JP2009103574A - 圧力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】外部温度が高温の際に圧力検出室19内の体積が増加することにより圧力の検出精度が悪化することを防止する圧力センサを提供する。
【解決手段】圧力検出室19内をオイル20aにこのオイル20aより熱膨張率の低いビーズ20bを混入した圧力伝達媒体20で充填する。このような圧力センサによれば、圧力検出室19内はオイル20aとビーズ20bとにより充填されているので、圧力検出室19内のオイル20aの体積を従来と比較して減少させることができる。そして、このビーズ20bはオイル20aよりも熱膨張率の低い材質で構成されているため、外部温度が高温の際に、オイル20aの体積が熱膨張により増加しても従来の圧力センサより圧力検出室19内の全体的な体積の増加を抑制することができ、圧力の検出精度が悪化することを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力伝達媒体がメタルダイヤフラムによって封入されて成る圧力検出室を有し、圧力検出室内に圧力を検出するセンサチップを有する圧力センサに関するものである。
従来より、例えば、特許文献1において、ハウジングとセンサチップを搭載したケースプラグとをかしめ固定により一体に組みつけて構成される圧力センサが開示されている。この圧力センサのセンサチップにはダイヤフラムが構成されており、このダイヤフラムにはブリッジ回路を構成するように形成されたゲージ抵抗が備えられている。また、センサチップは直接測定媒体に曝されないようにメタルダイヤフラムで覆われた圧力検出室内に備えられており、圧力検出室内はセンサチップを覆うようにオイルで充填されている。
このような圧力センサでは、メタルダイヤフラムに圧力が印加されると、圧力検出室内を充填するオイルを介してセンサチップに圧力が印加される。このとき、センサチップではピエゾ抵抗効果によりゲージ抵抗の抵抗値が変化することでブリッジ回路の中間電圧が変化し、この中間電圧の変化に基づいて圧力に応じたセンサ出力信号が出力される。
また、このような圧力センサは、外部温度が変化した際に、オイルの体積が変化することにより圧力検出室内の体積が変化するが、圧力検出室内の体積変化に伴ってメタルダイヤフラムが変位することで圧力検出室内の内圧変化を抑制している。
特開2006−29887号公報
上記のような圧力センサは、外部温度が高温の際にはオイルの体積が熱膨張等により増加するので圧力検出室内の体積が増加する。しかしながら、メタルダイヤフラムの変位には限界があり、圧力検出室内の体積の増加に伴ってメタルダイヤフラムが変位しきれない場合には圧力検出室内の内圧が変化し、圧力の検出精度が悪化するという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、外部温度が高温の際に圧力検出室内の体積が増加することにより圧力の検出精度が悪化することを防止する圧力センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、凹部(2)にセンサチップ(5)を含むセンサ部(4)が配置されたケースプラグ(1)をハウジング(11)の中空部(12)に挿入して組みつけ、ケースプラグ(1)とハウジング(11)との間に凹部(2)を覆うようにメタルダイヤフラム(16)を備えることにより圧力検出室(19)を構成し、この圧力検出室(19)内を圧力伝達媒体(20)で充填することで、メタルダイヤフラム(15)に測定媒体の圧力が印加されたときに圧力伝達媒体(20)を介してセンサチップ(5)に圧力が印加される圧力センサにおいて、圧力伝達媒体(20)はオイル(20a)にこのオイル(20a)より熱膨張率の低いビーズ(20b)を混入したものにより構成されていることを第1の特徴とする。
このような圧力センサによれば、圧力検出室(19)内はオイル(20a)にこのオイル(20a)より熱膨張率の低いビーズ(20b)を混入した圧力伝達媒体(20)で充填されているので、外部温度が高温の際に、オイル(20a)の体積が熱膨張により増加しても従来の圧力センサより圧力検出室(19)内の全体の体積の増加を抑制することができ、圧力の検出精度の悪化を防止することができる。
なお、上記はケースプラグ(1)およびハウジング(11)によりセンサ部(4)を備えるケースで構成される圧力センサであるが、ケースプラグ(1)のみによってセンサ部(4)を備えるケースで構成される圧力センサに本発明を適用してもよい。
例えば、センサチップ(5)と外部と電気的な接続を行うターミナル(8)とをボンディングワイヤ(9)を介して電気的に接続する構成とすることができる。
また、センサ部(4)に表裏を貫通する貫通孔(23)を形成して、貫通孔(23)に電極(24)を配置し、電極(24)のうちセンサ部(4)の裏面にて露出している部分にバンプ(25)を備え、ケースプラグ(1)をターミナル(8)のうち一端部が凹部(2)の底面にて露出するように成形し、センサチップ(5)とターミナル(8)とをセンサ部(4)の裏面にて電極(24)およびバンプ(25)を介して電気的に接続する構成としてもよい。
このような圧力センサによれば、センサチップ(5)とターミナル(8)とをセンサ部(4)の裏面にて電気的に接続しているため、ボンディングワイヤ(9)を介してセンサチップ(5)とターミナル(8)とを電気的に接続した場合よりも圧力検出室(19)内の体積を減少させることができる。このため、圧力検出室(19)内に含まれるオイル(20a)の体積も減少させることができ、外部温度が高温の際に、圧力検出室(19)内の全体の体積の増加を抑制することができるので、圧力の検出精度が悪化することを防止することができる。
さらに、ケースプラグ(1)のうち凹部(2)が備えられる一面に凹部(2)を囲むと共に、環状の溝(21)を備え、環状の溝(21)に圧力検出室(19)を封止するOリング(22)と、Oリング(22)の内周側にOリング(22)より硬度が高く、かつビーズ(20b)が溝(21)に移動することを防止する環状の仕切り部材(27)とを備える構成としてもよい。
このような圧力センサによれば、ビーズ(20b)が溝(21)に移動することを防止することができるので、ビーズ(20b)が溝(21)に備えられたOリング(22)に食い込み、Oリング(22)と溝(21)との間に隙間ができることによるオイル(20a)漏れが発生することを防止することができる。
また、メタルダイヤフラム(16)の外縁部分に、メタルダイヤフラム(16)をハウジング(11)に取り付けるためのリングウェルド(17)を配置し、ケースプラグ(1)のうち凹部(2)が備えられる一面に凹部(2)を囲むと共に、リングウェルド(17)側に突出した凸部(28)を有する環状の溶接部材(29)を配置して、リングウェルド(17)と凸部(28)とを接合することで圧力検出室(19)を封止する構成としてもよい。
このような圧力センサによれば、Oリング(22)を無くすことによりビーズ(20b)がOリング(22)に食い込み、Oリング(22)と溝(21)との間に隙間ができることによるオイル(20a)漏れが発生することを防止することができる。
さらに、ケースプラグ(1)のうち凹部(2)が備えられる一面に凹部(2)を囲む環状の溝(21)を備え、溝(21)に圧力検出室(19)を封止するOリング(22)を配置し、メタルダイヤフラム(16)の外縁部分にはメタルダイヤフラム(16)をハウジング(11)に取り付けるためのリングウェルド(17)を備え、リングウェルド(17)のうち内縁部分をケースプラグ(1)側に折り曲げる共に、溝(21)に挿入し、リングウェルド(17)の内縁部分の内周側の壁面が溝(21)のうち前記凹部(2)側の壁面と接している構成としてもよい。
このような圧力センサによれば、リングウェルド(17)によりビーズ(20b)が溝(21)に移動することを防止できるので、ビーズ(20b)がOリング(22)に食い込み、Oリング(22)と溝(21)との間に隙間ができることによるオイル(20a)漏れが発生することを防止することができる。
また、ビーズ(20b)を金属で構成すると共に帯電する構成としてもよい。このような圧力センサによれば、ビーズ(20b)がメタルダイヤフラム(16)側に引き寄せられるので、ビーズ(20b)がセンサチップ(4)と接触する確率を低減することができる。
また、ビーズ(20b)をゴムで構成してもよい。このような圧力センサによれば、ビーズ(20b)が弾性体を用いて構成されているため、ビーズ(20b)とセンサチップ(5)とが接触した際にセンサチップ(5)の損傷を軽減することができる。また、ボンディングワイヤ(9)およびOリング(22)が備えられている場合でも、ボンディングワイヤ(9)およびOリング(22)がビーズ(20b)と接触した際の損傷を軽減することができる。
また、ビーズ(20b)をオイル(20a)より比誘電率の低い樹脂で構成してもよい。このような圧力センサによれば、圧力検出室(19)をオイル(20a)にこのオイル(20a)より比誘電率の低い樹脂で構成したビーズ(20b)を混入した圧力伝達媒体(20)で充填しているので、圧力検出室(19)内をオイル(20a)のみで充填した場合よりもメタルダイヤフラム(16)とセンサチップ(5)との間の誘電容量を少なくすることができ、ハウジング(11)から伝導される外部ノイズを小さくすることができ、圧力の検出を高精度に行うことができる。
さらに、ビーズ(20b)は複数の異なる大きさのものにより構成することもできる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の一実施形態が適用された圧力センサについて説明する。図1は、本実施形態にかかる圧力センサの全体断面図、図2は、図1に示す二点鎖線部分の拡大図である。これら図1、図2に基づいて本実施形態の圧力センサの構成について説明する。
図1に示されるように、圧力センサにはケースプラグ1が備えられており、このケースプラグ1は、例えば、断熱樹脂材料であるPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂を型成形することにより作られ、本実施形態では円柱状をなしている。このケースプラグ1のうち一端部の一面には凹部2が形成されており、他端部には開口部3が形成されている。
図2に示されるように、凹部2にはセンサ部4が備えられ、センサ部4はセンサチップ5と台座6とを有して構成されており、センサチップ5と台座6とは陽極接合されている。このセンサチップ5にはダイヤフラム7が形成されており、ダイヤフラム7には図示しないブリッジ回路を構成するように形成されたゲージ抵抗が備えられている。そして、このセンサチップ5は、ダイヤフラム7に圧力が印加されるとゲージ抵抗の抵抗値が変化してブリッジ回路の電圧が変化し、この電圧の変化に応じてセンサ出力信号を出力する半導体ダイヤフラム式のものである。
また、図1に示されるように、ケースプラグ1には、センサチップ5と外部の回路等とを電気的に接続するための複数個の金属製棒状のターミナル8が備えられている。各ターミナル8はインサートモールドによりケースプラグ1と一体に成形されることによりケースプラグ1内に保持されている。
具体的には、各ターミナル8はケースプラグ1を貫通しており、各ターミナル1のうち一端部はケースプラグ1から凹部2内に突出しており、他端部はケースプラグ1から開口部3内に突出している。凹部2内に突出している各ターミナル8の端部は、ボンディングワイヤ9を介してセンサチップ5と電気的に接続されており、開口部3内に突出している各ターミナル8の端部は、図示しないワイヤハーネス等の外部配線部材を介して外部回路と電気的に接続されている。
そして、凹部2のうちターミナル8が突出している部分には、例えば、シリコーン系樹脂から成るシール材10が配置されている。このシール材10は凹部2とターミナル8との隙間を封止するためのものである。
また、ケースプラグ1にはハウジング11が組みつけられている。本実施形態では、これらケースプラグ1およびハウジング11によりセンサ部4を備えるケースが構成されている。具体的には、ハウジング11には収容凹部12が備えられており、この収容凹部12内にケースプラグ1のうち凹部2が備えられる一面が挿入され、ハウジング11の端部13がケースプラグ1にかしめられることでケースプラグ1とハウジング11とが組みつけられている。このハウジング11は、例えば、SUS等の金属材料よりなるものであり、測定媒体を導入するための測定媒体導入孔14と測定媒体導入孔14の外周壁面に圧力センサを固定するためのねじ部15が備えられている。
また、ハウジング11のうち凹部2が形成されているケースプラグ1の一面と対抗している一面には、例えば、SUS等からなる円形のメタルダイヤフラム16とメタルダイヤフラム16の外縁部分に配置されている環状のリングウェルド17とが備えられている。
そして、ハウジング11にはレーザ溶接等によりメタルダイヤフラム16の外縁部分およびリングウェルド17をハウジング11に対して溶接することで、ハウジング11、メタルダイヤフラム16およびリングウェルド17が溶け合った溶接部18が形成されている。なお、メタルダイヤフラム16のうち外縁部分はリングウェルド17と共にハウジング11に対して固定される部分であり、メタルダイヤフラム16のうち凹部2を閉塞する部分は測定媒体の圧力に応じて変位するダイヤフラム部として機能する部分である。
このように構成されたケースプラグ1とハウジング11において、凹部2、メタルダイヤフラム16、およびリングウェルド17で圧力検出室19が構成されている。この圧力検出室19内には、メタルダイヤフラム16に印加された圧力をセンサチップ5に伝達する圧力伝達媒体20が充填されている。この圧力伝達媒体20は、例えば、フッ素オイルやシリコーンオイルなどのオイル20aと、例えば、ガラス、もしくはセラミックなどで構成されるビーズ20bとで構成されている。
圧力伝達媒体20がオイル20aとビーズ20bとで構成されているのは以下の理由である。例えば、シリコーンオイルは熱膨張率が約1×10−3/℃と大きく、圧力伝達媒体20をオイル20aのみで構成すると外部温度が高温の際に、オイル20aの体積が熱膨張して増加することにより圧力検出室19内の体積が大きくなる。そして、圧力検出室19内の体積の増加が大きいとメタルダイヤフラム16が変位しきれずに圧力検出室19内の内圧が変動し、測定媒体の圧力の検出精度が悪化することがある。このため、外部温度が高温の際に圧力検出室19内の全体の体積の増加を抑制するために、オイル20aより熱膨張率の低い、例えば熱膨張率が約3×10−6/℃の石英ガラスからなるビーズ20bをオイル20aに混入して圧力検出室19内に充填されるオイル20aの体積を減らしている。なお、このビーズ20bは圧力検出室19内に配置されているセンサチップ5やボンディングワイヤ9等の部材に損傷を与えないように球形状とされている。
また、ケースプラグ1のうち凹部2が備えられる一面には、凹部2を囲むように環状の溝21が形成されており、この環状の溝21には、例えば、シリコーンゴムなどから成るOリング22が備えられている。このOリング22は、ケースプラグ1とハウジング11とのかしめによるかしめ圧で押しつぶされることで圧力検出室19を封止するものである。
次に上記圧力センサの製造方法について説明する。
まず、ターミナル8がインサート成形されたケースプラグ1を用意する。そして、台座6と陽極接合したセンサチップ5を用意し、台座6側をシリコーン系樹脂などによる接着材を介して凹部2の底面に接着する。
次に、ケースプラグ1のうち凹部2が形成された一面を上に向けた状態で凹部2内へシール材10を注入し、シール材10を凹部2の底面まで行き渡らせた後、硬化する。このとき、シール材10がセンサチップ5の表面に付着しないように、注入量を調整することが好ましい。
その後、例えば、ワイヤボンディングを行い、センサチップ5と各ターミナル8の端部とをボンディングワイヤ9を介して電気的に接続する。そして、オイル20aの中にビーズ20bを混入し、ビーズ20bが混入されたオイル20aをディスペンサ等により凹部2内へ注入する。
そして、この状態のものを真空室にいれて、凹部2内の余分な空気を除去する。その後、一面にメタルダイヤフラム16およびリングウェルド17が溶接されているハウジング11を用意し、真空室内でハウジング11を上から水平に保ったままハウジング11の収容凹部12にケースプラグ1が嵌合するように降ろす。
続いて、ケースプラグ1とリングウェルド17とが十分接するまで押さえる。これにより、凹部2、メタルダイヤフラム16およびリングウェルド17にて圧力検出室19が構成される。そして、ハウジング11の端部13をケースプラグ1にかしめることにより、ハウジング11とケースプラグ1とを一体化する。このような製造方法により本実施形態の圧力センサを構成することができる。
次にこのように構成された本実施形態の圧力センサの基本的な圧力検出動作について説明する。
測定媒体が測定媒体導入孔14を通じてメタルダイヤフラム16に印加されると、圧力検出室19内に充填されている圧力伝達媒体20を介してセンサチップ5に形成されているダイヤフラム7に圧力が印加される。ダイヤフラム7にはブリッジ回路を構成するように形成されたゲージ抵抗が備えられており、ダイヤフラム7に圧力が印加されるとピエゾ抵抗効果によりゲージ抵抗の抵抗値が変化する。このため、センサチップ5ではブリッジ回路の出力電圧が変化し、印加された圧力に応じたセンサ信号が出力される。このセンサ信号は、センサチップ5からボンディングワイヤ9およびターミナル11を介して外部に伝達され、これに基づいて測定媒体の圧力が検出される。
以上のような圧力センサによれば、圧力検出室19内はオイル20aとビーズ20bとにより充填されているので、圧力検出室19内のオイル20aの体積を従来と比較して減少させることができる。そして、このビーズ20bはオイル20aよりも熱膨張率の低い材質で構成されているため、外部温度が高温の際に、オイル20aの体積が熱膨張により増加しても従来の圧力センサより圧力検出室19内の全体的な体積の増加を抑制することができ、圧力の検出精度が悪化することを防止することができる。
なお、本実施形態の圧力センサはビーズ20bを少量でもオイル20aに混入すれば圧力検出室19内に充填されるオイル20aの体積を減少させることができるので、上記効果を得ることができる。しかし、外部温度が低温の際にはオイル20aの体積が収縮して圧力検出室19内の体積が減少するため、メタルダイヤフラム16は圧力検出室19内の体積の減少に伴って変位することで圧力検出室19内の内圧変動を抑制しようとする。この場合、外部温度が高温の際と同様に、ビーズ20bの体積変化はオイルの体積変化より小さいため、圧力検出室19内にビーズ20bが多量に混入されていると、メタルダイヤフラム16が変位して圧力検出室19内の体積が減少した際にビーズ20bが圧力検出室19内を移動することができなくなり、例えば、ビーズ20bがメタルダイヤフラム16とセンサチップ5との間に挟まれることで圧力の検出を正常に行えなくなる場合がある。このため、本実施形態ではオイル20aの収縮を考慮して圧力検出室19内を充填するオイル20aとビーズ20bとの体積の割合は、全体の体積に対してビーズ20bの割合が70%以下であることが好ましい。
また、ビーズ20bの大きさは小さいほうが好ましく例えば、0.1μmの大きさのものを使用することができるが、目標とする体積の割合までのビーズ20bの数量が多くなるのでコストが高くなることもあり、コストを抑えるために例えば、200μmの大きさのものを用いても良い。また、本実施形態の圧力センサは、ビーズ20bの大きさが一律であるものに限られるものではなく、複数の異なる大きさのものにより構成されていてもよい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサは、第2実施形態に対して、図1に示す二点鎖線部分の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
図3に本実施形態の圧力センサの部分拡大図を示す。なお、図3は、図1に示す二点鎖線部分に対応しており、本実施形態の圧力センサのうちの他の部分に関しては図1と同様である。図3に示されるように、本実施形態の圧力センサではセンサチップ5および台座6に貫通孔23が形成されており、貫通孔23には電極24が埋め込まれている。また、電極24のうち台座6から露出している部分にはバンプ25が備えられている。そして、ケースプラグ1はターミナル8のうち一端部が凹部2の底面にて露出するようにインサート成形されており、電極24とターミナル8とはバンプ25を介して接続されている。これによりセンサチップ5とターミナル8とが電気的に接続されている。また、バンプ25の周囲には絶縁性部材26が配置されている。
このような圧力センサによれば、センサチップ5とターミナルと7との電気的な接続を電極24およびバンプ25を用いて行うことができるので、第1実施形態のボンディングワイヤ9を用いて構成されている圧力センサよりも圧力検出室19内の体積を小さくすることができる。このため、圧力検出室19内に充填されるオイル20aの体積を減少させることができるので、外部温度が高温の際に、第1実施形態より圧力検出室19内の全体の体積の増加を小さくすることができ、さらに圧力の検出精度が悪化することを防止することができる。また、ボンディングワイヤ9を無くすことでビーズ20bによるボンディングワイヤ9の損傷およびボンディングワイヤ9の断線を無くすことができる。
なお、このような圧力センサは次のようにして製造することができる。まず、ターミナル8のうち一端部が凹部2の底面にて露出するようにインサート成形したケースプラグ1を用意する。また、台座6と陽極接合されているセンサチップ5を用意し、台座6およびセンサチップ5を貫通する貫通孔23を、例えば、レーザなどにより形成する。そして、貫通孔23を絶縁処理した後に、この貫通孔23に電極24を埋め込む。続いて、例えば、はんだなどにより電極24のうち台座6から露出している部分にバンプ25を形成し、バンプ25とターミナル8とを、例えば、超音波接合を行うことで接続する。これによりセンサチップ5とターミナル8とを電気的に接続することができる。その後、バンプ25の周囲に絶縁性部材26を配置することで本実施形態の圧力センサを製造することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサは、第2実施形態に対して、図1に示す二点鎖線部分の構造を変更したものであり、その他に関しては第2実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
図4に本実施形態の圧力センサの部分拡大図を示す。なお、図4は、図1に示す二点鎖線部分に対応しており、本実施形態の圧力センサのうちの他の部分に関しては図1と同様である。
図4に示されるように、本実施形態の圧力センサでは溝21にOリング22と共に、Oリング22より硬度が高く、かつ断面形状が矩形状である環状の仕切り部材27がOリング22より内周側に備えられており、仕切り部材27は軸方向の厚さが溝21の深さと等しくされている。例えば、この仕切り部材27はフッ化エチレンゴムにて構成される。
このような圧力センサによれば、ビーズ20bが溝21に移動することを防止することができるので、ビーズ20bがOリング22に食い込み、Oリング22と溝21との間に隙間ができることによるオイル漏れが発生することを防止することができる。なお、さらに溝21に環状のバックアップリングをOリング22より外周側に加えた構成としてもよい。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサは、第1実施形態に対して、図1に示す二点鎖線部分の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
図5に本実施形態の圧力センサの部分拡大図を示す。なお、図5は、図1に示す二点鎖線部分に対応しており、本実施形態の圧力センサのうちの他の部分に関しては図1と同様である。
図5に示されるように、本実施形態の圧力センサではケースプラグ1のうち凹部2が備えられる一面に凹部2を囲むと共に、リングウェルド17側に突出した凸部28を有する環状の溶接部材29が備えられている。そして、この環状の溶接部材29のうち凸部28とリングウェルド17とが接合されることで圧力検出室19が封止されている。また、ケースプラグ1には、凸部28とリングウェルド17とを抵抗溶接するための穴30が形成されている。この穴30はハウジング11の一端がかしめられること、またシリコーン系樹脂等から成る接着材31が配置されることで閉塞されている。
このような圧力センサによれば、Oリング22を無くすことによりビーズ20bがOリング22に食い込み、Oリング22と溝21との間に隙間ができることによるオイル20a漏れが発生することを防止することができる。
なお、このような圧力センサは以下のように構成することができる。まず、ターミナル8および凸部28がインサート成形されたケースプラグ1を用意する。そして、凹部2内にオイル20aおよびビーズ20bを注入する。続いて、メタルダイヤフラム16およびリングウェルド17が溶接されたハウジング11を用意し、ケースプラグ1と嵌合するように降ろす。その後、穴30から凸部28に電流を流して凸部28とリングウェルド17とを抵抗溶接して圧力検出室19内を封止する。最後に、ハウジング11をケースプラグ1にかしめると共に、接着材31を配置することで本実施形態の圧力センサを構成することができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサは、第2実施形態に対して、図1に示す二点鎖線部分の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
図6に本実施形態の圧力センサの部分拡大図を示す。なお、図6は、図1に示す二点鎖線部分に対応しており、本実施形態の圧力センサのうちの他の部分に関しては図1と同様である。
図6に示されるように、本実施形態の圧力センサは、リングウェルド17のうち内縁部分がケースプラグ1側に折り曲げられており、この折り曲げられた部分が溝21内に挿入され、この折り曲げられた部分の内周側の壁面が溝21のうち凹部2側の壁面と接している。
このような圧力センサによれば、リングウェルド17によりビーズ20bが溝21に移動することを防止できるので、ビーズ20bがOリング22に食い込み、Oリング22と溝21との間に隙間ができることによるオイル20a漏れが発生することを防止することができる。
なお、このような圧力センサは、メタルダイヤフラム16と内縁部分が折り曲げられたリングウェルド17とが備えられたハウジング11を用意し、リングウェルド17のうち折り曲げられた部分の内周側の壁面が溝21のうち凹部2側の壁面に接するようにハウジング11をケースプラグ1に圧入することで構成することができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサは第1実施形態に対してビーズ20bの材質を変更したものでありその他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
本実施形態の圧力センサはビーズ20bに金属性のものを用いて構成されており、ビーズ20bは負の電荷に帯電されている。上記第1実施形態の圧力センサは、車両に取り付けられた際にメタルダイヤフラム16が正の電荷に帯電するため、ビーズ20bに予め負の電荷を与えておくことでビーズ20bがメタルダイヤフラム16側に引き寄せられる構成とすることができる。このような圧力センサによれば、第1実施形態と比較して、ビーズ20bがセンサチップ5と接触する確率を低減することができる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサは第1実施形態に対してビーズ20bの材質を変更したものでありその他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
本実施形態の圧力センサはビーズ20bにゴム性のものを用いて構成されている。このような圧力センサによれば、第1実施形態と比較してビーズ20bが柔らかい材質を用いて構成されおり、ビーズ20bが弾性変形することができるためOリング22への食い込みを防止することができ、またセンサチップ5およびボンディングワイヤ9と接触した際にこれらの損傷を軽減することができる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態について説明する。本実施形態の圧力センサは第1実施形態に対してビーズ20bの材質を変更したものでありその他に関しては第1実施形態と同様であるためここでは説明を省略する。
本実施形態の圧力センサはビーズ20bとして樹脂性のものを用いて構成されている。このような圧力センサによれば、オイル20aの比誘電率よりも低いビーズ20bを混入しているので圧力検出室19内をオイル20aのみで充填した場合よりもメタルダイヤフラム16とセンサチップ5との間の誘電容量を小さくすることができる。このため、ハウジング11から伝導される外部ノイズを小さくすることができ、圧力の検出を高精度に行うことができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態において、ケースプラグ1はPPSで構成されており、ハウジング11はSUS等の金属を用いて構成されているが、もちろんこれらに限られるものではなく、例えば、ケースプラグ1をSUS、炭素鋼等の金属を用いて構成することもできる。この場合は、各ターミナル8が導通しないように各ターミナル8に絶縁膜を配置する構成とすることができる。
また、上記各実施形態を組み合わせて圧力センサを構成してもよい。例えば、上記第2実施形態に第6実施形態を組み合わせてビーズ20bとして金属性のものを用いても良いし、また、上記第2実施形態と第7実施形態とを組み合わせてビーズ20bとしてゴム性のものを用いても良い。さらに、第2実施形態に第4実施形態を組み合わせて、センサチップ5とターミナル8とがバンプ25を介して電気的に接続され、圧力検出室19が凸部28で封止される構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、凹部2にセンサ部4を配置したケースプラグ1をハウジング11の中空部12に挿入して組みつけ、ケースプラグ1とハウジング11との間に凹部2を覆うようにメタルダイヤフラム16を備えることで圧力検出室19を構成し、この圧力検出室19内を圧力伝達媒体20で充填する構成としている。つまり、ケースプラグ1およびハウジング11によりケースを構成した例について説明しているが、ハウジングを無くしてケースを構成することもできる。例えば、ケースプラグ1のうち凹部2が備えられる一面に凹部2を覆うようにメタルダイヤフラム16を配置して圧力検出室19を構成すると共に、圧力検出室19内を圧力伝達媒体20で充填し、メタルダイヤフラム16の外縁部分にリングウェルド17を配置してメタルダイヤフラム16をケースプラグ1に備え付ける構成としてもよい。この場合、ケースプラグ1、メタルダイヤフラム16およびリングウェルド17を同じ金属で構成することができ、例えばSUSを用いることができる。また、リングウェルド17のうち内縁部分をメタルダイヤフラム16のダイヤフラム部と接触しないように張り出してもよい。この場合、張り出したメタルダイヤフラム16の内縁部分により測定媒体導入孔14が構成される。
本発明の第1実施形態にかかる圧力センサの全体断面図を示す図である。 図1中の二点鎖線部分の拡大図を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる圧力センサの部分拡大図を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる圧力センサの部分拡大図を示す図である。 本発明の第4実施形態にかかる圧力センサの部分拡大図を示す図である。 本発明の第5実施形態にかかる圧力センサの部分拡大図を示す図である。
符号の説明
1…ケースプラグ、2…凹部、4…センサ部、5…センサチップ、8…ターミナル、9…ボンディングワイヤ、11…ハウジング、12…収容凹部、16…メタルダイヤフラム、17…リングウェルド、19…圧力検出室、20…圧力伝達媒体、20a…オイル、20b…ビーズ、21…溝、22…Oリング、23…貫通孔、24…電極、25…バンプ、27…仕切り部材、28…凸部、29…溶接部材

Claims (11)

  1. 測定媒体の圧力に応じたセンサ出力信号を出力するセンサチップ(5)を含むセンサ部(4)と、
    一面に凹部(2)を備え、前記凹部(2)に前記センサ部(4)が備えられるケースプラグ(1)と、
    中空部(12)を有すると共に、前記中空部(12)に前記ケースプラグ(1)が挿入されることで前記ケースプラグ(1)と一体に組みつけられるハウジング(11)と、
    前記測定媒体の圧力が印加され、前記ケースプラグ(1)のうち前記一面と前記ハウジング(11)のうち前記ケースプラグ(1)の前記一面と対向する一面との間に配置されるメタルダイヤフラム(16)と、
    前記ケースプラグ(1)と前記ハウジング(11)とが組みつけられることで形成される前記凹部(2)および前記メタルダイヤフラム(16)で囲まれる部分を圧力検出室(19)とし、前記圧力検出室(19)内を充填する圧力伝達媒体(20)と、
    前記センサチップ(5)と電気的に接続され、外部への電気的な接続を行うターミナル(8)と、を備える圧力センサであって、
    前記圧力伝達媒体(20)は、オイル(20a)に該オイル(20a)より熱膨張率の低いビーズ(20b)を混入したものにより構成されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 測定媒体の圧力に応じたセンサ出力信号を出力するセンサチップ(5)を含むセンサ部(4)と、
    一面に凹部(2)を備え、前記凹部(2)に前記センサ部(4)が備えられるケースプラグ(1)と、
    前記凹部(2)を覆うように前記ケースプラグ(1)に備えられるメタルダイヤフラム(16)と、
    前記凹部(2)および前記メタルダイヤフラム(12)で囲まれる部分を圧力検出室(19)とし、前記圧力検出室(19)を充填する圧力伝達媒体(20)と、
    前記メタルダイヤフラム(12)のうち外縁部分に備えられ、前記メタルダイヤフラム(16)を前記ケースプラグ(1)に取り付けるためのリングウェルド(15)と、
    前記センサチップ(5)と電気的に接続され、外部への電気的な接続を行うターミナル(8)と、を備える圧力センサであって、
    前記圧力伝達媒体(20)は、オイル(20a)に該オイル(20a)より熱膨張率の低いビーズ(20b)を混入したものにより構成されていることを特徴とする圧力センサ。
  3. 前記センサチップ(5)と前記ターミナル(8)とはボンディングワイヤ(9)を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧力センサ。
  4. 前記センサ部(4)には表裏を貫通する貫通孔(23)が形成されていると共に、前記貫通孔(23)には電極(24)が配置され、前記電極(24)のうち前記センサ部(4)の裏面から露出している部分にはバンプ(25)が備えられており、前記ケースプラグ(1)は前記ターミナル(8)のうち一端部が前記凹部(2)の底面にて露出されるように成形されており、前記センサチップ(5)と前記ターミナル(8)とは前記センサ部(4)の裏面側にて前記電極(24)および前記バンプ(25)を介して電気的に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧力センサ。
  5. 前記ケースプラグ(1)の前記一面には前記凹部(2)を囲む環状の溝(21)が備えられており、前記溝(21)には前記圧力検出室(19)を封止するOリング(22)と、前記Oリング(22)の内周側に前記Oリング(22)より硬度が高く、かつ前記ビーズ(20b)が前記溝(21)に移動することを防止する環状の仕切り部材(27)とが備えられていることを特徴とすることを特徴とする請求項1、請求項3または請求項4に記載の圧力センサ。
  6. 前記メタルダイヤフラム(16)の外縁部分には前記メタルダイヤフラム(16)を前記ハウジング(11)に取り付けるためのリングウェルド(17)が備えられており、前記ケースプラグ(1)の前記一面には前記凹部(2)を囲むと共に、前記リングウェルド(17)側に突出した凸部(28)を有する環状の溶接部材(29)が備えられており、前記リングウェルド(17)と前記凸部(28)とが接合されることで前記圧力検出室(19)が封止されていることを特徴とする請求項1、請求項3または請求項4に記載の圧力センサ。
  7. 前記ケースプラグ(1)の前記一面には前記凹部(2)を囲む環状の溝(21)が備えられ、前記溝(21)には前記圧力検出室(19)を封止するOリング(22)が備えられており、前記メタルダイヤフラム(16)の外縁部分には前記メタルダイヤフラム(16)を前記ハウジング(11)に取り付けるためのリングウェルド(17)が備えられており、前記リングウェルド(17)のうち内縁部分は前記ケースプラグ(1)側に折り曲げられていると共に、前記溝(21)に挿入されており、前記内縁部分の内周側の壁面が前記溝(21)のうち前記凹部(2)側の壁面と接していることを特徴とする請求項1、請求項3または請求項4に記載の圧力センサ。
  8. 前記ビーズ(20b)は金属で構成されていると共に帯電されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  9. 前記ビーズ(20b)はゴムで構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  10. 前記ビーズ(20b)は前記オイル(20a)より比誘電率が低い樹脂で構成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  11. 前記ビーズ(20b)は複数の異なる大きさのものにより構成されていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の圧力センサ。
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