JP2009106450A - 医用画像診断支援方法、装置及びプログラム - Google Patents

医用画像診断支援方法、装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多数の医用画像についての診断効率を大幅に向上することができる診断支援方法、装置、プログラムを提供する。
【解決手段】モニタ4及び記憶手段3を有するコンピュータ2により、デジタルの胸部画像18を表示し、その胸部画像18に対する診断結果である読影コード50を記憶し、モニタ4において複数の胸部画像18を同時に表示し(S3)、モニタ4において表示された各胸部画像18のいずれかに対しマークを付する旨の入力を受け付け、その入力があると、当該胸部画像18においてマークを配置し(S5)、マークの付された胸部画像18以外の、現在表示されている胸部画像18に対し、一括して正常であるとの診断結果を与える旨の入力を受け付け、その入力があると、現在表示されている胸部画像18に対する診断結果を正常であるものとして、記憶手段3において記憶する(S7)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、デジタルX線胸部撮影に係る検査画像等のデジタル医用画像を用いた診断をコンピュータにより支援する方法、並びにこの方法を実行可能な装置及びプログラムに関する。
従来のデジタル医用画像を用いた診断の支援装置として、下記特許文献1に記載の画像表示制御装置が知られている。この装置は、当該文献の図12及び図13に示されるように、同一受診者に係る複数回の検査画像について、分割した表示領域のそれぞれに配置して表示する。
特開2002−136508号公報
このような従来の装置では、所定の受診者の経過が分かり易いものの、異なる受診者を診断する場合にはその都度入力操作をしなければならず、団体所属者を受診者とする胸部撮影検査画像といった多数の検査画像についての正確かつ迅速な診断を支援することはできない。
そこで、請求項1、4、7に記載の発明は、多数の医用画像についての診断効率を大幅に向上することができる診断支援方法、装置、プログラムを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、表示手段及び記憶手段を有するコンピュータにより、デジタルの医用画像を順次表示し、その医用画像に対する診断結果を記憶することで、医用画像を用いた診断を支援する方法であって、前記コンピュータが、前記表示手段において複数の前記医用画像を同時に表示するステップと、前記コンピュータが、現在表示されている各医用画像のいずれかに対しマークを付する旨の入力を受け付け、その入力があると、当該医用画像において前記マークを配置するステップと、前記コンピュータが、前記マークの付された医用画像以外の、全ての前記医用画像及び/又は現在表示されている前記医用画像に対し、一括して正常であるとの診断結果を与える旨の入力を受け付け、その入力があると、当該医用画像に対する診断結果を正常であるものとして、前記記憶手段において記憶するステップとを備えたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、上記発明にあって、前記医用画像は、異なる受診者について同時期に取得されたものであることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、上記発明にあって、前記コンピュータは、現在表示されている前記医用画像のいずれかに対する所定の入力を受け付けると、その医用画像を拡大表示するステップを更に備えたことを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、デジタルの医用画像を順次表示可能な表示手段と、前記医用画像に対する診断結果を記憶可能な記憶手段とを有するコンピュータを備えた医用画像診断支援装置にあり、前記コンピュータは、前記表示手段において複数の前記医用画像を同時に表示する複数画像表示手段と、現在表示されている各医用画像のいずれかに対しマークを付する旨の入力を受け付け、その入力があると、当該医用画像において前記マークを配置するマーク付与手段と、前記マークの付された医用画像以外の、全ての前記医用画像及び/又は現在表示されている前記医用画像に対し、一括して正常であるとの診断結果を与える旨の入力を受け付け、その入力があると、当該医用画像に対する診断結果を正常であるものとして、前記記憶手段において記憶する一括記憶指令手段とを備えたことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、上記発明にあって、前記医用画像は、異なる受診者について同時期に取得されたものであることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、上記発明にあって、前記コンピュータは、現在表示されている前記医用画像のいずれかに対する所定の入力を受け付けると、表示手段に対し、その医用画像を拡大表示するよう指令する拡大表示指令手段を更に備えていることを特徴とするものである。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、表示手段及び記憶手段を有するコンピュータにより実行可能な、デジタルの医用画像を順次表示させ、その医用画像に対する診断結果を記憶させることで、医用画像を用いた診断を支援するプログラムであって、前記コンピュータの前記表示手段において複数の前記医用画像を同時に表示させるステップと、前記コンピュータに、現在表示されている各医用画像のいずれかに対しマークを付する旨の入力を受け付けさせ、その入力があると、当該医用画像における前記マークの配置を指令するステップと、前記コンピュータに、前記マークの付された医用画像以外の、全ての前記医用画像及び/又は現在表示されている前記医用画像に対し、一括して正常であるとの診断結果を与える旨の入力を受け付けさせ、その入力があると、当該医用画像に対する診断結果を正常であるものとして、前記記憶手段において記憶することを指令するステップとを備えたことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、上記発明にあって、前記医用画像は、異なる受診者について同時期に取得されたものであることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、上記発明にあって、前記コンピュータに、現在表示されている前記医用画像のいずれかに対する所定の入力を受け付けさせ、その入力があると、前記表示手段に対し当該医用画像の拡大表示を指令するステップを更に備えたことを特徴とするものである。
請求項1,4,7に記載の発明によれば、複数まとめて医用画像を表示し、表示された医用画像に対するマークの入力を受け付け、マークの入力された医用画像以外の医用画像につき一括して正常とするため、多数の医用画像についての診断効率を大幅に向上することができる、という効果を奏する。
請求項2,5,8に記載の発明によれば、医用画像を、異なる受診者について同時期に取得されたものとしたので、上記効果に加えて、特に正常と診断される場合を多く含む団体所属者の検診につき、効率を一層向上することができる、という効果を奏する。
請求項3,6,9に記載の発明によれば、医用画像を拡大表示可能としたので、上記効果に加えて、適宜より精密な診断を行うことができる、という効果を奏する。
本発明に係る実施の形態の例につき、適宜図面に基づいて説明する。なお、本発明の形態は、以下の例に限定されない。
図1は医用画像の診断支援装置1に係るブロック図であって、診断支援装置1は、コンピュータ2を含み、コンピュータ2は、各種情報を記憶する記憶手段3、各種画像等を表示する表示手段としてのモニタ4、操作者(診断者等)による入力を受け付ける入力手段6、外部のデジタル医療機器Mからデジタル画像等の情報を受信する画像入力部8、これらを制御する制御手段10を備える。
なお、記憶手段3はハードディスクあるいはリムーバブルディスクで構成され、モニタ4はLCD(液晶ディスプレイ)あるいはCRT(ブラウン管)で構成され、入力手段6はキーボードやポインティングデバイス(マウスやトラックボール等)で構成され、画像入力部8は接続端子ないしはコントローラで構成され、制御手段10はプロセッサやメモリで構成される。
一方、デジタル医療機器(モダリティ)Mとしては、CR(Computed Radiography)、FPD(Flat Panel Detector)、CT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)等があるが、ここでは団体所属者の胸部検診のために医用の検査画像(胸部画像)をデジタル撮影(Digital Radiography、DR)可能なCRが接続されている例につき説明する。なお、団体所属者の胸部検診(大病院における全患者に対するスクリーニング、職場における定期健康診断における各職員に対する検診等)においては、多くの場合、同時期において異なる受診者に係る胸部画像が大量に取得され、受診者1名に対し胸部画像が1枚撮影され、又大多数の受診者が正常と診断される。
記憶手段3は、診断支援プログラム12を有すると共に、画像ファイル保存部14と、データベース16とを有する。画像ファイル保存部14では、デジタル医療機器Mから転送されてきたデジタルX線胸部撮影に係る胸部画像18を複数保存可能である。又、データベース16では、図2に示すように、胸部画像18の識別記号(ここではファイル名20)と、診断結果を示す読影コードを記録する読影コード保存部22とが対応付けられて保存される。なお、データベース16では、性別、受診者識別記号、受診者氏名、既読・未読の別、デジタル医療機器Mの機種、撮影部位、撮影日時、撮影施設名、所属団体名等が対応付けられるようにすることもできる。
診断支援装置1において、制御手段10により診断支援プログラム12が逐次読み出されて実行されると、診断支援方法が実施される。図3は診断支援装置1において実行される診断支援プログラムないしはこれにより実施される診断支援方法のフローチャートである。診断支援プログラムないしは診断支援方法にあって、制御手段10は、予めデジタル医療機器Mから胸部画像18及びこれに関するデータを取得し、画像ファイル保存部14やデータベース16に保存しておく(ステップS1、以下単にS1等という)。
そして、制御手段10は、図4の上部に示すように、データベース16の内容の一部又は全部を表形式でモニタ4に表示し、診断対象とする胸部画像18の選択入力を受け付ける(S2)。かかる表形式の表示は、図示しない検索窓への条件入力により、施設別、検査期間別、既読未読別等でなし得る。又、制御手段10は、この表において所定範囲の胸部画像18のセルへの選択入力がなされ、「Ready to read」と記されたボタン30への入力がなされると、診断しようとする胸部画像18のリストである診断待ちリスト32に前記所定範囲の胸部画像18の各データを加え、図4の下部に示すように表示する。更に、制御手段10は、「Clear waiting list」と記されたボタン34への入力がなされると、診断待ちリスト32をクリアする。加えて、制御手段10は、診断待ちリスト32を表示した状態で「Start to read」と記されたボタン36への入力がなされると、次のS3の処理へ移行する。なお、診断待ちリスト32は、記憶手段3において保存ないし更新される。
次に、制御手段10は、図5に示すように、診断待ちリスト32に係る複数の胸部画像18の組について、モニタ4において同時に表示する(S3)。制御手段10は、予め画像レイアウト(例えば1行2列、2行2列、2行3列、3行3列、3行4列、4行4列等、図5では3行3列)に関する設定入力を受け付けて保存しておき、この画像レイアウトの設定に従って胸部画像18を表示する。又、制御手段10は、診断待ちリスト32における順序に基づいて表示する胸部画像18のファイル名20を抽出し、そのファイル名20に基づいて画像ファイル保存部14における胸部画像18を参照する。なお、制御手段10は、表示している胸部画像18の前後の胸部画像18についても予め参照し、表示はしないものの、メモリに一時的に格納しておく。又、S3を実行する制御手段10は、複数画像表示手段を構成する。
加えて、制御手段10は、特定の胸部画像18に対する入力(例えばダブルクリック)があると、図6に示すように、その胸部画像18のみを拡大表示し、拡大表示した胸部画像18に対する入力(例えばダブルクリック)があると、図5に示すような複数の胸部画像18が配置された表示に戻す(S4)。なお、S4を実行する制御手段10は、拡大表示指令手段を構成する。
又、制御手段10は、拡大表示の有無にかかわらず、「→」と表示されたボタン40に対する入力があると、前の胸部画像18(非拡大表示時は前の組)についての表示を行い、「←」と表示されたボタン42に対する入力があると、次の胸部画像18(非拡大表示時は次の組)についての表示を行う。このとき、制御手段10は、メモリ上の胸部画像18を参照し、メモリ上に表示すべき胸部画像18が無い場合は画像ファイル保存部14を参照する。これらボタン40,42への入力により、胸部画像18の順次の表示がなされる。なお、制御手段10は、特定の胸部画像18に対する別の入力(例えばクリック)を受けると、その胸部画像18が選択された状態とし、その周りに細枠を表示する。
そして、制御手段10は、図7に示すように、各胸部画像18に対してマークを付する旨の入力を受け付ける(S5)。マークは、ここでは「→」及び「○」であり、対応するボタン44,45のいずれか一方への入力(例えばクリック)の後、胸部画像18上のマークを置くべき位置に対する入力があると、制御手段10は、マークをその位置に配置し、胸部画像18に重ねて表示する(図7のマーク46,47)。制御手段10は、複数のマークに係る入力を受け付け、表示することもできる。診断者は各胸部画像18を読影して診断し、操作者は異常と認められる(異常の疑いがある)箇所にマークを付する。S5を実行する制御手段10は、マーク付与手段を構成する。
なお、制御手段10は、マークを付する入力が有った場合、そのマークの種類及び位置情報を、データベース16におけるマークの付された胸部画像18のファイル名20に対応するマーク情報48の項目において記録する。又、制御手段10は、図8に示すように、拡大表示された胸部画像18に対するマークの付与も受け付けることができ、マークの表示をすることもできる(図8ではマーク49)。更に、制御手段10は、マークを移動する旨の入力(例えばマークのドラッグ)が有るとマークを移動表示すると共にデータベース16におけるマーク情報48を更新し、マークを消去する旨の入力(例えばマーク選択後所定のキーを押下する)が有るとマークを消去してマーク情報48を更新する。
加えて、制御手段10は、図9に示すように、胸部画像18に対し読影コード50を付する旨の入力を受け付ける(S6)。読影コード50は、読影状態(診断)の種類を示すコードであって、ここでは正常を示す「1」、画像不良に対応する「2」、非活動性肺結核を示す「3」、軽度肺結核を示す「4」、中等症肺結核を示す「5」、重度肺結核を示す「6」、肺結核疑症を示す「7」、非結核疾患を示す「8」、循環器疾患を示す「9」、診断未定を示す「10」となっており、通常一般に使用されている検診読影コードの規定に従う。制御手段10は、ある胸部画像18が選択されている状態で、リストボックス52にて読影コード50の選択入力を受け付けると、その胸部画像18に対して当該読影コード50を付し、データベース16におけるファイル名20に対応する読影コード保存部22の項目において記録する。
又、制御手段10は、胸部画像18について読影コード50が付される(データベース16の読影コード保存部22の項目に正常以外の記録がある)と、マークとして、その胸部画像18(の下部)に読影コード50ないしその説明を表示する(図9のマーク53)。なお、制御手段10は、読影コード50あるいはその説明のいずれか一方のみを表示することもできる。又、制御手段10は、任意のコメントに係る入力を受け付け、マークとして表示することもできる。
そして、制御手段10は、図10に示すように、マークが付された胸部画像18以外の、現在表示されている胸部画像18に対し、一括して正常であるとの診断結果を与える旨の入力を受け付ける(S7)。即ち、制御手段10は、「Read NL except ← o」と記されたボタン54への入力があると、マークが付された胸部画像18(あるいは正常以外の読影コード50が付された胸部画像18)を除く、現在表示中の胸部画像18のファイル名20に対応する読影コード保存部22の項目について、正常に相当する1を記録する。又、制御手段10は、マークが付された胸部画像18を除く、現在表示中の各胸部画像18(の下部)に対して、正常と診断したことを示す符号(ここでは「NL」、符号55)を表示する。なお、符号55の表示は、マークの表示と同様に処理される。又、S7を実行する制御手段10は、一括記憶指令手段を構成する。
又、制御手段10は、図11に示すように、所定の入力に基づき、マークが付された胸部画像18のみを表示することもできる(S8)。所定の入力は、ここでは「Review ← o」と記されたボタン56への入力である。このS8においても、S3で説明したような拡大表示を行うことができ、胸部画像18のより精密に読影をすることが可能である。なお、制御手段10は、正常でない読影コード50の付された胸部画像18のみを表示するようにしても良い。
このようにして、診断者あるいは操作者は、同時に表示された複数の胸部画像18を診断し、異常の見受けられる胸部画像18に対してマークや読影コード50(正常以外)を付し、適宜これらの付された胸部画像18のみを表示あるいは拡大表示させて更に詳しく診断し、以上につき次の胸部画像18の組を表示させる等してS2で設定した診断待ちリスト32の範囲で順次繰り返す。そして、診断者あるいは操作者は、診断待ちリスト32に係る胸部画像18に対して診断が完了した場合には、S2に戻って別の胸部画像18にに係る診断待ちリスト32を設定し、S3以下を行って、診断を続行することができる。
なお、診断待ちリスト32に属する全ての胸部画像18(マークが付されたものを除く)に対し、一括して正常であるとの診断結果を与えるためのボタンを、ボタン54に代えて、あるいはボタン54と共に設けることができる。このようなボタンを設けた場合には、診断待ちリスト32に属する全ての胸部画像18について診断し、適宜マークを付与した後において、マークの付された胸部画像18以外の全ての胸部画像18(現在表示されていないものも含む)に対し、一度の操作で一括して正常である旨記憶させることができる。
以上説明したように、モニタ4及び記憶手段3を有するコンピュータ2により、デジタルの胸部画像18を診断待ちリスト32に基づき順次表示し、その胸部画像18に対する診断結果である読影コード50を記憶し、コンピュータ2がモニタ4において複数の胸部画像18を同時に表示するS3と、コンピュータ2がモニタ4において現在表示されている各胸部画像18のいずれかに対しマークを付する旨の入力を受け付け、その入力があると、当該胸部画像18においてマークを配置するS5と、コンピュータ2がマークの付された胸部画像18以外の、現在表示されている胸部画像18(及び/又は診断待ちリスト32に係る全ての医用画像)に対し、一括して正常であるとの診断結果を与える旨の入力を受け付け、その入力があると、現在表示されている胸部画像18に対する診断結果を正常であるものとして、記憶手段3において記憶するS7とを実行するので、複数の胸部画像18に対する読影による診断の効率を極めて良好なものとすることができる。
又、診断待ちリスト32(あるいはデータベース16)に係る胸部画像18は、団体所属者に対する所定の検診において収集されたものであり、異なる受診者について同時期に取得されたものであるため、ほとんどに胸部画像18につき正常と判断され得る複数の胸部画像18に対する診断の効率をより一層良好なものとすることができる。
更に、コンピュータ2は、現在表示されている胸部画像18のいずれかに対する所定の入力(ダブルクリック)を受け付けると、その胸部画像を拡大表示するため、必要に応じて胸部画像18を精密に読影することができ、診断効率に配慮しながら検診をより一層正確なものとすることができる。
なお、主に上記実施形態を変更して成る、本発明の他の実施形態を例示する。医用画像(検査画像)につき、胸部に係るものではなく、他の部位に係るものとする。複数の医用画像につき、同時期に(同一の検診で)取得された異なる受診者における同一対象(胸部)に係るものではなく、時期的間隔をおいて取得されたものとしたり、同一の受診者の異なる対象に係るものとしたり、各受診者によって対象が相違するものとしたり、これらが適宜混在するものとしたりする。現在表示されている医用画像の組について一括して正常と設定した後に自動で次の組を表示する等、各種ステップないし処理につき変更・付加・省略・順序の入れ替え等を行う。データあるいはデータベースにつき、読影コード保存部とは別に正常・異常の別のみを記録するフラグを設けるといったように、変更・付加・省略・順序の入れ替え等をする。複数の医用画像のレイアウトにつき、2行2列等の格子状のものでなく、円弧や楕円に沿って配置したもの等とする。また、表示する項目や内容につき、診断待ちリストにおいて読影コードを表示する等、適宜変更・付加・省略・順序の入れ替え等を行う。
本発明は、モダリティや診療情報処理装置の傍において単独で実施する他、モダリティや診療情報処理装置等に導入した(組み込んだ)形で実施することもできる。
本発明の実施形態に係る診断支援装置のブロック図である。 図1におけるデータベースの模式図である。 本発明の実施形態に係る診断支援方法(診断支援プログラム)のフローチャートである。 診断待ちリスト作成時のモニタにおける表示を示す図である。 複数の胸部画像の同時表示を示す図である。 特定の胸部画像の拡大表示を示す図である。 図5においてマークを付した場合の図である。 図6においてマークを付した場合の図である。 図6において読影コードに係るマークを付した場合の図である。 図5において正常である旨の一括記憶をなした場合の図である。 図5においてマークの付された胸部画像のみの表示を指令した場合の図である。
符号の説明
1 診断支援装置
2 コンピュータ
3 記憶手段
4 モニタ
10 制御手段
18 胸部画像(医用画像)
50 読影コード(診断結果)

Claims (9)

  1. 表示手段及び記憶手段を有するコンピュータにより、デジタルの医用画像を順次表示し、その医用画像に対する診断結果を記憶することで、医用画像を用いた診断を支援する方法であって、
    前記コンピュータが、前記表示手段において複数の前記医用画像を同時に表示するステップと、
    前記コンピュータが、現在表示されている各医用画像のいずれかに対しマークを付する旨の入力を受け付け、その入力があると、当該医用画像において前記マークを配置するステップと、
    前記コンピュータが、前記マークの付された医用画像以外の、全ての前記医用画像及び/又は現在表示されている前記医用画像に対し、一括して正常であるとの診断結果を与える旨の入力を受け付け、その入力があると、当該医用画像に対する診断結果を正常であるものとして、前記記憶手段において記憶するステップと
    を備えたことを特徴とする医用画像診断支援方法。
  2. 前記医用画像は、異なる受診者について同時期に取得されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の医用画像診断支援方法。
  3. 前記コンピュータは、現在表示されている前記医用画像のいずれかに対する所定の入力を受け付けると、その医用画像を拡大表示するステップを更に備えた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医用画像診断支援方法。
  4. デジタルの医用画像を順次表示可能な表示手段と、前記医用画像に対する診断結果を記憶可能な記憶手段とを有するコンピュータを備えており、
    前記コンピュータは、
    前記表示手段において複数の前記医用画像を同時に表示する複数画像表示手段と、
    現在表示されている各医用画像のいずれかに対しマークを付する旨の入力を受け付け、その入力があると、当該医用画像において前記マークを配置するマーク付与手段と、
    前記マークの付された医用画像以外の、全ての前記医用画像及び/又は現在表示されている前記医用画像に対し、一括して正常であるとの診断結果を与える旨の入力を受け付け、その入力があると、当該医用画像に対する診断結果を正常であるものとして、前記記憶手段において記憶する一括記憶指令手段と
    を備えたことを特徴とする医用画像診断支援装置。
  5. 前記医用画像は、異なる受診者について同時期に取得されたものである
    ことを特徴とする請求項4に記載の医用画像診断支援装置。
  6. 前記コンピュータは、現在表示されている前記医用画像のいずれかに対する所定の入力を受け付けると、表示手段に対し、その医用画像を拡大表示するよう指令する拡大表示指令手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の医用画像診断支援装置。
  7. 表示手段及び記憶手段を有するコンピュータにより実行可能な、デジタルの医用画像を順次表示させ、その医用画像に対する診断結果を記憶させることで、医用画像を用いた診断を支援するプログラムであって、
    前記コンピュータの前記表示手段において複数の前記医用画像を同時に表示させるステップと、
    前記コンピュータに、現在表示されている各医用画像のいずれかに対しマークを付する旨の入力を受け付けさせ、その入力があると、当該医用画像における前記マークの配置を指令するステップと、
    前記コンピュータに、前記マークの付された医用画像以外の、全ての前記医用画像及び/又は現在表示されている前記医用画像に対し、一括して正常であるとの診断結果を与える旨の入力を受け付けさせ、その入力があると、当該医用画像に対する診断結果を正常であるものとして、前記記憶手段において記憶することを指令するステップと
    を備えたことを特徴とする医用画像診断支援プログラム。
  8. 前記医用画像は、異なる受診者について同時期に取得されたものである
    ことを特徴とする請求項7に記載の医用画像診断支援プログラム。
  9. 前記コンピュータに、現在表示されている前記医用画像のいずれかに対する所定の入力を受け付けさせ、その入力があると、前記表示手段に対し当該医用画像の拡大表示を指令するステップを更に備えた
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の医用画像診断支援プログラム。
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