JP2009119141A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Makoto Otsuki
誠 大月
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Abstract

【課題】 入賞タイミング等、ラウンド遊技の進行状況に応じてラウンド演出表示の内容を制御することによって、ラウンド演出パターンに多様性を付与することができ、遊技者の興趣を高めることのできるパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】 ラウンド演出表示のために、各ラウンド遊技における可動片30,30からの入賞個数を検出する可変入賞検出器113,113と、可動片30,30の内部に進入した玉がラウンド継続条件となるV入賞口30aを通過したことを検出するV入賞検出器114とが用いられる。V入賞検出器114がV入賞口30aを通過した玉を検出したとき、可変入賞検出器113,113で検出されるラウンド遊技開始からの入賞個数が設定入賞個数に到達しているか否かによってラウンド遊技の進行状況を判別する。各ラウンド遊技の進行状況により、予め定められた複数のラウンド演出パターンの中から選択して液晶表示装置20で演出表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
例えば「セブン機」(旧1種タイプ)や「ハネモノ」(旧2種タイプ)と称されるパチンコ遊技機において、所定条件の成立に基づいて遊技領域に設けられた可変入賞装置を継続的に開閉動作して、所定数の入賞又は所定時間の経過を1ラウンドとするラウンド遊技を所定回数繰り返す大当たり処理を実行するものが知られている。このように、ラウンド遊技中は可変入賞装置への入賞が容易となり、遊技者は比較的短時間で多数の賞球を獲得することが可能であるが、ラウンド遊技自体は単調な操作の繰り返しになりやすい。また、ラウンド遊技中においてV入賞(ラウンド継続条件となる特定領域の通過)を報知したり(特許文献1参照)、ラウンド遊技中に行われる演出表示を所定時間の経過で変更したり(特許文献2参照)することも提案されている。
特開2005−237525号公報 特開2004−81710号公報
しかし、特許文献1に記載された技術では、ラウンド遊技中に単にV入賞したことを遊技者に知らせるだけなので、次ラウンドの継続を報知することはできても、ラウンド遊技とラウンド演出表示とを関連付けて提供することはできない。また、特許文献2に記載された技術では、ラウンド遊技中に単に所定時間の経過を遊技者に知らせるだけなので、入賞のしやすさ(釘調整の状況等)を報知することはできても、ラウンド遊技とラウンド演出表示とを関連付けて提供することはできない。
本発明の課題は、入賞タイミング等、ラウンド遊技の進行状況に応じてラウンド演出表示の内容を制御することによって、ラウンド演出パターンに多様性を付与することができ、遊技者の興趣を高めることのできるパチンコ遊技機を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために、本発明のパチンコ遊技機は、
所定条件の成立に基づいて遊技領域に設けられた可変入賞装置を継続的に開閉動作し、所定数の入賞又は所定時間の経過を1ラウンドとするラウンド遊技を所定回数繰り返す大当たり処理を実行可能なパチンコ遊技機において、
各ラウンド遊技における入賞玉及び/又は経過時間の検出に基づいて、当該ラウンド遊技の進行状況を1又は複数の判別タイミングに区切って判別するラウンド進行状況判別手段と、
前記遊技領域に配置され、少なくとも各ラウンド遊技の実行中には当該ラウンド遊技と並行してラウンド演出表示を実行する表示手段と、
前記表示手段で実行するラウンド演出表示の内容を制御する表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記ラウンド進行状況判別手段による前記判別タイミングでの判別結果にしたがって、その判別タイミング以降に前記表示手段で実行するラウンド演出表示の内容を予め定められた複数のラウンド演出パターンの中から選択し、その選択したパターンでのラウンド演出表示を前記表示手段に指令することにより、前記表示手段で実行するラウンド演出表示の内容を時系列に沿って変化可能とすることを特徴とする。
上記パチンコ遊技機では、ラウンド遊技の進行状況に応じてラウンド演出表示の内容を制御することによって、ラウンド演出パターンに多様性さらには発展性・展開性をも付与することができる。これによって、ラウンド演出パターンに対する遊技者の興趣を高め、単調になりやすいラウンド遊技にも遊技者の関心を向かわせることができる。具体的には、複数の判別タイミング毎にラウンド演出パターンが変更可能となる。そこで、ラウンド遊技と並行して実行されるラウンド演出表示において、ラウンド遊技との関連性を強化したり、1ラウンドを通じ物語のような一貫性を持たせたりすることができ、遊技者の興趣をさらに高めることができる。
なお、パチンコ遊技機として、「セブン機」(旧1種タイプ)、「ハネモノ」(旧2種タイプ)を問わず実施可能である。また、「表示手段」には、(1)液晶表示装置(Liquid Crystal Display;LCD)、(2)プラズマ表示装置(Plasma Display Panel;PDP)、(3)有機EL表示装置(Organic Light Emitting Diode;OLED/Organic Electroluminescence;OEL)、等のフラットパネル表示装置(Flat Panel Display;FPD)を用いることができる。
このようなパチンコ遊技機のラウンド進行状況判別手段は、各ラウンド遊技においてその進行状況を複数の判別タイミングに区切って判別可能とされ、
表示制御手段は、各々の判別タイミングでのラウンド遊技の進行状況にしたがってラウンド演出パターンを選択することにより、表示手段で実行するラウンド演出表示の内容を時系列に沿って変更することができる。
ところで、上記パチンコ遊技機において、各ラウンド遊技においてその進行状況を1の判別タイミングで判別するとき、
所定条件の成立に基づいて遊技領域に設けられた可変入賞装置を継続的に開閉動作し、所定数の入賞又は所定時間の経過を1ラウンドとするラウンド遊技を所定回数繰り返す大当たり処理を実行可能なパチンコ遊技機において、
各ラウンド遊技における入賞玉及び/又は経過時間の検出に基づいて当該ラウンド遊技の進行状況を判別するラウンド進行状況判別手段と、
前記遊技領域に配置され、少なくとも各ラウンド遊技の実行中には当該ラウンド遊技と並行してラウンド演出表示を実行する表示手段と、
前記ラウンド進行状況判別手段で判別されたラウンド遊技の進行状況に応じて、前記表示手段で実行するラウンド演出表示の内容を制御する表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、各ラウンド遊技の進行状況により、予め定められた複数のラウンド演出パターンの中から選択したパターンでのラウンド演出表示を前記表示手段に指令することが可能である。
また、表示制御手段は、表示手段によるラウンド演出表示を1ラウンドの終了毎にリセットし、
ラウンド進行状況判別手段は、次ラウンドの開始と同時にラウンド遊技の進行状況の判別を開始することができる。
このように、ラウンド演出表示は1ラウンドの終了毎にリセットされ、次ラウンドの開始とともに新たにスタートするので、ラウンド毎に異なるラウンド演出表示が実行される可能性が高くなり、遊技者はラウンド遊技からも目が離せなくなる。
具体的には、第一の態様として、
各ラウンド遊技における可変入賞装置への入賞個数を検出する第1検出手段と、可変入賞装置の内部に進入した玉がラウンド継続条件となる特定領域を通過したことを検出する第2検出手段とを備え、
ラウンド進行状況判別手段は、ラウンド遊技の最大入賞個数よりも小さい入賞個数を設定し、第2検出手段が特定領域を通過した玉を検出したとき、第1検出手段で検出されるラウンド遊技開始からの入賞個数が設定入賞個数に到達しているか否かによってラウンド遊技の進行状況を判別する場合がある。
このように、ラウンド遊技開始から第2検出手段が玉を検出するまでの入賞個数の大小によってラウンド遊技の進行状況が判別され、ラウンド演出パターンの展開にも反映されるので、遊技者は多くの玉を早めに可変入賞装置へ入賞させようと試みることになり、ラウンド演出パターンひいてはラウンド遊技にも遊技者の興趣を高めることができる。また、ラウンド継続条件となる特定領域(例えば、V入賞口)の通過がラウンド遊技の進行状況を判別するパラメータの1つであるため、ラウンド遊技の開始直後に第2検出手段による特定領域の通過が検出されれば遊技者を安心させ緊張感を解きほぐすようなラウンド演出表示を行う一方、ラウンド遊技の終了間際まで第2検出手段による特定領域の通過が検出されなければ遊技者を不安にさせ緊張感を煽るようなラウンド演出表示を行うことができる。
また、第二の態様として、
可変入賞装置での各ラウンド遊技開始からの経過時間を検出する第1検出手段と、可変入賞装置の内部に進入した玉がラウンド継続条件となる特定領域を通過したことを検出する第2検出手段とを備え、
ラウンド進行状況判別手段は、ラウンド遊技の最長経過時間よりも短い経過時間を設定し、第2検出手段が特定領域を通過した玉を検出したとき、第1検出手段で検出されるラウンド遊技開始からの経過時間が設定経過時間を経過しているか否かによってラウンド遊技の進行状況を判別する場合がある。
このように、ラウンド遊技開始から第2検出手段が玉を検出するまでの経過時間の長短によってラウンド遊技の進行状況が判別され、ラウンド演出パターンの展開にも反映されるので、遊技者は早めに多くの玉を可変入賞装置へ入賞させようと試みることになり、ラウンド演出パターンひいてはラウンド遊技にも遊技者の興趣を高めることができる。また、この場合にも、ラウンド継続条件となる特定領域(例えば、V入賞口)の通過がラウンド遊技の進行状況を判別するパラメータの1つであるため、ラウンド遊技の開始直後に第2検出手段による特定領域の通過が検出されれば遊技者を安心させ緊張感を解きほぐすようなラウンド演出表示を行う一方、ラウンド遊技の終了間際まで第2検出手段による特定領域の通過が検出されなければ遊技者を不安にさせ緊張感を煽るようなラウンド演出表示を行うことができる。
さらに、第三の態様として、
各ラウンド遊技における可変入賞装置への入賞個数を検出する第1検出手段と、可変入賞装置での各ラウンド遊技開始からの経過時間を検出する第2検出手段とを備え、
ラウンド進行状況判別手段は、ラウンド遊技の最長経過時間よりも短い経過時間を設定し、第2検出手段がその設定経過時間を検出したとき、第1検出手段で検出されるラウンド遊技開始からの入賞個数によってラウンド遊技の進行状況を判別する場合がある。
このように、ラウンド遊技開始から設定経過時間内での入賞個数の大小によってラウンド遊技の進行状況が判別され、ラウンド演出パターンの展開にも反映される。そこで、遊技者は多くの玉を早めに可変入賞装置へ入賞させようと試みることになり、ラウンド演出パターンひいてはラウンド遊技にも遊技者の興趣を高めることができる。
また、第四の態様として、
各ラウンド遊技における可変入賞装置への入賞個数を検出する第1検出手段と、可変入賞装置での各ラウンド遊技開始からの経過時間を検出する第2検出手段とを備え、
ラウンド進行状況判別手段は、ラウンド遊技の最大入賞個数よりも小さい入賞個数を設定し、第1検出手段がその設定入賞個数を検出したとき、第2検出手段で検出されるラウンド遊技開始からの経過時間によってラウンド遊技の進行状況を判別する場合がある。
このように、ラウンド遊技開始から設定入賞個数に達するまでの経過時間の長短によってラウンド遊技の進行状況が判別され、ラウンド演出パターンの展開にも反映される。そこで、遊技者は多くの玉を早めに可変入賞装置へ入賞させようと試みることになり、ラウンド演出パターンひいてはラウンド遊技にも遊技者の興趣を高めることができる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明に係るパチンコ遊技機の一例を示す正面模式図である。図1に示すパチンコ遊技機1は、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3には、円形状の遊技領域3aが形成されている。遊技領域3aの下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉(遊技球;遊技媒体)は、ハンドル5を含んで構成される発射装置110(図2参照)によって遊技領域3aに向けて発射される。遊技領域3aには釘3bが多数稙設されているので、レール(図示省略)を通じて遊技盤3の遊技領域3aに達した玉は、それらの釘3bに弾かれながら遊技領域3aを落下する。なお、102はスピーカ、103は装飾ランプ類を示す(図2参照)。
遊技領域3aの中央付近にはセンター役物10が配設されている。センター役物10は、遊技盤3の中央部後方に配置された液晶表示装置20(表示手段)と、遊技領域3aからセンター役物10内部へ玉を導入するための一対の可動片30,30(可変入賞装置)とを備えている。なお、図1において玉の流下方向を上下方向、その交差方向を左右方向とし、遊技盤3に対して遊技者の位置する側(紙面手前側)を前方側という。
一対の可動片30,30はセンター役物10の左右の壁部に揺動開閉可能に設けられている。遊技領域3aから開放中の可動片30,30を通過しセンター役物10内に導かれて入賞した玉のうち、センター役物10の中央下部に形成されたV入賞口30a(特定領域)を通過(V入賞ともいう)した玉は大当たりを発動し(V入賞率はおよそ1/10)、残りの玉は排出樋(図示せず)から遊技盤3の後方へ排出される。このV入賞に基づいて一対の可動片30,30は、同時にかつ継続して揺動開閉を繰り返す大当たり処理を実行する。大当たり処理では、所定数(例えば10個)の入賞又は所定時間(例えば25秒間)の経過を1ラウンドとするラウンド遊技が、各ラウンド遊技中にV入賞口30aを玉が通過(V入賞)することを継続条件として、所定回数(例えば15ラウンド)繰り返し実行される。
そして、液晶表示装置20は、実行中のラウンド数(又は残りのラウンド数)やそのラウンドでの入賞個数・経過時間等を表示してラウンド遊技の進行状況を表示するとともに、ラウンド遊技の進行状況と同期してラウンド演出表示を実行する。なお、センター役物10は、可動片30,30より下側全体が不透明の前方カバー31で覆われている。前方カバー31を設けることによって、遊技者はV入賞口30a周辺の玉の流れを視認できなくなり、V入賞(V入賞口30aの通過)の有無は液晶表示装置20でのラウンド演出表示(又は進行状況の表示)によって遊技者に報知される。
センター役物10の下方には、開閉する一対の回動翼片12a,12aを有する電動チューリップ(以下、電チューともいう)12(始動入賞口;スタートチャッカー)が配置されている。また、センター役物10の左方には、玉が通過したとき電チュー12を所定の時間及び回数だけ開放するための通過ゲート11(スルーチャッカー)が配置されている。なお、符号14は玉を回収するための玉排出口を示す。
センター役物10の左斜め下方(通過ゲート11の下方)には、1又は複数(例えば1つ)のLEDにより普通図柄(普図)を表示する普図表示部15と、複数(例えば4個)のLEDからなる普図保留表示部16とが上下に配設されている。この普図表示部15においては、玉が通過ゲート11を通過したときに行われる当たり抽選の結果に応じ、LEDを点滅表示(変動時間は2秒間)することによって普図の変動表示を行った後、当たりの場合には点灯表示し、ハズレの場合には消灯表示する。当たり抽選の結果が当たりの場合、通常状態であれば回動翼片12a,12aを短い時間(例えば0.2秒間)開放し、時短状態であれば回動翼片12a,12aを長い時間(例えば1.5秒間)開放するので、時短状態は通常状態に比べて電チュー12への入賞率が高くなり、持玉をあまり減らすことなく遊技を継続することができる。そして、回動翼片12a,12aの開放時に玉が電チュー12を通過(入賞)したとき、一対の可動片30,30は一斉に所定時間(例えば0.5秒間)開放される。
なお、普図の当選確率は、通常状態では1/100、時短状態では99/100に設定されているので、通常状態に比べて時短状態では電チュー12における回動翼片12a,12aの開放頻度が高くなる。
また、普図表示部15での変動表示中あるいは回動翼片12a,12aの開放動作中において、玉が通過ゲート11を通過したとき、その玉の通過に基づいて行われた当たり抽選の結果を一時記憶(保留)し、普図保留表示部16のLEDを1つ点灯する。当たり抽選の結果は最大4つまで保留することが可能であり、先の普図表示部15における変動表示や回動翼片12a,12aの開放動作が終わった後、保留した順に読み出して新たな普図表示部15での変動表示を開始する。
図2は、パチンコ遊技機の電気的構成を概略的に示すブロック図である。パチンコ遊技機1の主制御部100には主回路120が搭載され、副制御回路101及び払出制御回路107が接続されている。
主回路120は、演算装置であるCPU(Central Processing Unit)121(ラウンド進行状況判別手段;抽選手段;当否判定手段;遊技制御手段)、プログラム格納用の読み取り専用記憶装置であるROM(Read Only Memory)122、ワークエリアや各種カウンタ等が割り当てられる読み書き可能な記憶装置であるRAM(Random Access Memory)123、入出力インターフェースであるI/O(Input/Output)124、及び内蔵タイマ125を備えており、これらはバス(図示せず)を介して相互に接続されている。なお、その他の各回路も、個別にCPU(制御回路)やメモリを備える構成が一般的であるが、図2では省略している。また、各回路には、電源回路117にて生成された所定電圧の電力が主回路120を介して供給されている。
副制御回路101は、主回路120より入力される音声制御信号に応じてアンプ/スピーカ102より音声を出力させる。また、副制御回路101は、主回路120より入力されるランプ制御信号に応じて装飾ランプ類103の点灯/消灯を制御する。さらに、副制御回路101は、主回路120より入力される表示制御信号を表示制御回路104(表示制御手段)に出力し、表示制御回路104を制御する。表示制御回路104は、副制御回路101を介して入力される表示制御信号に応じて液晶表示装置20を制御し、ラウンド遊技の進行状況表示やラウンド演出表示を実行させる。
払出制御回路107は、主回路120より入力される賞球払出信号に応じて払出装置108を制御する。これにより、遊技者に対して所定数の賞球が玉供給皿4に払い出される。発射制御回路109は、遊技者がハンドル装置5を操作することに応じて、ハンドル装置5に対応して設けられた発射装置110を作動させ、玉供給皿4に準備された玉を遊技領域3aに向けて発射する。ハンドル装置5の操作量に応じて、玉の打ち出し強さ(玉の飛距離)を調節することが可能となっている。
主回路120には、通過ゲート11に付設されたゲート通過検出器111、電チュー12に付設された始動入賞検出器112、一対の可動片30,30に各々付設された可変入賞検出器113,113、及びV入賞口30aに付設されたV入賞検出器114からの玉検知信号がそれぞれ入力されている。各検出器111,112,113,114は、有接点式または無接点式のセンサ(スイッチ)により構成することができる。
主回路120は、電チュー12の回動翼片12a,12aを開閉する電チューソレノイド115、一対の可動片30,30を各々開閉する可変入賞ソレノイド116,116、普図表示部15のLED、及び普図保留表示部16のLEDをそれぞれ駆動制御している。
次に、図1を用いて、パチンコ遊技機1における遊技の流れ(遊技盤3上での遊技状態の変化)について概要を説明する。
通常状態では、玉が通過ゲート11に入球してゲート通過検出器111で検知されると、主回路120は、普図の当たり抽選(普図用乱数カウンタから値を抽出)を実行し抽選結果を普図保留として記憶する。通常用の当たり判定テーブル(普図当選確率:1/100)を用いて当たり抽選の抽選結果を判定し、その判定結果に応じて普図表示部15に抽選結果を表示する。当たり抽選の結果が当たりであると、普図表示部15のLEDを点灯表示させるとともに、電チューソレノイド115を励磁して回動翼片12a,12aを所定時間(0.2秒間)開放して、電チュー12に入賞しやすくする。
玉が電チュー12に入賞して始動入賞検出器112で検知されると始動条件が成立し、主回路120は、所定数の賞球(例えば1入賞当たり3個)の払い出しを指示し、可変入賞ソレノイドを励磁して一対の可動片30,30を所定時間(0.5秒間)開放する。開放中の可動片30,30を通過する玉は、遊技領域3aからセンター役物10内に導かれ、可変入賞検出器113,113で検出される。さらにその玉が、V入賞口30aを通過(V入賞)してV入賞検出器114で検出されると、「大当たり状態(特別遊技状態)」となり、可変入賞ソレノイド116,116を励磁・消磁切替することで可動片30,30を継続的に揺動開閉し、玉が遊技領域3aからセンター役物10内に極めて入り易い状況をもたらす。
大当たり状態においては、可変入賞検出器113,113による所定数(例えば10個)の入賞検知又は内蔵タイマ125による所定時間(例えば25秒間)の経過検知を1ラウンドとするラウンド遊技が、大当たり処理として繰り返し実行される。1回の大当たり処理では、このようなラウンド遊技が、各ラウンド遊技中にV入賞口30aを玉が通過(V入賞)してV入賞検出器114で検出されることを継続条件として、所定ラウンド回数(例えば15ラウンド)まで繰り返される。したがって、大当たり処理の間に遊技者は多数の賞球(例えば1入賞当たり15個)を得ることができる。
通常状態での大当たり終了後は、普図変動10回まで時短状態となる。すなわち、普図の当選確率が99/100に設定され、回動翼片12a,12aの開放時間が1.5秒間となるので、通常状態に比べて時短状態では電チュー12における回動翼片12a,12aの開放頻度が高くなり、開放時間が長くなる。
上記したラウンド演出表示のために、この実施例では、各ラウンド遊技における可動片30,30からの入賞個数を検出する可変入賞検出器113,113(第1検出手段)と、可動片30,30の内部に進入した玉がラウンド継続条件となるV入賞口30aを通過したことを検出するV入賞検出器114(第2検出手段)とが用いられる。
具体的には、CPU121(主回路120)では、ラウンド遊技の最大入賞個数(10個)よりも小さい入賞個数(例えば2個,5個,8個)を設定し、V入賞検出器114がV入賞口30aを通過した玉を検出したとき、可変入賞検出器113,113で検出されるラウンド遊技開始からの入賞個数が設定入賞個数に到達しているか否かによってラウンド遊技の進行状況を判別する。そして、表示制御回路104は、CPU121で判別された各ラウンド遊技の進行状況により、予め定められた複数のラウンド演出パターンの中から選択したパターンでのラウンド演出表示を液晶表示装置20に指令する。
次に、パチンコ遊技機1でのラウンド遊技及びラウンド演出表示について、図3〜図6に示すフローチャートに従って説明する。なお、以後のフローチャートにおいて、大当たりフラグは、遊技状態が大当たり状態であるか否かを表わす変数であり、制御プログラムのスタート時において、大当たりフラグはOFF(V入賞なし=非大当たり状態)に初期化されている。また、継続フラグは、V入賞した玉がそのラウンド遊技でいつ頃(何個目に)入賞した玉であるかを表わす変数であり、制御プログラムのスタート時及びラウンドの終了時において、継続フラグは0(入賞個数なし=V入賞なし)に初期化されている(図7参照)。
図3は主回路120が実行する始動処理のフローチャートを示す。主回路120は、まず大当たりフラグがOFFであるか否か判定する(S1)。大当たりフラグがOFF、すなわち大当たり状態でなければ(S1:YES)、電チュー12に併設される始動入賞検出器112からの始動入賞信号を主回路120が受信しているか否か判定し(S2)、始動入賞信号を受信すると(S2:YES)、可変入賞ソレノイド116,116を励磁して可動片30,30を開放する(S3)。所定時間(0.5秒間)開放後(S4:YES)、主回路120は可変入賞ソレノイド116,116を消磁して可動片30,30を閉鎖する(S5)。
続いて、可動片30,30の開放中にセンター役物10内に導かれた玉がV入賞口30aを通過して、V入賞検出器114からのV入賞信号を主回路120が受信しているか否か判定し(S6)、V入賞信号を受信すると(S6:YES)、大当たりフラグをON(大当たり状態)にする(S7)。その後、主回路120は、副制御回路101に大当たりコマンドを送信(例えばV入賞信号を転送)して大当たりを通知し(S8)、始動処理を終了する。なお、大当たりフラグがONであるとき(S1:NO)、始動入賞信号を受信していないとき(S2:NO)、及びV入賞信号を受信していないときには(S6:NO)、直ちに始動処理を終了する。
図4は主回路120が実行する大当たり処理のフローチャートを示す。主回路120は、まず大当たりフラグがONであるか否か判定する(S11)。大当たりフラグがON、すなわち大当たり状態であれば(S11:YES)、ラウンド数をインクリメント(+1)して(S12)、そのインクリメントしたラウンドのラウンド処理(ラウンド遊技)を実行する(S13)。
図5は、主回路120が大当たり処理(図4)にて実行するラウンド処理サブルーチンのフローチャートを示す。主回路120は、遊技を開始するためにS12(図4)で設定したラウンド数を、開始コマンドとして副制御回路101に送信し、副制御回路101は受信した開始コマンドを表示制御回路104に転送する(S1301)。その後、主回路120はラウンド遊技の開始と同時に内蔵タイマ125をスタートして経過時間を測定する(S1302)。さらに、主回路120は可変入賞ソレノイド116,116のON/OFF(励磁/消磁)駆動を開始して、可動片30,30を開放1.5秒、閉鎖1秒で継続的に揺動開閉させる(S1303)。
そして主回路120は、可動片30,30の開放中にセンター役物10内に導かれた玉がV入賞口30aを通過して、V入賞検出器114からのV入賞信号を主回路120が受信しているか否か判定し(S1304)、V入賞信号を受信すると(S1304:YES)、継続フラグが0か否か判定する(S1306)。継続フラグが0であれば(S1306:YES)、主回路120は図7に基づいて継続フラグを変更する(S1307)。
このとき、継続フラグは図7に基づいて次のように変更(設定)される。
(1)ラウンド遊技開始後、入賞個数2個以内でV入賞したとき(入賞個数≦2)には継続フラグを1に設定する。
(2)ラウンド遊技開始後、入賞個数3〜5個でV入賞したとき(3≦入賞個数≦5)には継続フラグを2に設定する。
(3)ラウンド遊技開始後、入賞個数6〜8個でV入賞したとき(6≦入賞個数≦8)には継続フラグを3に設定する。
(4)ラウンド遊技開始後、入賞個数9〜10個でV入賞したとき(9≦入賞個数≦10)には継続フラグを4に設定する。
(5)ラウンド遊技中にV入賞しなかったとき(いわゆるパンク状態)には、入賞個数に関係なく継続フラグは0のまま変更されない。
そして主回路120は、このようにして設定した継続フラグと入賞個数とを、入賞コマンドとして副制御回路101に送信し、副制御回路101は受信した入賞コマンドを表示制御回路104に転送する(S1308)。ただし、継続フラグが0でなければ(S1306:NO)、既にV入賞が発生して継続フラグは上記(1)〜(4)のいずれかに設定されているので、継続フラグを変更することなく入賞コマンドを送信する(S1308)。さらに、入賞個数が上限値(10個)に達しているか否か判定し(S1309)、入賞個数が10に達していれば(S1309:YES)、主回路120は可変入賞ソレノイド116,16のON/OFF(励磁/消磁)駆動を終了して、可動片30,30を閉鎖状態に維持し(S1310)、ラウンド処理を終了する。なお、入賞個数が10に達していなければ(S1309:NO)、S1304に戻る。
V入賞判定に戻り、主回路120がV入賞信号を受信していなければ(S1304:NO)、可変入賞検出器113,113からの入賞信号を主回路120が受信しているか否か判定する(S1311)。入賞信号を受信すると(S1311:YES)、入賞個数をインクリメント(+1)して(S1312)、上記と同様にこのときの入賞コマンドを送信する(S1308)。一方、入賞信号を受信していなければ(S1311:NO)、経過時間が上限値(25秒)に達しているか否か判定する(S1313)。経過時間が25秒に達していれば(S1313:YES)、主回路120はラウンド遊技の最長時間25秒が経過したことを超過コマンドとして副制御回路101に送信し、副制御回路101は受信した超過コマンドを表示制御回路104に転送する(S1314)。その後、主回路120は可変入賞ソレノイド116,116のON/OFF(励磁/消磁)駆動を終了して、可動片30,30を閉鎖状態に維持し(S1310)、ラウンド処理を終了する。なお、経過時間が25秒に達していなければ(S1313:NO)、S1304に戻る。
図4に戻り、ラウンド処理の終了後インターバル期間(5秒間)をおいてから(S14)、主回路120は、継続フラグが0でないか否か判定する(S15)。上記したように、ラウンド遊技中にV入賞しなかったとき(いわゆるパンクしたとき)、継続フラグは0になっているので(S15:NO)、ラウンド数をリセット(0に戻す)し(S18)、大当たりフラグをOFFにして(S19)、大当たり処理を終了する。
また、ラウンド遊技中にV入賞していれば、継続フラグは0以外の数値に更新されている(図7参照)ので(S15:YES)、継続フラグを0に変更(リセット)する。さらに主回路120は、ラウンド数が上限値(15ラウンド)に達しているか否か判定し(S17)、ラウンド数が15に達していなければ(S17:NO)、一旦大当たり処理を終了するが、大当たりフラグはONのままなので、すぐに大当たり処理が再開されてラウンド処理が実行される(S11〜S13)。ラウンド数が15に達していれば(S17:YES)、大当たり状態を終了するために、ラウンド数をリセット(0に戻す)し(S18)、大当たりフラグをOFFにして(S19)、大当たり処理を終了する。なお、大当たりフラグがOFFのときには(S11:NO)、直ちに大当たり処理を終了する。
図6は、表示制御回路104が大当たり処理(図4)にて実行するラウンド処理サブルーチンのフローチャートを示す。表示制御回路104は、主回路120からの開始コマンド(S1301)を受信すると(S1351:YES)、初期画面として後述するラウンド演出A(図9参照)を液晶表示装置20に表示する(S1352)。次に表示制御回路104は、主回路120からの入賞コマンド(S1308)を受信すると(S1358:YES)、そのときの入賞個数が判別タイミング(2個,5個,8個,10個)のいずれかに該当するか否か判定する(S1359)。入賞個数が判別タイミングに該当していれば(S1359:YES)、表示制御回路104は図8に基づいてラウンド演出表示の内容を変更する(S1360)。表示制御回路104はラウンド遊技が終了(すなわち、最大入賞個数(10個)の入賞又は最長経過時間(25秒)の経過)したか否かを判定し、ラウンド遊技が終了していれば(S1361:YES)ラウンド処理を終了し、ラウンド遊技が終了していなければ(S1361:NO)S1358に戻る。
なお、表示制御回路104は、主回路120からの入賞コマンド(S1308)を受信していないとき(S1358:NO)、主回路120からの超過コマンド(S1314)を受信していると(S1364:YES)S1360に進み、主回路120からの超過コマンド(S1314)を受信していないと(S1364:NO)S1358に戻る。また、入賞個数が判別タイミング(2個,5個,8個,10個)のいずれにも該当していなければ(S1359:NO)S1358に戻る。さらに、表示制御回路104が主回路120からの開始コマンド(S1301)を受信していないとき(S1351:NO)には、直ちにラウンド処理を終了する。
図6のS1360において、ラウンド演出表示の内容は図8のラウンド演出パターンに基づいて次のように変更される。
(1)ラウンド遊技開始後、入賞個数2個以内でV入賞したとき(入賞個数≦2)には、入賞個数2個目の判別タイミングより前の入賞コマンドに、継続フラグを0から1に設定(変更)する内容が含まれている。そこで、ラウンド演出パターンは、入賞コマンドに基づき、入賞個数2個目(継続フラグ1)の入賞コマンドを受信したタイミングで当初の演出Aから演出Bに変更される。その後、ラウンド演出パターンは、入賞個数5個目(継続フラグ1)で演出Cに変更され、入賞個数8個目(継続フラグ1)で演出Dに変更される。また、入賞個数10個目(継続フラグ1)の入賞コマンド又は超過コマンドを受信してから次ラウンド開始までのインターバル期間(5秒間)では、インターバル演出表示として演出E(ただし、15ラウンド目では終了表示として演出N)に変更される。
(2)ラウンド遊技開始後、入賞個数3〜5個でV入賞したとき(3≦入賞個数≦5)には、入賞個数5個目の判別タイミングより前の入賞コマンドに、継続フラグを0から2に設定(変更)する内容が含まれている。そこで、ラウンド演出パターンは、入賞コマンドに基づき、入賞個数2個目(継続フラグ0)で当初の演出Aから演出Fに変更された後、入賞個数5個目(継続フラグ2)で演出Gに変更される。その後、ラウンド演出パターンは、入賞個数8個目(継続フラグ2)で演出Hに変更される。また、入賞個数10個目(継続フラグ2)の入賞コマンド又は超過コマンドを受信してから次ラウンド開始までのインターバル期間(5秒間)では、インターバル演出表示として演出E(ただし、15ラウンド目では終了表示として演出N)に変更される。
(3)ラウンド遊技開始後、入賞個数6〜8個でV入賞したとき(6≦入賞個数≦8)には、入賞個数8個目の判別タイミングより前の入賞コマンドに、継続フラグを0から3に設定(変更)する内容が含まれている。そこで、ラウンド演出パターンは、入賞コマンドに基づき、入賞個数2個目(継続フラグ0)で当初の演出Aから演出Fに変更され、入賞個数5個目(継続フラグ0)で演出Iに変更された後、入賞個数8個目(継続フラグ3)で演出Jに変更される。また、入賞個数10個目(継続フラグ3)の入賞コマンド又は超過コマンドを受信してから次ラウンド開始までのインターバル期間(5秒間)では、インターバル演出表示として演出E(ただし、15ラウンド目では終了表示として演出N)に変更される。
(4)ラウンド遊技開始後、入賞個数9〜10個でV入賞したとき(9≦入賞個数≦10)には、入賞個数10個目の判別タイミングより前の入賞コマンドに、継続フラグを0から4に設定(変更)する内容が含まれている。そこで、ラウンド演出パターンは、入賞コマンドに基づき、入賞個数2個目(継続フラグ0)で当初の演出Aから演出Fに変更され、入賞個数5個目(継続フラグ0)で演出Iに変更され、入賞個数8個目(継続フラグ0)で演出Kに変更される。また、入賞個数10個目(継続フラグ4)の入賞コマンド又は超過コマンドを受信してから次ラウンド開始までのインターバル期間(5秒間)では、インターバル演出表示として演出L(ただし、15ラウンド目では終了表示として演出N)に変更される。
(5)ラウンド遊技中にV入賞しなかったとき(いわゆるパンク状態)には、入賞個数に関係なく継続フラグは0のまま変更されない。そこで、ラウンド演出パターンは、入賞コマンドに基づき、入賞個数2個目(継続フラグ0)で当初の演出Aから演出Fに変更され、入賞個数5個目(継続フラグ0)で演出Iに変更され、入賞個数8個目(継続フラグ0)で演出Kに変更される。また、入賞個数10個目(継続フラグ4)の入賞コマンド又は超過コマンドを受信してからの最終期間(5秒間)では、終了表示として演出Mに変更される。
なお、各演出A〜Nは、それぞれ動画とそれに続く静止画とを併せて5秒間で構成されている。短時間(例えば1秒間)の動画を繰り返し表示してもよいが、5秒以内に次の演出が開始されると動画が表示途中で中断される場合がある。また、各ラウンド遊技において、最大入賞個数(10個)の入賞前に最長経過時間(25秒)が経過した場合には、その時点で各ラウンド演出パターンに続くインターバル演出表示(演出E,L,Mのいずれか)又は終了表示(演出N,Mのいずれか)に切り替わる。
次に、図5〜図8に示したラウンド処理(ラウンド演出パターン)の具体例を、図9に示す勇者と魔物の対戦を例として説明する。
<ラウンド演出パターン(1):ラウンド遊技開始後、入賞個数2個以内でV入賞した場合>
当初の継続未確定演出である「勇者と魔物の睨み合い」(演出A)から、入賞個数2個目で継続確定演出である「勇者の攻撃」(演出B)に変更される。その後、入賞個数5個目で継続確定演出である「魔物倒れる」(演出C)に変更され、入賞個数8個目で継続確定演出である「勇者の決め台詞A」(演出D)に変更される。最後に、入賞個数10個目からのインターバル期間では、インターバル演出表示として継続確定演出である「継続表示」(演出E)(ただし、15ラウンド目では終了確定演出である「勇者が勝った終了表示」(演出N))に変更される。
<ラウンド演出パターン(2):ラウンド遊技開始後、入賞個数3〜5個でV入賞した場合>
当初の継続未確定演出である「勇者と魔物の睨み合い」(演出A)から、入賞個数2個目で継続未確定演出である「魔物の攻撃」(演出F)に変更された後、入賞個数5個目で継続確定演出である「勇者避ける」(演出G)に変更される。その後、入賞個数8個目で継続確定演出である「勇者の決め台詞B」(演出H)に変更される。最後に、入賞個数10個目からのインターバル期間では、インターバル演出表示として継続確定演出である「継続表示」(演出E)(ただし、15ラウンド目では終了確定演出である「勇者が勝った終了表示」(演出N))に変更される。
<ラウンド演出パターン(3):ラウンド遊技開始後、入賞個数6〜8個でV入賞した場合>
当初の継続未確定演出である「勇者と魔物の睨み合い」(演出A)から、入賞個数2個目で継続未確定演出である「魔物の攻撃」(演出F)に変更され、入賞個数5個目で継続未確定演出である「勇者倒れる」(演出I)に変更された後、入賞個数8個目で継続確定演出である「勇者立ち上がる」(演出J)に変更される。最後に、入賞個数10個目からのインターバル期間では、インターバル演出表示として継続確定演出である「継続表示」(演出E)(ただし、15ラウンド目では終了確定演出である「勇者が勝った終了表示」(演出N))に変更される。
<ラウンド演出パターン(4):ラウンド遊技開始後、入賞個数9〜10個でV入賞した場合>
当初の継続未確定演出である「勇者と魔物の睨み合い」(演出A)から、入賞個数2個目で継続未確定演出である「魔物の攻撃」(演出F)に変更され、入賞個数5個目で継続未確定演出である「勇者倒れる」(演出I)に変更され、入賞個数8個目で継続未確定演出である「魔物の決め台詞」(演出K)に変更される。最後に、入賞個数10個目からのインターバル期間では、インターバル演出表示として継続確定演出である「天使が現れ勇者立ち上がる」(演出L)(ただし、15ラウンド目では終了確定演出である「勇者が勝った終了表示」(演出N))に変更される。
<ラウンド演出パターン(5):ラウンド遊技中にV入賞しなかった場合(パンク状態)>
当初の継続未確定演出である「勇者と魔物の睨み合い」(演出A)から、入賞個数2個目で継続未確定演出である「魔物の攻撃」(演出F)に変更され、入賞個数5個目で継続未確定演出である「勇者倒れる」(演出I)に変更され、入賞個数8個目で継続未確定演出である「魔物の決め台詞」(演出K)に変更される。最後に、入賞個数10個目からの最終期間では、終了確定演出である「勇者が負けた終了表示」(演出M)に変更される。なお、いずれのパターンでも、そのラウンド遊技中に10個入賞する前に25秒経過した場合には、その時点で継続確定演出又は終了確定演出に変更される。
このように、ラウンド遊技開始からV入賞するまでの入賞個数の大小(V入賞のタイミング)によってラウンド遊技の進行状況が判別され、ラウンド演出パターンの展開にも反映されるので、遊技者は多くの玉を早めに可動片30,30へ入賞させようと試みることになり、ラウンド演出パターンひいてはラウンド遊技にも遊技者の興趣を高めることができる。また、ラウンド継続条件となるV入賞口30aの通過(V入賞)がラウンド遊技の進行状況を判別するパラメータの1つであるため、ラウンド遊技の開始直後にV入賞検出器114によりV入賞が検出されれば遊技者を安心させ緊張感を解きほぐすようなラウンド演出表示が行える。一方、ラウンド遊技の終了間際までV入賞が検出されなければ遊技者を不安にさせ緊張感を煽るようなラウンド演出表示が行える。
(実施例2)
図10はラウンド演出パターンの第2例を示すタイミングチャートである。この実施例では、図2(実施例1)において、可動片30,30(可変入賞装置)での各ラウンド遊技開始からの経過時間を検出する内蔵タイマ125(第1検出手段)と、可動片30,30の内部に進入した玉がラウンド継続条件となるV入賞口30a(特定領域)を通過したことを検出するV入賞検出器114(第2検出手段)とが用いられる。
具体的には、CPU121(主回路120;ラウンド進行状況判別手段)では、ラウンド遊技の最長経過時間(25秒)よりも短い経過時間(例えば5秒,10秒,15秒)を設定し、V入賞検出器114がV入賞口30aを通過した玉を検出したとき、内蔵タイマ125で検出されるラウンド遊技開始からの経過時間が設定経過時間に到達しているか否かによってラウンド遊技の進行状況を判別する。そして、表示制御回路104は、CPU121で判別された各ラウンド遊技の進行状況により、予め定められた複数のラウンド演出パターンの中から選択したパターンでのラウンド演出表示を液晶表示装置20(表示手段)に指令する。
この実施例でのラウンド演出パターンの具体例を図10に沿って説明する。
<ラウンド演出パターン(1):ラウンド遊技開始から5秒以内に入賞した場合>
当初の継続未確定演出である演出Aから、5秒経過時に継続確定演出である演出Bに変更される。その後、演出Bが継続して表示され、最後に、入賞個数10個目の入賞コマンド受信時又は25秒経過時からのインターバル期間では、インターバル演出表示として継続確定演出である演出H(ただし、15ラウンド目では終了確定演出である演出I)に変更される。
<ラウンド演出パターン(2):ラウンド遊技開始から5〜10秒にV入賞した場合>
当初の継続未確定演出である演出Aから、5秒経過時に継続未確定演出である演出Cに変更され、10秒経過時に継続確定演出である演出Dに変更される。その後、演出Dが継続して表示され、最後に、入賞個数10個目の入賞コマンド受信時又は25秒経過時からのインターバル期間では、インターバル演出表示として継続確定演出である演出H(ただし、15ラウンド目では終了確定演出である演出I)に変更される。
<ラウンド演出パターン(3):ラウンド遊技開始から11〜15秒にV入賞した場合>
当初の継続未確定演出である演出Aから、5秒経過時に継続未確定演出である演出Cに変更され、10秒経過時に継続未確定演出である演出Eに変更され、15秒経過時に継続確定演出である演出Fに変更される。その後、演出Fが継続して表示され、最後に、入賞個数10個目の入賞コマンド受信時又は25秒経過時からのインターバル期間では、インターバル演出表示として継続確定演出である演出H(ただし、15ラウンド目では終了確定演出である演出I)に変更される。
<ラウンド演出パターン(4):ラウンド遊技開始から16〜25秒にV入賞した場合>
当初の継続未確定演出である演出Aから、5秒経過時に継続未確定演出である演出Cに変更され、10秒経過時に継続未確定演出である演出Eに変更され、15秒経過時に継続未確定演出である演出Gに変更される。最後に、入賞個数10個目の入賞コマンド受信時又は25秒経過時からのインターバル期間では、インターバル演出表示として継続確定演出である演出H(ただし、15ラウンド目では終了確定演出である演出I)に変更される。
<ラウンド演出パターン(5):ラウンド遊技中にV入賞しなかった場合(パンク状態)>
当初の継続未確定演出である演出Aから、5秒経過時に継続未確定演出である演出Cに変更され、10秒経過時に継続未確定演出である演出Eに変更され、15秒経過時に継続未確定演出である演出Gに変更される。最後に、入賞個数10個目の入賞コマンド受信時又は25秒経過時からの最終期間では、終了確定演出である演出Iに変更される。
なお、各演出A〜Iは、それぞれ動画で構成され、継続未確定演出A,C,E、継続確定演出H及び終了確定演出Iは各5秒間、継続確定演出Bは20秒間、継続確定演出F及び継続未確定演出Gは各10秒間に設定されている。ただし、各ラウンド遊技において、最長経過時間(25秒)の経過前に最大入賞個数(10個)が入賞した場合には、その時点で各ラウンド演出パターンに続くインターバル演出表示(又は終了確定演出)に切り替わる。さらに、15ラウンド目の終了時には、V入賞の有無にかかわらず終了確定演出である演出Iに変更される。
このように、ラウンド遊技開始からV入賞するまでの経過時間の長短(V入賞のタイミング)によってラウンド遊技の進行状況が判別され、ラウンド演出パターンの展開にも反映されるので、遊技者は早めに多くの玉を可動片30,30へ入賞させようと試みることになり、ラウンド演出パターンひいてはラウンド遊技にも遊技者の興趣を高めることができる。
(実施例3)
図11はラウンド演出パターンの第3例を示すタイミングチャートである。この実施例では、図2(実施例1)において、各ラウンド遊技における可動片30,30(可変入賞装置)からの入賞個数を検出する可変入賞検出器113,113(第1検出手段)と、可動片30,30での各ラウンド遊技開始からの経過時間を検出する内蔵タイマ125(第2検出手段)とが用いられる。
具体的には、CPU121(主回路120;ラウンド進行状況判別手段)では、ラウンド遊技の最長経過時間(25秒)よりも短い経過時間(例えば5秒間)を設定し、内蔵タイマ125が設定経過時間を検出したとき、可変入賞検出器113,113で検出されるラウンド遊技開始からの入賞個数によってラウンド遊技の進行状況を判別する。そして、表示制御回路104は、CPU121で判別された各ラウンド遊技の進行状況により、予め定められた複数のラウンド演出パターンの中から選択したパターンでのラウンド演出表示を液晶表示装置20(表示手段)に指令する。
この実施例でのラウンド演出パターンの具体例を図11に沿って説明する。
<ラウンド演出パターン(1):ラウンド遊技開始から5秒間の入賞個数が1〜2個の場合>
ラウンド遊技開始から5秒以降のラウンド演出パターンを比較的寂しい演出表示に変更する。
<ラウンド演出パターン(2):ラウンド遊技開始から5秒間の入賞個数が3〜6個の場合>
ラウンド遊技開始から5秒以降のラウンド演出パターンを比較的楽しい演出表示に変更する。
<ラウンド演出パターン(3):ラウンド遊技開始から5秒間の入賞個数が7〜9個の場合>
ラウンド遊技開始から5秒以降のラウンド演出パターンをプレミア演出表示(稀にしか出現しない特典表示)に変更する。
なお、プレミア演出表示では、ここでしか見られない衣装を着たキャラクタ映像等を表示する。プレミア度を高めるには、ラウンド毎に異なる映像であることが望ましい。
このように、ラウンド遊技開始から設定経過時間内での入賞個数の大小によってラウンド遊技の進行状況が判別され、ラウンド演出パターンの展開にも反映される。そこで、遊技者は多くの玉を早めに可動片30,30へ入賞させようと試みることになり、ラウンド演出パターンひいてはラウンド遊技にも遊技者の興趣を高めることができる。なお、ラウンド遊技の進行状況を判別する経過時間を複数(例えば5秒,10秒)設定し、ラウンド遊技開始からそれぞれの設定経過時間に達したときの入賞個数の大小によってラウンド演出表示を変更し、ラウンド演出パターンをより広く展開してもよい。
(実施例4)
図12はラウンド演出パターンの第4例を示すタイミングチャートである。この実施例では、図2(実施例1)において、各ラウンド遊技における可動片30,30(可変入賞装置)からの入賞個数を検出する可変入賞検出器113,113(第1検出手段)と、可動片30,30での各ラウンド遊技開始からの経過時間を検出する内蔵タイマ125(第2検出手段)とが用いられる。
具体的には、CPU121(主回路120;ラウンド進行状況判別手段)では、ラウンド遊技の最大入賞個数(10個)よりも小さい入賞個数(例えば5個)を設定し、可変入賞検出器113,113が設定入賞個数を検出したとき、内蔵タイマ125で検出されるラウンド遊技開始からの経過時間によってラウンド遊技の進行状況を判別する。そして、表示制御回路104は、CPU121で判別された各ラウンド遊技の進行状況により、予め定められた複数のラウンド演出パターンの中から選択したパターンでのラウンド演出表示を液晶表示装置20(表示手段)に指令する。
この実施例でのラウンド演出パターンの具体例を図12に沿って説明する。
<ラウンド演出パターン(1):ラウンド遊技開始から5個目の経過時間が5秒未満の場合>
ラウンド遊技開始から5個目以降のラウンド演出パターンをプレミア演出表示(稀にしか出現しない特典表示)に変更する。
<ラウンド演出パターン(2):ラウンド遊技開始から5個目の経過時間が15秒未満の場合>
ラウンド遊技開始から5個目以降のラウンド演出パターンを比較的楽しい演出表示に変更する。
<ラウンド演出パターン(3):ラウンド遊技開始から5個目の経過時間が15秒以上の場合>
ラウンド遊技開始から5個目以降のラウンド演出パターンを比較的寂しい演出表示に変更する。
このように、ラウンド遊技開始から設定入賞個数に達するまでの経過時間の長短によってラウンド遊技の進行状況が判別され、ラウンド演出パターンの展開にも反映される。そこで、遊技者は多くの玉を早めに可動片30,30へ入賞させようと試みることになり、ラウンド演出パターンひいてはラウンド遊技にも遊技者の興趣を高めることができる。なお、ラウンド遊技の進行状況を判別する入賞個数を複数(例えば5個,10個)設定し、ラウンド遊技開始からそれぞれの設定入賞個数に達したときの経過時間の長短によってラウンド演出表示を変更し、ラウンド演出パターンをより広く展開してもよい。
以上の説明では、「ハネモノ」(旧2種タイプ)のみについて述べたが、「セブン機」(旧1種タイプ)に適用してもよい。また、入賞口の数、電チューや通過ゲートの配置等も自由に設計できる。さらに、ラウンド演出パターンの演出表示内容、判別タイミングの回数、判別タイミングとなる入賞個数や経過時間の設定内容等について、実施例以外にも自由に設計できる。
実施例では、センター役物10の一対の可動片30,30に可変入賞検出器113,113を各々付設し、センター役物10への入賞個数を検出したが、V入賞口30aの両側に配置したハズレ入賞口30b,30b(非特定領域)に入賞検出器を各々付設し、V入賞口30aとハズレ入賞口30b,30bとに入賞した個数の合計をセンター役物10への入賞個数として計数してもよい(図1参照)。
V入賞口30a周辺の玉の流れを視認できなくするための前方カバー31を設けなくてもよい。あるいは、V入賞口30a前方の壁部を開閉扉式シャッタ、液晶表示式シャッタ等によって形成し、シャッタによってV入賞口30aの視界が遮られたり開けたりするタイミングを設定してもよい。
実施例では、各ラウンド遊技を開始するときのラウンド演出パターンを共通としたが、先のラウンド遊技における進行状況に応じて、次の各ラウンド遊技を開始するときのラウンド演出パターンを変更してもよい。そうすることで、ラウンド演出パターンの展開をさらに広げることが可能になり、大当たり中の遊技に対する遊技者の興趣をより一層向上することができる。
本発明に係るパチンコ遊技機の一例を示す正面模式図。 図1のパチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 始動処理を示すフローチャート。 図3に続いて大当たり処理を示すフローチャート。 図4の主回路側ラウンド処理サブルーチンを示すフローチャート。 図4の表示制御回路側ラウンド処理サブルーチンを示すフローチャート。 継続フラグの設定値を示す一覧表。 ラウンド演出パターンを示す一覧表。 ラウンド演出パターンの第1例を示すタイミングチャート。 ラウンド演出パターンの第2例を示すタイミングチャート。 ラウンド演出パターンの第3例を示すタイミングチャート。 ラウンド演出パターンの第4例を示すタイミングチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3a 遊技領域
10 センター役物
12 電動チューリップ(始動入賞口;スタートチャッカー)
20 液晶表示装置(表示手段)
30 可動片(可変入賞装置)
30a V入賞口(特定領域)
31 前方カバー
104 表示制御回路(表示制御手段)
113 可変入賞検出器
114 V入賞検出器
121 CPU(ラウンド進行状況判別手段;抽選手段;当否判定手段;遊技制御手段)
125 内蔵タイマ

Claims (5)

  1. 所定条件の成立に基づいて遊技領域に設けられた可変入賞装置を継続的に開閉動作し、所定数の入賞又は所定時間の経過を1ラウンドとするラウンド遊技を所定回数繰り返す大当たり処理を実行可能なパチンコ遊技機において、
    各ラウンド遊技における入賞玉及び/又は経過時間の検出に基づいて、当該ラウンド遊技の進行状況を1又は複数の判別タイミングに区切って判別するラウンド進行状況判別手段と、
    前記遊技領域に配置され、少なくとも各ラウンド遊技の実行中には当該ラウンド遊技と並行してラウンド演出表示を実行する表示手段と、
    前記表示手段で実行するラウンド演出表示の内容を制御する表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、前記ラウンド進行状況判別手段による前記判別タイミングでの判別結果にしたがって、その判別タイミング以降に前記表示手段で実行するラウンド演出表示の内容を予め定められた複数のラウンド演出パターンの中から選択し、その選択したパターンでのラウンド演出表示を前記表示手段に指令することにより、前記表示手段で実行するラウンド演出表示の内容を時系列に沿って変化可能とすることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 各ラウンド遊技における前記可変入賞装置への入賞個数を検出する第1検出手段と、前記可変入賞装置の内部に進入した玉がラウンド継続条件となる特定領域を通過したことを検出する第2検出手段とを備え、
    前記ラウンド進行状況判別手段は、ラウンド遊技の最大入賞個数よりも小さい入賞個数を設定し、前記第2検出手段が前記特定領域を通過した玉を検出したとき、前記第1検出手段で検出されるラウンド遊技開始からの入賞個数が設定入賞個数に到達しているか否かによってラウンド遊技の進行状況を判別する請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記可変入賞装置での各ラウンド遊技開始からの経過時間を検出する第1検出手段と、前記可変入賞装置の内部に進入した玉がラウンド継続条件となる特定領域を通過したことを検出する第2検出手段とを備え、
    前記ラウンド進行状況判別手段は、ラウンド遊技の最長経過時間よりも短い経過時間を設定し、前記第2検出手段が前記特定領域を通過した玉を検出したとき、前記第1検出手段で検出されるラウンド遊技開始からの経過時間が設定経過時間を経過しているか否かによってラウンド遊技の進行状況を判別する請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  4. 各ラウンド遊技における前記可変入賞装置への入賞個数を検出する第1検出手段と、前記可変入賞装置での各ラウンド遊技開始からの経過時間を検出する第2検出手段とを備え、
    前記ラウンド進行状況判別手段は、ラウンド遊技の最長経過時間よりも短い経過時間を設定し、前記第2検出手段がその設定経過時間を検出したとき、前記第1検出手段で検出されるラウンド遊技開始からの入賞個数によってラウンド遊技の進行状況を判別する請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  5. 各ラウンド遊技における前記可変入賞装置への入賞個数を検出する第1検出手段と、前記可変入賞装置での各ラウンド遊技開始からの経過時間を検出する第2検出手段とを備え、
    前記ラウンド進行状況判別手段は、ラウンド遊技の最大入賞個数よりも小さい入賞個数を設定し、前記第1検出手段がその設定入賞個数を検出したとき、前記第2検出手段で検出されるラウンド遊技開始からの経過時間によってラウンド遊技の進行状況を判別する請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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