JP2009077456A - モータの過熱防止方法およびそれを用いた電動はさみ - Google Patents

モータの過熱防止方法およびそれを用いた電動はさみ Download PDF

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Abstract

【課題】なるべくモータの回転を停止させないで、モータの過熱を検出する精度を上げたモータ加熱防止方法およびそれを採用した電動はさみを提案する。
【解決手段】
本発明におけるモータ10の過熱防止方法は、所定時間が経過する毎に、モータ10の駆動中に検出した駆動電流の最大電流値が電流許容値Asよりも低く設定された過熱判断電流値Awを超えた否かを判断し、単位時間内で過熱判断電流値Awを上回った回数が所定回数を上回ったら、電流許容値Asを過熱判断電流値Aw以下に低下させ、検出した駆動電流が低下させた電流許容値Asを超えたときに過電流と判断して回転中の前記モータ10を異常停止させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、モータが過熱したと判断した時にモータの回転を停止させるモータ過熱防止方法、および、これを用いてモータを駆動源にして刃部を開閉させることで、枝等を切断することができる電動はさみに関する。
一般的に電動はさみは、モータを動力源にしてその刃部を開閉させることで被切断物を切断している。電動はさみで被切断物を切断する際には、被切断物が非常に硬かったり、径の大きいものだったりすると、切断できないときがある。このとき、被切断物を切断するために、モータの駆動力を増大させるために、モータへの電力供給が増加することになり、過電流が流れてモータが過熱してしまい、モータ故障の原因となる問題があった。
この問題に対処するため、特許文献1に記載されている通り、電動はさみは、被切断物を切断する際に、制御部において、しきい値以上の過電流を検知すると、モータへの電力供給を遮断している。しかし、しきい値を超える寸前の電流が長時間流れることによるモータの過熱を検知することができないという問題があった。しきい値を超えないが集中して流れることにより、モータが過熱する程度の電流が集中して流れたときには、モータが過熱しているにもかかわらず、これを検知することができない問題があった。また、この問題に対処するため、しきい値を下げてしまうと、モータが過熱することはなくなるが、しきい値を下げる前に比べて切断の際にモータの回転を停止してしまうことが多くなり、使い勝手の点で問題があった。
特開2005−52384号
そこで、本発明が解決しようとしている課題は、なるべくモータの回転を停止させないで、モータの過熱を検出する精度を上げる点にある。
このような課題を解決するために本発明は、断続的に回転するモータから、その駆動力に応じて変化する駆動電流を検出して、検出した駆動電流が電流許容値を超えたか否かを判断し、超えたときに過電流と判断して回転中の前記モータを異常停止させるモータの過熱防止方法において、所定時間が経過する毎に、前記モータの駆動中に検出した駆動電流の最大電流値が前記電流許容値よりも低く設定された過熱判断電流値を超えた否かを判断し、単位時間内で前記過熱判断電流値を上回った回数が所定回数を上回ったら、前記電流許容値を前記過熱判断電流値以下に低下させることを特徴とする。
また、単位時間内で前記過熱判断電流値を上回った回数が所定回数を下回ったら、前記電流許容値を初期値に戻すようにする。
また、少なくとも1枚が自在に揺動する複数の刃からなり、これらを閉じ互いに作用させることで切断を行う刃部と、該刃部を揺動させるための駆動源となり、正回転することで前記刃部を閉じ、逆回転することで前記刃部を開くモータと、該モータに駆動力に応じて変動する駆動電流を検出する電流検出手段と、検出される駆動電流が電流許容値を超えたか否かを判断し、超えたときに過電流と判断して前記回転中のモータを異常停止させる制御部とを備えた電動はさみにおいて、前記制御部は、所定時間が経過する毎に、前記モータの駆動中に検出した駆動電流の最大電流値が前記電流許容値よりも低く設定された過熱判断電流値を超えた否かを判断し、単位時間内で前記過熱判断電流値を上回った回数が所定回数を上回ったら、前記電流許容値を前記過熱判断電流値以下に低下させることを特徴とする。
制御部は、単位時間内で過熱判断電流値を上回った回数が所定回数を下回ったら、前記電流許容値を初期値に戻すようにする。また、低下させた電流許容値を超える駆動電流が、モータを正回転させているときに検出されたときに、モータを異常停止させるとともに、モータを逆回転させて刃部を全開にするまで、モータを正回転させることを不可にする。
本発明によれば、モータに流れる駆動電流が電流許容値を超えたときに、過電流と判断して、モータの回転を停止させるのに加え、過電流と判断してモータの回転を停止させるに至らない電流値が集中して流れたときでも、モータが過熱したと判断してモータの回転を停止させることができる。また、過電流と判断してモータの回転を停止させるに至らない駆動電流が集中して流れたときに、モータの回転を停止させずに過電流と判断してモータの回転を停止させる電流許容値を集中して流れてもモータが加熱しない程度の駆動電流に低下させるので、モータを断続的に回転させ続けても、モータが過熱することがない。さらに、過電流と判断してモータの回転を停止させるに至らない駆動電流が集中して流れたときに、モータの回転を停止させずに過電流と判断してモータの回転を停止させる電流許容値を集中して流れてもモータが過熱しない程度の駆動電流に低下させて、低下させた電流許容値を超えた駆動電流が検出されるまで、モータの停止を遅延させることで、モータをなるべく停止させずにモータの過熱を検出することができる。
これらに加え本発明によれば、モータが過熱したと判断したときに、モータを正回転させて刃部を閉じることは不可にする一方、モータを逆回転させて刃部を開くことは可能にしたので、被切断物に刃部が食い込んだときにも、モータを逆回転させて刃部を開くことで、刃部から被切断物を取り除くことができる。
以下、本発明の実施形態を図1に従って説明する。
電動はさみ1は、主にはさみ本体2と制御ボックス3とから構成されている。はさみ本体2と制御ボックス3とは、本体ケーブル4によって接続されており、このケーブル4を通じて、はさみ本体2の情報を制御ボックス3に送信したり、制御ボックス3からはさみ本体2に電力を供給したりしている。制御ボックス3には、本体ケーブル4とは別にメインスイッチケーブル5が接続されており、このメインスイッチケーブル5の先端に設けたメインスイッチ6により装置全体の電源をON/OFFするようになっている。使用者は、電動はさみ1を使用するにあたり、はさみ本体2を一方の手に持ち、メインスイッチ6を他方の手に持ち、制御ボックス3を専用のベストに入れて背負った状態で作業することになる。
次に、はさみ本体2について詳細に説明する。はさみ本体2は、グリップ7・操作部8・刃部9からなり、グリップ7を握り、操作部8に指をかけ、刃部9を前方に向けた状態で使用される。
操作部8において、8aはトリガースイッチで、指で押し込んだ押し位置と指を離した戻り位置とに変位し、押し位置で刃部9が閉じて枝を切断し、戻り位置で刃部9が開く信号を与える。8bはガード体で、トリガースイッチ8aの下方をアーチ状に囲うように取り付けられ、はさみ本体2を誤って落下させた場合などにトリガースイッチ8aが押されてしまうことを防ぐものである。8cはロックスイッチで、指で押し込んだ押し位置と指を離した戻り位置とに変位し、押し位置でトリガースイッチ8aの押し込み可能とし、戻り位置でトリガースイッチ8aの押し込みを不可とする。すなわち、このロックスイッチ8cを押し位置にしない限り、トリガースイッチ8aを操作することができないようになっている。なお、ロックスイッチ8cは、トリガースイッチ8aの後方で、ガード体8bで囲われた領域の外に配置されており、使用者の意図的な操作以外でトリガースイッチ8aと同時に押しされることが防止されるようになっている。電動はさみ1の使用時には、ガード体8bの内に人差し指をくぐらせ、トリガースイッチ8aを人差し指で押さえ、ロックスイッチ8cを中指で押さえ、それぞれを操作することになる。
刃部9は、上刃9aと下受け9bの2枚の刃を備え、これら2枚の刃の間に枝を挟み、上刃9aが上下方向に揺動することにより、枝が切断される。この仕組みをはさみ本体2の内部構造を示す図2に従って説明する。10はモータであり、これが回転駆動することでボールねじ11のねじ軸11aが回転し、これによりボールねじ11のナット部11bが前後移動する。そして、このナット部11bの前後移動がリンク12により連結した上刃9aの腕部9cに伝わると、上刃9aの腕部9cが前後方向に揺動して支点部9dを支点にし、上刃9aが上下方向に揺動するのである。上刃9aの全閉/全開の判別は、はさみ本体2内の全閉検出磁気センサー13、及び全開検出磁気センサー14がナット部11bに取り付けられた磁石11cを検出することで行われる。
刃部9を閉じるときには、磁石11cが全閉検出磁気センサー13に検出されるまでモータ10を正転させ、ナット部11bを後方に移動させる。そして、磁石11cが全閉検出磁気センサー13に検出されたときにモータ10にブレーキをかけて停止させる。これにより、刃部9の開度が全閉となる。一方、刃部9を開くときには、磁石11cが全開検出磁気センサー14に検出されるまでモータ10を逆転させ、ナット部11bを前方に移動させる。そして、磁石11cが全開検出磁気センサー14に検出されたときにモータ10にブレーキをかけて停止させる。これにより、刃部9の開度が全開となる。
続いて、制御ボックス3について詳細に説明する。図1には使用者によって背負われた制御ボックス3が、使用者の後から正面視して描かれている。制御ボックス3の上部には刃部開閉の制御を行う制御基板3aが搭載されている。一方、制御ボックス3の下部にはニッケル水素電池からなる蓄電池3bが搭載されている。なお、制御基板3aは、蓄電池3bの残存容量検出、充電制御等を行う機能を備えており、蓄電池3bからの電力を本体ケーブル4によってはさみ本体2に供給することで、商用電源から電力供給を受けることなく、使用時に電源ケーブルを引き回さなくてもすむ。
図3は制御基板3aと各種装置とのやり取りを示すブロック図である。
制御基板3aは、トリガースイッチ8a・全閉検出磁気センサー13・全開検出磁気センサー14からの信号に基づいてモータ10を制御し、刃部9の開閉を制御している。15は電流検出回路で、モータ10の駆動電流を検出する。なお、制御基板3aには、記憶部3cが備えられ、はさみ本体2の処理動作を制御する上で必要な様々な数値を記憶している。
以上のように構成する電動はさみの動作について図4、5を用いて説明する。
使用者がトリガースイッチ8aをONしたことを検出する(S1)と、モータ10を正回転させ(S2)、刃部9を閉じる方向に駆動する。モータ10の正回転中には、全閉検出磁気センサー13で刃部9が全閉となること(S3)と、モータ10の駆動電流が電流許容値を超えること(S4)が監視される。処理(S3)で刃部9の全閉を検知すると、正常に枝の切断が行えたと判断して、モータ10にブレーキ信号を送信し、短絡によってモータ10を正常停止させる(S5)。処理(S3)で刃部9の全閉を検知しないと、処理(S4)でモータ10の駆動電流が電流許容値を超えたか否か確認し、電流許容値を超えたらモータ10に過電流が流れたと判断して、モータ10を異常停止させ(S6)、電流許容値を超えていなければ、トリガースイッチ8aがOFFされたかの確認を行う(S7)。
処理(S7)で、使用者がトリガースイッチ8aをOFFしたことを検出すると、モータ10を逆回転させ(S8)、刃部9を開く方向に駆動する。モータ10の逆回転中には、全開検知磁気センサー14により刃部9が全開となること(S9)と、モータ10の駆動電流が電流許容値を超えること(S10)が監視される。処理(S9)で刃部9の全開を検知すると、正常に刃部9が開いたと判断して、モータ10にブレーキ信号を送信し、短絡によってモータ10を正常停止させる(S11)。処理(S9)で刃部9の全開を検知しないと、処理(S10)でモータ10の駆動電流が電流許容値を超えたか否か確認し、電流許容値を超えたらモータ10に過電流が流れたと判断して、モータ10を異常停止させる(S12)。
切断する被切断物が硬かったり、径の大きいものであったりすると、刃部9はロックした状態となってモータ10に過電流が流れて過熱してしまう。これに対処して、予め設定されている電流許容値以上の駆動電流がモータ10に流れたときには、モータ10が過熱したと判断してモータ10を停止させるようにしているのである。
一方、ぎりぎり切断できる程度の枝を連続して切断した場合にも、モータ10は過熱状態となる。すなわち、刃部9はロックせず、モータ10が電流許容値に達しないが、電流許容値に近い電流が所定時間内に集中的に流れることで、モータ10が過熱してしまうことがある。これに対処して、本発明では、モータ10を異常停止させる電流許容値よりも低い値に加熱電流値を設定する。加熱電流値を超えた駆動電流で刃部9の開閉が連続して行われると、モータ10の温度変化は過熱する方向へ向かう。一方、加熱電流値以下の駆動電流で刃部9の開閉が連続して行われると、モータ10の温度変化は冷却する方向へ向かう。モータの駆動電流値が単位時間内にこの加熱電流値を何回上回るかを検知して、電流許容値を下方修正し、モータ10の異常停止を早めるようにしている。
図5は電流許容値の変更制御を示すフローチャート図、図6は検出の様子を示す説明図であり、この図に基づいてこの制御について説明する。尚、この制御は、メインスイッチ6をONした時点から開始され、メインスイッチ6がONしている間は常時実行されているものである。
処理が開始されると、電流検出回路15でモータ10の駆動電流Atを検出する(S20)。モータ10が駆動していなければ駆動電流は0Aとなり、駆動していれば駆動力に応じた駆動電流が検出されることになる。次に、検出した駆動電流Atを過去に検出した駆動電流の最大値Amと比較し(S21)、検出した駆動電流が大きい場合は、検出した駆動電流Atを最大値として書き換える(S22)。所定時間(例えば1S)経過するまで(S23)これらの処理は繰り返される。
処理(S23)で所定時間経過したと判断されたときは、刃部9が全閉したか、すなわち枝を切断したかを判断し(S24)、全閉していたら、それまで検出した最大駆動電流値Amが加熱電流値Aw以上であるかを判断する(S25)。ここで、最大駆動電流値Amが加熱電流値Aw以上であれば、切断によりモータ10が加熱したと判断して、書き込み領域Nに「1」を書き込み(S26)、駆動電流の最大値を0にクリアする(S27)。これにより、枝が切断できたことを条件に、切断するにあたってモータ10に発生した最大駆動電流が加熱電流値に達したことが検出されるのである。
処理(S24)で刃部9が全閉していないと判断したときは切断中と判断し、処理(S25)で最大駆動電流値Amが加熱電流値Aw未満であれば、正常な切断である判断して、書き込み領域Mに「0」を書き込む(S28)。
さて、図6に示すように、書き込み領域をM1からM180まで備えた場合、書き込み領域を順次移行させながら、処理(S20)〜(28)に基づいて各書き込み領域に「0」・「1」を書き込んでいく。このとき、処理を1秒ごとに実行させた場合、180秒分のデータ(モータ10の最大駆動電流値Amが加熱電流値Awを上回った回数)を蓄積することができる。また、書き込み領域M180まで書き込んだら、再び書き込み領域M1に戻り、「0」・「1」データを上書きしていくことで、最新の180秒分のデータが更新される。尚、書き込み領域の数や処理実行時間は、使用用途や頻度等に応じて適宜設定されるもので、特に上記構成に限定されるものではない。
続いて、書き込み領域M内における「1」のデータ数をカウントする(S29)。ここで、「1」のデータ、すなわちモータ10の駆動電流Atが加熱電流値Aw以上になった回数nが、過熱判断回数nh(例えば8回)以上であるか否かを確認し(S30)、過熱判断回数nhを超えていたら、モータ10が過熱の危険性が高いと判断して、モータ10を異常停止する電流許容値Asを低下させる(S31)。例えば、図7に示すように、書き込み領域M内に加熱電流値Aw以上になった回数が8回になると、電流許容値Asを低下設定値Alsに低下させる。
また、冷却判断回数nc(例えば6回)未満であるか否かを確認し(S32)、冷却判断回数nc未満になれば、モータ10が冷却したと判断して、電流許容値Alsを初期設定値Asに戻す(S33)。尚、電動はさみで使用する場合、電流許容値を初期設定値8A、低下設定値5.5Aで良好な結果が得られた。また、電流許容値Asは、刃部9を閉じるときに用いられる電流許容値(閉)と、刃部9を開くときに用いられる電流許容値(開)とを別々に設定するのが望ましい。
こうした制御により、モータの駆動電流が、単位時間(ここでは3分間)内に、モータ10を異常停止させる電流許容値As(ここでは8A)よりも低く設定した加熱電流値Aw(ここでは6A)を所定回数(ここでは8回)上回ると、モータの過熱を危惧して電流許容値Asを所定電流値(ここでは5.5A)に低下させ、モータ10を異常停止を早めることができる。また、単位時間当たりの加熱電流値Awを上回る回数は、モータ10を駆動させなければ減少していくので、その回数に応じてモータ10の冷却を検知し、即座に電流許容値Asを初期値に戻すことができる。そして、単位時間内のデータは随時更新されて最新のデータに書き換えられていくため、モータの状態をタイムリーに検知することができる。
以上、本発明の実施形態を説明してきたが、本発明の具体的な実施形態は、前述した実施形態に限るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があったとしても本発明に含まれる。
電動はさみ1の各構成要素を示す説明図である。 はさみ本体2の内部構造を示す説明図である。 制御基板3aと各種装置とのやり取りを示すブロック図である。 電動はさみの切断処理を示すフローチャート図である。 電動はさみの開放処理を示すフローチャート図である。 電流許容値Asの変更制御を示すフローチャート図である。 検出の様子を示す説明図である。
1 電動はさみ
2 はさみ本体
3 制御ボックス
3a 制御部たる制御基板
3b 蓄電池
3c 記憶部
4 はさみ本体ケーブル
5 メインスイッチケーブル
6 メインスイッチ
7 グリップ
8 操作部
8a トリガースイッチ
8b ガード体
8c ロックスイッチ
9 刃部
9a 上刃
9b 下受け
9c 腕部
9d 支点部
10 モータ
11 ボールねじ
11a ねじ軸
11b ナット部
11c 磁石
12 リンク
13 全閉検出磁気センサー
14 全開検出磁気センサー
15 電流検出手段
As 電流許容値
Aw 過熱判断電流値たる加熱電流値

Claims (5)

  1. 断続的に回転するモータから、その駆動力に応じて変化する駆動電流を検出して、検出した駆動電流が電流許容値を超えたか否かを判断し、超えたときに過電流と判断して回転中の前記モータを異常停止させるモータの過熱防止方法において、
    所定時間が経過する毎に、モータの駆動中に検出した駆動電流の最大電流値が前記電流許容値よりも低く設定された過熱判断電流値を超えた否かを判断し、単位時間内で前記過熱判断電流値を上回った回数が所定回数を上回ったら、前記電流許容値を前記過熱判断電流値以下に低下させることを特徴とするモータの過熱防止方法。
  2. 請求項1記載のモータの過熱防止方法において、
    単位時間内で前記過熱判断電流値を上回った回数が所定回数を下回ったら、前記電流許容値を初期値に戻すことを特徴とするモータの過熱防止方法。
  3. 少なくとも1枚が自在に揺動する複数の刃からなり、これらを閉じ互いに作用させることで切断を行う刃部と、該刃部を揺動させるための駆動源となり、正回転することで前記刃部を閉じ、逆回転することで前記刃部を開くモータと、該モータに駆動力に応じて変動する駆動電流を検出する電流検出手段と、検出される駆動電流が電流許容値を超えたか否かを判断し、超えたときに過電流と判断して前記回転中のモータを異常停止させる制御部とを備えた電動はさみにおいて、
    前記制御部は、所定時間が経過する毎に、前記モータの駆動中に検出した駆動電流の最大電流値が前記電流許容値よりも低く設定された過熱判断電流値を超えた否かを判断し、単位時間内で前記過熱判断電流値を上回った回数が所定回数を上回ったら、前記電流許容値を前記過熱判断電流値以下に低下させることを特徴とする電動はさみ。
  4. 請求項3記載の電動はさみにおいて、
    前記制御部は、単位時間内で前記過熱判断電流値を上回った回数が所定回数を下回ったら、前記電流許容値を初期値に戻すことを特徴とする電動はさみ。
  5. 請求項3記載のモータの過熱防止方法において、
    前記制御部は、低下させた電流許容値を超える駆動電流が、前記モータを正回転させているときに検出されたときに、前記モータを異常停止させるとともに、前記モータを逆回転させて刃部を全開にするまで、前記モータを正回転させることを不可にすることを特徴とする電動はさみ。
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