JP2009109002A - 歯車装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】厳しい運転スペックや環境下でも、歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物がシール装置に侵入することを確実に防止し、良好なシール性を備えた歯車装置を提供する。
【解決手段】内歯歯車と、内歯歯車に噛み合う外歯歯車と、外歯歯車に係合してこれを偏心揺動させるクランク軸と、クランク軸を回転自在に支持する支持体と、内歯歯車の内周面と支持体の外周面との間に設けられ外歯歯車の軸方向両側に配置された一対の軸受と、内歯歯車の内周面と支持体の外周面との間に設けられ一対の軸受のうち少なくとも一方の軸受の軸方向外側に配置されたシール装置とを備え、内歯歯車及び支持体が相対的に回転する歯車装置において、シール装置115の一方の軸受113側にプレート136が配置され、且つ、シール装置とプレートで構成される空間に、歯車装置を潤滑するための潤滑剤とは異なる性質の高粘度グリース160が充填されている歯車装置。
【選択図】図2
【解決手段】内歯歯車と、内歯歯車に噛み合う外歯歯車と、外歯歯車に係合してこれを偏心揺動させるクランク軸と、クランク軸を回転自在に支持する支持体と、内歯歯車の内周面と支持体の外周面との間に設けられ外歯歯車の軸方向両側に配置された一対の軸受と、内歯歯車の内周面と支持体の外周面との間に設けられ一対の軸受のうち少なくとも一方の軸受の軸方向外側に配置されたシール装置とを備え、内歯歯車及び支持体が相対的に回転する歯車装置において、シール装置115の一方の軸受113側にプレート136が配置され、且つ、シール装置とプレートで構成される空間に、歯車装置を潤滑するための潤滑剤とは異なる性質の高粘度グリース160が充填されている歯車装置。
【選択図】図2
Description
本発明は、産業用ロボットの関節部などに用いられる歯車装置に関し、特に歯車装置内に封入される潤滑剤(グリースや潤滑油等)が漏れないようシール性を向上させた歯車装置に関するものである。
産業用ロボットの関節部や工作機械等の駆動部には歯車装置が設けられることがあるが、このような歯車装置として、例えば以下の特許文献1に記載されているものが知られている。
この歯車装置50は、図6及び図7で示すように、複数の内歯ピン1を有する内歯歯車3と、内歯歯車3の内側に配置されて内歯ピン1と噛み合う複数の外歯5を有する二個の外歯歯車7と、外歯歯車7に係合してこれを偏心揺動させる複数のクランク軸9と、クランク軸9を回転自在に支持する支持体11と、内歯歯車3の内周面と支持体11の外周面との間に設けられ外歯歯車7の軸方向両側に配置された一対の軸受13,14と、内歯歯車3の内周面と支持体11の外周面との間に設けられ一対の軸受のうち少なくとも一方の軸受13の軸方向外側に配置されたシール装置15とを備えた遊星歯車装置である。
このシール装置15は、内歯歯車3の内周面と支持体11の外周面との間に形成される環状空間をシールしており、歯車装置内の潤滑剤が歯車装置の一方側から外部へ漏れるのを防止している。シール装置15は、主リップ17及び異物除去リップ19が一体形成された弾性体(ゴム)21と、該弾性体を補強する金属製の補強リング23と、主リップ17を支持体11の外周面に押し付けるバネ25と、ダストリップ27を有している。異物除去リップ19は、支持体11と軸受13とで軸方向に挟持したプレート29の端面に当接させている。
この異物除去リップ19によって、歯車装置の作動時に歯車同士の噛み合いによって発生する磨耗粉等の異物が除去され、異物が主リップ17と支持体11との摺動面に侵入することがなく、主リップ17が異物によって傷付けられてそのシール機能が害されることを防いでいる。なお、異物除去リップは、潤滑剤が微少通過しても磨耗粉等などの異物を通さないような機能を有していればよい。
このシール装置15は、内歯歯車3の内周面と支持体11の外周面との間に形成される環状空間をシールしており、歯車装置内の潤滑剤が歯車装置の一方側から外部へ漏れるのを防止している。シール装置15は、主リップ17及び異物除去リップ19が一体形成された弾性体(ゴム)21と、該弾性体を補強する金属製の補強リング23と、主リップ17を支持体11の外周面に押し付けるバネ25と、ダストリップ27を有している。異物除去リップ19は、支持体11と軸受13とで軸方向に挟持したプレート29の端面に当接させている。
この異物除去リップ19によって、歯車装置の作動時に歯車同士の噛み合いによって発生する磨耗粉等の異物が除去され、異物が主リップ17と支持体11との摺動面に侵入することがなく、主リップ17が異物によって傷付けられてそのシール機能が害されることを防いでいる。なお、異物除去リップは、潤滑剤が微少通過しても磨耗粉等などの異物を通さないような機能を有していればよい。
しかしながら、このような従来の歯車装置におけるシール装置は、補強リングの周囲の弾性体に一体に形成した異物除去リップを、支持体と軸受とで軸方向に挟持したプレートの端面に当接させているため、異物除去リップ自体が非常に長くなってしまう。リップは長くなればなる程たわみ易くて腰が弱くなる。近年産業用ロボットの運転スペック、使用環境は厳しくなっており、歯車装置に急な加減速が作用する場合が多くなってきている。そのため、歯車装置に急な加減速が作用する場合などにおいては、このような長くて腰の弱い異物除去リップではリップの挙動が不安定になって、異物除去リップのシール性が次第に低下してくる。異物除去リップのシール性が低下すると、異物が主リップと支持体との摺動面へ侵入し、主リップのシール性さえも損なわれて潤滑剤がシール装置から外部へ漏れることになる。
また、潤滑剤の温度上昇により歯車装置内の圧力が高くなると、長い異物除去リップがたわみ過ぎてスプリングに接触して主リップのシール圧力を増加させる。そうなると、主リップと支持体との摺動面の抵抗が増加して出力トルクや効率の低下を招き、歯車装置の所定の性能が出ないという問題が発生する。
また、潤滑剤の温度上昇により歯車装置内の圧力が高くなると、長い異物除去リップがたわみ過ぎてスプリングに接触して主リップのシール圧力を増加させる。そうなると、主リップと支持体との摺動面の抵抗が増加して出力トルクや効率の低下を招き、歯車装置の所定の性能が出ないという問題が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、厳しい運転スペックや環境下でも、歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物がシール装置に侵入することを確実に防止し、良好なシール性を備えた歯車装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の歯車装置は、内歯歯車と、該内歯歯車に噛み合う外歯歯車と、該外歯歯車に係合してこれを偏心揺動させるクランク軸と、該クランク軸を回転自在に支持する支持体と、前記内歯歯車の内周面と前記支持体の外周面との間に設けられ前記外歯歯車の軸方向両側に配置された一対の軸受と、前記内歯歯車の内周面と前記支持体の外周面との間に設けられ前記一対の軸受のうち少なくとも一方の軸受の軸方向外側に配置されたシール装置とを備え、前記内歯歯車及び前記支持体が相対的に回転する歯車装置において、前記シール装置の前記一方の軸受側にプレートが配置され、且つ該プレートと前記内歯歯車の内周面との間、あるいは該プレートと前記支持体の外周面との間のうち、少なくともどちらか一方の間に微少隙間を形成し、前記シール装置とプレートで構成される空間に、前記歯車装置を潤滑するための潤滑剤とは異なる性質の高粘度グリースが充填されている。
また、請求項2記載の歯車装置は、プレートが前記支持体と前記一方の軸受とで軸方向に挟持されている。
また、請求項3記載の歯車装置は、プレートが前記支持体の外周面に止着されている。
また、請求項4記載の歯車装置は、プレートが前記内歯歯車の内周に設けた段部の側面と前記シール装置とで軸方向に挟持されている。
また、請求項5記載の歯車装置は、プレートが2枚軸方向に離隔して配置され、一方のプレートは前記内歯歯車の内周面との間で前記微少隙間が形成され、他方のプレートは前記支持体の外周面との間で前記微少隙間が形成されている。
さらに、請求項6記載の歯車装置は、シール装置とプレートで構成される空間に充填された高粘度グリースのちょう度番号が2号以上である。
また、請求項3記載の歯車装置は、プレートが前記支持体の外周面に止着されている。
また、請求項4記載の歯車装置は、プレートが前記内歯歯車の内周に設けた段部の側面と前記シール装置とで軸方向に挟持されている。
また、請求項5記載の歯車装置は、プレートが2枚軸方向に離隔して配置され、一方のプレートは前記内歯歯車の内周面との間で前記微少隙間が形成され、他方のプレートは前記支持体の外周面との間で前記微少隙間が形成されている。
さらに、請求項6記載の歯車装置は、シール装置とプレートで構成される空間に充填された高粘度グリースのちょう度番号が2号以上である。
請求項1記載の発明によれば、シール装置の一方の軸受側にプレートが配置され、且つ、シール装置とプレートで構成される空間に、歯車装置を潤滑するための潤滑剤とは異なる性質の高粘度グリースが充填されている。一方、プレートで隔てた軸受側には歯車装置内部を潤滑する潤滑剤が存在している。通常歯車装置内に充填される潤滑剤は、歯車装置の効率が低下しないよう、比較的粘度の低いものが使用される。このように、プレートで隔てて粘度の異なる潤滑剤を配置しており、プレートとプレートに対して相対回転する部材との微少隙間による効果(いわゆるラビリンス効果)と相俟って、粘度の低い潤滑剤が粘度の高いグリース側に侵入することはない。
従って、軸受や歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物が、粘度の低い潤滑剤と共に高粘度のグリースで充填された空間を越えてシール装置の主リップと支持体との摺動面へ侵入することを確実に防止できるため、主リップのシール性が損なわれず、潤滑剤がシール装置から外部へ漏れることがなくなる。
従って、軸受や歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物が、粘度の低い潤滑剤と共に高粘度のグリースで充填された空間を越えてシール装置の主リップと支持体との摺動面へ侵入することを確実に防止できるため、主リップのシール性が損なわれず、潤滑剤がシール装置から外部へ漏れることがなくなる。
また、請求項2記載の発明によれば、プレートが支持体と一方の軸受とで軸方向に挟持される構造であるので、プレートは支持体に固定される。従って、プレートとプレートに対して相対回転する内歯歯車との隙間が、シール装置の主リップから遠くなり、主リップへの異物侵入防止効果が一層良くなる。
また、請求項3記載の発明によれば、プレートが支持体の外周面に止着される構造であるので、プレートは支持体に固定される。従って、プレートとプレートに対して相対回転する内歯歯車との隙間が、シール装置の主リップから遠くなり、主リップへの異物侵入防止効果が一層良くなる。さらに、シール装置を挿入する直前にプレートを圧入するだけでよく、組立作業が容易である。
また、請求項4記載の発明によれば、プレートが内歯歯車の内周に設けた段部の側面とシール装置とで軸方向に挟持される構造であるので、シール装置を挿入する直前にプレートを入れるだけでよく、組立作業が容易である。
また、請求項5記載の発明によれば、プレートが2枚軸方向に離隔して配置され、一方のプレートは前記内歯歯車の内周面との間で前記微少隙間が形成され、他方のプレートは前記支持体の外周面との間で前記微少隙間が形成されているので、二重のラビリンス効果を得ることができ、主リップへの異物侵入防止効果が一段と良くなる。
また、請求項6記載の発明によれば、シール装置とプレートで構成される空間に充填される高粘度グリースのちょう度番号を2号以上としているため、歯車装置内部の潤滑剤と混合され難くなる。
また、請求項3記載の発明によれば、プレートが支持体の外周面に止着される構造であるので、プレートは支持体に固定される。従って、プレートとプレートに対して相対回転する内歯歯車との隙間が、シール装置の主リップから遠くなり、主リップへの異物侵入防止効果が一層良くなる。さらに、シール装置を挿入する直前にプレートを圧入するだけでよく、組立作業が容易である。
また、請求項4記載の発明によれば、プレートが内歯歯車の内周に設けた段部の側面とシール装置とで軸方向に挟持される構造であるので、シール装置を挿入する直前にプレートを入れるだけでよく、組立作業が容易である。
また、請求項5記載の発明によれば、プレートが2枚軸方向に離隔して配置され、一方のプレートは前記内歯歯車の内周面との間で前記微少隙間が形成され、他方のプレートは前記支持体の外周面との間で前記微少隙間が形成されているので、二重のラビリンス効果を得ることができ、主リップへの異物侵入防止効果が一段と良くなる。
また、請求項6記載の発明によれば、シール装置とプレートで構成される空間に充填される高粘度グリースのちょう度番号を2号以上としているため、歯車装置内部の潤滑剤と混合され難くなる。
以下、本発明の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
図1は本発明の歯車装置を産業用ロボットの関節部に用いた例である。
歯車装置100は、複数の内歯ピン101を有する内歯歯車103と、内歯歯車103の内側に配置されて内歯ピン101と噛み合う複数の外歯105を有する二個の外歯歯車107と、外歯歯車107に係合してこれを偏心揺動させる三個のクランク軸109と、クランク軸109を一対のテーパころ軸受127,129を介して回転自在に支持する支持体111と、内歯歯車103の内周面と支持体111の外周面との間に設けられ外歯歯車107の軸方向両側に配置された一対の軸受113,114と、内歯歯車103の内周面と支持体111の外周面との間に設けられ一対の軸受のうち少なくとも一方の軸受113の軸方向外側に配置されたシール装置115とを備え、内歯歯車103及び支持体111が相対的に回転する遊星歯車装置である。シール装置115は歯車装置内の潤滑剤が歯車装置の内部から外部へ漏れるのを防止している。
図1は本発明の歯車装置を産業用ロボットの関節部に用いた例である。
歯車装置100は、複数の内歯ピン101を有する内歯歯車103と、内歯歯車103の内側に配置されて内歯ピン101と噛み合う複数の外歯105を有する二個の外歯歯車107と、外歯歯車107に係合してこれを偏心揺動させる三個のクランク軸109と、クランク軸109を一対のテーパころ軸受127,129を介して回転自在に支持する支持体111と、内歯歯車103の内周面と支持体111の外周面との間に設けられ外歯歯車107の軸方向両側に配置された一対の軸受113,114と、内歯歯車103の内周面と支持体111の外周面との間に設けられ一対の軸受のうち少なくとも一方の軸受113の軸方向外側に配置されたシール装置115とを備え、内歯歯車103及び支持体111が相対的に回転する遊星歯車装置である。シール装置115は歯車装置内の潤滑剤が歯車装置の内部から外部へ漏れるのを防止している。
支持体111は、一対の支持板117,118と、該一対の支持板117,118を連結するとともに外歯歯車107に遊嵌した三個の柱部119とから構成している。柱部119は一対の支持板の一方117に一体に形成されており、一対の支持板の他方118に複数のボルト121で一体的に結合されている。
平歯車140は各クランク軸109に一体的に回転するように連結している。内歯歯車103の中央に位置する入力歯車150は各々の平歯車140に噛み合っている。各クランク軸109の偏心部108が針状ころ軸受112を介して外歯歯車107に形成した孔に係合している。
平歯車140は各クランク軸109に一体的に回転するように連結している。内歯歯車103の中央に位置する入力歯車150は各々の平歯車140に噛み合っている。各クランク軸109の偏心部108が針状ころ軸受112を介して外歯歯車107に形成した孔に係合している。
一対の支持板の一方117は、産業用ロボットの基端側アーム200に複数のボルト201で結合されている。内歯歯車103は、産業用ロボットの先端側アーム300に複数のボルト301で結合されている。モータ400のフランジ部は、先端側アーム300に複数のボルト401で結合されている。モータ400の出力回転軸(図示せず)は入力歯車150の端部に挿入され、キー手段やスプライン手段で互いに連結されている。
内歯歯車103の内周面と支持体111の外周面との間には、シール装置115が設けられている。シール装置115は、主リップ125及びダストリップ127が一体形成された弾性体(ゴム)132と、該弾性体132を補強する金属製の補強リング133と、主リップ125を支持体111に押し付けるバネ138とを有している。
プレート136は、支持体111と一方の軸受113とで軸方向に挟持され、支持体111に固定される。プレート136は中空の円板形状であり、その内径は支持体111の段部の外径とほぼ等しく、プレート136の外径は、内歯歯車103の段部の内径より僅かに小さくされている。すなわち、プレート136の外径と内歯歯車103の段部の内径との間には、僅かな隙間(クリアランス)180が設けられている。
なお、プレート136は、支持体111と軸受113とで軸方向に挟持される構造であるので、軸受113の予圧管理調整に影響しないよう、金属製のものが好ましい。
なお、プレート136は、支持体111と軸受113とで軸方向に挟持される構造であるので、軸受113の予圧管理調整に影響しないよう、金属製のものが好ましい。
シール装置115とプレート136とで構成される空間に、歯車装置を潤滑するための潤滑剤とは異なる性質の高粘度グリース160が充填されている。高粘度グリース160は、増ちょう剤がカルシウム石けん類、基油動粘度(40℃)が1000mm2/s以上、ちょう度番号が2号のものを使用している(JIS K 2220)。また、高粘度グリース160は、これに限らず金属の密着性に優れたグリースが好ましい。一方、プレート136で隔てた軸受113側には歯車装置内部を潤滑させる潤滑剤170が存在している。潤滑剤170は、増ちょう剤がリチウム石けん類、基油動粘度(40℃)が100mm2/s程度、ちょう度番号が0号のものを使用している(JIS K 2220)。また、潤滑剤170は、高粘度グリースと異なる性質のグリースを使用する。
次に、実施例の作用について説明する。
歯車装置100の減速機構自体は公知なので簡潔に述べる。モータ400の出力回転軸の回転は、入力歯車150及び平歯車140を介して減速されて各クランク軸109に伝達される。クランク軸109の回転は、外歯歯車107の少なくとも一部の外歯が内歯歯車103に噛み合っていることに起因して、内歯歯車103を固定すると支持体111から大きく減速された回転が取り出される。
ここで、一方の軸受113の軸方向外側に配置されたシール装置115と、シール装置の一方の軸受113側に配置されたプレート136とで構成される空間に、歯車装置を潤滑するための比較的低粘度の潤滑剤170とは異なる性質の高粘度グリース160が充填されている。さらに、プレート136の外径と内歯歯車103の段部の内径との間には、微少隙間(クリアランス)180が設けられているので、プレートとプレートに対して相対回転する部材との微少隙間によるラビリンス効果と相俟って、粘度の低い潤滑剤170が粘度の高いグリース160側に侵入することはない。
歯車装置100の減速機構自体は公知なので簡潔に述べる。モータ400の出力回転軸の回転は、入力歯車150及び平歯車140を介して減速されて各クランク軸109に伝達される。クランク軸109の回転は、外歯歯車107の少なくとも一部の外歯が内歯歯車103に噛み合っていることに起因して、内歯歯車103を固定すると支持体111から大きく減速された回転が取り出される。
ここで、一方の軸受113の軸方向外側に配置されたシール装置115と、シール装置の一方の軸受113側に配置されたプレート136とで構成される空間に、歯車装置を潤滑するための比較的低粘度の潤滑剤170とは異なる性質の高粘度グリース160が充填されている。さらに、プレート136の外径と内歯歯車103の段部の内径との間には、微少隙間(クリアランス)180が設けられているので、プレートとプレートに対して相対回転する部材との微少隙間によるラビリンス効果と相俟って、粘度の低い潤滑剤170が粘度の高いグリース160側に侵入することはない。
従って、軸受や歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物が、粘度の低い潤滑剤170と共に高粘度のグリース160で充填された空間を越えてシール装置115の主リップと支持体との摺動面へ侵入することを確実に防止できるため、主リップのシール性が損なわれず、潤滑剤がシール装置から外部へ漏れることがなくなる。
また、本実施例では、プレート136とプレートに対して相対回転する内歯歯車103との隙間180、すなわちプレート136の外径と内歯歯車103の段部の内径との間の微少隙間(クリアランス)180が、シール装置115の主リップ125から遠くなっているので、主リップ125への異物侵入防止効果が一層良くなる。
また、本実施例では、プレート136とプレートに対して相対回転する内歯歯車103との隙間180、すなわちプレート136の外径と内歯歯車103の段部の内径との間の微少隙間(クリアランス)180が、シール装置115の主リップ125から遠くなっているので、主リップ125への異物侵入防止効果が一層良くなる。
次に、本発明の他の実施例について、図3に基づいて説明する。
シール装置115は前述の実施例と同じ構造である。
プレート236が支持体111の外周面に止着される構造であるので、プレート236は支持体111に固定される。プレート236は中空の円板形状であり、その内径は支持体111の外径とほぼ等しいか僅かに小さくされており、プレート236は支持体111に圧入保持される。また、プレート236の外径は、内歯歯車103の段部の内径より僅かに小さくされている。すなわち、プレート236の外径と内歯歯車103の内径との間には、僅かな隙間(クリアランス)180が設けられている。
なお、プレート236は、支持体111に圧入されるので、支持体111の外周面(シール装置115の主リップ125と支持体111との摺動面)に傷が付かないよう、合成樹脂製のものが好ましい。
シール装置115は前述の実施例と同じ構造である。
プレート236が支持体111の外周面に止着される構造であるので、プレート236は支持体111に固定される。プレート236は中空の円板形状であり、その内径は支持体111の外径とほぼ等しいか僅かに小さくされており、プレート236は支持体111に圧入保持される。また、プレート236の外径は、内歯歯車103の段部の内径より僅かに小さくされている。すなわち、プレート236の外径と内歯歯車103の内径との間には、僅かな隙間(クリアランス)180が設けられている。
なお、プレート236は、支持体111に圧入されるので、支持体111の外周面(シール装置115の主リップ125と支持体111との摺動面)に傷が付かないよう、合成樹脂製のものが好ましい。
前述の実施例と同じく、シール装置115とプレート236とで構成される空間に高粘度グリース160が充填され、プレート236で隔てた軸受113側には歯車装置内部を潤滑させる潤滑剤170が存在している。
さらに、プレート236の外径と内歯歯車103の段部の内径との間には、微少隙間(クリアランス)180が設けられているので、プレートとプレートに対して相対回転する部材との微少隙間によるラビリンス効果と相俟って、粘度の低い潤滑剤170が粘度の高いグリース160側に侵入することはない。
さらに、プレート236の外径と内歯歯車103の段部の内径との間には、微少隙間(クリアランス)180が設けられているので、プレートとプレートに対して相対回転する部材との微少隙間によるラビリンス効果と相俟って、粘度の低い潤滑剤170が粘度の高いグリース160側に侵入することはない。
従って、軸受や歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物が、粘度の低い潤滑剤170と共に高粘度のグリース160で充填された空間を越えてシール装置115の主リップと支持体との摺動面へ侵入することを確実に防止できるため、主リップのシール性が損なわれず、潤滑剤がシール装置から外部へ漏れることがなくなる。
また、本実施例では、プレート236とプレートに対して相対回転する内歯歯車103との隙間180、すなわちプレート236の外径と内歯歯車103の段部の内径との間の微少隙間(クリアランス)180が、シール装置115の主リップ125から遠くなっているので、主リップ125への異物侵入防止効果が一層良くなる。
また、シール装置115を挿入する直前にプレート236を支持体111へ圧入するだけでよく、組立作業が容易である。
また、本実施例では、プレート236とプレートに対して相対回転する内歯歯車103との隙間180、すなわちプレート236の外径と内歯歯車103の段部の内径との間の微少隙間(クリアランス)180が、シール装置115の主リップ125から遠くなっているので、主リップ125への異物侵入防止効果が一層良くなる。
また、シール装置115を挿入する直前にプレート236を支持体111へ圧入するだけでよく、組立作業が容易である。
続いて、本発明の別の他の実施例について、図4に基づいて説明する。
シール装置115は前述の実施例と同じ構造である。
プレート336は、内歯歯車103の内周に設けた段部の側面137とシール装置115とで軸方向に挟持されている。プレート336は中空の円板形状であり、その外径は内歯歯車103の段部の内径とほぼ等しく、プレート336の内径は、支持体111の外径より僅かに大きくされている。すなわち、プレート336の内径と支持体111の外径との間には、僅かな隙間(クリアランス)180が設けられている。
また、プレート336は金属製や合成樹脂製のものが使用できる。
シール装置115は前述の実施例と同じ構造である。
プレート336は、内歯歯車103の内周に設けた段部の側面137とシール装置115とで軸方向に挟持されている。プレート336は中空の円板形状であり、その外径は内歯歯車103の段部の内径とほぼ等しく、プレート336の内径は、支持体111の外径より僅かに大きくされている。すなわち、プレート336の内径と支持体111の外径との間には、僅かな隙間(クリアランス)180が設けられている。
また、プレート336は金属製や合成樹脂製のものが使用できる。
前述の実施例と同じく、シール装置115とプレート336とで構成される空間に高粘度グリース160が充填され、プレート336で隔てた軸受113側には歯車装置内部を潤滑させる潤滑剤170が存在している。
さらに、プレート336の内径と支持体111の外径との間には、微少隙間(クリアランス)180が設けられているので、プレートとプレートに対して相対回転する部材との微少隙間によるラビリンス効果と相俟って、粘度の低い潤滑剤170が粘度の高いグリース160側に侵入することはない。
さらに、プレート336の内径と支持体111の外径との間には、微少隙間(クリアランス)180が設けられているので、プレートとプレートに対して相対回転する部材との微少隙間によるラビリンス効果と相俟って、粘度の低い潤滑剤170が粘度の高いグリース160側に侵入することはない。
従って、軸受や歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物が、粘度の低い潤滑剤170と共に高粘度のグリース160で充填された空間を越えてシール装置115の主リップと支持体との摺動面へ侵入することを確実に防止できるため、主リップのシール性が損なわれず、潤滑剤がシール装置から外部へ漏れることがなくなる。
また、プレート336が内歯歯車103の内周に設けた段部の側面137とシール装置115とで軸方向に挟持される構造であるので、シール装置115を挿入する直前にプレート336を入れるだけでよく、組立作業が容易である。プレート336の材質は金属製でも合成樹脂製でも使用することができる。
また、プレート336が内歯歯車103の内周に設けた段部の側面137とシール装置115とで軸方向に挟持される構造であるので、シール装置115を挿入する直前にプレート336を入れるだけでよく、組立作業が容易である。プレート336の材質は金属製でも合成樹脂製でも使用することができる。
続いて、本発明の別の他の実施例について、図5に基づいて説明する。
シール装置115は前述の実施例と同じ構造である。
本実施例は、前述の図2と図4で説明した特長を組み合わせた構成となっている。すなわち、シール装置115の軸方向内側に、プレート436と136が微少な間隔をおいて配置されている。プレート436は、内歯歯車103の内周に設けた段部の側面437とシール装置115とで軸方向に挟持されている。一方、プレート136は、支持体111と一方の軸受113とで軸方向に挟持され、支持体111に固定される。
シール装置115は前述の実施例と同じ構造である。
本実施例は、前述の図2と図4で説明した特長を組み合わせた構成となっている。すなわち、シール装置115の軸方向内側に、プレート436と136が微少な間隔をおいて配置されている。プレート436は、内歯歯車103の内周に設けた段部の側面437とシール装置115とで軸方向に挟持されている。一方、プレート136は、支持体111と一方の軸受113とで軸方向に挟持され、支持体111に固定される。
前述の実施例と同じく、シール装置115とプレート436とで構成される空間に高粘度グリース160が充填され、プレート436で隔てた軸受113側には歯車装置内部を潤滑させる潤滑剤170が存在している。
さらに、プレート436に対して相対回転する支持体111との微少隙間180によるラビリンス効果と、プレート136に対して相対回転する内歯歯車103との微少隙間180によるラビリンス効果の、二重のラビリンス効果を得ることができ、前記した高粘度グリース160と相俟って、粘度の低い潤滑剤170が粘度の高いグリース160側に侵入することはない。
従って、軸受や歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物が、粘度の低い潤滑剤170と共に高粘度のグリース160で充填された空間を越えてシール装置115の主リップと支持体との摺動面へ侵入することを確実に防止できるため、主リップのシール性が損なわれず、潤滑剤がシール装置から外部へ漏れることがなくなる。
さらに、プレート436に対して相対回転する支持体111との微少隙間180によるラビリンス効果と、プレート136に対して相対回転する内歯歯車103との微少隙間180によるラビリンス効果の、二重のラビリンス効果を得ることができ、前記した高粘度グリース160と相俟って、粘度の低い潤滑剤170が粘度の高いグリース160側に侵入することはない。
従って、軸受や歯車装置内で発生した磨耗粉等の異物が、粘度の低い潤滑剤170と共に高粘度のグリース160で充填された空間を越えてシール装置115の主リップと支持体との摺動面へ侵入することを確実に防止できるため、主リップのシール性が損なわれず、潤滑剤がシール装置から外部へ漏れることがなくなる。
以上のように本発明を実施例により説明をしたが、さらに、シール装置115とプレート(136;236;336;436)とで構成される空間に充填される高粘度グリース160のちょう度番号を2号以上(2号,3号,4号,…)とすると、歯車装置内部のちょう度番号を1号以下(1号,0号,00号,…)とする潤滑剤170といっそう混合され難くなる。
なお、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲で各種の変更が可能である。例えば、本実施例ではシール装置を一個使用しているが、二個以上軸方向に並べて使用したり、主リップを二個備えたシール装置使用すると、一層シール性が向上する。また、高粘度グリースには、金属の密着性に優れた特殊ポリマーを含有するものを使用することが好ましい。
また、プレートを3枚以上並べて、その分のラビリンス効果を期待することもできる。
実施例におけるシール装置の形態は例示であり、これに限定されるものではない。
また、プレートを3枚以上並べて、その分のラビリンス効果を期待することもできる。
実施例におけるシール装置の形態は例示であり、これに限定されるものではない。
本発明は、あらゆる産業分野に用いられる歯車装置に利用できる。特に、産業用ロボットの関節部や工作機械の駆動部に用いられる歯車装置に最適である。
100・・・歯車装置
103・・・内歯歯車
107・・・外歯歯車
109・・・クランク軸
111・・・支持体
113,114・・・一対の軸受
115・・・シール装置
136,236,336,436・・・プレート
160・・・高粘度グリース
170・・・歯車装置内部を潤滑させる潤滑剤170
180・・・微少隙間(クリアランス)
103・・・内歯歯車
107・・・外歯歯車
109・・・クランク軸
111・・・支持体
113,114・・・一対の軸受
115・・・シール装置
136,236,336,436・・・プレート
160・・・高粘度グリース
170・・・歯車装置内部を潤滑させる潤滑剤170
180・・・微少隙間(クリアランス)
Claims (6)
- 内歯歯車と、該内歯歯車に噛み合う外歯歯車と、該外歯歯車に係合してこれを偏心揺動させるクランク軸と、該クランク軸を回転自在に支持する支持体と、前記内歯歯車の内周面と前記支持体の外周面との間に設けられ前記外歯歯車の軸方向両側に配置された一対の軸受と、前記内歯歯車の内周面と前記支持体の外周面との間に設けられ前記一対の軸受のうち少なくとも一方の軸受の軸方向外側に配置されたシール装置とを備え、前記内歯歯車及び前記支持体が相対的に回転する歯車装置において、
前記シール装置の前記一方の軸受側にプレートが配置され、且つ該プレートと前記内歯歯車の内周面との間、あるいは該プレートと前記支持体の外周面との間のうち、少なくともどちらか一方の間に微少隙間を形成し、
前記シール装置とプレートで構成される空間に、前記歯車装置を潤滑するための潤滑剤とは異なる性質の高粘度グリースが充填されていることを特徴とする歯車装置。 - 前記プレートが前記支持体と前記一方の軸受とで軸方向に挟持されていることを特徴とする請求項1記載の歯車装置。
- 前記プレートが前記支持体の外周面に止着されていることを特徴とする請求項1記載の歯車装置。
- 前記プレートが前記内歯歯車の内周に設けた段部の側面と前記シール装置とで軸方向に挟持されていることを特徴とする請求項1記載の歯車装置。
- 前記プレートが2枚軸方向に離隔して配置され、一方のプレートは前記内歯歯車の内周面との間で前記微少隙間が形成され、他方のプレートは前記支持体の外周面との間で前記微少隙間が形成されていることを特徴とする請求項1から4いずれかの歯車装置。
- 前記グリースのちょう度番号が2号以上であることを特徴とする請求項1から5いずれかの歯車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008068008A JP2009109002A (ja) | 2007-10-12 | 2008-03-17 | 歯車装置 |
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CN104838171A (zh) * | 2012-12-03 | 2015-08-12 | 纳博特斯克有限公司 | 齿轮装置 |
JP2016098944A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | ナブテスコ株式会社 | シール装置および歯車伝動装置 |
CN110242707A (zh) * | 2018-03-08 | 2019-09-17 | 纳博特斯克有限公司 | 传动装置 |
-
2008
- 2008-03-17 JP JP2008068008A patent/JP2009109002A/ja active Pending
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WO2016084595A1 (ja) * | 2014-11-25 | 2016-06-02 | ナブテスコ株式会社 | シール装置および歯車伝動装置 |
KR20170087872A (ko) * | 2014-11-25 | 2017-07-31 | 나부테스코 가부시키가이샤 | 시일 장치 및 기어 전동 장치 |
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