JP2009093323A - 画像処理装置およびプログラム - Google Patents

画像処理装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009093323A
JP2009093323A JP2007261788A JP2007261788A JP2009093323A JP 2009093323 A JP2009093323 A JP 2009093323A JP 2007261788 A JP2007261788 A JP 2007261788A JP 2007261788 A JP2007261788 A JP 2007261788A JP 2009093323 A JP2009093323 A JP 2009093323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
unit
pixel
image
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007261788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5144202B2 (ja
Inventor
Taketo Tsukioka
健人 月岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2007261788A priority Critical patent/JP5144202B2/ja
Priority to CN2008801100211A priority patent/CN101816017B/zh
Priority to PCT/JP2008/067792 priority patent/WO2009044759A1/ja
Priority to EP08836718A priority patent/EP2202684A1/en
Publication of JP2009093323A publication Critical patent/JP2009093323A/ja
Priority to US12/752,428 priority patent/US8249380B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5144202B2 publication Critical patent/JP5144202B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T5/00Image enhancement or restoration
    • G06T5/70Denoising; Smoothing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/409Edge or detail enhancement; Noise or error suppression
    • H04N1/4092Edge or detail enhancement
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/68Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to defects
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20172Image enhancement details
    • G06T2207/20192Edge enhancement; Edge preservation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】孤立点を効果的に除去しつつエッジ部の保存性を向上させる画像処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】注目画素と該注目画素の周辺画素とで特定される所定の領域内にエッジが存在するか否かを判定するエッジ判定手段と、前記所定の領域内において前記注目画素と前記周辺画素との画素値の差分を算出する差分算出手段と、前記差分算出手段によって算出された前記差分から前記エッジ判定手段の判定結果に応じて各前記周辺画素に対する重み係数を算出する重み係数算出手段と、前記重み係数算出手段によって算出された前記重み係数を用いて、前記周辺画素の重み付け平均値を算出する加重平均手段と、前記加重平均手段によって算出された前記周辺画素の重み付け平均値、前記注目画素の画素値、および前記エッジ判定手段の判定結果に基づいて前記注目画素の画素値を少なくとも1回補正する補正手段と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は画像処理に関し、特に画像のノイズを除去する画像処理装置およびプログラムに関するものである。
近年の撮像素子の高画素化に伴い、デジタルカメラ等の撮像装置により得られる画像に重畳されるノイズは増加する傾向にある。このノイズを除去する方法として、従来から様々な手法が考案されてきた。中でも比較的新しい手法として、バイラテラルフィルタというものが提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
この手法では、図15(a)に示すように、画像の各画素(注目画素)Pに対し、その近傍内で相対座標(i,j)にある周辺画素Qijの画素値Uijと、注目画素Pの画素値Vとの差分Δijを算出し、さらに、差分Δijおよび注目画素Pと周辺画素Qijとの距離Dijに応じた重みWijを、以下の(0−1)式によって算出する。
Δij=|V−Uji
ij=exp(−(Δij )/σd)*exp(−(Dij )/σD)・・・(0−1)
ここで、|x|はxの絶対値、exp(x)はxの指数関数を表す。また、σd,σDは所定の定数である。
そして、注目画素Pのノイズ低減後の値V’を、周辺画素の画素値Uijを用いて以下の(0−2)式によって算出する。
V’=(Σij(Wij*Uij))/(Σijij)・・・(0−2)
上記の(0−1)式により計算される重みWijは、差分Δijまたは距離Dijが大きいほど小さくなる。したがって、注目画素Pの画素値と近い値を持ち、距離Dijが小さい画素ほど(0−2)式の加重平均における寄与が大きくなる。その結果、図15(b)に示すようなエッジ部においても、重みは図15(c)のような分布になり、主にエッジに関して同じ側にある画素を用いた平均がとられることになり、エッジをぼかすことなくノイズを低減することができる。
特開2006−14164号公報 特開平8−190628号公報
しかしながら、このような周辺画素の加重平均によるノイズ低減法では、特に孤立したノイズが残りやすいという問題があった。
また、ノイズ低減効果を高めることを目的として該処理を繰り返し行うと、エッジ部分のぼけが大きくなるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、孤立点を効果的に除去しつつエッジ部の保存性を向上させる画像処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明に係る画像処理装置は、注目画素と該注目画素の周辺画素とで特定される所定の領域内にエッジが存在するか否かを判定するエッジ判定手段と、前記所定の領域内において前記注目画素と前記周辺画素との画素値の差分を算出する差分算出手段と、前記差分算出手段によって算出された前記差分から前記エッジ判定手段の判定結果に応じて各前記周辺画素に対する重み係数を算出する重み係数算出手段と、前記重み係数算出手段によって算出された前記重み係数を用いて、前記周辺画素の重み付け平均値を算出する加重平均手段と、前記加重平均手段によって算出された前記周辺画素の重み付け平均値、前記注目画素の画素値、および前記エッジ判定手段の判定結果に基づいて前記注目画素の画素値を少なくとも1回補正する補正手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、エッジ判定を行い、その判定結果に応じた重み係数を用いて加重平均を行うことによってノイズ低減を行う。さらに、エッジ判定の結果に応じて注目画素の画素値の補正を行い、補正後の注目画素を用いてノイズ低減処理を少なくとも1回繰り返す。これにより、エッジ部と平坦部において適切なノイズ低減を行うことができるので、平坦部において孤立点が残りにくいようにノイズ低減を行うことができるとともに、エッジ部においてエッジを保存させつつノイズ低減を行うことが可能となる。
本発明に係る画像処理プログラムは、注目画素と該注目画素の周辺画素とで特定される所定の領域内にエッジが存在するか否かを判定するエッジ判定処理と、前記所定の領域内において前記注目画素と前記周辺画素との画素値の差分を算出する差分算出処理と、前記差分算出処理によって算出された前記差分から前記エッジ判定処理の判定結果に応じて各前記周辺画素に対する重み係数を算出する重み係数算出処理と、前記重み係数算出処理によって算出された前記重み係数を用いて、前記周辺画素の重み付け平均値を算出する加重平均処理と、前記加重平均処理によって算出された前記周辺画素の重み付け平均値、前記注目画素の画素値、および前記エッジ判定処理の判定結果に基づいて前記注目画素の画素値を少なくとも1回補正する補正処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、平坦部において孤立点が残りにくいようにノイズ低減を行うことができるとともに、エッジ部においてエッジを保存させつつノイズ低減を行うことが可能となる。
[第1の実施形態]
以下に、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置について、図面を参照して説明する。
図1に本実施形態に係る画像処理装置を備える撮像装置100の構成図を示す。
撮像装置100は、光学系101、単板撮像素子102、A/D変換部103、補間部104、色変換部105、輝度階調変換部106、色階調変換部107、エッジ強調部108、色ノイズ低減部109、輝度ノイズ低減部110、圧縮部111、記録部112、およびバッファ113を備えている。
単板撮像素子102は、A/D変換部103、バッファ113、および補間部104をこの順に経て、色変換部105に接続している。色変換部105は、輝度階調変換部106、エッジ強調部108、および輝度ノイズ低減部110を経て圧縮部111に接続する。また、色階調変換部107、および色ノイズ低減部109を経て、圧縮部111に接続している。圧縮部111は記録部112に接続している。
ここで、図2に示すように、輝度ノイズ低減部110および色ノイズ低減部109は、同一の構成を有しており、縮小部(縮小手段)201、エッジ抽出部(エッジ判定手段)202、重み算出部(重み係数算出手段)203、加重平均部(加重平均手段)204、バッファA206、バッファB207、および補正部(補正手段)205を備えている。
エッジ強調部108は、輝度ノイズ低減部110のバッファA206と接続し、色階調変換部107は色ノイズ低減部109のバッファA206と接続する。エッジ強調部108および色階調変換部107のいずれにおいても、縮小部201はバッファA206およびエッジ抽出部202に、エッジ抽出部202は重み算出部203に、重み算出部203は加重平均部204にそれぞれ接続する。また、補正部205は、重み算出部203、加重平均部204、バッファA206、およびバッファB207と双方向で接続し、補正部205はまた圧縮部111にも接続する。
次に、撮像装置100の作用について説明する。
図示しないシャッタボタンが押下されると、光学系101により結像された光学像が単板撮像素子102により電気信号に変換され、さらにA/D変換部103によりA/D変換されて、各画素に一種類の色成分が得られている状態のデジタル画像としてバッファ113に保存される。
補間部104は、バッファ113に保存された前記デジタル画像の各画素に対し、近傍の所定範囲内にある画素値を読み出し、各画素で欠落している色成分を補う補間処理を行う。なお、ここでの補間処理は公知のものであり、注目画素で欠落している色成分が得られている周囲画素の画素値を加重平均することで、注目画素で欠落している色成分の値を生成する。補間部104の処理の結果、各画素で得られたRGB値は、次に色変換部105に出力される。
色変換部105は、各画素で得られたRGB値を3x3マトリックスで調整した後で輝度成分Yおよび色差成分Cr,Cbに変換し、輝度成分を輝度階調変換部106に、色差成分を色階調変換部107に出力する。
色階調変換部107は、色差信号にガンマ処理を行い、処理結果を色ノイズ低減部109内のバッファA206に出力する。一方、輝度階調変換部106は、輝度成分にガンマ処理を行い、エッジ強調部108に出力する。エッジ強調部108は、ガンマ処理された後の輝度成分に対してアンシャープマスクなど公知のエッジ強調処理を施して、輝度ノイズ低減部110内のバッファA206に出力する。
以上の処理が、バッファ113に保存された前記デジタル画像の全画素に対して終了すると、色ノイズ低減部109内のバッファA206には、色ノイズ低減前の色差成分Crを画素値とする画像(以下、「Cr画像」とする。)、および、色ノイズ低減前の色差成分Cbを画素値とする画像(以下、「Cb画像」とする。)の二枚の画像が蓄積された状態となる。また、輝度ノイズ低減部110内のバッファA206には、輝度ノイズ低減前の輝度信号Yを画素値とする画像(以下、輝度画像と呼ぶ)が蓄積された状態となる。
その後、色ノイズ低減部109は、内部のバッファA206にあるCr画像およびCb画像各々に対して色ノイズ低減処理を施し、色ノイズ低減後の各々の画像を圧縮部111に出力する。また、輝度ノイズ低減処理部110は、内部のバッファA206にある輝度画像に対して輝度ノイズ低減処理を行い、輝度ノイズ低減後の輝度画像を同じく圧縮部111に出力する。
圧縮部111は、色ノイズ低減後のCr画像およびCb画像と、輝度ノイズ低減後の輝度画像を所定の符号化フォーマットに変換・圧縮し、記録部112に出力する。記録部112は圧縮部111により符号化・圧縮されたデータを記録媒体に記録する。
次に、色ノイズ低減部109および輝度ノイズ低減部110の作用を詳しく説明する。
なお、色ノイズ低減部109がバッファA206内のCr,Cb画像各々に対して施す処理は、輝度ノイズ低減部110がバッファA206内の輝度画像に対して施す処理と基本的に同じであり、処理パラメータが異なるだけである。したがって、以下、輝度ノイズ低減部110の作用を主に説明し、色ノイズ低減部109の作用については異なる点についてのみ説明する。
輝度ノイズ低減部110では、まず縮小部201が、バッファA206内の輝度画像に公知の縮小処理を施して1/M倍(Mは定数)にし、縮小された輝度画像をエッジ抽出部202に出力する。エッジ抽出部202では、縮小された輝度画像に対して公知のエッジ抽出処理を行い、縮小画像の各画素(x,y)の抽出結果E(x,y)から、各画素エッジが存在する程度を示すエッジ指標α(x,y)を、以下の(1)式のように計算し、内部のバッファに保存する。
α(x,y)=f(E(x,y))・・・(1)
ここで、関数f(x)は、図3に示すように、入力値が所定値以下であれば0、所定値以上であれば1となりその間の値についてはなめらかに遷移する。このように、所定値以下で0とすることで、縮小画像に含まれるノイズの影響を緩和してエッジ指標を設定することができる。
次に、補正部205、重み算出部203、加重平均部204が連携して処理を行う。その際、同じ流れの一連の処理(以下、「連携処理」とする。)が、バッファA206内の画像のノイズの程度に応じて定められる所定回数分、繰り返し行われる。
各連携処理では、バッファA206あるいはバッファB207のどちらかを入力バッファとして画像を読み出し、処理を行って、処理結果を読み出した側とは異なる側のバッファに出力する。つまり、バッファA206から画像を読み出した場合には処理結果をバッファB207に、バッファB207から画像を読み出した場合には処理結果をバッファA207に出力する。そして、次回の連携処理では、前回の処理結果を出力した側のバッファを入力バッファとして処理を行う、という動作を繰り返す。なお、初回の処理では、バッファA206を入力バッファとする。
各回の連携処理では、入力バッファ内の画像の注目画素Pごとに、以下の処理が行われる。
まず、補正部205が、注目画素Pの画素値V、および注目画素Pの周囲3x3の近傍画素の画素値Uijを読み出し、内部のバッファに保持する。ここで、i,jはそれぞれ注目画素Pからの相対座標を表し、−1,0,および1のいずれかであって、iとjの両方が同時に0になることはないものとする。
次に、各周辺画素それぞれに対して注目画素との差分Dij=|V−Uij|を計算し、計算結果DijおよびPの座標(x,y)を、重み算出部203に出力する。
重み算出部203は、Pの座標(x,y)に対応するエッジ指標α’をエッジ抽出部202に保持された縮小画像のエッジ指標α(x,y)から算出し、それに応じて、入力されたDijに対する重み係数Wijを計算する。
ここで、エッジ指標α’は、例えば図4に示すように、縮小画像内で座標(x/M,y/M)を囲む4点(x,y),(x+1,y),(x,y+1),(x+1,y+1)を決定し、各点のエッジ指標から以下の(2)式のように算出する。
α’=(1−c)*(1−c)*α(x,y)+(1−c)*c*α(x,y+1)+(1−c)*c*α(x+1,y)+c*c*α(x+1,y+1)・・・(2)
=x/M−x
=y/M−y
また、各周辺画素に対する重み係数Wijを、以下の(3)式のように計算する。
ij=α’*w(Dij)+(1−α’)*w(Dij)・・・(3)
ここで、w(x),w(x)は図5(a)に例示した重み関数で、w(x)は入力値xが特定の値より大きくなると急激に0に近づく関数、w(x)は入力値xに対して緩やかに減少する関数である。なお、(3)式の計算の意味は以下の通りである。
一般に、画像のエッジ部分では、エッジに沿った画素間における画素値の差分は小さく、エッジを横断する画素間における画素値の差分は大きくなる。これに対し、(3)式では、縮小画像においてエッジが検出された部分でw(x)に近い急峻な特性の重み関数で重み係数を計算することになるため、差分の大きさの違いが重み係数に反映される。その結果、エッジに対して注目画素Pと同じ側にある画素(例えば、図6のS)に対する重み係数は大きく、エッジを挟んで異なる側にある画素(例えば、図6のR)に対する重み係数は小さくなる。
一方、画像の平坦部では、ノイズの影響で差分に揺らぎが生じるが、その程度はエッジ部より小さく、周辺画素に対する差分はある狭い範囲に分布する傾向にある。これに対し、(3)式では縮小画像においてエッジが検出されず平坦と判断された部分でw(x)に近い特性の重み関数で重み係数を計算することになるため、多少の差分の変動によらず、重み係数は周辺画素間で近い値を取る。
以上述べたように、重み算出部203は、エッジの有無に応じて近傍に対する重み係数の変化量が変わるように重みWijを計算し、加重平均部204に出力する。また、座標(x,y)に対するエッジ指標α’を、補正部205に出力する。
加重平均部204は、重みWijが入力されると、補正部205の内部に保持されている周辺画素の画素値Uijを読み出し、加重平均を取ることで平滑化する。そして、平滑化結果V’を補正部205に出力する。
V’=(V+Σij(Uij*Wij))/(1+Σijij)・・・(4)
ここで、(4)式における和は、−1,0,1のいずれかで同時に0にならないi,jの組み合わせ全てに対して取るものとする。
補正部205は、加重平均部205から平滑化結果V’が入力されると、重み算出部203から入力されるエッジ指標α’を用いて、注目画素の新たな画素値V’’を以下の式で計算する。
V’’=V (N>N’の時)
V’’=V+β*(V’−V) (N≦N’の時)・・・(5)
N’=ceil(N’’*g(α’))
β=h(α’)
そして、入力バッファでない側のバッファの注目画素Pに対応する画素位置にV’’を出力し、注目画素Pに対する連携処理を終える。
ここで、g(x),h(x)は図5(b),(c)に例示する関数であり、いずれも入力値xに対し減少する関数である。また、Nはこれまでの連携処理の繰り返し回数を表すカウンタで、補正部205内部に保持されている。N’’は連携処理の最大繰り返し回数として予め設定されている。ceil(x)は入力値x以上の最小の整数を表す。
(5)式の処理の結果、エッジ指標α’が0に近いほどV’’は平滑化結果V’に近くなり、また連携処理の繰り返しに応じて値が更新されていく。一方、エッジ指標α’が1に近いと、V’’は元々の注目画素Pの画素値Vに近く、また連携処理を繰り返して行っても値の変化が少なくなっていく。その結果、エッジ部では連携処理を繰り返していっても値があまり平滑化されず、平坦部では連携処理を繰り返えすほど平滑化が進むという効果が得られる。
補正部205は、引き続き入力バッファからラスタ順に次の注目画素を選択し、上記一連の処理を繰り返す。入力バッファの全画素に対する処理が終了すると連携処理は終了となり、補正部205は内部に保持する繰り返し回数のカウンタNを1増加させる。
そして、Nが予め設定された連携処理の最大繰り返し回数N’’を上回った場合、最後の連携処理で出力した側のバッファ内の画像を、圧縮部111に出力する。
以上が、輝度ノイズ低減部110の作用であるが、色ノイズ低減部109においてもまずCr画像、次にCb画像に対して同じ処理が行われる。ただし、縮小部201における縮小率M、図3に示すエッジ指標計算時の閾値T,T、図5に示す関数w(x),w(x),g(x),h(x)の形状、および最大繰り返し回数N’’は輝度ノイズ低減部110とは異なっている。
なお、本実施形態では上記の具体例に限らず様々な変形が可能である。
例えば、本実施の形態では、縮小部201により縮小された画像に対してエッジ指標を算出しているが、孤立点をエッジとして検出する確率が低い任意の公知手法により、バッファA206 内の画像から直接エッジ指標を算出しても良い。例えば、エッジ検出と平滑化を同時に行うラプラシアン−ガウシアンフィルタなどを用いるのが好ましい。
また、重み算出部203での重み算出では、例えば、(3)式に変えて、以下の方法をとってもよい。
ij=w(Dij*scale(α’))・・・(6)
ここで、w(x)は図5(a)に示した関数、scale(x)は図5(d)に示した関数であり、入力値に対する減少関数である。
上記の計算の結果、エッジ指標α’が小さいところではw(x)の入力値が大きくなり、w(x)の形状の結果、Dijの値の変動に対して算出される重み係数の変動は小さくなる。逆に、エッジ指標α’が大きいところではDijの値の変動に対して算出される重み係数の変動が相対的に大きくなり、(3)式と同じ定性的な結果を得ることができる。
また、エッジ抽出部202でのエッジ抽出において、(1)式でエッジ抽出結果の所定値以下を0とするかわりに、公知のノイズ低減手法を用いてノイズの影響を減らす工夫を行ってもよい。
さらに、本実施形態はハードウェアによる実装であったが、同じ処理をソフトウェアで実現することも可能である。
図7および図8に示すフローは、PCのRAM内に設けられたRAWデータバッファに図1のバッファ113と同様に、単板状態の画像が記憶されていることを前提にしている。
図7のフローの説明は以下の通りである。
まず、処理途中のバッファは同じくPCのRAM内に取られているとする。
S1において、RAWデータバッファの単板状態の画像に補間部104と同じ補間処理を施し、結果のカラー(RGB)画像をバッファ1に記憶する。
S2において、バッファ1からカラー画像を読み出し、色変換部103と同じ色変換処理を行って、輝度画像をバッファ2に、Cr画像をバッファ3に、Cb画像をバッファ4に出力する。
S3において、バッファ3からCr画像を読み出し、色階調変換部107と同じγ処理を施してバッファ3に上書きする。また、バッファ4からCb画像を読み出し、色階調変換部107と同じγ処理を施してバッファ4に上書きする。
S4において、バッファ2から輝度画像を読み出し、輝度階調変換部106と同じγ処理を施してバッファ2に上書きする。
S5において、バッファ2から輝度画像を読み出し、エッジ強調部108と同じエッジ強調処理を施してバッファ5に出力する。
S6において、バッファ3内のCr画像に対して色ノイズ低減部109と同じ色ノイズ低減処理を行い、結果をバッファ3に上書きする。
S7において、バッファ4内のCb画像に対して色ノイズ低減部109と同じ色ノイズ低減処理を行い、結果をバッファ4に上書きする。
S8において、バッファ5内の輝度画像に対して輝度ノイズ低減部110と同じ輝度ノイズ低減処理を行い、結果をバッファ5に上書きする。
S9において、バッファ5内のノイズ低減後輝度画像、バッファ3内のノイズ低減後Cr画像、バッファ4内のノイズ低減後Cb画像を読み出し、圧縮部111と同じ符号化・圧縮処理を施し、結果をバッファ1に上書きする。
上記の処理の結果、バッファ1内に記録部112に記録されるものと同じ画像が得られる。
次に、S6、S7、S8におけるノイズ低減処理のフローについて、図8を用いて説明する。
このフローでは、RAM上に別途バッファAおよびバッファBを用意する。
S11において、入力バッファをバッファA,出力バッファをバッファBとし、バッファAにノイズ低減対象の画像をコピーする。繰り返し回数を0に初期化する。
S12において、バッファAから画像を読み出し、縮小部201と同じ処理で縮小率Mの縮小画像を生成。S13において、縮小画像からエッジ抽出部202と同じ処理でエッジ抽出し、縮小画像に対するエッジ指標αを(1)式で計算する。
S14において、補正部205と同じ処理で、入力バッファ内でラスタ順に未処理の注目画素Pを選択し、その画素値Vおよび注目画素Pの3x3周辺画素の画素値Uijを読み出す。
S15において、補正部205同様に差分Dijを計算し、重み算出部203と同様に(2)式でエッジ指標α’,(3)式で重み係数Wijを計算する。
S16において、加重平均部204同様に(4)式で加重平均を取り、平滑化結果V’を計算する。
S17において、補正部205同様に、注目画素Pの新たな画素値V’’を(5)式で計算する。また、計算結果を出力バッファのPに対応する座標位置に記憶する。
S18において、入力バッファ内の全画素に対し処理が終了したかを判定し、終了していない場合はS14に戻る。終了している場合S19に進む。
S19において、繰り返し回数を1増加させる。
S20において、繰り返し回数が最大繰り返し回数N’’を越えたかどうかを判定する。越えた場合はS22に、越えていない場合はS21に進む。
S21において、入力バッファと出力バッファを交代し、(バッファAが入力、バッファBが出力だった場合、バッファBが入力、バッファAが出力とする)処理対象の注目画素Pを入力バッファ内の画像の左上隅にリセット。その後S14に進む。
S22において、出力バッファとなっているバッファから、S11でバッファAに画像をコピーする際のコピー元のメモリアリアに画像をコピーし、ノイズ低減の全処理を終了する。
上述のソフトウェア、ハードウェアの両形態において、入力画像のノイズ量に依存して決定すべき定数として、エッジ指標算出における閾値T、最大繰り返し回数N’’、および重み付け関数w(x),w(x)の形状が挙げられる。
なお、これらを、入力画像のノイズレベルに応じて設定することも可能である。例えば、ISO感度に応じた単板撮像素子102のノイズ特性を予め測定しておき、各ISO感度に適切な上記定数を設定してテーブルとして記憶しておけば、撮像時のISO感度情報に応じて最適なノイズ低減が可能となる。
以上のように、本実施形態に係る画像処理装置によれば、エッジ判定を行い、その判定結果に応じた重み係数を用いて加重平均を行うことによってノイズ低減を行う。さらに、エッジ判定の結果に応じて注目画素の画素値の補正を行い、補正後の注目画素を用いてノイズ低減処理を少なくとも1回繰り返す。これにより、エッジ部と平坦部において適切なノイズ低減を行うことができるので、平坦部において孤立点が残りにくいようにノイズ低減を行うことができるとともに、エッジ部においてエッジを保存させつつノイズ低減を行うことが可能となる。
また、エッジ判定の債に画像を縮小してエッジ判定を行うことにより、孤立点をエッジとして判定するのを防ぎつつ、効率的にエッジ部と平坦部の判定が可能になる。
また、重み係数の変化量を、エッジと判定された領域では大きくし、平坦と判定された領域では小さくすることによって、平坦部では平滑化能力を向上させ、エッジ部ではエッジ保存性を向上させることができる。
また、エッジ抽出部202の判定結果に応じて、注目画素と周辺画素との画素値の差分に対する変化量が小さな重み関数と、前記差分に対する変化量が大きな重み関数とを混合することによって、重み係数の調整をエッジ部と平坦部とで使い分けることが可能となる。
また、エッジ判定結果に応じて、前記差分の大きさを増幅することによって、非常に単純な処理で、重み係数の変化量をエッジ判定に応じて制御することができる。
また、注目画素の画素値を補正する回数を、エッジと判定された領域では少なくし、平坦と判定された領域では多くすることによって、平坦部ほどノイズ低減処理が繰り返されるようになるので、ノイズ低減処理の性能を向上させることが可能となる。
また、一回の補正処理における注目画素の画素値の補正量を、エッジと判定された領域では小さくし、平坦と判定された領域では大きくすることによって、平坦部ほどノイズ低減処理の効果を一回ごとに大きく反映させることができるので、ノイズ低減処理の効率を向上させることが可能となる。
また、重み係数の変化量、注目画素の画素値を補正する回数、および一回の補正処理における注目画素の画素値の補正量のうち少なくとも1つを、入力された画像のノイズレベルに応じて変化させることによって、入力された画像のノイズレベルに応じた処理を行うことが可能となる。
また、エッジ部と平坦部の判定において縮小画像を用いることで、より局所的なノイズに影響されない巨視的な判定を可能にしている。その結果、周辺画素の重み付けによるノイズ低減法の課題を以下のように解決できる。
平坦部と判定された領域で孤立点が残りにくいように重み付けや繰り返し回数が設定され、かつ平坦部の判定が巨視的であるため、孤立点残留の程度を低減することができる。
また、エッジ部において、繰り返し回数と一回の繰り返し当たりの平滑化効果を減少させるため、エッジのなまりも少なくすることができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について、図9を用いて説明する。
本実施形態に係る画像処理装置が第1の実施形態と異なる点は、色ノイズ低減部および輝度ノイズ低減部の代わりにノイズ低減部を設けた点である。以下、本実施形態に係る画像処理装置について、第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。また、第1の実施形態と同一の機能の部分には同一の番号を付し、説明を省略する。
ノイズ低減部301は、第1の実施形態の色ノイズ低減部109および輝度ノイズ低減部110を統合したものにあたり、色階調変換部107およびエッジ強調部108および圧縮部111に接続する。
図10に、ノイズ低減部301内部の構成図を示す。
ノイズ低減部301は、輝度ノイズ低減部304、色ノイズ低減部305、縮小部(縮小手段)302、およびエッジ抽出部(エッジ判定手段)303を備えている。輝度ノイズ低減部304はエッジ強調部108、縮小部302、エッジ抽出部303、および圧縮部111に接続する。また、色ノイズ低減部305は色階調変換部107、縮小部302、エッジ抽出部303、および圧縮部111に接続する。縮小部302は、輝度ノイズ低減部304、色ノイズ低減部305、およびエッジ抽出部303に接続する。
図11に示すように、輝度ノイズ低減部304と色ノイズ低減部305は同一の構成を有しており、第1の実施形態の図2の構成から縮小部201とエッジ抽出部202を除いたものと同じである。接続に関しても、重み算出部203がエッジ抽出部303と接続し、バッファA206が縮小部302と接続している点を除いて同一である。
上記構成を有する画像処理装置の作用について以下に説明する。
なお、ノイズ低減部301以外の作用は、第1の実施形態と同一であるため、ノイズ低減部301の作用について説明する。
エッジ強調部108および色階調変換部107の処理が終了すると、輝度画像が輝度ノイズ低減部304内のバッファA206内に、またCr画像およびCb画像が色ノイズ低減部305内のバッファA206内に蓄積された状態となる。その後、まず縮小部302が輝度ノイズ低減部内のバッファA206にある輝度画像と、色ノイズ低減部305内のバッファA206内にあるCr画像およびCb画像を、同じ縮小率Mで縮小し、エッジ抽出部303に出力する。
エッジ抽出部303では、縮小された輝度画像、Cr画像、Cb画像各々に対してエッジ成分E,Ecr,Ecbを抽出し、さらにE,Ecr,Ecb各々に対し、(1)式によりエッジ指標α、αcr、αcbを算出する。
次に、エッジ指標間の関係から、新たな色差のエッジ指標γcr,γcbを以下のように計算する。
γcr=αcr*mag(αCr−α)*wgt(α)+(1−wgt(α))*α
γcb=αcb*mag(αCb−α)*wgt(α)+(1−wgt(α))*α・・・(7)
ここで、mag(x)およびwgt(x)は、それぞれ図12(a),(b)に例示する関数であり、mag(x)は正の大きな値に対して1以上、負または正の小さい値に対して1に近づく特性、wgt(x)は単調減少の特性を持つ。
上記の式によって計算されたエッジ指標γcrは、αcrがαよりある程度大きい場合には、関数magの効果により、もともとの指標であるαcrより大きな値となる。その結果、輝度情報よりもむしろ色差情報によって解像感が維持されている場所において、色差画像のエッジがより保持されるようにノイズ低減処理が働くので、結果として解像感を維持することができる。
また、γcrは、αがある程度大きい場合には、αの値に近づく特性を持つ。この場合、輝度エッジが強い場所において、色差画像のエッジがより保持されるようにノイズ低減処理が働くので、結果としてエッジ部での色にじみを防止することができる。
エッジ抽出部303が色差に対するエッジ指標をこのように計算し直した後、輝度ノイズ低減部304および色ノイズ低減部305は、エッジ抽出部303内のエッジ指標を用いて各々の内部バッファA206にある輝度画像および色差画像をノイズ低減する。この際の作用は、第1の実施形態における輝度ノイズ低減部110の作用と同じであるので、説明を省略する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理装置によれば、輝度画像のエッジ指標と色差画像のエッジ指標との両方に基づいて、新たに色差画像のエッジ指標を計算するため、輝度エッジに乏しい部分での解像感の低下や輝度エッジが強い部分での色にじみを緩和することができ、より高性能なノイズ低減処理を行うことができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について、図13を用いて説明する。
本実施形態に係る画像処理装置が前述の各実施形態と異なる点は、色ノイズ低減部の内部構成である。以下、本実施形態の画像処理装置について、前述の各実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。また、前述の各実施形態と同一の部分には同じ番号を付し、説明を省略する。
色ノイズ低減部401は、図13に示すように、同じ構成のノイズ低減ユニット(ノイズ除去手段)A402,B403,およびC404が接続された構成になっている。
各ユニットは、図14に示す同一の構成を持っており、入力端子A,Dおよび出力端子B,Dを備える。ノイズ低減ユニットA402はA端子で色階調変換部107、B端子で圧縮部111、C端子およびD端子でそれぞれノイズ低減ユニットB403のA端子およびB端子に接続している。ノイズ低減ユニットB403は、A端子およびB端子がそれぞれノイズ低減ユニットA402のC端子およびD端子に接続し、C端子およびD端子でそれぞれノイズ低減ユニットC404のA端子およびB端子に接続している。ノイズ低減ユニットC404は、A端子およびB端子がそれぞれノイズ低減ユニットB403のC端子およびD端子に接続するが、C端子とD端子は相互に接続されている。
図14に、各ユニットの内部構成を示す。
各ユニットは、縮小部410、合成部411、エッジ抽出部412、および色ノイズ低減部315を備えている。バッファ413は、端子Aを介して外部と接続し、バッファ414は端子Dを介して外部と接続する。縮小部410は、バッファ413および合成部411と接続し、また端子Cに画像を出力する。合成部411はバッファ414、縮小部410および色ノイズ低減部315と接続している。エッジ抽出部412は、バッファ414、および色ノイズ低減部315に接続する。色ノイズ低減部315は、合成部411およびエッジ抽出部412と接続し、また端子Bを介して外部に画像を出力する。
以下に、色ノイズ低減部401の作用について述べる。
まず、図14のノイズ低減ユニットについて説明する。
ノイズ低減ユニットは、端子Aからノイズ低減の対象となる画像が入力されると、入力された画像をノイズ低減処理しないまま縮小した画像を端子Cに出力し、待機状態に入る。その後、端子Dから画像が入力されると待機状態を解除し、以前端子Aから入力された画像にノイズ低減を施したものに相当する画像を、端子Bから出力する。ここで、端子Dから入力された画像は、以前端子Cから出力した画像が何らかの手段でノイズ低減されたものに相当する画像である必要がある。
端子Aからノイズ低減の対象となる画像Z(Cr画像、Cb画像の二枚からなる)が入力されると、Zはまずバッファ413に蓄積される。次に、縮小部410はZを倍率Mで縮小し、端子Cに出力する。同時に、Zを倍率Mで縮小した画像を逆にM倍に拡大した画像をZから減算した残差画像Dz(Cr画像,Cb画像一枚づつ)を計算し、合成部411に出力する。合成部411は残差画像を保持し、端子Dからの入力を待機する。
端子Dから画像L(Cr画像,Cb画像の二枚)が入力されると、画像Lはまずバッファ414に蓄積される。次に、エッジ抽出部412は画像LのCb画像,Cr画像各々に対して公知の方法でエッジ検出を行い、第1の実施形態の(1)式に示した方法で、画像Lに対するエッジ指標αcrおよびαCbを算出し、内部に保持する。同時に、合成部411はLを倍率Mで拡大した画像に内部に保持する残差画像Dzを加算し、新たな画像L’(Cr画像とCb画像の二枚)を生成して色ノイズ低減部315に出力する。
色ノイズ低減部315は、合成部411から入力されるL’を内部バッファA206に蓄積する。そして、エッジ指標としてエッジ抽出部412内に保持されるエッジ指標αcrおよびαcbに基づいて、第2の実施形態と同じ処理を行い、処理結果を端子Bを介して外部に出力する。
次に、色ノイズ低減部401の作用を説明する。
色階調変換部107からCr画像CrおよびCb画像Cbが入力されると、ノイズ低減ユニットA402は、CrおよびCbを所定の倍率Mで縮小した画像CrおよびCbを生成し、端子Aを介してノイズ低減ユニットB403に出力して、待機状態に入る。
ノイズ低減ユニットB403は、CrおよびCbを所定の倍率Mで縮小した画像CrおよびCbを生成し、端子Aを介してノイズ低減ユニットC404に出力して、同様に待機状態に入る。
ノイズ低減ユニットC404は、CrおよびCbを所定の倍率Mで縮小した画像CrおよびCbを端子Cから出力するが、端子Cはノイズ低減ユニットC404の端子Dに直結しているため、待機状態にはならず、ただちに処理が行われて、CrおよびCbがノイズ低減された画像Cr’およびCb’が端子Bを介してノイズ低減ユニットB403に出力される。
これにより、ノイズ低減ユニットB403が待機状態を解除し、Cr’およびCb’を用いてCrおよびCbをノイズ低減した結果であるCr’およびCb’を、端子Bを介してノイズ低減ユニットA402に出力する。
これにより、ノイズ低減ユニットA402も同様に待機状態を解除し、Cr’およびCb’を用いて得られた最終的なCrおよびCbのノイズ低減結果を端子Bを介して圧縮部111に出力する。
以上のように、本実施形態に係る画像処理装置によれば、縮小画像に対して3段階にノイズ低減がかけられていくため、低周波までノイズが除去された画像が得られる。また、各ノイズユニットで、縮小画像にノイズ低減が施された画像からエッジ検出を行ってエッジ指標を作成しているため、よりノイズの影響を受けることなくエッジ部と平坦部が判定され、処理全体としてのノイズ低減の性能が向上する。
また、エッジ検出時にコアリング処理を行うことによって、簡単な処理でエッジ判定に対するノイズの影響を緩和できる。
また、多重解像度変換によるノイズ低減処理を行うことによって、エッジ判定に対するノイズの影響を大きく緩和できる。
なお、本実施形態では同一のノイズ低減ユニットを三個用いたが、1個のユニットを繰り返し用いる構成も実現可能である。
第1の実施形態に係る撮像装置の構成図である。 図1に示す色ノイズ低減部および輝度ノイズ低減部の構成図である。 エッジ指標算出時の関数の図である。 エッジ指標算出時の補間処理の説明図である。 ノイズ低減処理に用いる関数の図である。 重み関数のエッジ指標に応じた制御の説明図である。 第1の実施形態のソフトウェアフローである。 図7に示すフローにおけるノイズ低減処理のソフトウェアフローである。 第2の実施形態に係る撮像装置の構成図である。 図9に示すノイズ低減部の構成図である。 図10に示す色ノイズ低減部および輝度ノイズ低減部の構成図である。 輝度のエッジ指標と色差のエッジ指標から色差のエッジ指標を再計算する処理の説明図である。 第3の実施形態に係る撮像装置の構成図である。 図13に示すノイズ低減ユニットの構成図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
100,300 撮像装置
109,305,401 色ノイズ低減部
110,304 輝度ノイズ低減部
201,302,410 縮小部
202,303,412 エッジ抽出部
203 重み算出部
204 加重平均部
205 補正部
301 ノイズ低減部

Claims (15)

  1. 注目画素と該注目画素の周辺画素とで特定される所定の領域内にエッジが存在するか否かを判定するエッジ判定手段と、
    前記所定の領域内において前記注目画素と前記周辺画素との画素値の差分を算出する差分算出手段と、
    前記差分算出手段によって算出された前記差分から前記エッジ判定手段の判定結果に応じて各前記周辺画素に対する重み係数を算出する重み係数算出手段と、
    前記重み係数算出手段によって算出された前記重み係数を用いて、前記周辺画素の重み付け平均値を算出する加重平均手段と、
    前記加重平均手段によって算出された前記周辺画素の重み付け平均値、前記注目画素の画素値、および前記エッジ判定手段の判定結果に基づいて前記注目画素の画素値を少なくとも1回補正する補正手段と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記エッジ判定手段は、入力された画像を縮小して縮小画像を作成する縮小手段を備え、
    前記縮小手段によって作成された前記縮小画像において、注目画素と該注目画素の周辺画素とで特定される所定の領域内にエッジが存在するか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記重み係数算出手段は、
    前記差分算出手段によって算出された前記差分に対する前記重み係数の変化量を、前記エッジ判定手段によってエッジと判定された領域では大きくし、前記エッジ判定手段によって平坦と判定された領域では小さくする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記重み係数算出手段は、
    前記エッジ判定手段の判定結果に応じて、前記差分に対する変化量が小さな重み関数と、前記差分に対する変化量が大きな重み関数とを混合して前記重み係数を算出する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記重み係数算出手段は、
    前記エッジ判定手段によってエッジと判定された結果に応じて、前記差分の大きさを増幅して前記重み係数を算出する請求項1または2に記載の画像処理装置。
  6. 前記補正手段は、
    前記注目画素の画素値を補正する回数を、前記エッジ判定手段によってエッジと判定された領域では少なくし、前記エッジ判定手段によって平坦と判定された領域では多くする請求項1から5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記補正手段は、
    一回の補正処理における前記注目画素の画素値の補正量を、前記エッジ判定手段によってエッジと判定された領域では小さくし、前記エッジ判定手段によって平坦と判定された領域では大きくする請求項1から6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 前記重み係数の変化量、前記注目画素の画素値を補正する回数、および前記一回の補正処理における前記注目画素の画素値の補正量のうち少なくとも1つを、入力された前記画像のノイズレベルに応じて変化させる請求項3から7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 前記エッジ判定手段は、
    輝度エッジの存在を示す輝度エッジ指標と、色差エッジの存在を示す色差エッジ指標とに基づいて、前記所定の領域内にエッジが存在するか否かを判定する請求項1から8のいずれかに記載の画像処理装置。
  10. 前記エッジ判定手段は、
    前記色差エッジ指標が所定値以上の場合に、前記所定の領域内にエッジが存在すると判定し、
    前記輝度エッジ指標が第1の閾値以下で、かつ、前記色差エッジ指標が第2の閾値以上の場合に、前記色差エッジ指標を増加させる請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記エッジ判定手段は、
    前記色差エッジ指標が所定値以上の場合に、前記所定の領域内にエッジが存在すると判定し、
    前記輝度エッジ指標が第3の閾値以上の場合に、前記色差エッジ指標を増加させる請求項9または10に記載の画像処理装置。
  12. 前記エッジ判定手段は、
    前記縮小手段によって作成された前記縮小画像のノイズを除去するノイズ除去手段を有する請求項1から11のいずれかに記載の画像処理装置。
  13. 前記ノイズ除去手段は、
    コアリング処理によるノイズ除去を行う請求項11に記載の画像処理装置。
  14. 前記ノイズ除去手段は、入力画像を縮小した画像に対して、前記エッジ判定手段と、前記差分算出手段と、前記重み係数算出手段と、前記加重平均手段と、前記補正手段と、による処理を再度行うことで、該入力された画像のノイズを除去することを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  15. 注目画素と該注目画素の周辺画素とで特定される所定の領域内にエッジが存在するか否かを判定するエッジ判定処理と、
    前記所定の領域内において前記注目画素と前記周辺画素との画素値の差分を算出する差分算出処理と、
    前記差分算出処理によって算出された前記差分から前記エッジ判定処理の判定結果に応じて各前記周辺画素に対する重み係数を算出する重み係数算出処理と、
    前記重み係数算出処理によって算出された前記重み係数を用いて、前記周辺画素の重み付け平均値を算出する加重平均処理と、
    前記加重平均処理によって算出された前記周辺画素の重み付け平均値、前記注目画素の画素値、および前記エッジ判定処理の判定結果に基づいて前記注目画素の画素値を少なくとも1回補正する補正処理と、
    をコンピュータに実行させる画像処理プログラム。
JP2007261788A 2007-10-05 2007-10-05 画像処理装置およびプログラム Expired - Fee Related JP5144202B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007261788A JP5144202B2 (ja) 2007-10-05 2007-10-05 画像処理装置およびプログラム
CN2008801100211A CN101816017B (zh) 2007-10-05 2008-10-01 图像处理装置以及程序
PCT/JP2008/067792 WO2009044759A1 (ja) 2007-10-05 2008-10-01 画像処理装置およびプログラム
EP08836718A EP2202684A1 (en) 2007-10-05 2008-10-01 Image processing device and program
US12/752,428 US8249380B2 (en) 2007-10-05 2010-04-01 Image processor and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007261788A JP5144202B2 (ja) 2007-10-05 2007-10-05 画像処理装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009093323A true JP2009093323A (ja) 2009-04-30
JP5144202B2 JP5144202B2 (ja) 2013-02-13

Family

ID=40526184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007261788A Expired - Fee Related JP5144202B2 (ja) 2007-10-05 2007-10-05 画像処理装置およびプログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8249380B2 (ja)
EP (1) EP2202684A1 (ja)
JP (1) JP5144202B2 (ja)
CN (1) CN101816017B (ja)
WO (1) WO2009044759A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011049753A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
JP2012175241A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Toshiba Corp 画像処理装置
JP2013065005A (ja) * 2011-09-02 2013-04-11 Nikon Corp 合焦評価装置、撮像装置およびプログラム
JP2013088924A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Toshiba Digital Media Engineering Corp 画像処理方法及び装置
WO2014069052A1 (ja) * 2012-10-31 2014-05-08 Eizo株式会社 拡大率推定装置またはその方法

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI389576B (zh) * 2009-07-02 2013-03-11 Mstar Semiconductor Inc 影像處理裝置以及影像處理方法
US8861885B2 (en) * 2009-08-26 2014-10-14 Apple Inc. Directional noise filtering
US8345130B2 (en) * 2010-01-29 2013-01-01 Eastman Kodak Company Denoising CFA images using weighted pixel differences
US7983511B1 (en) 2010-11-29 2011-07-19 Adobe Systems Incorporated Methods and apparatus for noise reduction in digital images
IT1404810B1 (it) 2011-01-26 2013-11-29 St Microelectronics Srl Riconoscimento di texture nell'elaborazione di immagini
JP5060643B1 (ja) * 2011-08-31 2012-10-31 株式会社東芝 画像処理装置および画像処理方法
CN102289786B (zh) * 2011-09-01 2013-08-21 青岛海信信芯科技有限公司 图像缩放的边缘抗锯齿方法及设备
JP2013165476A (ja) * 2011-11-11 2013-08-22 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置、画像処理方法、画像表示装置、プログラム及び記録媒体
CN105335938B (zh) * 2014-06-30 2019-09-17 展讯通信(上海)有限公司 图像噪声的抑制方法及装置
US9747520B2 (en) * 2015-03-16 2017-08-29 Kla-Tencor Corporation Systems and methods for enhancing inspection sensitivity of an inspection tool
CN104778664A (zh) * 2015-04-10 2015-07-15 信利光电股份有限公司 一种图像亮度校正的方法
JP2019036821A (ja) * 2017-08-14 2019-03-07 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
CN110335198B (zh) * 2019-07-08 2021-06-08 威创集团股份有限公司 一种图像处理方法及***
CN111047516B (zh) * 2020-03-12 2020-07-03 腾讯科技(深圳)有限公司 图像处理方法、装置、计算机设备和存储介质

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001008038A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および画像処理装置およびマルチバンドカラー写真システム
JP2001057677A (ja) * 1999-06-10 2001-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びに記録媒体
JP2002323567A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Shimadzu Corp Ect装置
JP2006014164A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Sony Corp 画像撮像装置およびノイズ除去方法
JP2006180271A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Sony Corp 撮像装置、プログラム、及び記録媒体
JP2006180269A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置、プログラム、及び記録媒体
JP2006180268A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2006270523A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Casio Comput Co Ltd 画像合成装置および画像合成処理プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0698990B1 (en) * 1994-08-25 1999-02-17 STMicroelectronics S.r.l. Fuzzy device for image noise reduction
JP3472479B2 (ja) * 1998-05-22 2003-12-02 シャープ株式会社 画像処理装置
EP1059811A2 (en) * 1999-06-10 2000-12-13 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and system for image processing, and recording medium
US6965695B2 (en) * 2000-03-23 2005-11-15 Ricoh Company, Ltd. Method and system for processing character edge area data
JP3952301B2 (ja) * 2003-08-29 2007-08-01 ノーリツ鋼機株式会社 画像処理装置、方法、及びプログラム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001057677A (ja) * 1999-06-10 2001-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および装置並びに記録媒体
JP2001008038A (ja) * 1999-06-24 2001-01-12 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理方法および画像処理装置およびマルチバンドカラー写真システム
JP2002323567A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Shimadzu Corp Ect装置
JP2006014164A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Sony Corp 画像撮像装置およびノイズ除去方法
JP2006180271A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Sony Corp 撮像装置、プログラム、及び記録媒体
JP2006180269A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置、プログラム、及び記録媒体
JP2006180268A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Sony Corp 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2006270523A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Casio Comput Co Ltd 画像合成装置および画像合成処理プログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011049753A (ja) * 2009-08-26 2011-03-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
JP2012175241A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Toshiba Corp 画像処理装置
JP2013065005A (ja) * 2011-09-02 2013-04-11 Nikon Corp 合焦評価装置、撮像装置およびプログラム
JP2013088924A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Toshiba Digital Media Engineering Corp 画像処理方法及び装置
WO2014069052A1 (ja) * 2012-10-31 2014-05-08 Eizo株式会社 拡大率推定装置またはその方法
JP2014089659A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Eizo Corp 拡大率推定装置またはその方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5144202B2 (ja) 2013-02-13
EP2202684A1 (en) 2010-06-30
WO2009044759A1 (ja) 2009-04-09
CN101816017B (zh) 2012-10-17
CN101816017A (zh) 2010-08-25
US8249380B2 (en) 2012-08-21
US20100189374A1 (en) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5144202B2 (ja) 画像処理装置およびプログラム
US8363123B2 (en) Image pickup apparatus, color noise reduction method, and color noise reduction program
US7925113B2 (en) Generating compound images having increased sharpness and reduced noise
KR101059403B1 (ko) 이미지 정보를 필터링하기 위한 적응적 공간 이미지 필터
JP4534756B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、撮像装置、プログラム、及び記録媒体
US8248492B2 (en) Edge preserving and tone correcting image processing apparatus and method
KR102523505B1 (ko) 역 톤 매핑을 위한 방법 및 장치
JP4858609B2 (ja) ノイズ低減装置、ノイズ低減方法、及びノイズ低減プログラム
JP4415188B2 (ja) 画像撮影装置
JP4858610B2 (ja) 画像処理方法
US8238687B1 (en) Local contrast enhancement of images
US8115833B2 (en) Image-acquisition apparatus
JP4641704B2 (ja) ノイズ低減化方法、ノイズ低減化装置、記録媒体、及びプログラム
WO2015005196A1 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4869653B2 (ja) 画像処理装置
CN104335565A (zh) 采用具有自适应滤芯的细节增强滤波器的图像处理方法
US8831346B2 (en) Image processing apparatus and method, and program
JPH0622135A (ja) 画像処理方法
JP2004040235A (ja) 画像処理装置、及び画像処理方法
JP6293374B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、これを記録した記録媒体、映像撮影装置、及び映像記録再生装置
EP3438923B1 (en) Image processing apparatus and image processing method
US8942477B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and program
JP2022179514A (ja) 制御装置、撮像装置、制御方法およびプログラム
JP2014010776A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム
JP5410378B2 (ja) 映像信号補正装置および映像信号補正プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120608

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121023

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5144202

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees