JP2009096247A - キャブマウントのラテラルロッド - Google Patents

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Nobuyuki Tamura
信之 田村
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Abstract

【課題】トラックのキャブマウントにおいて耐久性と乗り心地性を両立する。
【解決手段】フレーム側のクロスメンバー106とキャブ側のフローティングバー108との間に介設されてキャブ102の横揺れを防止するラテラルロッド10を設ける。ラテラルロッドは、ロッド本体16と第1防振ブッシュ18と第2防振ブッシュ20とからなり、第2防振ブッシュでは、第2ゴム状弾性部32をすぐり部のない筒状に形成するとともに、第1防振ブッシュでは、第1ゴム状弾性部28を、ロッド本体16の長手方向に直交する方向Mにおける第1内筒26を挟んだ両側にて第1外筒24との間を連結する一対の弾性連結部36で構成し、長手方向Lにおける第1内筒26を挟んだ両側において第1外筒24との間に軸方向S1に貫通する一対のすぐり部38を設け、更に、各すぐり部に第1内筒26側から突出するストッパゴム部40を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラックのキャブマウントに用いられるラテラルロッド関するものである。
トラックのキャブ(即ち、運転台)をフレームに対して支承するためにキャブマウントが用いられている。キャブマウントは、例えば、下記特許文献1に開示されているように、フレームに固定される車両幅方向に延びるクロスメンバーと、スプリングを介して両端が前記クロスメンバーに取り付けられるフローティングバーとを備えてなり、フローティングバー上にキャブ、特にその後端部が結合されることで、キャブをフレームに対して防振的に支持するよう構成されている。
なお、下記特許文献2には、ロッド本体と、該ロッド本体の両端部にそれぞれ防振ブッシュが設けられた防振連結ロッドが開示されているが、この防振連結ロッドは、エンジンを支持するトルクロッドや、サスペンションリンクなどとして用いられるものであり、本発明の特徴を何ら開示するものではない。
特開平7−223558号公報 特開2005−291448号公報
上記のような車両幅方向に延びるフローティングバーとクロスメンバーを備えるキャブマウントにおいては、フレーム側のクロスメンバーに対してフローティングバーが車両幅方向に相対変位することによるキャブの横揺れが問題となる。このようなキャブの横揺れを防止するためには、クロスメンバーとフローティングバーとの間を、車両幅方向に延びるラテラルロッドを介して連結することで、両者の車両幅方向における振動を低減することが有効である。
このようなラテラルロッドとして、ロッド本体の両端部に筒状保持部を有し、両筒状保持部内にそれぞれ防振ブッシュを保持させるとともに、該防振ブッシュとして、内筒と筒状保持部との間を全周にわたって連結する筒状のゴム状弾性体で構成したものを用いた場合、次のような問題がある。すなわち、このようなゴム状弾性体にすぐり部を有しない防振ブッシュの場合、耐久性には優れるものの、軸直角方向における静バネ定数が高い。そのため、主たる荷重入力方向であるロッド本体の長手方向での入力に対して振動が伝わりやすく、フレームの振動がキャブに伝わって乗り心地性を損なう。かかる問題に対して、単に材料変更によりバネ定数の低いゴム状弾性体を用いると、耐久性が損なわれてしまう。特に、トラックでは、乗用車とは比較にならないほど厳しい耐久性が要求されるので、かかる過酷な耐久性を満足しつつ、乗り心地性を改善することが求められる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、耐久性と乗り心地性を両立することができるキャブマウントのラテラルロッドを提供することを目的とする。
本発明に係るキャブマウントのラテラルロッドは、トラックのキャブマウントにおいて、車両幅方向に延びるフレーム側のクロスメンバーと、スプリングを介して両端が前記クロスメンバーに取り付けられる車両幅方向に延びるキャブ側のフローティングバーと、の間に介設されて、前記フローティングバーの車両幅方向における振動を低減するためのものである。該ラテラルロッドは、長手方向の両端部に第1筒状保持部及び第2筒状保持部を有し、前記長手方向を車両幅方向に向け、かつ前記第1筒状保持部と前記第2筒状保持部の軸方向を車両前後方向に向けて配されるロッド本体と、前記第1筒状保持部内に保持されて、前記フローティングバーと前記クロスメンバーのいずれか一方に連結される第1防振ブッシュと、前記第2筒状保持部内に保持されて、前記フローティングバーと前記クロスメンバーのいずれか他方に連結される第2防振ブッシュと、を備えてなる。
そして、前記第1防振ブッシュは、前記第1筒状保持部に圧入される第1外筒と、前記第1外筒内に同軸状に配された第1内筒と、前記第1外筒と第1内筒の間に介設された第1ゴム状弾性部とを備えてなり、前記第1ゴム状弾性部が、前記ロッド本体の長手方向に直交する方向における前記第1内筒を挟んだ両側にて前記第1外筒と第1内筒との間を連結する一対の弾性連結部からなり、前記長手方向における前記第1内筒を挟んだ両側において前記第1外筒と第1内筒の間に軸方向に貫通する一対のすぐり部が設けられ、前記一対のすぐり部にはそれぞれ前記第1内筒側から径方向外方に向けて突出して前記第1外筒との間でストッパ作用を発揮する一対のストッパゴム部が設けられている。また、前記第2防振ブッシュは、前記第2筒状保持部内に同軸状に配された第2内筒と、前記第2内筒を前記第2筒状保持部に対して保持する第2ゴム状弾性部とを備えてなり、前記第2ゴム状弾性部が、前記第2内筒と前記第2筒状保持部との間を全周にわたって連結する筒状に形成されている。
上記構成によれば、クロスメンバーとフローティングバーとの間に介設されるラテラルロッドにおいて、そのうちの一方に連結される第2防振ブッシュでは、第2ゴム状弾性部を、第2内筒と第2筒状保持部との間を全周にわたって連結するすぐり部を持たない筒状のゴム状弾性体で構成したので、耐久性に優れる。
もう一方の防振ブッシュ、即ち第1防振ブッシュでは、第1ゴム状弾性部を上記一対の弾性連結部で構成することで、主入力方向であるロッド本体の長手方向での入力をゴム状弾性体の剪断変形のみで受けることができ、そのため、同入力方向での静バネ定数を下げて、乗り心地性を改善することができる。また、過大な入力に対しては、ストッパゴム部により第1内筒の過大変位が規制され、弾性連結部の歪みが制限されるので、耐久性を確保することができる。
このように本発明のラテラルロッドであると、過酷な耐久性が要求されるキャブマウントにおいて、かかる要求を満足しつつ、乗り心地性を改善することができる。
以下に本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係るラテラルロッド10の一部を切断した平面図である。ラテラルロッド10は、図9に示すように、トラックのキャブマウント100に用いられるものである。
このキャブマウント100は、キャブ102の後端部をフレーム104上に防振的に支持するためのマウントであり、車両の略全幅にわたって車両幅方向Yに延びるクロスメンバー106と、その上方Z1においてクロスメンバー106と平行に車両幅方向Yに延びるフローティングバー108と、クロスメンバー106とフローティングバー108の間に介設されたラテラルロッド10とを備えてなる。
クロスメンバー106は、この例では、図9,10に示すように、中央部106Aが上方Z1に凸状に屈曲形成された車両幅方向Yに延びる第1部材110と、第1部材110の両端部から下方Z2に延びる左右一対の第2部材112及び第3部材114とからなり、全体としてアーチ状に形成されている。そして、第2部材112と第3部材114の下端部でフレーム104に固定されている。
フローティングバー108は、クロスメンバー106と同様に、車両幅方向Yにおける中央部108Aが上方Z1に凸状に屈曲形成された部材であり、その両端部108B,108Bがエアスプリング116とショックアブソーバ118を介してクロスメンバー106の両端部106B,106Bに結合されている。フローティングバー108の両端部108Bの上面にはゴム弾性体からなるマウンティングクッション120が設けられており、このマウンティングクッション120上にキャブ102が載置されている。
ラテラルロッド10は、クロスメンバー106の中央部106Aと、これよりも車両幅方向Yの端部寄りに位置するフローティングバー108の傾斜部108Cとの間を連結して、フローティングバー108の車両幅方向Yにおける振動を低減する部材である。
図1に示すように、ラテラルロッド10は、長手方向Lの両端部に第1筒状保持部12及び第2筒状保持部14を有するロッド本体16と、第1筒状保持部12内に保持される第1防振ブッシュ18と、第2筒状保持部14内に保持される第2防振ブッシュ20とからなる。
ロッド本体16は、断面円形の棒状をなすロッド部22の両端に、円筒状の第1及び第2筒状保持部12,14を溶接で固定してなる。第1筒状保持部12と第2筒状保持部14は、両者の軸芯O1及びO2が互いに平行で、かつ、ロッド本体16の長手方向Lに垂直に設けられている。また、第1筒状保持部12の方が第2筒状保持部14よりも軸方向寸法が長く設定されている。そして、図9,10に示すように、ロッド本体16は、長手方向Lを車両幅方向Yに向け、かつ第1筒状保持部12と第2筒状保持部14の軸方向S1,S2を車両前後方向Xに向けた状態でキャブマウント100に組み付けられる。
第1防振ブッシュ18は、この例では、フローティングバー108に連結されるブッシュであり、第1筒状保持部12に圧入される円筒状の第1外筒24と、該第1外筒24内に同軸状に配された円筒状の第1内筒26と、第1外筒24と第1内筒26の間に介設された第1ゴム状弾性部28とからなり、第1ゴム状弾性部28は、第1外筒24の内周面24Aと第1内筒26の外周面26Aに加硫接着されている。第1ゴム状弾性部28は、後述する第2ゴム状弾性部32が耐熱ゴムからなるのに対し、通常のゴム材料により形成されている。すなわち、第1ゴム状弾性部28は、耐熱性は第2ゴム状弾性部32よりも劣るものの、機械物性に優れるゴム材料で形成されている。
一方、第2防振ブッシュ20は、この例では、クロスメンバー106に連結されるブッシュであり、第2筒状保持部14内に同軸状に配された円筒状の第2内筒30と、該第2内筒30を第2筒状保持部14に対して保持する第2ゴム状弾性部32とからなる。
第2防振ブッシュ20は、図2に示すように外筒無しのブッシュであり、第2内筒30の外周面30Aに第2ゴム状弾性部32が加硫接着され、第2筒状保持部14内に圧入することで、第2ゴム状弾性部32が圧縮されて第2筒状保持部14内に保持される。第2ゴム状弾性部32は、第2内筒30と第2筒状保持部14との間を全周にわたって連結する筒状に形成されており、軸方向S2に貫通するすぐり部を持たないゴム部材である。
第2防振ブッシュ20は、第2内筒30の軸方向中心30Xが第2筒状保持部14の軸方向中心14Xに対して軸方向S2に偏らせて設けられている。そして、図2,3に示すように、第2ゴム状弾性部32の軸方向S2における一方側の側面32Aに、誤組み付け防止用突部34が第2内筒30を取り囲むように周方向に延びるリング状に設けられている。この突部34は目視による識別用の微小な突起であり、該突部34を目印にして第2防振ブッシュ20を第2筒状保持部14に圧入する。これにより、軸方向中心がずれた第2防振ブッシュ20と第2筒状保持部14を、方向性を誤ることなく組み付けることができる。
図1,4及び5に示すように、第1防振ブッシュ18の第1ゴム状弾性部28は、ロッド本体16の長手方向Lに直交する方向Mにおける第1内筒26を挟んだ両側にて、第1外筒24と第1内筒26との間を連結する一対の対称な弾性連結部36,36からなる。この弾性連結部36の幅(周方向における幅)W1は、第1内筒26の直径(外径)Dよりも小さく設定されている。
また、このように第1外筒24と第1内筒26との間を弾性連結部36で連結したことにより、前記長手方向Lにおける第1内筒26を挟んだ両側には、第1外筒24と第1内筒26の間に軸方向S1に貫通する一対のすぐり部38,38が対称に設けられている。すぐり部38,38には、第1内筒26の外周面26Aから径方向外方に向けて突出して第1外筒24との間でストッパ作用を発揮する一対のストッパゴム部40,40が対称に設けられている。これにより、すぐり部38は、ストッパゴム部40が設けられた中央部での隙間が小さく、両端部で幅広に形成されている。ストッパゴム部40の幅(周方向における幅)W2は、第1内筒26の直径Dよりも小さく設定されている。
図6,7に示すように、第1防振ブッシュ18は、第1外筒24と第1内筒26の間で第1ゴム状弾性部28を加硫成形することにより形成され、加硫成形後に不図示のダイスを用いて縮径方向に絞り加工が施されることで、図4,5に示す第1防振ブッシュ18が得られる。
図8に示すように、第1防振ブッシュ18の軸方向S1に垂直な方向に切断した断面形状において、弾性連結部36の周方向側面36Aとストッパゴム部40の周方向側面40Aが単一の第1円弧R1により接続されている。この第1円弧R1は、弾性連結部36の周方向側面36Aから第1外筒24側(即ち、すぐり部38の外周側の側面)に連なる第2円弧R2よりも曲率半径が大きく設定されており、詳細には第1円弧R1は第2円弧R2の2倍以上に設定されている。このように弾性連結部36とストッパゴム部40を接続する第1円弧R1を大きくすることにより、この部分のすぐり部38が亀裂の核にならないようにして耐久性を向上することができる。一方で、第1円弧R1を大きくすると、通常であれば、第1ゴム状弾性部28の自由長が短くなるが、本実施形態では、ストッパゴム部40の幅W2を小さくしたので、自由長を確保することができる。
第1防振ブッシュ18は、第1内筒26の軸方向中心26Xが第1外筒24の軸方向中心24Xに対して軸方向S1に偏らせて設けられている。そして、図4,5に示すように、一対のストッパゴム部40,40の軸方向S1における一方側の側面40B,40Bの第1内筒26側の付け根部に、ブロック状の誤組み付け防止用突部42がそれぞれ設けられている。この突部42は、第1防振ブッシュ18を第1筒状保持部12に圧入する際に、不図示の圧入治具の凹部に嵌合することで、第1防振ブッシュ18の周方向における位置決めに利用されるとともに、軸方向中心がずれた第1防振ブッシュ18と第1筒状保持部12を方向性を誤ることなく組み付けるために利用される。
以上よりなるラテラルロッド10は、図9,10に示すように、第1防振ブッシュ18の第1内筒26がボルト122を用いてフローティングバー108に固定され、また、第2防振ブッシュ20の第2内筒30がボルト124を用いてクロスメンバー106に固定されることで、キャブマウント100に組み付けられる。
本実施形態によれば、クロスメンバー106とフローティングバー108との間に介設されるラテラルロッド10において、車両幅方向Yの中央部にてクロスメンバー106と連結される第2防振ブッシュ20では、第2ゴム状弾性部32を、すぐり部を持たない筒状のゴム状弾性体で構成したので、耐久性に優れる。一般に、車両幅方向中央部は、エンジンに近く高温となりやすいが、第2防振ブッシュ20であると、第2ゴム状弾性部32に耐熱ゴムが使用され、また、すぐり部を有しない構造であるので、材料的にも形状的にも優れた耐久性を確保することができる。
もう一方の第1防振ブッシュ18は、第2防振ブッシュ20よりも車両幅方向Yの端部寄りに位置しており、その分エンジンから遠いので、乗り心地性を確保するためのすぐり部38を第1ゴム状弾性部28に設けている。すなわち、第1防振ブッシュ18では、第1ゴム状弾性部28を上記一対の弾性連結部36で構成したので、主入力方向であるロッド本体16の長手方向Lでの入力をゴム状弾性体の剪断変形で受けることができる。特に、弾性連結部36の幅W1が第1内筒26の直径Dよりも小なので、上記長手方向Lでの入力に対して第1ゴム状弾性部28には圧縮はかからず、剪断変形のみとなる。そのため、同入力方向での静バネ定数を下げて、乗り心地性を改善することができる。
また、第1防振ブッシュ18は、上記長手方向Lでの過大な入力に対しては、ストッパゴム部40により第1内筒26の過大変位が規制され、弾性連結部36の歪みが制限されるので、耐久性を確保することができる。しかも、このストッパゴム部40の幅W2を第1内筒26の直径Dよりも小さく設定したので、ゴム弾性体の自由長は確保することができ、この点からも耐久性に優れる。
以上より、本実施形態であると、過酷な耐久性が要求されるキャブマウントにおいて、かかる要求を満足しつつ、乗り心地性を改善することができる。
なお、上記実施形態では、第1防振ブッシュ18をフローティングバー108に、第2防振ブッシュ20をクロスメンバー106にそれぞれ取り付けたが、逆に、第1防振ブッシュ18をクロスメンバー106に、第2防振ブッシュ20をフローティングバー108に取り付けてもよい。いずれにしてもエンジンから近い側に第2防振ブッシュ20、遠い側に第1防振ブッシュ18を設けることが好適である。
また、上記実施形態では、第2防振ブッシュ20を外筒なしとして第2ゴム状弾性部32を圧入するタイプとしたが、第2ゴム状弾性部32を第2筒状保持部14に一体に加硫成形してもよい。また、第2防振ブッシュ20に外筒を設けて、該外筒を第2筒状保持部14に圧入するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るラテラルロッドの一部切断平面図である。 同ラテラルロッドの第2防振ブッシュの断面図である。 図2のIII部拡大図である。 同ラテラルロッドの第1防振ブッシュの平面図である 図4のV−V線断面図である。 第1防振ブッシュの絞り加工前の平面図である。 図6のVII−VII線断面図である。 図6のVIII部を拡大した断面図である。 同ラテラルロッドを組み込んだキャブマウントを示すトラックのキャブ付近の後方から見た図である。 同キャブマウントの分解斜視図である。
符号の説明
10…ラテラルロッド
12…第1筒状保持部
14…第2筒状保持部、14X…軸方向中心
16…ロッド本体
18…第1防振ブッシュ
20…第2防振ブッシュ
24…第1外筒、24A…内周面、24X…軸方向中心
26…第1内筒、26A…外周面、26X…軸方向中心
28…第1ゴム状弾性部
30…第2内筒、30X…軸方向中心
32…第2ゴム状弾性部、32A…側面
34…誤組み付け防止用突部
36…弾性連結部、36A…周方向側面
38…すぐり部
40…ストッパゴム部、40A…周方向側面、40B…軸方向における側面
42…誤組み付け防止用突部
100…キャブマウント
102…キャブ
104…フレーム
106…クロスメンバ
108…フローティングバー、108B…端部
116…エアスプリング
Y…車両幅方向
L…長手方向
M…長手方向に直交する方向
S1…第1筒状保持部の軸方向
S2…第2筒状保持部の軸方向
W1…弾性連結部の幅
W2…ストッパゴム部の幅
R1…第1円弧
R2…第2円弧

Claims (6)

  1. トラックのキャブマウントにおいて、車両幅方向に延びるフレーム側のクロスメンバーと、スプリングを介して両端が前記クロスメンバーに取り付けられる車両幅方向に延びるキャブ側のフローティングバーと、の間に介設されて、前記フローティングバーの車両幅方向における振動を低減するためのラテラルロッドであって、
    長手方向の両端部に第1筒状保持部及び第2筒状保持部を有し、前記長手方向を車両幅方向に向け、かつ前記第1筒状保持部と前記第2筒状保持部の軸方向を車両前後方向に向けて配されるロッド本体と、
    前記第1筒状保持部内に保持されて、前記フローティングバーと前記クロスメンバーのいずれか一方に連結される第1防振ブッシュと、
    前記第2筒状保持部内に保持されて、前記フローティングバーと前記クロスメンバーのいずれか他方に連結される第2防振ブッシュと、
    を備えてなり、
    前記第1防振ブッシュは、前記第1筒状保持部に圧入される第1外筒と、前記第1外筒内に同軸状に配された第1内筒と、前記第1外筒と第1内筒の間に介設された第1ゴム状弾性部とを備えてなり、前記第1ゴム状弾性部が、前記ロッド本体の長手方向に直交する方向における前記第1内筒を挟んだ両側にて前記第1外筒と第1内筒との間を連結する一対の弾性連結部からなり、前記長手方向における前記第1内筒を挟んだ両側において前記第1外筒と第1内筒の間に軸方向に貫通する一対のすぐり部が設けられ、前記一対のすぐり部にはそれぞれ前記第1内筒側から径方向外方に向けて突出して前記第1外筒との間でストッパ作用を発揮する一対のストッパゴム部が設けられ、
    前記第2防振ブッシュは、前記第2筒状保持部内に同軸状に配された第2内筒と、前記第2内筒を前記第2筒状保持部に対して保持する第2ゴム状弾性部とを備えてなり、前記第2ゴム状弾性部が、前記第2内筒と前記第2筒状保持部との間を全周にわたって連結する筒状に形成された、
    キャブマウントのラテラルロッド。
  2. 前記第2防振ブッシュが、前記クロスメンバーの車両幅方向における中央部に連結されるとともに、前記第1防振ブッシュが、前記第2防振ブッシュよりも車両幅方向の端部寄りで前記フローティングバーに連結されるものである、請求項1記載のラテラルロッド。
  3. 前記第1ゴム状弾性部の各弾性連結部の幅が前記第1内筒の直径よりも小さく設定され、各前記ストッパゴム部の幅が前記第1内筒の直径よりも小さく設定された、請求項1記載のラテラルロッド。
  4. 前記第1防振ブッシュの軸方向に垂直な方向に切断した断面形状において、前記弾性連結部の周方向側面と前記ストッパゴム部の周方向側面が単一の第1円弧により接続されるとともに、前記第1円弧が、前記弾性連結部の周方向側面から前記第1外筒側に連なる第2円弧よりも曲率半径が大きく設定された、請求項3記載のラテラルロッド。
  5. 前記第1防振ブッシュは、前記第1内筒の軸方向中心が前記第1外筒の軸方向中心に対して軸方向に偏らせて設けられ、前記一対のストッパゴム部の軸方向における一方側の側面にブロック状の誤組み付け防止用突部が設けられた、請求項1記載のラテラルロッド。
  6. 前記第2防振ブッシュは、前記第2内筒の軸方向中心が前記第2筒状保持部の軸方向中心に対して軸方向に偏らせて設けられ、前記第2ゴム状弾性部の軸方向における一方側の側面に誤組み付け防止用突部が周方向にリング状に設けられた、請求項1記載のラテラルロッド。
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