JP2009081084A - 燃料電池発電装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料電池スタック16のカソード極排ガスおよび燃料改質手段12の燃焼排ガスから生成水を回収して貯留する生成水回収貯留手段10と、燃料電池スタック16に冷却水を循環させる電池冷却水循環手段24と、水道水を脱イオンして脱イオン水を製造し生成水回収貯留手段10へ供給するイオン交換樹脂筒7と、生成水回収貯留手段10に貯留した水を純化して電池冷却水循環手段24に純水を補給する電気式脱イオン装置5とを備え、されに、電気式脱イオン装置5により処理された純水の一部をイオン交換樹脂筒7へ戻す循環配管20と、純水の一部を循環配管20へ経由してイオン交換樹脂筒7へ送水するポンプ4とを備える。
【選択図】図1
Description
回収水タンク1の水中と冷却水タンク14は配管6で接続されており、その途中にポンプ4と電気式脱イオン装置5が備えられている。冷却水タンクの水位は、水位計で計測されており、冷却水水位が低下すると、回収水タンク1から電気式脱イオン装置5で純化された純水が供給される。
このように反応生成水や燃焼生成水を回収して再利用すれば、外部から水を補給しなくとも燃料電池スタック16の発電運転を継続することができるが、燃料電池発電装置の運転負荷が低く、十分に水を回収できない時や、水を回収する冷却器が汚れなどにより水回収性能が低下した時や、漏水時などの異常事態が発生すると系の水量が不足し、発電運転の継続が困難となる。そこで、イオン交換樹脂筒7と遮断弁8を組み込んだ補給水配管9が備えられている。この補給水配管9を通して水道水をイオン交換樹脂筒7で純化して回収水タンク1に送り、さらに回収水とともに冷却水タンク14へと送ることによって冷却水の補給が行われるよう構成されている。
このような燃料電池発電装置において、生成水通流経路の汚れの一つである微生物の繁殖を防止する手段として、特許文献1の装置が知られている。特許文献1の装置の特徴は、補給水を純水または強酸性水に変換する滅菌手段に通流させた後、回収水タンク1へ水を供給していることである。
このため、最近の燃料電池発電装置では図3のように、電気式脱イオン装置5を組み込んで純化する方式がしばしば用いられている。しかしながら、この電気式脱イオン装置5はシリカが存在すると正常な純化作用ができないので、前段にイオン交換樹脂筒を組み込み、このイオン交換樹脂筒で水道水中のシリカを除去したのち電気式脱イオン装置で純化する方式とする必要がある。なお、このようにイオン交換樹脂筒でシリカを除去したのち電気式脱イオン装置で純化する方式とした場合にも、イオン交換樹脂筒が正常に機能するまでにはある程度の時間通水することが必要であるため、この間イオン交換樹脂筒でのシリカの除去が不十分となり、電気式脱イオン装置の純化性能が低下してしまうという問題点がある。
すなわち、本発明の燃料電池発電装置の特徴は、炭化水素系原燃料ガスを水蒸気改質して燃料ガスを得る燃料改質手段と、アノード極に前記燃料ガス、カソード極に酸化剤ガスをそれぞれ導入して電気化学反応により電気エネルギーを発生する燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックから排出されるカソード極排ガスおよび前記燃料改質手段から排出される燃焼排ガスから生成水を回収して回収水として貯留する生成水回収貯留手段と、前記燃料電池スタックに冷却水を循環させる電池冷却水循環手段と、水道水を脱イオンして脱イオン水を製造し前記生成水回収貯留手段へ供給するイオン交換樹脂筒と、前記生成水回収貯留手段に貯留した水を純化して前記電池冷却水循環手段に純水を補給する電気式脱イオン装置とを備えた燃料電池発電装置において、前記電気式脱イオン装置により処理された純水の一部を前記イオン交換樹脂筒へ戻す循環配管と、前記純水の一部を前記循環配管を経由して前記イオン交換樹脂筒へ送水するポンプとを備えたことである(請求項1の発明)。
また、本発明の燃料電池発電装置の特徴は、請求項1に記載の燃料電池発電装置において、前記循環配管は遮断弁を備えたことである(請求項2の発明)。
また、本発明の燃料電池発電装置の特徴は、請求項1に記載の燃料電池発電装置において、前記循環配管は流量調節弁と逆止弁とを直列に配置して備えたことである(請求項3の発明)。
本発明の燃料電池発電装置は、炭化水素系原燃料ガスを水蒸気改質して燃料ガスを得る燃料改質手段と、アノード極に前記燃料ガス、カソード極に酸化剤ガスをそれぞれ導入して電気化学反応により電気エネルギーを発生する燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックから排出されるカソード極排ガスおよび前記燃料改質手段から排出される燃焼排ガスから生成水を回収して回収水として貯留する生成水回収貯留手段と、前記燃料電池スタックに冷却水を循環させる電池冷却水循環手段と、水道水を脱イオンして脱イオン水を製造し前記生成水回収貯留手段へ供給するイオン交換樹脂筒と、前記生成水回収貯留手段に貯留した水を純化して前記電池冷却水循環手段に純水を補給する電気式脱イオン装置とを備え、さらに、前記電気式脱イオン装置により処理された純水の一部を前記イオン交換樹脂筒へ戻す循環配管と、前記純水の一部を前記循環配管を経由して前記イオン交換樹脂筒へ送水するポンプとを備えている。そして、前記循環配管は遮断弁を備えることが望ましい。
図1に示した実施例の構成と、図3の従来例の構成との相違点は、給水配管6の電気式脱イオン装置5の出口側から補給水配管9のイオン交換樹脂筒7の入口側へと水を戻す循環水配管20が備えられ、循環水遮断弁21が組み込まれていることにある。
したがって、この実施例の構成においては、ポンプ4の運転中に循環水遮断弁21を適宜開閉することによって、補給水配管9内の水の長期間にわたる滞留がなくなり、藻、ぬめり、バクテリアなどの汚れの発生が防止され、電気式脱イオン装置5の純化性能が維持可能となる。また、本構成では、循環水が常時循環しているので、補給を開始すると直ちにイオン交換樹脂筒7の純化機能が得られることとなる。
図2は、本発明の燃料電池発電装置における、別の概略構成図である。図2においても、図3に示した従来例、あるいは図1に示した実施例のガス系および水系の構成要素と同一機能を有する構成要素には同一符号が付されている。図1の弁21に換えて、前記循環配管は流量調節弁と逆止弁とを直列に配置している。
図2に示した実施例の構成の特徴は、給水配管6の電気式脱イオン装置5の出口側から補給水配管9のイオン交換樹脂筒7の入口側へと水を戻すために備えられた循環水配管20Aに、循環水量調節弁22と逆止弁23が組み込まれていることにある。本実施例のごとく、オリフィスや弁等の流量調整機能を組み込めば、ポンプ4が運転されているときには微量の循環水がこの循環水配管に循環されるため、電磁弁等の電気品を設置しなくとも図1の実施例と同様の効果が得られることとなる。
2 反応オフガス配管
3 配管
4,41,42 ポンプ
5 電気式脱イオン装置
6 配管
7 イオン交換樹脂筒
8,21,22,32 弁
9 補給水配管
10 生成水回収貯留手段
11 排気口
12 燃料改質手段
13 改質用水配管
14 電池冷却水循環手段
15 水位計
16 燃料電池スタック
17 電池冷却水配管
18,19 冷却器
20 循環配管
23 逆止弁
43,44 ブロア
Claims (3)
- 炭化水素系原燃料ガスを水蒸気改質して燃料ガスを得る燃料改質手段と、アノード極に前記燃料ガス、カソード極に酸化剤ガスをそれぞれ導入して電気化学反応により電気エネルギーを発生する燃料電池スタックと、前記燃料電池スタックから排出されるカソード極排ガスおよび前記燃料改質手段から排出される燃焼排ガスから生成水を回収して回収水として貯留する生成水回収貯留手段と、前記燃料電池スタックに冷却水を循環させる電池冷却水循環手段と、水道水を脱イオンして脱イオン水を製造し前記生成水回収貯留手段へ供給するイオン交換樹脂筒と、前記生成水回収貯留手段に貯留した水を純化して前記電池冷却水循環手段に純水を補給する電気式脱イオン装置とを備えた燃料電池発電装置において、
前記電気式脱イオン装置により処理された純水の一部を前記イオン交換樹脂筒へ戻す循環配管と、前記純水の一部を前記循環配管を経由して前記イオン交換樹脂筒へ送水するポンプとを備えたことを特徴とする燃料電池発電装置。 - 請求項1に記載の燃料電池発電装置において、前記循環配管は遮断弁を備えたことを特徴とする燃料電池発電装置。
- 請求項1に記載の燃料電池発電装置において、前記循環配管は流量調節弁と逆止弁とを直列に配置して備えたことを特徴とする燃料電池発電装置。
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JP2007250464A JP2009081084A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 燃料電池発電装置 |
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2007
- 2007-09-27 JP JP2007250464A patent/JP2009081084A/ja active Pending
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