JP2009071453A - 撮像装置及びその制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】適切にバックライトの制御を行い、液晶表示パネルの視認性をより確実に向上させることができるようにする。
【解決手段】被写体像を視認するための光学ファインダーと、被写体像を光電変換して画像信号を生成する撮像部と、撮像部により生成された画像信号を表示する液晶表示部と、液晶表示部を背面から照明するバックライト光源と、光学ファインダーから入射する光を測光する測光センサーと、測光センサーにより測光した測光結果に応じて、バックライト光源の光量を制御する制御部と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像データを表示させるための液晶パネルを備えた撮像装置における、液晶パネルのバックライトを制御する技術に関するものである。
従来より、デジタルカメラ等の撮像装置では、被写体像を光電変換するCCDやCMOSセンサ等の撮像素子を備えると共に、その撮像素子で生成された画像信号を表示するための、バックライト照明を有する液晶表示パネルを備えている。このような液晶表示パネルは、通常撮像装置のボディの背面に設置されているため、屋外等の明るい環境下では、液晶表示パネルの表示の視認性が悪くなるという問題点がある。
このような液晶表示パネルの視認性の悪化を回避するために、特許文献1では、撮影された画像から被写体の明るさを測光し、その測光結果に基づいて、バックライトの点灯及び消灯を切り替える方法が提案されている。
特開2004−228722
しかしながら、上述の特許文献1の方法では、ボディ背面の液晶表示パネルに当たる光の明るさではなく、被写体の明るさを測光してバックライトを制御しているため、必ずしもバックライトの点灯及び消灯が適切に制御されるとは限らない。つまり、撮影者の位置と被写体の位置とで光線状態が違う場合(例えば逆光環境下における撮影時など)においては、点灯及び消灯が逆の制御になってしまう場合があり、視認性が改善されるとは限らないという問題点があった。
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、適切に表示パネルの光量の制御を行い、表示パネルの視認性をより確実に向上させることができるようにすることである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる撮像装置は、正立像に屈折するための光学系を介して、フォーカシングスクリーンに結像した被写体像を視認するための光学ファインダーと、被写体像を光電変換して画像信号を生成する撮像手段と、前記撮像手段により生成された画像信号を表示する表示手段と、被写体像を、前記フォーカシングスクリーンに導くときと前記撮像手段に導くときで、2つの位置を取り得るクイックリターンミラーと、前記光学系を介して入射される光を測光する測光手段と、前記クイックリターンミラーを、被写体像を前記撮像手段に導くための位置に移動することで、前記光学ファインダーから入射するファインダー逆入光を前記測光手段で測光し、その測光結果に応じて前記表示手段の光量を調整する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係わる撮像装置の制御方法は、正立像に屈折するための光学系を介して、フォーカシングスクリーンに結像した被写体像を視認するための光学ファインダーと、被写体像を光電変換して画像信号を生成する撮像手段と、前記撮像手段により生成された画像信号を表示する表示手段と、被写体像を、前記フォーカシングスクリーンに導くときと前記撮像手段に導くときで、2つの位置を取り得るクイックリターンミラーと、前記光学系を介して入射される光を測光する測光手段と、を備える撮像装置を制御する方法であって、前記クイックリターンミラーを、被写体像を前記撮像手段に導くための位置に移動することで、前記光学ファインダーから入射するファインダー逆入光を前記測光手段で測光し、その測光結果に応じて前記表示手段の光量を調整する制御工程を備えることを特徴とする。
本発明によれば、適切に表示パネルの光量の制御を行い、表示パネルの視認性をより確実に向上させることが可能となる。
以下、本発明をデジタルカメラに適用した一実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
(デジタルカメラの構成)
図1は本実施形態のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
図1において、100は、撮影レンズ5を搭載する交換可能なレンズユニットであり、200は、撮像装置としてのデジタルカメラ本体を示している。
撮影レンズ5は、通常複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略化して一枚のレンズで示している。6は、レンズユニット100がデジタルカメラ本体200と通信を行うための通信端子であり、10は、デジタルカメラ本体200がレンズレンズユニット100と通信を行うための通信端子である。レンズユニット100は、この通信端子6,10を介してデジタルカメラ本体200内のマイクロコンピュータ37と通信し、内部のレンズシステム制御回路4により、絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行う。また、AF(オートフォーカス)駆動回路3を介して、レンズ5の位置を変位させることで被写体に焦点を合わせる。
11は、AF(オートフォーカス)センサーで、マイクロコンピュータ37に、デフォーカス量情報を出力する。マイクロコンピュータ37は、そのデフォーカス量情報に基づいてレンズユニット100を制御し、焦点合わせを行う。
12は、クイックリターンミラーで、露光の際にマイクロコンピュータ37からの指示に基づいて、不図示のアクチュエータによりアップダウン(移動)される。すなわち、クイックリターンミラー12は、被写体像を撮像素子19に導くときにはアップ状態をとり、光学ファインダー16に導くときにはダウン状態をとる。クイックリターンミラー12がアップ状態のときには、被写体像は撮像素子19に導かれるので、光学ファインダー16側には導光されない。
13はフォーカシングスクリーンで、撮影者は、ペンタプリズム14とファインダー(光学ファインダー)16を介して、フォーカシングスクリーンを観察することで、レンズユニット100を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。ペンタプリズム14は、フォーカシングスクリーン13に結像される被写体像を、撮影者が正立像として観察可能なように屈折させる光学系である。したがって、このようなものであれば、ミラーを貼り合わせて構成されるペンタミラーであっても良い。
15は、AE(自動露出制御)センサーであり、被写体光の輝度を測光する。具体的には、図1に図示するようにペンタプリズム14の近傍に配置され、フォーカシングスクリーン13に結像される被写体像を、ペンタプリズム14を介して測光する。
17は、フォーカルプレーンシャッターで、マイクロコンピュータ37の制御で撮像素子19の露光時間を適切に制御できる。
18は、光学フィルターで、一般的に光学ローパスフィルターなどから構成され、フォーカルプレーンシャッター17より入ってくる光の高周波成分をカットして、撮像素子19に被写体光を導光する。
撮像素子19としては、一般的にCCDやCMOSセンサ等が用いられ、レンズユニット100を通して結像された被写体象を光電変換して画像信号を生成する。
20は、A/D変換回路で、撮像素子19によって電気信号に変換されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
21は、画像処理回路で、A/D変換回路20によってデジタル信号に変換された画像データに対して、フィルター処理、色変換処理、ガンマー/ニー処理を行い、メモリーコントローラ27に出力する。また、この画像処理回路21は、D/A変換回路も内蔵しており、A/D変換回路20によってデジタル信号に変換された画像データやメモリーコントローラ27から入力される画像データをアナログ信号に変換する。そして、このアナログ画像信号を液晶駆動回路22を介して液晶表示部23に出力することも可能である。これらの画像処理回路21による画像処理及び表示処理は、マイクロコンピュータ37により切り替えられる。また、マイクロコンピュータ37は、撮影画像のカラーバランス情報をもとにホワイトバランス調整を行う。
23は、液晶表示部であり、後述するバックライト光源25と液晶パネル(液晶部)との間にハーフミラーを備え、バックライト光源25を消灯しても外光で視認可能な反射、透過共用のLCDからなる。
24は、バックライト制御回路であり、マイクロコンピュータ37の指示により、バックライト光源25の光量を制御する。
メモリーコントローラ27は、画像処理回路21から入力された未処理の画像データをバッファメモリー26に格納したり、画像処理済みの画像データをメモリー28に格納したりする。また、逆にバッファメモリー26やメモリー28から画像データを取り込んで画像処理回路21に出力したりもする。また、メモリーコントローラ27は、USB(Universal Serial Bus)や、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)などの外部インタフェース29を介して送られてくる画像データをメモリー28に格納したり、逆にメモリー28に格納されている画像データを外部インタフェース29を介して外部に出力することも可能である。また、メモリー28は、着脱可能に構成されていてもよく、図1では、着脱可能なメモリーとして図示している。具体的には、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリーを用いることができる。
30はAC電源部であり、31は2次電池部である。2次電池部は、NiCd電池、NiMH電池、Li−ion電池等からなる。34は電源制御部であり、マイクロコンピュータ37からの指示により、電源のオン/オフを行う。また、電源状態検知回路33により検知された現在の電源状態の情報や電源種類検知回路32により検知された現在の電源の種類の情報をマイクロコンピュータ37に通知することも行う。
35はシャッター制御回路であり、この回路を介してマイクロコンピュータ37はフォーカルプレーンシャッター17を制御する。
36は、ユーザー操作検知回路であり、この回路を介して、ユーザーの指示がマイクロコンピュータ37に通知される。
図2及び図3は、レンズユニット100及びデジタルカメラ本体200の外観図で、図1と共通する部分は、同じ記号で示している。
201はレリーズボタンである。レリーズボタン201を半押しすることで、被写体の輝度の測定や焦点調節を行う。
また、レリーズボタン201を全押しすることでシャッターが切られ画像の撮影が行われる。レリーズボタン201を押下することによるカメラ内部の動作については、後述する。
202は、カメラのモードの設定を行うためのモードダイヤルである。ユーザーは、このモードダイヤル202を回すことで、スポーツモード、風景モードなどの撮影モードの設定を行うことができる。
203は、電子ダイヤルである。ユーザーは、この電子ダイヤルを回すことで、シャッター速度や絞り値などの値の設定を行う。
204は、十字キー及び選択ボタンである。液晶表示部23に表示されている設定内容、サムネイル画像などの選択を行う際、キー204aを押下することにより、左右方向に選択範囲が動き、キー204bを押下することにより、上下方向に選択範囲が動く。また、選択された箇所で選択ボタン204cを押下することにより、選択した内容を設定することができる。
205は、電源スイッチである。電源スイッチを回すことで電源のオン及びオフを行う。
206は、各種設定を行うためのスイッチ群である。これらのスイッチ群には、カメラ内外の記録媒体に保存されている画像を液晶表示部23に表示させる再生指示ボタンや、各種設定画面を液晶表示部23に表示させるための設定画面表示指示ボタンなどがある。ユーザーはこれらのスイッチを押下することにより、各種設定を行うための画面を表示させたり、撮影画像の確認を行うことなどが可能となる。
なお、図3に示すように、ファインダ16と、液晶表示部23は共にデジタルカメラ本体200の背面に配置されている。
(デジタルカメラの動作)
次に、図4のフローチャートを用いて、本実施形態のデジタルカメラの全体動作について説明する。
まず、ステップS10で、液晶駆動回路22を動作させる。そして、液晶表示部23に画像データ或いは各種設定画面を表示させる必要があるか否かの判定を行い、表示させる必要があると判断されたらステップS11に進み、表示させる必要がないと判断されたらステップS13に進む。
ステップS11では、ファインダー16を介してカメラに入射する外光(ファインダー逆入光)を測光し、バックライトの光量を決定する。決定方法の詳細については後述する。
ステップS12では、メモリー28又は外部の記憶媒体に書き込まれた画像データを液晶表示部に表示させる。ライブビュー表示を行う場合は、マイクロコンピュータ37の指示により、クイックリターンミラー12はミラーアップ状態になると共に、フォーカルプレーンシャッター17は、開いた状態になり且つ絞りは開放状態になる。その後、一定周期で撮像素子19により画像信号が生成され、生成されたアナログ信号はA/D変換回路20によりデジタル信号に変換される。このデジタル信号に対して、画像処理回路21により、設定されているISO値に基づいて画像処理が行われる。そして、画像処理が行われた画像データが液晶表示部23に表示される。表示後に、ステップS11により決定された光量でバックライトを点灯する。
ステップS13では、レリーズボタン201が押下され、撮影指示があると判断されれば、ステップS14に進む。撮影指示がなければ、ステップS115に進む。
ステップS14では、被写体の撮影を行う。撮影の基本的な流れは、まず、レリーズボタン201が半押しされることにより、AEセンサー15を用いて被写体の輝度を測定し、シャッター秒時や絞り値を演算する。次に、AFセンサー11を用いて、被写体のデフォーカス量を検出し、カメラ側、レンズユニット側それぞれの通信端子6,10を用いてレンズユニット100と通信する。そして、レンズシステム制御回路4によりAF駆動回路3を用いて、撮影レンズ5を合焦位置に駆動する。
その後、レリーズボタン201が完全に押されると、クイックリターンミラー12がミラーアップ状態になると共にレンズシステム制御回路4により絞り駆動回路2を介して、絞り1が演算された絞り値に制御される。
その後、露光が開始され、光学フィルター18によりある特定の周波数成分がカットされた光が撮像素子20で受光され、画像信号が生成される。生成されたアナログ画像信号はA/D変換回路20によりデジタル信号に変換され、画像処理回路21により、設定されているISO値に基づいて画像処理が行われる。
画像処理が行われた画像データは、メモリーコントローラ27を介して一旦、バッファメモリー26に書き込まれ、その後、メモリー28に書き込まれるか、インタフェース29を介して外部の記憶媒体に書き込まれる。
ステップS15では、液晶表示部23の表示を終了する指示が行われたか否かが判断される。そして、液晶表示部23の表示を終了する指示がなされた場合には、ステップS16に進み、液晶表示部23の表示を終了させ、デジタルカメラの動作を終了させる。一方、ステップS15で液晶表示部23の表示を終了する指示がなされていない場合には、ステップS13に戻る。
次に、図5のフローチャート、図6のテーブルを用いて、図4のステップS11の動作について説明する。
図5において、ステップS100では、液晶表示部23と同一面に配置されているファインダー16から入射する光のみを測光センサー15で測光するために、マイクロコンピュータ37の指示によりクイックリターンミラー12をミラーアップ状態にする。ミラーアップ状態にすることにより、被写体側から入射される光を遮ることができる。
ステップS101では、ファインダー16から入射する光がペンタプリズム14を介して、ミラーアップ状態のクリックリターンミラー12で反射され、その反射光が再度ペンタプリズム14を通過して、測光センサーであるAEセンサー15により測光される。
ステップS101では、ファインダー16から入射する光がペンタプリズム14を介して、ミラーアップ状態のクリックリターンミラー12で反射され、その反射光が、測光センサーであるAEセンサー15により測光される。
ステップS102では、ステップS101の結果を用いて、バックライトの光量を、例えば図6のテーブルのように4段階に(段階的に)変化させる。
図6では、閾値1〜閾値3は、輝度値の閾値を表わしており、閾値1(輝度値1)>閾値2(輝度値2)>閾値3(輝度値3)の関係を有している。また、測光結果とは、ファインダー16から入射する光の輝度値を示している。
液晶表示部23は、強い外光が入射すると視認性が悪くなる。且つ、前述したように液晶表示部23は、バックライトを消灯しても外光で視認可能となる性質を有している。そのため、本実施形態では、液晶表示部23に強い外光が入射する場合には、バックライトが弱い方が視認性が良くなるので、バックライト光源25を消灯、あるいは減光させる。
具体的には、ステップ101で測光結果が高い輝度値を示す場合、ファインダー16に強い光が入射していることがわかる。この場合、ファインダー16は、デジタルカメラ本体100の液晶表示部23と同じ側にあるため、ファインダー16に強い光が入射しているということは、液晶表示部23にも強い光が入射していると考えることができる。そのため、ステップS101の測光結果が閾値1よりも高い場合は、液晶表示部23に強い光が入射していると判断し、バックライト光源25を消灯させ、視認性を改善する。
また、同様に、ステップS101の測光結果が閾値2よりも高く閾値1以下である場合には、バックライト光源25の光量を小さい値に落として視認性を改善する。
また、ステップS101の測光結果が閾値3よりも高く閾値2以下である場合には、バックライト光源25の光量を中間の値にして視認性を改善する。
更に、ステップS101の測光結果が閾値3以下である場合には、液晶表示部23には弱い光しか入射していないと考えられるので、バックライト光源25の光量を大きくしてより見やすい状態とする。
以上説明したように、本実施形態では、ファインダーから入射する光を測光することにより、液晶表示部にどの程度強い光が入射しているかを判断し、その光の強さに応じてバックライトの光量を調節している。即ち、液晶表示部に強い光が入射している場合は、バックライトの光量を落とし、液晶表示部に弱い光しか入射していない場合には、バックライトの光量を上げる。このようにすることにより、デジタルカメラの背面に配置された液晶表示部の視認性を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態では、表示手段として、液晶表示部23とバックライト25から構成される液晶表示装置を例に説明したが、これに限られるものではない。例えば、素子自らが発光するタイプである有機EL素子のようなものを表示手段として用いるのであれば、逆入光の測光結果に応じて素子の発光量を変化させることにより、本実施形態と同様に視認性を高めることができる。
(他の実施形態)
また、各実施形態の目的は、次のような方法によっても達成される。すなわち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、本発明には次のような場合も含まれる。すなわち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
さらに、次のような場合も本発明に含まれる。すなわち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した手順に対応するプログラムコードが格納されることになる。
一実施形態のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 一実施形態のデジタルカメラの外観を示す図である。 一実施形態のデジタルカメラの外観を示す図である。 デジタルカメラの全体動作を示すフローチャートである。 バックライト光量の調節動作の流れを示すフローチャートである。 外光の強さとバックライトの光量の関係を示す図である。
符号の説明
1 絞り
2 絞り駆動回路
3 AF駆動回路
4 レンズシステム制御回路
5 撮影レンズ
6 通信端子
10 通信端子
11 AFセンサー
12 クイックリターンミラー
13 フォーカシングスクリーン
14 ペンタプリズム
15 AEセンサー
16 ファインダー
17 フォーカルプレーンシャッター
18 光学フィルター
19 撮像素子
20 A/D変換回路
21 画像処理回路
22 液晶駆動回路
23 液晶表示部
24 バックライト制御回路
25 バックライト光源
26 バッファメモリー
27 メモリーコントローラ
28 メモリー
29 インタフェース
30 AC電源部
31 2次電池部
32 電源種類検知回路
33 電源状態検知回路
34 電源制御回路
35 シャッター制御回路
36 ユーザー操作検知回路
37 マイクロコンピュータ

Claims (5)

  1. 正立像に屈折するための光学系を介して、フォーカシングスクリーンに結像した被写体像を視認するための光学ファインダーと、
    被写体像を光電変換して画像信号を生成する撮像手段と、
    前記撮像手段により生成された画像信号を表示する表示手段と、
    被写体像を、前記フォーカシングスクリーンに導くときと前記撮像手段に導くときで、2つの位置を取り得るクイックリターンミラーと、
    前記光学系を介して入射される光を測光する測光手段と、
    前記クイックリターンミラーを、被写体像を前記撮像手段に導くための位置に移動することで、前記光学ファインダーから入射するファインダー逆入光を前記測光手段で測光し、その測光結果に応じて前記表示手段の光量を調整する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記表示手段は、画像信号を表示する液晶部と該液晶部を背面から照明するバックライト光源とから構成されており、
    前記制御手段は、前記測光結果が予め定められた閾値より大きい場合に前記バックライト光源を消灯させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記測光結果に応じて、前記光量を段階的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 正立像に屈折するための光学系を介して、フォーカシングスクリーンに結像した被写体像を視認するための光学ファインダーと、被写体像を光電変換して画像信号を生成する撮像手段と、前記撮像手段により生成された画像信号を表示する表示手段と、被写体像を、前記フォーカシングスクリーンに導くときと前記撮像手段に導くときで、2つの位置を取り得るクイックリターンミラーと、前記光学系を介して入射される光を測光する測光手段と、を備える撮像装置を制御する方法であって、
    前記クイックリターンミラーを、被写体像を前記撮像手段に導くための位置に移動することで、前記光学ファインダーから入射するファインダー逆入光を前記測光手段で測光し、その測光結果に応じて前記表示手段の光量を調整する制御工程を備えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  5. 請求項4に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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