JP2009072925A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図ったライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置を提供すること。
【解決手段】ライン型インクジェット装置は、略鉛直方向に転写紙を搬送する搬送部133と、搬送部133により搬送される転写紙の幅方向全域に対して、転写紙に略垂直な方向からインクを吐出し転写紙に画像を形成するインクジェット部136とを備える。このライン型インクジェット装置は、さらに、インクジェット部136を維持する維持機構137と、インクジェット部136の維持を制御する制御部138とを備える。また、プリンタ100は、上記したライン型インクジェット装置と、給紙トレイ110および給紙トレイ120と、排紙トレイ140とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置に関する。
転写紙の幅方向全域に一度にインクを吐出することでその転写紙上に画像を形成するライン型インクジェット装置が知られている。通常、このライン型インクジェット装置は、画像形成前の転写紙を収容する給紙トレイと、転写紙を給紙トレイからライン型インクジェット装置へ供給する給紙部と、ライン型インクジェット装置から転写紙を排出する排紙部と、転写紙の排出先となる排紙トレイとともに、プリンタ等の画像形成装置を構成する。ライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置は、高速印字が可能であり、画像生産性に優れている。
そのような画像形成装置として、例えば特許文献1に開示されているように、ライン型インクジェット装置と排紙トレイとを水平方向に並べた構成が知られている。
また、給紙トレイに収容された転写紙と、排紙トレイ上に積み重ねられた転写紙と、印字中の転写紙とがいずれも水平となるように、且つライン型インクジェット装置と給紙トレイと排紙トレイとを縦積みに配置した画像形成装置が知られている。
また、ライン型インクジェット装置を備え、且つそのインクヘッドのクリーニングや不要インクの吐出等、インクヘッドの維持(保守)を考慮し、インクヘッド維持機構、インクヘッドを印字位置から維持位置へ退避させるインクヘッド退避機構、並びにインクヘッドの退避動作を制御する制御部なども備えた画像形成装置が知られている。
また、他の画像形成装置として、例えば、特許文献2に開示されるように、小型化および薄型化を図ったプリンタが知られている。
特開2004−9404号公報 特開平6−171181号公報
しかしながら、上記した特許文献1に開示される構成では、画像形成装置が大型化し、コストアップを招いてしまう。
また、縦積み配置を採用した上記画像形成装置では、小型化が図れるものの、画像形成後の転写紙を排紙トレイへと排出する排紙ロ−ラが必要となる。ところが、画像形成は高速で行われるため、転写紙上の生乾きのインクがこの排紙ロ−ラを汚してしまい、汚れた排紙ロ−ラは転写紙を汚してしまう。
また、ライン型インクジェット装置とともに、インクヘッド維持機構、インクヘッド退避機構、並びにそれらの制御部などを備えた上記画像形成装置では、そのような維持機構および退避機構の搭載が、画像形成装置を一層大型にし、コストアップを招く。また、退避動作の実行タイミングが複雑となるため、制御部の負荷も増大する。
また、上記した特許文献2では、小型化および薄型化が図れるものの、ライン型インクジェット方式を採用したものではなく、そのための小型化および薄型化を実現する具体的構成については何ら示されていない。特に、上述した維持機構、退避機構、制御部については教示されていない。さらにまた、特許文献2に開示されたプリンタは、複数の給紙トレイを配置する構成とはなっておらず、また排紙ロ−ラの汚れに起因する問題を考慮していない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、小型のライン型インクジェット装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、インクヘッドの維持動作の実行タイミングを単純化したライン型インクジェット装置を備える画像形成装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、給排紙に関する使い勝手を向上させた画像形成装置を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる画像形成装置は、略鉛直方向に転写紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記転写紙の幅方向全域に対して、前記転写紙に略垂直な方向からインクを吐出し前記転写紙に画像を形成するライン型のインクジェット手段とを備えたライン型インクジェット装置と、画像形成前の転写紙を収容する給紙トレイと、前記給紙トレイに収容される転写紙を前記搬送手段へ供給する給紙手段と、画像形成後の転写紙を排出する排紙手段と、画像形成後の転写紙の排出先である排紙トレイとを備えることを特徴とする。なお、前記画像形成装置において、前記給紙トレイは、前記画像形成前の転写紙を略水平に収容し、前記インクジェット手段の略鉛直下方に位置し、前記排紙トレイには前記画像形成後の転写紙が略水平に積み重ねられ、前記排紙トレイは、前記インクジェット手段の略鉛直上方に位置し、前記排紙手段は、前記画像形成後の転写紙の非画像形成面を当該排紙手段に沿わせることにより、前記画像形成後の転写紙を前記排紙トレイに導くことを特徴とする。
本発明によれば、搬送手段は転写紙を略鉛直方向へ搬送し、ライン型インクジェット手段は搬送手段により搬送される転写紙の幅方向全域に対して、転写紙に略垂直な方向からインクを吐出し転写紙に画像を形成する。これにより、搬送手段およびライン型インクジェット手段を備えたライン型インクジェット装置を小型化できるという効果を奏する。よって、上述のライン型インクジェット装置と、給紙トレイと給紙手段と排紙トレイと排紙手段とにより画像形成装置を構成することにより、画像形成装置を小型化できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で様々の変更実施の形態が可能である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態にかかるライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置を図1〜図6に基づいて説明する。なお、ここでは、画像形成装置の一つとしてプリンタを例示する。
図1は、ライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置の構成を示す概略図である。図1に示すように、プリンタ100は、第1給紙トレイ110と、第1給紙トレイ110の下方に位置する第2給紙トレイ120と、第1給紙トレイ110の上方に位置し、後述するライン型インクジェット装置を備える本体部130と、本体部130の上方に位置する排紙トレイ140とを備える。
第1給紙トレイ110は、画像形成前の転写紙111を収容し、第2給紙トレイ120は、第1給紙トレイ110と同様に、画像形成前の転写紙121を収容する。本体部130は、第1給紙トレイ110または第2給紙トレイ120から供給された転写紙に所定の画像を形成した後、その転写紙を排出する。排紙トレイ140は、画像形成後の転写紙141の排出先である。
第1給紙トレイ110は、その転写紙排出側にピックアップ・ロ−ラ112とガイド板113とを備える。第1給紙トレイ110は、転写紙111を略水平に収容し、特に複数枚の転写紙111をそれらが互いに整うように収容する。転写紙111の一部は、第1給紙トレイ110内において、転写紙排出側の底部に位置する図示しないバネ等により略鉛直上方へ押し上げられる。ピックアップ・ロ−ラ112は、転写紙排出側にて、転写紙111の上方に設けられる。転写紙111は、その一部が略鉛直上方へ押し上げられることにより、その表面がピックアップ・ロ−ラ112に接触する。ピックアップ・ロ−ラ112に接触した転写紙111は、ピックアップ・ロ−ラ112の回転力によりガイド板113に向かって送り出される。送り出された転写紙111は、ガイド板113に沿って第1給紙トレイ110の上方に位置する本体部130へ供給される。1枚の転写紙111が本体部130へと供給されると、続いて次の転写紙111がピックアップ・ロ−ラ112に接触する。これにより、第1給紙トレイ110に収容された複数枚の転写紙111は、一枚ずつ本体部130へと供給される。
なお、本体部130への転写紙の供給に関わる構成は上述した構成に限られず、少なくとも第1給紙トレイ110から転写紙111を一枚ずつ取り出して本体部130へ供給できる構成であれば任意のものでよい。
第2給紙トレイ120は、その転写紙排出側にピックアップ・ロ−ラ122とガイド板123とを備え、第1給紙トレイ110と同様に機能する。ここでは、その説明を省略する。
なお、第1給紙トレイ110と第2給紙トレイ120のいずれを動作させるか、すなわち、転写紙111と転写紙121のいずれを本体部130に供給するかについては、印刷しようとする転写紙のサイズや残り枚数などに応じて適宜決定される。
給紙トレイは第1給紙トレイ110と第2給紙トレイ120の二つに限らず、一つまたは三つ以上備えてもよいが、給紙トレイが複数備えられれば、転写紙を給紙トレイに補充する頻度が少なくなり、それぞれの給紙トレイに異なるサイズの転写紙を収容することも可能となる。これは、プリンタの使い勝手が向上することを意味する。
本体部130は、第1給紙トレイ110の転写紙排出側の上方に位置する紙送りロ−ラ131と、紙送りロ−ラ131の近傍に位置する搬送ガイド板132と、搬送部133と、インクジェット部136と、維持機構137と、制御部138と、搬送部133の上方に位置する排紙ガイド板134とを有する。特に、搬送部133と、インクジェット部136と、維持機構137と、制御部138とで、ライン型インクジェット装置を構成する。
紙送りロ−ラ131は、第1給紙トレイ110または第2給紙トレイ120から供給された転写紙を搬送ガイド板132へと導く。紙送りロ−ラ131は、具体的には、互いに平行な回転軸を有する二つのロ−ラで構成されている。それら二つの紙送りロ−ラ131は、それらの間に転写紙を挟み込める程度に接触または近接している。第1給紙トレイ110のガイド板113は、第1給紙トレイ110または第2給紙トレイ120から供給された転写紙を、二つの紙送りロ−ラ131の間へと導く。二つの紙送りロ−ラ131は、互いに異なる方向であって且つ転写紙をガイド板113から搬送ガイド板132へと供給できる方向に回転する。二つの紙送りロ−ラ131の間に導かれた転写紙は、それら紙送りロ−ラ131の回転力によって搬送ガイド板132へと導かれる。
搬送ガイド板132に導かれた転写紙は、搬送ガイド板132の形状に沿って搬送部133へと導かれる。搬送部133に到達した転写紙は、画像形成工程を経つつ、排紙ガイド板134へと搬送される。排紙ガイド板134へ達した転写紙は、排紙ガイド板134の形状に沿って徐々に水平となるように送り出され、排紙トレイ140へと排出される。特に、この転写紙の送り出しの期間、転写紙は、画像が形成されていない裏面のみが排紙ガイド板134に接触する。換言すれば、画像形成後の転写紙の画像形成面は、どの部材にも接触しない。
排紙トレイ140は、本体部130の上方に設けられ、その壁の一部と排紙ガイド板134とにより排紙口135を形成する。排紙ガイド板134に沿って排出された転写紙141は、この排紙トレイ140上に略水平に積み重ねられる。また、排紙口135側の排紙トレイ140の底は、排紙口135に向かうに従い徐々に深くなっている。換言すれば、排紙口135側の排紙トレイ140の底面は、排紙口135に向かって下向きに傾斜している。この傾斜によって、排紙口135から排出された転写紙141は、その一辺を排紙口135側の排紙トレイ140の壁に接触した状態で積み重ねられる。これにより、転写紙141は、排紙トレイ140上に整えられる。また、本実施の形態によれば、排紙トレイ140はプリンタ100の最上面に位置する。これにより、プリンタ100のユーザは、排紙トレイ140上に積み重ねられた転写紙141を容易に取り出すことができる。
このように、プリンタ100では、画像形成後の転写紙の排出に際して、どの部材も転写紙の画像形成面に直接接触することはない。換言すれば、どの部材も、生乾きのインクによって汚れることはなく、結果的に、転写紙が汚れることもない。
次に、プリンタ100を構成するライン型インクジェット装置についてより具体的に説明する。上述したように、ライン型インクジェット装置は、搬送部133と、インクジェット部136と、維持機構137と、制御部138とを有する。搬送部133は、第1給紙トレイ110または第2給紙トレイ120から搬送ガイド板132に沿って供給された転写紙を略鉛直に上方向へ搬送する。インクジェット部136は、水平移動可能および回転可能に搬送部133の近傍に設けられており、転写紙の幅方向全域に対して、転写紙の面に垂直な方向でインクを吐出することにより転写紙に画像を形成する。ここで、転写紙の「幅」とは、搬送方向に直交する方向の転写紙の長さをいい、これ以降、同じ定義で使用する。維持機構137は、インクジェット部136の近傍に配置され、インクジェット部136の維持動作に用いられる。制御部138は、インクジェット部136の印字動作、退避動作、および維持動作を制御する。
搬送部133は、輪状の搬送ベルト133aと、搬送ベルト133aを駆動するための回転可能な第1搬送ベルト・ロ−ラ133bと、第1搬送ベルト・ロ−ラ133bとともに搬送ベルト133aを駆動し、第1搬送ベルト・ロ−ラ133bの上方に位置する回転可能な第2搬送ベルト・ロ−ラ133cとを有する。具体的には、第1搬送ベルト・ロ−ラ133bおよび第2搬送ベルト・ロ−ラ133cは搬送ベルト133aの輪の内側に設けられ、搬送ベルト133aは、これら第1搬送ベルト・ロ−ラ133bと第2搬送ベルト・ロ−ラ133cの間に、張られた状態で掛け渡される。また、第1搬送ベルト・ロ−ラ133bと第2搬送ベルト・ロ−ラ133cは、それぞれ互いに平行な回転軸を有している。これらの配置により、搬送ベルト133aは、第1搬送ベルト・ロ−ラ133bと第2搬送ベルト・ロ−ラ133cとの間において、互いに平行であり且つ鉛直方向に逆向きに移動する略平らな2つの移動面を有する。以降の説明においては、これらの2つの移動面のうち、鉛直上向きに移動する面を、転写紙が搬送される面として搬送面CSと称する。搬送ベルト133aの幅は、転写紙の幅より大きい。なお、上述した「幅」の方向とは、第1搬送ベルト・ロ−ラ133bまたは第2搬送ベルト・ロ−ラ133cの回転軸方向としても定義される。
第1搬送ベルト・ロ−ラ133bと第2搬送ベルト・ロ−ラ133cについては、大小関係を問わない。また、転写紙を略鉛直上方へ搬送できるように搬送部133を構成できれば、それらに加えて別の搬送ベルト・ロ−ラを設けてもよい。
搬送ガイド板132は、搬送面CSと略平行となるように転写紙を方向付ける。方向付けられた転写紙は、後述する吸着方法によって搬送面CSに吸着される。吸着された転写紙は、搬送ベルト133aにより略鉛直上方へ搬送される。この搬送ベルト133aによる転写紙の搬送中、インクジェット部136はその転写紙に印字する。そして、転写紙は、そこに画像が形成された後、第2搬送ベルト・ロ−ラ133cの近傍にて搬送ベルト133aから剥離し、排紙ガイド板134に沿って排紙トレイ140へ排出される。
ここで、転写紙の吸着方法について図2を参照して説明する。図2は、転写紙搬送ベルト上に一様に分布する穴を示す転写紙搬送部の斜視図である。
図2に示すように、搬送ベルト133aは、全面に一様のパタ−ンで開けられた穴133dを有する。転写紙を搬送面CSに吸着させる際には、搬送ベルト133aの内側の空気を、図示しない排気ファン等により排気する。これにより、搬送ベルト133aの内側は負圧となり、転写紙を搬送ベルト133aに吸着させることが可能となる。さらに、搬送面CSの特定の領域のみを排気することにより、転写紙を部分的に搬送ベルト133aに吸着することもできる。例えば、排気ファンに接続され且つ一つまたは複数の開口を有する容器を、上記した特定の領域の近傍にその開口が位置するように搬送ベルト133aの内側に設ける。その特定の領域を、第2搬送ベルト・ロ−ラ133cの近傍以外の領域とすることで、転写紙は、第2搬送ベルト・ロ−ラ133cの近傍にて搬送面CSから剥離され易くなる。また、その容器の設置により、不必要な負圧の状態を避けることも可能となる。
その他の吸着方法として、高圧電源等を用いて搬送ベルト133aを帯電させ、転写紙を搬送ベルト133aの搬送面CSに静電吸着させることも可能である。この場合も、搬送面CSの特定の領域の静電気を取り除くことで、転写紙の静電吸着を部分的に弱めることができる。例えば、第2搬送ベルト・ロ−ラ133cの近傍で搬送面CSの静電気を取り除けば、転写紙は、第2搬送ベルト・ロ−ラ133cの近傍にて搬送面CSから剥離し易くなる。
インクジェット部136は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ−(Y)、およびブラック(K)の各色のインクをそれぞれ吐出するインクヘッド136a〜136dと、インクジェット部本体136eとを備える。各インクヘッド136a〜136dは、転写紙の幅に相当する長さのインクノズル列で構成される。これにより、インクジェット部136は、転写紙の幅方向の移動を要することなく、一度に1ライン分のカラ−印字を可能とする。なお、ここでいう1ラインとは、転写紙上に形成される画像の1ラインを意味し、インクヘッド136a〜136dのそれぞれの物理的なライン(インクノズル列)を意味するものではない。
なお、かならずしも上述の4色のインクをそれぞれ吐出するインクヘッド136a〜136dを設ける必要はない。例えば、白黒印字のみに用いられるプリンタを実現する場合、ブラック(K)のインクのみを吐出する1つのインクヘッドを設ければよい。また、CMYK法以外の色の表現法を用いたプリンタを実現する場合、その色の表現法に用いられる原色の数のインクヘッドを設けるようにすればよい。
上述したように、転写紙は、搬送部133によって略鉛直に上方向に搬送されるため、その画像形成面もまた略鉛直となる。そのため、インクジェット部136は、印字動作を行う際にインクの吐出方向が転写紙の画像形成面に対して垂直となるように配置される。具体的には、インクジェット部136は、印字動作を行う際に、インクヘッド136a〜136dの各インクノズルの向きが略水平方向となるように配置される。
また、インクジェット部136は、インクヘッド136a〜136dのクリ−ニングや不要インクの吐出等の維持が必要となった際に、退避動作を行う。図3および図4を参照して、その退避動作について説明する。図3は、転写紙搬送部と維持機構に対するインクジェット部の水平移動を示す側面図である。図4は、転写紙搬送部と維持機構に対するインクジェット部の回転を示す側面図である。
インクジェット部136は、搬送面CSに垂直な方向であって且つ搬送面CSから離間する方向に水平移動可能であり、また後述する回転軸raに対して回転可能である。この水平移動および回転により、インクジェット部136は維持機構137の近傍まで移動することができる。
インクジェット部136の回転軸raは、第1搬送ベルト・ロ−ラ133bおよび第2搬送ベルト・ロ−ラ133cの回転軸に略平行であり、好ましくは、インクジェット部136の水平移動量と回転量が最小となる位置に設けられる。例えば、回転軸raを、インクジェット部136の中心よりもインクヘッド136a〜136dから離れた位置に設け、より好ましくは、さらに、インクジェット部136の印字動作位置においてインクジェット部本体136eの下側に設ける。
インクヘッドの維持が必要になると、インクジェット部136は、まず、印字動作位置から、図示しない水平移動機構により、搬送面CSに垂直な方向であって且つ搬送面CSから離間する方向に水平に移動する。その移動量は、回転後のインクジェット部136を維持動作位置に配置できるような大きさである。続いて、インクジェット部136は、回転軸raを中心に時計回りに90度回転する。これにより、インクジェット部136は維持動作位置に配置される。
維持機構137は、インクジェット部136の水平移動と回転によってインクジェット部136のインクヘッド136a〜136dの維持を可能とする位置に設けられる。より具体的には、維持機構137は、維持機構インクヘッド対向部137a〜137dと、底部137eと、第1側壁137fと、第1側壁137fに対向するとともに第1側壁137fよりも低い第2側壁137gとを有し、インクジェット部136の略鉛直下方に位置する。維持機構インクヘッド対向部137a〜137dは、インクヘッド136a〜136dと同程度かそれ以上の大きさを有する。また、維持機構インクヘッド対向部137a〜137dは、それぞれインクヘッド136a〜136dの維持動作を行うための機構に対応する。第1側壁137fは、第2側壁137gよりも搬送ベルト133aから離れて位置し、第1側壁137fおよび第2側壁137gの壁面は、搬送面CSに略平行である。換言すれば、底部137eと、第1側壁137fと、第2側壁137gとで鉤形状を形成する。
また、第1側壁137fの内側の面は、インクジェット部136が回転することにより、インクジェット部136の側面と接触する。つまり、第1側壁137fは、インクジェット部136の回転量を規制するためのガイド板として機能する。このガイド板の機能により、各インクヘッド136a〜136dは、対応する各維持機構インクヘッド対向部137a〜137dに正確な位置で対向することができ、インクヘッド136a〜136dのクリ−ニングや不要インクの吐出等の維持動作を確実に行うことができる。
上述したインクジェット部136による印字動作、退避動作、および維持動作は、制御部138によって制御される。この制御部138は、印字動作および維持動作の邪魔にならない任意の位置に設けられる。図5は、制御部138のブロック図である。
図5に示されるように、制御部138は、印字ジョブ・リクエスト受信部138aと、印字実行部138bと、判断部138cと、維持実行部138dとを備える。印字ジョブ・リクエスト受信部138aは、プリンタ100の印刷キュ−に相当するものであり、印字ジョブ・リクエストをその発行順に格納する。ここでいう印字ジョブとは、ドキュメント単位の印刷デ−タを意味し、印刷デ−タとは、一枚以上の転写紙にわたって形成される画像(文字も画像の一種として扱える)のデ−タを意味する。また、印字ジョブは、典型的には、プリンタ100に有線または無線で接続されたコンピュ−タ等の外部機器から発行されるものであるが、プリンタ100にメモリスロットを設けることで、メモリ・カ−ド等の記録媒体から読み出されてもよい。
印字実行部138bは、印字ジョブ・リクエスト受信部138aから印字ジョブを取り出し、インクジェット部136に対してその印字ジョブを1ライン毎に実行させる。また、印字実行部138bは、インクジェット部136だけでなく、ピックアップ・ローラ112と紙送りローラ131と搬送部133とによる転写紙の搬送をも制御する。判断部138cは、維持動作を行うか否かを判断する。維持実行部138dは、判断部138cによる判断に基づいて、インクジェット部136に上述した退避動作および後述する復帰動作を実行させ、またインクジェット部136および維持機構137に維持動作を実行させる。
以下に、制御部138の動作、特に維持動作の実行タイミングについて説明する。図6は、制御部138の動作を示すフローチャートである。ここでは、インクジェット部136が維持動作位置に配置されている状態を初期状態とする。
まず、印字ジョブ・リクエスト受信部138aに印字ジョブが格納されていると、印字実行部138bは印字準備を行う。具体的には、印字実行部138bは、インクジェット部136を維持動作位置から印字動作位置まで移動させる復帰動作を実行する。この動作は、上述した退避動作と逆の動作であり、インクジェット部136の回転と水平移動によって達成される(ステップS60)。
次に、印字実行部138dは、転写紙が印字開始位置まで搬送されていない場合、ピックアップ・ローラ112と紙送りローラ131と搬送部133とを制御して、転写紙を印字開始位置まで移動させる。転写紙が印字開始位置まで移動すると、印字実行部138dは、インクジェット部136に対して、印字ジョブの1ライン目の印字動作を実行させる(ステップS61)。
印字実行部138bによる1ライン分の印字が終わると、判断部138cは、印字ジョブが完了したか否かを判断する(ステップS62)。印字ジョブが完了していない場合(ステップS62−No)、判断部138cは、インクジェット部136の連続使用状況を示す状態値と、予め定められた第1の条件値とを比較する(ステップS63)。一方、印字ジョブが完了した場合(ステップS62−Yes)、判断部138cは、インクジェット部136の状態値と、予め定められた第2の条件値とを比較する(ステップS64)。
ここで、状態値とは、例えば、前回の維持動作の終了から現在に至るまでに印字動作に要した時間、インクジェット部136が印字動作位置に配置された状態が続く時間、インクジェット部136が維持動作位置にない総時間、前回の維持動作が完了してから現在に至るまでに印字されたラインの数を示す。換言すれば、状態値とは、インクジェット部136の使用状況を示すパラメータである。また、第1の条件値および第2の条件値は、上記した状態値の閾値を示し、例えば状態値が維持動作実行後の印字ライン数を示す場合には、第1の条件値および第2の条件値は双方とも、予め定められた印字ライン数を示す。なお、状態値は、維持動作実行後にリセットされる。第1の条件値および第2の条件値は、プリンタ100に接続されたコンピュ−タを用いてユ−ザが定めてもよいし、プリンタ100を直接操作することで設定されてもよく、またプリンタの製造時に固定されてもよい。
状態値と第1の条件値との比較の結果、状態値が第1の条件値未満である場合(ステップS63−No)、同じ印字ジョブ内の次の1ライン分の印字動作が実行される(ステップS61)。一方、状態値が第1の条件値以上である場合(ステップS63−Yes)、インクヘッド136a〜136dの維持動作の準備が行われる(ステップS65)。すなわち、維持実行部138dにより、インクジェット部136の退避動作が実行される。退避動作が完了すると、続いて、インクヘッド136a〜136dに対する維持動作が実行される(ステップS66)。維持動作が完了すると、印字実行部138bは、同じ印字ジョブ内の次の1ライン分の印字を行うべく印字準備を行う(ステップS60)。
一方、状態値と第2の条件値との比較の結果、状態値が第2の条件値未満である場合(ステップS64−No)、判断部138cは、印字ジョブ・リクエスト受信部138aに次の印字ジョブ・リクエストが格納されているか否かを判断する(ステップS67)。次の印字ジョブが格納されている場合(ステップS67−Yes)、印字実行部138bがインクジェット部136に対して、その印字ジョブの1ライン目の印字動作を実行させる(ステップS61)。このように、インクジェット部136が印字動作位置に配置されている状態で次の印字ジョブ・リクエストが発行されている場合には、あらためて印字準備することなく、即座に印字動作を実行する。これにより、印刷効率の低下が回避される。
一方、印字ジョブ・リクエスト受信部138aに次の印字ジョブ・リクエストが格納されていなかった場合(ステップS67−No)、インクヘッド136a〜136dの維持動作の準備が行われる(ステップS68)。すなわち、維持実行部138dにより、インクジェット部136の退避動作が実行される。退避動作が完了すると、続いて、インクヘッド136a〜136dに対する維持動作が実行される(ステップS69)。この維持動作が完了すると、インクジェット部136は、維持動作位置において印字ジョブ・リクエスト受信部138aが新たな印字ジョブ・リクエストを受け取るまで待機する。なお、この待機の間、定期的に維持動作を行うようにしても良い。
状態値と第2の条件値との比較の結果、状態値が第2の条件値以上である場合(ステップS64−Yes)、維持実行部138dは維持動作の準備を行い(ステップS68)、維持動作を実行する(ステップS69)。この維持動作が完了すると、インクジェット部136は、維持動作位置において印字ジョブ・リクエスト受信部138aが新たな印字ジョブ・リクエストを受け取るまで待機する。なお、この待機の間でも、定期的に維持動作を行うようにしても良い。
以下に、上記した2つの条件値、すなわち第1の条件値と第2の条件値を設けた理由と、双方の関係について説明する。維持動作が必要となるのは、インクヘッド136a〜136dのインクノズルが目詰まりしている場合や、インクノズルに汚れが付着している場合である。通常、それらの状態は、実際に印刷された結果を目視しないとわからない。例えば、印刷結果にかすれやにじみが見受けられる場合に、インクヘッド136a〜136dのクリ−ニングが必要であることがわかる。よって、常にインクヘッド136a〜136dを清浄な状態に保つには、1ライン分の印字を行う度に維持動作を行えばよい。
しかしながら、維持動作には退避動作を含めてある程度の時間を要する。そのため、維持動作が頻発すると、一つの印字ジョブを完了するのにかかる時間は増大してしまう。また、インクノズルの目詰まりや汚れの付着は、印刷を複数回繰り返した後やインクヘッド136a〜136dが長時間印字動作位置におかれた後に発生することが経験的にわかっているため、1ライン分の印字毎に維持動作を行うのは無駄が多い。そこで、インクノズルの目詰まりや汚れの付着との相関性が高いパラメ−タに注目し、そのパラメ−タがある条件を満たした場合に限って維持動作を実行する方が効率がよい。その条件を一つの数値で表したものが上記した第1の条件値である。ところが、第1の条件値だけで維持動作の要否を判断したのでは、印刷効率を低下させる場合がある。例えば、新たな印字ジョブの開始直後に上記したパラメ−タが第1の条件値を満たした場合には、インクジェット部136が維持動作に移行するため、その新たな印字ジョブの総印字量が少量である場合でもその印刷処理は退避動作と維持動作のために中断され、印刷の完了を待っているユ−ザに心理的ストレスを与えてしまう。一方、一つの印字ジョブが完了してから新たな印字ジョブが開始するまでの間に多少のタイムラグがあったとしても、ユ−ザはそれを印刷に必要な時間であると承知するため、心理的ストレスとして受け止められにくい。そこで、一つの印字ジョブが完了した際に、第1の条件値よりも条件の厳しい第2の条件値によって維持動作が必要か否かを判断する。換言すれば、維持動作の要否判断は、同じ印字ジョブを実行している間に繰り返し行われるとともに、印字ジョブが完了した際にも行われ、且つ両者の維持動作実行条件は異なる。
維持動作の実行タイミングについて具体的な例を挙げて説明する。例えば、状態値を維持動作実行後の印字ライン数とし、印字ジョブ完了時の転写紙上の総ライン数を1900ラインとし、第1の条件値を1000ラインとし、第2の条件値を800ラインとする。なお、印字ライン数、すなわち状態値は、維持動作実行直後に0にリセットされているとする。制御部138は、印字ジョブ・リクエストを受け取った後、インクジェット部136を印字動作位置まで移動させ、転写紙の最初の1ラインに対する印字動作を実行する。転写紙に印字されたライン数が999ライン以下の場合、印字ジョブは完了しておらず、また状態値も第1の条件値未満なので、999ライン目までの印字動作は繰り返される。次の1000ライン目が印字されると、その状態値である1000ラインは第1の条件値である1000ライン以上となることから、維持動作が行われる。維持動作直後、状態値は、再び0にリセットされる。1001ライン目から1899ライン目までの印字では、印字ジョブは完了しておらず、状態値も第1の条件値未満であるので、その間それらのラインに対する印字動作は繰り返される。そして、次の1900ライン目が印字されると、印字ジョブは完了するので、この時点においての状態値である900ラインと第2の条件値である800ラインとが比較される。この場合、状態値は第2の条件値以上であるので、維持動作が実行される。
他の例として、例えば印字ジョブ完了時の転写紙上の総ライン数が1700ラインであり、その他の条件は上記した例と同じである場合を説明する。1700ライン目が印字されると印字ジョブは完了するので、この時点においての状態値である700ラインと第2の条件値である800ラインとが比較される。この場合、状態値は第2の条件値未満なので、次の印字ジョブ・リクエストの有無が確認される。そして、次の印字ジョブ・リクエストがある場合、印字動作が実行され、次の印字ジョブ・リクエストがない場合、維持動作が実行される。
なお、上記した維持動作の実行タイミングについての具体例では、維持動作実行後の印字ライン数を状態値として説明したが、インクジェット部136の維持が完了した後のインクジェット部136の連続使用時間を状態値としても良く、またインクジェット手段の維持が完了した後の画像形成回数を状態値としても良い。換言すれば、維持動作を所定時間毎または所定の印字ライン毎に行うことができれば、任意の状態値を用いることが可能である。
本実施の形態によれば、転写紙は搬送部133により略鉛直方向に搬送され、且つ転写紙の搬送中、転写紙に垂直な方向からインクを吐出することにより転写紙に画像を形成することが可能である。これにより、ライン型インクジェット装置およびこれを備えた画像形成装置を小型化することが可能となる。また、排紙トレイ140をプリンタ100の最上面に設けることにより、また給紙トレイを複数備えることにより、画像形成装置の使い勝手を向上させることができる。
また、インクジェット部136の最小の移動と回転による退避動作によって、インクヘッド136a〜136dを維持機構インクヘッド対向部137a〜137dに対向させることができる。これにより、ライン型インクジェット装置およびプリンタ100の小型化が可能となり、それに伴ってコストを削減できる。さらには、維持機構をシンプルなものにできるという効果を奏する。またさらに、上述のような維持実行タイミングを考慮した制御部を備えることにより、簡単な維持実行タイミングを実現することができ、ライン型インクジェット装置およびこれを備えた画像形成装置の使い勝手を向上することができる。
なお、上述したプリンタ100では、DC電源ユニットや制御基板等の構成の具体的な説明および図示は省略されている。DC電源ユニットは、プリンタに電力を供給するものであり、制御基板等は、画像デ−タ処理ボ−ドやエンジンボ−ドや入出力処理ボ−ドや高圧電源ボ−ド等である。これらの構成を、プリンタ100内の任意の場所に配置することが可能であるが、より好ましくは、維持動作および印字動作等の邪魔にならない場所に配置したほうがよい。
また、本実施の形態では、インクジェット部136の退避動作の際、インクジェット部136が水平移動するようにしているが、本実施の形態はこれに限定されない。制御部等の配置によっては、インクジェット部136を水平移動できない場合もある。このような場合、インクジェット部136を制御部等に接触させないようにインクジェット部136を水平ではない方向、例えば斜めへ移動させても良い。これによっても、ライン型インクジェット装置およびプリンタ100の小型化が図れる。
また、転写紙の搬送方向を厳密に鉛直方向とする必要はない。搬送面CSを水平方向に対して傾斜させることにより、少なくとも横幅方向においてプリンタ100の小型化は達成される。
また、制御部138の動作によれば、印字実行部138bによる1ライン分の印字動作毎に判断部138cは、維持動作を行うか否かを判断したが、判断部138cによる上述した判断は、2ライン以上であって転写紙1枚分以下のライン数の印字動作毎に行っても良い。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態にかかるライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置を図7に基づいて説明する。なお、本実施の形態においても、画像形成装置の一つとしてプリンタを例示する。第2の実施の形態にかかるライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置は、判断部についてのみ第1の実施の形態のライン型インクジェット装置およびそれを備えた画像形成装置と異なる。よって、第1の実施の形態と同様の名称・符号を付した構成要素は、以下で特に言及しない限り第1の実施の形態と同様の構造、機能を有するものである。
図7は、第2の実施の形態にかかる制御部138の動作を示すフローチャートである。ここでも、第1の実施の形態と同様に、インクジェット部136が維持動作位置に配置されている状態を初期状態とする。
まず、印字ジョブ・リクエスト受信部138aに印字ジョブ・リクエストが格納されていると、印字実行部138bは印字準備を行う。具体的には、印字実行部138bは、上述した復帰動作を実行する(ステップS70)。
次に、印字実行部138bは、転写紙が印字開始位置まで搬送されていない場合、ピックアップ・ローラ112と紙送りローラ131と搬送部133とを制御して、転写紙を印字開始位置まで移動させる。転写紙が印字開始位置まで移動すると、印字実行部138bは、インクジェット部136に対して、印字ジョブの1ライン目の印字動作を実行させる(ステップS71)。
印字実行部138bによる1ライン分の印字が終わると、判断部138cは、印字ジョブが完了したか否かを判断する(ステップS72)。印字ジョブが完了していない場合(ステップS72−No)、判断部138cは、転写紙1枚に対する印字が完了したか否かを判断する(ステップS73)。一方、印字ジョブが完了した場合(ステップS72−Yes)、判断部138cは、状態値と第2の条件値とを比較する(ステップS74)。
ここで、状態値と第1の条件値と第2の条件値とは、第1の実施の形態のものと同様に定義される。
転写紙1枚に対する印字が完了していない場合(ステップS73−No)、同じ印字ジョブ内の次の1ライン分の印字動作が実行される(ステップS71)。一方、転写紙1枚に対する印字が完了した場合(ステップS73−Yes)、判断部138cは、状態値と第1の条件値とを比較する(ステップS75)。
状態値と第1の条件値との比較の結果、状態値が第1の条件値未満である場合(ステップS75−No)、同じ印字ジョブ内の次の1ライン分の印字動作が実行される(ステップS71)。一方、状態値が第1の条件値以上である場合(ステップS75−Yes)、インクヘッド136a〜136dの維持動作の準備が行われる(ステップS76)。維持動作の準備、すなわちインクジェット部136の退避動作が完了すると、続いて、インクヘッド136a〜136dに対する維持動作が実行される(ステップS77)。維持動作が完了すると、印字実行部138bは、同じ印字ジョブ内の次の1ライン分の印字を行うべく印字準備を行う(ステップS70)。
一方、状態値と第2の条件値との比較の結果、状態値が第2の条件値未満である場合(ステップS74−No)、判断部138cは、印字ジョブ・リクエスト受信部138aに次の印字ジョブ・リクエストが格納されているか否かを判断する(ステップS78)。次の印字ジョブ・リクエストが格納されている場合(ステップS78−Yes)、印字実行部138bがインクジェット部136に対して、その印字ジョブの1ライン目の印字動作を実行させる(ステップS71)。第1の実施の形態と同様に、インクジェット部136が印字動作位置に配置されている状態で次の印字ジョブ・リクエストが発行されている場合には、あらためて印字準備をすることなく即座に印字動作を実行するので、印刷効率の低下が回避される。
一方、印字ジョブ・リクエスト受信部138aに次の印字ジョブ・リクエストが格納されていなかった場合(ステップS78−No)、インクヘッド136a〜136dの維持動作の準備が行われる(ステップS79)。そして、維持動作の準備に伴うインクジェット部136の退避動作が完了すると、続いて、インクヘッド136a〜136dに対する維持動作が実行される(ステップS80)。この維持動作が完了すると、インクジェット部136は、維持動作位置において印字ジョブ・リクエスト受信部138aが新たな印字ジョブ・リクエストを受け取るまで待機する。なお、この待機の間、定期的に維持動作を行うようにしても良い。
状態値と第2の条件値との比較の結果、状態値が第2の条件値以上である場合(ステップS74−Yes)、維持実行部138dは維持動作の準備を行い(ステップS79)、維持動作を実行する(ステップS80)。この維持動作が完了すると、インクジェット部136は、維持動作位置において印字ジョブ・リクエスト受信部138aが新たな印字ジョブ・リクエストを受け取るまで待機する。なお、この待機の間、定期的に維持動作を行うようにしても良い。
上記した2つの条件値を設けた理由について、また双方の関係については、第1の実施の形態と同様であり、よってその理由および説明については省略する。一方、本実施の形態の判断部は、第1の実施の形態の判断部とは異なり、判断部138cにより印字ジョブが完了したと判断された後(ステップS72−No)、転写紙1枚に対する印字が完了したか否かが判断される(ステップS73)。換言すると、印字ジョブが完了していない場合において、1ライン分の印字動作毎に状態値と第1の条件値とが比較されるのではなく、転写紙1枚に対する印字が完了した場合にのみ、状態値と第1の条件値とが比較される。これにより、インクジェット部136の維持動作の実行タイミングをより迅速に判断することができる。
ここで、上述した維持動作の実行タイミングについて具体的に例を挙げて説明する。例えば、転写紙2枚分に対する印字ジョブを実行する場合において、状態値を維持実行後の印字ライン数とし、1枚目の転写紙上の総ライン数を1000ラインとし、2枚目の転写紙上の総ライン数を1400ラインとし、第1の条件値を900ラインとし、第2の条件値を350ラインとする。ここで、印字ジョブ完了時の総ライン数は、1枚目の総ライン数と2枚目の総ライン数を加算したもの、すなわち2400ラインである。なお、印字ライン数、すなわち状態値は、実行直後に0にリセットされているとする。制御部138は、印字ジョブ・リクエストを受け取った後、インクジェット部136を印字動作位置まで移動させ、1枚目の転写紙の最初の1ラインに対する印字動作を実行する。転写紙に印字されたライン数999ライン以下の場合、印字ジョブは完了しておらず、また1枚目の転写紙に対する画像形成も完了していないので、印字動作は999ライン目まで繰り返される。次の1000ライン目が印字されると、1枚目の転写紙に対する画像形成は完了するので、その状態値と第1の条件値とが比較される。この場合、状態値は条件値未満であるため、次の2枚目の転写紙の最初の1ライン目が印字される。なお、そのラインに対応する状態値は1001ラインである。そのラインの印字では、印字ジョブは完了していないが、1枚目の転写紙に対する画像形成は完了している。よって、その状態値である10001ラインと第1の条件値である900ラインとが比較される。その結果、状態値は第1の条件値以上と判断されるので、維持動作の準備が行われ、維持動作が実行される。なお、維持動作直後、状態値は、再び0にリセットされる。2枚目の転写紙の2ライン目から1399ライン目までのラインに対する印字では、印字ジョブは完了しておらず、また状態値も第1の条件値未満なので、その間これらのラインに対する印字動作は繰り返される。1400ライン目が印字された場合、印字ジョブは完了するので、この時点での状態値である400ラインと第2の条件値である350ラインとが比較される。この場合、前記状態値は第2の条件値以上であるので、維持動作が実行される。
他の例として、例えば第2の条件値が500ラインであり、その他の条件は上記した例と同じである場合について説明する。その場合、状態値である400ラインは第2の条件値である500ラインと比較されるが、状態値は第2の条件値未満なので、次の印字ジョブ・リクエストの有無が確認される。次の印字ジョブ・リクエストがある場合、印字動作が実行され、次の印字ジョブ・リクエストがない場合、維持動作が実行される。
なお、上記した維持動作の実行タイミングについての具体例では、維持動作実行後の印字ライン数を状態値として説明したが、第1の実施の形態と同様に、インクジェット部136の維持が完了した後のインクジェット部136の連続使用時間を状態値としても良く、またインクジェット手段の維持が完了した後の画像形成回数を状態値としても良い。換言すれば、維持動作を所定時間毎または所定の印字ライン毎に行うことができれば、任意の状態値を用いることが可能である。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏するとともに、さらに、判断部による維持動作実行タイミングの回数が減り、印刷の迅速化を実現することができる。これにより、ライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置の使い勝手をさらに向上することができる。
以上のように、本発明にかかるライン型インクジェット装置を備えた画像形成装置は、プリンタや印刷機や複写機として機能させた場合に有用である。
インクジェット装置および画像形成装置の構成を示す概略図である。 転写紙搬送ベルト上に一様に分布する穴を示す転写紙搬送部の斜視図である。 転写紙搬送部と維持機構に対するインクジェット部の水平移動を示す側面図である。 転写紙搬送部と維持機構に対するインクジェット部の回動を示す側面図である。 第1の実施の形態にかかる制御部を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる制御部の動作を示すフローチャートである。 第2の実施の形態にかかる制御部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100 プリンタ
110 第1給紙トレイ
120 第2給紙トレイ
130 本体部
111,121 画像形成前の転写紙
112,122 ピックアップ・ローラ
113,123 ガイド板
131 紙送りローラ
132 搬送ガイド板
133 搬送部
133a 搬送ベルト
133b 第1搬送ベルト・ローラ
133c 第2搬送ベルト・ローラ
133d 穴
134 排紙ガイド板
135 排紙口
136 インクジェット部
136a〜136d インクヘッド
136e インクジェット部本体
137 維持機構
137a〜137d 維持機構インクヘッド対向部
137e 底部
137f 第1側壁
137g 第2側壁
138 制御部
138a 印字ジョブ・リクエスト受信部
138b 印字実行部
138c 判断部
138d 維持実行部
140 排紙トレイ
141 画像形成後の転写紙
CS 搬送面
ra 回転軸

Claims (21)

  1. 略鉛直方向に転写紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記転写紙の幅方向全域に対して、前記転写紙に略垂直な方向からインクを吐出し前記転写紙に画像を形成するライン型のインクジェット手段と、を備えたライン型インクジェット装置と、
    画像形成前の転写紙を収容する給紙トレイと、
    前記給紙トレイに収容される転写紙を前記搬送手段へ供給する給紙手段と、
    画像形成後の転写紙を排出する排紙手段と、
    前記画像形成後の転写紙の排出先である排紙トレイと、
    を備え、
    前記給紙トレイは、前記画像形成前の転写紙を略水平に収容し、前記インクジェット手段の略鉛直下方に位置し、
    前記排紙トレイには前記画像形成後の転写紙が略水平に積み重ねられ、前記排紙トレイは、前記インクジェット手段の略鉛直上方に位置し、
    前記排紙手段は、前記画像形成後の転写紙の非画像形成面を当該排紙手段に沿わせることにより、前記画像形成後の転写紙を前記排紙トレイに導くことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙トレイは複数あることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記インクジェット手段は、複数色のインクを個別に吐出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送手段は、前記転写紙を吸着して搬送することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送手段は、前記転写紙を静電吸着して搬送することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送手段は、複数の穴を有する搬送ベルトを有し、前記搬送ベルトの搬送面の裏面を負圧にすることにより前記転写紙を前記搬送面に吸着して前記転写紙を搬送することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記インクジェット手段を維持する維持機構と、
    前記インクジェット手段の維持動作を制御する制御手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記維持動作は、所定時間毎または所定の印字ライン毎に行われることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、判断部と維持実行部とを有し、
    前記判断部は、常に前記インクジェット手段の使用状況を示すパラメータが第1の条件値以上か否かを判断するとともに、所定動作の完了毎に、前記パラメータが第2の条件値以上か否かを判断し、
    前記維持実行部は、前記パラメータが前記第1の条件値以上の場合に印字ジョブが実行されている場合には前記印字ジョブを中断して前記インクジェット手段の維持を実行し、前記パラメータが前記第2の条件値以上の場合に前記インクジェット手段の維持を実行することを特徴とする請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記判断部は、印字ジョブの実行中における1ライン分の印字毎に、前記パラメータが第1の条件値以上か否かを判断することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記判断部は、印字ジョブの実行中における前記転写紙の1枚分の印字毎に、前記パラメータが第1の条件値以上か否かを判断することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  12. 前記判断部は、前記転写紙の1枚分の印字完了毎に、前記パラメータが第2の条件値以上か否かを判断することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  13. 前記判断部は、前記印字ジョブの完了毎に、前記パラメータが第2の条件値以上か否かを判断することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  14. 前記パラメータは、前記インクジェット手段の前記維持が完了した後の前記インクジェット手段の連続使用時間または経過時間であることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記パラメータは、前記インクジェット手段の前記維持が完了した後の印字ライン数であることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記パラメータは、前記インクジェット手段の前記維持が完了した後の画像形成回数であることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記制御手段は、さらに前記インクジェット手段を、前記転写紙に画像を形成する印字動作位置と前記維持機構近傍の維持動作位置との間で移動させる制御を行うことを特徴とする請求項7〜16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 前記インクジェット手段は回転軸を有し、
    前記制御手段は、前記インクジェット手段を前記印字動作位置と前記維持動作位置の間で移動させる際、前記インクジェット手段を、少なくとも前記回転軸を中心に回転させることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記維持機構は、前記インクジェット手段の略鉛直下方に配置されることを特徴とする請求項7〜18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  20. 前記制御手段は、前記インクジェット手段を、前記回転軸を中心にした回転と水平移動との組み合わせによって、前記印字動作位置と前記維持動作位置の間で移動させることを特徴とする請求項17〜19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  21. 前記回転軸は、前記転写紙の幅方向に略平行であって、且つ前記インクジェット手段の中心よりも前記インクジェット手段のインク吐出部から離れた位置にあることを特徴とする請求項18〜20のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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