JP2009070403A - 料金収受システム及び車載装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両に搭載される車載器に装着されたICカードが故障している場合でも、車両側から迅速且つ確実に通行料金を収受する。
【解決手段】本発明の料金収受システムでは、車載器6に装着されたICカード16に記録されている料金収受情報(入口料金所番号など)を読取ることができない場合、又は読取れないことで、料金収受情報を車載器6側から出口ゲート装置4側へ送信できない場合には、車載器6本体のメモリ80に記録された料金収受情報を読取り、車載器6本体の表示部88に表示させることや、読取ったこの料金収受情報を車載器6側から出口ゲート装置4側へ送信することができる。これにより、ICカード16が故障している場合でも、車両20側から確実に通行料金を徴収することが可能となる。
【選択図】図4
【解決手段】本発明の料金収受システムでは、車載器6に装着されたICカード16に記録されている料金収受情報(入口料金所番号など)を読取ることができない場合、又は読取れないことで、料金収受情報を車載器6側から出口ゲート装置4側へ送信できない場合には、車載器6本体のメモリ80に記録された料金収受情報を読取り、車載器6本体の表示部88に表示させることや、読取ったこの料金収受情報を車載器6側から出口ゲート装置4側へ送信することができる。これにより、ICカード16が故障している場合でも、車両20側から確実に通行料金を徴収することが可能となる。
【選択図】図4
Description
本発明は、有料道路等の料金所ゲートにおいて、車両側から通行料金を収受する際に用いられる料金収受システム及び車載装置に関する。
一般に、有料道路である高速道路等においては、高速道路を走行した車両側から通行料金を徴収するため、磁気カード式の料金収受システムが用いられている。この磁気カード式の料金収受システムは、車両が高速道路へ入る際に通過する入口料金所ゲートでは、車両の運転者に対し、通行券自動発行機が、車種判別装置にて判別された普通車、大型車等といった車両の車種と、高速道路等での走行開始地点となった入口料金所ゲートを特定するための入口ゲート番号とを記録した磁気カードを通行券として発行する。一方、高速道路を走行した車両が一般道へ出る際に通過する出口料金所ゲートでは、車両の運転者が所持していた通行券を磁気カードリーダに通し、通行券に磁気記録されている車種及び入口ゲート番号を読み出して、この読み出した情報から走行距離、車種に応じた通行料金を算出し、その金額を運転者に提示して、現金或はプリペイドカード等による通行料金の徴収を行っている。
ところで、このような磁気カード式の料金収受システムにおいては、入口料金所ゲートでは、通行券自動発行機から通行券を受け取るだけの手続きであるため、さほど入口料金所ゲート付近は混雑しないものの、出口料金所ゲートでは、通行券及び領収書等の受渡しや通行料金の収受といった人為的な作業が極めて多いことから、高速道路を利用する車両台数が多くなると出口料金所ゲート付近が混雑してしまうという課題を抱えていた。そこで、近年では、この混雑緩和に向けた新たな技術の導入が開始されつつある。この新たな技術の一つとして、無線通信機能を有するとともに、種々な情報の記憶可能なICカードが着脱自在に設けられた車載器を車両に搭載し、この車載器と出入口の各料金所ゲートにそれぞれ設けられた交信機との間で無線通信を行い通行料金の徴収を行うといった無線通信式の料金収受システムを、前述した磁気カード式の料金収受システムと共に混在させる形で導入して行くことが考えられている。
この無線通信式の料金収受システムを磁気カード式の料金収受システムに導入する場合、車載器を搭載した車両(以下、<ETC[Electric Toll Collection]車>という)と車載器を搭載していない車両(以下、<非ETC車>という)とが混在して、入口料金所ゲート及び出口料金所ゲートを通過することになるため、それぞれの車両に応じた料金収受を行う必要がある。すなわち、入口料金所ゲートでは、非ETC車に対しては磁気カード等の通行券を発行し、ETC車に対しては交信機による無線通信にてETC車の車載器本体のメモリ及び車載器にセットされたICカードに入口ゲート番号及び車種を記憶させるように制御する。一方、出口料金所ゲートでは、非ETC車の運転者からは通行券を受取り通行券読取機で処理して人為的に通行料金の精算を行い、ETC車に対しては、出口料金所ゲートに設置した交信機により無線通信でETC車のICカードから入口ゲート番号及び車種を読出し、この読出した情報に基づいて通行料金の自動精算を行うようにする。通行料金を自動精算する方法としては、運転者の預託金の口座等をICカードのID番号に予め関連付けておくことにより、ICカードをクレジットカード又はプリペイドカードに類似したかたちで用いる方法等が採られる。このように、無線通信式の料金収受システムは、料金所ゲート付近の渋滞緩和、又はキャッシュレス化を実現できる利便性等を考慮すると、今後、有料道路における料金収受システムとして主流になることが予想される。
しかしながら、このような無線通信式の料金収受システムでは、高速道路を車両が走行している途中に例えば車載器に装着されたICカードが破損した場合、出口料金所ゲートにおいて、無線通信による料金収受を行うことができない。すなわち、車載器との間で無線通信を行う出口料金所ゲートに設けられた交信機は、入口料金所ゲートにおいてICカードに記録された入口料金所番号等を無線通信により取得できない場合、通信エラーであると判断し無線通信を終了させてしまうので、入口料金所から出口料金所までの車両の走行距離に基づく通行料金を算出することができない。そこで、このような場合にも対処できる新たな無線通信式の料金収受システムの開発が要望されていた。
また、前述したように、ICカードが故障している場合には、通信エラーとなるが、車両が車載器の非搭載車である場合は勿論、出口料金所ゲートに設けられた交信機の通信機能等が、実際に故障している場合にも、言うまでもなく通信エラーとなる。そこで、交信機のみが故障している場合に、これを検出でき通行料金を迅速に収受できるようにすることへの要請もあった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、車両に搭載される車載装置に装着されたICカード等の記録媒体が故障している場合でも、車両側から迅速且つ確実に料金を収受できる料金収受システム及び車載装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明の料金収受システムは、車両側から料金を収受する料金収受装置と車両に搭載された車載装置との間で料金収受に関する無線通信を行う料金収受システムにおいて、前記料金収受装置が、料金収受に関する料金収受情報の返信要求を前記車載装置へ送信する第1の送信手段と、前記車載装置より前記料金収受情報の読取り異常を示す読取異常情報が返信されてきた場合に、前記料金収受情報の表示要求を前記車載装置へ送信する第2の送信手段と、を具備し、前記車載装置が、情報を可視的に表示する表示部と、前記車載装置本体に設けられ、前記料金収受情報を記憶する記憶部と、前記料金収受装置から送信されてくる前記料金収受情報の返信要求を受信する受信手段と、前記受信手段が前記返信要求を受信したとき、前記車載装置本体に対し挿抜自在でありかつ前記記憶部内の前記料金収受情報が記録される記憶媒体から、当該料金収受情報を読取り前記料金収受装置へ返信する読取手段と、前記読取手段による前記記憶媒体からの前記料金収受情報の読取異常が発生した場合に、前記読取異常情報を前記料金収受装置へ返信する手段と、前記料金収受装置より前記料金収受情報の表示要求が送信されてきた場合に、前記記憶部が記憶する料金収受情報を読取り前記表示部に表示させる手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の料金収受システムは、車両側から料金を収受する料金収受装置と車両に搭載された車載装置との間で料金収受に関する無線通信を行う料金収受システムにおいて、前記料金収受装置が、前記車載装置へ料金収受に関する前記料金収受情報の返信要求を送信する送信手段を具備し、前記車載装置が、情報を可視的に表示する表示部と、前記車載装置本体に設けられ、前記料金収受情報を記憶する記憶部と、前記料金収受装置から送信されてくる前記料金収受情報の返信要求を受信する受信手段と、前記受信手段が前記返信要求を受信したとき、前記車載装置本体に対し挿抜自在でありかつ前記記憶部内の前記料金収受情報が記録される記憶媒体から、当該料金収受情報を読取る読取手段と、前記読取手段による前記記憶媒体からの前記料金収受情報の読取異常が発生した場合に、前記記憶部が記憶する前記料金収受情報を読取り前記表示部に表示させる手段と、を具備することを特徴とする。
さらに、本発明の車載装置は、車両側から料金を収受する料金収受装置との間で、料金収受に関する無線通信を行う、車両に搭載された車載装置において、情報を可視的に表示する表示部と、前記車載装置本体に設けられ、料金収受に関する料金収受情報を記憶する記憶部と、前記料金収受装置から送信されてくる前記料金収受情報の読取要求を受信する受信手段と、前記受信手段が前記読取要求を受信したとき、前記車載装置本体に対し挿抜自在でありかつ前記記憶部内の前記料金収受情報が記録される記憶媒体から、当該料金収受情報を読取る読取手段と、前記読取手段による前記記憶媒体からの前記料金収受情報の読取異常が発生した場合に、前記記憶部が記憶する料金収受情報を読取り前記表示部に表示させる手段と、を具備することを特徴とする。
また、本発明の車載装置は、前記読取手段による前記記憶媒体からの前記料金収受情報の読取り異常が発生した場合に、前記記憶部が記憶する前記料金収受情報を読取り前記料金収受装置へ返信する手段をさらに具備することを特徴とする。
すなわち、本発明では、車載装置に装着されたICカード等の記録媒体に記録されている料金収受情報を読取ることができない場合、又は読取れないことで、料金収受情報を車載装置側から送信できない場合には、車載装置本体に記録された料金収受情報を読取り、車載装置本体の表示部に表示させることや、読取ったこの料金収受情報を車載装置側から送信することができる。したがって、車載装置に装着された記録媒体が故障している場合でも、無線通信により迅速に車両側から料金を収受することや、車載装置本体の表示部に表示された料金収受情報に基づいて、車両側から確実に料金を収受することが可能となる。
本発明によれば、車両に搭載される車載装置に装着されたICカード等の記録媒体が故障している場合でも、車両側から迅速且つ確実に料金を収受することの可能な料金収受システム及び車載装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明の第1の実施形態にかかる料金収受システムを概略的に示す図、図2は図1の料金収受システムを構成する入口ゲート装置を示すブロック図、図3は図2の入口ゲート装置を概略的に示す平面図、図4は図1の料金収受システムを構成する出口ゲート装置を示すブロック図、図5は図4の出口ゲート装置を概略的に示す平面図、図6は図1の料金収受システムを構成する車両に搭載された車載器を示すブロック図、図7は図6の車載器に装着されるICカードを示すブロック図である。
図1は本発明の第1の実施形態にかかる料金収受システムを概略的に示す図、図2は図1の料金収受システムを構成する入口ゲート装置を示すブロック図、図3は図2の入口ゲート装置を概略的に示す平面図、図4は図1の料金収受システムを構成する出口ゲート装置を示すブロック図、図5は図4の出口ゲート装置を概略的に示す平面図、図6は図1の料金収受システムを構成する車両に搭載された車載器を示すブロック図、図7は図6の車載器に装着されるICカードを示すブロック図である。
この料金収受システムは、図1に示すように、有料道路である高速道路等の出入口の各料金所ゲートに設けられたゲート装置2、4と、車両に搭載される車載器6とで構成されている。ゲート装置には、アンテナ8、10、12が設けられており、このアンテナ8、10、12と車載器6が備える車載器アンテナ14との間で、通行料金の収受に関する無線通信が行われる。
車載器6には、ICカード16が装着されており、このICカード16を自動的に収容又は搬出するためのオートローディング機構を備えたカード収容部が設けられている。このカード収容部への挿入口にユーザがICカード16を挿入すると、オートローディング機構によりカード収容部内へICカード16が自動的に収容される。一方、車載器6からICカード16を取出すときはユーザが車載器6に設けられているイジェクトボタンを押下すると、カード収容部内からICカード16がオートイジェクトするように構成されている。
車載器6とICカード16との間での情報の受渡しは、ICカード16の内部に実装されているEEPROMやフラッシュメモリ等のメモリ素子を通じて車載器6本体との間で情報をやり取りする。これに対し、ゲート装置2、4と車載器6との間での情報の受渡しは、それぞれ内部のダイナミックRAM等のバッファメモリに記憶されている情報を無線で通信する。
ここで、入口料金所ゲートに設けられた入口ゲート装置2及び出口料金所ゲートに設けられた出口ゲート装置4についてそれぞれ説明する。
入口ゲート装置2は、高速道路のインターチェンジにおいて入口料金所ゲートの各車線単位に設けられている。この入口ゲート装置4は、図2及び図3に示すように、入口料金所ゲートの第1のアンテナ8の通信エリア18内へ進入してきた車両20を順次検知し大型車、普通車、小型車等といった車両の車種の判別等を行う車種判別装置22と、車種判別装置22により判別された車種が伝送されてきたときに、第1のアンテナ8を通じて無線通信を開始し車載器6を搭載した無線通信の可能な車両20に対して入口ゲート番号や入口料金所ゲートに進入した時刻等の情報を送信する入口車線制御装置24と、車載器6を搭載した車両20が第1のアンテナ8の通信エリア18に対して通信不能となる手前の位置に設けられ、検知された車両20を、通信エリア18から発進する車両として入口車線制御装置24へ通知する第1の車両検知装置26と、例えば赤信号、青信号を点灯させること等で車両20へ停止又は発進の指示を与える路側表示器28と、非ETC車(車載器6の非搭載車)や、ETC車(車載器6の搭載車)であっても例えば混信等の影響で正常に交信が行えない車両に対し、車種判別装置22により判別された車両の車種番号、車両の登録番号、当該入口料金所ゲートの入口ゲート番号、入口料金所通過日時等を自動的に磁気記録及び印字して車両側に発行する通行券発行機30と、第1のアンテナ8との間で正常に交信が終了した車両20が第2の車両検知器32に検知されたとき、入口車線制御装置24の指示に基づいて車両22の車載器6と通信エリア34内でデータのやり取りを行い、例えば、車種判別装置22により判別された車両20の車種と、車載器6より受信した車載器6に予め記録されていた車種とを比較し、比較結果を車載器6に送信するための第2のアンテナ10と、第2のアンテナ10の通信エリア34を通過し入口料金所ゲートからの発進する車両20を検知する第3の車両検知器36とから構成されている。
車種判別装置22は、通過する車両の車幅、車高、及び車長等を検出する車高、車長検知器38と、車両20が通過する路面に埋設され、車両20のタイヤによって押圧された押圧検知スイッチにより車両20の左右のタイヤを連結する軸数等を検出する踏板40と、入口料金所ゲートに進入してくる車両を1台ずつ確実に検知するために、発光器と受光器とをゲート車線に対向する位置にそれぞれ設置し、順次進入してくる車両間の切れ目を検出する車両分離器42とから主に構成されている。
次に、出口ゲート装置4について説明する。出口ゲート装置4は、高速道路のインターチェンジにおいて出口料金所ゲートの各車線単位に設けられている。この出口ゲート装置4は、図4及び図5に示すように、出口料金所ゲートの第3のアンテナ12の通信エリア44内へ進入してきた車両20を順次検知する第4の車両検知器46と、係員の居る出口ブース48内に設けられ、第4の車両検知器46により車両20が検知されたとき、第3のアンテナ12を介して車両20に搭載された車載器6に車両情報の送信を要求し、直進する車両20が例えば第5の車両検知器50にて検知される前に車両情報が受信できたか否かで車両20が通信可能なETC車であるのか、又は通信不能な非ETC車であるのかを判定するとともに、ETC車、非ETC車にそれぞれ対応した料金収受方法で車両側から通行料金を徴収するための出口車線制御装置52と、例えば赤信号、青信号を点灯させること等で車両20へ停止又は発進の指示を与える路側表示器54と、出口料金所ゲートから一般道への車両22の直進を規制するための車両直進阻止機56と、通行料金の精算を終え、入口料金所ゲートからの発進する車両20を検知する第6の車両検知器58とから構成されている。
さらに、出口ゲート装置4には、図4に示すように、非ETC車の運転者が所持している通行券(磁気カード)を処理する通行券処理機60と、料金前納のプリペイドカードを処理するプリペイドカード処理機62と、ETC車の車載器6に装着されたICカード16に対し無線通信によらず、ICカード16本体から直接的に情報の読出し或は書込みを行うICカードリーダライタ64と、車両の運転者に対し高速道路の通行料金、利用日時等の記録された領収書を発行するための領収書発行機66と、出口料金所ゲートを監視する係員に対し通行料金の収受に関する情報を表示する係員表示器68と、この係員表示器68により表示された表示内容等に基づいて、係員が情報の入力を行うための情報入力部70とが出口ブース48内に設けられている。
さらに、有料道路の運営元が、車両の運転者に対し、不正行為等が行われた経緯から有料道路の利用を不許可と決めたID番号のリストであるネガティブリストの照合を行うためや、車両の運転者の預託金の口座等をICカード16のID番号に予め関連付けておくことにより、ICカード16をクレジットカードに類似したかたちで用いるため等の理由で、上述した入口ゲート装置2及び出口ゲート装置4は、上位装置であるホストコンピュータ72によって統括して制御されている。
次に、車載器6について説明する。車載器(OBU:On Board Unit )6は、図6に示すように、ICカード16をカード収容部74内にローディングするとともに、カード収容部74内のICカード16をイジェクトするオートローディング/イジェクト機構76と、ICカード16とのインタフェース部78と、このインタフェース部78を通じて読出した情報を処理するとともに、処理結果をメモリ80に記憶するICカード処理部82と、メモリ80に記憶されている情報を車載器アンテナ14から送信するとともに車載器アンテナ14で受信した情報をメモリ80に記憶させるための無線制御部84と、利用者に操作されるテンキー、指定キー、実行キー、イジェクトボタン等を備えた操作部86と、操作内容を案内する文字表示及びLEDランプ等を備えた表示部88と、各部を統括して制御する制御部90とから構成されている。メモリ80には、この車載器6が搭載される車両16の車長・車高・軸数・重量・用途・特長等の車両情報に加え、車載器6を他の車載器と識別するためのID番号が予め記録されている。
ICカード16には、図7に示すように、記憶部としてのフラッシュメモリ92と、車載器6のインタフェース部78との間でデータのやり取りを行うインタフェース部94と、このインタフェース部94及びフラッシュメモリ92を制御するCPU96とが設けられている。ICカード16のフラッシュメモリ92には、ユーザの預託金の口座番号、障害者割引適用の可否等を示す特殊契約情報、及び契約の有効期限等の課金情報が記憶されている。さらに、ICカード16のフラッシュメモリ92には、ICカード16を特定するためのID番号が予め記憶されており、車両20が入口料金所ゲートを通過する際に、通過日時、料金所ゲートを特定するためのゲート番号、車両20の車種、及びカード残額等の通行履歴情報がICカード16のこのID番号に関連付けられて記憶される。また、このICカード16は、車載器6に挿入されると、車載器6との信号のやり取りで車載器6の正当性を確認して初めて車載器6に対し課金情報を送信する。
このように構成された料金収受システムにおいて実際に車両20が入口料金所ゲート及び出口料金所ゲートを通過する際の基本的な作用について説明する。
まず、車両20が入口料金所ゲートを通過する際の作用について説明する。車両20が入口料金所ゲートの通信エリア18内に進入してくると、車種判別装置22により車両20が検知されるとともに車種が判別される。この判別された車両20の車種の通知を受けた入口車線制御装置24は、第1のアンテナ8を制御し、車両20に対し交信の問合わせを開始する。車両20に車載器6が搭載されている場合、正当な第1のアンテナ8からの問合わせであると車載器6が認識すると、ICカード16から通知された課金情報と車載器6に記録されている車両情報とを応答信号として返信する。この応答信号を受信した入口車線制御装置24は、車載器6からの応答が正当であると認識すると課金情報の有効期限や残額が0でないこと等を確認する。
確認の結果、所定の条件を満たしていれば、入口料金所番号、通過年月日時分、ゲート車線番号等の第1の入口情報が車載器6に送信される。車載器6では、第1の入口情報の受信が正常に行われたことを確認して、入口車線制御装置24へ受信完了通知を送信する。入口車線制御装置24が、第1のアンテナ8を介して車載器6からの受信完了通知を受信した場合には、通行券発行機30からの通行券の発券は行われないものとなる。なお、入口車線制御装置24は、車種判別装置22で車両20を検知したにも拘らず、第1のアンテナ8で車載器6からの応答信号がない場合には、「通信不良」であると判断する。
ETC車20が入口車線制御装置24の横を通過し通信エリア34に入ると、第2の車両検知器32から車両20の検知信号が入口車線制御装置24に伝送されて、この検知信号を受信した入口車線制御装置24は、第2のアンテナ10を制御して車載器6に対する交信問合わせを実行する。
この交信問合わせに対して、車載器6は正当な問合わせであると認識すると、ICカード16から通知されたID番号と車載器6内に予め登録されていたID番号とを応答信号として返信する。この応答信号を受信した入口車線制御装置24は、応答信号としてのICカード16のID番号と車載器6のID番号とを比較する。
入口車線制御装置24は、ID番号の一致を確認すると、車種判別装置22によって判別された車種情報と車載器6に予め記緑されていた車種情報との比較結果を第2の入口情報として第2のアンテナ10を介して車載器6に返信する。車載器6は、第2のアンテナ10からの第2の入口情報を受信すると、第2のアンテナ10に受信完了を通知するとともに、受信した第1の入口情報と第2の入口情報とを併せた入口情報を、車載器6本体のメモリ80とICカード16のフラッシュメモリ92とに記録する。
次に、車両20が出口料金所ゲートを通過する際の基本的な作用について説明する。出口料金所ゲートにおいて通信エリア44内へ進入する車両20が第4の車両検知器46によって検知されると、この情報が出口車線制御装置52に通知される。出口車線制御装置52は、第3のアンテナ12を制御して、車両20に対して問合わせを開始する。この問合わせの信号を車載器6が受信すると、車載器6は問合わせ信号の正当性をチェックする。そして、問合せ信号が正当であれば、車載器6は、ICカード16のフラッシュメモリ92に記録されている入口情報、課金情報及び車両情報等を第3のアンテナ12へ返信する。出口車線制御装置52は、第3のアンテナ12で受信した入口情報に基づいて、通行料金を算出するとともに、ホストコンピュータ72の有する情報を参照しつつID番号のネガティブリスト照合を行い、ID番号の正当性を認識することにより、入口情報、並びに出口ゲート番号、通過年月日時分、ゲート車線番号、通行料金、及び通過区間等からなる出口情報を利用履歴として車載器6へ送信する。この利用履歴を車載器6が受信すると、車載器6は、利用履歴が正常に受信完了したことを確認し、出口車線制御装置52へ受信完了を通知するとともに、ICカード16に利用履歴を記録する。なお、非ETC車が出口料金所ゲートを通過する場合には、第4の車両検知器46に検知された後、さらに直進して第2の車両検知器50にて検知されると、路側表示機54の赤信号が点灯し、車両20に対して停止の指示が与えられる。この後、出口料金所ゲートの係員が、非ETC車の運転者より通行券を受取り、係員はこの通行券に磁気記録されている情報を通行券処理機60を用いて読出させる。この読出された情報に基づいて通行料金が算出され、運転者より現金又はプリペイドカード等により支払いが行われる。
ここで、本実施形態の料金収受システムにおいて、例えば車両20が入口料金所ゲートから有料道路へ入り、有料道路の走行中にICカード16が破損してしまった場合の出口料金所ゲートでの特殊な料金収受処理について、図8に示すシーケンス図及び図9に示すフローチャートにより説明する。
車両20が、車両検知器46によって検知され出口料金所ゲートの通信エリア44内に進入すると、出口車線制御装置52により、第3のアンテナ12から車載器6へ向けて、ICカード16のフラッシュメモリ92に記憶された入口情報の返信要求Aが送信される(S1)。なお、車両が車載器6の非搭載車である場合には、運転者の所持している通行券の情報を通行券処理機60により読出し、係員が運転者より通行料金を徴収するといった人為的な料金収受処理が行われる(S3のNO)。一方、本実施形態のように車両20が車載器6の搭載車である場合には、この入口情報の返信要求Aを受信した車載器6により、ICカード16に記憶されている入口情報の読出Bが行われる。
ところが、ICカード16が破損しており、車載器6は、入口情報の読出結果CをICカード16から取得できないので、出口車線制御装置52に対し入口情報の読出異常情報Dを送信する(S3のYES、S7)。なお、ICカード16が破損していないときには、出口車線制御装置52は、ICカード16に記録されている入口情報を取得することができるので、この場合、出口車線制御装置52により無線通信での料金収受が行われる(S9)。ところで、本実施形態において、入口情報の読取異常情報Dを受信した出口車線制御装置52は、車載器入口情報の表示要求Eを車載器6へ送信する(S11)。
これにより、車載器入口情報の表示要求Eを受信した車載器6は、制御部90を通じて、車載器6本体のメモリ80に記録されている入口情報、すなわち入口料金所ゲートで判別された車両20の車種、及び入口料金所番号等を表示部88に表示させる。この際、車載器6の表示部88に表示された車種及び入口料金所番号等を係員が情報入力部70から入力すると(S13)、出口車線制御装置52によって算出された通行料金が、係員表示器68に表示される(S15)。係員が、表示された通行料金を車両20の運転者から直接収受し(S17)、情報入力部70に設けられた料金確定釦等を押下すると、車両直進阻止機56が開き(S19)、車両20は料金所ゲートを発進することが可能となる。
このように、本実施形態の料金収受システムによれば、車載器6に装着されたICカード16に記録されている入口料金所番号等の料金収受情報が、車載器6側から出口ゲート装置4側へ送信されてこない場合には、車載器6本体のメモリ80に記録されている入口料金所番号等を読出し車載器6の表示部88に表示させることができる。したがって、車載器6に装着されたICカード16が故障している場合でも、車載器6の表示部88に表示させた入口料金所番号等に基づいて、車両側から確実に通行料金を収受することが可能となる。
なお、本実施形態の料金収受システムは、入口情報が車載器6側から出口ゲート装置4側へ送信されてこない場合に、車載器6本体のメモリ80に記録されている入口情報を読出し車載器6の表示部88に表示させるものであったが、車載器6本体のメモリ80から読出した入口情報を出口ゲート装置4側へ送信できるように料金収受システムを構成してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図10は、第2の実施形態の料金収受システムを構成する出口ゲート装置を示すブロック図である。
同図に示すように、この実施形態の出口ゲート装置102は、図4に示した第1の実施形態の出口ゲート装置4に、簡易アンテナ装置104及びETC制御部106を加えて構成されている。
この実施形態の出口ゲート装置102は、係員操作により稼働する簡易アンテナ装置104と車両20に搭載された車載器6との間で無線通信を行うとともに、この無線通信により得られた情報を簡易アンテナ装置104と出口車線制御装置52との間でETC制御部106を介して有線通信でのやり取りを可能とし、車載器6に装着されたICカード16の故障、又は出口車線制御装置52によって制御される第3のアンテナ12の故障等の際に効果を発揮するものである。
簡易アンテナ装置104は、図11に示すように、ETC制御部106との間でデータを有線通信でやり取りする伝送制御部108と、係員がキー操作を行い情報を入力するためのキー操作部110と、簡易アンテナ装置104の稼働状況を表示するディスプレイ112と、車載器6との間で無線通信を行う簡易アンテナ114と、簡易アンテナ114による無線通信を制御する無線制御部116と、簡易アンテナ装置104本体に電源を供給する電源部118と、これらETC制御部106、伝送制御部108等を統括して制御するCPU120と、CPU120によって実行されるプログラムを格納するメモリ122とから主に構成されている。
次に、このように構成された出口ゲート装置102により、出口料金所ゲートにおいて車両側から通行料金を収受する場合について図12に示すフローチャートにより説明する。
車両20が、車両検知器46によって検知され出口料金所ゲートの通信エリア44内に進入すると、出口車線制御装置52により、第3のアンテナ12から車載器6へ向けて、ICカード16のフラッシュメモリ92に記憶された入口情報の返信要求が送信される。この後、車載器6から出口車線制御装置52に入口情報が返信されず、通信エラーとなった場合に、出口ブース48内に居る係員により、次のような判断と処理が行われる。
車載器6が車両20に搭載されているか(S31)、車載器6の電源がOFFになっていないか(S33)、車載器6が破損していないか等といったことが(S35)、係員によりチェックされ、車両20に車載器6が搭載されているとともに、車載器6の電源がONになっており、しかも車載器6が破損している形跡等がないと係員が判断した場合には、係員が簡易アンテナ装置104を操作することにより、第3のアンテナ12による無線通信ではなく、簡易アンテナ装置104の有する簡易アンテナ114と車載器6の車載器アンテナ14との間での無線通信が開始される(S37)。
すなわち、係員による簡易アンテナ装置104のキー操作部110からの入力操作により、簡易アンテナ114から車載器6へ向けて、車載器6のメモリ80に記憶された入口情報の返信要求が送信される(S39)。この際、車載器6から入口情報が所定の時間内に返信されず、タイムアウトとなった場合には(S41)、所定のエラー処理が行われるとともに(S43)、予め設定された回数だけ、簡易アンテナ114から車載器6へ向けて、入口情報の返信要求がリトライされる(S45)。所定の時間内に、簡易アンテナ装置114に入口情報が返信されてきた場合には(S47)、簡易アンテナ装置114のディスプレイ112に「読取り完了」が表示される(S49)。
さらに、読取られた入口情報は、簡易アンテナ装置104により、データの正当性のチェックが行われ(S51)、その入口情報が正当であると判断された場合には(S53)、当該入口情報がETC制御部106へ有線で通信される(S55)。この後、簡易アンテナ装置104のCPU120によって、簡易アンテナ装置104と車載器6との間で無線通信が正常に行われたことが確認された場合には(S57)、入口料金所ゲートで判別された車両20の車種及び入口料金所番号等の入口情報がディスプレイ112に表示される。表示された通行料金を、係員が、車両20の運転者から直接収受し、情報入力部70に設けられた料金確定釦等を押下すると、車両直進阻止機56が開き、車両20は料金所ゲートを発進することが可能となる。
このように、本実施形態の料金収受システムによれば、車両20が検知されたとき、車載器6と第3のアンテナ12との間で無線通信が開始され、開始された無線通信が通信異常となった場合に、車載器6との間の無線通信を、第3のアンテナ12を主体とする通信装置から、第3のアンテナ12を主体とする通信装置に対して独立した別系統の簡易アンテナ114を主体とする通信装置へ切替えることができる。したがって、本実施形態の料金収受システムによれば、第3のアンテナ12を主体とする通信装置が故障している場合でも無線通信により車両20側から通行料金を収受することができる。さらに、本実施形態の料金収受システムは、車載器6との間での無線通信を簡易アンテナ114を主体とする通信装置へ切替えて、通信異常が発生するか否かを確認することで、出口ゲート装置102側の通信装置の故障等の原因で通信異常が発生しているか否かを判断できるので、当該出口ゲート装置102側の通信装置が、正常に機能していることを確認するための保守的な機能も備えていることになる。
なお、本実施形態の料金収受システムは、簡易アンテナ装置104が、係員操作によって無線通信を行うものであったが、第3のアンテナ12を主体とする通信装置と車載器6との間での無線通信が通信異常となった場合に、自動的に、車載器6と簡易アンテナ114を主体とする通信装置との間で無線通信を開始するように、料金収受システムを構成してもよい。
2…入口ゲート装置、4,102…出口ゲート装置、6…車載器(OBU)、8…第1のアンテナ、10…第2のアンテナ、12…第3のアンテナ、14…車載器アンテナ、16…ICカード、20…車両、24…入口車線制御装置、30,32,36,46,50,58…車両検知器、52…出口車線制御装置、70…情報入力部、80…車載器のメモリ、84…無線制御部、88…表示部、92…ICカードのフラッシュメモリ、104…簡易アンテナ装置、106…ETC制御部、114…簡易アンテナ、116…簡易アンテナ装置の無線制御部、A…ICカード入口情報の返信要求、B…ICカード入口情報読出、C…ICカード入口情報読出結果、D…ICカード入口情報の読出異常情報、E…車載器入口情報の表示要求。
Claims (4)
- 車両側から料金を収受する料金収受装置と車両に搭載された車載装置との間で料金収受に関する無線通信を行う料金収受システムにおいて、
前記料金収受装置が、
料金収受に関する料金収受情報の返信要求を前記車載装置へ送信する第1の送信手段と、
前記車載装置より前記料金収受情報の読取り異常を示す読取異常情報が返信されてきた場合に、前記料金収受情報の表示要求を前記車載装置へ送信する第2の送信手段と、を具備し、
前記車載装置が、
情報を可視的に表示する表示部と、
前記車載装置本体に設けられ、前記料金収受情報を記憶する記憶部と、
前記料金収受装置から送信されてくる前記料金収受情報の返信要求を受信する受信手段と、
前記受信手段が前記返信要求を受信したとき、前記車載装置本体に対し挿抜自在でありかつ前記記憶部内の前記料金収受情報が記録される記憶媒体から、当該料金収受情報を読取り前記料金収受装置へ返信する読取手段と、
前記読取手段による前記記憶媒体からの前記料金収受情報の読取異常が発生した場合に、前記読取異常情報を前記料金収受装置へ返信する手段と、
前記料金収受装置より前記料金収受情報の表示要求が送信されてきた場合に、前記記憶部が記憶する料金収受情報を読取り前記表示部に表示させる手段と、
を具備することを特徴とする料金収受システム。 - 車両側から料金を収受する料金収受装置と車両に搭載された車載装置との間で料金収受に関する無線通信を行う料金収受システムにおいて、
前記料金収受装置が、
前記車載装置へ料金収受に関する前記料金収受情報の返信要求を送信する送信手段を具備し、
前記車載装置が、
情報を可視的に表示する表示部と、
前記車載装置本体に設けられ、前記料金収受情報を記憶する記憶部と、
前記料金収受装置から送信されてくる前記料金収受情報の返信要求を受信する受信手段と、
前記受信手段が前記返信要求を受信したとき、前記車載装置本体に対し挿抜自在でありかつ前記記憶部内の前記料金収受情報が記録される記憶媒体から、当該料金収受情報を読取る読取手段と、
前記読取手段による前記記憶媒体からの前記料金収受情報の読取異常が発生した場合に、前記記憶部が記憶する前記料金収受情報を読取り前記表示部に表示させる手段と、
を具備することを特徴とする料金収受システム。 - 車両側から料金を収受する料金収受装置との間で、料金収受に関する無線通信を行う、車両に搭載された車載装置において、
情報を可視的に表示する表示部と、
前記車載装置本体に設けられ、料金収受に関する料金収受情報を記憶する記憶部と、
前記料金収受装置から送信されてくる前記料金収受情報の読取要求を受信する受信手段と、
前記受信手段が前記読取要求を受信したとき、前記車載装置本体に対し挿抜自在でありかつ前記記憶部内の前記料金収受情報が記録される記憶媒体から、当該料金収受情報を読取る読取手段と、
前記読取手段による前記記憶媒体からの前記料金収受情報の読取異常が発生した場合に、前記記憶部が記憶する料金収受情報を読取り前記表示部に表示させる手段と、
を具備することを特徴とする車載装置。 - 請求項3記載の車載装置において、
前記読取手段による前記記憶媒体からの前記料金収受情報の読取り異常が発生した場合に、前記記憶部が記憶する前記料金収受情報を読取り前記料金収受装置へ返信する手段をさらに具備することを特徴とする車載装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012003556A (ja) * | 2010-06-17 | 2012-01-05 | Denso Corp | 車両用通信装置 |
JP2018101276A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 三菱重工機械システム株式会社 | 制御装置、課金システム、課金方法、及びプログラム |
JP2021082179A (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | 株式会社東芝 | 料金収受システムおよび料金収受方法 |
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2008
- 2008-11-25 JP JP2008299452A patent/JP2009070403A/ja active Pending
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