JP2009073380A - ラックアンドピニオン式ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラックハウジングの鋳造性を向上させることにより、低コスト化を実現すると共に、安定した品質精度を確保する。
【解決手段】車体への取付け部であるボス部43を、ラック収容部42rの下面から略下方に突出させ、その車体への取付け面47を、ラックハウジング42をラック軸方向に見て、ラック軸Arと平行で且つピニオン軸Apと平行に配置する。又は、ボス部43を、ラック収容部42rの下面から略水平方向に突出させ、その車体への取付け面47を、ラックハウジング42をラック軸方向に見て、ラック軸Arと平行で且つピニオン軸Apと直角に配置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ラックアンドピニオン式ステアリング装置に関するものである。
ラック軸を指示するラック収容筒と、このラック収容筒と交差し、ピニオン軸を支持するピニオン収容筒と、を一体化させたギヤハウジングを鋳込みによって形成し、鋳込みの後にラック収容筒の両側から抜き出す中子の分割線を、ラック収容筒とピニオン収容筒との交差部に配置しているものがある(特許文献1参照)。
特開2000−6823号公報
ラックハウジングを鋳造する際、車体に固定するためのボス部も併せて一体形成することが多いが、ピニオン軸は、通常、ラック軸に対して傾けて配置しており、図6に示すように、ピニオン軸と、ラック軸と、ボス部の車体への取付け面とを、非平行・非直角となるように、三次元で複雑に配置すると、ラックハウジングを鋳造する際の型割りが複雑になるので、コストが増大してしまう。特に、電動パワーステアリングの採用により、ラックハウジングにウォームギヤを収容する構造では、さらに型割りが複雑になってしまい、鋳造欠陥が生じる可能性もある。
本発明の課題は、ラックハウジングの鋳造性を向上させることにより、低コスト化を実現すると共に、安定した品質精度を確保することにある。
本発明の請求項1に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置は、ピニオン軸及びラック軸を内装し鋳造されるラックハウジングを車体に取付けるようにしたラックアンドピニオン式ステアリング装置であって、前記ラックハウジングをラック軸方向に見て、前記ラックハウジングにおける車体への取付け面を、前記ラック軸と平行で且つ前記ピニオン軸と平行に配置したことを特徴とする。
本発明の請求項2に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置は、ピニオン軸及びラック軸を内装し鋳造されるラックハウジングを車体に取付けるようにしたラックアンドピニオン式ステアリング装置であって、前記ラックハウジングをラック軸方向に見て、前記ラックハウジングにおける車体への取付け面を、前記ラック軸と平行で且つ前記ピニオン軸と直角に配置したことを特徴とする。
本発明の請求項3に係るラックアンドピニオン式ステアリング装置は、電動モータによって、前記ピニオン軸又は前記ラック軸に操舵補助力を伝達する操舵補助機構を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ラックハウジングをラック軸方向に見て、ラックハウジングにおける車体への取付け面を、ラック軸と平行で且つピニオン軸と平行に配置する、又はラック軸と平行で且つピニオン軸と直角に配置することで、鋳造する際の型割りが複雑になることを回避し、ラックハウジングの鋳造性を向上させることができる。このように、ラックハウジングの鋳造性を向上させるときに、低コスト化を実現すると共に、安定した品質精度を確保し、更に強度設定を容易することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、ピニオンタイプの電動パワーステアリング装置を搭載したステアリング装置の全体図であり、図2は、ステアリングギヤの断面図であり、図3は、ラックハウジングの正面図、及び側面図である。
図1に示すように、ステアリング装置1では、ステアリングホイール2をステアリングシャフト3の一端に連結しており、ステアリングシャフト3は、ステアリングコラム4によって回転自在に保持されている。ステアリングシャフト3の他端は、ユニバーサルジョイント5を介して中間シャフト6の上端に連結され、中間シャフト6の下端は、ユニバーサルジョイント7を介してステアリングギヤ8におけるインプットシャフト9の上端に連結される。ステアリングギヤ8では、インプットシャフト9から入力される回転運動を電動モータ10によって助勢し、その回転運動を後述するラック11の軸方向(車幅方向)の直線運動に変換する。ラック11の両端は、夫々、左右のタイロッド12に連結され、ラック11の進退に応じてタイロッド12を押したり引いたりすることで、車輪が操向される。
図2に示すように、ステアリングギヤ8では、ハウジング21の内部で、インプットシャフト9を、トーションバー22を介してアウトプットシャフト23に連結している。インプットシャフト9は、略円筒状に形成され、トーションバー22は、このインプットシャフト9に挿通された状態で、上端側がインプットシャフト9に連結され、下端側がアウトプットシャフト23に連結される。インプットシャフト9は、軸受24によって軸支され、アウトプットシャフト23は、軸受25、26によって軸支される。
インプットシャフト9の外周面に対向する位置には、トルクセンサ31を設置する。このトルクセンサ31は、運転者からの操舵トルクに応じてトーションバー22が捩じられるときの、インプットシャフト9とアウトプットシャフト23との相対角変位を検出し、これに基づいて操舵トルクを検出している。
アウトプットシャフト23には、操舵補助機構32を設けている。この操舵補助機構32は、アウトプットシャフト23の上部に結合したウォームホイール33と、このウォームホイール33に噛合すると共に、モータ回転軸10aに結合されたウォーム34と、で構成される。すなわち、電動モータ10の回転トルクで、アウトプットシャフト23の回転を助勢することにより、操舵補助力を付与することができる。
アウトプットシャフト23の下部には、ピニオン35を形成し、このピニオン35に対して、ラック11を噛合させている。ラック11の噛合部分の背面には、このラック11をピニオン35の側に付勢すると共に、バックラッシュを調整可能なラックガイド36を設けている。
ハウジング21は、上段のセンサハウジング41と下段のラックハウジング42とに分割可能で、図3に示すように、ラックハウジング42には、上端が開口したピニオン収容部42pと、このピニオン収容部42pと交差するように連接され車幅方向に延在するラック収容部42rと、このラック収容部42rとピニオン収容部42pとが交差する位置に突設されたラックガイド収容部42gとが形成される。
ラック収容部42rの両端側の下面には、夫々、略垂直方向に突出する取付け部としてのボス部43を、一体形成してあり、このボス部43を車体(サスペンションメンバや車体フレーム)に結合することで、ラックハウジング42を車体に取付ける。ラックハウジング42をラック軸方向に見て、ボス部43における車体への取付け面47は、ピニオン軸Apと平行に配置している。
次に、本発明の作用効果について説明する。
本実施形態では、ラックハウジング42をラック軸方向に見て、ボス部43における車体への取付け面47を、ラック軸Arと平行で且つピニオン軸Apと平行に配置した。このように、ラックハウジング42の形状において、ピニオンApと平行な面を増加させることで、ラックハウジング42を鋳造する際の型割りが複雑になることを回避し、その鋳造性を向上させることができる。したがって、低コスト化を実現すると共に、安定した品質精度を確保することができる。
また、ラックハウジング42にウォームホイール33も収容するような構造では、さらに型割りが複雑になり、鋳造欠陥が生じる可能性が高まるので、型割りの複雑化を回避できる本発明が有効である。
なお、上記の実施形態では、ラックハウジング42をラック軸方向に見て、ボス部43における車体への取付け面47を、ラック軸Arと平行で且つピニオン軸Apと平行に配置しているが、これに限定されるものではない。すなわち、図4に示すように、ボス部43を、ラック収容部42rの下面から略水平方向に突出させ、その車体への取付け面47を、ラック軸Arと平行で且つピニオン軸Apと直角に配置してもよい。このように、ラックハウジング42の形状において、ピニオンApと直角な面を増加させて、その鋳造性を向上させることにより、低コスト化を実現すると共に、安定した品質精度を確保することができる。
また、上記の実施形態では、ステアリングギヤ8に電動モータ10を配置し、ピニオン35に操舵補助力を付与するピニオンタイプの電動パワーステアリング装置を搭載しているが、これに限定されるものではない。すなわち、図5に示すように、ステアリングコラム4に電動モータ10を配置し、ステアリングシャフト3に操舵補助力を付与するコラムタイプの電動パワーステアリング装置を搭載していても、本発明を適用できる。したがって、ステアリングギヤ8に操舵補助機構32を含まない構成であってもよい。
ピニオンタイプの電動パワーステアリング装置を搭載したステアリング装置の全体図である。 ステアリングギヤの断面図である。 取付け面をピニオン軸と平行に配置したラックハウジングの正面図、及び側面図である。 取付け面をピニオン軸と垂直に配置したラックハウジングの正面図、及び側面図である。 コラムタイプの電動パワーステアリング装置を搭載したステアリング装置の全体図である。 従来のラックハウジングの正面図、及び側面図である。
符号の説明
1…ステアリング装置、2…ステアリングホイール、3…ステアリングシャフト、8…ステアリングギヤ、9…インプットシャフト、10…電動モータ、11…ラック、12…タイロッド、21…ハウジング、22…トーションバー、23…アウトプットシャフト、31…トルクセンサ、32…操舵補助機構、33…ウォームホイール、34…ウォーム、35…ピニオン、36…ラックガイド、41…センサハウジング、42…ラックハウジング、42p…ピニオン収容部、42r…ラック収容部、42g…ラックガイド収容部、43…ボス部、45…取付け面、Ar…ラック軸、Ap…ピニオン軸

Claims (3)

  1. ピニオン軸及びラック軸を内装し鋳造されるラックハウジングを車体に取付けるようにしたラックアンドピニオン式ステアリング装置であって、
    前記ラックハウジングをラック軸方向に見て、前記ラックハウジングにおける車体への取付け面を、前記ラック軸と平行で且つ前記ピニオン軸と平行に配置したことを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  2. ピニオン軸及びラック軸を内装し鋳造されるラックハウジングを車体に取付けるようにしたラックアンドピニオン式ステアリング装置であって、
    前記ラックハウジングをラック軸方向に見て、前記ラックハウジングにおける車体への取付け面を、前記ラック軸と平行で且つ前記ピニオン軸と直角に配置したことを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置。
  3. 電動モータによって、前記ピニオン軸又は前記ラック軸に操舵補助力を伝達する操舵補助機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のラックアンドピニオン式ステアリング装置。
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