JP2009110914A - 点灯装置及び点灯状態表示装置及び照明器具 - Google Patents

点灯装置及び点灯状態表示装置及び照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】電源スイッチの一時的オフ期間に相当する瞬時停電がある場合でも、設置者の意図に反して照明状態が切り換わることのない放電灯点灯装置を提供する。
【解決手段】点灯装置は、電源から供給される電力により光源を点灯させる。電源計測部は、電源から電力が供給される供給状態が継続した期間と上記電源から電力が供給されない停止状態が継続した期間との少なくともいずれかの期間を計測する。期間判定部は、電源計測部が計測した期間が所定の期間より短いか否かを判定する。カウント部は、電源計測部が計測した期間が所定の期間より短いと期間判定部が判定した回数をカウントする。点灯回路制御部は、カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、上記光源の調光レベルを変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源の明るさを調節する点灯装置、この点灯装置を備える照明器具及び複数の照明器具を備える照明システムに関する。
近年の省エネへの取り組みは、各業界で様々な形態で行われている。
照明装置に至っては、施設に必ず設置され、かつ、施設で使用している電力の大半を消費する。省エネ効果を上げるためには、照明装置の照度を適切に設定することが望ましい。
そこで、照明器具の照度を変更する技術の研究がされている。
特許文献1には、電源オン時の点灯モードを予めセットできるモードセット手段と、モードセット手段のセット状態を保持するバックアップ用電源を設けた照明器具についての記載がある。
特許文献2には、スイッチの入力に従い、蛍光灯と補助灯との同時点灯、蛍光灯のみの点灯、補助灯のみの点灯、消灯とが切り替わる照明器具についての記載がある。
特開平3−17998号公報 特開平3−269996号公報
照明器具の適切な照度を得るために、時間の経過とともに照度を変更する連続調光機能を持った照明器具が用いられることがある。
しかし、連続調光機能を有した照明器具はこの連続調光機能を制御するためのコントローラと組み合わせる必要があるため、照明システムを構築する大掛かりな設置工事が必要であり、コストアップの原因となっている。
住宅用照明器具においては、特許文献2に記載があるように壁に備えられている電源スイッチの操作によって蛍光灯と補助灯との同時点灯、蛍光灯のみの点灯、補助灯のみの点灯、消灯とが切り替わる照明器具がある。
しかし、ビル設備等に用いられる施設用照明器具は、1つの電源スイッチに対して複数の照明器具が接続される。そのため、照明器具毎の設定タイミングの違いによって照明器具ごとに調光度が異なってしまう恐れなどがある。
また、ビル設備等においては瞬時停電やサグ等の電源変動が発生する。上記技術では、1度の瞬時停電やサグ等により照明器具全ての調光が切り替えられてしまう恐れある。
本発明に係る点灯装置は、電源から供給される電力により点灯する光源の点灯装置であり、上記電源から電力が供給される供給状態が継続した期間と上記電源から電力が供給されない停止状態が継続した期間との少なくともいずれかの期間を計測する電源計測部と、上記電源計測部が計測した期間が所定の期間より短いか否かを判定する期間判定部と、上記電源計測部が計測した期間が所定の期間より短いと上記期間判定部が判定した回数をカウントするカウント部と、上記カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、上記光源の調光レベルを変更する点灯回路制御部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る点灯装置によれば、コストを抑えつつ適切な照度の設定ができるとともに、瞬時停電等によって調光の設定値が変更されることを防止することができる。
実施の形態1.
この実施の形態では、電源スイッチのオンとオフとが連続して数回行われた場合に、光源の調光レベルを変更する点灯装置を備える照明システムについて説明する。
図1は照明システムの全体図である。
照明システムは、複数の照明器具20と、スイッチボックス24とを備える。
各照明器具20は、器具本体21と反射板22とを備える。
器具本体21には点灯装置が取り付けられている。また、器具本体21の長手方向両端部には点灯装置からの出力が電線を介して接続され、光源である放電灯23に電力を供給するランプソケットが取り付けられている。
図1では、器具本体21のランプソケットには、放電灯23が取り付けられている。
スイッチボックス24は、第1の電源スイッチ25と第2の電源スイッチ26とを備える。第1の電源スイッチ25は、各照明器具20との接続を制御する。第2の電源スイッチ26は、商用電源(交流電源,AC)との接続を制御する。以下の説明において、第1の電源スイッチ25と第2の電源スイッチ26とは単に電源スイッチと呼ぶ。
照明システムは、電源スイッチの操作(オンとオフ)による商用電源の有無を検出して調光度を変更する点灯装置を備えている。
図2はこの実施の形態に係る点灯装置の内部構成図である。
点灯装置は、電源整流回路1、アクティブフィルタ回路2、インバータ回路3、負荷回路4、ドライブ回路5、マイクロコンピュータ6(カウント部、点灯回路制御部)、商用電源検出回路7、電力供給時間検出部8(電源計測部、期間判定部)、電力供給一時停止検出部9(電源計測部、期間判定部)、記憶部10(設定値記憶部、調光レベル記憶部、カウント記憶部)、制御回路用電源11を備える。
電源整流回路1は、電源電圧の整流、及び、ノイズの除去を行う回路である。
アクティブフィルタ回路2は、電源電圧波形に沿ってスイッチングを行うことにより、電源電圧を所定の直流電圧に昇圧すると共に入力電流波形を整形して力率を改善する回路である。
インバータ回路3は、アクティブフィルタ回路2で昇圧された直流電圧を、ドライブ回路5から出力される逆極性の電圧でFETQ2、Q3を交互にスイッチングすることにより、高周波電圧を発生させる回路である。また、インバータ回路3には点灯回路制御部(点灯制御回路)が接続され、放電灯を全光及び段調光の点灯制御することができる。ここでは、点灯回路制御部として、後述するマイクロコンピュータ6を使用する。
負荷回路4は、インダクタL2、コンデンサC3の共振を利用して、放電灯LAを点灯させる回路である。
ドライブ回路5は、インバータ回路3を駆動させる回路である。
マイクロコンピュータ6は、放電灯LAの調光レベル等を制御する。
商用電源検出回路7は、商用電源のON及びOFF状態を検出する回路である。
電力供給時間検出部8は、商用電源の供給時間を検出する回路である。
電力供給一時停止検出部9は、商用電源の供給の一時停止を検出する回路である。
記憶部10は、不揮発性メモリであり、点灯モード(放電灯が調光レベルとしてとり得る値)等を記憶する。
点灯装置の動作を簡単に説明する。
外部から壁などに備えられる電源スイッチSWを介して接続される電源線が照明器具20に挿入され、点灯装置に商用電源ACが供給される。電源整流回路1は、供給された商用電源を直流電圧に変換する。アクティブフィルタ回路2は、変換された直流電圧を昇圧した直流電圧に変換して、コンデンサC1に充電する。インバータ回路3は、コンデンサC1に充電された直流電圧を、FETQ2、Q3のスイッチング動作によって、高周波の交流電力に変換する。また、ドライブ回路5は、インバータ回路3のスイッチング動作を制御している。負荷回路4は、インバータ回路3が変換した高周波の交流電力をインダクタL2、カップリングコンデンサC3の回路によって放電灯に電力を供給する。
ここでインダクタL2は放電灯LAに流れる電流を制御するものであり、カップリングコンデンサC3はインダクタL2、放電灯LAに流れ込む直流成分をカットするためのものである。また、放電灯LAに並列に接続される始動用コンデンサC2は、インダクタL2との共振により放電灯LAを点灯させるときに高い電圧を発生させるためのものである。
また、点灯装置は、電源整流回路1の出力側に電力供給時間検出部8、電力供給一時停止検出部9を備えている。電力供給時間検出部8、電力供給一時停止検出部9は、商用電源からの電流の供給の有無を検出するとともに、それぞれ電流の供給が継続した期間と電流の供給の停止が継続した期間とを計測し、マイクロコンピュータ6へ出力している。
マイクロコンピュータ6は、制御回路用電源11の電力により動作をしている。マイクロコンピュータ6は、記憶部10に記憶されている情報と、電力供給時間検出部8、電力供給一時停止検出部9から出力された情報(信号)とに基づいて、ドライブ回路5へインバータ回路3の出力を制御するための信号を出力する。
図3から図5までは、点灯装置の動作を示すフローチャートである。
図3は、点灯装置の動作の概略を示すフローチャートである。点灯装置は、商用電源オン時の処理と商用電源オフ時の処理とを繰り返し行う。
まず、点灯装置の動作の概略を説明する。
壁などに備えられる電源スイッチをオン/オフ操作をすると、点灯装置に商用電源から電力が供給/停止される。電源スイッチのオン/オフ操作を連続して所定の回数行うことで、商用電源からの電力供給の状態を電力供給時間検出部8と電力供給一時停止検出部9とが検出してマイクロコンピュータ6へ電力供給状況を識別する信号を出力する。その結果に基づき、マイクロコンピュータ6は、光源(ここでは、放電灯)の調光レベルを変更する。
なお、電源スイッチのオン/オフ操作を連続して行うとは、電源スイッチのオンの時間と、オフの時間とが所定の時間以内で切り替えされることである。つまり、電源スイッチのオン又はオフの状態が所定の時間以上継続した場合、電源スイッチのオン/オフ操作が連続して行われたとは言わない。
以下の説明では、電源スイッチのオン/オフ操作が連続して3回(第1の回数)行われた場合、放電灯の調光レベルを変更する。ここで、オン/オフ操作のカウントのされ方は、オン状態から始まり電源スイッチがオフされ、さらにオンされると1カウントされる。つまり、オン状態から始まり、オフ−オン(1回)−オフ−オン(2回)−オフ−オン(3回)と数える。また、電源スイッチのオンからオフへ10秒(第1の期間)以内に切り替えされ、オフからオンへ3秒(第2の期間)以内に切り替えされた場合には連続して電源スイッチのオン/オフ操作が行われているものとする。
次に、図4に基づき、商用電源オン時の処理について説明する。図4は、商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャートである。
(S1):壁に備えられる電源スイッチがオンになると、点灯装置に電力が供給される。そして、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は記憶部10から点灯モードSHを読み込む。点灯モードSHとは、放電灯の調光レベルを示す情報である。
(S2):点灯装置は、図2に基づき説明した動作により放電灯へ電力を供給し、放電灯のフィラメントを予熱してから始動電圧を印加して放電灯を点灯させる。この際、マイ
クロコンピュータ6は、読み込んだ点灯モードSHに基づいて、放電灯に供給する電力を制御する。
(S3):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給時間Ton(電源から電力が供給される供給状態が継続した期間)の値を初期化する。
(S4):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給時間Tonのカウントを開始する。
(S5):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、後述する商用電源オフ時の処理で記憶部10(カウント記憶部)が記憶した電力供給一時停止情報Fを読み出す。
(S6):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、(S5)で読み出した電力供給一時停止情報Fが電力供給一時停止を示す信号であるか否かを判定する。電力供給一時停止を示す信号であると判定した場合(S6でYes)、(S7)へ進む。一方、電力供給一時停止を示す信号でないと判定した場合(S6でNo)、(S15)へ進む。
(S7):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、電力供給一時停止検出回数Foffに1カウント加算する。
(S8):電力供給時間検出部8と電力供給一時停止検出部9とは、商用電源からの電力供給があるか否かを判定する。商用電源からの電力供給があると判定した場合(S8でYes)、電力供給時間検出部8は(S9)へ進む。一方、商用電源からの電力供給がないと判定した場合(S8でNo)、電力供給一時停止検出部9は(S17)へ進む。
(S9):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給時間Tonのカウントを継続する。
(S10):電力供給時間検出部8(期間判定部)は、電力供給時間Ton時間が10秒(第1の期間)以上であるか否かを判定する。なお、(S10)で判定する電力供給時間Ton時間を10秒以上としたが、電力供給時間Ton時間は例えば15秒以上等、任意に設定してよい。電力供給時間が10秒以上と判定した場合(S10でYes)、電力供給時間検出部8(期間判定部)は(S11)へ進む。一方、電力供給時間Tonが10秒に未満であると判定した場合(S10でNo)、電力供給時間検出部8(期間判定部)は電力供給時間Tonのカウントを継続するため(S8)へ戻る。
(S11):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、電力供給一時停止検出回数Foffが3回(第1の回数)であるか判定する。なお、(S11)で判定する電力供給一時停止検出回数Foffを3回としたが、電力供給一時停止検出回数Foffは2回であっても、3回より多くてもよい。電力供給一時停止検出回数Foffが3回であると判定した場合(S11でYes)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S12)へ進む。一方、電力供給一時停止検出回数Foffが3回でないと判定した場合(S11でNo)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S15)へ進む。
(S12):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、点灯モードSHを順送り処理する。順送り処理とは、詳しくは後述するが、調光レベルを次に明るい又は暗いレベルに切り替える処理である。マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、例えば100%点灯であったときは、70%点灯に点灯モードSHを切り替える処理を行う。
(S13):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、電力供給一時停止検出回数Foffを0回に設定する。つまり、電力供給一時停止検出回数Foffをリセットする。
(S14):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、(S12)で順送り処理を行い切り替えした点灯モードで、放電灯の点灯制御を開始する。つまり、放電灯の調光レベルを変更する。
(S15):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、電力供給一時停止検出回数Foffを0回とする。つまり、電力供給一時停止検出回数Foffをリセットする。
(S16):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、この時点で放電灯を点灯している点灯モードSHを継続する。つまり、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、100%点灯しているときは、点灯モードSHを変更することなく100%での点灯を維持する。
(S17):電力供給一時停止検出部9は、商用電源OFFを検出する。
(S18):点灯装置は、商用電源OFF時の処理へ移行する。
図5に基づき、商用電源オフ時の処理について説明する。図5は、商用電源オフ時の点灯装置の動作を示すフローチャートである。
商用電源がオフにされた場合、商用電源がオンの時に制御回路用電源11に充電される電界コンデンサの残留電荷により一定時間電源がマイクロコンピュータ6等へ供給される。つまり、商用電源がオフされた場合であっても、マイクロコンピュータ6等の機能は一定時間動作することができる。
(S21):電力供給一時停止検出部9(電源計測部)は、商用電源がオフにされると、電力供給一時停止時間Toff(電源から電力が供給されない停止状態が継続した期間)を初期化する。
(S22):電力供給一時停止検出部9(電源計測部)は、電力供給一時停止時間Toffの計測を開始する。
(S23):電力供給一時停止検出部9(電源計測部)は、電力供給一時停止時間Toffのカウントを継続する。
(S24):電力供給一時停止検出部9(期間判定部)は、電力供給一時停止時間Toffが3秒(第2の期間)を超えるか否かを判定する。なお、(S24)で判定する電力供給一時停止時間Toffを3秒を超えるとしたが、電力供給一時停止時間Toffは例えば5秒を超える等、任意に設定してよい。電力供給一時停止時間Toffが3秒を越えないと判定した場合(S24でNo)、電力供給一時停止検出部9(期間判定部)は(S25)へ進む。一方、電力供給一時停止時間Toffが3秒を超えると判定した場合(S24でYes)、電力供給一時停止検出部9(期間判定部)は(S29)へ進む。
(S25):電力供給時間検出部8(電源計測部)と電力供給一時停止検出部9(電源計測部)とは、商用電源からの電力供給があるか否かを判定する。商用電源からの電力供給があると判定した場合(S25でYes)、電力供給時間検出部8(電源計測部)は(S26)へ進む。一方、商用電源からの電力供給がないと判定した場合(S25でNo)、電力供給時間検出部8(電源計測部)は電力供給一時停止時間Toffのカウントを継続するため、(S23)へ戻る。
(S26):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、商用電源がオンであると検出する。
(S27):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、電力供給一時停止検出ありと判定する。そして、記憶部10(カウント記憶部)は、電力供給一時停止検出情報に電力供給一時停止ありと記憶する。
(S28):点灯装置は、商用電源オン時の処理に移行する。
(S29):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、電力供給一時停止検出なしと識別する。そして、記憶部10(カウント記憶部)は、電力供給一時停止検出情報に電力供給一時停止なしを記憶する。
つまり、以上の処理をまとめると、電源スイッチがオフにされ点灯装置に電力が供給されなくなると、電力供給一時停止検出部9(電源計測部)は、この電力供給が停止している時間を計時する。そして、計時した時間が所定の時間(上記では3秒)以下である場合、電力供給一時停止であったことを示すフラグを記憶部10(カウント記憶部)に記憶する。このとき、マイクロコンピュータ6や電力供給一時停止検出部9は電界コンデンサの残留電荷やバッテリなどの二次電池により動作している。
再び電源スイッチがオンにされると、マイクロコンピュータ6は記憶部10(カウント記憶部)が記憶したフラグにより電力供給一時停止であったか否かを判定する。電力供給一時停止であった場合には、カウントに1加算する。そして、電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給がされている期間を計時する。計時した時間が所定の時間(上記では10秒)を超えた場合には、カウントを初期化する。
さらに、計時した時間が所定の時間(上記では10秒)以内に電源スイッチがオフにされ、また所定の時間(上記では3秒)以内に電源スイッチがオンにされるという動作が繰り返され、電力供給一時停止であったと所定の回数(上記では3回)連続して判定され、電力供給がされている時間が所定時間(上記では10秒)経過すると、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、新たな放電灯の点灯状態の設定情報を記憶部10から取得する(順送り処理)。そして、記憶部10(調光レベル記憶部)は、取得した設定情報を現在の設定情報として記憶する。また、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、放電灯の明るさを変更するようにドライブ回路5へインバータ回路3の出力電力を変更する信号を出力する。
以上のように、商用電源のオン/オフ操作に応じて放電灯の点灯状態(調光レベル)をユーザーが任意に設定することができる。
また、商用電源のオン/オフ操作を所定の回数(複数回)行うときに、放電灯の点灯状態を変更するので、商用電源の瞬時停電などにより、不用意に放電灯の点灯状態を変更する恐れがない。
特に、1つの電源回路に複数の照明器具が接続されたり、他の大容量の電気設備などが設置されたりするオフィスビルなどでは商用電源の瞬時停電や電源サグなどが発生する可能性がある。しかし、このような場合であっても不用意に放電灯の点灯状態を変更する恐れがない。
また、電源スイッチのオン/オフ操作によって、放電灯の点灯状態を変更することができるので、照明器具を変更することなく、ユーザーの所望の明るさに設定することができる。また、照明器具に内蔵されている点灯装置のDIPスイッチ等のスイッチの切り替えなど、頻雑な作業が不要となる。なお、DIPスイッチとは、基板上に設置されるスイッチのことである。
次に、順送り処理について説明する。順送り処理とは、上述したように調光レベルを次に明るい又は暗いレベルに切り替える処理である。
調光レベルとしてとり得る値(インバータ回路3の出力を決定する設定値)は、記憶部10(設定値記憶部)が予め複数記憶している。記憶部10(設定値記憶部)は、例えば、出力100%、出力70%、出力50%の3つの設定値を記憶している。順送り処理では、記憶部10(設定値記憶部)が記憶した設定値を順に1段階明るい又は暗いレベルに変更する。つまり、順送り処理では、記憶部10(調光レベル記憶部)が記憶している現在設定されている調光レベルよりも1段階明るい又は暗いレベルに変更する。
図6(a)に示すように、記憶部10(設定値記憶部)が記憶した設定値の中から明るくなる出力50%−出力70%−出力100%の順に1段階ずつ調光レベルを変更する。最高出力の出力100%の次には、最低出力の出力50%とする。又は、図6(b)に示すように記憶部10(設定値記憶部)が記憶した設定値の中から暗くなる出力100%−出力70%−出力50%の順に1段階ずつ調光レベルを変更する。
なお、上記説明では、順送り処理を行うのは、電力供給時間Tonが10秒を経過後(Ton≧10秒)と(S10)で判定され、電力供給一時停止検出回数Foffが3回(Foff=3回)と(S11)で判定された後である。
しかし、電力供給時間Tonが10秒経過前に、電力供給一時停止検出回数Foffが3回(Foff=3回)と判定された場合には暫定的に調光レベルを変更して、放電灯を変更後の調光レベルで点灯させてもよい。そして、電力供給時間Tonが10秒を経過した後に、調光レベルの変更を確定させ、継続して変更後の調光レベルで放電灯を点灯させるとしてもよい。一方、暫定的に調光レベルを変更した後、電力供給時間Tonが10秒を経過する前に電源スイッチのオン/オフ操作が行われた場合には(電力供給一時停止検出回数Foffが3回でなくなるため)、調光レベルを変更前の調光レベルに戻して放電灯を点灯させるとしてもよい。
つまり、例えば、(S5)の後に(S11)と同様の処理(電力供給一時停止検出回数Foffが3回(Foff=3回)であるか否かを判定する処理)を行い、電力供給一時停止検出回数Foffが3回であれば、暫定的に調光レベルを変更して、放電灯を変更後の調光レベルで点灯させるようにしてもよい。そして、(S12)を暫定的に変更した調光レベルを確定する処理としてもよい。
以上により、調光レベルを変更した場合の放電灯の明るさを、変更を確定する前に確認することができる。そして、調光レベルの変更をキャンセルすることもできる。
また、上記説明では光源が放電灯の場合について説明したが、白熱電球や白色LEDなどの光源であってもよい。
また、上記説明では電源スイッチのオン/オフの操作が連続3回数で調光レベルの変更がされるとした。電源スイッチのオン/オフの操作回数を増加させるほど、瞬停、サグ等の電源変動による誤動作の問題が生じる確率が低下する。しかし、操作性を考慮すると、オン/オフの回数は2−3回程度が望ましい。また、電源スイッチのオン/オフの時間は何秒でも構わないが、操作性を考慮すると、3秒以内が望ましい。
実施の形態2.
実施の形態1に係る点灯装置は、電力供給時間と電力一時停止時間とを計測して設定値を切り替えた。この実施の形態に係る点灯装置は、電力一時停止時間を計測せず、電力供給時間を計測して設定値を切り替えるものである。
この実施の形態において、実施の形態1と同じ部分については、同一符号を付し、説明を省略する。
図7は、この実施の形態に係る点灯装置の内部構成図である。
図7に示す点灯装置は、図2に示す実施の形態1に係る点灯装置と比べ、電力供給一時停止検出部9を備えていない。これは、この実施の形態に係る点灯装置が電力一時停止時間を計測しないためである。
図8と図9とは、点灯装置の動作を示すフローチャートである。
この実施の形態に係る点灯装置は、実施の形態1に係る点灯装置と同様に、商用電源オン時の処理と商用電源オフ時の処理とを繰り返し行う。
図8に基づき、商用電源オン時の処理について説明する。図8は、商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャートである。
(S31):壁に備えられる電源スイッチがオンになると、点灯装置に電力が供給される。マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、記憶部10から点灯モードSHを読み込む。
(S32):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給時間Tonを記憶部10(カウント記憶部)から読み込む。
(S33):点灯装置は、上述した動作により放電灯へ電力を供給し、放電灯のフィラメントを予熱してから始動電圧を印加して放電灯を点灯させる。この際、マイクロコンピュータ6は、読み込んだ点灯モードSHに基づいて、放電灯に供給する電力を制御する。
(S34):電力供給時間検出部8(期間判定部)は、(S32)で読み出した電力供給時間Tonが0秒より長く、3秒以下であるか否かを判定する。電力供給時間Tonが0秒より長く、3秒以下である(0秒<Ton≦3秒)と判定した場合(S34でYes)、電力供給時間検出部8(期間判定部)は(S35)へ進む。一方、電力供給時間Tonが0秒である、又は3秒以下でない(Ton=0又はTon>3)と判定した場合(S34でNo)、電力供給時間検出部8(期間判定部)は(S36)へ進む。
(S35):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、電力供給時間検出回数Fonに1カウント加算する。
(S36):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給時間Tonを初期化する。
(S37):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給時間Tonのカウントを開始する。
(S38):電力供給時間検出部8は、商用電源からの電力供給があるか否かを判定する。電力供給があると判定した場合(S38でYes)、電力供給時間検出部8は(S39)へ進む。一方、電力供給がないと判定した場合(S38でNo)、電力供給時間検出部8は(S46)へ進む。
(S39):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給時間Tonのカウントを継続する。
(S40):電力供給時間検出部8(期間判定部)は、電力供給時間Tonが10秒以上であるか否かを判定する。電力供給時間Tonが10秒以上であると判定した場合(S40でYes)、電力供給時間検出部8(期間判定部)は(S41)へ進む。一方、電力供給時間Tonが10秒(第1の期間)以上でないと判定した場合(S40でNo)、電力供給時間検出部8(期間判定部)は(S38)へ戻る。
(S41):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、短時間電力供給検出回数Konが3回(第1の回数)であるかを判定する。短時間電力供給検出回数Konが3回であると判定した場合(S41でYes)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S42)へ進む。一方、短時間電力供給検出回数Konが3回でないと判定した場合(S41でNo)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S48)へ進む。
(S42):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、放電灯を点灯している状態(点灯モード)を順送り処理する。順送り処理は、実施の形態1で説明した処理と同様である。
(S43):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給時間Tonをリセットする。
(S44):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、短時間電力供給検出回数Konをリセットする。
(S45):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、(S42)で順送り処理をした状態で放電灯を点灯する。
(S46):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、商用電源OFFを検出する。
(S47):点灯装置は、商用電源OFF時の処理へ移行(ステップ47)する。
(S48):電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電力供給時間Tonをリセットする。
(S49):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、短時間電力供給検出回数Konをリセットする。
(S50):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、放電灯の点灯状態を変更せずに点灯を維持する。
図9に基づき、商用電源オフ時の処理について説明する。図9は、商用電源オフ時の点灯装置の動作を示すフローチャートである。
(S61):マイクロコンピュータ6(電源計測部)は、電力供給時間Tonのカウントを停止する。
(S62):記憶部10(カウント記憶部)は、電力供給時間Tonのカウントを記憶する。
つまり、以上の処理をまとめると、電源スイッチをオンにして商用電源からの電力供給が開始されると、電力供給時間検出部8(電源計測部)は電力供給時間の計測を開始する。電力供給時間検出部8(電源計測部)は、電源スイッチをオフにして商用電源からの電力供給が停止されるときまでの電力供給時間を計測する。記憶部10(カウント記憶部)は、このときの電力供給時間(電力供給時間Tonのカウント)を記憶する。
再び電源が投入されると、電力供給時間検出部8(電源計測部)は、記憶部10(カウント記憶部)が記憶した電力供給時間を読み出す。電力供給時間検出部8(期間判定部)は、所定時間よりも短いときは設定変更信号であると判定する。また、この場合、電力供給時間検出部8(電源計測部)は読み出した電力供給時間をリセットして、新たに電力供給時間を計測する。
すなわち、点灯装置は、電源スイッチのオン/オフ操作によって、電力供給時間の計測、電力供給時間の記憶、記憶した電力供給時間から設定変更信号であるかいなかの判定を繰り返し行う。
マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、設定変更信号が所定回数(例えば3回)に達し、電力供給時間Tonが所定時間(例えば10秒)を超えると調光レベルを変更する。そして、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、この設定値に基づいた明るさになるようにインバータ回路3の出力を制御する。
以上のように、商用電源が停止時間によらず、商用電源が供給時間に基づき放電灯の点灯状態を変更する。そのため、商用電源の供給が停止した場合、記憶部10(カウント記憶部)が情報を記憶するまでの間、マイクロコンピュータ6などの制御回路を動作させればよく、制御回路用電源11の電界コンデンサなどの容量を小さいものにできる。
なお、実施の形態1と同様に、電力供給時間Tonが10秒経過前に、電力供給一時停止検出回数Foffが3回(Foff=3回)と判定された場合には暫定的に調光レベルを変更して、放電灯を変更後の調光レベルで点灯させてもよい。そして、電力供給時間Tonが10秒を経過した後に、調光レベルの変更を確定させ、継続して変更後の調光レベルで放電灯を点灯させるとしてもよい。一方、暫定的に調光レベルを変更した後、電力供給時間Tonが10秒を経過する前に電源スイッチのオン/オフ操作が行われた場合には、電力供給一時停止検出回数Foffが3回でなくなるため、調光レベルを変更前の調光レベルに戻して放電灯を点灯させるとしてもよい。
実施の形態3.
この実施の形態では、実施の形態1又は実施の形態2における商用電源の有無の検出や、商用電源の供給停止期間の計測を行う他の構成を説明する。
本実施の形態において、実施の形態1と同じ部分については、同一符号を付し、説明を省略する。
図10は、実施の形態1又は実施の形態2における商用電源の有無の検出を行う他の構成を示す点灯装置の内部構成図である。
図10に示す点灯装置は、図2に示す実施の形態1に係る点灯装置と比べ、電力供給時間検出部8、電力供給一時停止検出部9を備えていない。
図2では、商用電源の有無を検出するために、電力供給時間検出部8や電力供給一時停止検出部9を備えていた。しかし、図10に示す点灯装置では、商用電源の有無を検出するための回路部7とマイクロコンピュータ6とで電力供給時間及び電力供給一時停止時間を判定する。
図11と図12とは、実施の形態1又は実施の形態2における商用電源の停止期間の計測を行う他の構成を示す図である。
図11と図12とに示す点灯装置は、図10に示す実施の形態1に係る点灯装置と比べ、電荷充電部12を備える。また、制御回路用電源11の構成を明示している。
電荷充電部12は、商用電源が供給期間に電荷を充電し、供給停止期間に電荷を放電する。マイクロコンピュータ6(電源計測部)は、再び電力供給開始したときに電荷充電部12に充電された電荷の残留量により、供給停止状態が予め定めた設定時間以内であることを判断する。
実施の形態1では、供給停止期間の計測はマイクロコンピュータ6へ電源からの電力の供給がない状態で行われた。しかし、図11と図12とに示す構成とすることで、供給停止期間の計測をマイクロコンピュータ6へ電源からの電力の供給がある状態で行うことができる。
なお、電荷充電部12に充電された電荷の残留量により供給停止期間の判断を行うためには、電源オフとなる時点において必ず電荷充電部12の充電が所定の値(例えば、充電がfull(満タン))になっている必要がある。そこで、実施の形態1及び実施の形態2では、電源スイッチのオンとオフとが連続して行われたかを判断するために、電力の供給時間が所定の時間未満であること(図4のS10、図8のS40)を判定していたが、図11と図12とに示す構成の場合には、電力の供給時間が所定の時間以上であり、所定の時間未満であるとしてもよい。つまり、電力の供給時間が所定の時間以上であることを条件とすることにより、供給停止期間の計測を行う場合には、電源オフとなる時点において必ず電荷充電部12の充電が所定の値になっていることを保障することができる。また、コンデンサC6と並列に抵抗R5を接続することにより、供給停止期間が所定期間を越えるときにコンデンサC6の電荷の残留量を所定値未満まで放電することができる。
また、制御回路用電源11も電荷充電部12と同様に商用電源が供給期間に電荷を充電する。そして、制御回路用電源11は、電源オフ時にマイクロコンピュータ6等へ電力を供給できないものとしている。これにより、コンデンサC6の容量が小さいものを選択できる。
図13は、図11と図12とに示す構成の動作チャート図である。
電源がオンになると(1)、コンデンサC6へ電荷が充電され始め、徐々にコンデンサC6の電圧が高くなる。そして、所定の時間が経過すると、コンデンサC6の電圧が最高値になる。次に、電源がオフになると(2)、コンデンサC6に充電された電荷が抵抗R5により消費され、徐々に減っていく。そして、再び電源がオンになると(3)、再びコンデンサC6へ電荷が充電され始め、徐々にコンデンサC6の電圧が高くなり、所定の時間が経過すると、コンデンサC6の電圧が最高値になる。
ここで、(3)で再び電源がオンなった際のコンデンサC6の電圧(充電された電荷の残留量)を計測することで、供給停止期間を計測することができる。
図14は、図11と図12との点灯装置の構成から、電荷充電部12を除いた構成を示す図である。図11と図12とは、実施の形態1で説明した処理に対応する構成であるのに対し、図14は、実施の形態2で説明した処理に対応する構成である。
図15は、図11と図12とに示す点灯装置の電荷充電部12をマイクロコンピュータ6により制御する構成とした点灯装置の内部構成図である。マイクロコンピュータ6は、電荷充電部12を制御する電荷制御部を備える。
図16に基づき、図15に示す点灯装置の供給停止期間の計測動作を説明する。図16は、図15に示す点灯装置の動作チャート図である。
(a)商用電源がオンになるとマイクロコンピュータ6へ電力が供給される(1)。
(b)マイクロコンピュータ6(電荷制御部)は、トランジスタQ4(スイッチ)に接続された放電信号出力端子P1から電荷(放電信号)を出力する(2)。すると、放電信号によりトランジスタQ4がオンになり、コンデンサC7(第1のコンデンサ)に充電されていた電荷がコンデンサC8(第2のコンデンサ)へ移動する。ここで、マイクロコンピュータ6(電源計測部)は、コンデンサC7からコンデンサC8へ移動する電荷をコンデンサC7とコンデンサC8との間に接続された充電電荷検出端子P2から検出することにより、コンデンサC7の電圧(充電された電荷の残留量)を計測する。
(c)コンデンサC7に充電されていた電荷がコンデンサC8へ移動すると、マイクロコンピュータ6(電荷制御部)は、放電信号出力端子P1から放電信号の出力を止め、コンデンサC7に接続された充電出力端子P3から電荷を出力する(3)。すると、コンデンサC7が充電される。商用電源がオフになるまで、充電出力端子P3から電荷を出力し続け、コンデンサC7が充電され続ける。
(d)商用電源がオフになると、マイクロコンピュータ6への電力の供給がされなくなる(4)。すると、充電出力端子P3からの電荷の出力が停止し、コンデンサC7の充電が停止する。そして、コンデンサC7の電荷が抵抗R6により徐々に消費される。
(f)再び商用電源がオンになると(a)へ戻り、上記と同様の動作を行う。つまり、マイクロコンピュータ6へ電力が供給され(5)、放電信号出力端子P1から電荷(放電信号)を出力してコンデンサC7の電圧を計測する(6)。
そして、マイクロコンピュータ6(期間判定部)は、上記動作の(b)において計測したコンデンサC7の電圧により、供給停止期間が短時間であったか否かを判定する。
図17は、図15に示す点灯装置の電荷充電部12の構成を変更した点灯装置の内部構成図である。図17に示す電荷充電部12の構成では、図15に示す電荷充電部12の充電電荷検出端子P2と充電出力端子P3との代わりに、図15に示す電荷充電部12の充電電荷検出端子P2と充電出力端子P3との動作を行う充電電荷検出/充電出力端子P4を備える。
図18に基づき、図17に示す点灯装置の供給停止期間の計測動作を説明する。図18は、図17に示す点灯装置の動作チャート図である。
(a’)商用電源がオンになるとマイクロコンピュータ6へ電力が供給される(1)。
(b’)マイクロコンピュータ6(電荷制御部)は、放電信号出力端子P1から電荷(放電信号)を出力する(2)。すると、放電信号によりトランジスタQ4がオンになり、コンデンサC7(第1のコンデンサ)に充電されていた電荷がコンデンサC8(第2のコンデンサ)へ移動する。ここで、マイクロコンピュータ6(電源計測部)は、コンデンサC7からコンデンサC8へ移動する電荷を充電電荷検出/充電出力端子P4(マイクロコンピュータ6への入力端子)から検出することにより、コンデンサC7の電圧(充電された電荷の残留量)を計測する。
(c’)コンデンサC7に充電されていた電荷がコンデンサC8へ移動すると、マイクロコンピュータ6(電荷制御部)は、放電信号出力端子P1から放電信号の出力を止め、充電電荷検出/充電出力端子P4(マイクロコンピュータ6からの出力端子)から電荷を出力する(3)。すると、コンデンサC7が充電される。商用電源がオフになるまで、充電電荷検出/充電出力端子P4から電荷を出力し続け、コンデンサC7が充電され続ける。
(d’)商用電源がオフになると、マイクロコンピュータ6への電力の供給がされなくなる(4)。すると、充電電荷検出/充電出力端子P4からの電荷の出力が停止し、コンデンサC7の充電が停止する。そして、コンデンサC7の電荷が抵抗R6により徐々に消費される。
(f’)再び商用電源がオンになると(a’)へ戻り、上記と同様の動作を行う。つまり、マイクロコンピュータ6へ電力が供給され(5)、放電信号出力端子P1から電荷(放電信号)を出力してコンデンサC7の電圧を計測する(6)。
そして、マイクロコンピュータ6(期間判定部)は、上記動作の(b’)において計測したコンデンサC7の電圧により、供給停止期間が短時間であったか否かを判定する。
なお、図17に示す構成では、(c’)でコンデンサC7が充電されるとともに、コンデンサC8も充電される。しかし、コンデンサC8に充電された電荷は、コンデンサC7に充電された電荷が抵抗R6により消費されるよりも短時間で抵抗R7により消費される。つまり、コンデンサC8に充電された電荷は、コンデンサC7に充電された電荷に比べ急速に放電される。その結果、電源がオンになった際、コンデンサC8には電荷が残っていないものとして考えることができる。
同様に図15に示す構成において、電源がオンされた際、コンデンサC8には電荷が残っていないものとして考えることができる。
図19は、図15に示す構成のマイクロコンピュータ6が電源供給を受ける箇所を変更した構成を示す図である。図15では、商用電源から直接マイクロコンピュータ6は電源供給を受ける構成としていた。しかし、図19に示すように商用電源から直接マイクロコンピュータ6は電源供給を受けず、他の部分(図19では負荷回路4)から電源供給を受けるとしてもよい。
図15に示す構成だけでなく、他の構成においても商用電源から直接マイクロコンピュータ6は電源供給を受けず、他の部分から電源供給を受けるとしてもよい。
図20は、図15に示す点灯装置に商用電源有無検出回路を加えた点灯装置の内部構成図である。
商用電源有無検出回路は、商用電源から電力の供給があるか否かを判断する回路である。図15に示す点灯装置は、商用電源からの電力の供給が止まると、マイクロコンピュータ6への電力の供給が止まるため、充電出力端子P3からの電荷の出力も止まる。しかし、商用電源有無検出回路を設け、商用電源からの電力の供給が止まったことを検知して、充電出力端子P3からの電荷の出力を止めるとしてもよい。商用電源有無検出回路を設けることで、より厳密に供給停止期間を計測することができる。
同様に、図17に示す構成に商用電源有無検出回路を設け、商用電源からの電力の供給が止まったことを検知して、充電電荷検出/充電出力端子P4からの電荷の出力を止めるとしてもよい。
なお、図15と図17とに示す点灯装置は、電荷充電部12をマイクロコンピュータ6の電荷制御部により制御する構成とした。しかし、電荷制御部と同様の機能を有する回路などにより電荷充電部12を制御するとしてもよい。
実施の形態4.
この実施の形態では、実施の形態1と実施の形態2とで説明した処理に、さらに、点灯状態を初期状態(初期値)に戻す処理を追加した点灯装置について説明する。
つまり、所定の操作を行った場合、点灯状態を予め定めた初期状態に戻す処理を追加する。
まず、実施の形態1で説明した処理に点灯状態を初期状態に戻す処理を追加した点灯装置について説明する。図21は、商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャートである。商用電源オフ時の点灯装置の動作は実施の形態1で説明した処理と同様である。
なお、ここで説明する点灯装置の内部構成は、実施の形態1に係る点灯装置と同様である。
ここでは、図21に示す商用電源オン時の点灯装置の動作について、実施の形態1で説明した商用電源オン時の点灯装置の動作と異なる部分のみ説明する。
(S1)から(S10)までは実施の形態1と同様である。
(S11):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、電力供給一時停止検出回数Foffが3回(第1の回数)であるか判定するとともに、電力供給一時停止検出回数Foffが4回(第2の回数)であるか判定する。電力供給一時停止検出回数Foffが3回であると判定した場合(S11でFoff=3回)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S12)へ進む。電力供給一時停止検出回数Foffが4回であると判定した場合(S11でFoff=4回)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S19)へ進む。電力供給一時停止検出回数Foffが3回でも4回でもないと判定した場合(S11でFoff≠3回、4回)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S15)へ進む。
(S12)から(S18)までは実施の形態1と同様である。
(S19):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、点灯モードSHを初期点灯処理する。初期点灯処理とは、予め記憶部10(設定値記憶部)が記憶した放電灯の調光レベルの初期値に、放電灯の調光レベルを切り替える処理である。
そして、(S14)では、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、切り替えた点灯モードで放電灯の点灯制御を開始する。
次に、実施の形態2で説明した処理に点灯状態を初期状態に戻す処理を追加した点灯装置について説明する。図22は、商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャートである。商用電源オフ時の点灯装置の動作は実施の形態2で説明した処理と同様である。
なお、ここで説明する点灯装置の内部構成は、実施の形態2に係る点灯装置と同様である。
ここでは、図22に示す商用電源オン時の点灯装置の動作について、実施の形態2で説明した商用電源オン時の点灯装置の動作と異なる部分のみ説明する。
(S31)から(S40)までは実施の形態1と同様である。
(S41):マイクロコンピュータ6(カウント部)は、短時間電力供給検出回数Konが3回(第1の回数)であるかを判定するとともに、短時間電力供給検出回数Konが4回(第2の回数)であるかを判定する。短時間電力供給検出回数Konが3回であると判定した場合(S41でKon=3回)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S42)へ進む。短時間電力供給検出回数Konが4回であると判定した場合(S41でKon=4回)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S51)へ進む。短時間電力供給検出回数Konが3回でも4回でもないと判定した場合(S41でKon≠3回、4回)、マイクロコンピュータ6(カウント部)は(S48)へ進む。
(S42)から(S50)までは実施の形態2と同様である。
(S51):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、点灯モードSHを初期点灯処理する。初期点灯処理とは、予め記憶部10(設定値記憶部)が記憶した放電灯の調光レベルの初期値に、放電灯の調光レベルを切り替える処理である。
そして、(S45)では、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、切り替えた点灯モードで放電灯の点灯制御を開始する。
以上のように、順送り処理を何度も繰り返すことなく調光レベルを初期値に戻すことができるので、調光レベルを初期値に戻す場合の手間がかからない。
なお、上記説明において、電力供給一時停止検出回数Foffが3回か否か、あるいは電力供給一時停止検出回数Foffが4回か否か判定したが、この回数は任意に設定してよい。短時間電力供給検出回数Konについても同様に任意に設定してよい。
実施の形態5.
この実施の形態では、順送り処理と初期点灯処理とで点灯モードが切り替えられた場合の点灯制御について説明する。
図23と図24とは、順送り処理が行われた場合の出力変化を示す図である。
順送り処理が行われ、調光レベルが変更された場合には、変更前の調光レベルから変更後の調光レベルへ直接変更するのではなく、例えば図23に示すように最高出力から変更後の出力へ段階的に調光レベルを下げて(暗くして)いくとしてもよい。つまり、最高出力で2秒間出力し、最高出力と変更後の調光レベルとの間の中間出力で2秒間出力した後、変更後の調光レベルで出力するとしてもよい。
また、図24に示すように、最低出力から変更後の出力へ段階的に調光レベルを上げて(明るくして)いくとしてもよい。
さらに、上記例では最高出力又は最低出力から段階的に調光レベルを変更するとしたが、最高出力及び最低出力でない調光レベルから段階的に調光レベルを変更するとしてもよい。
また、さらに、中間出力を複数段階設けてもよい。
以上のように、順送り処理が行われた場合に調光レベルを段階的に変更することで、調光レベルが変更されたことを視覚で確認できる。また、変更後の調光レベルの明るさがどの程度のものであるかを容易に把握できる。
図25と図26とは、順送り処理が行われた場合の出力変化の他の例を示す図である。
図25に示すように、変更前の調光レベル(図25においては、最高出力レベル)と変更後の調光レベルとの明るさの差がαであるとき、変更前の調光レベルと明るさの差が少なくとも2α以上ある調光レベルと、変更前の調光レベルとに交互に、光源の調光レベルを複数回変更した後、光源の調光レベルを変更後の調光レベルに変更するとしてもよい。つまり、変更前と変更後との明るさの差の2倍以上の差のある2つの調光レベルで光源の明るさを複数回明暗させた後、光源の調光レベルを変更後の調光レベルに変更するとしてもよい。
さらに、図26に示すように、光源の調光レベルが少なくとも最高出力の所定の割合(例えば、50%以上)の調光レベルまでしか変更されない場合には、所定の調光レベル(例えば、最高出力レベル)と、所定の調光レベルの上記所定の割合以下(例えば、50%以下)の出力とに交互に、光源の調光レベルを複数回変更した後、光源の調光レベルを変更するとしてもよい。
以上のように、順送り処理が行われた場合に調光レベルを変更後の調光レベルよりも明らかに明るい調光レベル(又は暗い調光レベル)と、変更前の調光レベルとに交互に点灯させることで、調光レベルが変更されたことを視覚で確認できる。特に、最も暗い調光レベルよりも暗い調光レベルと変更前の調光レベルとに交互に数回変更されることにより、調光レベルが変更されたことを容易に確認できる。
図27と図28とは、順送り処理が行われた場合のブザー回路27の動作を示す図である。また、図29は、ブザー回路27を備える点灯装置の内部構成図である。
所定の調光レベル(例えば、最高出力レベル)よりも、記憶部10(設定値記憶部)が記憶した設定値でn段階明るい調光レベル又はn段階暗い調光レベルに光源の調光レベルを変更する場合、変更後の調光レベルに対応する特定の音を鳴らすとしてもよい。特定の音とは、例えば、所定の音をn回鳴らすことである。つまり、図27に示すように、最高出力レベルから1段階暗い調光レベルに光源の調光レベルを変更する場合、ブザー回路27を1度鳴らし、図28に示すように、最高出力レベルから2段階暗い調光レベルに光源の調光レベルを変更する場合、ブザー回路27を2度鳴らすとしてもよい。
以上のように、順送り処理が行われた場合に調光レベルの変更の程度に合わせてブザー音を鳴らすことで、調光レベルが変更されたことを聴覚で確認できる。また、変更後の調光レベルの明るさがどの程度のものであるかを容易に把握できる。
なお、図29に示すように、ブザー回路27は、マイクロコンピュータ6に接続され、マイクロコンピュータ6が調光レベルの変更指示を行う際、合わせてブザー回路27の制御も行うことができる。
図30は、初期点灯処理が行われた場合の出力変化を示す図である。
初期点灯処理が行われ、調光レベルが初期値に設定された場合には、変更前の調光レベルから初期値の調光レベルへ直接変更するのではなく、例えば図30に示すように最高出力と最低出力とに交互に所定の回数繰り返して調光レベルを変更した後、初期値の調光レベルに放電灯の調光レベルを変更するとしてもよい。例えば、2秒間、最高出力と最低出力とに交互に繰り返して調光レベルを変更した後、初期値の調光レベルに放電灯の調光レベルを変更するとしてもよい。
また、上記例では、最高出力と最低出力とに交互に所定の回数繰り返して調光レベルを変更するとしたが、所定の調光レベルよりも明るい調光レベルと上記所定の調光レベルよりも暗い調光レベルとに交互に所定の回数繰り返して調光レベルを変更するとしてもよい。
以上のように、初期点灯処理が行われた場合に調光レベルを繰り返し変更することで、調光レベルが初期値に変更されたことを視覚で確認できる。
図31は、初期点灯処理が行われた場合のブザー回路27の動作を示す図である。
調光レベルが初期値に設定された場合には、光源の調光レベルを変更する場合に鳴らす所定の音とは異なる音を鳴らすとしてもよい。ここで、異なる音とは、音域等の異なる音、長さの異なる音、パターンの異なる音等、光源の調光レベルを変更する場合に鳴らす音と区別できる音であれば構わない。図31に示すように、例えば、初期値の調光レベルより1段階暗い調光レベルから初期値の調光レベルに変更される場合、光源の調光レベルを変更する場合に鳴らすブザー音よりも長い(例えば2倍以上の長さ)のブザー音を鳴らすとしてもよい。音声(例えば、「初期値に戻しました。」)による報知であってもよい。
以上のように、初期点灯処理が行われた場合に調光レベルが変更された場合とは異なるブザー音を鳴らすことで、調光レベルが初期値に変更されたことを聴覚で確認できる。
実施の形態6.
上記実施の形態では、順送り処理により次に明るい又は暗い調光レベルへ変更した。この実施の形態では、一度の変更操作で任意の明るさを設定できる点灯装置について説明する。
まず、実施の形態1で説明した処理の順送り処理を一度の変更操作で任意の明るさを設定できる処理に変更した点灯装置について説明する。図32は、商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャートである。商用電源オフ時の点灯装置の動作は実施の形態1で説明した処理と同様である。
なお、ここで説明する点灯装置の内部構成は、実施の形態1に係る点灯装置と同様である。
ここでは、図32に示す商用電源オン時の点灯装置の動作について、実施の形態1で説明した商用電源オン時の点灯装置の動作と異なる部分のみ説明する。
(S1)から(S11)までと、(S13)から(S18)までとは実施の形態1と同様である。
(S12)では、出力設定処理を実行する。
図33は、出力設定処理での放電灯の調光レベルの変化を示す図である。
図33に示すように、出力設定処理では、最高出力の調光レベルから最低出力の調光レベルへ暗くなるように放電灯の調光レベルを段階的に変更する。
出力設定処理では、電源スイッチから入力があった場合に放電灯の調光レベルの変更をその時点で停止して、調光レベルを確定する。また、最高出力の調光レベルから最低出力の調光レベルへ暗くなるように放電灯の調光レベルを段階的に変更する処理を所定の回数繰り返し、その間に入力がない場合には、調光レベルの変更を行わない。
図33では、放電灯の調光レベルを段階的に変更する処理を3回繰り返している。放電灯の調光レベルを段階的に変更する処理のループ数は何回繰り返しても構わないが、操作性を考慮すると3回程度が望ましい。また、各段階の調光レベルで放電灯を3秒間点灯させている。各出力での点灯時間は何秒でも構わないが、操作性を考慮すると、3秒程度が望ましい。
なお、最低出力の調光レベルから最高出力の調光レベルへ明るくなるように放電灯の調光レベルを段階的に変更してもよい。また、最高出力や最低出力でなく、任意の第1の出力から任意の第2の出力まで段階的に変更してもよい。
図34に基づき、出力設定処理について説明する。図34は、出力設定処理の動作を示すフローチャートである。
(S71):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、仮点灯モードSH’を最高出力に設定する。
(S72):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、設定された仮点灯モードSH’で放電灯を点灯させる。
(S73):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、所定の入力があったか否かを判定する。所定の入力とは、例えば、電源スイッチからの入力(例えば電源スイッチのオフ操作)である。その他、何らかのボタン等の入力であってもよい。所定の入力があったと判定した場合(S73でYes)、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は(S80)へ進む。一方、所定の入力がなかったと判定した場合(S73でYes)、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は(S74)へ進む。
(S74):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、設定された仮点灯モードSH’で放電灯を点灯させてから所定の時間が経過したか否かを判定する。マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、例えば、設定された仮点灯モードSH’で放電灯を点灯させてから3秒経過したか否かを判定する。所定の時間が経過したと判定した場合(S74でYes)、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は(S75)へ進む。一方、所定の時間が経過していないと判定した場合(S74でNo)、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は(S73)へ戻る。
(S75):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、点灯モードSHが最低出力であるか否かを判定する。点灯モードSHが最低出力であると判定した場合(S75でYes)、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は(S76)へ進む。一方、点灯モードSHが最低出力でないと判定した場合(S75でNo)、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は(S78)へ進む。
(S76):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、放電灯の調光レベルを段階的に変更する処理の繰り返した回数であるループ回数Cをカウントする(C=C+1)。
(S77):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、ループ回数Cが所定の回数より多いか否かを判定する。ループ回数Cが所定の回数より多い場合(S77でYes)、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は調光レベルの変更を行わず、処理を終了する。一方、ループ回数Cが所定の回数より多くない場合(S77でNo)、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は(S79)へ進む。
(S78):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、仮点灯モードSH’を次に暗いレベルに設定する。
(S79):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、仮点灯モードSH’を最高出力に設定する。
(S80):マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、点灯モードSHを入力があった時点の仮点灯モードSH’に確定する。ここで、所定の入力が電源スイッチのオフ入力である場合には、記憶部10は確定した点灯モードSHを記憶する。そして、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、再び電源スイッチがオンになった場合に、記憶部10から点灯モードを読み出して放電灯を点灯させる。なお、再び電源スイッチがオンになるまでの時間を所定の時間(例えば3秒)以内に制限してもよい。
次に、実施の形態2で説明した処理の順送り処理を一度の変更操作で任意の明るさを設定できる処理に変更した点灯装置について説明する。図35は、商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャートである。商用電源オフ時の点灯装置の動作は実施の形態2で説明した処理と同様である。
なお、ここで説明する点灯装置の内部構成は、実施の形態2に係る点灯装置と同様である。
ここでは、図35に示す商用電源オン時の点灯装置の動作について、実施の形態2で説明した商用電源オン時の点灯装置の動作と異なる部分のみ説明する。
(S31)から(S41)までと、(S43)から(S50)までとは実施の形態2と同様である。
(S42)では、出力設定処理を実行する。出力設定処理は、図34に基づき説明した通りである。
以上のように、最高出力から最低出力まで暗くなるように調光レベルを段階的に変更して、所定の入力があった場合に上記光源の調光レベルの変更を停止することにより、1度の変更操作で所望の調光レベルに設定することができる。
また、上記説明では、出力設定処理において、電源スイッチから入力があった場合に放電灯の調光レベルの変更をその時点で停止して、調光レベルを確定すると説明した。しかし、一般に明るさを視認してから入力を行うには若干の時間がかかる。つまり、次の明るさを予想して入力を行うわけではなく、結果を見て入力を行う。そのため、実際より進んで入力を行うことはなく、実際より遅れて入力を行う。そのため、視認した明るさと設定される明るさとがずれる場合がある。つまり、入力が遅れてしまい、視認した明るさの次の段階の明るさが設定されてしまう場合がある。また、複数の照明器具の間での部品精度のバラツキにより、照明器具間で異なる出力設定がされる可能性がある。
そこで、図36に示すように、放電灯の調光レベルをある段階(第1の段階)の調光レベルから次の段階(第2の段階)の調光レベルへ変更した後、所定の期間(t秒)内に電源スイッチからの入力があった場合、第1の段階の調光レベルに放電灯の調光レベルを変更して、調光レベルの変更を停止するとしてもよい。つまり、図36の「x」の時点で入力があった場合、放電灯は中間出力に変更されて点灯しているが、高出力へ変更し直して、設定する。つまり、図36の期間Aで入力がされた場合、高出力に設定し、期間Bで入力がされた場合、中間出力に設定し、期間Cで入力がされた場合、低出力に設定する。
上記t秒は、照明器具間での精度のバラツキと、光の変化を認識して行動するまでの時間を考慮して、0.2秒程度が望ましい。
また、照明器具間で異なる設定値になることをさらに防止するために、図37に示すように出力設定処理において、出力変化させるタイミングおよび滞在時間を、電力供給時間検出部8又は電力供給一時停止検出部9等の所定の回路からマイクロコンピュータ6に送出される商用電源の0クロスのタイミングに一致させるとしてもよい。つまり、各回路のマイクロコンピュータ6のタイマーにより、出力変化させるタイミングおよび滞在時間を決定した場合には、タイマーのずれによりバラツキを生じることになる。しかし、商用電源の0クロスのタイミングに一致させることで、各器具間の出力変化タイミングのバラツキを解消することができる。
実施の形態7.
この実施の形態では、現在多く使用されている高周波専用放電灯であるHf32(形名:FHF32)を例にして、点灯モードの設定値について説明する。
Hf32は、2つの設定値での動作を保証した2重定格である。Hf32の定格値は、45Wと32Wとである。つまり、Hf32を2灯で使用した場合の定格値は、90Wと64Wとなる。点灯装置を器具に搭載した場合では、Hf32を2灯で使用した場合の定格値は、88Wと64Wと示すことが一般的である。
また、高周波点灯装置が普及する前は磁気式安定器が多く普及していた。現在でも価格のメリットから磁気式安定器は広く使用されている。磁気式安定器で点灯させる放電灯グローランプは、FL40/SS/37が多い。磁気式安定器と同等の光束を得るために、FL40/SS/37を高周波点灯装置で点灯させると、2灯点灯の場合、略77Wとなる。
また、放電灯の経年による光束劣化を補うように点灯時間とともに光出力を増加させ、得られる光束を一定にする技術がある。放電灯の光束が70%を切った場合、放電灯の寿命であると判断することが一般的である。そのため、上記技術では、放電灯の初期値を全光の70%に設定しておくことで、平均85%の光束を得ることができる。
上述した88Wに対して70%の出力は約55Wとなる。同様に、66Wの70%の出力は約44Wである。
Hf32を使用した場合、上述した88W、77W、66W、55W、44Wという値を設定値として記憶部10(設定値記憶部)が記憶することが考えられる。例えば、88W、77W、66Wを選択するように記憶部10(設定値記憶部)が記憶してもよい。また、66W、55W、44Wを選択するように記憶部10(設定値記憶部)が記憶してもよい。さらに、88W、66W、55Wを選択するように記憶部10(設定値記憶部)が記憶してもよい。もちろん、88W、77W、66W、55W、44Wを選択するように記憶部10(設定値記憶部)が記憶してもよい。
このように、設定値を選択することで、定格値等にしたがって動作するため、安定した動作が可能となる。
実施の形態8.
この実施の形態では、上記実施の形態で説明した電源スイッチのオン/オフの操作による調光レベルの調整と、放電灯の経年による光束劣化を補うように点灯時間とともに光出力を増加させ、得られる光束を一定にする技術とを組み合わせた点灯装置について説明する。
1つ目の例として、点灯積算時間により出力を変動させる計時制御モードと、予め決められた出力で光源(ここでは、放電灯)を点灯させる設定値モードとを切替する点灯装置について説明する。
図38はこの実施の形態に係る点灯装置の内部構成図である。図38は、図2に示す点灯装置と同一の構成である。
まず、計時制御モードについて説明する。
マイクロコンピュータ6(点灯積算時間カウント部)は、放電灯の点灯積算時間をカウントする。マイクロコンピュータ6(点灯積算時間カウント部)は、例えば、発振子などを使用して点灯積算時間をカウントする。そして、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、カウントした点灯積算時間に基づき放電灯の出力を調整して放電灯が放つ光の明るさを制御する。
また、記憶部10(制御値記憶部)は、放電灯の点灯積算時間に対して放電灯の調光レベルの値を記憶する。放電灯の経年による光束劣化を補うように点灯時間とともに光出力を増加させ、得られる光束を一定にするため、記憶部10(制御値記憶部)は、点灯積算時間が長くなるほど、放電灯の出力が大きくなるような調光レベルを記憶する。例えば、記憶部10(制御値記憶部)は、点灯積算時間が0から500時間までの場合には出力50%、点灯積算時間が500時間から1000時間までは出力55%、点灯積算時間が1000時間から1500時間までは出力60%・・・などのように点灯積算時間に基づき定められた値を記憶する。
そして、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、記憶部10(制御値記憶部)が記憶した調光レベルからマイクロコンピュータ6(点灯積算時間カウント部)がカウントした点灯積算時間に対する調光レベルの値を検索し、検索した調光レベルの値で放電灯を点灯させる。
次に、設定値モードについて説明する。
記憶部10(設定値記憶部)は、調光レベルとしてとり得る値を設定値として記憶する。マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、記憶部10(設定値記憶部)が記憶した調光レベルの値により、放電灯を点灯させる。
つまり、設定値モードにおいては、点灯積算時間とは関係なく、予め定められた出力で放電灯を点灯させる。
そして、この実施の形態に係る点灯装置は、計時制御モードと設定値モードとを切替する。つまり、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、上記実施の形態で説明した電源スイッチのオン/オフの操作により、計時制御モードと設定値モードとを切替して、放電灯の調光レベルを変更する。すなわち、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、電源スイッチのオン/オフ操作が連続して3回(第1の回数)行われた場合、計時制御モードと設定値モードとを切替する。図4と図5とに示す処理であれば(S12)において、また図8と図9とに示す処理であれば(S42)において、計時制御モードと設定値モードとを切替する。
また、設定値モードにおいて、記憶部10(設定値記憶部)が調光レベルとしてとり得る値を複数記憶している場合には、上記実施の形態で説明した順送り処理により、調光レベルの値を変更する。以下に具体例を示す。
例えば、記憶部10(設定値記憶部)は、例えば、出力70%、出力100%の2つの設定値を順に記憶しているとする。順送り処理では、計時制御モードと設定値モードとを切替するとともに、記憶部10(設定値記憶部)が記憶した設定値を順に変更する。
つまり、図39(a)に示すように、計時制御モード−出力70%(設定値モード)−出力100%(設定値モード)の順に1段階ずつ調光レベルを変更して、出力100%(設定値モード)の次には、計時制御モードに変更する。また、図39(b)に示すように出力100%(設定値モード)−出力70%(設定値モード)−計時制御モードの順に1段階ずつ調光レベルを変更して、計時制御モードの次に出力100%(設定値モード)に変更するなどどのような順に変更しても構わない。
すなわち、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、上記カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、現在のモードが上記制御モードであれば上記設定値モードに切替する。また、現在のモードが上記設定値モードであれば、現在の調光レベルの値の次に上記設定値記憶部が設定値として記憶した調光レベルの値に上記光源の調光レベルを変更するとともに、現在の調光レベルの値の次に設定値として記憶した調光レベルの値がない場合には上記計時制御モードに切替する。
なお、マイクロコンピュータ6(点灯積算時間カウント部)は、記憶部10(制御値記憶部)が点灯積算時間に対して記憶した調光レベルの値で放電灯を点灯させている時間のみを点灯積算時間としてカウントしても構わないし、放電灯の出力の値にかかわらず、放電灯が点灯している時間を点灯積算時間としてカウントしても構わない。つまり、計時制御モードで放電灯を点灯させている場合のみ、点灯積算時間をカウントしても、計時制御モードで放電灯を点灯させている場合と設定値モードとで放電灯を点灯させている場合とのいずれの場合であっても、点灯積算時間をカウントするとしても構わない。
2つ目の例として、記憶部10(制御値記憶部)が点灯積算時間に対して複数の調光レベルの値を記憶する点灯装置について説明する。この例に係る点灯装置は、1つ目の例に係る点灯装置と同様である。
例えば、記憶部10(制御値記憶部)が点灯積算時間に対して第1のモードと第2のモードとの2つのモードの調光レベルの値を記憶しているとする。図40は、第1のモードと第2のモードとの調光レベルの値を示す図である。放電灯の経年による光束劣化を補うように点灯時間とともに光出力を増加させ、得られる光束を一定にするため、いずれのモードの調光レベルの値も点灯積算時間が経過するほど高い値をとる。つまり、点灯積算時間が経過するほど光出力を増加する値をとる。
そして、この実施の形態に係る点灯装置は、第1のモードと第2のモードとを切替する。つまり、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、上記実施の形態で説明した電源スイッチのオン/オフの操作により、第1のモードと第2のモードとを切替して、放電灯の調光レベルを変更する。すなわち、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、電源スイッチのオン/オフ操作が連続して3回(第1の回数)行われた場合、第1のモードと第2のモードとを切替する。図4と図5とに示す処理であれば(S12)において、また図8と図9とに示す処理であれば(S42)において、第1のモードと第2のモードとを切替する。
2つ目の例のような動作をすることで、例えばHF32Wのように高出力45Wと低出力32Wという2つの定格値を持つ放電灯に対しても、点灯積算時間とともに、光出力を変化させる技術を適用することができる。つまり、第1のモードを定格出力32Wとし、第2のモードを高出力45Wとして、電源スイッチのオン/オフの操作によりモードを切替することで、放電灯の経年による光束劣化を補うように点灯時間とともに光出力を増加させつつ、高出力と低出力とを切替して放電灯を点灯することができる。
また、記憶部10(制御値記憶部)は、第1のモード(例えば、定格出力32W)と、第2のモード(例えば、高出力45W)との間の調光レベルの値をとり、第1のモードと第2のモードと同様に、点灯積算時間に応じて変化する第3のモードを記憶しても構わない。つまり、2つの定格値を持つ放電灯であれば、2つの定格値により定められた出力の中間の値をとるモードを設定しても構わない。図41は、第3のモードの調光レベルの値を示す図である。この場合、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、上記実施の形態で説明した順送り処理により、第1のモードと第2のモードと第3のモードとを切替して放電灯の調光レベルを変更する。
なお、第1のモードと第2のモードとの間に、何段階のモードを設けても構わない。
なお、以上で説明した2つの例において、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は、電力供給一時停止検出回数Foffが3回(第1の回数)であると判定した場合、順送り処理(モードの切替)を行い、電力供給一時停止検出回数Foffが5回(第3の回数)であると判定した場合、点灯積算時間を初期化する(0に戻す)としても構わない。つまり、図4に示す(S11)で電力供給一時停止検出回数Foffが第3の回数であるとマイクロコンピュータ6(カウント部)が判定した場合、マイクロコンピュータ6(点灯回路制御部)は点灯積算時間を初期化する。
以上のように、上記実施の形態で説明した電源スイッチのオン/オフの操作による調光レベルの調整と、放電灯の経年による光束劣化を補うように点灯時間とともに光出力を増加させ、得られる光束を一定にする技術とを組み合わせ、放電灯の光出力の調整を行う。そのため、放電灯の経年による光束劣化の補正を実現しつつ、使用者により任意に光出力の強さを選択することが可能である。また、上記機能を実現するに当たり、調光信号を入力するような回路を設ける必要がなく、回路部品等の追加が必要ない。
なお、上記説明では、この実施の形態に係る点灯装置の内部構成を図38に基づき、図2に示す点灯装置の内部構成と同一であるとして説明した。しかし、この実施の形態に係る点灯装置は、図10、図11、図12、図14、図15、図17、図19、図20に示す内部構成であっても構わない。
つまり、図10に示すように、電力供給時間検出部8や電力供給一時停止検出部9を備えず、商用電源の有無を検出するための回路部7とマイクロコンピュータ6とで電力供給時間及び電力供給一時停止時間を判定するとしても構わない。
また、図11、図12に示すように、商用電源が供給期間に電荷を充電し、供給停止期間に電荷を放電する電荷充電部12を備え、マイクロコンピュータ6(電源計測部)が再び電力供給開始したときに電荷充電部12に充電された電荷の残留量により、供給停止状態が予め定めた設定時間以内であることを判断するとしても構わない。
さらに、図14に示すように、図11と図12との点灯装置の構成から、電荷充電部12を除き、実施の形態2で説明した処理に対応する構成としても構わない。
また、さらに、図15に示すように、図11と図12とに示す点灯装置の電荷充電部12をマイクロコンピュータ6により制御する構成としても構わない。
また、電荷充電部12の構成を図17、図19に示す構成としても構わない。
さらに、図20に示すように、図15に示す点灯装置に商用電源有無検出回路を加えた構成としても構わない。
また、さらに、図42に示すように、マイクロコンピュータ6と商用電源検出回路7とを備えず、マイクロコンピュータ6が備える機能のうち、カウント部と点灯回路制御部の機能を果たす点灯制御回路と、点灯積算時間カウント部の機能を果たす点灯計時タイマーとを備える構成としても構わない。つまり、この構成では、負荷回路4に接続された点灯計時タイマーにより点灯積算時間をカウントして、カウントした点灯積算時間を点灯制御回路へ入力する。そして、点灯制御回路は、点灯積算時間と調光レベルとに基づき、ドライブ回路5を制御して放電灯の出力を調整する。
実施の形態9.
この実施の形態では、放電灯点灯装置の放電灯の出力の度合を示す出力表示を表示する点灯状態表示装置について説明する。また、放電灯点灯装置が出力の度合を示す出力表示を表示する表示部16を備える場合も説明する。
図43は、この実施の形態に係る点灯装置と点灯状態表示装置との内部構成図である。図43において、破線部Aが点灯装置を示し、破線部Bが点灯状態表示装置を示す。
図43に示す点灯装置の構成は、図2に示す実施の形態1に係る点灯装置の構成と若干異なるがほぼ同様の構成であり、処理内容は同様である。
図43において、マイクロコンピュータ6は、インバータ回路3の周波数制御および電源同期回路部18から送出される電源オン/オフ信号の判定を行う。電源同期回路部18は、商用電源のオン/オフを検出する回路であり、図2の電力供給時間検出部8と電力供給一時停止検出部9と同等の機能を有する。
ここでは、この実施の形態に係る点灯装置の構成を図2に示す実施の形態1に係る点灯装置の構成と同じものとして説明したが、この実施の形態に係る点灯装置は、その他の実施の形態に係る点灯装置ともほぼ同じ構成であると言える。
(点灯状態表示装置の構成)
図43に示す点灯状態表示装置は、制御回路用電源13(表示器電源)、マイクロコンピュータ14(第2のカウント部、表示制御部)、電源同期回路部15(第2の電源計測部、第2の期間判定部)、表示部16、記憶部17(表示レベル記憶部)を備える。
制御回路用電源13は、内部のマイクロコンピュータ14や表示部16が備える表示素子の電源となる。マイクロコンピュータ14は、点灯装置の調光レベルの変更(マイクロコンピュータ6という場合がある)と同じアルゴリズムを記憶部17(不揮発性メモリ)のプログラムに備え、かつそのアルゴリズムに基いて点灯装置の調光レベルの設定状態を検出し、その状態を制御する。電源同期回路部15は、電源スイッチのオン/オフを検出してマイクロコンピュータ14に入力する。表示部16は、表示のための複数のLED(表示素子、発光体)から構成される。点灯装置と点灯状態表示装置とは、商用電源から壁に設けられた電源スイッチを介した電源に共通に接続されており、電源スイッチの操作された結果の電源のオン/オフ状態は、点灯装置と点灯状態表示装置とに同じものが印加される。
図43に示すように、制御回路用電源13と点灯装置の電源とは、電源に対して並列に接続されている。よって、電源同期回路部15は、電源に基づく電力供給時間と電力供給一時停止時間とについて、電力供給時間検出部8と電力供給一時停止検出部9と同じ結果を検出する。マイクロコンピュータ14はマイクロコンピュータ6と同じアルゴリズムのプログラムで動作するので、マイクロコンピュータ14は、マイクロコンピュータ6が電力供給時間検出部8と電力供給一時停止検出部9とによる検出結果に対して調光レベルを変更する場合に、マイクロコンピュータ6により変更される調光レベルと同じ調光レベル(表示レベル)を求めることができる。表示部16は、マイクロコンピュータ14が求めた調光レベル(表示レベル)に対応する出力表示を表示する。なお同じアルゴリズムというのは一例である。同じアルゴリズムでなくとも、マイクロコンピュータ14は、電源同期回路部15の検出結果(電源同期回路部15は、電源のオン/オフに対して電力供給時間検出部8と電力供給一時停止検出部9と同一結果を検出する)に対して、マイクロコンピュータ6と同一の調光レベル(表示レベル)が確定されるプログラムが組み込まれていればよい。記憶部17は、マイクロコンピュータ14が調光レベル(表示レベル)を変更するごとに変更後の調光レベル(表示レベル)を上書きして記憶する。表示部16は、記憶部17が記憶している調光レベル(表示レベル)に対応する出力表示を表示部16に表示させる。
(マイクロコンピュータ6による表示制御)
図44は、点灯状態表示装置のマイクロコンピュータ14による制御を、点灯装置のマイクロコンピュータ6が行う構成を示した図である。LEDから構成される表示部16がマイクロコンピュータ6に接続され、点灯装置の調光レベルを表示する。このように、表示部16は、マイクロコンピュータ6により調光レベルが変更された場合に、変更後の調光レベルに対応する表示をLEDにより表示する。
(スイッチボックス600への収納)
図45は、電源のオン/オフの操作方法として、壁スイッチとした電源スイッチによる操作方法を示している。図45には照明装置701a〜701nを示しているが、いずれも図43に示す点灯装置を備えている。その他の図における場合も同様である。図45は、複数の照明装置701a〜701n、電源スイッチ、及び点灯状態表示装置との関係を示す配線図であり、電源スイッチと点灯状態表示装置とがスイッチボックス600に収納された場合を示している。点灯状態表示装置は図43の構成であるが、LEDのみを示して簡略化している。図45に示すように、複数の照明装置701a〜701nは、電源に並列に接続している。そして、点灯状態表示装置は、電源に対して照明装置(整流回路)と並列に接続する。また、点灯状態表示装置は、電源スイッチが格納されるスイッチボックス600に電源スイッチとともに格納される。図46は、点灯状態表示装置と電源スイッチを1個用スイッチボックス600に収納する構造を示す図である。図46(a)は正面図であり、図46(b)は、A−A断面図である。
(SSRの採用)
図47は、電源のオン/オフの操作方法として、マイクロコンピュータ14により制御された半導体式接点若しくは機械式接点による方法を示す。図47では、マイクロコンピュータ14とSSR551(Solid State Relay)とが、操作変換部550を構成している。SSR551を用いる場合は、所望の出力に1操作で設定することのできるダイレクトスイッチ552a,552b,552cにより、電源スイッチ(商用電源)の複雑なオン/オフ操作が、マイクロコンピュータ14がSSR551を制御することで可能となる。表示素子(LED)の制御は、マイクロコンピュータ14が行う。即ち、マイクロコンピュータ14は、ダイレクトスイッチ552a〜552cのいずれかが操作されると、この操作を検知して、SSR551を制御する。このマイクロコンピュータ14による制御は、ダイレクトスイッチに対応する電源スイッチのオン/オフを作り出す制御である。例えば、ダイレクトスイッチ552b(70%)が操作された場合、マイクロコンピュータ14は、ダイレクトスイッチ552bが操作されたことを検知して、調光レベルが70%になるまで順送り処理が実行されるよう、上記実施の形態における電源スイッチのオン/オフ操作を作り出す。マイクロコンピュータ14がSSR551を制御することにより作り出された電源スイッチのオン/オフ状態(スイッチング状態)により、電力が点灯装置を備えた照明装置701a〜701nに供給される。よって、照明装置701a〜701nのそれぞれは、順送り処理により調光レベルを変更される。一方、マイクロコンピュータ14は、ダイレクトスイッチ552b(順送り処理)が操作されると、複数のLEDから構成される表示部16に調光レベル70%に対応する表示を表示させる。
図48は、操作変換部550が、ダイレクトスイッチに代えて、赤外線リモコンを用いる場合を示す図である。操作変換部550は、ダイレクトスイッチに代えて、赤外線受光部(受信部)561を備えた構成である。赤外線リモコン570は、ダイレクトスイッチ552a〜552cに相当するいずれかの信号(出力対応信号)を送信し、赤外線受光部561がこの信号を受信する。その後の動作は、図47のダイレクトスイッチの場合と同様である。
(LEDの採用)
点灯状態表示装置の表示部16、あるいは図44の表示部16における表示素子としては、最も安価なLED(発光体の一例)が適している。LEDを用いた場合の表示方法としては、例えば、出力の設定として、高出力(全光)、中間出力、低出力の3段階とする場合を想定する。点灯状態表示装置(あるいは表示部16)のLEDは、図46(a)の場合を想定する。このとき点灯状態表示装置のLEDは、LED1が高出力(全光)、LED2が中出力、LED3が低出力、LED4を設定確定の表示とする。各設定状態の時にのみ一つのLEDが点灯するように制御することで、表示器電源の効率を向上させることができ、省エネにも有効である。なお、表示部16の表示素子としては、単体のLEDに限定するものではなく、LCD(Liquid Crystal Display)、LEDのセグメント器などを用いてもかまわない。省エネ効果をこの照明装置を使用している人に知らしめる為には、図46(a)のようにLEDを直線上に配置し、高出力時LED1のみ、中出力時はLED1、2を点灯するなど、LEDを略直線状に配置して棒グラフ状にすることも効果的である。あるいは、放電灯点灯装置が電源オフの場合に加え、全光点灯時はLEDを点灯させないようにしてもよい。
(着脱方式)
図49は、点灯状態表示装置を表示器用コンセント610に対して、着脱可能にした構成を示す図である。点灯状態表示装置は図43の構成であるが、LEDのみを示して簡略化している。壁、天井または照明装置に表示器用コンセント610を設ける。この表示器用コンセント610に、点灯状態表示装置に設けた表示器用プラグ620を接続する。これにより、点灯状態表示装置を着脱可能とした。点灯状態表示装置は、電源に対して照明装置701a〜701n(放電灯点灯装置)と並列に接続する表示器用コンセント610に対して接続する、表示器用プラグ620を備える。点灯状態表示装置の電源同期回路部15は、表示器用コンセント610に接続された表示器用プラグ620を介して、電源同期回路部18と同じ結果を検出する。マイクロコンピュータ14は、マイクロコンピュータ6が電源同期回路部18の検出結果に基づき新たな設定として確定する設定値と同じ値を、電源同期回路部15の検出結果に基づき設定値(第2の新たな設定値)として確定し、確定された設定値(第2の新たな設定値)に対応する出力表示を表示部16に表示させる。例えば、点灯状態表示装置が、スペースの都合上、図46に示したようなスイッチボックス600に収められない場合、本方式をとることにより、出力設定時のみ点灯状態表示装置を表示器用コンセント610に接続し、設定後は点灯状態表示装置を取り外すことができる。また、点灯状態表示装置を着脱式にしたことにより、1個の点灯状態表示装置で複数の照明装置を設定することが可能となり、省資源、省エネとなる。
(電源端子台660の採用)
図50は、点灯状態表示装置を天井埋め込み構造にした図である。また、図51は、点灯状態表示装置の構成を示す図である。図51の点灯状態表示装置は、図43の点灯状態表示装置に対して、ダイオードブリッジの入力側に電源端子台660を備えている。点灯状態表示装置は、天井取り付け構造とされ、送り配線を可能とする電源端子台660を備える。図50の配線651〜654は、図51の配線651〜654に同じである。点灯状態表示装置は、照明装置701a〜701nの前段において電流を入力するととも、入力した電流を照明装置(点灯装置)に分配する電源端子台660を備える。電源同期回路部15は、電源端子台660を介して、電力供給時間検出部8と電力供給一時停止検出部9と同じ結果を検出する。マイクロコンピュータ14は、マイクロコンピュータ6が電源同期回路部18の検出結果に基づき変更する調光レベルと同じ調光レベルを、電源同期回路部15の検出結果に基づき調光レベル(表示レベル)として求め、求めた調光レベル(表示レベル)に対応する出力表示を表示部16に表示させる。
電源端子台660を備えることにより、例えば、スイッチボックス600にスペース上の理由で点灯状態表示装置が収められない場合、または元々片切スイッチのため1線しか引き込まれてなく2線を引き込むために配線工事が必要な場合などに本方式は有効である。本方式は、天井埋め込み方式のため、天井裏に設置されている照明器具(照明装置)に接続される配線を切断し、その切断した配線を点灯状態表示装置の電源端子台660に接続するのみで使用できるため、面倒な配線工事を必要としない。
なお、上記実施の形態において、「〜部」として説明したものは、「〜回路」、「〜装置」「〜ステップ」、「〜処理」等であってもよい。
照明システムの全体図。 実施の形態1に係る点灯装置の内部構成図。 実施の形態1に係る点灯装置の動作の概略を示すフローチャート。 実施の形態1に係る商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る商用電源オフ時の点灯装置の動作を示すフローチャート。 順送り処理における調光レベル変更の説明図。 実施の形態2に係る点灯装置の内部構成図。 実施の形態2に係る商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャート。 実施の形態2に係る商用電源オフ時の点灯装置の動作を示すフローチャート。 商用電源の有無の検出を行う他の構成を示す点灯装置の内部構成図。 商用電源の停止期間の計測を行う他の構成を示す図(実施の形態1に対応)。 商用電源の停止期間の計測を行う他の構成を示す図(実施の形態1に対応)。 図11と図12とに示す構成の動作チャート図。 商用電源の停止期間の計測を行う他の構成を示す図(実施の形態2に対応)。 図11と図12とに示す点灯装置の電荷充電部12をマイクロコンピュータ6により制御する構成とした点灯装置の内部構成図。 図15に示す構成の動作チャート図。 図15に示す点灯装置の電荷充電部12の構成を変更した点灯装置の内部構成図。 図17に示す構成の動作チャート図。 図15に示す構成のマイクロコンピュータ6が電源供給を受ける箇所を変更した構成を示す図。 図15に示す構成に商用電源有無検出回路を加えた構成を示す図。 実施の形態1に係る点灯装置に初期点灯処理を追加した商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャート。 実施の形態2に係る点灯装置に商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャート。 順送り処理が行われた場合の出力変化を示す図。 順送り処理が行われた場合の出力変化を示す図。 順送り処理が行われた場合の出力変化を示す図。 順送り処理が行われた場合の出力変化を示す図。 順送り処理が行われた場合のブザー回路27の動作を示す図。 順送り処理が行われた場合のブザー回路27の動作を示す図。 ブザー回路27を備える点灯装置の内部構成図。 初期点灯処理が行われた場合の出力変化を示す図。 初期点灯処理が行われた場合のブザー回路27の動作を示す図。 一度の変更操作で任意の明るさを設定する点灯装置の商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャート(実施の形態1に対応)。 出力設定処理での放電灯の調光レベルの変化を示す図。 出力設定処理の動作を示すフローチャート。 一度の変更操作で任意の明るさを設定する点灯装置の商用電源オン時の点灯装置の動作を示すフローチャート(実施の形態2に対応)。 出力設定処理における入力と設定される調光レベルとの関係を示す図。 出力設定処理における同期方法を示す図。 実施の形態8に係る点灯装置の内部構成図。 順送り処理における調光レベル変更の説明図。 第1のモードと第2のモードとの調光レベルの値を示す図。 第3のモードの調光レベルの値を示す図。 実施の形態8に係る点灯装置の内部構成図の他の例を示す図。 実施の形態9に係る点灯装置と点灯状態表示装置との内部構成図。 実施の形態9に係る点灯装置の構成を示す図。 実施の形態9に係るスイッチボックスに収納された点灯状態表示装置を示す図。 実施の形態9に係るスイッチボックスの状態を示す図。 実施の形態9に係る点灯状態表示装置の構成を示す図。 実施の形態9に係るリモコン制御ユニットとして実現される点灯状態表示装置の構成を示す図。 実施の形態9における表示器用プラグを備えた点灯状態表示装置を示す図。 実施の形態9における電源端子台を持つ点灯状態表示装置を説明する図。 実施の形態9における電源端子台を持つ点灯状態表示装置の構成図。
符号の説明
1 電源整流回路、2 アクティブフィルタ回路、3 インバータ回路、4 負荷回路、5 ドライブ回路、6,14 マイクロコンピュータ、7 商用電源検出回路、8 電力供給時間検出部、9 電力供給一時停止検出部、10,17 記憶部、11 制御回路用電源、12 電荷充電部、13 表示器電源、15,18 電源同期回路部、16 表示部、19 ランプ検出回路、20 照明器具、701a〜701n 照明装置、21 器具本体、22 反射板、23 放電灯、24 スイッチボックス、25 第1の電源スイッチ、26 第2の電源スイッチ、27 ブザー回路、550 操作変換部、551 SSR、600 スイッチボックス、610 表示器用コンセント、620 表示器用プラグ、660 電源端子台。

Claims (38)

  1. 電源から供給される電力により点灯する光源の点灯装置であり、
    上記電源から電力が供給される供給状態が継続した期間と上記電源から電力が供給されない停止状態が継続した期間との少なくともいずれかの期間を計測する電源計測部と、
    上記電源計測部が計測した期間が所定の期間より短いか否かを判定する期間判定部と、
    上記電源計測部が計測した期間が所定の期間より短いと上記期間判定部が判定した回数をカウントするカウント部と、
    上記カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、上記光源の調光レベルを変更する点灯回路制御部と
    を備えることを特徴とする点灯装置。
  2. 上記カウント部は、上記電源計測部が計測した期間が所定の期間より短くないと上記期間判定部が判定した場合、カウントした回数をリセットする
    ことを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 上記電源計測部は、上記電源から電力が供給される供給状態が継続した期間と上記電源から電力が供給されない停止状態が継続した期間との両方を計測し、
    上記期間判定部は、上記電源から電力が供給される供給状態が継続した期間が第1の期間よりも短いか否かを判定するとともに、上記電源計測部が計測した停止状態が継続した期間が第2の期間より短いか否かを判定し、
    上記カウント部は、停止状態が継続した期間が上記第2の期間より短いと上記期間判定部が判定した回数をカウントするとともに、供給状態が継続した期間が上記第1の期間より短くないと上記期間判定部が判定した場合又は停止状態が継続した期間が上記第2の期間より短くないと上記期間判定部が判定した場合、カウントした回数をリセットする
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の点灯装置。
  4. 上記点灯装置は、さらに、
    上記光源の調光レベルとしてとり得る値を設定値として記憶する設定値記憶部と、
    現在の上記光源の調光レベルである現在値を記憶する調光レベル記憶部とを備え、
    上記点灯回路制御部は、上記カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、上記設定値記憶部が記憶した設定値の内、上記調光レベル記憶部が記憶した現在値の次に明るい調光レベルの値又は次に暗い調光レベルの値に上記光源の調光レベルを変更する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の点灯装置。
  5. 上記点灯装置は、さらに、
    上記電源から電力が供給される間に電荷を充電するとともに、上記電源から電力が供給されない間に電荷を放電する電荷充電部を備え、
    上記電源計測部は、上記電源から電力の供給が開始された時点において、上記電荷充電部に充電された電荷の残留量により、上記停止状態が継続した期間を計測する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の点灯装置。
  6. 上記設定値記憶部は、上記光源の調光レベルの初期値を記憶し、
    上記点灯回路制御部は、上記カウント部がカウントした回数が第2の回数である場合、上記設定値記憶部が記憶した初期値に上記光源の調光レベルを変更する
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の点灯装置。
  7. 上記点灯回路制御部は、上記光源の調光レベルを変更する場合、変更後の調光レベルよりも暗い調光レベル又は変更後の調光レベルよりも明るい調光レベルから変更後の調光レベルまで上記光源の調光レベルを段階的に変更する
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の点灯装置。
  8. 上記点灯回路制御部は、上記光源の調光レベルを変更する場合、所定の調光レベルと変更後の調光レベルとの明るさの差がαであるとき、上記所定の調光レベルと明るさの差が少なくとも2α以上ある調光レベルと、上記所定の調光レベルとに交互に、上記光源の調光レベルを複数回変更した後、上記光源の調光レベルを上記変更後の調光レベルに変更する
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の点灯装置。
  9. 上記点灯回路制御部は、上記光源の調光レベルが少なくとも最高出力の50%以上の調光レベルまでしか変更されない場合において、上記光源の調光レベルを変更する場合、最高出力の50%以下の出力と、所定の調光レベルとに交互に、上記光源の調光レベルを複数回変更した後、上記光源の調光レベルを変更する
    ことを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の点灯装置。
  10. 上記点灯回路制御部は、初期値の調光レベルに上記光源の調光レベルを変更する場合、所定の調光レベルよりも明るい調光レベルと上記所定の調光レベルよりも暗い調光レベルとに交互に所定の回数繰り返して上記光源の調光レベルを変更した後、初期値の調光レベルに上記光源の調光レベルを変更する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の点灯装置。
  11. 上記点灯回路制御部は、所定の調光レベルよりも、上記設定値記憶部が記憶した設定値でn段階明るい調光レベル又はn段階暗い調光レベルに上記光源の調光レベルを変更する場合、変更される調光レベルに対応する特定音を鳴らす
    ことを特徴とする請求項4に記載の点灯装置。
  12. 上記点灯回路制御部は、上記特定音として、所定の音をn回鳴らす
    ことを特徴とする請求項11に記載の点灯装置。
  13. 上記設定値記憶部は、上記光源の調光レベルの初期値を記憶し、
    上記点灯回路制御部は、上記カウント部がカウントした回数が第2の回数である場合、上記所定の音とは異なる音を鳴らすとともに、上記設定値記憶部が記憶した初期値に上記光源の調光レベルを変更する
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の点灯装置。
  14. 上記点灯回路制御部は、上記カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、上記光源の調光レベルを暫定的に変更するとともに、上記電源計測部が計測した期間が所定の期間より短くないと上記期間判定部が判定した場合に、上記光源の調光レベルの変更を確定する
    ことを特徴とする請求項1から13までのいずれかに記載の点灯装置。
  15. 上記点灯回路制御部は、上記カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、第1の調光レベルから第2の調光レベルへ明るくなるように又は暗くなるように上記光源の調光レベルを段階的に変更して、所定の入力があった場合に上記光源の調光レベルの変更を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  16. 上記点灯回路制御部は、第1の調光レベルから第2の調光レベルへ上記光源の調光レベルを段階的に変更する動作を所定の回数繰り返し、上記動作を所定の回数繰り返す間に上記所定の入力がない場合には、調光レベルの変更を行わず変更前の調光レベルのままとする
    ことを特徴とする請求項15に記載の点灯装置。
  17. 上記点灯回路制御部は、上記光源の調光レベルを第1の段階の調光レベルから第2の段階の調光レベルへ変更した後、所定の期間内に上記所定の入力があった場合、第1の段階の調光レベルに上記光源の調光レベルを変更して、調光レベルの変更を停止する
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載の点灯装置。
  18. 上記点灯装置は、さらに、
    上記カウント部がカウントした回数を不揮発性メモリに記憶するカウント記憶部
    を備えることを特徴とする請求項1から17までのいずれかに記載の点灯装置。
  19. 上記点灯装置は、さらに、
    上記光源の点灯積算時間をカウントする点灯積算時間カウント部と、
    上記光源の点灯積算時間に対して上記光源の調光レベルの値を記憶する制御値記憶部とを備え、
    上記点灯回路制御部は、上記カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、上記点灯積算時間カウント部がカウントした点灯積算時間に対して上記制御値記憶部が記憶した調光レベルの値に基づき上記光源の調光レベルを制御する計時制御モードと、点灯積算時間に関わらず定められた設定値に上記光源の調光レベルを制御する設定値モードとのモードの切替をして、上記光源の調光レベルを変更する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の点灯装置。
  20. 上記点灯装置は、さらに、
    上記設定値モードにおいて、上記光源の調光レベルとしてとり得る値を設定値として所定の順に記憶する設定値記憶部とを備え、
    上記点灯回路制御部は、上記カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、現在のモードが上記計時制御モードであれば上記設定値モードに切替し、現在のモードが上記設定値モードであれば、現在の調光レベルの値の次に上記設定値記憶部が設定値として記憶した調光レベルの値に上記光源の調光レベルを変更するとともに、現在の調光レベルの値の次に設定値として記憶した調光レベルの値がない場合には上記計時制御モードに切替する
    ことを特徴とする請求項19に記載の点灯装置。
  21. 上記点灯積算時間カウント部は、上記計時制御モードで上記光源を点灯させている場合のみ上記光源の点灯積算時間をカウントする
    ことを特徴とする請求項19又は20に記載の点灯装置。
  22. 上記点灯装置は、さらに、
    上記光源の点灯積算時間をカウントする点灯積算時間カウント部と、
    上記光源の点灯積算時間に対して第1のモードの調光レベルの値と第2のモードの調光レベルの値とを記憶する制御値記憶部と備え、
    上記点灯回路制御部は、上記カウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、上記点灯積算時間カウント部がカウントした点灯積算時間に対して上記制御値記憶部が記憶した調光レベルの値であって、現在のモードとは異なるモードの調光レベルの値に上記光源の調光レベルを変更する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の点灯装置。
  23. 上記点灯回路制御部は、上記カウント部がカウントした回数が第3の回数である場合、上記点灯積算時間を初期化する
    ことを特徴とする請求項19から22までのいずれかに記載の点灯装置。
  24. 電源から供給される電力により点灯する光源の点灯装置であり、
    上記電源から上記光源へ電力が供給される間に電荷を充電するとともに、上記電源から電力が供給されない間に電荷を放電する電荷充電部と、
    上記電源から電力の供給が開始された時点において、上記電荷充電部に充電された電荷の残留量により、上記電源から電力が供給されない停止状態が継続した期間を計測する電源計測部と、
    上記電源計測部が計測した期間の長さに基づき、上記光源の調光レベルを変更する点灯回路制御部と
    を備えることを特徴とする点灯装置。
  25. 上記電荷充電部は、
    上記電源から上記光源へ電力が供給される間に電荷を充電する第1のコンデンサと、
    上記第1のコンデンサに充電された電荷を消費する抵抗とを備え、
    上記電源計測部は、上記電源から電力の供給が開始された時点において、上記第1のコンデンサに充電された電荷の残留量により、上記停止状態が継続した期間を計測する
    ことを特徴とする請求項24に記載の点灯装置。
  26. 上記電荷充電部は、さらに、
    スイッチを介して上記第1のコンデンサと接続された第2のコンデンサと、
    上記スイッチに接続され、放電信号が入力されると、上記放電信号により上記スイッチのオンオフを制御する放電信号出力端子と、
    上記第1のコンデンサに接続され、電荷が入力されると、上記電荷を上記第1のコンデンサへ充電する充電出力端子と、
    上記第1のコンデンサと上記第2のコンデンサとの間に接続され、上記第1のコンデンサから上記第2のコンデンサへ移動する電荷を検出する充電電荷検出端子とを備え、
    上記点灯装置は、さらに、
    上記電源から上記光源へ電力が供給されると、上記放電信号出力端子へ放電信号を入力して上記スイッチを制御し、上記第1のコンデンサに充電された電荷を第2のコンデンサへ移動させるとともに、上記第1のコンデンサに充電された電荷が第2のコンデンサへ移動すると、上記充電出力端子へ電荷を入力して上記第1のコンデンサに電荷を充電させる電荷制御部を備え、
    上記電源計測部は、上記電荷制御部が上記放電信号出力端子へ電荷を入力した際、上記第1のコンデンサから上記第2のコンデンサへ移動する電荷を上記充電電荷検出端子から検出することにより、上記第1のコンデンサに充電された電荷の残留量を計測する
    ことを特徴とする請求項25に記載の点灯装置。
  27. 上記充電出力端子と充電電荷検出端子とが同一の端子である
    ことを特徴とする請求項26に記載の点灯装置。
  28. 請求項1から27までのいずれかに記載の点灯装置が点灯させる光源の調光レベルを表示する点灯状態表示装置であり、
    上記点灯回路制御部による上記光源の調光レベルの変更と同期して表示を変更する表示部を
    備えることを特徴とする点灯状態表示装置。
  29. 上記点灯状態表示装置は、上記電源に上記点灯装置と並列に接続され、
    上記点灯状態表示装置は、さらに、
    上記電源から電力が供給される供給状態が継続した期間と上記電源から電力が供給されない停止状態が継続した期間との少なくともいずれかの期間を計測する第2の電源計測部と、
    上記第2の電源計測部が計測した期間が所定の期間より短いか否かを判定する第2の期間判定部と、
    上記第2の電源計測部が計測した期間が所定の期間より短いと上記期間判定部が判定した回数をカウントする第2のカウント部と、
    上記第2のカウント部がカウントした回数が第1の回数である場合、上記点灯回路制御部により変更される光源の調光レベルと同一の調光レベルを表示レベルとして設定する表示制御部とを備え、
    上記表示部は、上記表示制御部が設定した表示レベルに基づき表示を変更する
    ことを特徴とする請求項28記載の点灯状態表示装置。
  30. 上記点灯状態表示装置は、上記点灯装置に接続され、
    上記表示部は、上記点灯装置から上記光源の調光レベルの変更を示す情報を得て、上記点灯回路制御部による上記光源の調光レベルの変更と同期して表示を変更する
    ことを特徴とする請求項28又は29に記載の点灯状態表示装置。
  31. 上記点灯状態表示装置は、さらに、
    上記光源の調光レベルを表示レベルとして記憶するとともに、上記光源の調光レベルが変更されるごとに変更後の調光レベルを表示レベルとして既に記憶された表示レベルに上書きして記憶する表示レベル記憶部を備え、
    上記表示部は、上記表示レベル記憶部が記憶した表示レベルに基づき表示する
    ことを特徴とする請求項28から30までのいずれかに記載の点灯状態表示装置。
  32. 上記表示部は、発光体を有し、上記電源から電流が供給されない場合と、上記光源の調光レベルが最も明るい調光レベルである場合の少なくともいずれかの場合には、発光体を発光しない
    ことを特徴とする請求項28から31までのいずれかに記載の点灯状態表示装置。
  33. 上記表示部は、複数の発光体を有し、上記発光体のうち、いずれか1つの発光体を発光する
    ことを特徴とする請求項28から32までのいずれかに記載の点灯状態表示装置。
  34. 上記表示部は、略直線上に配置された複数の発光体を有し、上記光源の調光レベルの変更に応じて発光する発光体の数を変更する
    ことを特徴とする請求項28から33までのいずれかに記載の点灯状態表示装置。
  35. 上記点灯状態表示装置は、上記点灯装置へ上記電源から電力を供給するか否かを切り替えるスイッチが収納されたスイッチボックスに収納される
    ことを特徴とする請求項28から34までのいずれかに記載の点灯状態表示装置。
  36. 上記点灯状態表示装置は、さらに、
    上記電源に対して上記点灯装置と並列接続するコンセントと接続可能なプラグ
    を備えることを特徴とする請求項28から35までのいずれかに記載の点灯状態表示装置。
  37. 上記点灯状態表示装置は、さらに、
    上記電源から電流が入力されるととも、入力された上記電流を上記点灯装置に分配する電源端子台
    を備えることを特徴とする請求項28から36までのいずれかに記載の点灯状態表示装置。
  38. 請求項1から請求項27までのいずれかに記載の点灯装置と、請求項28から請求項37までのいずれかに記載の点灯状態表示装置との少なくともいずれかを備えることを特徴とする照明器具。
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