JP2009098183A - 撮像レンズ - Google Patents

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Hiroyuki Teraoka
弘之 寺岡
Junji Kitamura
淳二 北村
Masao Nishiyama
昌男 西山
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Abstract

【課題】 撮像レンズ全体の焦点距離が短く、中心厚さが薄い2枚のレンズで構成される、小型で、光学特性が良好な撮像レンズの提供。
【解決手段】物体から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと像面側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズを配置し、撮像レンズ全体の焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1、第2レンズの焦点距離をf2、第1レンズの中心厚をd1、第2レンズの中心厚をd3、第1レンズ物体側の曲率半径をR1、像面側の曲率半径をR2としたとき、下記の条件式(1)〜(4)を満足する撮像レンズ。
0.30<f1/f2<1.30 ・・・(1)
0.20<d1/f<0.30 ・・・(2)
0.28<d3/f<0.45 ・・・(3)
0.50<R1/R2<0.68 ・・・(4)
【選択図】 図1

Description

本発明は撮像レンズに関する。特に、高画素用CCD、COMS等の固体撮像素子を使用した小型撮像装置、光センサー、携帯用モジュールカメラ、WEBカメラなどに好適な、小型で良好な光学特性を有する2枚のレンズで構成される撮像レンズに関する。
近年、CCDやCMOSなどの固体撮像素子を使用した各種撮像装置が広く普及している。これら撮像素子の高性能化、小型化にともない、従来以上に、小型、軽量で、良好な光学特性を有する撮像レンズが求められている。
従来、小型化と良好な光学特性とをともに満足させる撮像レンズに関し、多くの研究開発が行われている。CCDなどの固体撮像素子の高性能化により、求められる小型化や光学特性のレベルは高くなっている。撮像レンズを小型化するには、構成するレンズ枚数は少ないほど有利となる。一方、光学特性はレンズ枚数が多くなるほど、諸収差の補正が容易となり、良好な光学特性を有する撮像レンズを得ることができる。これらを考慮して、小型化と良好な光学特性とをバランスさせた2枚のレンズでの構成される撮像レンズが提案されている。
特許文献1に記載の撮像レンズは、物体から順に、物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状の第1レンズ及び像面側に凸面を向けた第2レンズで構成されている。開示されている撮像レンズは、撮像レンズ全体の焦点距離は比較的長く、また、第1レンズと第2レンズの厚さも厚いため、小型化の点で不十分な点がある。
特許文献2に記載の撮像レンズは、物体から順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状の第1レンズ及びと像面側に凸面を向けた正の第2レンズで構成されている。開示されている撮像レンズ全体の焦点距離は比較的短く、第1レンズ、第2レンズの厚さも薄い。しかしながら、光学長は、未だ、長く、小型化の点で不十分な点がある。
特開2005−121685号公報 特開2007−156030号公報
本発明は、上記従来例の問題点を解決するためになされたものであり、撮像レンズ全体の焦点距離が短く、中心厚さが薄い2枚のレンズで構成される、小型で、光学特性が良好な撮像レンズの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1レンズと第2レンズとのパワー配分、撮像レンズ全体の焦点距離とレンズの中心厚さの関係などを鋭意検討した結果、本発明の目的の撮像レンズが得られることを見出し、本発明に到達した。
請求項1の発明の撮像レンズは、物体から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと像面側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズを配置し、撮像レンズ全体の焦点距離をf、第1レンズの焦点距離をf1、第2レンズの焦点距離をf2、第1レンズの中心厚をd1、第2レンズの中心厚をd3、第1レンズ物体側の曲率半径をR1、第1レンズ像面側の曲率半径をR2としたとき、下記の条件式(1)〜(4)を満足する撮像レンズである。
0.30<f1/f2<1.30 ・・・(1)
0.20<d1/f<0.30 ・・・(2)
0.28<d3/f<0.45 ・・・(3)
0.50<R1/R2<0.68 ・・・(4)
請求項2の発明の撮像レンズは、請求項1記載の撮像レンズにおいて、第2レンズ物体側の曲率半径をR3、第2レンズ像面側の曲率半径をR4とするとき、下記の条件式(5)を満足する撮像レンズである。
4.00<R3/R4<15.50 ・・・(5)
請求項3の発明の撮像レンズは、請求項1または請求項2のいずれかに記載の撮像レンズにおいて、第1レンズの中心厚さをd1、第2レンズの中心厚さをd3とするとき、下記の条件式(6)及び(7)を満足する撮像レンズである。
d1<0.50mm ・・・(6)
d3<0.60mm ・・・(7)
請求項1の発明によれば、物体から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと像面側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズを配置し、上記条件式(1)〜(4)を満足することにより、本発明の目的の2枚レンズ構成の小型で、光学特性の良好な撮像レンズを得ることができる。得られる撮像レンズは、携帯用モジュールカメラ、WEBカメラ、パソコン、デジタルカメラ、自動車や各種産業機器の光センサー、モニターなどに使用され、これらの機器の小型、軽量化や高性能化に寄与する。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の撮像レンズにおいて、さらに、第2レンズの物体側面と像側面の曲率半径を特定化することにより、小型で、諸収差、特に、非点収差、歪曲収差が補正された撮像レンズをより容易に得ることができる。
請求項3の発明によれば、請求項1または請求項2のいずれかの発明の撮像レンズにおいて、構成レンズの中心厚さの上限を規定することにより、撮像レンズの小型化がより容易となる。
本発明に係る撮像レンズLAの一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本発明の一実施形態にかかる撮像レンズの構成図を図1に示す。この撮像レンズLAは、物体側(図示せず)から像面に向かって順に、絞りS1、第1レンズL1、第2レンズL2が配列された2枚構成のレンズ系である。第2レンズL2と像面との間に、ガラス平板GFが置かれる。このガラス平板GFは、カバーガラス、IRカットフィルタ、又は、ローパスフィルタ等の機能を有するものを使用することができる。
絞りS1を第1レンズL1より物体側(図示せず)へ配置することにより、入射瞳位置を像面から遠い位置にとることができる。これにより、高いテレセントリック性を確保することが可能となり、像面に対する入射角を好適にすることが可能となる。
第1レンズL1は1面以上が非球面、好ましくは両面が非球面の物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状のレンズであり、第2レンズ゛L2は1面以上が非球面、好ましくは両面が非球面の像面側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状のレンズである。
本発明の撮像レンズLAは、物体側から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと像面側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第2レンズを配置し、撮像レンズLA全体の焦点距離をf、第1レンズL1の焦点距離をf1、第2レンズL2の焦点距離をf2、第1レンズL1の中心厚をd1、第2レンズL2の中心厚をd3としたとき、本発明の目的の撮像レンズLAを得るため、条件式(1)〜(3)を満足させることが必要である。
0.30<f1/f2<1.30 ・・・(1)
0.20<d1/f<0.30 ・・・(2)
0.28<d3/f<0.45 ・・・(3)
条件式(1)は、第1レンズL1と第2レンズL2のパワーバランスを規定する条件式である。第1レンズL1の焦点距離f1に対する第2レンズL2の焦点距離f2の割合、f1/f2のより好ましい値の範囲は、0.35<f1/f2<1.30である。f1/f2が条件式(1)の下限を下回ると、小型化は容易となるが、諸収差、特に、球面収差および倍率色収差の補正が困難となることがある。一方、f1/f2の値が、条件式(1)の上限を上回ると、諸収差の補正は比較的容易となるが、第1レンズの前方主点位置が像面に近づき、撮像レンズLAの光学長が長くなることがあり、小型化が困難となる。
条件式(2)は、第1レンズL1の中心厚d1と撮像レンズLA全体の焦点距離fの関係式である。第1レンズL1の中心厚d1に対する撮像レンズLA全体の焦点距離fの割合、d1/fのより好ましい値の範囲は、0.22<d1/f<0.27である。d1/fが条件式(2)の上限を超えると撮像レンズLAの光学長が長くなり、下限を下回ると第1レンズL1の製造が困難になる。
第1レンズの中心厚さd1は0.5mmより薄い、より好ましくは、0.25mm<d1<0.45mmである。d1が0.5mm以上の厚さになると、光学長が長くなり易く、小型化が難しくなることがある。0.25mmより薄くなるとレンズの製造が困難となる。
条件式(3)は、第2レンズL2の中心厚d3と撮像レンズLA全体の焦点距離fの関係式である。第2レンズL2の中心厚d3に対する撮像レンズLA全体の焦点距離fの割合、d3/fが条件式(3)の上限を超えると撮像レンズLAの光学長が長くなり易く、下限を下回ると第2レンズL2の製造が困難となる。
第2レンズの中心厚さd3は0.6mmより薄い、より好ましくは、0.25mm<d3<0.55mmである。d3が0.6mm以上の厚さになると、撮像レンズLAの光学長が長くなり易く、小型化が難しくなることがある。0.25mmより薄くなるとレンズの製造が困難となることがある。
また、第1レンズL1、第2レンズL2は共にメニスカス形状であり、それぞれのレンズのメニスカス度合いを規定する。第1レンズL1の物体側の曲率半径をR1、第1レンズL1の像面側の曲率半径をR2、第2レンズL2の物体側の曲率半径をR3、第2レンズL2の像面側の曲率半径をR4とした時、下記の条件式(4)及び(5)を満足させることにより、小型で、かつ、諸収差が好適に補正された光学特性の良好な2枚レンズ構成の撮像レンズをより容易に得ることが出来る。
0.50<R1/R2<0.68 ・・・(4)
4.00<R3/R4<15.50 ・・・(5)
条件式(4)は、第1レンズL1のメニスカス度合いを規定する式である。第1レンズL1の物体側の曲率半径R1と第1レンズL1の像面側の曲率半径R2の比、R1/R2が条件式(4)の上限を上回ると歪曲収差の補正が困難になり、下限を下回ると第1レンズL1の前方主点位置が像側へ近づき撮像レンズLAの小型が困難になるのに加えて、Fnoの明るいレンズでは、第1レンズL1のエッジ厚を確保することが困難になることがある。
条件式(5)は、第2レンズL2のメニスカス度合いを規定する式である。第2レンズL2の物体側の曲率半径R3と第2レンズL2の像面側の曲率半径R4の比、R3/R4は条件式(5)の上限を上回ると、第2レンズL2の正のパワーが強くなるために、撮像レンズLAの光学長が長くなり、下限を下回ると、諸収差、特に、非点収差、歪曲収差の補正が困難となる。
第1レンズL1及び第2レンズL2は、ガラスあるいは樹脂材料で形成可能である。レンズ材料としてガラスを使用する場合、ガラス転移温度が、400℃以下のガラス材料を使用することが好ましい。これにより、金型の耐久性を向上させることが可能となる。
樹脂材料は複雑な面形状のレンズを効率よく製造することが可能であり、生産性の面から、ガラス材料より好ましい材料である。レンズ材料として樹脂材料が使用される場合、ASTM D542法に準じて測定されたd線の屈折率が1.450〜1.650の範囲にある樹脂である。より好ましくは、第1レンズL1の屈折率n1は、1.535〜1.600の範囲、第2レンズL2の屈折率n2は、1.500〜1.525の範囲で、第1レンズL1の屈折率n1>第2レンズL2の屈折率n2である。レンズ材料として、前記屈折率の樹脂を使用することにより、小型で、良好な光学特性を有する撮像レンズLAを容易に得ることができる。さらに、樹脂の種類は、熱可塑性樹脂であっても、熱硬化性樹脂であってもよいが、波長450〜600nmの範囲での光線透過率が80%以上、より好ましくは85%以上の樹脂が使用される。第1レンズL1及び第2レンズL2は同一系統の樹脂材料であっても良く、異なる系統の樹脂材料であっても良い。
樹脂材料の具体例としては、シクロ環や、その他の環状構造を有する非結晶性のポレオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、透明性のポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂、シリコン系樹脂などが挙げられる。これらの中ではシクロオレフィン系を含有するポレオレフィンや環状オレフィンを含有するポリオレフィンなどが好ましく使用される。樹脂材料でのレンズ製造は、射出成形法、圧縮成形法、注型成形法、トランスファー成形法などの公知の成形加工法を利用して製造される。
なお、樹脂材料は温度変化により屈折率が変動することは良く知られている。この変動を抑えるため、平均粒子径100nm以下、より好ましくは50nm以下のシリカ、酸化ニオブ、酸化チタン、酸化アルミなどの微粒子が分散混合された前記の透明性を有する樹脂材料をレンズ材料として使用することができる。
レンズが樹脂材料で製造される場合、第1レンズL1及び第2レンズL2はレンズ外周部にコバを設けることができる。コバ形状は、レンズの性能を損なわなければ、特に制約は無い。レンズの成形加工性の面から、コバの厚さはレンズ外周部の厚さの70〜130%の範囲にあることが好ましい。レンズ外周部にコバを設けた場合、コバ部に光が入射すると、ゴーストやフレアの原因となることがある。その場合は、必要に応じて、レンズ間に入射光を制限する遮光マスクを設ければよい。
本発明の撮像レンズLAは、撮像モジュールなどに利用される前に、第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側、像面側のレンズ表面に反射防止膜、IRカット膜、表面硬化など公知の表面処理を施しても良い。撮像レンズLAを使用した撮像モジュールは、携帯用モジュールカメラ、WEBカメラ、パソコン、デジタルカメラ、自動車や各種産業機器の光センサー、モニターなどに使用される。
以下、本発明の撮像レンズLAの具体的実施例について説明する。各実施例に記載されている記号は以下のことを示す。なお、距離の単位はmmである。
f :撮像レンズLA全体の焦点距離
f1 :第1レンズL1の焦点距離
f2 :第2レンズL2の焦点距離
Fno :Fナンバー
S1 :絞り
R :光学面の曲率半径、レンズの場合は中心曲率半径
R1 :第1レンズL1の物体側の面の曲率半径
R2 :第1レンズL1の像面側の面の曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
R4 :第2レンズL2の像面側の面の曲率半径
R5 :ガラス平面GLの物体側の面
R6 :ガラス平面GLの像面側の面
d :レンズ又はレンズ間距離
d1 :第1レンズL1の中心厚
d2 :第1レンズL1の像面側と第2レンズL2の物体側面との距離
d3 :第2レンズL2の中心厚
d4 :第2レンズL2の像面側とガラス平面GLの物体側面との距離
d5 :ガラス平面GLの中心厚
nd :d線の屈折率
n1 :第1レンズL1の屈折率
n2 :第2レンズL2の屈折率
n3 :ガラス平面GLの屈折率
νd :d線でのアッベ数
ν1 :第1レンズのアッベ数
ν2 :第2レンズのアッベ数
ν3 :ガラス平面GLのアッベ数
TTL :光学長
撮像レンズLAの第1レンズL1、第2レンズL2のそれぞれのレンズ面の非球面形状は、yを光の進行方向を正とした光軸に、xを光軸と直交する方向とした軸として、下記の非球面多項式で表される。
y=(x/R)/[1+{1−(k+1)(x/R)}1/2]
+A4x4+A6x6+A8x8+A10x10+A12x12+A14x14 (8)
ただし、Rは光軸上の曲率半径、kは円錐係数、A4、A6、A8、A10、A12、A14は非球面係数である。
各レンズ面の非球面は、便宜上、式(8)で表される非球面を使用している。しかしながら、特にこの式(8)の非球面多項式に限定するものではない。
(実施例1)
図2は、実施例1の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例1の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像側面の曲率半径R、レンズの厚さあるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表1に、円錐係数k、非球面係数の値を表2に示す。
Figure 2009098183
Figure 2009098183
この条件では、表9に示すように条件式(1)〜(5)の範囲内である。
実施例1の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図3に、非点収差及び歪曲収差を図4に、倍率色収差を図5に示す。以上の結果より、実施例1の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有していることがわかる。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。
得られる撮像レンズLAは、全体の焦点距離f、光学長TTL共に短く、小型で、光学特性が良好なことがわかる。
(実施例2)
図6は、実施例2の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例2の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像側面の曲率半径R、レンズの厚さあるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表3に、円錐係数k、非球面係数の値を表4に示す。
Figure 2009098183
Figure 2009098183
この条件では、表9に示すように条件式(1)〜(5)の範囲内である。
実施例2の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図7に、非点収差及び歪曲収差を図8に、倍率色収差を図9に示す。以上の結果より、実施例2の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有していることがわかる。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。
得られる撮像レンズLAは、全体の焦点距離f、光学長TTL共に短く、小型で、光学特性が良好なことがわかる。
(実施例3)
図10は、実施例3の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例3の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像側面の曲率半径R、レンズの厚さあるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表5に、円錐係数k、非球面係数の値を表6に示す。
Figure 2009098183
Figure 2009098183
この条件では、表9に示すように条件式(1)〜(5)の範囲内である。
実施例3の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図11に、非点収差及び歪曲収差を図12に、倍率色収差を図13に示す。以上の結果より、実施例3の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有していることがわかる。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。得られる撮像レンズLAは、全体の焦点距離f、光学長TTL共に短く、小型で、光学特性が良好なことがわかる。
(実施例4)
図14は、実施例4の撮像レンズLAの配置を示す構成図である。実施例4の撮像レンズLAを構成する第1レンズL1及び第2レンズL2のそれぞれの物体側及び像側面の曲率半径R、レンズの厚さあるいはレンズ間距離d、屈折率nd、アッベ数νdを表7に、円錐係数k、非球面係数の値を表8に示す。
Figure 2009098183
Figure 2009098183
この条件では、表9に示すように条件式(1)〜(5)の範囲内である。
実施例4の撮像レンズLAの球面収差(軸上色収差)を図15に、非点収差及び歪曲収差を図16に、倍率色収差を図17に示す。以上の結果より、実施例4の撮像レンズLAは、小型で、良好な光学特性を有していることがわかる。なお、各図の収差は、波長486nm、波長588nm、波長656nmの3波長におけるそれぞれの収差の結果である。又、非点収差のSはサジタル像面に対する収差、Tはタンジェンシャル像面に対する収差である。得られる撮像レンズLAは、全体の焦点距離f、光学長TTL共に短く、小型で、光学特性が良好なことがわかる。
Figure 2009098183
本発明の撮像レンズの実施の一形態を示す概略構成図 本発明の撮像レンズの実施例1を示す概略構成図 実施例1の撮像レンズの球面収差図 実施例1の撮像レンズの非点収差図及び歪曲収差図 実施例1の撮像レンズの倍率色収差図 本発明の撮像レンズの実施例2を示す概略構成図 実施例2の撮像レンズの球面収差図 実施例2の撮像レンズの非点収差図及び歪曲収差図 実施例2の撮像レンズの倍率色収差図 本発明の撮像レンズの実施例3を示す概略構成図 実施例3の撮像レンズの球面収差図 実施例3の撮像レンズの非点収差図及び歪曲収差図 実施例3の撮像レンズの倍率色収差図 本発明の撮像レンズの実施例4を示す概略構成図 実施例4の撮像レンズの球面収差図 実施例4の撮像レンズの非点収差図及び歪曲収差図 実施例4の撮像レンズの倍率色収差図
符号の説明
LA :撮像レンズ
S1 :絞り
L1 :第1レンズ
L2 :第2レンズ
GF :ガラス平板
R1 :第1レンズL1の物体側の面の曲率半径
R2 :第1レンズL1の像面側の面の曲率半径
R3 :第2レンズL2の物体側の面の曲率半径
R4 :第2レンズL2の像面側の面の曲率半径
R5 :ガラス平面GLの物体側の面
R6 :ガラス平面GLの像面側の面
d1 :第1レンズL1の中心厚
d2 :第1レンズL1の像面側と第2レンズL2の物体側面との距離
d3 :第2レンズL2の中心厚
d4 :第2レンズL2の像面側とガラス平面GLの物体側面との距離
d5 :ガラス平面GLの中心厚
nd :d線の屈折率
n1 :第1レンズL1の屈折率
n2 :第2レンズL2の屈折率
n3 :ガラス平面GLの屈折率

Claims (3)

  1. 物体から像面側へ向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の第1レンズと像面側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカス形状の以下の第2レンズを配置し、下記の条件式(1)〜(4)を満足することを特徴とする撮像レンズ。
    0.30<f1/f2<1.30 ・・・(1)
    0.20<d1/f<0.30 ・・・(2)
    0.28<d3/f<0.45 ・・・(3)
    0.50<R1/R2<0.68 ・・・(4)
    但し、
    f:撮像レンズ全体の焦点距離
    f1:第1レンズの焦点距離
    f2:第2レンズの焦点距離
    d1:第1レンズの中心厚
    d3:第2レンズの中心厚
    R1:第1レンズ物体側の曲率半径
    R2:第1レンズ像面側の曲率半径
  2. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
    4.00<R3/R4<15.50 ・・・(5)
    但し、
    R3:第2レンズ物体側の曲率半径
    R4:第2レンズ像面側の曲率半径
  3. 以下の条件式(6)及び(7)を満足することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の撮像レンズ。
    d1<0.50mm ・・・(6)
    d3<0.60mm ・・・(7)
    但し、
    d1:第1レンズの中心厚
    d3:第2レンズの中心厚
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128883A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Enplas Corp 撮像レンズ
JP2011133893A (ja) * 2009-12-23 2011-07-07 Ashu Kogaku Kofun Yugenkoshi 結像レンズ
JPWO2012173026A1 (ja) * 2011-06-15 2015-02-23 コニカミノルタ株式会社 撮像装置用の撮像レンズ及び撮像装置
CN113504631A (zh) * 2021-07-22 2021-10-15 广东旭业光电科技股份有限公司 一种透镜组件及轻薄型摄像镜头

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