JP2009111316A - リアクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】機器外へ放射される電磁波の小さいリアクタとする。
【解決手段】互いに突き合わされた積層E型鉄心1と積層I型鉄心2を有し、積層E型鉄心1の中央磁脚1aとこれに対向配置された積層I型鉄心2との間にインダクタンスの電流特性を決定するエアーギャップ5が形成され、前記中央磁脚1aの周囲にコイル3が絶縁紙4を介して巻装され、前記積層E型鉄心1の中央磁脚積層方向側が凹型形状とすることにより、エアーギャップ5の形状が凸型となり、エアーギャップ開口部長を短くすることができ、漏れ磁束が原因となる遠方へ放射される電磁波を低減することができる。
【選択図】図1
【解決手段】互いに突き合わされた積層E型鉄心1と積層I型鉄心2を有し、積層E型鉄心1の中央磁脚1aとこれに対向配置された積層I型鉄心2との間にインダクタンスの電流特性を決定するエアーギャップ5が形成され、前記中央磁脚1aの周囲にコイル3が絶縁紙4を介して巻装され、前記積層E型鉄心1の中央磁脚積層方向側が凹型形状とすることにより、エアーギャップ5の形状が凸型となり、エアーギャップ開口部長を短くすることができ、漏れ磁束が原因となる遠方へ放射される電磁波を低減することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、インバータエアコン等の力率改善に用いられるリアクタに関するものである。
従来、この種のリアクタとしては、積層E型鉄心の中央磁脚積層方向側を平坦な形状としていた。(特許文献1参照)。図3は前記文献に記載された従来のリアクタの斜視図を示すものである。図3において、同一寸法のE型鉄心からなる積層E型鉄心1の中央磁脚1aの周囲に絶縁手段を構成する絶縁紙4を配されたエナメル電線からなるコイル3が巻装され、前記積層E型鉄心1と積層I型鉄心2をエアーギャップ5が形成されるよう突き合わせ、溶接固定し、ワニス含浸されていた。
実開平6−31122号公報(図13)
しかしながら、前記従来の構成では、必要なインダクタンスの電流特性を得るエアーギャップ体積を確保するため、エアーギャップ端部のエアーギャップ長が長くなり、エアーギャップ端部からの漏れ磁束が原因となる機器外へ放射される電磁波が大きくなると言う課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するために、積層E型鉄心の中央磁脚積層方向側を凹型形状とし、機器外へ放射される電磁波を低減するリアクタを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明のリアクタは、積層E型鉄心の中央磁脚積層方向側を凹型構造とするものである。
本発明のリアクタは、機器外へ放射される電磁波を低減することができる。
本発明は、積層E型鉄心の中央磁脚積層方向側を凹型構造とすることにより、機器外へ放射される電磁波を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるリアクタの側面断面図を示すものであり、図2は本発明の実施の形態1における鉄心打ち抜き平面図を示すものである。図1、図2において、図3と同じ構成については同じ符号を用い、説明は省略する。
図1は本発明の実施の形態1におけるリアクタの側面断面図を示すものであり、図2は本発明の実施の形態1における鉄心打ち抜き平面図を示すものである。図1、図2において、図3と同じ構成については同じ符号を用い、説明は省略する。
図1、図2において、電磁鋼板のフ−プを連続金型にて、公知で歩留まりが優れる方法で打ち抜いた中央磁脚1aの寸法がA,Bと異なる2種類のE型鉄心6、7を使用し、中央磁脚1aが凹型の積層E型鉄心1を構成し、その周囲に芳香族ポリアミド紙等からなる絶縁紙4を巻き付けたエナメル電線からなるコイルを巻装し、積層E型鉄心1の中央磁脚
1aとこれに対向配置された前記連続金型で打ち抜いたI型鉄心8を使用する積層I型鉄心2との間にエアーギャップ5を形成し、積層E型鉄心1と積層I型鉄心2の2ヶ所の突き合わせ部を溶接等の方法で固定し、不飽和ポリエステル等のワニスを含浸する。
1aとこれに対向配置された前記連続金型で打ち抜いたI型鉄心8を使用する積層I型鉄心2との間にエアーギャップ5を形成し、積層E型鉄心1と積層I型鉄心2の2ヶ所の突き合わせ部を溶接等の方法で固定し、不飽和ポリエステル等のワニスを含浸する。
これにより、エアーギャップは必要なインダクタンスの電流特性を得るエアーギャップ体積を確保しつつ、エアーギャップ形状を凸型にすることができ、エアーギャップ開口部長が短くなり、フリンジングによるエアーギャップ開口部から外部遠方へ漏れる磁束が低減することになる。尚、エアーギャップ開口部の長さを決定するE型鉄心7の寸法Bは電流流入時の交番磁界による磁気吸引力が部分的に大きくなることによる鉄心の振動による騒音が発生し易くなることから、1mm以上が適切である。この結果、公知のリアクタの大型化及びコストアップを招く、鉄心積厚を大きくし磁気回路の磁束密度を低下させ、漏れ磁束量自体を減じる方法を取らず、漏れ磁束が原因となる機器外部へ放射される電磁波を低減することができる。さらに、近傍に磁性材料がある場合、漏れ磁束による磁性材料の振動・騒音を抑制する効果もある。
本発明のリアクタは、エアーギャップからの電磁波放射を低減することができるため、積層鉄心を使用した機器用のインダクタの用途にも適用できる。
1 積層E型鉄心
1a 中央磁脚鉄心
2 積層I型鉄心
3 コイル
4 絶縁紙
5 エアーギャップ
6、7 E型鉄心
8 I型鉄心
1a 中央磁脚鉄心
2 積層I型鉄心
3 コイル
4 絶縁紙
5 エアーギャップ
6、7 E型鉄心
8 I型鉄心
Claims (1)
- 互いに突き合わされた積層E型鉄心と積層I型鉄心を有し、積層E型鉄心の中央磁脚とこれに対向配置された積層I型鉄心との間にインダクタンスの電流特性を調整するエアーギャップが形成され、前記中央磁脚の周囲にコイルが絶縁紙を介して巻装され、前記積層E型鉄心の中央磁脚積層方向側が凹型形状とされ、ワニス含浸されたリアクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007284991A JP2009111316A (ja) | 2007-11-01 | 2007-11-01 | リアクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007284991A JP2009111316A (ja) | 2007-11-01 | 2007-11-01 | リアクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009111316A true JP2009111316A (ja) | 2009-05-21 |
Family
ID=40779458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007284991A Pending JP2009111316A (ja) | 2007-11-01 | 2007-11-01 | リアクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009111316A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011114111A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Panasonic Corp | リアクタ |
JP2011198911A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Panasonic Corp | リアクタ |
US9070383B2 (en) | 2008-04-29 | 2015-06-30 | Headway Technologies, Inc. | Graded bevel tapered write pole design for field enhancement |
-
2007
- 2007-11-01 JP JP2007284991A patent/JP2009111316A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9070383B2 (en) | 2008-04-29 | 2015-06-30 | Headway Technologies, Inc. | Graded bevel tapered write pole design for field enhancement |
JP2011114111A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Panasonic Corp | リアクタ |
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