JP2009077088A - 放送記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利便性良好にファームウェアを更新する。
【解決手段】HDDレコーダのMPU11は、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行すると共に、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約判定部117によって録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行する更新実行部118を備えている。
【選択図】図2
【解決手段】HDDレコーダのMPU11は、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行すると共に、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約判定部117によって録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行する更新実行部118を備えている。
【選択図】図2
Description
本発明は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を記録媒体に格納する放送記録装置に関する。
従来、テレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を格納するHDD(Hard Disk Drive)レコーダ等の放送記録装置において、該放送記録装置の動作を制御するファームウェアを、放送波を介して取得して更新する技術が知られている。
ファームウェアを更新する技術としては、例えば、ファームウェア配信サーバにファームウェアを保持しておき、電子機器からの問い合わせ時や新たなファームウェアが追加された時などの所定のタイミングで、ファームウェア配信サーバから電子機器へと、ファームウェア配信サーバが保持しているファームウェアのバージョンを通知し、電子機器は、この通知に基づいて自己が有しているファームウェアよりも新しいバージョンのファームウェアをファームウェア配信サーバが有していることを確認したならば、このファームウェアをファームウェア配信サーバからダウンロードし、インストールするファームウェアアップデートシステムが開示されている(特許文献1参照)。
また、上記ファームウェアアップデートシステムにおいては、電子機器毎に自動アップデートを許可するか否かのユーザ設定を受け付けるようにし、許可設定されている場合にのみファームウェアの自動アップデートを行うこととしているので、個別事情によりファームウェアのアップデートを自動では行うべきではない電子機器が存在する場合に対応することが可能である。
特開2003−5991号公報
上記ファームウェアアップデートシステムにおいては、自動アップデートを許可する旨の設定されている場合にのみファームウェアの自動アップデートを行うこととしているが、HDDレコーダ等の従来の放送記録装置においては、録画予約された番組を確実に録画するために、録画予約がされている番組が有る場合には、ファームウェアの自動アップデートが禁止されることとなっている。すなわち、ファームウェアが更新されることによって、何らかの原因で(例えば、録画予約情報が消去される等の原因で)、録画予約がされている番組が録画されないことを防止する構成となっている。
しかしながら、ユーザは、早期にファームウェアの更新を所望する場合があり、上記従来の放送記録装置では、ファームウェアの更新において利便性が充分ではない場合があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、利便性良好にファームウェアを更新することの可能な放送記録装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の放送記録装置は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を記録媒体に格納する放送記録装置であって、テレビジョン放送を受信する受信手段と、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、該放送記録装置のファームウェアを更新するか否かの設定を行う第1設定手段と、前記第1設定手段によってファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、前記受信手段を介して受信されたテレビジョン放送に基づき、該放送記録装置の更新すべきファームウェアが送信されるか否かを判定する送信判定手段と、前記送信判定手段によって更新すべきファームウェアが送信されると判定された場合に、前記受信手段を介して、更新すべきファームウェアが送信される日時情報である送信日時情報を取得する日時取得手段と、前記第1設定手段によってファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行するか否かを設定する第2設定手段と、前記第1設定手段によって更新を実行する旨の設定がされている場合に、前記日時取得手段によって取得された送信日時に到達したか否かを判定する日時判定手段と、前記第2設定手段によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合に、録画予約されている番組が有るか否かを判定する録画予約判定手段と、前記第2設定手段によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、前記日時判定手段によって送信日時に到達したと判定された場合に、前記受信手段を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行すると共に、前記第2設定手段によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、前記日時判定手段によって送信日時に到達したと判定され、且つ、前記録画予約判定手段によって録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、前記受信手段を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行する更新実行手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の放送記録装置は、請求項1に記載の放送記録装置であって、前記第2設定手段が、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組がPPV(Pay Per View)番組である場合に更新を実行するか否かを設定し、前記録画予約判定手段が、録画予約されている番組がPPV番組であるか否かを判定し、前記更新実行手段が、前記第2設定手段によってPPV番組である場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、前記日時判定手段によって送信日時に到達したと判定された場合に、前記受信手段を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行し、前記第2設定手段によってPPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、前記日時判定手段によって送信日時に到達したと判定され、且つ、前記録画予約判定手段によって録画予約されている番組が無いと判定されるか、又は、録画予約されている番組がPPV番組ではないと判定された場合に限って、前記受信手段を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行することを特徴としている。
請求項3に記載の放送記録装置は、請求項1又は請求項2に記載の放送記録装置であって、前記送信判定手段が、前記受信手段を介して受信されたテレビジョン放送のSDTT(Software Download Trigger Table)に含まれる製造メーカID情報及び機器モデルID情報に基づいて判定することを特徴としている。
請求項4に記載の放送記録装置は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放送記録装置であって、前記日時取得手段が、前記送信日時情報として、前記受信手段を介して受信されたテレビジョン放送のSDTTに含まれる開始日時(start_time)情報を取得することを特徴としている。
請求項1に記載の放送記録装置によれば、外部からの操作入力を受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、ファームウェアを更新するか否かの設定が行われ、ファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、受信手段を介して受信されたテレビジョン放送に基づき、更新すべきファームウェアが送信されるか否かが判定される。また、更新すべきファームウェアが送信されると判定された場合に、受信手段を介して、更新すべきファームウェアが送信される日時情報である送信日時情報が取得され、ファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行するか否かが設定される。そして、更新を実行する旨の設定がされている場合に、取得された送信日時に到達したか否かが判定され、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合に、録画予約されている番組が有るか否かが判定される。更に、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、送信日時に到達したと判定された場合に、受信手段を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されると共に、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、受信手段を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されるため、利便性良好にファームウェアを更新することができる。
すなわち、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、送信日時に到達したと判定された場合に、受信手段を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されると共に、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、受信手段を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されるため、ユーザが録画予約されている番組が有る場合であっても更新の実行を所望する場合には、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定をすることによって更新を実行させることができるので、利便性良好にファームウェアを更新することができるのである。
請求項2に記載の放送記録装置によれば、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組がPPV(Pay Per View)番組である場合に更新を実行するか否かが設定され、録画予約されている番組がPPV番組であるか否かが判定される。そして、PPV番組である場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、送信日時に到達したと判定された場合に、受信手段を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行され、PPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約されている番組が無いと判定されるか、又は、録画予約されている番組がPPV番組ではないと判定された場合に限って、受信手段を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されるため、更に利便性良好にファームウェアを更新することができる。
すなわち、PPV番組である場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、送信日時に到達したと判定された場合に、受信手段を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行され、PPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約されている番組が無いと判定されるか、又は、録画予約されている番組がPPV番組ではないと判定された場合に限って、受信手段を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されるため、ユーザが、録画予約されている番組がPPV番組である場合であっても更新の実行を所望する場合には、PPV番組である場合に更新を実行する旨の設定をすることによって更新を実行させることができ、録画予約されている番組がPPV番組である場合には更新の実行を所望しない場合には、PPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定をすることによって更新を実行させないことができるので、更に利便性良好にファームウェアを更新することができるのである。
請求項3に記載の放送記録装置によれば、受信手段を介して受信されたテレビジョン放送のSDTT(Software Download Trigger Table)に含まれる製造メーカID情報及び機器モデルID情報に基づいて、更新すべきファームウェアが送信されるか否かが判定されるため、更新すべきファームウェアが送信されるか否かを簡素な構成で正確に判定することができる。
請求項4に記載の放送記録装置によれば、送信日時情報として、受信手段を介して受信されたテレビジョン放送のSDTTに含まれる開始日時(start_time)情報が取得されるため、簡素な構成で正確な送信日時情報(=更新すべきファームウェアが送信される日時情報)を取得することができる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るHDDレコーダの構成の一例を示すブロック図である。HDDレコーダ1(放送記録装置に相当する)は、出力装置2と通信可能に接続されると共に、リモートコントローラ(=Remotecontroller:以下、「リモコン」という)3と赤外線通信を介して通信可能に接続されている。
HDDレコーダ1は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に基づいて、デジタル方式のテレビジョン放送を受信し、受信した映像情報、音声情報を含む番組情報をHDD19に格納するものである。また、HDDレコーダ1は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に基づいて、HDD19に格納された番組情報を読み出して再生し、出力装置2に対して映像及び音声を出力するものである。
出力装置2は、ディスプレイ21及びスピーカ22を備え、HDDレコーダ1から入力された音声情報及び映像情報を出力するものである。ディスプレイ21は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等を備え、HDDレコーダ1から入力された映像情報に対応する映像を外部から視認可能に表示するものである。スピーカ22は、HDDレコーダ1から入力された音声情報に対応する音声を出力するものである。
リモコン3(第1設定手段の一部、第2設定手段の一部に相当する)は、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に対応する赤外線信号を生成して、HDDレコーダ1に対して出力するものである。
また、HDDレコーダ1は、MPU11、RAM12、ROM13、操作部14、受信部15、音声出力部16、MPEG2デコード部17、画像出力部18、及び、HDD19を備えている。
MPU(Micro Processing Unit)11は、HDDレコーダ1全体の動作を制御するものである。RAM(Random Access Memory)12は、音声情報、映像情報等の情報を読み書き自在に格納するものである。ROM(Read Only Memory)13は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等からなり、MPU11を動作させる制御プログラム及びファームウェア等を格納するものである。
操作部14は、電源のON、OFF操作、選局等の各種操作を受け付けるものである。また、操作部14は、赤外線通信を介して、リモコン3からの操作信号を受け付けて、各種操作を受け付けるものである。受信部15(受信手段に相当する)は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信して復調するものであって、アンテナ部151、チューナ部152、A/D変換部153、復調部154、及び、TSデマルチプレクサ155を備えている。
アンテナ部151は、デジタル方式のテレビジョン放送波を受信するものである。チューナ部152は、アンテナ部151で受信されたデジタル方式のテレビジョン放送波から、予め設定されたチャンネルの放送を選局するものである。A/D変換部153は、チューナ部152からの出力信号(=アナログ信号)をデジタル情報に変換するものである。復調部154は、A/D変換部153からの出力情報を復調するものである。TS(Transport Stream)デマルチプレクサ155は、復調部154によって復調された出力情報を種別毎に分離して出力するものである。
音声出力部16は、受信部15によって受信されたテレビジョン放送に対応する音声信号をスピーカ22に対して出力するものであって、D/A変換部161、及び、音声信号出力部162を備えている。D/A変換部161は、TSデマルチプレクサ155から出力された音声情報(=デジタル情報)をアナログ信号に変換するものである。音声信号出力部162は、D/A変換部161によってアナログ信号に変換された音声信号を出力装置2のスピーカ22に対して出力するものである。
MPEG(Motion Picture Experts Group)2デコード部17は、TSデマルチプレクサ155から出力された映像情報を圧縮前の映像情報に復号化するものである。
画像出力部18は、MPEG2デコード部17によって復号化された映像信号をディスプレイ21に対して出力するものであって、NTSCエンコード部181、及び、映像信号出力部182を備えている。NTSC(National Television Standards Committee)エンコード部181は、MPEG2デコード部17によって復号化された映像情報をNTSC方式のテレビジョン信号に変換するものである。映像信号出力部182は、NTSCエンコード部181から出力されたNTSC方式のテレビジョン信号を出力装置2のディスプレイ21に対して出力するものである。
HDD(Hard Disk Drive)19は、MPU11からの指示に従って、受信部15を介して受信された映像情報、音声情報等の種々の情報を格納すると共に、MPU11からの指示に従って、格納された映像情報、音声情報等の種々の情報を出力するものである。
次に、HDDレコーダ1が放送を受信する場合の動作について説明する。まず、送信されてきたデジタル放送波がアンテナ部151で受信される。操作部14(又は、リモコン3)を介して選局操作が受け付けられた場合には、チューナ部152によって受信するトランスポンダ(Transponder)の切換が行われる。受信されたデジタル放送波は、A/D変換部153によりデジタル情報に変換され、復調部154によって復調される。
なお、デジタル放送波は、送信側(送信局)からTS(Transport Stream)パケットとして送信される。このTSパケットは、映像情報、音声情報、制御情報等を含み、これらの情報がTSデマルチプレクサ155によって、分離して出力され、RAM12に格納される。そして、RAM12から読み出された音声情報がD/A変換部161によってアナログ信号に変換され、音声信号出力部162を介してスピーカ22から音声が出力される。
また、RAM12から読み出された映像情報がMPEG2デコード部17によって圧縮前の映像情報に復号化され、NTSCエンコード部181によってNTSC方式のテレビジョン信号に変換されて、映像信号出力部182を介してディスプレイ21に映像が表示される。
図2は、本発明に係るHDDレコーダ1における主要部の構成の一例を示すブロック図である。MPU11は、機能的に、録画予約設定部111、第1設定部112、第2設定部113、送信判定部114、日時取得部115、日時判定部116、録画予約判定部117、及び、更新実行部118を備え、RAM12は、機能的に、録画予約記憶部121を備えている。
ここでは、MPU11が、図1に示すROM13等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、録画予約設定部111、第1設定部112、第2設定部113、送信判定部114、日時取得部115、日時判定部116、録画予約判定部117、更新実行部118等の機能部として機能すると共に、RAM12を、録画予約記憶部121等の機能部として機能させるものである。
また、RAM12、図1に示すROM13に格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、半導体メモリ等である。
録画予約記憶部121は、PPV番組であるか否かを示す情報であるPPV番組情報、録画開始日時情報、録画終了日時情報、及び、チャンネル番号情報等の録画予約情報を格納するものである。録画予約記憶部121に格納される録画予約情報は、録画予約設定部111によって記録され(=書き込まれ)、録画予約判定部117によって読み出されるものである。
録画予約設定部111は、リモコン3を介して、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約情報を生成し、生成された録画予約情報を録画予約記憶部121に記録する(=書き込む)ものである。
第1設定部112(第1設定手段の一部に相当する)は、リモコン3を介して、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、HDDレコーダ1のファームウェアを更新するか否かの設定を行うものである。
第2設定部113(第2設定手段の一部に相当する)は、第1設定部112によってファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、リモコン3を介して、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行するか否かを設定するものである。
また、第2設定部113は、リモコン3を介して、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組が、番組毎に課金される番組(いわゆる、PPV(Pay Per View)番組)である場合(=PPV番組が録画予約されている場合)に更新を実行するか否かを設定するものである。
送信判定部114(送信判定手段に相当する)は、第1設定部112によってファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、受信部15を介して受信されたテレビジョン放送に基づき、HDDレコーダ1の更新すべきファームウェアが送信されるか否かを判定するものである。
具体的には、送信判定部114は、受信部15を介して受信されたテレビジョン放送のSDTT(Software Download Trigger Table)に含まれる製造メーカID(maker_id)情報及び機器モデルID(model_id)情報に基づいて、HDDレコーダ1の更新すべきファームウェアが送信されるか否かを判定するものである。
すなわち、送信判定部114は、受信部15を介して受信されたテレビジョン放送のSDTTに含まれる製造メーカID情報及び機器モデルID情報が、それぞれ、HDDレコーダ1の製造メーカID情報及び機器モデルID情報と一致する場合に、HDDレコーダ1の更新すべきファームウェアが送信されると判定するものである。
日時取得部115(日時取得手段に相当する)は、送信判定部114によって更新すべきファームウェアが送信されると判定された場合に、受信部15を介して、更新すべきファームウェアが送信される日時情報である送信日時情報を取得するものである。
具体的には、日時取得部115は、送信日時情報として、受信部15を介して受信されたテレビジョン放送のSDTT(Software Download Trigger Table)に含まれる開始日時(start_time)情報を取得するものである。
日時判定部116(日時判定手段に相当する)は、第1設定部112によって更新を実行する旨の設定がされている場合に、日時取得部115によって取得された送信日時に到達したか否かを判定するものである。
録画予約判定部117(録画予約判定手段に相当する)は、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合に、録画予約記憶部121に格納された録画予約情報に基づいて、録画予約されている番組が有るか否かを判定するものである。
また、録画予約判定部117は、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合に、録画予約記憶部121に格納された録画予約情報に基づいて、録画予約されている番組がPPV番組であるか否か(=PPV番組が録画予約されているか否か)を判定するものである。
更新実行部118(更新実行手段に相当する)は、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行するものである。また、更新実行部118は、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約判定部117によって録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行するものである。
更に、更新実行部118は、第2設定部113によってPPV番組である場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行するものである。加えて、更新実行部118は、第2設定部113によってPPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約判定部117によって録画予約されている番組が無いと判定されるか、又は、録画予約されている番組がPPV番組ではないと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行するものである。
すなわち、更新実行部118は、下記の処理を行うものである。
(CASE1)
第1設定部112によって更新を実行しない旨の設定がされている場合には、一切更新を実行しない。
(CASE2)
第1設定部112によって更新を実行する旨の設定がされ、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約判定部117によって録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行する。
(CASE3)
第1設定部112によって更新を実行する旨の設定がされ、第2設定部113によってPPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約判定部117によって録画予約されている番組が無いと判定されるか、又は、録画予約されている番組がPPV番組ではないと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取取得して更新を実行する。
(CASE4)
第1設定部112によって更新を実行する旨の設定がされ、第2設定部113によってPPV番組である場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行する。
(CASE1)
第1設定部112によって更新を実行しない旨の設定がされている場合には、一切更新を実行しない。
(CASE2)
第1設定部112によって更新を実行する旨の設定がされ、第2設定部113によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約判定部117によって録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行する。
(CASE3)
第1設定部112によって更新を実行する旨の設定がされ、第2設定部113によってPPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約判定部117によって録画予約されている番組が無いと判定されるか、又は、録画予約されている番組がPPV番組ではないと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取取得して更新を実行する。
(CASE4)
第1設定部112によって更新を実行する旨の設定がされ、第2設定部113によってPPV番組である場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、日時判定部116によって送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行する。
図3は、第1設定部112及び第2設定部113によってディスプレイ21に表示される更新条件設定画面の一例を示す画面図である。更新条件設定画面400には、画面略中央部に、更新条件表示部401が表示され、画面下部に、設定ボタン403及びキャンセルボタン404が表示されている。
更新条件表示部401は、ファームウェアを更新する条件を選択可能に表示するものであって、上側から順に、第1条件表示部401a、第2条件表示部401b、第3条件表示部401c及び第4条件表示部401dが表示されている。第1条件表示部401aは、更新しない旨の設定を行う場合(=上記(CASE1)の処理を実行する場合)に選択されるものである。第2条件表示部401bは、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定を行う場合(=上記(CASE2)の処理を実行する場合)に選択されるものである。
第3条件表示部401cは、録画予約されている番組がPPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定を行う場合(=上記(CASE3)の処理を実行する場合)に選択されるものである。第4条件表示部401dは、録画予約に関係なく更新を実行する旨の設定を行う場合(=上記(CASE4)の処理を実行する場合)に選択されるものである。
第3条件表示部401cには、選択状態であることを示す選択状態表示マーク402が表示されている。選択状態表示マーク402は、選択状態であることを示すものであって、例えば、リモコン3に配設された上方向キーが押下された場合に、上側(ここでは、第2条件表示部401b)に移動され、リモコン3に配設された下方向キーが押下された場合に、下側(ここでは、第4条件表示部401d)に移動される。すなわち、ユーザは、リモコン3に配設された上方向キー又は下方向キーを押下することによって、第1条件表示部401a、第2条件表示部401b、第3条件表示部401c及び第4条件表示部401dの中から所望する条件を選択することができる。
設定ボタン403は、選択状態とされている(=選択状態表示マーク402が表示されている)条件を設定する場合に押下されるボタンである。キャンセルボタン404は、選択状態をキャンセルする場合に押下されるボタンである。ここで、「押下される」とは、例えば、リモコン3に配設された上方向キー又は下方向キーによって、選択状態とされ、リモコン3に配設された決定キー(又はエンターキー)が押下されることを意味している。
図4、図5は、HDDレコーダ1(主にMPU11)の動作の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、便宜上、予め録画予約設定部111によって録画予約情報が録画予約記憶部121に格納され、第1設定部112及び第2設定部113によってファームウェアを更新する条件が設定されている場合について説明する。
まず、送信判定部114によって、ファームウェアを更新する旨の設定が行われているか否かの判定が行われる(S101)。ファームウェアを更新する旨の設定が行われていない(=図3の第1条件表示部401aが選択されて設定されている)と判定された場合(S101でNO)には、処理が待機状態とされる。ファームウェアを更新する旨の設定が行われている(=図3の第2条件表示部401b、第3条件表示部401c又は第4条件表示部401dが選択されて設定されている)と判定された場合(S101でYES)には、送信判定部114によって、ファームウェアが送信されるか否かの判定が行われる(S103)。ファームウェアが送信されないと判定された場合(S103でNO)には、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。
ファームウェアが送信されると判定された場合(S103でYES)には、送信判定部114によって、受信部15を介してSDTTに含まれる製造メーカID情報及び機器モデルIDが取得される(S105)。そして、送信判定部114によって、ステップS105において取得された製造メーカID情報及び機器モデルIDが、HDDレコーダ1の製造メーカID情報及び機器モデルID情報と一致するか否かの判定が行われる(S107)。一致しないと判定された場合(S107でNO)には、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。
一致すると判定された場合(S107でNO)には、日時取得部115によって、受信部15を介してSDTTに含まれる開始日時情報が取得される(S109)。そして、日時判定部116によって、ステップS109において取得された開始日時(=送信日時)に到達したか否かの判定が行われる(S111)。送信日時に到達していないと判定された場合(S111でNO)には、処理が待機状態とされる。送信日時に到達したと判定された場合(S111でYES)には、図5に示すように、更新実行部118によって、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされているか否かの判定が行われる(S113)。録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされていない(=図3の第3条件表示部401c又は第4条件表示部401dが選択されて設定されている)と判定された場合(S113でNO)には、処理がステップS117に進められる。
録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている(=図3の第2条件表示部401bが選択されて設定されている)と判定された場合(S113でYES)には、録画予約判定部117によって、録画予約されている番組が有るか否かの判定が行われる(S115)。録画予約されている番組が有ると判定された場合(S115でYES)には、処理が図4に示すステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。録画予約されている番組が無いと判定された場合(S115でNO)には、処理がステップS121に進められる。
ステップS113でNOの場合(=図3の第3条件表示部401c又は第4条件表示部401dが選択されて設定されている場合)には、更新実行部118によって、PPV番組の録画予約がされている場合には更新を実行しない旨の設定がされているか否かの判定が行われる(S117)。PPV番組の録画予約がされている場合には更新を実行しない旨の設定がされていない(=図3の第4条件表示部401dが選択されて設定されている)と判定された場合(S117でNO)には、処理がステップS121に進められる。
PPV番組の録画予約がされている場合には更新を実行しない旨の設定がされている(=図3の第3条件表示部401cが選択されて設定されている)と判定された場合(S117でYES)には、録画予約判定部117によって、PPV番組が録画予約されているか否かの判定が行われる(S119)。PPV番組が録画予約されていると判定された場合(S119でYES)には、処理が図4に示すステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。PPV番組が録画予約されていないと判定された場合(S119でNO)には、処理がステップS121に進められる。
ステップS115でNOの場合、ステップS117でNOの場合、又は、ステップS119でNOの場合には、更新実行部118によって、受信部15を介して更新すべきファームウェアが取得(=ダウンロード)され(S121)、更新が実行されて(S123)、処理が終了される。
このようにして、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、ファームウェアを更新するか否かの設定が行われ、ファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、受信部15を介して受信されたテレビジョン放送に基づき、更新すべきファームウェアが送信されるか否かが判定される。また、更新すべきファームウェアが送信されると判定された場合に、受信部15を介して、更新すべきファームウェアが送信される日時情報である送信日時情報が取得され、ファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行するか否かが設定される。そして、更新を実行する旨の設定がされている場合に、取得された送信日時に到達したか否かが判定され、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合に、録画予約されている番組が有るか否かが判定される。更に、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定がされている場合(=図3の第4条件表示部401dが選択されて設定されている場合)には、送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されると共に、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合(=図3の第2条件表示部401bが選択されて設定されている場合)には、送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されるため、利便性良好にファームウェアを更新することができる。
すなわち、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定がされている場合(=図3の第4条件表示部401dが選択されて設定されている場合)には、送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されると共に、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合(=図3の第2条件表示部401bが選択されて設定されている場合)には、送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されるため、ユーザが録画予約されている番組が有る場合であっても更新の実行を所望する場合には、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定をする(=図3の第4条件表示部401dを選択して設定する)ことによって更新を実行させることができるので、利便性良好にファームウェアを更新することができるのである。
また、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組がPPV番組である場合に更新を実行するか否かが設定され、録画予約されている番組がPPV番組であるか否かが判定される。そして、PPV番組である場合に更新を実行する旨の設定がされている場合(=図3の第4条件表示部401dが選択されて設定されている場合)には、送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行され、PPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合(=図3の第3条件表示部401cが選択されて設定されている場合)には、送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約されている番組が無いと判定されるか、又は、録画予約されている番組がPPV番組ではないと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されるため、更に利便性良好にファームウェアを更新することができる。
すなわち、PPV番組である場合に更新を実行する旨の設定がされている場合(=図3の第4条件表示部401dが選択されて設定されている場合)には、送信日時に到達したと判定された場合に、受信部15を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行され、PPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合(=図3の第3条件表示部401cが選択されて設定されている場合)には、送信日時に到達したと判定され、且つ、録画予約されている番組が無いと判定されるか、又は、録画予約されている番組がPPV番組ではないと判定された場合に限って、受信部15を介して更新すべきファームウェアが取得されて更新が実行されるため、ユーザが、録画予約されている番組がPPV番組である場合であっても更新の実行を所望する場合には、PPV番組である場合に更新を実行する旨の設定をする(=図3の第4条件表示部401dを選択して設定する)ことによって更新を実行させることができ、録画予約されている番組がPPV番組である場合には更新の実行を所望しない場合には、PPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定をする(=図3の第3条件表示部401cを選択して設定する)ことによって更新を実行させないことができるので、更に利便性良好にファームウェアを更新することができるのである。
更に、受信部15を介して受信されたテレビジョン放送のSDTTに含まれる製造メーカID情報及び機器モデルID情報に基づいて、更新すべきファームウェアが送信されるか否かが判定されるため、更新すべきファームウェアが送信されるか否かを簡素な構成で正確に判定することができる。
加えて、送信日時情報として、受信部15を介して受信されたテレビジョン放送のSDTTに含まれる開始日時情報が取得されるため、簡素な構成で正確な送信日時情報(=更新すべきファームウェアが送信される日時情報)を取得することができる。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、放送記録装置が、デジタル放送を受信してHDD19に格納可能に構成されたHDDレコーダ1である場合について説明したが、放送記録装置が、デジタル放送を受信して、受信された映像情報を格納する装置であればよい。例えば、放送記録装置が、DVDレコーダ、ビデオテープレコーダ等である形態でもよい。
(A)本実施形態では、放送記録装置が、デジタル放送を受信してHDD19に格納可能に構成されたHDDレコーダ1である場合について説明したが、放送記録装置が、デジタル放送を受信して、受信された映像情報を格納する装置であればよい。例えば、放送記録装置が、DVDレコーダ、ビデオテープレコーダ等である形態でもよい。
(B)本実施形態では、MPU11が録画予約設定部111、第1設定部112、第2設定部113、送信判定部114、日時取得部115、日時判定部116、録画予約判定部117、更新実行部118等の機能部を備える場合について説明したが、録画予約設定部111、第1設定部112、第2設定部113、送信判定部114、日時取得部115、日時判定部116、録画予約判定部117、及び、更新実行部118の内、少なくとも1の機能部が回路等のハードウェアによって実現されている形態でもよい。
(C)本実施形態では、第2設定部113が、PPV番組が録画予約されている場合に更新を実行するか否かを設定する場合について説明したが、第2設定部113が、PPV番組に換えて(又は、加えて)、1日単位で課金するPPD(Pay Per Day)番組が録画予約されている場合に更新を実行するか否かを設定する形態でもよいし、一連の番組群をセットにして課金するPPS(Pay Per Series)番組が録画予約されている場合に更新を実行するか否かを設定する形態でもよい。
(D)本実施形態では、第1設定部112及び第2設定部113が、4個の更新条件(図3の第1条件表示部401a、第2条件表示部401b、第3条件表示部401c及び第4条件表示部401dに対応する更新条件)から1の更新条件を設定する場合について説明したが、第1設定部112及び第2設定部113が、3個の更新条件から1の更新条件を設定する形態でもよい。例えば、第1設定部112及び第2設定部113が、図3の第1条件表示部401a、第2条件表示部401b、及び、第3条件表示部401cに対応する更新条件から1の更新条件を設定する形態でもよいし、第1設定部112及び第2設定部113が、図3の第1条件表示部401a、第2条件表示部401b、及び、第4条件表示部401dに対応する更新条件から1の更新条件を設定する形態でもよい。
1 HDDレコーダ(放送記録装置)
11 MPU
111 録画予約設定部
112 第1設定部(第1設定手段の一部)
113 第2設定部(第2設定手段の一部)
114 送信判定部(送信判定手段)
115 日時取得部(日時取得手段)
116 日時判定部(日時判定手段)
117 録画予約判定部(録画予約判定手段)
118 更新実行部(更新実行手段)
12 RAM
121 録画予約記憶部
15 受信部(受信手段)
19 HDD
2 出力装置
21 ディスプレイ
3 リモコン(第1設定手段の一部、第2設定手段の一部)
11 MPU
111 録画予約設定部
112 第1設定部(第1設定手段の一部)
113 第2設定部(第2設定手段の一部)
114 送信判定部(送信判定手段)
115 日時取得部(日時取得手段)
116 日時判定部(日時判定手段)
117 録画予約判定部(録画予約判定手段)
118 更新実行部(更新実行手段)
12 RAM
121 録画予約記憶部
15 受信部(受信手段)
19 HDD
2 出力装置
21 ディスプレイ
3 リモコン(第1設定手段の一部、第2設定手段の一部)
Claims (4)
- デジタル方式のテレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を記録媒体に格納する放送記録装置であって、
テレビジョン放送を受信する受信手段と、
外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、該放送記録装置のファームウェアを更新するか否かの設定を行う第1設定手段と、
前記第1設定手段によってファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、前記受信手段を介して受信されたテレビジョン放送に基づき、該放送記録装置の更新すべきファームウェアが送信されるか否かを判定する送信判定手段と、
前記送信判定手段によって更新すべきファームウェアが送信されると判定された場合に、前記受信手段を介して、更新すべきファームウェアが送信される日時情報である送信日時情報を取得する日時取得手段と、
前記第1設定手段によってファームウェアを更新する旨の設定が行われた場合に、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組が有る場合に更新を実行するか否かを設定する第2設定手段と、
前記第1設定手段によって更新を実行する旨の設定がされている場合に、前記日時取得手段によって取得された送信日時に到達したか否かを判定する日時判定手段と、
前記第2設定手段によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合に、録画予約されている番組が有るか否かを判定する録画予約判定手段と、
前記第2設定手段によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、前記日時判定手段によって送信日時に到達したと判定された場合に、前記受信手段を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行すると共に、前記第2設定手段によって録画予約されている番組が有る場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、前記日時判定手段によって送信日時に到達したと判定され、且つ、前記録画予約判定手段によって録画予約されている番組が無いと判定された場合に限って、前記受信手段を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行する更新実行手段と、
を備えることを特徴とする放送記録装置。 - 前記第2設定手段は、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画予約されている番組がPPV(Pay Per View)番組である場合に更新を実行するか否かを設定し、
前記録画予約判定手段は、録画予約されている番組がPPV番組であるか否かを判定し、
前記更新実行手段は、
前記第2設定手段によってPPV番組である場合に更新を実行する旨の設定がされている場合には、前記日時判定手段によって送信日時に到達したと判定された場合に、前記受信手段を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行し、
前記第2設定手段によってPPV番組である場合に更新を実行しない旨の設定がされている場合には、前記日時判定手段によって送信日時に到達したと判定され、且つ、前記録画予約判定手段によって録画予約されている番組が無いと判定されるか、又は、録画予約されている番組がPPV番組ではないと判定された場合に限って、前記受信手段を介して更新すべきファームウェアを取得して更新を実行することを特徴とする請求項1に記載の放送記録装置。 - 前記送信判定手段は、前記受信手段を介して受信されたテレビジョン放送のSDTT(Software Download Trigger Table)に含まれる製造メーカID情報及び機器モデルID情報に基づいて判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放送記録装置。
- 前記日時取得手段は、前記送信日時情報として、前記受信手段を介して受信されたテレビジョン放送のSDTTに含まれる開始日時(start_time)情報を取得することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の放送記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007243190A JP2009077088A (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 放送記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007243190A JP2009077088A (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 放送記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009077088A true JP2009077088A (ja) | 2009-04-09 |
Family
ID=40611657
Family Applications (1)
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JP2007243190A Pending JP2009077088A (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 放送記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009077088A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012129657A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd | 放送受信装置 |
-
2007
- 2007-09-20 JP JP2007243190A patent/JP2009077088A/ja active Pending
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