図19に示すように、コンタクト205が第1、第2のプラグコネクタ80,80´のコンタクト84,84に接触し、中継コネクタ201及び第1、第2プラグコネクタ80,80´を介して第1のプリント基板9と第2のプリント基板9´とが電気的に接続される。
この実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、第1ハウジング本体構成部材231Aと第2ハウジング本体構成部材231Bとがコンタクト205の伸縮部235aによって連結されているので、第1、第2のプラグコネクタ80,80´の中継コネクタ201に対するより大きなずれを吸収できる。特に、プリント基板9の長手方向(ハウジング203の幅方向Wと平行な方向)における第1、第2のプラグコネクタ80,80´の中継コネクタ201に対するより大きなずれを吸収できる。
図20はこの発明の第3実施形態の中継コネクタの斜視図、図21は図20に示す中継コネクタの分解斜視図、図22は図20に示す中継コネクタの断面図、図23は図20に示す中継コネクタをシャーシに固定する前の状態を示す斜視図、図24は図20に示す中継コネクタをシャーシに固定する前の状態を示す側面図、図25は図20に示す中継コネクタをシャーシに固定した後の状態を示す側面図、図26は図20に示す中継コネクタにプリント基板を固定する前の状態を示す断面図、図27は図20に示す中継コネクタに一方のプリント基板を接続した状態を示す斜視図、図28は図20に示す中継コネクタに両方のプリント基板を接続した状態を示す断面図である。
第1、2実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、第1、2実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
第1、第2実施形態の中継コネクタ1,201は第1、第2のプラグコネクタ80,80´を介して第1、第2のプリント基板9,9´に接続されているが、この実施形態の中継コネクタ3101は第1のプリント基板1110と第2のプリント基板1120とに直接接続される。
図20〜22に示すように、コネクタ3101はハウジング3103とコンタクト3130,3150とを備える。
ハウジング3103はハウジング本体3104とフック(係止部)33と突起35とを有する。
ハウジング本体3104は第1のハウジング本体構成部材3110と第2のハウジング本体構成部材3120とで構成されている。
第1のハウジング本体構成部材3110は基盤部3111と複数の挿入部3112(第1連結部)と位置決め用凸部3113と側壁部3114とを有する。
基盤部3111はほぼ板状であり、第1のプリント基板(第1の接続対象物)1110の端部を支持する支持面3111aを有する。
挿入部3112はほぼ円柱状であり、基盤部3111の支持面3111aに形成されている。挿入部3112の先端部はほぼテーパー状に形成されている。挿入部3112は第1のハウジング本体構成部材3110の長手方向L1に沿って2列に等間隔に並んでいる。一方の列の挿入部3112と他方の列の挿入部3112とは長手方向L1へ半ピッチずれている。
位置決め用凸部3113は基盤部3111の支持面3111aの両端部に形成されている。
側壁部3114は基盤部3111の支持面3111aの周縁部に形成されている。
第2のハウジング本体構成部材3120は第1のハウジング本体構成部材3110とほぼ同じ構成であり、基盤部3121と複数の挿入部3122(第2連結部)と位置決め用凸部3123と側壁部3124とを有する。
基盤部3121はほぼ板状であり、第2のプリント基板(第2の接続対象物)1120の端子部を支持する支持面3121aを有する。
挿入部3122はほぼ円柱状であり、基盤部3121の支持面3121aに形成されている。挿入部3122の先端部はほぼテーパー状に形成されている。挿入部3122は第1のハウジング本体構成部材3120の長手方向L2に沿って2列に等間隔に並んでいる。一方の列の挿入部3122と他方の列の挿入部3122とは長手方向L2へ半ピッチずれている。
位置決め用凸部3123は基盤部3121の支持面3121aの両端部に形成されている。
側壁部3124は基盤部3121の支持面3121aの周縁部に形成されている。
コンタクト3130は金属板を打ち抜いて形成されている。コンタクト3130は第1の接触部3131と第2の接触部3132と第1のばね部3133と第2のばね部3134と連結部3135と圧入部3136,3137と圧入部3138,3139とを有する(図22参照)。
第1の接触部3131はほぼ三角形状である。第1の接触部3131は第1のプリント基板1110のスルーホール1111に接触する。
第2の接触部3132はほぼ三角形状である。第2の接触部3132は第2のプリント基板1120のスルーホール1121に接触する。
第1のばね部3133の一端は第1の接触部3131に連結され、第1のばね部3133の他端は連結部3135に連結されている。第1のばね部3133は第1の接触部3131をスルーホール1111に押し付ける。
第2のばね部3134の一端は第2の接触部3132に連結され、第2のばね部3134の他端は連結部3135に連結されている。第2のばね部3134は第2の接触部3132をスルーホール1121に押し付ける。
連結部3135は第1のハウジング本体構成部材3110から第2のハウジング本体構成部材3120まで延び、その中間位置よりも少し第2のばね部3134側の位置に湾曲部分(伸縮部)3135aを有する。連結部3135は第1のハウジング本体構成部材3110と第2のハウジング本体構成部材3120との間に掛け渡され、第1のハウジング本体構成部材3110と第2のハウジング本体構成部材3120とを連結する。
圧入部3136,3137は第1のばね部3131,3131を挟むように連結部3135の一端部に連結されている。圧入部3136,3137は第1のハウジング本体構成部材3110に圧入されている。
圧入部3138,3139は第2のばね部3134,3134を挟むように連結部3135の他端部に連結されている。圧入部3138,3139は第2のハウジング本体構成部材3120に圧入されている。
コンタクト3150は金属板を打ち抜いて形成されている。コンタクト3150はコンタクト3130と同じ形状で、同じ大きさであり、部品の共通化が図られている。但し、コンタクト3130,3150を第1、第2ハウジング本体構成部材3110,3120に圧入するときに表面(仮に打抜き加工時にダイスの方を向いていた面を表面とする)と裏面とを交互に入れ替える必要がある。コンタクト3150は第1の接触部3151と第2の接触部3152と第1のばね部3153と第2のばね部3154と連結部3155と圧入部3156,3157と圧入部3158,3159とを有する(図21参照)。
第1の接触部3151はほぼ三角形状である。第1の接触部3151は第1のプリント基板1110のスルーホール1111に接触する。
第2の接触部3152はほぼ三角形状である。第2の接触部3152は第2のプリント基板1120のスルーホール1121に接触する。
第1のばね部3153の一端は第1の接触部3151に連結され、第1のばね部3153の他端は連結部3155に連結されている。第1のばね部3153は第1の接触部3151をスルーホール1111に押し付ける。
第2のばね部3154の一端は第2の接触部3152に連結され、第2のばね部3154の他端は連結部3155に連結されている。第2のばね部3154は第2の接触部3152をスルーホール1121に押し付ける。
連結部3155は第1のハウジング本体構成部材3110から第2のハウジング本体構成部材3120まで延び、その中間位置よりも少し第1のばね部3153側の位置に湾曲部分(伸縮部)3155aを有する。連結部3155は第1のハウジング本体構成部材3110と第2のハウジング本体構成部材3120との間に掛け渡され、第1のハウジング本体構成部材3110と第2のハウジング本体構成部材3120とを連結する。
圧入部3156,3157は第1のばね部3151,3151を挟むように連結部3135の一端部に連結されている。圧入部3156,3157は第1のハウジング本体構成部材3110に圧入されている。
圧入部3158,3159は第2のばね部3154,3154を挟むように連結部3155の他端部に連結されている。圧入部3158,3159は第2のハウジング本体構成部材3120に圧入されている。
第1ハウジング本体構成部材3110は複数の収容空間3115,3116を有している。
収容空間3115は挿入部3112と基盤部3111とに形成されている。収容空間3115は第1のハウジング本体構成部材3110の長手方向L1に沿って等間隔に並んでいる。収容空間3115のうち基盤部3111側の空間には、第1のばね部3133,3153が変形可能に収容されている。収容空間3115のうち第1の挿入部3112側の空間(収容部3115a)には第1の接触部3131,3151が変位可能に収容されている。第1の接触部3131,3151の一部は収容部3115aの外へ突出している。
収容空間3116は側壁部3114と基盤部3111とに形成されている。収容空間3116は第1のハウジング本体構成部材3110の長手方向L1に沿って等間隔に並んでいる。
第2ハウジング本体構成部材3120は複数の収容空間3125,3126を有している。
収容空間3125は挿入部3122と基盤部3121とに形成されている。収容空間3125は第2のハウジング本体構成部材3120の長手方向L2に沿って等間隔に並んでいる。収容空間3125のうち基盤部3121側の空間には、第2のばね部3134,3154が変形可能に収容されている。収容空間3125のうち第2の挿入部3122側の空間(収容部3125a)には第2の接触部3132,3152が変位可能に収容されている。第2の接触部3132,3152の一部は収容部3125aの外へ突出している。
収容空間3126は側壁部3124と基盤部3121とに形成されている。収容空間3126は第2のハウジング本体構成部材3120の長手方向L2に沿って等間隔に並んでいる。
収容空間3116,3126には湾曲部分3135a,3155aが変形可能に収容されている。収容空間3116,3126の長手方向L1,L2の大きさは湾曲部分3135a,3155aの長手方向L1,L2の大きさよりも大きい。この結果、湾曲部分3135a,3155aは第1のハウジング本体構成部材3110と第2のハウジング本体構成部材3120との間の長手方向L1,L2方向のずれを吸収することができる。
第1のプリント基板1110のスルーホール1111には導電路1112が接続されている。また、第1のプリント基板1110には位置決め孔1113が形成されている。位置決め孔1113は位置決め用凸部3113を受け容れる。
第2のプリント基板1120のスルーホール1121には導電路1122が接続されている。また、第2のプリント基板1120には位置決め孔1123が形成されている。位置決め孔1123は位置決め用凸部3123を受け容れる。
コネクタ301を用いて第1のプリント基板1110と第2のプリント基板1120とを接続するには、予め中継コネクタ3101をシャーシ7に固定する。
中継コネクタ3101をシャーシに固定するには、図23,24に示すように、フック33及び突起部35が孔72の上方に位置するように中継コネクタ3101を位置決めし、その後、中継コネクタ3101を降ろしてフック33及び突起部35を孔72に挿入する。
その結果、図25に示すように、フック33の爪部33bは孔72の周縁部に引っ掛かり、中継コネクタ3101がシャーシ7に固定される。
次に、図26、27に示すように、第2のプリント基板1120の位置決め孔1123を第2ハウジング本体構成部材3120の位置決め用凸部3123に合わせ、両方の位置決め孔1123に両方の位置決め用凸部3123がそれぞれ通るように第2のプリント基板1120を下ろす。位置決め孔1123と位置決め用凸部3123とで第2のプリント基板1120は第2のハウジング本体構成部材3120に位置決めされるので、全部の挿入部3122が全部のスルーホール1121に挿入され、収容部3125aから突出する第2の接触部3132,3152がスルーホール1121に接触し、コンタクト3130,3150が第2のプリント基板1120に導通する。
第1のプリント基板1110も同様にして第1のハウジング本体構成部材3110に装着され、図28に示すように、コネクタ3101によって第1プリント基板1110と第2プリント基板1120とが電気的に接続される。
位置決め孔1123に位置決め用凸部3123を通すために、第2のプリント基板1120を第2のハウジング本体構成部材3120の支持面3121aに置くとき、第2のプリント基板1120が支持面3121aに対して少し傾いていると、第2の接触部3132,3152は相対的に斜めにスルーホール1121に挿入され、スルーホール1121から第2の接触部3132,3152及び第2のばね部3134,3154を変形させようとする力が加わるが、その力の殆どは挿入部3122で受け止められ、第2の接触部3132,3152及び第2のばね部3134,3154が変形することはない。第1のハウジング本体構成部材3110においても同様の作用が生じる。
このように、第1の接触部3131,3151は挿入部3112に、第2の接触部3132,3152は挿入部3122に保護されているので、コンタクト3130,3150の材質として強度の高いものを用いる必要がなく、柔軟性に富んだ材料を用いることができる。その結果、第1、第2の接触部3131,3151,3132,3152を容易にスルーホール1111,1121に挿入することが可能になる。
以上のように、この実施形態によれば、第1、第2実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、コンタクト3130,3150のスルーホール1111,1121への挿入が容易であり、コンタクト3130,3150の変形を防止することができる。
また、位置決め用凸部3113,3123を有するので、第1、第2のプリント基板1110,1120をコネクタ3101に装着した後、第1、第2のプリント基板1110,1120に引っ張る力等の外力が加わっても、その外力を位置決め用凸部3113,3123によって受け止めることができ、挿入部3112,3122等の破損を防止することができる。
なお、上述の実施形態では、フック33の弾性変形を制限する突起部35を設けたが、突起部35を設けなくても構わない。
また、上述の実施形態では、係合部としてフック33を採用し、被係合部として孔72を採用したが、係合部はフック33に限られず、被係合部も孔72に限られない。
なお、上述の実施形態では、第1、第2のプリント基板9,9´,1110,1120をシャーシ7に配置するようになっているが、第1、第2のプリント基板9,9´,1110,1120の配置対象物はシャーシ7に限られず、配置対象物が例えば、筐体等の場合もある。
また、上述の実施形態では、中継コネクタ1,201,3101で第1、第2のプリント基板9,9´,1110,1120を中継するようになっているが、この発明はFFC(Flexible Flat Cable)、FPC(Flexible Printed Circuit)等にも適用することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の中継コネクタの斜視図である。 図2は図1に示す中継コネクタの分解斜視図である。 図3は図1に示す中継コネクタの断面図である。 図4は図1に示す中継コネクタをシャーシに固定する前の状態を示す斜視図である。 図5は図1に示す中継コネクタをシャーシに固定した後の状態を示す斜視図である。 図6は図5のVI−VI線に沿う断面図である。 図7は図1に示す中継コネクタに接続されるプラグコネクタの斜視図である。 図8は図7に示すプラグコネクタの分解斜視図である。 図9は図7に示すプラグコネクタをプリント基板に実装した状態を示す斜視図である。 図10は図1に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続する前の状態の斜視図である。 図11は図1に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続した後の状態を示す斜視図である。 図12は図1に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続した後の状態を示す断面図である。 図13はこの発明の第2実施形態の中継コネクタの斜視図である。 図14は図13に示す中継コネクタの断面図である。 図15は図13に示す中継コネクタの断面図である。 図16は図13に示す中継コネクタをシャーシに固定する前の状態を示す斜視図である。 図17は図13に示す中継コネクタをシャーシに固定した後の状態を示す断面図である。 図18は図17に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続した後の状態を示す斜視図である。 図19は図17に示す中継コネクタにプラグコネクタを接続した後の状態を示す斜視図である。 図20はこの発明の第3実施形態の中継コネクタの斜視図である。 図21は図20に示す中継コネクタの分解斜視図である。 図22は図20に示す中継コネクタの断面図である。 図23は図20に示す中継コネクタをシャーシに固定する前の状態を示す斜視図である。 図24は図20に示す中継コネクタをシャーシに固定する前の状態を示す側面図である。 図25は図20に示す中継コネクタをシャーシに固定した後の状態を示す側面図である。 図26は図20に示す中継コネクタにプリント基板を固定する前の状態を示す断面図である。 図27は図20に示す中継コネクタに一方のプリント基板を接続した状態を示す斜視図である。 図28は図20に示す中継コネクタに両方のプリント基板を接続した状態を示す断面図である。
符号の説明
1,201,301 中継コネクタ(コネクタ)
3,203,303 ハウジング
31,231 ハウジング本体
231A 第1ハウジング本体構成部材
231B 第2ハウジング本体構成部材
311,2311 第1受容部(第1連結部)
312,2312 第2受容部(第2連結部)
3112 挿入部(第1連結部)
3122 挿入部(第2連結部)
33 フック(係合部)
35 突起部
5,205,330,350 コンタクト
335a 湾曲部(伸縮部)
7 シャーシ(配置対象物)
72 孔(被係合部)
80 第1のプラグコネクタ(第1の接続対象物)
80´ 第2のプラグコネクタ(第2の接続対象物)
1110 第1のプリント基板(第1の接続対象物)
1120 第2のプリント基板(第2の接続対象物)

Claims (4)

  1. 配置対象物に配置される第1、第2の接続対象物を電気的に接続するコネクタにおいて、
    前記第1の接続対象物と連結する第1連結部と、前記第2の接続対象物と連結する第2連結部とを有するハウジングと、
    このハウジングに保持され、前記第1連結部に連結された第1の接続対象物と前記第2連結部に連結された第2の接続対象物とを導通させるコンタクトとを備え、
    前記ハウジングは、前記第1、第2連結部を有するハウジング本体と、このハウジング本体に設けられ、前記配置対象物に設けられた被係合部と係合する係合部とを有する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記被係合部は孔であり、前記係合部は前記孔と係合する弾性を有するフックであることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記ハウジングは、前記孔に前記フックとともに挿入され、前記フックの弾性変形を制限する突起部を有することを特徴とする請求項2項記載のコネクタ。
  4. 前記ハウジング本体は、第1ハウジング本体構成部材と、これと分離独立した第2ハウジング本体構成部材とで構成され、
    前記第1、第2ハウジング本体構成部材は、それぞれ前記係合部を有し、
    前記コンタクトは、前記第1、第2ハウジング本体構成部材を連結するとともに、前記第1、第2の接続対象物間の相対的なずれを吸収する伸縮部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタ。
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